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2015年・夏アニメ御かんそ…8月。(1)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 8月 4日(火)19時13分59秒
返信・引用
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★「ガルパン」関連。
☆11月21日の劇場版「ガルパン」封切りに合わせて、そろそろ初日舞台挨拶の情報が出てき始めました。
 今のトコロ、既に舞台挨拶が決定している劇場は、↓以下の10館とのコトです。
<舞台挨拶 決定劇場:10館>
     (東京)新宿バルト9、シネマサンシャイン池袋、TOHOシネマズ日本橋
     (愛知)109シネマズ名古屋
     (大阪)梅田ブルク7、TOHOシネマズなんば
      (茨城)シネプレックス水戸、MOVIXつくば、シネプレックスつくば、シネマサンシャイン土浦
公開を前に(↑上記劇場以外に)ファンの皆様から「舞台挨拶を実施して欲しい劇場」をアンケート募集します!
https://bvc.bandaivisual.co.jp/enquete/107/1/
上位に選ばれた劇場に、キャストと共に舞台挨拶に伺います!奮ってご投票ください!

☆そして、ココからが重要!!上記↑の劇場以外に、たった今バンビ公式HPで↑上記以外の「挨拶を実施して
 欲しい劇場」を投票形式で募集してます!アナタの地元にあんこうチームを呼びたいヒトは、組織票でも
 何でも使ってアンケート上位に押し上げちゃえばアナタの町にも彼女ら呼べますよ!!!

 実際、「ラブライブ!」ほどの動員人数では無いと見込まれますので、今ホンキになって動けばホントにアナタ
 の町に呼び寄せられる確率はかなり高いだろうと予想されます。
北海道のヒト!九州のヒト!どうですか?
 札幌で!福岡で!彼女らを迎えて「ガルパン」ファンの決起集会を開いてみませんか?実際、彼女らも遠方へ
 の挨拶回り、望んでんじゃないか?と思うんですよねー忙しい井口さんや茅野さんはどうだか知りませんが
 手近な中京・関西圏なら1日3~4劇場ドサ周りのスケジュール組まれちゃうだろうし、でも北海道・九州・四国
 などだったら泊まりになるかも知れないし、そしたら地元の美味しいモノとか食べた~い!と願ってるかも
 知れないし。彼女らをゼヒ地元に呼んで地元名産食べてもらいたい!と思ってるヒトはすぐに集票活動だ!

■投票期間:2015年7月31日(金)17時~2015年8月30日(日)23時59分まで

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☆2015年・夏アニメ御かんそ…8月。(1)

○「てーきゅう」(5期)・5話
5期は、ほのぼのたこ焼きパーティ。ギャグは(オチも含めて)オーソドックスのオーソドックスちゅーか基本の
センでしたが笑えたし、珍しいまりもの可愛い顔なども見れたりしてこーゆーホッとするひと時もイイですね。

そして、3期(再)は初詣。ナターリアで声上げて笑っちまった(^血^)。出来れば(あくまで出来れば)、こーいった
ほのぼのとブラックのカップリング回が観客の好感を呼びそうですね。思い付きのボケ並べてるだけのフリし
て「てーきゅう」は意外と物語性のあるギャグですから、ちゃんとナターリアの呪いが掛かります(ユリに)。でも
ソレに一切言及しないで終わってくのもまた「てーきゅう」(笑)。

○「のんのんびよりりぴーと」・5話
ああ、「のんのん」観ながらのお茶は美味い。お茶うけはお婆ちゃんがよく缶に入れてるブルボンのホワイトロ
リータ辺りがイイでんな。ホントは酒の方が美味いんだろーけど、あたしゃ飲みながら御かんそは書けません。
梅雨が明けました。旭丘分校、プールなんかあったんだ。「水難の相大当たり」なんて「昭和のマンガかよ(^血^;)」
ッてカンジですが、本作は"事件"そのものよりもそんな彼女らを観ながら「炎天下のアスファルトの下ではなく
沢を渡って来た水道水は冷たいだろうなぁ…」とか想像の羽根を伸ばす方がメインのお楽しみなので。でも水着
にはならないのね。まぁソコはやっぱ想像の羽根を伸ばして。ほたるの透けブラとかブラしてないコの空け具合
とか。浮かんだら忘れない内に絵に描く!脳内のイメージを正確に描き出す訓練は飛躍的に画力を伸ばすぞ!

何をするでもない気だるい創立記念日。あてもなくブラブラする内に耕運機や牛とすれ違い。こんな退屈なエピ
ソードが、思いがけずこの村の「空気」を再び観客に印象付けるコトとなります。ああ…。そーいや1話アヴァンも
牛とすれ違うトコから始まったんでした。意外、こんな退屈な話が「田舎の空気感を活写」する重要エピソード
なろうとは。ソコが本作の特異なトコでんな…沢を渡り、野イチゴを摘み、草笛を作り。ああ…そういやガキの頃
千葉の田舎で初めて食べた野イチゴには「ナニこれ美味い!」と驚いたっけなぁ。天国か、ココは…。そういえば
「アルプスの少女ハイジ」でも「指笛を上手く鳴らせるようになる」というだけで30分やっちゃう話がありました
っけ。やっぱ現代深夜の「名作劇場」かも知れません、コレは…。なにをするでもない休日の昼下がりにほろ酔い
加減で観るとシアワセになりそうな、サイコーの環境ビデオ。でも山の天気は目まぐるしく変わります。ひと時
も同じ風景なんて無い。ああ作画の質も高い…。駄菓子屋に避難して口々にギャーギャーワメキ立てる子供らも
潤沢に枚数使って芝居が細かい細かい。一人一人の動きを観るだけで1カットで4度楽しめます。贅沢だなぁ…。

こんな「何でもない」ハナシを気合入れて作るコトによって、コレもまた「本作を代表するエピソードの一つ」
なっちゃう。ホント特異な作品です。その"個性"だけでもタイヘンに貴重。でも、ソレだけで終わっちゃうとサス
ガに印象に残り辛くなるので最後は思いがけないラッキーお好み焼きパーティでシメます。「ハイジ」だったら
遊んだ後のチーズ造り、ッてトコですね。あのチーズも美味そうだったなぁ…。「れんげのてるてるぼうずに泣か
された」という話の際に微笑ましげに小鞠を見つめるほたるなど、「セリフで説明しない」演出も万全です。こん
な何事も無い、空気の美味しい場所だから、フとしたお好み焼きパーティがいっぱいの幸福を運ぶ。駄菓子屋は
持ち出しばかりで全然儲かりませんでしたが、いつぞやのカレーみたいにまたお返しのおかずとかもらうんで
しょう。ココは米さえありゃ生きていける場所。今日も楽しかったね。もっと楽しい夏休みも、もうすぐです。
本作、ゼッタイに子供らに観て欲しい。そして盛り上がったトコロでお好み焼きパーティ(駄菓子屋レシピ)やっ
て欲しい。萌えファンだけが観てるのは勿体無い!ゼッタイ勿体無い!どうやら2期、1期を超えましたかね?
脚本:志茂文彦氏。サスガ。コンテは…1期でもミッチリ4本(5,8,9,11話)演出して下さった黒澤雅之氏でした。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以下、ココに付記。

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以下、ココに付記。

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以下、ココに付記。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以下、ココに付記。

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「ガルパン」の楽しみ方。(4)-2

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 8月 3日(月)18時07分29秒
返信・引用 編集済
  ★「ガルパン」の楽しみ方。(4)-2

4話、新規書下ろし解説記事です。
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↓下の本放映時御かんその最後の方では、既に夢に見るほど本作にドップリとハマッてる(笑)のに、まだ往生際
悪く「BD買いますけど、まだ全巻ではありません」とかイイワケして様子見してたのは…カネが惜しかったか
らとかいうのでは無いです。ジブンはココまで面白いモノを観せられちゃったらゼヒにでも金は払います。ただ
放映当時、気にかけていたコトは「制作リソースがもつかどうか」でした。「低予算の深夜アニメ枠で戦車動きっ
放しなんてムチャをして、予算も人的パワーも足りるとは思えない」という危惧があったからです…ハイ、結果
その"予感"は半分アタリ、半分ハズレでした。予想通りリソースは枯渇し、1クール作で2回もの総集編を出し、
最後には終章放映3ヶ月延期!という事態になりましたが…しかし、その甲斐あって「質がもつか」という危惧の
方は見事にハズシていただけました!!「ガルパン」は終章まで全力で走り抜きました!
だからです、2年半経った今でもこんなに夢中でいられるのは。4話を観て「シリーズ序盤でこんなに頑張っちゃ
って、まさかコレが全編のピークってコトは無いだろうな?」とか不安になってるアナタ。大丈夫です!!
本作は最後まで我々をアッと言わせてくれます!生命かけて保証します

この4話を観て「大丈夫か!?こんな質が、ホントに最終話まで維持出来るのか!?!」と不安に襲われた向きは
優れた鑑賞センスをお持ちなんでしょう。そう、大抵の作品はこんなムチャやったら大方シリーズ中途辺りで
破綻しますよね。アナタはそんなモノを多数観て来た経験がありますね?フツーなら深夜アニメでこんなハデ
なアクションをシリーズ通して維持出来るのは奇跡としか思えません。「ガルパン」は、その奇跡を起こしました。
ちなみに放映当時のアタシは、次週の5話で「BD買う、全巻買う、絶対買うッ!!!」…と宣言するコトになります。
さて、しかし導入部クライマックスの4話を経て、本作にのめり込みつつある方もおられるでしょうから…ココ
で少々、本作に対する冷静な評価も書き添えておこうと思います。本掲示板はご覧の通り「ガルパン」一辺倒です
が、実はジブンは(本掲示板での最高評価基準である)『名作』とまで評したことはありません。「死ぬほど好き
大傑作」という表現に留めてます。「ガルパン」の良さは「物語性」ではありません。シャレの効いた
『活劇』です。アクションモノですコレ
"無邪気"なんですよ。しかし確実に、成長のための
「困難」「迷い」「決断」「挑戦」
は設えられてます。ソレらの要素が、ハデな戦車戦の間に断片的に語られていきます。
文芸作なんかじゃないです。テーマはガッチリありますが、イイ意味でのオーソドックス、気合のこもった剛速球
です。されど、語りが断片的で、キャラの感情や物語は「暗喩される」範囲で進行しますので、親鳥が口に餌を突っ
込んでくれるのを待ってる雛鳥のように受け身の姿勢でいると置いていかれるかも知れません。ゼヒ、提示され
た"断片"を繋ぎ合わせ(セリフで語られているモノとは限りません)、積極的に想像の触覚を伸ばして、その意味
するトコロを汲み取ってみて下さい。「ガルパン」が「"物語"で見せる作品ではない」とするなら、では何
なのか?
その根本の精神は『マンガ』です。突拍子も無い着想に目を見張り、ワクワクハラハラし、勝てるのか
負けるのかなとキャラの身を按じ、痛快な戦車戦に手に汗握り、好みのコにベタ惚れする。ああオレも大洗
(学園
艦)に行きたい!と願い、常磐線に乗って大洗に行っちゃう(笑)
「ラピュタ」を撮られた頃の宮崎監督のスピリッツにも近いかも知れません。
だからこそ観た後に、青空を仰ぎ見るような爽快な気分になれる。
身体が"健康"になった気さえする

子供の頃の憧れやワクワクを思い出し、戦車プラモとか作り始めちゃう
(笑)
  ━━━ 「ああ、ああ、そうだった。こういうキモチだった」 ━━━

子供の頃、胸躍らせた大作戦争映画が描いていたモノは何だったか。ソレは単に「凄惨な殺し合い」というだけの
モノでは無かったはずだ。何か他の、もっと別のワクワクする『素晴らしいもの』があったはずだ。自分は、それ
らの「何」に惹かれていたんだろう?…今となっては、思い出せない。迷っていました。モヤモヤしていました。
それをハッキリと描き出してくれたのが本作です。「人の死なない"戦争"」=戦車道という、
奇天烈な発想
によって。今、ハッキリと「あの頃の戦争映画は"楽しかった"んだ!!」と知る事が出来ました。
それが嬉しいんです。凄いプレゼントをもらった気がするんです。

「冒険」ですかね…。視聴者の卑近な欲望を満たす即興的な充足じゃない、もっとこう…胸踊り、胸を張り、美味い
空気を深呼吸し、そして自分も何かを始めたくなるような…。ああ…。今も耳の奥で、遠く「01-戦車道行進曲!パン
ツァーフォー!」
が鳴り響いてます…。ああ、オレもあの"行進"に加わりたい。「戦争」じゃない。人殺しに行くんじゃ
ない。なにかもっと別の、素晴らしい、胸がワクワクするようなコトのために行くんだ───
「人が傷付きも、死にもしない戦争」。本当にそんなモノがあったら、なんと素晴らしいコトでしょうね。実際には
ありません。でも、"アニメ"はそんなモノも見せてくれます。この「人が死なない戦争」シリーズ、「ガルパン」以外
にも、もっと続けてもイイかも知れません。空戦道とか。潜水艦戦道とか。ああ…。夢が膨らむ…。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さて、ではシーンごとの細かい解説です。
ちなみに、この時代(戦車道大会参加車輌は規約により「二次大戦時の物に限る」と定められています)の戦車の
「走りながらの射撃」
(行進間射撃といいます)は、まず当たりません。グロリアーナは当たりもしない行進間射
撃をバカスカ撃ちますが、コレはむしろ"史実に則った"描写なんだそうです。大航海時代に七つの海を征した
英国軍は伝統的に戦車隊も"艦隊"と考えるそうで、そのため綺麗な隊列を組み行進しつつドカドカ撃って威圧
する考え方なんだそうで。で、そんな英国戦車の特徴は、「とにかく硬い!!とにかく遅い!!」だそうです(笑)。

独軍が電撃戦を展開した後に開発が始まったような、我々のイメージする「活発に動き回り、息詰まる砲撃戦を
展開する戦車」ではなく、あくまで随伴歩兵を護り、トーチカなどを破壊する「移動防壁」としての役割で作られ
たモノなんだそうで。しかしそんなスペックにこだわっていては面白くならない。本作はそんなトコロを判って
いて捨てます。
チャーチルが快速で走り回り、大戦中は「鉄牛」をアザナされたほど鈍重だった八九式も韋駄天の
如く駆け回ります。ナゼなら、その方が面白いから。知りもしない者が知ったかぶりで描いちゃうナンチャッテ
作とは根本的に違う。「判っていて捨てる」。コレが"本道のエンタティメント"です専門的ミリ描写を前面に
立てられても、一般客には理解出来ない。むしろⅣ号やクルセイダーが派手に火花散らしギャギャーッとスピン
ターンした方が「なんだこりゃ!?面白そう!!」となる。
ミリ派がヨロコぶ専門描写などは、その上で「知ってる
ヒトだけ判ってね!」と添える程度でイイ
。ソレが最高のバランス。"娯楽作"としての黄金配分です。
本作はコレまでお伝えして来た通り偏執的なミリ描写の緻密さを誇りますが、かといって戦車戦の実際を正確
にシミュレートするドキュメンタリ映画と言うワケでもありません。己の設えた"設定"に隷属しちゃう作品
なんか愚の骨頂。「観客を楽しませるコト」が全てに優先します。
アニメ栄えしない遠距離砲撃戦よりもぶつか
るような近接戦闘が優先されますし、必要な場合は(二次大戦中の)実車のスペックナドも無視して演出主導で
誇張します。女子高生が「ウチの履帯は重いんだぞーッ!」とか言いながらヤークトパンターの履帯修理をし、KV
-2の装填をやっちゃう(笑)。だからこそ底抜けに明るく、汗を流した後に青空を仰
ぎ見るような爽快さを感じさせてくれる痛快娯楽作となれたんでしょう

まぁ、「戦車がこんなに軽快に走るのは自動車部のおかげ」なんていう補助設定もありますしね
(^血^)。
─自動車部については、そのうち出て来ますから観てて下さい(既にオープニングには出ています)。最初はごく
さりげなく、そしていつの間にか作中での重みを増してゆきます。

ところで「英国軍は戦車の中でも紅茶を飲む」って噂、どうやらバカ話でもないみたい?です。今でもチャレンジ
ャー2とかには車内に湯沸しポットが常設されてるとか。何の用途に使うモノか…と考えると「紅茶を飲むため」
としか思えませんわな(^血^;)。「ガルパン」からは、そんな話題も広がります。他にもいわゆる「英国面」とウワサ
される英国軍のおかしなトコ、イロイロあるみたい…いや、コレは英国に限りませんか。各国それぞれユカイな
お国柄を持ってます。特にイタリア(笑)!そんな各お国柄を代表するライバルの登場も楽しみにされて下さい。

何度観ても泣きながら敵前逃亡(笑)する1年生隊の↑みっともない姿(笑)は微笑ましく笑えますが、よく見ると
車長の澤梓ちゃんは、一歩遅れながら「あ、逃げちゃダメだってば~!」と一応止めながらも、結局一緒になって
逃げてたりして細かい(^血^)!このコたち、イイですよ~。「ウサギさんチーム(1年生隊)こそあんこうチームに
続く、本作第2の主役チームかも知れない」とか、ファンの間では言われてます。ピンクのウサギ小屋(M3リー)に
みっしりとつまった、仔ウサギ6人姉妹。イイですよね~。ちなみにこの、まだ発展途上の米軍戦車・M3はそのバカ
デカく不恰好な図体に、7人もの乗員を乗せ「7人兄弟の棺桶」と呼ばれてたそーです(笑)。固定砲の主砲と回転砲
塔の副砲・2門もあって。なんでそんな構造になったのかとゆーと、当時の米国の開発力ではデカい砲を積んだ
回転砲塔が作れなかったからなんだって。米国戦車が本格始動するのは、この後に開発されたM4シャーマンから
です。次回出て来ます。

まぁ、1~3話をつぶさに見て来た方には、今更言う必要もないコトだろうと思いますが…いよいよこの4話から、
本作の"シャレ"と"ジョーダン基調"が牙を剥きます
(笑)ので、繰り返し繰り返しお伝えしときます。3話解説で
(正常なセンスを持つ観客なら、誰もが理解出来ると思いますが…)と前置きしながらも本作の基調はあくまで
"シャレ"と"ノリ"ですと書きました。「我々の社会よりいくぶん乱暴
(笑)で、オオザッパで
元気
な世界だと思って下さい」とも書きました。
1~3話までの過程は、ソレを観客に周知させるためにあり
ます。ちゃんと1~3話は観ておられますね?その上で、本作は水島努監督作品であるコトをお忘れなく。

砲弾が交錯する市街戦の射線上にも、けっこ見物人がいます。一見、みんな危険を知らないでボケラ~と観てん
のかとも思えますが、大承知の上でしょうコレ。戦車が突っ込んだ旅館(肴屋旅館。実在します)のご主人なんか
「運が付く!!」と大喜び。きっと路上の見物人も、至近弾が着弾するとキャッキャ言いながら逃げるんでしょう

(笑)。危険に臆するなど大洗っ子の名折れ、こんな面白いコト見逃せるか!!…という世界観
昔の江戸っ子とかにも近いかも知れませんね(^血^)。「戦車でやるだんじり祭です」と説明すれば、大抵のヒト
は判ってくれるモノと思いますが。アナタは、"シャレ"が通じる方ですよね(笑)?

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
8/3、22:00、付記。
しッかし…さァて、コレで4話が放映されましたから、大洗を訪れた御新規さんは、今からあの町並みを見て
身体が震える思いを出来るんでしょうなぁ羨ましい。あの感動を、コレから新鮮なキモチで味わえるなんて…。
4話大洗市街が、いかに正確に作中に再現されていたかは【ガルパン 大洗聖地巡礼】【大洗に行ってみた】
などの語句で検索すればレポートでも動画でもゾロゾロ出て来ますんで観て下さい。
本編映像と実景の対比を
やってるページや動画が判り易いと思います。ホントもォスゲえ再現度ですよ。一種ココも偏執的なくらい(笑)。
このテの「ご当地モノ」アクションムービーなどでは、ロサンゼルス市のド真ん中で噴火が起きる「ボルケーノ」
なんて映画もそうでした。アレは東京で例えるなら「NHK辺りで噴火が起き、道玄坂を滑り降りて来る溶岩流を、
いかにハチ公前で食い止めるか」…そんな"ご当地映画"でした。「ガルパン」は、ソレと同じコトをやっています。
だから4話にのめり込み、目に焼き付けてから「現地」を訪れると…もうクラクラします!!堪んねえッスよ!!Ⅳ号
がドリフトターンでチャーチルの側面に回り込もうとした、その"現場"が実際に目の前にあるんですぜ!!?!?
ただし訪れただけで「あーッ!ココか!」とすぐ判る位に目に焼き付けてから行って下さい。特徴のある肴屋本店
さんや福本楼さんはイイですが、最終決着地点の若見屋交差点は全く変哲の無いフツーの交差点なので油断し
てると見落とすかも知れません。アタシは初回、携帯プレーヤに動画を落としてから行きました。大洗駅案内所
に、詳しい聖地巡礼マップがあります。夢中になって興奮して、車の通行の妨げにならないようにしてね!
他にも商店街の店先には「ガルパン」キャラPOPが出迎えてくれます。みつだんご屋には華さん、飴屋さんには
優花里、蕎麦屋にはそど子…。「みほはドコだ!」「会長はドコだ!」と探すのもイイですね(コレも、駅案内所にMAP
があったと思います)。みほと会長ン家は、少し遠いかもね(笑)。でもももがーのトコの串カツは必食だよ!

それにしてもマジ何度観ても見応えありますねえ4話大洗市街戦。アタシ本放映当時「あッ」と大声で叫んでまし
たよ(^四^)。他に近年、アニメを観ていてコレほどの大声を上げたのは「まど☆マギ」3話くらいでしょうか(笑)。
生徒会38(t)が桃ちゃんの毎度の誤射(笑)で袋叩きに遭った際、その一瞬の隙を突いて起死回生の逆襲に転じる
みほの的確な判断力。BD"おッコメ"によると、ココで聖グロ側は手痛いミスを犯したそうです。敵(大洗側)車輌
がまだ複数いるのに、全車輌が突然現れた38(t)に砲塔を指向させてしまった。ソレだけビックリしたんでしょ
うけどね(訓練されてるとはいっても女子高生のやるコトですから…)。そこでⅣ号もダッシュして、相手側が
コチラに砲門を指向させる前に1輌撃破出来た。しかもその撃破した1輌を敵部隊進攻を食い止める即興の
バリケード
としても使う、という天才的判断!!…ココいらの描写に関しては、ネット上に詳しい解説動画
とかが上がってますので観て下さい。ジブンがこの話題が出た時に↓いつも名を挙げるのは、以下の動画です。
【某黒騎士中隊の中隊長による大洗市街戦講評/ガールズ&パンツァー】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19423538
そしてまたその直後に見せる、マチルダ立て続けの2輌撃破!相手が自分たちのコトを「格下だ」と思っている
からこそ、不意を突かれてカッとなった際に現れる一瞬の隙。ソコを叩く。「1車輌目撃破の後、わざと側面を
晒して高速通過」→「相手はまた脇道に逃げ込むつもりか!と追いかけて飛び出して来る」→「実はまだソコに
いた!」というフェイントプレイを一瞬の数秒で見せる。この『1カットの重さ』。世界最高峰のワー
ルドカップでのゴールポスト際の鬩ぎ合いのような刹那の決着を何の説明も無く一瞬で
見せる演出
。ああ…。こんな映像の持つ圧倒的説得力が、深夜アニメ枠で観られる日が来よ
うとは…。最近、「言葉で説明しちゃう厨房向け娯楽アニメ」が多過ぎました。こーゆーのが本来の、大人も魅了
される「映画の魅力」なんです。「一瞬の映像に全てが収斂される」リアルタイムの衝撃。そーゆー過去の
傑作映画、観たコト御座います?

