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塗膜面

 投稿者:AGG  投稿日:2003年 7月10日(木)08時56分8秒
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  ん〜、 両方(日本的なのも、米式も)ひととおり体験してみた感想としては

ラッカー(←便宜上、この言葉使いますね)系文化圏=グンゼ/レベルカラー主体
水性アクリル系文化圏・・・米等
エナメル系文化圏・・・・・英、欧州  漠然とこんな印象を受けてます。統計取った訳では無いので、あくまで欧米誌の作例やコンテスト等の出品作からの印象ですが。

ご承知の通り、水性アクリル(除グンゼ水性)は艶消しキツイですし、ハンブロールも同様。
よって、欧米のモデラーの作品はコンテスト等で見てもかなり艶の無い作品が多くなりますね。

これに対して我が国の多くの飛行機モデラーはラッカー系使ってる方が多いので、極端な艶消し
は多数派では無いですね。 この点は、本邦と欧米の顕著な相違です。

 半艶〜グロスの塗装面では機体表面のモールド、細かな凹凸等にも光の辺り加減でハイライト、シャドーが入りますが、艶消しの塗装面では微細なモールドは見え難くなってしまいます。
 AFV的な影付け、グラデーション、ドライブラシ等のモールドを強調する表現は、これが無ければモールドが潰れて見えない為って部分も勘案する必要があると思います。

 タミヤやハセガワの最近のキットの表面仕上げは、極めて平滑で、きっちりとした筋彫りや控えめな段差表現ですが、平滑かつ光沢を残した塗装面とあいまると、とても繊細に見えます。

 これに対して例えば昔のエアフィックスやイタレリ、レベルのキット等をそのまま艶消しで仕上げると、もっさりとした(dullな)仕上げに見えるでしょ? そこら辺をさしてジュエルの様な(繊細で精密感ある)仕上げという表現を使ってると理解しました。

 また、これとは別に、W・W・IIの実機についても、ドイツ機やイギリス機の多くは艶消し塗装面ですが旧軍機は(こと生きている機体では)光沢のある塗装面が多く見られる事も影響しているのでは無いでしょうか。 多分、一番最初に飛行機に触れるきっかけは、我が国のモデラーの場合は零戦とか紫電改だったでしょうから。 丸とか戦記物等で見るそれらの写真の印象が刷り込みに成っているのでは無いかと思うのですよ。
 欧米人モデラーが作る日本機の作品は、AFV的艶消しの塗装面を多々見るのですけど、同様に彼らの頭の中にはスピットやメッサーが刷り込みに成っているのではないでしょうか。

 それをして、文化的嗜好(cultural preference)と言うなら言えるのかも知れません。

ふと気付いたのですが・・・・Nifでこんな事を書き散らして、トイフェルさんにレスを頂いたりしていたのはもう7年も前の事なんですね。

 水性アクリルとエナメルだけでも、Futureでトップコートして、グロスやサテンフィニッシュの仕上げに出来ますし、ちょっと前のFSMでもモノF-102でグロスフィニッシュの記事が載っていましたので、米人が何でもかんでも一つ覚え的に艶消し塗装にする訳では有りませんけどね。
為念。
 

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