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春一番が吹いて、土ほこりが舞ってる晴れた日だった。
生暖かい風の世界から、ひんやりした幼稚園の教室に入ったとき、
緑色のフローリングの床に雛人形が大きな赤い布の雛壇に飾られていました。
1ヶ月休んでたんです。
仲良しにもシカトされて、赤い雛壇をいつまでも見てました。
それ以来挨拶の出来ない子になりました。
幼稚園の先生が家庭訪問の時、なんでいつまでも**ちゃんは挨拶が出来ないのでしょうね?
とやさしく母に言っていました。
僕にはわかっていました。
シカトした友達のせいではなく、春の生暖かい強風と大きな赤い段の上の雛人形のせいなのです。
エリスたんは雛壇の前で畏まって、コート着て寒そうにしてる
PHOTOあったと思うけど、どんな気分だったんだろうか?
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