ところで↑前出の通り、この英国戦車…チャーチルやマチルダの特徴はとにかく硬いコトです。優花里も(1話
冒頭とこの4話、2回も重ねて)「コチラの徹甲弾だと(アチラの)正面装甲は抜けません」と明言していますね。
で、「こんな硬いチャーチルの装甲を火力の弱い短砲身Ⅳ号でどうやって抜くのか」という問題が出て来ます。
3話解説の段階から触れていた、みほが最後に傷付いたチャーチルの砲塔側面に、もう一発当てて撃破しようと
狙う際に使用した(とされる)特殊砲弾の件ですが、書いていた「BD付録の"おっコメ"(おっさんコメンタリ)を
聴いて下さい」という情報は…アタシの記憶違いでした済いません。"おっコメ"を聞き直してもその件に関する
コメントはありませんでした。どこかの生放送か、イベントで聞いた情報だったみたいです。でも確かです
その座談会で、杉山P始めパネラーの方たちは「(徹甲弾では)着弾後に砲塔周りに火が燃えている絵にはならな
い」と明言されておりました。コレは徹甲弾でも榴弾でもない、二次大戦当時に開発されていたおッそろしい新
兵器・粘着榴弾とか成形炸薬弾(HEAT弾)とか、そんな類いのモノだとのコトで…聞けば、前者は標的装甲に命中・
貼り付くと同時に爆発し、装甲に衝撃を与えて戦車内部に剥離破片を飛び散らせるもの。後者は最近の戦場では
主流となった、いわゆるモンロー・ノイマン効果により高温高圧のジェット噴流が装甲を溶解貫通するもの。共
に二次大戦後期には開発され使用されていたそうな。やはり戦争ってのは、とんでもないモノを生み出すんです
なぁ。恐ろしや恐ろしや。とにかく、戦車道でもソレら特殊砲弾の使用は非常に限られた弾数ではあるモノの認
められてはいるみたい(?)ですが…詳しくは判りません。この対聖グロリアーナ戦は公式ではない練習試合だ
から使用出来ただけで、公式試合では認められないのかも知れません。戦車道大会規約には「使用砲弾は戦車道
連盟の認可した弾薬に限る」とあるだけですので…。まぁ、ともあれ、この時みほの使ったタマはそのよーなモン
なんだそーで。Ⅳ号短砲身の貫通力ではチャーチルの装甲は分厚過ぎて抜けないから、Ⅳ号へのハンデとして
与えられた後付け設定でしょうね、きっと。ムロン、そんな凶悪なモノ使っても戦車内部は謎カーボンで保護さ
れてるので安全ですよ(笑)(^血^;)。この、水島監督らしい、ちょっとブラックなノリもイイんですよね~(笑)!

さて、お待ちかね、あんこう音頭です(^血^)。こーゆー変態ダンスの振り付けは水島監督の十八番!思えばイカ
ちゃん2期3話の「レディオ体操」の歌詞(?)にも笑ったし、「アザゼルさん」での変人48面相の登場ダンス振り付け
にもひっくり返って大笑いしましたっけ。まさに嫁入り前の乙女にとって「生き恥」というコトバ以外に形容の
しようが無いほどの奇怪な踊り(笑)!のっけから右、左向いて「さぁさ皆さん寄っといで!」と片手で見物人を
招く(?)ような仕草もハズカシけりゃ、その後ヌル~ッと両手を胸の前で交差させる動きもキモチ悪いぞ(笑)!
ムロン振り付けは水島監督、「あんこう音頭」作詞:吉田玲子、作曲:水島努それぞれ御本人。つまり本作ヘッド
スタッフによる渾身の力作、ソレがこの"あんこう音頭"です(笑)。で…ココから先は再び「ガルパン」初心者の方
にビッグニュース。この"あんこう音頭"、大洗で実際に踊られました。ソレも渕上舞さん
を招いて盛大に(笑)。サスガに水島監督の振り付けをそのまま実行すると体操選手でもない限り靭帯断裂する…
アニメキャラでなきゃ出来ない高速振り付けなので、実際に人間が踊る際には盆踊り用にソフトに単純化された
振り付けが使われましたが、ソレでも大洗では踊られましたよ(笑)。↓当時のTVニュースより。

渕上さんが来られたといっても、コレは単なる「町内会の盆踊り」ですので、参加人数は3千人程度ですね。コレが
大洗最大の祭り・あんこう祭ともなると10万人規模となります。震災後、来訪者数は6万人程度にまで落ち込んで
いたのが「ガルパン」効果でか(笑)10万人に膨れ上がったんだそうで。スゴい賑わいですよ。今年はアナタもゼヒ!
他にも商店街の金網屋さんが思い立って軽トラ改造2/3サイズⅣ号戦車や1/1CV33作っちゃうとか(あんこう祭
などで大人気の展示物です。動画検索すれば実物がどんなモノか見れます)、大洗のシンボル・マリンタワー展望
室(地上50m)もガルパン喫茶にしちゃうとか、祭りの日にはあんこう花火も打ち上げガルパン関連のみやげ物
もモハヤ数え切れないほどだとか、ホントにトンデモネーノリのイイ商工会さんです
まさに「ガルパン」ファンにとって夢の桃源郷となりました。ソレもコレも、この4話があったからこそ、ですね~。

ムロン、主人公・みほの成長ドラマとしての物語側面も抜かりなくシコマレたこの4話。ソレがBパートの「華さん
家元を勘当!?」の下りですが…ソレにしても、戦車激闘をやった直後に、こんな家庭でのイザコザとしっとりと
した成長劇を入れ込もうなんて思わないよ、ちゅーか出来ませんよ、フツーの構成作家&演出は…。どっかしら
尺一杯一杯でアップアップした感触が出ちゃうと思います。ホント、"マジック"ですよ、このコンテの妙技は…。

そして…いよいよ全国大会です。トンデモネー早さで展開する作品です。だから全編隅々まで戦車戦という甘い
アンコがギッチリ。みんなで出かけた第63回全国戦車道大会組み合わせ抽選会場、みほが引き当てた初戦の相手
は…戦車道四強校の一つ、サンダースでした!相手側サンダース隊は「弱小校と当たった!緒戦はもらった!」と
早くも勝ち鬨上げてます。さぁみほたちは、この強豪校相手にどう戦うというのでしょうか…。「全国大会という
わりには、参加校少なくない?」という疑問をお持ちの方もいるでしょう。戦車道は、やたらカネがかかるんです。
だから作中でマトモに戦車道をやっていられるガッコは、それぞれ諸外国が日本国内に創立したパトロン国を
持つ裕福校が多く、それらのお国は出資や兵器の供与で戦車道を支援している…という設定です(これから出て
来るライバル校の選手たちはみーんな外国人に見えますが、キョクタンにそれぞれのガッコのお国柄に馴染ん
だ、あくまで日本人という設定です)。だからパトロン国を持たない大洗女子は、埋蔵戦車を掘り出すしかなかっ
た。パトロン国がビンボなアンツィオ高校(イタリア)なんか、そりゃもうナミダぐましいくらいで(笑)(OVA参照)。
ちなみに、最後に出て来た対戦組み合わせ表。本シリーズで大洗女子が対戦するのは米国が出資国のサンダース、
イタリアのアンツィオ(OVA)、ソ連のプラウダ、そしてドイツの黒森峰だけですが(英国の聖グロリアーナとは、
今大会では当たりません)…他にもヘンな名前のガッコ(笑)の名が多数目に入ると思います。'15年夏現在、この
第63回大会(アニメシリーズ)では我々の目に入らなかった多くの学校が、続編やらスピンオフやらでその詳細を語られ
始めてます。まだまだ拡がる「ガルパン」世界(^四^)。現在連載中の外伝漫画ではマジノ女学院(占領下フランス)
が主役を務めてますし、劇場版では、いよいよ日本がモデルの知波単学園がお目見え!他にも、「ガルパン」本編
内でも「強豪校だ」とその名は語られるモノの(OVA「アンツィオ戦」で、みほがわざわざセリフで口にしてます)、
未だに詳しくは判らない継続高校(フィンランド)など、その正体が明かされる時が楽しみなガッコがいっぱい!
OVAアンツィオ戦がリリースされた時にもファン全員が「こんなオモシロい連中だとは思わなかった!」と、その
一ヒネリ加えられた学校の特色・キャラ付けに驚きましたし、とにかく楽しみは尽きません!兵器やお国柄ネタ
だけでなく、キャラたちもコトゴトくオモシロいんですよね、「ガルパン」って…。
ムロン、今回戦ったダージリン&オレンジペコのような聖グロリアーナ組もまだまだ出て来ますよ。彼女らが、
この第63回全国戦車道大会でどんな成績を収めるかについては…先をご覧下さい。そうやって本作にのめり込
み出すと大洗女子だけでなくライバル校の戦績、その戦いぶりなども凄く気になって来るコトでしょう。そんな
時には関連書籍をどうぞ。特にバンダイ直販の"月刊戦車道"が、鈴木貴昭氏書下ろしの連載小説で聖グロリアー
ナの今大会での軌跡を綿密に追っていました。

そして…!聞こえて来るオタマジャクシはカエルの子♪…じゃない新宿西口ヨドバシカメラ♪…でもない
"パブリック賛歌"!でた~ッ!地を埋め尽くすかのごときM4シャーマン軍団ッ!
次から次だよ!!矢継ぎ早だよ息つく暇も無いよ「ガールズ&パンツァー」!


―「ガルパンの楽しみ方」(4) 了-
 

★「ガルパン」の楽しみ方。(4)-1

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 8月 2日(日)18時31分20秒
返信・引用
  ★さて[新番組]「ガールズ&パンツァー」第4話です!!!
思えば、この4話から全てが始まりました。本放送当時も、本作の価値を予見出来なかったアンテナのニブい層が
1~3話まで各SNSを荒らしていたのですが、ソレが急激に鎮まってゆきました。ミリオタ諸氏も「コレは尋常な
深夜アニメじゃない」と確信したようで、噂はグングン広まってゆきました。イイですね…。「ステマ攻勢で予め
設えられた餌場に、ただ騒ぎたいだけの層がタカッて始まるバカ騒ぎ」でない、内容を観たファン同士の「おい、
面白いぞ!」という口コミで始まる健康なムーブメント。
「ガルパン」の熱狂が設えられたステマなどではない
コトは、本放映当時に、多くの浮遊層が看過した(数少ないネット局で実際に作品を観た者しか騒げなかった)
経緯から明らかでしょう。ファンが「イイ!!」と思って熱く語り合うコトで広がってゆく波紋。健康的ですよ。
実に健康的な、「本来の作品とファンダムのあるべきカタチ」ですよ…。

今回も、本放映当時御かんそのコピペだけでなく、その後の補遺感想や軽い二次ネタなどもピックアップして
ゆきます。当時の新鮮な興奮を思い出すために。ジブンがどう本作にハマり熱狂して行ったか浮き彫りにする
ために(笑)。 ─さて、では今週も↓2012年秋の本放映当時にダイブ。
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今週のアニメ御かんそ。10/29~ (1) 投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月28日(日)12時26分43秒

☆今日から月曜をムリヤリ夜型にシフトしました。「モーレツ宇宙海賊」と同じく
 「ガールズ&パンツァー」、リアルタイム生視聴します!!!

しかしこうなると、いよいよ↓先週分御かんそRESコーナーで書いたような、あんこうチームねんどろいど
セットの登場に期待がかかりますね!コマンダーハッチのみほだけじゃ寂しい、全ハッチから5人が顔出し
てる情景のセットが欲しい
し、もしヒットしたなら更に「みんなで楽しく野営セット」に続いて「野営セット
2・覗かないで!テントの中セット」とか「遠足は楽しいね!行軍セット」とか全員姉さん被りに割烹着、モッ
プ雑巾持ちでⅣ号を磨いてる「いつもありがとねⅣ号!整備セット」とかバズーカ砲持ってよろけたり転んで
泣いたりしてる「突撃セット」とか、ねんどろいどのバージョンにも夢が拡がります。でもソレには何はとも
あれヒットしてもらわにゃ。ヒットして!!!(祈願)とか何とか書いてる間に…
放映時間キタ━━(゚∀゚)━━!!「モーパイ」も「ガルパン」も、自分トコの局が最速放映で有難い有難い有難い。
リアルタイム視聴するほどのめり込んだ作品が自分トコだけ遅かったりすると居ても立ってもいられなくな
りますもんなぁ…。さてコーヒー淹れて、お茶菓子用意して…。

○「ガールズ&パンツァー」・4話「隊長、がんばります!」
OP歌い出しとサビんトコで既にジワッとなってるジブン(^へ^;)。好きになった作品って、こーですよね。
いよいよ試合開始!全車発進と同時に発せられる、みほの作戦再確認に各車チーム各員が一斉に応えます。
この全員の期待と信頼を一人で背負っている…のっけから隊長としての"責任"が(セリフで"説明"しちゃう
んじゃなく自然に、実感を伴って)描かれます。真摯な作品ですね。この描写で苦戦の先行きが見えたよう
な気もしますが(^血^;)。ううッどうなるんだろう。この「どうなるんだろう」という感覚を味あわせてくれる
作品が、他にありますか!?ありますか!!?(落ち着け落ち着け、どうどうどう>(^o^;))「モーパイ」以来ですよ!

相手側聖グロ学園隊も、一斉にエンジンに火を入れる!前進!と、ココで1話アヴァンへ繋げるワケッスね。
1話では画面外OFFゼリフだった「ソコは戦術と腕かな…」「はいッ!」というみほと優花里の掛け合いが、共に
どんな顔して言っていたのか描かれるのがウレシい。↑みほの表情は、実際観てみると1話アヴァンで受け
た印象よりも自信無さげ?にも見えます。ソレに応えて満面の笑みで返す優花里。この笑顔。西住流に寄せ
る絶対の信頼と憧れ。この笑顔を背負って戦う事になるのだ…"隊長"という役職の責任・重みが観客にソレと
意識させずに伝わります。コレが映像作品!で、ご期待通り1話アヴァンの再描写をしながらも、なぜ華が
初弾をハズシたのかの詳細にも触れられて。「実際に動く戦車に精密照準をしたコトが無かったから」なんで
すね?こーゆーのは実戦で弾を食らいながらでなきゃ覚えない。なんだか生徒会長の目論見も見えた?気が
します。この試合、もしかして最初から"負け"が想定されたカード!?…で、そんな絶対有利な聖グロ側、
紅茶を一滴もこぼさず追撃!着弾!飛び散る岩塊!こりゃ沙織が心配するまでもなくアブナいわ~(^血^;)。
しかし初見で「ナニ?!このコたち殺し合ってるの!?」と戸惑う観客にも、軽く説明は入れて。直撃を食らって
も車内は安全。コマンダーのコは相当の経験がある。着実ですねぇ。一方、待機中にやってた遊びを中断さ
せられて不満げなヒヨコどもの様子なども描いて、彼女らがまだゼンゼン物見遊山気分である事にも触れて
おきます。あ~こりゃ負けるわ(^o^;)。
案の定みほの"こそこそ作戦"は血気にはやった生徒会書記・桃の誤射で失敗!まぁ、それで無くとも↓稜線
の上に居るスゲー目立つ車体群はバレバレですけど(笑)。聖グロ側は悠然と散開、台地を包囲・挟撃!

初めて経験する集中砲火に一同混乱!我を失ったり、動揺して泣き出したり。あろうコトか1年生隊などは
愛車を捨てて逃げ出しちゃいます(^血^;)!ココは3話の「逃げよ逃げよ~(ピキュ♪)」をもう一度やって、崖に
ぶつかって動けなくなったトコロを間髪入れずボコボコ、など天丼ギャグとしても完成して欲しかったかも
知れませんかね?…そんな中でも動揺してる隊列の中で生徒会隊はちゃんと後退してる(我を失ってるのは
砲撃手だけ(笑))でキャタピラがハズレて脱落…など、基本的なトコは押さえていただけてますが、総じて
ココのシーンは1~3話と違って少々コンテが説明的?別のヒトかな?水島監督コンテなら、楽しい中にも集
中砲撃を喰らう"恐怖"なども織り交ぜて「あァこりゃコワいわ(^血^;)。1年生組が泣き出すのもムリは無い」
などという"説得力"まで出して下さったんじゃないかなぁ?…とかゼータクなコト考えながら観てました、
ココまでは!!しかしココからが本番でした!!みほの発令で生き残ったバレー部、
歴女隊、Ⅳ号が隊列を組みなおし後退。うわァ街中入るか!!「もっとこそこそ作戦」ッて
市街戦の事か!!こう来たか(^四^;)!!
確かに少ない火力・圧倒的不利な状況ではゲリ
ラ戦に持ち込むしか無い。あの物量に物言わすアメさんでもベトナム・アフガニスタン・イラクとゲリラ戦法
には大苦戦してんだから。(しッかし学習しませんなアメさんも(^ー^;))。しかしサスガ。ショウとして、
見事に観客を納得させるギミックを用意して下さいます!
「戦車による市街地砲撃戦」とは特撮映画
制作スタッフがやりたくてやりたくて"怪獣"という仮想敵を繰り出してまで挑んできたコト。アニメならいつ
だってやれるのに、どうしてコレまでやる人がいなかったんでしょ。…あまりにも濫造されたロボットモノが
原因の一つですね。いつの間にか「ロボットが市街地で戦う"絵"」が当たり前の手垢まみれになってしまった。
本来、「前線が市街まで入り込んで来る」という状況は大変な異常事態のハズ。その"異常"を描けるヒトが
冨野監督くらいしかいなかった(余談ですが、アタシが「ラグ輪」や「AGE」の1話を観て「こうじゃない!」とワメ
イたのはこの辺りが主な理由です)。本作は、その"異常さ"をキッチリ描いてくれます。「ジョーダン
世界です、コレは"試合"です"お祭り"です」という特殊設定によってあくまで深刻にせずに!!
うわァ面白い!!薬屋店頭の幟に紛れて三突が、立体駐車場に八九式が潜んでる作戦には
大洗いや大笑い(*^四^*)!しかし息つく間も与えず、幟が丸見えなのにも気付かずに進攻した
三突は塀ごと串刺し直撃、白旗!八九式の貧弱な火力ではマチルダの重装甲には通じず
(ちゃん
と装甲の薄いエンジンルームを狙ってましたけど)袋のネズミ、被弾沈黙!!

一輌切りになっちゃったⅣ号、追撃を受けます!!ここでさらに畳み込むように1話アヴァン
に続く本作CG作画陣の桧舞台!↑この入り組んだ大洗市街地の3D背景モデル、GoogleEarth
かなんかを参考に実景と同じに作り込んでるでしょ!!この御かんそ書きが終わったら早速
GoogleEarthで大洗を散歩して"バーチャル聖地巡礼"を楽しんでみよう!!
多分、大洗マリン
タワーからそんな離れてないトコだと思います。こういった入り組んだ街路は、海の近くの港町に多い
ですし。しかし…もしコレがホントに大洗町の実景通りに作るなんて手の込んだ事をなさってるんなら
実に羨ましいぞ大洗町民!ジブンが暮らしてる町に戦車が走って戦闘してる様子を拝めるなんて!
「わー!オレが良く行く定食屋がコナゴナ!メシ食ってたりしてないだろうなオレ!大丈夫かバラバラに
なってないかオレ!」とか言って背筋がウズウズするキミョーな興奮が味わえる事でしょうよ!(ちょっと
思い出話。遥か大昔、旧日劇が取り壊されマリオンに建て替えられる直前、記念上映された初代「ゴジラ」
で画面の中の日劇が炎上する場面では日劇場内にいた観客全員が大拍手(笑)でした(^血^)!)…で、善戦
虚しく行き止まりに追い込まれるⅣ号!
絶体絶命!と、そこへ救援の騎兵隊のように駆け込んでくる生徒会隊!救いの一撃、喰らえ至近距離砲撃!

見事ハズレ!!ボコボコにされてる(笑)!その隙を突いて一発カマシながら脇道へ離脱するⅣ号!この辺
からのみほの表情に注目して下さい。すっかり面構えが変わり、目が据わって来てます(笑)。西住の血か…。
そして追い込んで来る敵チームの虚(また裏道に逃げ込んでいると思ってる)を突き、今度は大通り端っこの
死角で待ち構え!早く視界を得ようと大通りに駆け込んで来る敵車の出鼻を叩く!一輌撃破!ただちに離脱、
逃げ出した…という姿を敢えて見せておいて回頭、「相手はヒット&アウェイで逃げているに違いない」と
ナメて駆け込んで来る二輌目にも同じ位置で狙撃、立て続けに撃破!アイデアがいっぱいだ(*^四^*)!
小隊ごとの近接戦になった際にいかに狐のように騙しすかす"戦術"が重要か、何故アメさんがコソコソ逃げ
隠れするベトコンやアラブゲリラに手を焼いているのか、何故あんなにアイアンマンを欲しがっているのか
(笑)が画面を観ているだけで伝わります!こりゃ傑作だ!!!ンで、最後は重戦車チャーチル
との一騎討ち!一撃喰らわせて急速離脱、逃げ出した…と思わせておいて反転、突撃!西部劇荒野の決闘の
ような正面同士の撃ち合い!…かと思いきや全速で敵車輌側面に回り込む作戦、一か八かの近接砲撃だ~ッ!

窮鼠猫を噛む、飛び掛って驚かすヤケクソの捨て身突撃か…と思わせておいて(ムロン大会準優勝経験のある
相手にはそんな"気合"など通用しない事は判っている)、なんと全速力での突進は相手側砲塔の旋回
速度より速く側面に回り込むための加速度を得るためだった!
…という二段構えのサプライズ!

回り込みフェンダーが触れそうな距離での撃ち合い、Ⅳ号の砲撃が早いかチャーチルの砲塔旋回が早いか!
ボクシングで言えばクロスカウンターだ!…しかし眼前での砲撃もチャーチルの重装甲にあと一歩及ばず!
敢え無く惜敗~ッ!!おッもしれぇ~!!!
え~ッココまででAパートォ!?すっかり見入ってた!

Bパート。コレだけ善戦しても、負けは負け。傷だらけで搬送されていく愛車群の前でしょんぼり立ち尽くす
Ⅳ号隊。聖グロ学園側も、ワザとらしい「感心した」「やるわね」なんて言葉はココでは使いません。ライバル
はライバル。そして生徒会から下されるあんこう踊り断行の処刑宣言(^血^;)。約束通りやらされ
ますあんこう踊り。ボディスーツかい(笑)。こりゃ恥ずかしいわ!!まさに生き恥モノ(笑)

しかし武士の情けか、それとも監督は既にこのコ達に情が移って娘のように思っているのか、生き恥さらす
シーンはごく短時間に留めてやります。また、一緒に恥をかいてやる生徒会長・杏の(ウレシげにも見える)
頼もしき上役(?)ぶり。どうやら、このコの内面もすっかり見えて来ましたね。策士にして有能、部下思い。
しかし学園存亡(?)の責任も負ってる(?)模様で…このコも、何か「背負っているもの」があるみたいです。

さらに、物語の展開は矢継ぎ早で。フツーのユルいスポ根ものなら落胆してる一同に、ココで街の人々から
「良く食い下がったぞ!」「見事だった」「応援してるわよ!」等の声援が飛ぶなどのホッと息を付く間を与えそう
なモンですが、新たな問題発生。華の家庭事情。麻子にも何かありそうです。ナルホド。「大食い」「砲撃で
ジンジン」や「超低血圧」等では、この二人のキャラ付けは弱いかな?と思ってましたが主人公が立つための
人的ドラマの提供者になるんですね。そんでもってイキナリ舞台は全国大会へ!!やって来ました
M4シャーマン、米軍戦車隊!!とんでもなく速いぞ展開!!
「尺が余って余って仕方が無い」作品に
この頑張りを見せてやりたい!物語が尺からこぼれ落ちそうだ!…でも、コレでこそ「BD買いたいけど要ら
ない詰め物みたいなエピソードが多過ぎる。なんか欲しいのはガンダムなのにボールやサラミスまで抱き
合わせで買わされてるみたいでシャクだ!」なんてな悩みとは完全に無縁に、心置きなく全巻買えそう。
でも萌えオタ好みの日常パートが少なくて食指が動かない、なんてヒトのためには円盤全巻に付録で日常
キャッキャウフフシーンのOVAが付くそうですし。なんて"内容"がギッチリ詰まったプロジェクトなんでしょうか。
…ハイ。判りました。
文句無くBD購入決定!1巻予約完了ッ!
まだ全巻ではありませんが、今後良く出来たエピソードが1本でも出たら躊躇無くロン!!の
国士無双一三面待ち状態です。気分が昂じたら今週中にでもポチッちゃうかも知れません。

さらにプラッツ製の1/35Ⅳ号キットも、こりゃ買わなきゃなるめえ。この冬は弁天丸と一緒にプラモ作りだ!

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今週のアニメ御かんそ。10/29~ (2) 投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月28日(日)12時27分30秒
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☆↓御かんそ(1)で書き足りなかった「ガルパン」関連の追加をアレコレと。「モーレツ宇宙海賊」の時もそう
 でしたけど、好きになった作品って御かんそ1回切りじゃ語り尽くせませんよね。「それだけの内容」が
 ある作品で無ければ、こうまで好きになったりしませんけど。
☆まず訂正。GoogleEarthじゃなくてGoogleStreetViewでした。「今回の放送分の反響はどうなのかなぁ」と
 某所の「ガルパン」スレを覗きに行ってビックリ!放送日の朝までに、既に大洗町実景とアニメ内描写の
 突き合わせ検証完了してやんの!凄い速さ!コチラがGoogle覗きに行く暇もねえ!す、スゲエよアンタら!
☆↑その「ガルパン」スレを読んでて、「あ~!そうか!」と思って感心した書き込みがありました。あ~ッ!
 バレー部の八九式が昇降駐車場でマチルダの背後から狙い撃ったトコ
、派手に爆発してんのは演出かな?
 と思ってたんだけど後部予備燃料タンクに命中して爆発してたのかアレ!た、確かにコマ送りしてみると
 燃料槽に直撃してる!そうか、だから経験の無いバレー部は「撃破した!」と思い込んで次弾以降を撃つの
 をやめちゃったのか!
アソコでエンジンルーム一点を狙って矢継ぎ早に連射してれば少なくとも行動不能
 には追い込めたかも知れないのに、アレだけ派手に爆発すれば「やった!」と思っちゃった、ってワケか!
 細かい!細かいぞ「ガルパン」!
☆生徒会車が救援に走りこんで来たのも、単にギャグのためじゃないですよね。生徒会長・杏はみほを「育て
 たい」んでしょう、きっと。だから、あの程度で負けてもらっちゃ困る。単に「この程度で負けちゃ面白く
 無いでしょ」と思ったセンも考えられますが、1話からの行動を観てると「コレで自信喪失されても困るし。
 みほ、アンタ、まだ実力出し切ってないよね?」と暗に伝えるための自殺的特攻だったセンが濃厚ではない
 かと。だからみほはチャーチルとの一騎打ちまで持ち込めた。とにかく、少なくとも試合どころかこの先
 全体を俯瞰してますよね…?生徒会長は。
今回の戦いで、脳筋に見えたバレー部も「遮二無二頑張る根性を持ったカワイい奴ら」に育って来ました。
こうなって来ると部長のチビ子、なんで彼女だけユニフォームじゃなくて普通の体育着?とかいう疑問にも
「バレー部を廃部にされたのは私の責任。復活するまでユニフォーム着ない!」と願掛けしてるとか裏設定が
ありそうに見えて来ます、こう緻密に作られてると。歴女隊も、慢心さえ捨て己の実力を知れば実に使えそ
うな頼もしき連中である事が証明され、怖がってた1年生組も隊長車の頑張りを見て「これじゃいけない!」
と知りました。良いカンジ!こうして全員が一つのチームにまとまってゆく過程を描く。押しも押されぬ
正統派スポ根ドラマじゃありませんか~!!

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11/2 15:00、付記。
今日は通院日。たった今病院から帰って来ました。長い治療時間の間、ちょっとうとうとして…「ガル
パン」の夢を見ました(苦笑)
ウトッとしてハッと目が覚めるまでの、ほんの短い間だった
けど…歴女と生徒会長がなんかモメてて、食って掛かるその迫力に椅子に座ったまま後へ倒れた生徒会長が
「コイツは戦車道をクビだー!危険思想の持ち主だ!」とか言ってた。会長はそんな暴君じゃないのに(^o^;)。
アタシは、とことんハマッたアニメ作品は良く夢に見ちまうタチなんですが…(この歳で(^へ^;))、しッかし
放映開始後4話でというのは空前絶後の早さ(笑)しかも何故あんこうチームでなく歴女と生徒会長
なんだ!ナットクいかん!優花里を出せ!やり直しを請求するであります!
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(編注。うわー驚いた(^へ^;)。本人が意識するより先に、既に深層心理は好みのキャラに向け動き出している
んですなぁ…(笑)。ひょっとしたら↑コレは正夢の一種で、みっともない姿を曝しながら「危険思想は粛清!」
なんていっちゃうのはカチューシャの登場を予知していたのか?(^血^;)とかも思ってみたりして。嘘でも
フカシでもない、ホントに当時、見た夢です。その辺は今でも覚えてます)

11/3 22:15、付記。
「ガルパン」オフィシャルページやバンダイチャンネルで聞ける「ガールズ&パンツァー」サウンドドラマ、
 背後で流れてる挿入歌・「これがわたしの戦車道」がやたら明るく元気良いマーチで好きで、絶対コレCD
 買うぞ!と思ってたんだけど…1話~12話ではインストなんだけど、各キャラ自己紹介バージョンでは
 歌が付いてる。コレ、良く聞いてみたらあんこうチーム5人がそれぞれ歌ってて、歌詞もおのおの違う!
 歌詞の細部までは聞き取れないけど、それぞれのキャラパーソナリティを歌い込んでるという事は判る。
 …つまりキャラソンCD、5枚出るのか!?…ぐ…バンビジュ&ランティス商法…!!
 今までこんな関連商品で搾り取る萌え商法作品にハマッた事が無かったので「ヤラレタ」ちゅーカンジで
 すばい。しかもまた作内で聞いた通り、明朗で華々しいBGMアルバムも充分買う価値あるし…「あんこう
 踊り音頭」とかもきっと収録されるんでしょ!?あああああ~!(゚^四^゚)゚BD1巻とプラッツのⅣ号D型1/35
 キット、注文したばかりだってのに~!!
11/4 21:00、付記。
☆バンダイチャンネルの「「ガールズ&パンツァー」テレビ放送に追いつけ特番」ライブ配信観ました。「これが
わたしの戦車道」はED「ENTER ENTER MISSION」とのカップリングだそうです!よッしゃ~ッ買いだ!!
18日に開催される大洗町あんこう祭りでは干し芋「ガルパン」パックとかみほの絵が裏面に焼かれたあんこう
焼きとかも実際に売り出されるそうですよ!コレは売り切れ必至でしょう!!争奪戦になる事も予想さ
れますし、入手希望者は朝から行かないと!こーゆーのは売り残り在庫抱えるのが一番コワいでしょうし、
業者は「ガルパン」は4話から急激に盛り上がった、なんて知らないでしょうからあまり仕入れないかも!?
1~4話の一気鑑賞で再確認出来た事は、この作品「無駄なセリフ、無駄な尺が1秒も無い」という事と、「非常
に順当に1話から序盤ピークの4話までなだらかな起伏を作ってある」という事です。さすが吉田玲子脚本構成
作品。まるで小学生でも登れる登山コースみたいにごく自然な勾配で高みに連れてゆかれる。この後も小休
止の茶屋、お弁当タイムの見晴台などもまじえながら、最後には"頂上"まで連れて行ってくれるんでしょう。
"頂上"から見晴らす"景色"は、どんなモノなのか。その前にきっと待ち構えるだろう"難所"も含めて、あと
8本、2ヶ月間。楽しみで仕方ありませんね!

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(編注。いや、「見晴らしの良い"頂上"」にまで辿り着くためには、アンタはこの秋どころか、この翌年の春まで
待たされるコトになるんですがね(^血^;)。でもその結果、3ヶ月もの猶予期間を経て作られた終章11~12話は…
その間にパンパンに膨れ上がったファンの期待を決して損なわない大満足・熱狂の結果に終わったのはオレの
中で有名(笑)。結局、待たされたファンはその間の渇望(笑)を癒すために二次創作に打ち込み、ネット上には
オモシロいMADやらファンアートやらが溢れましたし…こんなやり方もあるんだなぁ、と舌を巻きましたよ。
3ヵ月後に完成された終章が期待ほどでは無かったなら大失態となったコトだったでしょうけど…「ガルパン」
は勝ちました。まさに生徒会長・杏もかくやというほどの大博打打ちッぷりの果ての華々しい大勝利でした!!

…ああ、「ガルパン」本放映を観ていた当時って、こうだったんだ。本編内容どころかその制作体制まで、ハラハラ
ドキドキこっちまで息を呑んで見守っちゃうアニメ制作版「カイジ」状態。その結果、奇跡のような大逆転勝利
を拝ませていただけたんですから…。制作自体ですら、まさにスリリングで爽快な"ライブショウ"でしたよ…。
…で、終章までに「ガルパン」ジャンキーとなったこのヒトはムロン、この後大洗にも出かけとります。
ただし寒さとかにヨワいので、実際に足を運んだのは翌年春、あの伝説の終章完成記念水戸駅前オールナイト
シネコン全館ジャック全話上映会→大洗海楽フェスタのコンボ…俗に「ガルパンファン死の行軍」と呼ばれた
あの一夜明けだったんですが…あの時のチケット争奪戦はスゴかったなぁ。チケぴのサーバが繋がらないコト。
水戸駅前を埋め尽くした千人以上の「ガルパン」ファン、アツい一夜だったなぁ。その結果、し、死にそうになり
ましたがね(笑)。初めての大洗、「おお~ッココがマチルダが突っ込んだ肴屋旅館さん!おおッココがみほが
ダージリンに追い詰められた福本楼さんか!ああッこの交差点は最終決着の現場!」
とヒーヒー夢中になって
町中駆けずり回ってる間に、商店街中央で動けなくなった(笑)。焦らなくても、その海楽フェスタを皮切りに、
大洗名物となった「町中かくれんぼ」(商店街各店が"看板娘"として各キャラの等身大POPを店頭に飾り出す)
が始まっちゃうから、その後何度も訪れるコトになるのだ、焦るコトは無い…とは、その時はついぞ気が付きま
せんでしたがね。それでも疲れて食べたあんこう焼き、美味かったなぁ。みつだんごも甘かったなぁ。

さて…。やはり予想通りちゅ~かなんちゅ~か、膨れ上がった放映当時御かんそだけでなくその後の細々とした
追記まで拾ってたら、案の定「編注」もロクに入れられないほど投稿容量ギリギリになっちゃいましたわ。
この後は★「ガルパン」の楽しみ方。(4)-2、新規書下ろしの解説記事です。

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2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(7)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月28日(火)21時27分34秒
返信・引用 編集済
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★ニュースは、特に無しです。
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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(7)

○「てーきゅう」(5期)・4話
5期は、町のゴミ拾い→ネコ救助→ネコ恩返し、というほのぼの編。吉本興行みたいな基本中の基本。3期(再)の
方は、みんなで美容室に行く話、とコチラもほのぼの。コレが「てーきゅう」の萌え編とでもいうんでしょうか?
まぁ「てーきゅう」ですから角生えたり意味不明のバケモノになったり仮色彩色になったりするんですが。

○「のんのんびよりりぴーと」・4話
「4話」です。1stカットから目を見張る美麗背景、ソレに続く象徴的BGonlyカットの連続、ジックリ描かれる青空
を往く雲…と、「おッ!来ましたかね(^ω^)?」ッてカンジです。直ちに座り直し、本気モード視聴体制に移行~。
6月。梅雨です。でも最初から雨の景色じゃ陰鬱なので、アヴァンは華々しいカブトエビ大漁から。教室で飼うみ
たい。雨の中、「明日ウチの自転車が来るん!」と期待いっぱいのれんげに、「よッしゃそういう話か!」とコッチ
も期待。ああ…今回は、どう胸を打って下さるんでしょうか…。届いたのはピッカピカ、ピンクの補助輪付き。
カッコイイ前籠も付いてます。お弁当も積める。具も乗せられる。もしれんげが「あらいぐまラスカル」再放送を
観ていたら乗せようとするでしょうね。「ロックリバーはどこなのん?」。でも…降りしきる雨。納屋の軒先から、
「早く乗って♪」と誘う愛車。なにか、この苦境を打破する秘策は無いものか。そうだ!…と、伝統的宗教偶像制作
に打ち込む6歳さん。おたのしみ会の時はあんなスゴい発想の玩具…自演アイリスアウトマスクなんてモンを
こさえたし、今度はどんな意表を突くモノを拝ませてくれるのか!…と思ったら…そう来たかッ(^四^;)
偶像頼みじゃなく、我が身をヨリシロにやつした6歳さん。バケツの鐘を叩きながら庭先をウ~ロウロ。

雨の中、庭掘って遊ぶてるてるぼうずが一匹。でも、すぐに大事な使命を思い出します。ウチの仕事は天候に挑戦
することなんな!ああ…永遠の名作「おジャ魔女どれみ」でも、こういうエピソードあったなぁ。無からコピー
人間を作り出せるほどの魔力を持つ魔女見習いでも、天候のような巨大なものは操れない、という設定。あッ!
そーいやあのエピソードも吉田玲子さん脚本だった!
…いや、コレは偶然でしょうけど…。山々に、木々の緑に、
アヤシゲな鐘の音が鳴り響きます。瞬間、紙皿で覆われた顔を袖で拭う仕草は…拭ったのは汗でしょうか、滲んで
きた涙でしょうか。。まぁこーゆー時は、そりゃトーゼン小鞠を絡めますわな。で、怪談「むじな」みたいな目に遭
わせますわな。そんな乙女の恐怖の涙を生贄に捧げた成果でしょうか、晴れました。Bパート、念願のツーリング
です。たっぷり走り回った後の夕空には、入道雲も湧きあがって。夏ももうすぐだね。夕飯前には、縁側でリコー
ダーを吹く少女…その調べは、1話で胸を打った旭丘分校校歌。たっぷり尺を取ったFIX画面で、ほぼ1コーラス分
聞かせます。こーゆーのを観て「尺稼ぎかよ!」なんて言っちゃうヒトもいるんでしょうなぁ。ココは「さやかな
初夏の風に吹かれている気になって、この子の奏でる笛の音をジックリ聴いて下さい」という意図でしょう。
本作の「魂」ですから、この曲は。ああ…。身体から毒気が抜けてゆく…。健康になっちまう…。

次の日、少女は小さなものの死をも体験します。再び長回しFIX画面で、少女と死んだエビとを分かつ距離感を
演出。自転車主題かと思わせておいて、コッチをこう使ったか。少女は、泣きません。代わりに観察日記に、泣いて
いる自分の顔を書き添えます。これが、彼女の"手向け"か。…しかし翌日、生命は受け継がれて。少女がエビ全部
をひっくるめ"ひらたいらさん"と名付けたのが功を奏しました。ひらたいらさんは、いなくはならない。むしろ
増える(笑)。そして少女は、ここで初めて涙を見せます。生き物が「死んだ」ことに対してではなく、「生まれた」
ことに向けて。もうすぐ夏です。そして地上は、ますます生命でいっぱいになります。伸びゆく彼女らを含めて。
ラスト、アヴァンと同様に生命はぐくむ森を、山を見せます。そして、並んだ4つの傘。人間の子らも、ひらたいら
さんと同列。ここでアタシ、泣いちまいました。1期4話とは違ったカタチで、静かな感動を呼ぶ話でした。
コレこそが本物の"日常モノ"というのでしょう演じられる場所は、どこにも無い…
いや、誰の胸の奥にもある懐かしき「望郷」の地。そうなんだ、日本人の原風景なんですね、この村は…。「萌え」を
ココまで昇華させて下さった吉田玲子氏、川面真也監督に感謝です。この御二人なら、「よつばと!」なんかも
欠損無くアニメ化して下さるかも知れません。お任せになってみてはいかがでしょうか。>あずまきよひこ氏
今回のお話は、原作にあるんでしょうか。オリジナルだったんでしょうか。原作にあるなら、未読でよかった!
と思います。れんげが次にどんな行動をとるのか、意表突かれまくりで…こーゆー時こそ、基本的に「アニメは
原作を見ずに生視聴」がスタンスで良かったと思います。プレゼントを開くような新鮮なキモチを無くしたく
ない。そう、本作は「プレゼント」です。乾いた現代に生きる我々への。 …BGMアルバム欲しくなったなぁ。

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7/31、0:35AM、付記。
○「それが声優!」・4話
3話でヘッドスタッフの手から離れると「途端に固くなった」本作。今回はどうでしょうか。ハイ、やっぱオーディ
ション落選。2話でナケナシのお小遣いから買い込んだ原作は、全てパーです。「投資」にすらならない。中高生が
趣味で買うのと何ら変わらず。"プロ"のはずなのに…。「ボサツオン」も収録終了。仕事が無い~!そうそう、大手
スーパーだと「広島産直の美味しい牡蠣!」とか呼び込みしてるアナウンスも「あッ聞いた声だ(^ω^)」とか思う
コトあるよね~…なんて横道を挿みつつ、「SHIROBAKO」だと相当深刻に描かれた「単なるフリーターが声優だと
"信じている"だけ状態」も描かれます。こんな連中が何千人いるコトですかね。で、ソコへユニット結成の朗報。
素人新人大抜擢!しかもアニメ界関係では無く、音楽業界系のプロデューサーが噛んでる…なんて、こーゆー時
こそマクラ営業話が一番入り込んで来易そーなタイミングだよね(^血^;)…なんてゲスな観方はやめましょう。
この番組自体が一種のアイドルユニット立ち上げ企画として進行されたモノなんでしょうね。ジブンは経緯は
どうでも、作品自体(博史池畠監督のシゴトとして)面白くなりゃ関知しません。でもソッチの宣伝臭がキツく
なってゆくとイヤだなぁ。とか思っていると…ああ次週はイベント話かぁ…。普段はハナヤカを装ってるのに
実はキッタネー6畳間に住んで食品工場で刺身パック作ってる、なんて池畠監督らしいシニカルなアジが好き
だったんで、コレで声優の地道な苦労から離れ、夢のような大成功を収めるシンデレラストーリーになってって
中高生に「ようし俺もナ○ーター○技専門学校に通うぞ!」なんて思い立たせちゃうような内容になったらキツ
い一言でも添えて視聴やめます。今週の実在声優は銀河万丈氏、EDリクエストは「セーラームーンクリスタル」。
脚本は金春智子氏、コンテは西森章監督でした。あはは本作、なんか各話スタッフもアニメ界の同窓会みたいに
イロイロ持ち回りで懐かしいお名前が出て来る(^血^)。しかし前回より多少手堅いモノの、「マクロス」の頃から
コンテ切っておられる西森章監督のアジは、やっぱちょっと昭和のカオリが…。早く横手美智子脚本+博史池畠
監督のヘッドスタッフエピソードが観たいなぁ。

○「モンスター娘のいる日常」・4話
アヴァンからおもチろい(^血^)。顔にスライム貼り付かれてガボガボ言ってるのはよくある構図でも、最後に
「ガボッ!」とオチるトコまで見せるのが「下手ッぴでは無い」コトを証明してます。風呂場で倒れたケンタウル
スはドコ行ったんだ?みたいなコンテ上の不備はありましたが…総じて笑って観れました(^四^)。ウマと風呂
入るのはタイヘンだよね(笑)。スライムの愛情表現シーンは始終笑いっぱなしでした。貼り付かれたのを引っぺ
がせないのは厄介だな(笑)。「スライムは知能が低いので周囲がやってるコトを真似るだけ」なんて設定が、軽便
な異種族交流モノSFになってます。しッかしロリに加えて知障も参入…とは、こんな玄人向けの作品がかつて
あったでしょうか。いや、無い
(笑)。百鬼夜行が跋扈する深夜アニメ業界でも空前絶後ですわ(^血^;)。「モン娘」、
いいカンジにムチャクチャになって来ました!コッチの方向は客層絞るぞ(笑)。いや絞ってもイイ、このまま
行っちまえ!…とか言ってても、「人間社会との差別・軋轢がある」とかの障害も描かれてますし、「素直な(一部
ヨコシマな感情もあるが(笑))子供らは当たり前のようにモン娘を受け入れてる」など、どことなくイカちゃん
を思い出すような良きアジも。イカちゃんを変態にした作品、と思えばヨロシいんじゃないでしょうか?その
予感の通り、なんか少年マンガっぽい「ちょっとイイ話」でマトマるし。「モン娘」、いいチョーシで続いてます。
おお、コンテは土蛇我現氏!その昔タツノコ・芦プロ系で見かけたお名前。本作も懐かしい名前が出て来るなぁ。

○「俺物語」・17話
クリスマス回。こんなエピソードが、本作の「本題」と言えるのかも知れません。カメラを引いて、「現実」の領域
から「ファンタジー」を振り返るコトにより、逆に「現実」の中に埋もれている、武男なら「なんでそんなコトで
もたつくんだ?」と疑問に思うようなコトを書き出します。栗原が菜々子にカラオケマイクを差し出した際の、
菜々子の目の演技。恋愛に二の足踏んでいる類の視聴者に対し、「物凄く優しい物語」です…。菜々子はツンデレ、
栗原はM男だった…という現代風オチも効いていて。最後に急に上から来る奈々子も笑える。イイ作品だなぁ…。

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7/31、16:10、付記。
○「がっこうぐらし」・4話
先週で演出面に少々不安を残した本作ですが、やっぱオープニングが始まるとワクワクしますね(^血^)。今週は
どうハートフルボッコにしてくれるのでしょうか(笑)。このくらい「切り開く力」がある作品が受け入れられな
いと、今の閉塞した状況は衰退していくだけじゃろうにのう。ファンダムは、その辺判っておるのかのう。…で、
今回は"異変"到来の瞬間をみーくんの視点から。ハイ…編集・作画の「空気感作り」は安藤正臣監督の域には及ば
ないものの、みっちりコンテ打ちされてるのか、イイカンジです。平和な情景に挿入されるTVニュース、やけに
低空を飛ぶヘリ、そして二人がエレベータ前に駆けつけたタイミングで湧き上がってる「ウエ~…」という歓声とも
咆哮ともつかないざわめき声、「来ないエレベータ」など「平和」から「地獄」への転換に必要な表現パーツは「これ
コレこれですよ(^血^)」ッてカンジで。スタッフ側に「発想力」「想像力」が無いと出来る仕事じゃありません。ああ、
しかし…作画は「請け負いでやってる」ってレベルで、芝居してくれない…。本作、各話脚本段階までは、けっこガッ
シリキャビネット組んであるみたいで、(将来的な展開の成否など含めて)安心して観ておりますが…前回3話で
各話演出に不安が露われて、今度は作画か…。空中分解しそうなのを必死に修復してる気配がヒシヒシ伝わって
来ます。が、頑張って下さい、としか…こーゆー意欲的作品は役に立てるコトがあるなら手伝いたいくらいだ…。

脚本は万全っぽいです。二人の繋いだ手と手が解けてゆく過程、ああ、太郎丸がみーくんに懐かないのはこの時
怒鳴りつけちゃったせいか…その後も彼女のテンパリまくった内面を嗅ぎ付けてるから近寄らないのか…とか
ナットク出来る描写が続いて。うん、そして本作のキーキャラクタ…"めぐねぇ"が出て来ると、「本作らしさ」が
ブワーッと薫って来て美味しい美味しい♪
。ゆきが"めぐねぇ"を呼びにいってる間、「めぐねぇ待ちだな。ゆきに
任せようぜ」「あら、随分積極的になったわね」「ゆきも調子イイみたいだしな」というくるみとりーさんの会話で
「この時点まで、ゆきはかなり"具合が悪かった"こと」→「二人が彼女の精神安定を第一に思っていること」など
の過程から、やがて"めぐねぇ"を実在の人物として扱ってゆくコトになった経緯が説明され。実に自然な芝居で
「この極限状況の中、"いないもの"をいるように振舞うコトでゆきの振り撒くシアワセ空間に同居出来る」→「彼
女らが死ぬほど欲している"大人の保護者"の庇護下に入れる」という特殊な精神状態を観客も飲み込まされてい
きます。「ごっこ遊び」なんですね結局。「先生と一緒ごっこ」。上手い…。こんなコト「セリフで何もかも説明する」
ような基調の作品しか作ったコトの無い者には逆立ちしても出来ない芸当でしょう。だから本作、好きなんです
よ…。
コレが、生き残ったのが"大人"だったら単なるサバイバルモノにしかならないけど、子供たちだからこそ、
こんな異常でユニークな(笑)空間が生まれる。やっぱ大傑作「東京マグニチュード8.0」で、弟・悠貴が死んだ後に
主人公・未来がずっと彼の幻影と共に歩いた道のりなどが思い起こされます。確かに、生存者が「子供たちだけ」
だったら、既に死んだ仲間の死体を「生きているもの」として扱っちゃうような異常空間、生まれるだろうなぁ…
と思いますわ。それがまた恐ろしく、そして悲しい。「漂流教室」にも匹敵するような着想だと思います、物語は。
そーゆー「深み」まで読み取れないで、安物ホラービデオみたいに「表面的に」しか観ない層は本作のグロテスク
で、奇妙で、そして深い「悲しみ」を抱えたアジを享受出来ていないのかなぁ…と思うと、少し気の毒になります
ね。「画面に現れているコトそのままを小学生のように眺めているだけでは理解出来ないアジ」の典型でしょう。
しかし今回、瓦解してしまうショッピングモール側の2人と、何故か上手くいってる学校側の3人を「対比」させる
ことで、「なぜ学校側のグループは瓦解しないのか?」という布石が張られたように思います。ははあ…。「人間は
"保護すべきもの"がいてくれるおかげで強くなれる」というのが本作の訴求する主題か…。彼女ら、"擬似家族"を
それぞれ演じる("めぐねえ"なんかも含めて)ことで、この苦境を乗り越えようとしているのかも知れませんね。

「いったん弾き飛ばされたシャベルを足で蹴り起こして反撃」「キーホルダーのクマが、まるでめぐねぇの導きか
のように車を教える」などのコンテアイデアも順当。でも(ゾンビを認識してない)ゆきが「道もガタガタ!工事
中!?」と驚くようなゾンビを轢き潰すカットは、もっと派手にアクションさせちゃっても良かったですかも。
ラストは…みんなで("めぐねぇ"も一緒に)茜空の下、学校からの脱出行。ノーテンキなハリウッド映画とかなら
コレで「地獄の町から脱出しました。メデタシメデタシ」で終わっちゃってもイイくらいのホッとするひと時で
した。ドライブが楽しめて、良かったね。…次回はゾンビモノでは定番、ショッピングモールでの冒険とみーくん
太郎丸との合流みたいです。結局「学校に戻らざるを得ない」展開になるんですかね。事故の無いように!学校に
無事戻るまでが遠足です!本作、大好きです!!!!どうかどうか頑張って下さい!!!
脚本:深見真、コンテ:松林唯人両氏。

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☆8月になりました。
8/1、18:15、付記。
○「GATE(ゲート)自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」・5話
ちなみに、本作の場合は意図的に情報をシャットアウトするようにして観ています。Wikiとかも読んでないよ。
そうでないと、アニメ制作側が「どれだけ内容を伝えるのに成功しているか」も推し量り難くなるから。ですので
なにか重大な勘違いをするかも知れませんが、ソコは笑わないでやって下さい。今のトコロ、そんな重大な読み
間違えは無いようです。と言うコトは、スタッフ諸氏はある程度正確に内容を伝えるのに成功されているという
コトでしょうかね。で…今回は。
アヴァンから、イイカンジです。伊丹の視界のルームミラーから後部座席の"特地"三人娘の様子を伺うなどレイ
アウトが説明的でなく、たちまち「車に乗っている」臨場感が出てます。こーゆー作品にはこーゆーコンテ切って
くれなくちゃだわ。期待は高まるぞ!で…。着いた城塞都市・イタリカは城砦戦の最中。おお、作画もイイカンジ。
国同士の戦闘でなく、野盗相手なンか。自衛隊を雇うだ。皇女さん、コレが初陣だッたんか。はい…セリフは少し
説明的なトコもあるかも(?)知れませんが、被征服民族だった侍女とのやり取りなどで帝国と小国軍との力関係
を自然に描くなど好感。皇女とベテラン騎士団長(?)の語らいにも"特地"の宗教観、身分(高度に階級化された制
度ではなく、まだ人と人の距離が近い中世的社会)などの多くの情報が含まされてます。本作、やっぱ「ガリアン」
に近い?主役メカは発掘ロボットではなく陸自74式戦車。本作を「戦国自衛隊」のファンタジー世界版だと考え
ると、ロリキャラばっかり出て来るのに多少違和感を感じるかも知れませんが(イタリカの姫さんどころか皇女
まで、なんか素直な可愛げ見せちゃってるし…(^血^;))、「ガリアン」「ダンバイン」など異世界SFモノの流れだ
と思えば別に不思議でもない。まぁ、あと残る疑問は主人公・伊丹のキャラクターですかね…と思って観ていたら、
おお!今回初めて彼の"本音"へのアプローチが来ました!…アタシこれまで、本作を観る上でコイツのキャラ
クターを"信用"してませんでした。今回もまたマヌケでお人好しな面を見せましたが、振舞いがマヌケなだけ
で、その奥底にどんな面を持っているのかは、まだ明かされてなかった。行動も人道的ですが、自分でわざわざ
「人道家だろ?」と言っちゃうのが信用出来ない(笑)。のっけの1話から帝国軍兵を躊躇無く刺殺するトコロを
見せてますし、脚本がナニか「テーマをシコむ」としたらコイツだろう、と踏んでタネアカシを楽しみに待って
おりました。だって…このまま「イイ人でした」で終わっちゃったら、あまりにもおマヌケ過ぎません(^血^;)?
「ブラック・ブレット」での浦畑達彦氏の仕事ぶりを拝見してると、まだ何かあるんじゃないかなぁ?…と思えて。
そんな彼に対する掘り下げが来ました。イタリカ防衛に際し「街の人を護るためさ!」と言ってのける彼に、ロウ
リィがカマかけて尋ねます。本作、ネタがネタですからねえ。「他国への日本国の侵攻」ですから。主人公である
コイツの思惑が作劇上、重要になって来ます。…ふん。ナルホド。「あくまで日本国の利益のために動く」という
トコでしたか。ナットクですが、かつての満州国建立みたいに「侵攻意図を都合良く美化している」という印象は
拭えませんね。「一兵卒の視野や思想なんて、こんなモンだ」と言われちゃえばソレまでですが、ソレでは作品と
して収まりがつかない。さて、監督・構成作家氏がこの辺り、どうバランスを取ってマトメて下さいますか。見物
です。先週書きました通り、アタシが本作に惹かれている1,2を争う"魅力"は『興味』です。そーゆー辺り
にピントを絞って観ると本作、そーとーに面白いですよ。今期の"収穫"であるコトは間違いないです。
最後の最後に「こうして"特地"と日本は親交条約を結び、共に栄えました!」なんて終わらせられ方をされたら、
卓袱台ひっくり返してワメキ出す(笑)かも知れませんけど、浦畑達彦氏でしたらそんなコトは無いだろうと
信じています。
さて…たった12人の城砦戦です。暗視装置を使用、城壁沿いに敵隊列を分断する作戦みたい…と思ったら、あら、
姫さんの目論見大ハズレ(笑)。そりゃあ野盗団は伊丹部隊が南門につめているコトまででは知らなかったかも
知れませんが、「緑の軍団」が入場したコトまではトーゼン斥候がつかんでいるでしょうし、だとしたらあの殲滅
戦の生き残りでしたら警戒しないハズ無いですわな。わざわざ「罠ですよ」と言わんばかりの無灯火の南門から
攻めるワケも無い。これは姫さん、若さが露呈しました(^~^;)。セリフでも説明されたしやっぱ姫さんは姫さん
でした(笑)。東門、陥落。城内ゲリラ戦になっちゃうのか…。ヤケになって死に場所を求めてくるヒャッハー軍団
は手強いぞ~。以下、次週。ラストの姫さんだけはちょっとマヌケ過ぎたんで、出来ればBDでの修正希望です。

※本作のコトを、未だに毛嫌いしてる層へ一言。アンタら、「ガサラキ」の終章で、米軍基地に殴り込みをかける
 自衛隊を観てどう思ってました?ああ、観てないのか。そーかそーか、観てないのか。 (「ガサラキ」は決して
 圧倒的"傑作"というワケでは無かったッスけど…。原作が…。平安編、ありゃナシでしたわ)

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8/2、10:40AM、付記。
○「WORKING!!!」・5話
足掛け5年・3期続いた「WORKING!」の終章、続きます。なんと今回、ぽぷらと八千代は殆ど通行人役!全編小鳥遊と
伊波の行ったり来たり、その間に軽いショートコントを挿むのは山田だけ。このコトからも、この終章の「ホンキ
度」が窺えますね。山田の納豆コントは殆ど笑えはしませんでしたが、相馬の「俺、頑張ってる方だと思うよ…」に
声上げて笑っちまった(^血^)ですし…誰かに構ってもらいたい山田、トーゼンのごとく「他人の愛」を請求する
山田、挙句の果てに納豆とヨリを戻す山田など、「恋愛以前のコドモがナニかに突き動かされてウロウロしてる
感」は出てて良かったッス!このコ、性格と性癖がオカシいだけで、恋愛をしたら…異常にオクテなワグナリア
の連中よりずっと熱烈テロリストかも。"山田"ってキャラは成功しましたね、本作。その代わり、あんまり動かな
かったキャラがぽぷらですか。まぁこのコも、あと8本を残す終章で、何かあるのかも知れませんですが…。

前回で手痛いヘマをやらかした小鳥遊、伊波との仲を取り持つのは小鳥遊家次女・泉。スゲー勘違いに立脚した
動機もムチャクチャなら、この廃人(笑)が急激に動く展開もトートツ。終章だから、それぞれのキャラに決着を
つけつつあるんですね、コレは。>原作 トートツとはいっても怪人ばかりが跳梁跋扈する本作のコトですから、
あまり気にはなりません。三女・梢が動いたら収拾つかなくなる(笑)気もしますし…とはいっても紙袋被って
来た(サブタイの「スーパーバッグ・イン・ザ・ハート」って何のコトかと思った(^血^;))伊波の側から小鳥遊が
見えていない、とゆーのは凄まじくゴーインだ(^四^;)。改めて伊波の怪人ぶりを強調しておく絵として笑えは
しました。でも、ちょっと全体的にユルい…。脚本が尺余り目に書いてあったのは、笑いの中でも、二人の「正式な
接近」を情緒たっぷりに強調しておくためじゃなかったんですかね?いや、判りませんですけど。次週は山田の
エピソードですかね?山田、すっかりぽぷらからワグナリアペットキャラの地位をもぎ取ったカンジ。

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「ガルパン」の楽しみ方。(3)-2

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月27日(月)04時57分54秒
返信・引用 編集済
  ★「ガルパン」の楽しみ方。(3)-2

☆新規書き起こし解説投稿、3話分です。
★さて、いよいよ砲撃戦が始まった3話、ご覧になっていかがでしたでしょうか。こうして物語的に、みほは己が
 捨てて来た戦車道と向き合わざるを得なくなってゆきます。この時点では、まだその心の内を推測するなら…
 「このコ達に勝手にやらせていたら危ない。自分がサポートしなきゃダメだ。もう友達が事故に遭うのは死ん
 でも見たくない…」
程度の気持ちだったんじゃないでしょうか。その辺りの彼女の抱える事情は、7話くらいで
 明かされます。以後、状況は順を追って彼女を、否応無く戦車道の深みへとといざなってゆくコトとなります。
 その過程は、どうぞこの先を楽しみになさって下さい。

★いよいよ砲戦が始まりましたので、ココからはそれぞれの戦車のスペックなども知っておく必要があります
 ね。知らなくても楽しめますが、軽くでも知っておけば2倍も3倍も楽しめる。それが「ガルパン」です。
それぞれの車輌の戦車砲の威力は、装填してる際の砲弾の大きさ、重さ(装填手がどう取り扱ってるか。「ガル
パン」はそんなトコもちゃんと描いてます)を見て下さい。2話の時点ではバレー部のチビキャプテンが一番軽々
と、3話冒頭では歴女組の赤マントが一番重そうに装填してるのが判ると思います。この「火力の違い」は「ガルパ
ン」を観る上でとても重要。ジブンもそんなミリ知識ちっとも知らなかったので、当時アチコチのSNSでミリ
オタ諸氏が解説してくれるのがどんなに有難かったか。ああ、あの本放送時の新鮮な興奮にもう一度戻りたい!

●八九式/九〇式57mm ●Ⅲ突/75mm Stuk40 L/43(48口径) ●Ⅳ号D型/75mm Kw.K.37(24口径)
ちなみに、この時点で大洗女子が保有出来た戦力は、量産型のⅣ号(「ガンダム」に例えるならザクかジムです)、
待ち伏せが主任務の突撃砲・Ⅲ突(火力こそありますが戦車では無いので突撃して撃ちまくるような戦術が取れ
ません)、38(t)やM3リーなどの旧式戦車…特に、最も貧相な八九式は装備が貧弱な旧帝国陸軍の中でも、大正時
代設計の古~い戦車です。コレで頑張るバレー部の姿はスゲー泣かせるんですがね(9話必見!)。しかし、終章で
出て来る猛獣戦車軍団に対して、コレがいかにポンコツラインナップ(笑)であるかは、ネット上にモビルスーツ
に例えた強さ対比表などがアップされてますのでお調べ下さい(^血^;)。ミリオタ諸氏なら「こんなんでどーや
って勝てッちゅ~んじゃ!」と悲鳴をあげるような戦力だそーです(笑)(勝機が無いわけではない、とも言える
そうですが)。とにかく、そんなお膳立てをしといて進むのが「ガルパン」の面白さの真髄!ですので、どうぞソコ
らへんの「痛快さ」に注目してご覧下さい。「ガルパン」の演出キャッチフレーズを一言にして表すと…。アタシは
↓以下のような文句になるのではないかと思います。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「TVアニメに"痛快さ""ドキドキワクワク"を取り戻せ!!」

★3話まで観たのなら、そろそろ本作が二次大戦の(戦争映画なども含めた)ミリパロネタ満載だ、というコトに
 はお気づきですよね?モチロン水島努監督ですからそーゆーのを取り入れるといってもヒッジョーに上手く
 笑えるシャレとして処理して下さいます。

あたしゃ凶悪な戦闘マシーンに乗った女子高生軍団にそれぞれ「ウサギさんチーム」「カバさんチーム」なんて
幼稚園の運動会みたいなチーム名をアシラッちゃう本作のセンスが大好き(*^血^*)なんですが、まだそんな
名称とチームマークが出て来るのは少し先です…しかし、まぁ↓オープニングには既に出てますのでご覧下さい。

歴女、バレー部の後↑に描かれているのがカバさんチーム、↑アヒルさんチームの紋章。この内アヒルさんチーム
の意匠は独軍の羽根を広げた鷲の紋章のパロディになってるの、気付かれました?(笑)(笑)あたしゃ本作を観
出してから知ったんですが、この「鷲の紋章」の出自は旧ローマ帝国時代にまで遡るモノで、別にナチ親衛隊の
マークというワケでは無いんだそうですね。なんだ、そうなのか。ナチが起源とされるショッカーも使っていた
から、あたしゃてっきり「ナチの象徴」かと思っていましたよ。そんな余談はともかく…しかし一度はナチ親衛隊
なんてヤバい連中にも使用されたというイカメシい意匠が、↑どうですこのおマヌケな絵!!!ぷぷぷぷぷぷ。
↑マンガ的絵心のある歴女組と違って、脳筋のバレー部が描いたのであろう絵でもありヘッタクソなのがまた
笑いがこみ上げて来もし、同時にミリを扱ってても本作の平和かつおワライな楽しさを説明しちゃってます。
こんなマーク一つ取っても!!!
さらに↑一番右のキャプ、麻子が見ている「PzⅣ Fibel」って描かれた4号戦車教則
本。コレも大戦中、実際に使用された独軍ティーガー戦車教則本のパロディで、当時話題になってました。「Tiger
Fibel」でググってみて下さい、笑えて来るほど表紙ソックリですから。この凝り性(笑)!!そして未見組の方
に朗報!この「PzⅣ Fibel」、「ガルパン」BD限定特装版のオマケ(の一つ)として付いて来ました!!まったく
ドコまで凝り性なんだこの作品は!!こーゆー遊び心がアタシ、心底、ホントに大ッ好きなんですよ!!!!


★バレー部八九式を直撃したⅣ号の砲撃が、爆発しないで「突き刺さった」のを観て「!?」と思われた方もいるの
 ではないでしょうか。砲弾は必ずしも爆発するモノ(榴弾といいます)ばかりではないそうです。特に戦車は
 人員や施設と違って固い装甲で護られてるので、爆発させたって爆風や小さな破片では傷つけられません。
 砲撃のエネルギーをすべて一ヶ所に集中させる対装甲専用砲弾(徹甲弾)を使います。コレはケースバイケース
 で、大口径砲で遠くの小さな目標を狙う時は榴弾を使うコトになります(例:6話サンダースのファイアフライ、
 9話プラウダのJS-2)。コレら基本となる2種類の砲弾以外に、特殊砲弾を使うコトもあるみたいです。次回4話、
 対聖グロリアーナ戦でみほが最後に使う砲弾がソレです。よほどのミリオタ氏でもない限り見逃しちゃうよう
 な小さな違いの上、説明なんか一切されませんので目を皿のようにしてご覧になって下さい(笑)(どんなタマ
 を使ったのかは、BD特典ミリマニアおっさんコメンタリ(通称:おっコメ))で触れられてますので聴いてみて
 下さい。
 まぁ、どんなタマ使ったって戦車道特有の安全確保策・車輌内部カーボンコーティング(通称:謎カーボン)の
 おかげで、中の生徒たちは安全なんですがね(笑)。絶対に弾丸は通りません。速度エネルギーも熱エネルギー
 も遮断します。ええ、いかなるコトがあろうともゼッタイ抜けませんとも(^血^)!安心してお楽しみ下さい。

★ちなみに、戦車道公式ルールでは「車輌が行動不能になると負け(白旗)」です。1年生ズのM3リーに白旗が上が
 ったのは「履帯が切れたから」じゃないです。「エンジンがイッちゃッたから」です。履帯切れなどはよくある
 コトなので、試合中での修復が可能です。まぁ、この辺りは観ている内に体感的にもツカメて来ます。焦らず
 に焦らずに。

★あと、「みほはなぜ追撃車輌の前で吊り橋を渡るなんて危険な行為を選択したのか?」という謎についてです
 が、コレはアタシも初見の時はゼンゼン判らなくて「「恐怖の報酬」がやりたかっただけじゃね?」とか思って
 いました。後になって「戦車にとって最もピンチな状況は「挟撃」だ」と知れて、そうか、それで2車輌にはさまれ
 るよりは例え危険を冒してでも両者との「距離を取る」方を選んだのか…と思い直したのですが、それにして
 も丸見えで「撃って下さい」といわんばかりの橋の上、というのは分が悪過ぎる。ひょっとして…彼女は戦車に
 乗るのが初めてどころか興味も持ったコトの無い歴女、バレー部の砲撃はまずヤラレないだろう、と最初から
 読んでいた(もしくは「捨てていた」)んじゃないでしょうか?そんな予想(があるとするなら)に反して、歴女
 は当てて来たワケですが…そもそもココの時点で、みほに「勝とうと思う動機」なんて明確には無いですし。
 正解は何なんだか未だに定かではないですが、一つだけハッキリしているコトがあります。みほは「理に適っ
 た安全確実な戦い」などゼンゼンしません。
けっこスレスレの、相手の意表を突くようなゲリラ戦術を取りま
 す。ソレがハラハラどきどきワクワク伸るか反るかのスリルを呼び、やがてはこのポンコツ車輌軍団で強大な
 常勝校の鼻を明かしてゆく結果となるのですが…どうぞその辺りをお楽しみになさって下さい。
 まずは、次週4話です。
 この辺りの本作の描写から知れる、ある確実なコトがあります。。ソレは…
 「筋道だった無難な表現に徹すれば物語は面白くなる…という訳ではない」というコトです。
 「ガルパン」は、それを思い出させてくれました。「緻密な考証」が物語を面白くする
のではない。
もしそうなら、歴史の教師はみんなベストセラー作家だ。「緻密な考証」は
するが、敢えてその上で「こんなものシャレだよ♪」とおどけてみせる!!
それがエンタティメントの本道だ!!ソレが「ガルパン」だ!!


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7/28、5:15AM、付記。
★しッかし↓この色とりどりのポンコツ車輌軍団が、よく「コレが大洗戦車道チームだ!!」というイメージ
の象徴になってますコト(笑)(笑)!!!不恰好でユーモラスでカワイくて(*^血^*)。しかも、こんなで常勝校
の凶暴戦車軍団に勝ってッちゃうとゆーんだからタマリマせんッ笑いとナミダが止まりません(笑)!

ムロン、おフザケや偶然の俺Tueeeeeで勝つというのではありません。彼女らは努力もし、泣かせもし、ひた向き
に、良く考えれれてはいるモノの常にギリギリ・イチかバチかの捨て身の戦法で勝負に臨んでゆきます。そこが
燃えるんです。笑えるんです。泣けるんです。ソレら"燃え""萌え""笑い""涙"が、ココには全てあります!
まさに"王道"!!コレこそ"王道"のお笑い熱血娯楽映画!!
それが「ガールズ&パンツァー」なんですよ!!!

しかしこの、「戦車をいったん珍妙なカラーリングに塗ったくる」という演出アイデア、絶妙でしたねえ(溜息)。
↑上記のように「ポンコツ軍団」のイメージも際立ちますし、本作の「戦争じゃないんですよ♪」というおかしな
作品基調もイッパツで理解させ、素人には判別付きにくい各戦車の"個性"も際立たせます(事実、ジブンはコレ
以降はこのカラーリングが取り下げられても、それぞれの車体の見分けがすぐつくようになりました)。さらに、
まだ遊び半分で戦車道に臨んでいる彼女らが、未だ「自分本位」であるというストーリー上の説明にもなってて。
まぁトーゼン彼女らは、こんな「自分本位」ではいられなくなっていきます。「ガルパン」は「成長譚」でもあります。

★「天才の低血圧さんが操縦手になるのは分かるけど、なんで戦車全般について万能そうな秋山どのが装填手
 なんて一番下っ端そうな役職に就いちゃうの!?砲撃も見事だったし、彼女みたいなキャラにはもっとバン
 バン撃って活躍して欲しいんだけど」…という方もおられるでしょうね。
戦車内の役職の詳細についてはググッて下さい…と言いたいトコですが、そんな興味の無いヒトもいるでしょ
うし、付け焼刃のアタシの意見でよろしければ…。"装填手"というのは、戦車車内の「雑用係」らしいです。
例えば何らかの事情で車長がキューポラからの視界を得られない時に、今回Ⅳ号がⅢ突を撃破する際にみほが
やったように砲手の射撃を補正するようなコトもやるでしょうし、そんな風に「戦車の中で活発に動く仕事」も
請け負います。それぞれの持ち場の仕事から離れられない専門職のヒトに代わり偵察にも出ますし、車内の状況
全般を把握する立場でもあるみたい。要するに操縦手・砲手なんて専門分野より、より車長の「副官」に近い役職
なのかも知れません。事実、独軍では車長が負傷・戦死した際に代わりに指揮の座に就くコトも多かった、とミリ
マニアの方に聞きました…優花里は、こんな役職こそ「戦車全般を一番よく知っている自分に適任であります!」
と思っていたんじゃないでしょうかね?まァソレ以上に、Ⅳ号戦闘室レイアウトでは車長・みほの隣にピッタリ
寄り添う格好になる装填手。優花里は最初から、このポジションを狙っていた(笑)というのも考えられますね。

そして、コレはシリーズ後半になっていってみれば判るコトなのですが、操縦手や砲手はそれぞれの持ち場に
懸かり切りなので、映像的にはあんまり動かなくなって行きます。むしろ車長の「副官」であり、戦車の「雑用係」
である装填手・優花里の方がメチャクチャ動きます!!その辺をどうぞお楽しみに!!

★「ガルパンの楽しみ方」2話でも触れましたが照準器内視界、出ましたねえ。「戦車の目」ですからね。「戦車に
 乗る」という疑似体験を楽しむ際には、決してハズせません。しかしコレまでは、「資料が無い」「作業が煩雑に
 なる」などの理由で、日本のアニメでは常にお茶を濁すか、バックレられて来たのがこーゆートコです。それに
 果敢に挑戦したのが本作「ガールズ&パンツァー」です。ミリ好きのスタッフを集め、ミリ研究家の協力も受け。

二次大戦当時は電子機器こそ無いですが(通信機もまだ真空管の時代です)、カメラなどを見れば判る通り光学
機器の技術は相当のモンです。まぁ大雑把で量産品なアメリカのモノや、粗悪品のソ連のモノはどうだか判りま
せんが、なんたってあのカール・ツァイスやライカでお馴染み、ドイツの光学機器ですよ。非戦派のアタシでさえ、
この「砲塔を電動旋回させ、敵車機影を視界内に捉える」→「照準器内の機影から距離が計測出来る」→「計測した
距離通りに照準器を調整すると視界内の照準が距離に応じて上下する」→「その上下に応じて(華がやっていた
ように)砲仰角を手動ハンドル調整」→発射!という過程は、ゼヒ体験してみたいですよ。この照準器の形式一つ
取っても、本作は精密に再現しています。同じ米英軍戦車でも、大雑把なM3リーのモノと6話でサンダースが使う
ファイアフライの遠距離照準用のモノとではケタ違いに精密度が違う、なんてのも本作の見所の一つですんで、
1回目にスリルと興奮と萌えをタンノーした後には、ゼヒ2周目にそんな細かい所もチェックしてみて下さい。
「ガルパン」の楽しみが、さらに深く拡がります。アナタはそーゆートコ、ちゃんとご覧になっていますよね…?
では質問。Ⅳ号の砲塔を電動旋回させて下さい。華が回していた手回し式のハンドルを指差すと、不正解です。
Aパートで優花里のしていたコトを確認してください。この際、優花里の手の奥の砲塔旋回モーターが振動して
いる
のが確認出来ると思います。「ガルパン」はこーゆートコ、ホンッッッットーに細かいですよ。

★「戦車の強さの比較」とかのデティールや、「それぞれの国の戦車開発史」や「なんで砲塔の無い突撃砲なんて
 モノが生まれたのか!?」…なんてなミリ業界の"常識"に関しては、BD付録特典映像の一つ・「秋山優花里の
 戦車講座」
がとても良くマトマッていて、スラスラ理解が進みますので観てみて下さい。優花里の熱心な説明
 で、とても楽しく聞けます(*^ω^*)。アタシ、当時は「ガルパン」BDの特典付録の内で最も惹かれたのは、ご
 多聞に漏れず「戦車戦ギッチリの本編では描かれなかった大洗チームのゆるふわな日常生活を補完するよ!」
 という触れ込みだった、10分のオマケOVAの方だったんですがね。でも、いざ買ってみるとソチラの方は
 ホントにオマケ(笑)ってカンジで(価値はある映像ですし、オマケOVAから生まれたニーナちゃんなんて隠し
 キャラもいますが)、どッちかってッとピクチャードラマ形式の「秋山優花里の戦車講座」や、オーディオコメ
 ンタリの内でもキャストコメンタリの陰に隠れるように付いて来た(DVD版には収録されていません)ミリ
 オタスタッフコメンタリ、通称"おッコメ"(おっさんコメンタリ)の方が遥かに、当時「うひょー!「ガルパン」
 の理解が進む、進む(^四^)!」と大喜びモノの"お宝"だったコトを、良く覚えてます。あ、いや、だからと言って
 オマケOVAの方が要らない、なんて言ってんじゃありません!2話「サバイバル・ウォー」は彼女らの水着姿
 出ずっぱりで、「美味しいス○ーム♪」なんて「ガルパン」ファンダムの流行語を生み出しましたし、生徒会の
 ほっこりする一面も描かれてますし、5話「スノー・ウォー」は↑前述の通りニーナちゃんが出て来ますし!
 ああニーナちゃんニーナちゃん…!

★「それにしても砲戦が終わった直後に車外に出たりしてるし、まだ残っていたチームに誤射なんかされたら
 危ないんじゃねぇの!?なんか恐ろしく危ない競技をやらされてるのに、ソレに気付かず無邪気にはしゃい
 でる子供を観ているような気がして、ハラハラしてのめり込めないんだけど!」という方もいるでしょうね。
そーゆーアナタは、多分優しいヒトなんでしょう。一応戦車道連盟の試合規則にも、「競技者が車外に出ている
場合の射撃は禁ず」と明記されてはいるようですが、混乱した戦場(試合場)では何が起きても不思議ではありま
せんね。そーゆー向きにこの際ハッキリ言っちゃいますが、ハイ、危ないですでも「危ない」のは武道や
格闘技を修練する授業や部活、みんな同じ。アナタは年間の柔道部活中の死亡事故発生率をご存知ですか?その
次に危ないのが野球。全力の打球を正面至近距離で受けたり、ベース上で交錯したり。アタシにゃとても真似で
きませんわ。でもソレをやらせるのが明朗活発な児童の健全育成というモンなんでしょう。そのために生徒を
巨大な学園艦に乗せ、洋上に出して実際の操艦から食糧生産までやらせている世界です(BD付録OVA3話「スクー
ルシップ・ウォー」参照)。我々の社会よりいくぶん乱暴(笑)で、オオザッパで元気な世界だと思って下さい。
そして…演出上のシカケについてあまり詮索するのはまだ未見の方がいる前では避けたいコトなのですが…
その"ハラハラ"こそが本作演出上のキモだと思っています。↑上の項でも書きました通り、アタシの観たトコロ
本作の演出テーマは「TVアニメに"ハラハラ""ドキドキワクワク"を取り戻せ!!」です。そーゆー
「不安要素」のスパイスを効かさないと、人間は映像を観ていて我がコトの様にのめり込んだり感銘を受けたり
しません。時々スパイスの効かせ過ぎで味を台無しにしちゃう料理人(笑)とかもいますが、本作は大丈夫です。
ええ、それこそ絶対に大丈夫です。
水島監督の演出バランスセンスは決して揺るぎません。

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★「ガルパン」の楽しみ方。(3)-1

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月26日(日)21時44分19秒
返信・引用
  ★さて[新番組]「ガールズ&パンツァー」第3話放映の時間がやって参りました!

今週も手始めは、まず拙著・本放映当時御かんそのコピペから始めてみたいと思います。
ファンには今となっては懐かしき当時の興奮を思い出してもらうために、初見の方とは新鮮な
キモチで語り合うために。

☆ココから先は初見時御かんそだけでも量が膨れ上がってゆくので、要点だけ抽出編集してお届け致します。
 でないと当時の御かんそコピペだけでも2投稿分くらいは軽くイッちまう(笑)。ちなみに本掲示板の場合、
 作品から受けた感銘イコール文章量、です。2投稿分も御かんそ書いた作品は「ガルパン」以降は、「キルラキ
 ル」くらいしか未だ現れていません(あくまでジブンにとっては、です)。
 さて、では2012年秋の本放映当時にダイブ。
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今週のアニメ御かんそ。10/22~ (1)   投稿者:ゆ~さく   投稿日:2012年10月22日(月)01時26分30秒

   ☆今週のアニメ御かんそ。10/22~ (1)

☆今日は楽しい「ガルパン」の日。「ガールズ&パンツァー」のどこが面白いかって、説明に苦慮してる方は
いませんか?それは、「戦車に乗って砲戦を楽しむ臨場感が描けている」という事ではないでしょうか。
例えば「バイク乗っている臨場感を描け」という仕事の場合、貴方はどうしますか?「イグニッションを入れ、
クラッチを切りながらギアをローに。スロットル回せば発進」…なんていう"手順"を描いただけで「バイク
に乗る臨場感が描けた!」と思います?違いますよね。そーゆー方は「段取りで仕事をする人」。バイク乗り
なら思い切りバンクして突っ込んだカーブの先が複合カーブで、さらに内側へのヘアピンになっていた時な
んかは「うひー!」と思うでしょ?その「うひー!」を描く事。驚いた事に、コレをリアルに描くとバイクなど
乗った事の無い人にも通じます。ロボットモノでも「体長40mの巨躯を操作するとはどういう事か」…なんて
「ロボット操縦のリアル」を追及した人は、あまりいませんでした。「ロボティクスノーツ」とかがそーゆー辺
りを攻めてくれると嬉しいのですが。ともあれ今のトコロ「ガルパン」は、「戦車に乗って撃ち合う楽しさ」が
充分に描けていると思います。だから楽しい。キャラもカワイい。「絵的な面白さ」もありますよね。凶悪な
戦闘車輌にヒヨコの群れがぴィぴィ乗ってるカンジ。ヒヨコ戦車。その上、今後はスポ根的要素も入って来
る事が予想されますからコレに期待せんでナニに期待するッ!てなモンで。さてそんな今週の「ガルパン」は?
○「ガールズ&パンツァー」・3話「試合、やります!」
観入っちまいました!面白い!出し惜しみしない!!

↑上で書いた「臨場感」の話、その"期待"をモロに実現して下さったカンジです!敵チームに追われて逃げ込
んだ木造吊り橋。キャタピラが踏む板の心許無い感触が、まるで自分の足の裏ででもあるかのように感じて。
転輪が接触して切れる軸策、思うように行かない戦車の操縦と、「落ちる~!」という恐怖感を同時に描き、
さらにソコへ迫る両岸からの挟撃~!生徒会もバレー部・歴女チームの動きに加担して、Ⅳ号隊を追い込む
事に決めたようです。その後に続く1年生隊が「とりあえず付いてこー♪」とお気楽なのがまた楽しい(^血^)!

初弾命中後、轟音と衝撃波に呆然としてる他の連中を尻目に、早くも次弾装填に掛かっている主人公。
コマンダーハッチからの視界だけで周囲状況を的確に判断、など身に付いた経験と持って生まれた適性と
を自然に示してゆきます。主人公の指示で、ニワカに固まってゆくチームワーク。生徒会からの砲撃も、
間一髪!Ⅳ型の砲撃の方が紙一重で勝った!ヤラレた生徒会長も何だか満足げ。思惑通りなんでしょうね。
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(編注。↑文章から、この時点で「ミリモノには全くの門外漢である」というコトが良く窺えますね。「履帯」や
「キューポラ」というコトバも知らず、キャタピラとかコマンダーハッチとか言ってます。↑砲撃後、みほが
戦闘室上部ハッチを開けるのも「立ち込める排煙を換気するためだ」=「Ⅳ号D型には、まだ電動換気ベンチ
レータが付いていない」というコアなミリ描写
(笑)なのだ、というコトに気付いてないようです。…たしか
思い返すと、本放映当時は「灯かりが欲しいのかな?でもこの場面で、何に対し車内照明が欲しいんだろ?」
とか思っていたような(^血^;))。まだまだ「ガルパン」を骨の髄まで味わえてませんね、この時点では(笑)。

アヒルさんチームが転進しようとしてスタックする直前、「ピキュ」と玩具のアヒル踏んだようなS.E.が入った
けど、ひょッとして1年生チームは毎回ヘタレで、試合の度に尻尾巻いて逃げようとして、その都度この音
鳴らしてくれるんでしょーか?だったらウレシい(*^四^*)!!!か、カワイい!
大浴場のシーンでアタシは本作にハマる事に決めました!各キャラの名前、辞書登録しよ!
西住みほ。主人公。武部沙織。明るく元気で、チームの人間的まとめ役。五十鈴華。華道。おしとやかに
見えて砲ブッ放すとジンジン。秋山優花里。戦車オタロリ。ジブンはこのコです(^血^)。こーゆーいかに
も「オタクの貴方と話が通じ易そうなコですよー」というキャラは苦手なんですが、挙動も容姿も可愛いので
仕方が無い。冷泉麻子。超低血圧の天才。以後、ハマると決めた作品のキャラは、ちゃんと名前で呼びます。
これが昂じると主題歌・サントラCD購入。ソコまで行けば、BD全巻購入は目の前です。このまま行ってくれ!
ここまででまだAパート!!なんとまァ尻尾まで餡子がギッチリだぜこの鯛焼き!

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(編注。「3話でやっと本作に「本気でハマるコトを決める」だなんて遅い、遅過ぎる!!もっとアンテナを鋭敏
に研いで視聴に臨まんかいッ!!」
…と当時の己を叱り付けてやりたい思いです(^血^;)。)まぁ、最初に本作に
触れた者が優花里に惹き付けられるのは確定コースだろうなぁ、とゆーコトで。そりゃまぁ自衛隊第七師団の
本物の戦車乗りに「最高だぜぇぇェお願いします!」と言わせしめ、収録副音声だけで陸自戦車解説DVDなんぞ
を尼ラントップに押し上げる、という社会的影響(笑)も甚大な本作の顔キャラなのですから、まずはこの
コに惹かれないで誰に惹かれる、てなモンで。しかし深い深い「ガルパン」沼は、ソコに陥ち込んだ者に、キャラ
に対しても次々に目移りさせてゆくほど次々に新たな、新鮮なヨロコビ(笑)を与えて来るコトとなります。
このヒトは最終的には、どのキャラに惹かれるのか予想してお楽しみ下さい(笑)。本稿では、そんな辺りにも
セキララにツッコミを入れつつ本放映当時を懐かしんで行きたいと思っております。

で、Bパートは愛車の飾り付けと訓練シーン。「けいおん!」の作家らしく、戦車の中を居心地の良い「少女達
の巣」にしちゃいます(笑)。重油とグリースの臭いがヒドいだろうからデオドラントも必須だね!でも砲を
ブッ放したら硝煙の臭いで鼻も効かなくなっちゃうだろうけどね!
で、またサクッと初の練習試合・聖グロリアーナ学園との対決へ話は進みます。車長が集まった作戦会議で、
生徒会役員(メガネ)の立てた作戦に脊髄反射で「よしッ!」と燃えてるバレー部の脳筋ぶり、フッとほくそ
笑んでる歴女、「すごーい♪」と大袈裟に感動してる1年生、それぞれのトホホな反応が笑わせて(^四^)。で、
あわれナシクズシに小隊長に任命されちゃうみほ。生徒会長、スジガキ通りッすな(笑)。負けたら大洗名物
アンコウ踊りだ!そのまま吊るし切りにされて土鍋でドブ汁にされちゃうかも知れないぞ!負けられないぞ!
で、またまたサクッと試合当日の朝。余計な周辺描写はアッサリ捨て、本題のみに集中するので飽きないし、
コレならBDを買う時にも「この回は要らないなぁ」と迷う事が無さそう!つーかコレ、続けて観たらサイコー
に面白いんじゃね?超低血圧の操縦手を起こしに、早朝の住宅街を蹂躙して来る戦車(笑)。空砲を撃っても
町の人々はノンキなモノ。こうして、物語を進めるついでに世界観も描いてゆきます。大して意味の無い
作品世界設定をダラダラセリフで説明しちゃう、なんてのは愚の骨頂。そんなモノに価値などありません。
空母都市"大洗"、何かの社会的事情があって国民を洋上生活させてるモノかと思いきや"学園都市"なのか!?
グロリアーナ学園の空母学園都市、デケえ!マクロスよりデケえぞコレ!まぁ、この辺りで察しのイイ観客
には「背景の社会設定は取り敢えず今のトコロ掘り下げて考える必要は無い」という事は伝わります。ナニか
シカケがあるのなら、既に臭わされている。ソレが無いという事は、「少年少女を健全明朗に育成するため、
敢えて洋上生活させてる」程度に思っときゃイイんでしょう。「シャレだよ♪ジョーダンだよ♪」で済む範疇。
そして、さあ、試合開始だ!台地上に陣形を張って待ち構える両チーム、一斉に飛び出します。これで1話
のアヴァンに繋がるワケですね。という事は、構成的に言って次回が本作序盤のクライマックスでしょう。
戦力も戦術も絶対に勝る強豪相手に、さぁどう戦う大洗女子戦車チーム!!
----------
(編注。ともあれ、初見時で「余計な描写が殆どない凄い密度=BDを買うのに躊躇する回が発生しない」という
コト、またこの3話の時点で「コレ続けて観たらサイコーに面白いんじゃね?」という辺りに気付いてる鼻の
効き方だけは褒めてやりたい(^ω^)。次回4話が「序盤のクライマックスだろう」とも気付いてますし、さらに
↑この感想で最も重要だ、としたいのは…↓ココですね、ココ!念を押すため斜字体強調コピペしておきます。
> 「背景の社会設定は取り敢えず今のトコロ掘り下げて考える必要は無い」という事は伝わります。ナニか
> シカケがあるのなら、既に臭わされている。ソレが無いという事は、「少年少女を健全明朗に育成するため、
> 敢えて洋上生活させてる」程度に思っときゃイイんでしょう。「シャレだよ♪ジョーダンだよ♪」で済む範疇。
…そうですね!!
↑コレを正確に受け止められているというコトは、本作を歪み無く受信出来ているコトの証明
ですね
(ホントは正常なセンスを持つ観客なら、誰もがそう受け止められると思うンすけどね…)
本作の基調はあくまで"シャレ"と"ノリ"です。余計なモノは背負わず、不必要な説明
も最低限に留め、最終回までノリを保ったまま突ッ走る!!…ココにはイイワケぢみた
説明の羅列も、素人のオナニーぢみた設定の構築もありません。そんなモノは必要最小限でスパッ
と切る!!真に重要なのは"痛快さ"と"爽快さ"だけ!!最後の最後までソレ
を見失わなかったコト、ソレこそが本作成功の秘訣でしょう!!
さらにそんな
「ジョーダン基調」の上に、息詰まるバトルも緻密なミリ描写もキャラの萌えも真摯なドラマも乗っかッて
来るからこそタマンネーんですよ!!!
…あー良かった。安心したぞオレ。やっぱオレはオレだった。だからこそ
この大傑作を取り逃がさずに1話から没入出来たんだ!あの頃のオレ、今のオレも一つになって、今夜は[新番組]
「ガルパン」を共に楽しもうじゃないかオレ!!! (最早ナニ言ってんだかこのアル中ボケ老人は…(^へ^;)))

次週がこんなに待ち遠しいのは「モーパイ」以来だ(*^▽^*)!!!
初の校外対抗試合、どうなりますかねぇ?予想するなら試合は主人公の機転でイイ所まで持ち込めるんだ
けど、ソコへあの過去の溺れるトラウマが甦って惜敗、結局アンコウ踊りはやらされるモノと見た(笑)。
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(編注。ハイ、予想は大ハズレでした~~~~(^血^)!あんこう音頭に関しては当たってますが。)

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10/25 8:00AM、付記。
> H・M  Re: 今週のアニメ御かんそ。10/16~ (1)  2012/10/17 13:27:57
> でもこの場合は、車上に乗せられるコムスメどものフィギュア(縮尺はテキトーでOK)が出ないとなぁ。

> 公式サイトより、カラコレ「ガールズ&パンツァー」という名前でフィギュアが発売されますね。
> 【ラインナップ】
> 西住みほ、五十鈴華、武部沙織、秋山優花里、冷泉麻子、角谷杏
> 【商品サイズ】全長約38㎜
> 【URL】http://girls-und-panzer.jp/pro_goods.html

○H・Mさん。
コレ↑については、アタシも知ってました。カワイい!買いたい!でも38mmの…携帯ストラップ人形みたい
なモンですね。聞けば、「ガルパン」オフィシャルタイアップとして発売されるドラゴン社製のキットは1/72
だとのコト。乗らない。あたしゃ、あのEDの絵みたいにゴツい戦車から子猫の群れがにゃーにゃー顔を出し
てるような"愛らしいジオラマ"として欲しいんですよお。それにはタミヤの1/35でも買って、改造しないと。
タイヘンだなぁ。まぁ、通信手や操縦手ハッチを開けたら中に沙織や冷泉の丸いアタマがちょこんと見える
ようならヒジョーに可愛いので、誰かやる人は必ずいるだろうとは思いますが。しかしその改造技術が無い
となれば…やっぱワンフェスとかに期待するしかないでしょうかねぇ。「タミヤ1/35Ⅳ号戦車キットに
ピッタリはまるよ!あんこうチーム着座姿勢セット」
とか言って。もしくは、オフィシャルの1/72
モデルの前に立てて簡易ジオラマを作るのなら昔のタミヤ陸軍戦車隊歩兵セットみたいなフィギュアセット
が欲しい!!「敗戦バージョン」とか言ってヤラレた1/72Ⅳ号(白旗付き)の前でみんなに頭を
下げてるみほ、ワンワン泣いてる沙織、涙目でエンジンルーム開けてる優花里、予備キャ
タピラ肩に担いで運んでる華、寝袋で寝てる冷泉、とか。全員アタマにタンコブ付き。
カワイい(*^血^*)!!もしくは、ほのぼのと「みんなで楽しく野営セット」とか。焚き火で
飯盒炊爨やってる横で匍匐姿勢で機銃構えて警戒してる優花里、寝袋で寝てる冷泉、とか。
誰か出して!!!

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(編注。あ~~~ウルサい(^血^;)。まぁウルサいのは毎度のコトとして御勘弁下さい。
ああ、この頃のジブンに今の関連商品の盛況ぶりを教えてやりたいですわ。まさかfigmaの5人を乗せられる
1/12電動走行Ⅳ号まで出ちゃうとか、大洗はガルパンランドと化し、マリンタワーの最上部には「ガルパン」
喫茶が出来て夏の夜空にあんこう花火が上がり、JTBトラベルが「ガルパン」るるぶまで出しちゃう異常事態
になってると知れたらどう思うんだろ、2年半前のこのヒトは(笑)。この頃は、あのケータイ根付けみたいな
カラコレ程度で喜んでるもんなぁ。そういや放映当時は関連書籍なんかも出揃ってなかったなぁ。「ガルパン」
特集を組むというだけで、Spoonなんて聞いたコトも無かった雑誌を書店まで探しにいったっけなぁ。今じゃ
産経スポーツが「ガルパン」新聞を発行し続けるアリサマですよ(^血^;)。
以降、本稿では↑このようなRES投稿や、御かんそ本文以外の二次ネタなども拾ってゆき、本放映当時の興奮と
楽しい雰囲気を再現してゆけたら…と思っております。4話、5話と追うごとに狂乱してゆくこのヒトの錯乱ぶり
と合わせてお楽しみ下さい(笑))

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
★さて、この後は御かんそを離れて、放映を観ながら3話に対する細かい補足事項なんかも書き添えてみたいと
 思います。
 

2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(6)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月22日(水)05時09分32秒
返信・引用 編集済
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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(6)

○「てーきゅう」(5期)・3話
「てーきゅう」の学園祭はこうだ!という一本…なんだけどうどん子やらトマリンやらコレまでのキャラも出演
1分半の限界に挑戦した末期的な(笑)内容でした。「1分半にコレだけ詰め込めるんだ!」とヒくくらい挑戦的
な密度でセリフの尺が殆ど無く全セリフ何を言ってんだかワカラン(^血^;)!3期再放送の方はなすのと陽太の
出会い、なすのドラ焼を気に入る、など記念すべきキャラ紹介回。

○「のんのんびよりりぴーと」・3話
具が本作をイントロデュースするとは思わなかった(^血^;)。短いアヴァンだけで舞台や流れる時間、コンセプ
トまでキッチリ描いて、そこにタヌキが「さぁ、どうよ?」と振り向いて今週も始まるゆるゆる時間。「すこー」の
後、夏海に泣き付かれて「おーよしよし」と言いつつも顔そむけるれんげに「あ、ひかげと同じ血が流れてる」と
思いましたわ。でも意外と熱い部分も持ってるみたい。寝こける一穂に恐ろしく正道の説教始めた時はオモシロ
くて身を乗り出しちまった。そんな一穂の特訓中のツッコミ、「算数かよ!」にも、ああ、この三姉妹には同じ血が
流れてる…とナットク。ツッコミが基本なんな。ひかげの代役を、その姉と妹が受け持ってるカンジ。"ケーキ"が
デマカセだった、と知れた際の瞳の輝きの失いっぷりは、1期で遠足と偽って田植えだった、と知った時と同じな
れんげ。あの時は「笑わせてくれる…」で済んだけど、今回は掌底が炸裂。次にはどう怒るのか楽しみだ。現実逃避
半分・からかい半分で小1の妹に甘え絡みつく担任教師も…ああ、ジブンはやっぱこの宮内三姉妹の方が越谷姉妹
より好きかなぁ?と思わせてくれます。"言葉"でキャンキャン言い合うアチラより、ニュアンスでやり取りして
る率が高いんですよね。いや、今回の脚本はセリフよりニュアンス芝居の割合が高かった。非常警報機を押そうと
する夏海のシーンとか。テスト中の彼女のADHDぶりも2回観たら笑えて来ました。うん、気合入れて叫んでみ
ても時空は捻じ曲がらないし神も振り向かないね。しかし一穂がゲームの敵キャラ"果物"を羅列するシーンは
畳み掛けるよりも、本作なら…気だるい初夏の陽光が射し込む庭からロングのショットで(葉の上を這うバッタ
をナメたりして)屋内の様子を生暖かい目で捉え、脳から知恵とチカラが蒸発してゆくようなアホ空気を出した
方が良かったのでは?と思いますのん。でも要介護者の姉を歩行誘導する妹のオチはけっこ毒があって笑えま
した。そうだね、児童を善導するには「反面教師」というテがあったね。この、脳のシワが溶けてつるんつるんに
なっちゃうような田舎の空気の持つ"毒"が、今回は描き表されていた?ようにも?思えます。

3話は志茂文彦氏脚本、コンテは…金崎貴臣監督でした!今のトコロ1期の標準エピソードよりもイイカンジで
進まれてると思います。しかし、本作の勝負ドコロは吉田脚本―川面監督コンテの1期4話みたいなヤツだという
コトは間違いないでしょう。ソレはいつ来ますか。
アタシは1期も「「のんのん」は1、4、10話に限る!!」…というタチだったモンで今回2期の流れも大好きです。この
チョーシで続けてもらって、そしてソフトも売れたらまさに万々歳だ、とも思えます。…しかし日曜夜の「うまる
ちゃん」2話を観てたら…本作とカブる低等身萌えラインで、コメディ描写も無難に、さらにハートフルなオチも
ソレなりにキマッてました。このままでは、アチラに客層が流れるかも知れません。あんなステマまみれの作品
が"成功する"だけならまだしも"他の作品の顧客を奪う"のは腹が立ちもしますが…けれどジブンはソレを止め
る気もありません。ナゼなら本作の吉田玲子脚本―川面真也監督ラインも好きなら、アチラのあおしまたかし―
太田雅彦監督ラインも好きだからです。ジブンは(アニメ作家側の)『思い』が顕れてない作品は観れないので
コチラを選びますが、さて、購買客層はどちらを選びますか。まぁコレからの各話仕上がりにもよるでしょうね。

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7/22、16:10、付記。
○「それが声優!」・3話
横手美智子脚本+博史池畠監督の手から離れると、途端にカタくなりましたかね。脚本:兵頭一歩氏、「まじかる?
ぽか~ん」の八谷賢一監督コンテ。ジブンは2話の時点で、3人に「WEBラジオやらない?」と声をかけたプロデュー
サーの狙いはズバリgdgdだろう、慌てふためくみっとも無さを通じライブ感とカワイさを演出するつもり
だろう、と思ってたんで落ち着いて観られましたが、そうでない人は…なんかこう…予定調和的な、通過儀礼的
なモノに見えませんでした?そうでも無かったですか?ハラハラして観ていられたのなら、良かったのですが。

セリフの掛け合いも、噛み合ってんだかスベッてんだか良く判らない煮え切らないカンジで…今回は、ジブンは
ダメでした。…しかし!!終盤、1話で収録した「ボサツオン」OAを皆で観るシーンになると途端に物語に繋がり
が出来てガゼン面白くなりました!1話を観てないとゼンゼン機能しない面白さですけど…1話の時はアレだけ
勘違い方向に役作りしたペットロボットの一言がダメだったコト、そしてせっかくフッてもらえたのに、シロミ
(絵が完成していないこと)の画面からは全くニュアンスがツカメなかった、ゲストキャラ少年の一言。中堅声優
さんはソレを正確に把握していたこと。まるで1話で探偵モノの推理問題が出され、今回3話でその答え合わせが
されたような構成。コレですよコレ!コレが本作の面白さ!…アタシの言ってるコトが判らない向きは、ゼヒ
1話のアフレコシーンと今回のOA場面を観比べてみて下さい。コレが失われない限り、ジブンは本作を観続け
ようと思います。しかしなぁ…。質が安定していた【ろこどる】を応援出来なかった悔しさを思い出して本作を
代わりに応援しようか、と思ったその矢先に質がブレられちゃうと…ちょっとヘコみます。横手脚本+監督演出
回の再来をお待ち申し上げます。今回のゲスト声優は田村ゆかり嬢、毎週新作するEDのリクエストコーナーは
「C3」でした。この手造りEDは、毎回ホント良いカンジだと思います。貴方のお耳に♪プラグイン~♪

○「モンスター娘のいる日常」・3話
まぁやってるコトはクダラネーんですが、本作は姿カタチ味自体がゲテモノなので(笑)大変ユカイに観れます。
おキマリおつとめシーンはサービスメニューに書かれたコース通りッてカンジですが、脚色は良好!主人公が
目の周りに馬蹄型の痣を付けて現れる導入、ケンタウルスが一族の誇りを語るシーンで現れた甲冑武者たちが
「そうだそうだ!」と会話に参加するのには笑っちまった。こーゆーのをやる時には、こーいった"シャレ""芸"が
観たいんスよね。もしくは子供のオナニー玩具で無く、ちゃんと恋愛劇やるか。ああ、「むろみさん」でもハーピー
は人魚族の天敵でしたが本作でも鳥はヘビを鷲掴みにして飛ぶのね。鳥ってコワい(笑)。サスガは恐竜の子孫!

怪物三人娘が欲望のままに、その本性をムキダシにする↑イメージカットもフルアニメでカッチョイイ。イカち
ゃんが「萌えオバQ」と呼ばれるなら、コレは「怪物くん」の侍従三人組がそれぞれ主人公にセマる発情娘に変換
されたようなモンか。そう考えるとホラ、ちゃんとシャレになってるッしょ?力仕事に~♪深夜の散歩~♪
主人公の優しさにも多種族間交流法に基づくホストなので異民族には誠意を尽くす…というバックボーンが
あり、また行政は異種族間の交配が可能かテストケースを探してる…というコトで色ボケシーンに突入するの
もザートラシくは無く(エロがイカんと言ってるんじゃない、アニメがガキのオナニー玩具にされるのがイヤ
なんですよ…)、絞殺、鉤爪による引き裂き、蹄て蹂躙、と"ラムちゃんの電撃"に相当するリスクも順当。
脚本はふでやすかずゆき構成作家、コンテは下田正美監督でした。豆知識。この下田正美って方は「じょしらく」
「ガルパン」のOPコンテマンで、「ガルパン」OPに出て来るネコは、この方の愛猫だそうです(本当)。よーする
にアレはコンテ担当者が「ジブンの愛猫を画面の中の小道具に使ってみた」ッてだけ。

7/23、18:10、付記。
○「俺物語」・16話
そうか、こう話を転がすのか…。上手いなぁ、この原作者。こんな「絶対不動の"理想"」を話の中心に据えて、よく
物語を転がせるもんだ。そんな不動の"柱"に体当たりをカマシて、粉々に砕ける心を巡って「好きというキモチ」
を綴った詩的な一篇でした。「大和と石」。「大和と星」。武男の真剣な想いって、こんなカンジの言葉になるンか。
予想の通り、傑作街道驀進中です。

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7/24、16:10、付記。
○「がっこうぐらし」・3話
今期でダントツに楽しみな作品であるコトは確かです
ほのぼの萌えと地獄の極限状況との同居なんて斬新な題材を扱う意欲、も拍手をもって迎えられるべきなら、
そんな異質なモノを結び付けた際に本来なら拒否反応を起こしササクレ立つだろう"接合部"…「狂気(幻想)の
中にいる主人公の視界」を「周囲の仲間の"思いやり"」や「影が薄いと悩む(笑)女教師」などの小ワザ描写で丁寧
にケアしてるのが上手く、惚れられるトコでもあります。普通、構成会議→脚本→演出と部署毎に独立して流れ
作業で処理されるアニメ制作では、時間の制約もありこんな細かいケアはやり難い(だからこそ原作付きが重宝
されるワケですが…)。そこを丁寧にケアしてる真摯な姿勢が魅力です。しかし…。2話御かんそでも「こんなカ
ットの隅々まで「人任せに出来ない」作品、監督の手を離れて各話演出に移ったらどうなっちゃうんだろう…」
とも書きました。さあ、3話。そのような"丁寧なケア"が、画面の隅々まで行き届くんでしょうか。

アヴァンはイキナリ遺書を書く生前の女教師・恵(めぐねぇ)の姿からだよ。その…なんちゅーか、もう少し手心
というモノを…(笑)。オープニング、アタシとても楽しんでるんですけどアナタはどうですか?「残虐な内容を
粉飾する詐欺だ!」とか思います?アタシはとても「悲しみ」と「美しさ」を感じて胸キュン(死語)なんですけど。
「コレこそ"萌え"の逆説的肯定だ!」とかなんとか言ってみたりして(笑)。…Aパート。うわァ、まだ続くンか生前
の回想!容赦ねェな(^血^;)(←楽しんでる)。母から届く愛情たっぷりのメール、それを退屈そうに受け流す娘
…という日常描写で既に手応え。コチラのハートをガンガン叩いて来ます。コレですよねぇ。ビンビンに感じる
「作家の"声"」
。こうでなきゃ。キャラ描写しつつ忍ばされる不気味な"予兆"…そうだよねぇ、日常聞き慣れてる
緊急車輌の警報音なんか誰も気にしないよね…というトコも上手いけど、「生徒に寄り添いたいのに距離を取ら
される女教師」「クラスの中で浮いている主人公」という、日常生活の中で置き去りにして来てしまっているモノ
が描かれます…ああこのテーマ、ウィリアム・フリードキンが「エクソシスト」の中で描いたのと同じじゃん…。

2話での、あの廃墟教室の中での2人きりの授業風景。アレが2人にとってどんなに大切なひと時だったか、という
コトも描かれ。そんなハートウォーミングな情景を繰り広げるのが、狂人と死人だなんて…トンガッてるよなァ
(^血^;)。スゲえですわ。もう一人の生徒が女教師に恋愛相談持ちかけるシーンも…バックに流れてるBGMは凄く
美しいのに、よく観て下さい。消火栓のBGonlyのカットも暗いトーン、PANスピードもどこと無く不気味に保たれ
てます。ココで「本当に」ハートフルにしちゃうと、極端に異質なモノ同士をくっ付けてる作品基調が空中分解し
ちゃうから、「残虐な作品なんですよ」という空気は常に保って。こんな"丁寧なケア"が必要とされ、そしてソレ
を実行している作品は1シーズンの中でも数本も無いですよ…。Bパート。実写トレスしたのだろうTVニュース
映像も意欲的。そうだよねぇ、「サイン」(駄作だったけどシャマランの導入力は確かでした)なんかを観ても明ら
かだけど、TVニュースってこーゆー異変が起こる際には絶好の演出素材ですよねぇ。他の通過儀礼的な異変しか
起こせないナンチャッテ作は、どうしてこういう演出が出来ないんだろう。アタシの知る限り、「お、コレは」とい
うニュース映像の使い方をしてたのは岸+上江州コンビくらいです(「DEVIL SURVIVOR2」)。ああ…けれども
屋上。くるみが"先輩"を担いで合流する辺りまでは良かったんですが、いざ"異変"が起こってからは…なんだか
演出も作画もチカラが抜け、「通りいっぺん」なカンジになってました。ああ…。やっぱりか…ひょっとして今回、
途中まで質を保っていられたのは、監督が必死に修正入れられてたんでしょうかね?こーゆー"丁寧なケア"が
随所に求められる作品ッてのは、各話に移ったときがコワいんですよねぇ。…各話演出氏が監督と同等の実力を
持っているとは限らないから。そして仮に、作品制作に当たって募られたスタッフ陣がそんな「頼りにならない」
各話演出ばかりだった時は…監督は各話の修正に忙殺され、独りではとても手が回らなくなります。そうやって
いい可能性を持ちながらも座礁・沈没して行った作品をコレまで幾度と無く観て来ました。本作はどうなるので
しょうか。どうなってしまうんでしょうか。ああ…。愛する"先輩"の喉をシャベルで掻っ切ったばかりだという
のに、ゆきに抱き付かれたくらいで美しいBGMを流しちゃうのは、ちょっと、なぁ。各話演出が作品の深みを理解
していないかも知れません…。「愛する人を惨殺する」という行為の重みと、ソレを相殺するくらいのゆきの感情
の昂ぶりを描かないと…作品は「通過儀礼」になってゆくばかりです。

しかし、そんな最中でも「描かれるべきコト」は描かれてます。異変が起きると、必死になってあの奇妙な帽子を
↑被り直そうとする主人公。ははあ…あの帽子ってのは、彼女にとって"ライナスの毛布"なのね。
ゆきがなおもシャベルを振りかざそうとする胡桃に抱き付いたのは、彼女の心がどんなズタズタに引き裂かれ
つつあるか直感的に察したからですね。セラピードッグかよ(^へ^;)。で、自分の心を察してくれて、ソコに飛び
込んで来てくれた彼女を胡桃は抱き締めた、と…。"地獄"に射した一筋の光明。はい、脚本のスジは相変わらず
ピッシリ通ってます。今回の仕上がりを脚本の方面からアレコレ言うのは初心者でしょう。問題は演出ですよ…
ああ、"現在"に戻っての屋内キャンプのシーンもなぁ。横PANとか使って「フツーの萌えアニメ」みたいに演出し
ちゃってる…。「きんいろモザイク」が演出出来る位の腕じゃ、本作はやれないと思いますよ…。この校舎の外側、
光を失った「真の闇」なんでしょ?そこに人肉を食らう魍魎どもが蠢いてるんでしょ?だったら、例え楽しげで
も、僅かなランタンの明かりと互いの温もりを頼りに身を寄せ合う、明日の生命をも知れぬ仔ウサギたちの儚く
脆い「生命のともし火」みたいなムードを、どことなく感じさせてくれなくちゃ…。いや、身を寄せ合う彼女らを
俯瞰で捉えたカメラをT.B.すると周囲は闇、なんてコンテを切りゃイイ、と言ってんじゃなくて、ですね…。2話
までの安藤正臣監督のシゴトの深さと高度さを知らなきゃ…。まぁ、こんな「ナマモノ」である面白さ、ライブ感
がアニメを観続ける理由にもなってんですけど。うん…「前に私が失恋した時、ゆきが慰めてくれたんだよな」と
彼女に水を向ける胡桃に対し、諦め顔で制止するりーさんなど、やっぱ脚本の足取りは確かです…。ああ、でも…
やっぱダメだ。最後に4人(3人か)が担任女教師のコトを、あたかも生存しているように扱って談笑するシーンは
もっとコワさと薄気味悪さと悲しさを含ませなきゃダメじゃん…本作独特の「異常なシチュエーション」が全然
描けてないッスよ…。今回3話の演出は、ちょっとやり直して欲しいくらいです。
でも、諦めたりはしません。コレくらいの仕上がりの揺らぎは普通、普通。そんなんで気を惑わせてたら「新世界
より」なんて観れたモンじゃなかったぞオメー(笑)。本作には安藤監督がいて下さってるのだから、多分大丈夫。
先が楽しみです。ところで今回のような物語の回想をするなら、1話のチョーカーさんとの行き掛かりも来るの
かな、来ないハズが無い…と思ってたんですが、ソレはまだ先になるんですかね? あ…(ナニか思い当たった)

7/24、19:35、付記。
○「城下町のダンデライオン」・4話
御かんそ書きは、コレまでに致しとう御座います。1話で「王族一家」「家庭内国王選挙」「兄妹の各種能力」など、
さも「コレを使って面白くするよ」と言わんばかりに並べて見せた設定群は、全部フカシだったんですね…。
アニメ制作陣の方は、頭と尻に微笑ましい飼い猫のエピソードを挿入して観客をリラックスさせたり、なぁんで
もないシーンをゲーム(ドラクエ)風演出で飾り立てたりして、何とか面白く見せようと頑張られてるんですけど…
それだけじゃ何ともならず。ひょッとして本作(原作)の設定って、原作者御本人じゃなく、誰か別のヒトが考え
たんじゃないですかなぁ?編集さんとか…。いや、知らないですけど。それほど設定を「使えて」なかったです。
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7/25、0:45AM、付記。
あ、そうだった。「ダンデライオン」に関しては、2話御かんそで「ダメだったら、謝ります」と書いたんでした。
ハイ、今回、正式に「謝ります」。ダメでした。1話時点での持ち上げた御かんそは、ジブンの勝手な先走りでした。
今回コレにて、正式に視聴終了と言うコトで…。
ついでにちょっと付け足しとくと、「きんモザ」とかも1話時点
ではヒジョーに好意的に御かんそ書いてました(ギャグなんか交えて)。あれは悪い作品では無いと思うので
当時食い下がったのですが、6話途中で諦めたんでした。金髪ちゃんの「日本に憧れた英国人」という設定が、
その後に全然活かされず、単なるペットキャラになってっちゃッたから。ジブン、そーゆーのがダメなんス…

7/24、20:30、付記。
↑「ダンデライオン」よりは、今週の「妖怪ウォッチ」の方がジブンは面白かった。
○「妖怪ウォッチ」
「妖怪昔ばなし」桃太郎編以降、コレといった出物がなかったので黙ってましたが、「悪いコ向け」という基調は
相変わらずで、高橋ナツ子さんの「もォどーでもイイわ」と投げ切ったような脚本(笑)が笑いを呼んでました。

本作は男の子も女のコもカワイいのがヨロシいでんな。つーか、もう妖怪なんぞどーでもよくて単なる"コドモ"
イジリ。フミちゃんだけでなく、イジラレる対照はケータたち男子にも及び、もう全員がイジラレ役みたいです。

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7/25、4:40AM、付記。
○「GATE(ゲート)自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」・4話
本作に惹かれているのは、まず1に原作のアイデア、2にソレを「調理する」(イイ意味での換骨奪胎…"臭み"を
抜く作業をし、整理して器に盛るコトです)脚本、3にメガホンを取る京極監督への"期待"です。「期待」という
より「興味」と言い換えた方がイイですか。「ラブライブ!」を監督されてた方が、このネタをどう仕上げて下さる
か。1話御かんそで「京極監督、一世一代の勝負のときです」と書かせていただきました。その結論はまだ出てい
ません。しかし…。毎回こうして視聴すれば、必ずキーボード打たされちゃうだけのパワーは確実にあります。
で、今回…。アヴァンから、エルフ親父の走りの中割りが引き写しだったりして、ちと質の維持が不安になります
が…その後は演技にも枚数を割き、気を遣って演出・作画して下さってて安心して観ていられました。
あはは、自衛隊の橋頭堡が五稜郭、いや六稜郭になっとる(笑)。拠点を固め、"特地"側の産業、流通、政治体制まで
調べ上げてますね。まァ、コレは当然のハナシ。日本国は、この新しく現れた土地に侵攻意図があるのですから。
おお、今回はその辺りの詳細に関するアプローチか。己を「人道家」と称する主人公・伊丹と、野心があるらしき(?)
上官・柳田との対比が図られました。キャラの役割も鮮明になって来つつあり…うん、日本の国際的立場は1話の
時に推測した「大国の隙を見て"特地"の利権を窺う不安定な小国」というコトで正しかったみたい。そりゃまぁ
こんな"宝の山"、独り占めにしたら袋叩きに遭いますわ。猶予は無い。政治的には、どうせ押し切られる。その前
に、出来るだけ多くツバ付けときたい。そのため重要なのは「現地とのパイプ」ですね。なんか江戸時代のアジア
を狙う列強みたいなハナシ(笑)でもあります。ハイ、やっぱり中国も虎視眈々と狙ってます。アソコがこーゆー
パワーバランスが逆転しそうな話を看過するハズも無い。マスコミ相手に苦慮する総理の答弁も面白い(^血^)!
「"特地"の内情を隠す自衛隊に対する不信感が増し、情報を知りたがってる国民の動向」を描くのと同時に、時の
総理の口から"怪獣"なんてコトバが飛び出す、このテのフィクションの王道のおタノシミもやられてます!
イイですねぇ、こーゆーフィクション。久々に「仮想世界のリアル」を楽しめてますよ(^四^)。本作に興味が無い
なんて、勿体無い。「黄金期の高橋良輔の再来」(「ボトムズ」「ガリアン」etc)とさえ呼んでもイイかも知れませんですぜ?
その間を縫って描かれる、「異世界との接触モノ」としてのデティールも、突出した部分こそ無いモノの非常に
順当で。巨大な建機や食事の美味さに仰天する難民たち、早くも日本の習慣を身に付けつつある魔導師の弟子・
レレイの聡さなど描きます。ンでもって、息抜きのお風呂シーンも。"息抜き"といっても軽く観たモンでもなく、
彼女らのそれぞれの心情を描くのに重要。特にエルフのテュカは村全滅のショックからの記憶混乱もあり、伊丹
のコトを父親と重ねてしまっているみたいだし、死の神官・ロゥリィは"GATE"の向こう側に興味があるみたい。
特にレレイが一々ガスマスクを被るのは、イイキャラ立ちになってますね。(アタシはこのコが好き。賢い(^ω^))
激戦地・アルヌスの丘にはもう翼竜の死骸が転がるのみで、人間の死骸は無い…そりゃトーゼン、焼却処分した
んでしょうなぁ。6万人の死体を。そのワリにはPTSD罹患者が出てる気配とか全く無いですが、まァ、ソコは
おハナシとゆーコトで。観たトコロ本作は"仮想ドキュメンタリ"を求めてるワケでもない、という方向性なので。
少々伊丹のオタク描写がウルサい(観客の共感を得るのにあまり役立ってない)トコや、自衛隊が「正義の部隊」
に描かれ過ぎるトコは一部観客の反発を招くかも知れませんが、コレはアタシが1話から推奨してる「調理」(換
骨奪胎)の一部。硬軟取り揃えてハードな内容を語るトコは、あの「ブラック・ブレット」にも似て、浦畑達彦氏の
アジ、出てると思います。「咲-saki-」を構成された方でもありますし、この方の脚本、きっと信頼出来ますよ。
本作、かなり惹かれて来ました(^四^)!!その好感の内訳は、1に政治的立場も含め「ファンタジー
世界との接触」をリアルに描いたアイデアの巧みさ。2に、毎回質が荒れない確かな足取り
です。
この乱造時代にシリーズの粒を揃えるのがどんなに大変な作業かは、苦労されてる他の作品を観れば如実
に判るというモノでしょう。どの作品も大変そうですよね…。

7/25、15:40、付記。
○「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイヘルツ!」・1話(なんて長いタイトルだ)
今頃になって、まだ何かしら始まるのか。…ジブンはコレは観れまへん。前シリーズ一本も観てないのでモハヤ
負い付くのどーのというハナシじゃないコトもありますが、1話だけ観てみた感触でも、コレは観れまへん。
「禁書」シリーズだったら観れるんですけど…。
脚本は「型通り」ってカンジで、スゲーザートラシかったッスが(原作通りなんですかね?)、演出は毎度の「あ、
魚沼心監督作品だ(^ω^)」と御健在を確認出来て安心するキモチだったッス。

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7/26、6:40AM、付記。
○「WORKING!!!」・4話
前回御かんそで「キャラ紹介も無く、今シリーズ(3期)からの新規顧客層獲得は捨てているけれど、ソレはこの
3期が…5年間続いた本作の"グランドフィナーレ"だったからだ!」としました本作。3話はどうでしょう。
ハイ、やっぱ今期は「連続モノ」の色合が濃く、前回ラストからそのまんまの続きです。アヴァンのラストカット
笑えました?アタシはブッとフいちまったんスが。黒い星散らして大はしゃぎの相馬に、佐藤が手のフライパン
に視線を落とすオチ。こーゆーので笑えないと本作はムズカシいです(^~^;)。まぁ、前コマ明けの1カット目で
"説明"はされますが。で、やはりコレまでのシリーズとは違い…ウヤムヤにしたりせずに事後の描写も綿密に。
もぉイイ加減シビレを切らした(自分にも)佐藤から突き放された八千代、杏子との会話で再びオカシな方向へ
行きかける…も、なんと!杏子の正論(棒読み)で追い返され。いつも通りチョッカイかけようとする山田も阻止
され。ああ…やっぱ総マトメに入ってる…。あ!「佐藤君とはお友達」「佐藤君にはきっと恋人がいる」という八千
代の毎度の思い込みはユカイな勘違いで無く心理的な忌避だったのか!…いやぁ本作(原作)、意外と深いです
かも。あの絵(原作)の四コマでなぁ…(笑)。でもそんな八千代の逡巡も毎度の佐藤へのイヤガラセ(笑)に使って。
そしてこの場合、周りでピーピーさえずってるバカども(笑)の描写は、幾分「浮いた」空気で描かれます。本作の
"バカ"は、ココで「お嬢ウルトラクイズ」を出題する美月はモチロンですが山田兄妹はトーゼンとして、ぽぷらと
かも含まれます。まぁ、ぽぷらの場合はバカというより"コドモ"なんですが…。ああ…。これまでお祭が繰り広げ
られてた舞台の「解体」作業が始まりました。なんか幾分寂しく、我が子の卒業式を見やる親の気分ですわ(笑)。
そしてそんなバカ(美月)は、杏子の一睨みで追い返され。そんな合間に挿まるショート漫才で、八千代の客さば
きは、ぽぷら及びスタッフ一同が受け継ぎつつあるコトも描かれ。佐藤もぽぷらの頭をイジラずに撫でるだけ。
ドアは地獄の門番のような杏子(エスカリボルグ装備)が固めてます。ああ…。「WORKING!」が終わってゆく…。

で、Bパートは小鳥遊と伊波の処置から。ああ!小鳥遊の擬似ロリコンは、八千代の勘違いと同じモノだったんか!
忌避行動。一方、杏子の姦計で倉庫に軟禁(笑)された佐藤と八千代。ミグルシくウロタエるその姿も楽しい(笑)
ですが、ココでも往生際悪く"好意"だけ伝えて(「また誘ってね!」と言うのが精一杯(^ω^))、問題を先延ばしに
しようとする八千代。「未来」「変化」への恐怖。けっこ本作の原作、行動心理学とか踏まえて描かれてません(笑)?
知らなかった。「WORKING!」って意外と深かったんだ…あの絵で(笑)。(シツコい>(^へ^;)) だからこそ「手応え」
が感じられて惚れられたのかも知れません、アタシなんぞは。とにかくコレまでの、八千代の奇怪な行動は「バカ
なのではない」
とハッキリと描かれつつあります。この分だとひょっとして、ぽぷらのバカさ加減(笑)なんかも
解き明かされちゃったりするコトもあったりなんかして?(いや、知りませんですが)。ああ…やっぱりだ。残る
「バカの見本」として、山田兄も登場(^血^;)。このエピソード、意図的に「歩み出すヒト」と「バカ」を対比させてま
せんか(笑)!?でも取り敢えず山田家は兄も妹の方も「悪気は無い」というコトは描かれてますね。どーしよーも
なく空気読めなかったり図々しかったり悪い方向へ天然だったりするだけで(充分という気もするが>(^血^;))。
ああ小鳥遊は、まだ頑なだ。八千代への意外な杏子の後押しと同じく、ココは山田が何とかするのか!…と思っ
てみても、やっぱり山田は遊んでるだけです。恋のピューピッド役にはなりません。ソレが山田です!この2人に
ついては、以降へヒくんですね…とか思ってたら…。あーッ!言っちまったバカ!!これはまだ一波乱も二波乱も
ありますね。てなトコで、次週へ。今回の演出は多少固かった気もしますが、順調にENDマークへ向け進行中です。
不吉なコトを言うようですが、この3期の円盤、そんなに売れないかも?知れませんですかね…?新規顧客層の
取り込みを捨て、さらにこのシアワセ空間が永遠に続くコトを願っている層(特にぽぷらファン)なんかも、この
千秋楽キブン(笑)には引くかも。…愛する作品が素晴らしいフィナーレを迎え『満了』するコト、ソレ即ち
ファンが最高の拍手をもって迎えるべき「完成の瞬間」だと思うんですけどなぁ。
最近のファンは作品
のコトをどう思っているのか、イマイチ判りませんです…。

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★「ガルパン」の楽しみ方。(2)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月20日(月)06時38分46秒
返信・引用 編集済
  ★「ガルパン」の楽しみ方。(2)
ハイ!!2話です!!
いや~、やっぱ地上波(それもテレ東)で待ち構えててOPが始まると不思議な感慨がありますね!
まるでこの2年半の月日が無かったようでもあり、逆にあんなコトもあった、こんなコトもあった
と思い出が水道の蛇口のように湧き出て来るようでもありますよ。

キャラでは、本作でみほに次ぐ重要人物・優花里が(正式に)登場。初見時から、迷子の仔犬のように後をトコトコ
付いて来る様子がイヌっぽい、とか言われてましたなぁ。そんな彼女がその正体を覗かせ始め、そして記念すべき
「ヒャッホオオゥ最高だぜええぇェ!!」が炸裂するのも、この2話です(^ω^)。
★余談。アタシ、この2年半で最も思い出深かったのは商船三井さんが企画された「みほや優花里と一緒にさんふ
 らわあで行こう!北海道戦車搭乗の旅」
なんですが、その時に中上育美さんに戦車に乗ってもらった第七師団
 (日本最強精鋭部隊です)の戦車兵のヒトから「最高だぜぇ!お願いします!」とのリクエストが出た…という
 ハナシがあります(笑)。それほど伝説になりました、この「最高だぜぇ!」というセリフは(^四^)。

で…今回はまず、2年半前の↓ジブンの初見時御かんそを、当時の投稿ログからコピペしてみたいと思います。

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今週のアニメ御かんそ。10/16~ (1)   投稿者:ゆ~さく   投稿日:2012年10月16日(火)05時34分7秒
○「ガールズ&パンツァー」・2話
面白ゅろう御座いました(*^四^*)!!

OPが付きました。OPとは観客、ついでにスタッフや企画製作者にも「どんな作品か」「目指すコンセプトはどん
な感覚か」を周知させる、という機能も持たされる短編映像。それが、とことんサワヤカな主題歌に乗せ夏の
青空のように明るくイキオイのある映像で魅せます!!本作がどこへ向かおうとしてるのかは如実ですね。「戦
争モノ」ではゼンゼン無いですねコレ(笑)。「スポ根モノ」です。「ストライクウィッチーズ」よりは「咲-Saki-」
に近いセン?まぁ、背景社会には何がしかのシカケがあるのかも知れませんけど。
とにかく、のっけから少女がウジャウジャ出て来る作品。それぞれのチームのキャラ付け、短い描写・セリフ
でどんな連中か描けるか…という脚本・演出の手際が問題になって来ます。そこはベテラン吉田玲子脚本・水島
監督作品ですからドーンと空母に乗ったつもりで楽しんで大丈夫でしょう!!
「咲-Saki-」は地域で対戦チームを分け、それぞれ酷薄か?アットホームか?化け物揃いかという「集団の個性」
で色分けしておりました。本作はそれぞれの集団の"趣味"でチームの特色を描いてゆくらしき模様。
↓取り敢えず↓歴女が集まったチームと、ナニを勘違いしたのかバレー部復活のため結集した↓スポ根集団。
             真ん中のチーム(?)が↓未だ謎?まだ出て来てない?

サブタイ明け↑のっけから4人目のメンバーが仲間に入りたそーに木陰からニコニコこっちを見ているという
サクッと手際の良いカット運び。マンガでも扉をめくった1コマ目から、こんな手際の良いコマ運びを描ける
ヒトはあまりいません。主人公の才能と、この4人目の知識がチームの"財産"となってゆくのかな?で、この
コが誘う戦車ミリタリー関係専門店。これが「けいおん!」でいえばムギの親の会社系列の楽器店、てトコロ?
"BATTLE ZONE"とは懐かしい(^ω^)。ATARIの名作でした。ベクタースキャンのゲーム、味があったんだけど
なぁ。このコの歌う鼻歌がまた「博士の異常な愛情」マーチとは、こりゃまたマニアック(^血^)。きっとこの
コ、戦車砲弾の弾頭に"Hi There!"とか描いてるに違いない(笑)。さらに、5人目メンバー・超低血圧少女との
出会いは至極フツーに通学路で救援。それぞれに、戦車を動かす適材適所の才能を持ってるんでしょうね。
ンで、陸上自衛隊最新型主力戦車10式によるエアボーンで派手に学園長の車轢き潰しながら教官到着。
ブッ潰れた車を見て生徒会役員が呟く「ポテチ…」の一言が、ナントモ吉田脚本らしい(^血^)。

直ちに模擬戦開始が宣言されて。ンなムチャな!(^o^;)…と思いそうなトコロですが、まず「乗って、動かす。
そして動かすのに苦労する」描写から始めないと娯楽作は始まらない!判っておられます、この監督・脚本様。
正規の訓練を受けて動かせるようになりました、じゃ面白くも何とも無い。「ラグ輪」のように初めて乗って
イキナリ動かしちゃうのも興醒め。初めてマジンガーZに乗った兜甲児は暴走の挙句、町をブッ壊しました。
アムロはマニュアル片手にモビルスーツに乗りました。そういった一見ムチャに見える"段取り"があってこそ、
あたかも自分が共に動かしているような「臨場感」が生まれるワケで。ホントは自動車教習所でも廃車寸前の車
使ってガンガンぶつけた方が、車幅感覚なんかすぐ身に付くんだ!てなワケで嬢ちゃんたち戦闘開始!ケータ
イで操縦方法検索してるウサギさん(1年生)チーム、樹にぶつかって「根性~!」とか言ってるアヒルさん(バレ
ー部)チーム、悦に入ってるカバさん(歴女)チーム。その中でもバレー部と歴女チームが主人公らのⅣ号戦車
を挟撃!さあどうなる、初めての砲戦試合!…あぁ、こんなふーに実弾ブッ放してやり合っても誰も怪我一つ
しない"戦争"があったら、楽しいでしょうなぁ
オフィシャルHPのキャラクター紹介サウンドドラマのBGMで流れてる、5人が可愛く歌うミリタリーマーチ・
「これが私達の戦車道」がイイ(*^o^*)。なんか「モーパイ」の、むくつけき海賊の歌をコムスメどもが歌うノリ
にも近いモノがあって。CD買っちゃうかも!今期深夜枠、一番楽しみな作品です(*^四^*)!!

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☆おや、2話時点ではまだ「Aチーム」「Bチーム」としか呼ばれて無いチーム名が、やがて「ウサギさん」「カバさん」
 など大洗戦車隊独特の呼称になってゆくのを知ってますこのヒトは。ジブンがどうやってソレを知ったのか
 は忘れちゃった(^四^;)。まぁ、下の方でまだオフィシャルHP掲載サウンドドラマのBGMとしてしか聞くコト
 が出来なかったはずの「これが私達の戦車道」(本当のタイトルは「それゆけ!乙女の戦車道!!」)にまで言及して
 ますので、おおかた必死こいて情報摂取してたんでしょうさ(苦笑)。そうか、2話の時点でもう夢中だったんだ。

 次いで、ちょうど2年前に書かれた「もう一度観直してみよう御かんそ」の方もコピペしますが、今読み直して
 みると、なんか先の展開のコトまであーだこーだガッツリ私見を書いちゃってますので、コレはバッサリ鋏を
 入れて最後のトコだけ再録してみようと思います↓。

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「今、再び「ガルパン」を観直してみよう!!」御かんそ。(1) 投稿者:ゆ~さく 投稿日:2013年 8月13日(火)18時58分22秒
○2話
あぁ「ガルパン」ッて、何もかも愛し過ぎます!!!
この時点ではまだ、みほは決して戦車道への復帰に乗り気ではないと描かれ。このコがナカナカ頑固です(笑)。
4話での聖グロ戦で会長の犠牲(アタシは、アレは会長の意図的な"焚き付け"だろうと思ってます)と、ダーち
ゃんの猛攻で一時的に"獅子の血"が蘇ったりもしますが、重要な8話・あんこう鍋のシーンでも、このコはまだ
大洗女子と"一体"となってはいませんでした。当たり前です、ムリヤリ引っ張り込まれ"動機"が無いんだから。
安直に「学園のために、みんなのために!」とか言って本気出したりはしません。そんなモノは薄っぺらなお題目。
このコが"本当の新しい自分"を見付けるまでの物語です…たった1クールで。お見事ですよ。

"せんしゃ倶楽部"では、そんなみほの宙ぶらりんな状態を描き…ココでの↑沙織と華の無言の芝居も観て
下さい。TVから流れる戦車道ニュース(「西住まほ」という名が二人の耳に入っていたかまでは知れませんが)
にうな垂れる彼女に気付き、彼女の自室でのご飯会を提言。沙織が非常に人間関係に聡く、この物語の"カナ
メ"の役割であるコトはこの時点で既に描かれてます。そんなワケで友達との楽しい一時を過ごして「やっぱり
転校して来て良かった!」と満面の笑顔の主人公さん。コレこそ(この時点で)「彼女が欲しがっていたモノ」
ですもんね。こうして、「この友情を失いたくない」という最初の"動機"が彼女の中に芽生えます…。
さァ、いよいよ「ガールズ&パンツァー」が始まります!!
全員、パンツァー・フォー!!
…たちまち活き活きとして、それぞれのキャラが自己主張を始めて!
バレー部「ココで頑張ればバレー部は復活する!廃部告知の日の屈辱を忘れるな!」ファイトぉー!「おー!」
歴女組「初陣だー!」「ココはパンツァーカイルで」「1輌しか無いじゃん」「獲物を捉えた!南無八幡大菩薩!」
生徒会「かーしまぁー」「はッ!」 「いやァ随分ザックリッスねぇ」「会長に言われたくないんじゃ…」
1年生ズ・桂利奈(所定の位置まで戦車を操縦して)「ふあぁぁぁー(疲)宇津木「わぁー(パチパチパチ)
優花里「イやッほォぉぉ!最高だぜぇェー!」沙織「恐わはァぁい!逃げよほぉォォ!」

お、オレは、俺は、お前らが大好きだー!!(笑)

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☆↑なんか錯乱してます(^血^;)ので、コレも放っときましょう(笑)。
 では、新規書き起こしの、今回の【新番組】「ガールズ&パンツァー」2話の解説御かんそです。

以下は、本編観つつ順を追って。
ああ、最初に発掘されるのは懐かしき38(t)。チェコ製…とか言われても初見時はまだジブンも全部が古めかしい
鉄の固まり、大した違いは無いようにしか見えなくてゼンゼン興味が持てなかったですわ。ソレが放映終了時には
プラモまで買い揃えちゃうとはなぁ。…そんな初心者に対して、本作の誘導は綿密です。まず沙織に「戦車ってどれ
もコレも同じに見える」…と「視聴者の気持ち」を代弁させ、ソコにすかさず本作の「戦車伝道師」である優花里に
「ちがうんです!どれも個性と魅力が…」と抗弁させます。この2話は、そんな「キミも戦車に乗ってみよう!!
戦車のススメ-導入編-」
…とでも呼ぶべきでしょうか(笑)。まず「観客は戦車の魅力なんて知らないだろう」と
想定し、ソコから順を追って手解きがかかって。そのせいで、ミリ門外漢だったアタシも最終回を迎える頃には
「ヘッツァーカワイい!!(*^血^*)プラモ買う、買う!」なんて域まで惹き込まれるとは思いもしませんでしたよ
はっはっは(笑)。そんなんやってる最中にも、専門店の存在とか、TVニュースで「この世界での、"戦車道"という
モノの受け入れられ方」とかの世界観説明、さらにキャラ描写も綿密に積み上げられ…本作、1秒も無駄な尺・セリ
フがありません。コレだからたった1クールで30人以上にもなるキャラたちを印象付ける、なんて離れ業が出来た
んですね…。麻子の登場。さらにそど子も。キャラ達が「最初に並んでセリフで説明される」のではなく、まるで実際
に学校や町で紹介されたかのように丁寧にお目見えしてゆきます…。ソレは戦車1輌1輌も、そしてこの作品の世界
観を構築する描写も同じ。とにかくこの2話は、動き始めた物語、出会い始めた人物に対し、主要人物が
「感想」を述べまくる「第一印象」の吐露の積み重ねです
。…だからこそ観客はやがて作品世界に深く
没入し、その中で起こる様々な事件を、より深く楽しめる…。
判りません?第1回「楽しみ方」で書いた野球の比喩に
則れば、例えるなら…初めて球場に入った初心者に対し「セリフでキャラや世界観を簡便に説明しちゃう物語」形式
は、「あれがピッチャー。投げる人。それがバッター。打つ人。」と最低限の説明を施すだけ。コレだと初心者はプレイ
を観てても「あー打った打った。走った走った。あー。コレがホームランってヤツか」と、あくまで「表面的に」しか
楽しめません。ポテチぼりぼり齧りながら気軽に観る"ライトな娯楽"ならソレもイイんですが。一方本作のような
「"説明"ではなく観客に"体験"させる」作品は、もうちょっとだけ深く、まるで丁寧なインストラクターが付い
て解説するかのように「ほら1塁走者、リード取ってるだろ。走るぜ。ピッチャーもセットポジションだ…」と「野球と
いうモノのどこが面白いのか」を手解きしてくれるようなモノです。だからいずれ作品世界にのめ
り込め、彼女らの戦果に一喜一憂し、最終回では滂沱のナミダを流せるんです。

この"過程"が無ければ、「ガルパン」は決して「ガルパン」にはなれません
お解りになられるでし
ょうか、言ってるコト…(^血^;)。いや、観てれば必ず判ります。その内にグイグイ、そして通常の作品より多分もっと
深く、もっと熱く、本作には惹き込まれていくコトになると思います。是非コレからの物語、そのマジックをご
堪能下さい。酔って下さい。楽しんで下さい。
で…2話解説の続きです。前回はラストで姿を見せた巨大学園艦、
今回はC2改による10式空挺投下で高級車轢き潰しながらやって来る教官、というヒデー描写「細かいコトは気に
しないゴーカイ
(笑)な世界なんだよ、肩のチカラ抜いてラクに観ろよ、その分楽しませッからさ!」

という作家からのメッセージが伝わって来ます。
7/20、16:45、付記。
で、ブッツケの練習試合に際し、よくわかんないのでクジ引きで役職を割り振り。…ココで最も不慣れな沙織に
敢えて車長をやらせるコトで対比させ、後にみほが指揮を取った時にどんなに有能かを浮き彫りにします。有能
なんてモンじゃない、バケモノなんですが(^血^;)。しかし同時に、この時点では装填手なんて地味な役職に甘ん
じてホッとしてる様子の彼女。やはり戦車道には乗り気でないみたい…なんて一同を乗せ、いよいよ戦車起動!
「ひゃッほうゥ最高だぜえぇェ!」
炸裂!この優花里の叫びが「明るく過激でノリのイイ作品である」コトと、同時
に「でもメッチャクチャカワイい(*^血^*)」という本作の二つの魅力を同時体現してますね。で、さらに「第三の
魅力」は…ミリメカの細部描写!初心者観客には「クラッチとアクセル、シフトレバー。操縦は車と変わらんよ」
と平易に説明しながらも、ミリマニア観客に対してはⅣ号戦車のイグニッションの位置、照準器を実際に操作
する感覚(3話後半。その後は独軍、米軍の照準器視界内ゲージの違いなども描かれる)、装填の際には握り拳で
砲弾を押し込む(でないと閉鎖機に指を持ってかれる)など、ニヤリとする見応えのあるミリ描写をドンドン
ドンドン入れてきます(^血^)。活劇、萌え、ミリ。この3種の魅力を、各々すべての方面からも満足出来るように
綿密に兼ね備え完成されたのが本作「ガルパン」なんですよ!!
さらには、その間を取り持つ水島監督独特のコメ
ディ基調。この時点では優花里、1年生、バレー部などが笑わせてくれます(^血^)。実際に戦車砲で狙われた際の
沙織の「コワはぁあぁい!逃げよほぉおぉぉ!」とかも実にイイ味!笑えると同時に、「女子高生が本物の砲撃戦
に感じた素直な感想」にもなってて。ちなみに全くの初見の方へ。本作の戦車内は特殊カーボンでコーティング
されてて、砲弾が直撃しても絶対に抜かれ無い、という安全設計です。真剣では無く竹刀で打ち合う剣道、くらい
に思って下さい。「ソレだったら、ナゼみほは車外に身を乗り出すんだよ!」…という疑問については…先を観て
下さい…というのもまどろっこしいですか。コレに対してはズバッと説明しちゃいます。コレは、みほが西住流
だからです。二次大戦中、独軍の戦車隊長は安全な車内に閉じ篭ってないで積極的にキューポラ
(車長ハッチ)
から身を晒し周囲状況を把握するのが勇敢で有能な行動…とされてたそうで。西住流はソレに習ってます
(まぁ、そのおかげで狙い撃ちされ、有能な車長がバタバタ死んで独軍は劣勢になっていくんですがね(^血^;)。
しかし、モノが"武道"である戦車道なら、確かに少し危険に身を晒してでも状況を正確に把握した方が絶対に
強いだろうコトは想像に難くないでしょう。コレに対しては4話で彼女から説明セリフがありますんで、焦りま
せんように。また…OVA「アンツィオ戦」などまで観たら観客の方も体感的にツカメて来ますが、彼女は"達人"の
なので状況や敵車射線から「今がどの程度危険か」は正確に読んでます。本当に危険な時は、ちゃんと車中
に身を潜めます。
そーゆートコにも注意して観ていれば、「ガルパン」は2倍にも3倍にも楽しくなりますよ!)
さて、次回はワクワクドキドキ、女子高生初めての楽しい♪砲撃戦です!!(^血^;)その次は序盤
のピーク、あの4話・初めての対抗試合!!
…ああ、初見の時はあまりにも凄いイキオイで序盤が盛り上がる
んで、「コレは4話かけた序盤のツカミだろう。この後は主人公の内面のドラマなどでウジウジ話を進める葛藤
の物語でリソースを温存し、そして終章近辺で再び戦車戦を展開する…そんな構成になるんじゃないか」とか
悠長に構えてたらとんでもない、そのままの盛り上がりで駆け登っていくのでビックリしちゃい
ましたよ(゚四゚;)
。まァ、そのせいで2回の総集編を入れ、終章は3ヶ月先延ばし…なんて前代未聞の事態にも
陥るんですが(^血^;)、ソレでも「望み通りの、いやそれ以上のモノを見せてもらっ
たので問題ナシどころか惚れ直したぜ!!」
と、ファンはみんな大喜びしでした。そんな
作品です。7話と10話でちょっと中休みドラマが入りますが、あとは戦車戦に次ぐ戦車戦なので、一本も見逃し
ちゃダメですよ(^血^)!!

☆てなワケで本題終了ですが、以下は少々、↑上で書いた「みほは車外に身を乗り出して危なくないの?」とかと
 同様、この時点で「説明しといた方がスンナリ作中に溶け込めるかも知れないなぁ」と思える事柄について、
 質疑応答形式で書いてみたいと思います。

「なんでわざわざ戦車を自分たちで探させて、掃除までさせるの?すぐ戦車に乗らなくてかったるいんだけど」
ははあ、。ひょっとしてアナタはガンダムのように「偶然目の前に転がっていたモビルスーツに乗り込み棚ボタ
式にヒーローになっちゃう」物語に憧れていませんか?本作の基調は「熱血部活モノ」なんです(正確に言うと
"部活"ではありませんが)。1話の「楽しみ方」でも書きましたが、野球部に入ってまず最初にやらされるのは走り
込み。ボールに触らせてももらえない。本作の元になった物語ラインは高校野球マンガの「キャプテン」だと明言
されてますんで、この辺りの段取りは必須です。しかし…この描写、ジブンはもう一段深い理由があると思ってる
んです。ブッチャケ書いちゃいますので、話半分にお読み下さい。生徒会長・杏は、この物語の"プロデューサー"役
なんです。彼女の目的は「この戦いを、戦車道メンバー一人一人の"己の戦い"として全員を目覚めさせるコト」。
だから戦車が、履修者一人一人にとって「与えられたモノ」じゃダメなんです。彼女らの「愛機」「第二の我が家」に
なってくれないと困るんです。ジブンは、そのように解釈してます…。その辺りの杏のキモチに関しては8~9話
で(一部)明かされるコトとなりますので、どうぞお楽しみに。

…で、この2話最大のナゾは↓以下、誰もが感じるだろうコト。
「艦内のアチコチに、まるで周到に隠されていたかのように廃棄されていた戦車群。アレはなんで!?」…ですね。
コレについては「以前大洗女子は戦車道が活発だった」という情報に重ね、この2話でも図書館で調査する1年生
チームに「なんで突然戦車道やめちゃったのかなぁ?」と念を押すようなセリフまで言わせてるのに、その後は
本編内ですら多く語られません。9話冒頭の会長・杏の打ち明け話で、少しニオワされる程度です…。でもコレに
ついては既にファンダムで語り尽くされ、公式見解(笑)みたいのが纏まってます。ヒントは「OB」(Bじゃなく
Gだけど)。当時そんな「戦車を隠した大洗戦車道OB」を題材にして、スッゲー泣かせる二次創作ネタなんかも
ネットに出回りました。探してみて下さい。最後のセリフが「ホント…悔しいなぁ」ってヤツ、アタシ当時大泣きに
泣きました。
まぁ、コレに付いては…ジブンの考えをブッチャケますと、「脚色上、大洗女子学園戦車道」というモノについての
一種の「箔付け」…「歴史的意味合い」を付加する物語設定かと思ってます。考えてもみて下さい…会長がイキナリ
戦車道参入を思い立ち、
「我が校も戦車道を始めることにしたよ~」
「え~っあの古めかしい伝統武道を!?今更始めるんですか!?!」
「うん。でも予算が無くてね~。買い集められたのは、こんなポンコツばかりになっちゃった」
…なんて経緯だったら、なんともケーハクちゅーかウワついたカンジになっちゃいませんか?やっぱりソコは、
「過去、この学園にも戦車道の歴史はあった。先輩たちは華々しい活躍をしていたが、しかしある年に突然にその
廃止が決まり…先輩たちは涙を呑み、悔しがり…そして自分たちの愛車が廃棄処分にならないよう、各所に隠した。
そんな歴史があったのだ。そして今、新たな志を持つ少女たちが、その歴史も先輩の悔しさも受け継いで立つ!!!」
なんて「行き掛かり」を作った方が、圧倒的にカッコイイッしょ(笑)?胸に迫るッしょ!?そんなコトだと思います。

―「ガルパンの楽しみ方」(2) 了-

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2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(5)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月14日(火)18時52分46秒
返信・引用 編集済
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☆「ガルパン」関連…は、この夏は特集記事『★「ガルパン」の楽しみ方』を書き出しちゃったので、基本的に
 ソッチで。
なにか「おお!」というニュースが飛び込んで来たら、ココにも書き添えます。

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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(5)

☆どうやら夏の新番組大攻勢も1週過ぎて、落ち着いて来ましたかね。しかし…。蓋を開けてみれば意外ちゅーか
 なんちゅーか、ココでは"光"の側面から描いた「のんのんびより」と、"闇"そのものの「ぞんゾンビより」(「がっ
 こうぐらし」)の正邪萌えモノ(後者は「そう見えるだけ」、ソレも多分シリーズ冒頭だけ?でしょうけど)対決
 (実際には「対決」でも何でもありません。住み分けてます)がオモシロかったので、ソレを話題の中心に据える
 結果になっちまった。他に「WORKING!!!」みたいに「意地でも御かんそ書き続けてやる!」と意固地になってる
 作品なんかも合わせて、結局ろりっ子モノメインか…業の深いこッちゃのォ(^血^;)。ああ、こんなコトでは
 「うしおととら」のような正統派大作、「シンフォギアGX」系の血飛沫飛び散る話題作、「赤髪の白雪姫」「六花の
 勇者」のような実力も充分・真摯な力作などに対し顔向け出来ない、申し訳無い…とも思うのですが、元来この
 掲示板は劇場版公開が終わるまでは「ガルパン」一途に一筋(笑)なので、初見御かんそだけは書い
 た…というコトでどうか、どうか神様お許しをお許しを(^Д^;)。過去、この掲示板投稿者の方が言ってくれま
 した。『ネット活動は、「楽しい」コトだけが報酬だ』。…カネ取ってるアフィやステ
 マじゃ無い
ので、「ガルパン」級の生命張るほど好きになった作品以外は、そんなムキになるコトも無いと思い
 ます。カネを取るプロの評者になるとそうも言ってられないでしょうが、逆に「楽しくも無いのに書く」状態に
 陥るとヤバいと思うんスよね。とにかく、今はメインは「ガルパン」一筋に注力し続けたいです。

○「てーきゅう」(5期)・2話
カンボジアに旅行に行ってサブタイがイキナリ「先輩とキリング・フィールド」ッて…(^血^;)水島努監督と同じ
スピリッツを感じますわ(笑)。でも以前の国内旅行編もそうでしたが、旅行記になるとちょっと切れ味が鈍るの
も本作の特徴。かなえとユリも「10段階で2くらい面白かったね!」「すまん!」言ってたし。ドンマイ!やっぱり
抱き合わせの3期再放送の方が面白い?「雨が降って来た」ッてだけでアヴァンでイキナリなすの死ぬし(笑)。

○「のんのんびよりりぴーと」・2話
前回1話の御かんそで「次回からは漫才も蛍の暴走も観れるでしょうさ」と書きましたけど、←この幾分ナゲヤリ
(笑)なニュアンスを込めた発言には「本作、1期の時点ではマトモな実力を持った演出家が川面真也監督ご本人
しかいなかったから…(^血^;)」という微かな諦観(笑)が込められてます。現代では深夜アニメはとにかく実力
あるスタッフはバラバラに切り離されそれぞれ一本の作品の監督を任されちゃう(それで増え過ぎた本数で互
いを潰しあってちゃ何にもならない、と思いますが…)ので、シリーズ通して粒が揃う作品てのは、ナカナカ出ま
せん。さらには本作は、1話で書きました通り…原作はそんな面白くない(かも)?という弱点もあり。…しかし!
1期がそうだったように、すぐにまたヘッドスタッフの素晴らしい仕事を拝ませて下さるコトでしょう!…と
期待を込めて2話視聴です。コンテは本作初参加、ベテランコンテマン・二瓶勇一氏、演出:福多潤氏。
蛍の転校時からりぴーと。定規落としって、オレやったころねー。れんげ、「ふっ、ふっ、ふー」って何かと思ったら
笑ってたんか(笑)。そうだよねえ、こんな環境じゃ小1と中2が一緒に遊んじゃうよねぇ。5歳のハイジと一緒に
遊ぶ11歳のペーター(冒頭時)もかくや、だ。あ、そうか。何でジブン本作を気に入ったかって、「ハイジ」だったの
か…。日曜朝枠でやったら、ソレなり視聴層付くと思うんだけどなぁ…。そーゆー辺りも気に入った理由でして。
こーゆー手造りの遊びって、ゲーム漬けのガキどもにも突発的に流行ったりしますよね。昔のガキと違い、創意
ある発展型を作ったりしないから、すぐ飽きるけど。子供の創意を伸ばすためには、不自由な環境も必要なのだ。
1期と同じ時間を、丁寧になぞってゆきます。小鞠と蛍の仲の馴れ初め、蛍が新しい環境をいかに楽しんでいたか
…など。元々なんも起こりゃしない(笑)のだから、「同じ一日」を何度でもなぞれる。その度にある「小さな発見」。
コドモの目線は、毎日がそんな「小さな発見」の連続。…ああ、コレが「のんのんびより」です。しかし危険もいっぱ
い。山道に規則性なんて無い。情報が得られる指標も通行人もいない。陽が暮れたら、マジで危なかったな…コレ
は彼女がこの地で暮らすための洗礼なのだ。でも犬は頼りになる相棒だし、現地人の案内があれば夜道も大丈夫。
昆虫の社交場と化してる自販機も、イイ田舎あるあるでんなあ。生まれも育ちも東京ど真ん中のジブンは、コレ
すッげー楽しめてるんですが、皆さんはどうスか?楽しめてます(笑)?なんか…「あの夏休みの日」を思い出し
ちゃうようで…胸に迫りもします。ジブンの場合思い出す情景は、沼津・我入道。もう今は住宅街ですがね…。

「懐中電灯持って走って逃げたらダメだよ!」の小鞠に笑っちまった(^血^)。サスガ吉田玲子さん。こーゆー地味
な(笑)、しかしナニか心にクるモノがある脚本はこのヒトに限ります。クライマックスは、1期1話の「桜を見た」
に対し、「星を見た」。ただそれだけ。何を知ってるワケでもないので、発見したのはラーメン座と素麺座。ソレで
充分。この情景は例え東京に帰っても蛍の胸に残るでしょう。ああ…ソコから考えると、あの1期のドカ雪の夜、
一人抜け出して満点の夜空を抱きしめようとしていた彼女の行動の説明にもなってんですね、今回のコレ…。
そして最後には、コドモにとって"最大の危機"も訪れて。子供の気持ちに帰ってみて下さい。周囲は「本当の無人
の闇」です。ソレが出来ないヒトは、本作は楽しめないかも知れませんね。…勇者を救ったのはペットボトルの蓋
と、あの虫だらけの自販機でした。こんな誰も知らないような田舎の片隅で起こった、小さな二人の生還劇。ソレ
にスポットライトを当てるのが本作です。
…蛍の、あの小鞠への偏執的愛情(笑)も説明されました。ソレ以上に
重要なのは、小鞠が瞬間「保護者」の自覚を見せたコト。…"成長"とは、なにも身長ばかりのコトではないのだ…。
イイじゃないですか!!!「何が描きたいのか」のピントもバッチシ!!アタシは、
あの、ナニがやりたいんだか良く判らなかった1期2~3話よりスゲえ良かったッスよ!!…コレは現代の
「名作劇場」かも知れません
構成もバツグンです。二人がイキナリ夜道で迷ったら観客はみっとも
ない怯えッぷりを楽しむ娯楽だとしか思いませんが、最初に蛍を遭難させて「危ないなぁ」という印象を自発的に
感じさせておくから、二度目の遭難ではスンナリ「マジでピンチだ」と思わせられる。吉田脚本、貫録勝ちです。
…ついでに一言。
萌え購買層に、KADOKAWAの一部が画策してるようなブツを与えちゃダメです。肥満児にドーナツと
コーラを毎食与えるようなモノです。確実に悪化します。コレ、ホントです。本作なら大丈夫!

よッしゃー!番組終了後のCMもTXはマトモだ!「ポケモン」映画特番CMに続いて新番組・「ガールズ&パン
ツァー」ッてヤツ(笑)の番宣も入った~♪!まだ録画出来てなかったんだよね!(^血^)♪ 1話、観ました?(笑)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
7/15、16:15、付記。
○「それが声優!」・2話
面白い(^血^)!!のっけから華やかぽわぽわな「声優としての」Tweet内容と、食品工場で刺身に菊の花を
添えるシゴトの対比がシニカル。ソレをまた、「自分がいちご星のプリンセスであるコトは秘密だ!しかも人気
声優だし!」というキャラ付けで崩壊しそうな自我を護ってる描写がモノガナシく(^~^;)…今のファンダムは、
こんな「ちゃんと描かれた面白さ」をも受信出来ないほど咀嚼力が劣化しちまったんですかねぇ。そうは思い
たくないんですが…。そして直後に今度は、事務所の壁際にズラリ立ちんぼうの仕事の無い新人たちを描いて。
湯水の如く供給されては、将来的に使い潰されてゆく彼、彼女ら。…本作、コメディに見えて"描いてるコト"は
「SHIROBAKO」なみに真摯です。
…こんな天の星を掴み取ろうとするかのようなシビアな状況の中で、メモ帳に
書かれた「オーディション、絶対受かるゾ!」の文字が切なく、いじらしく。さりげない描写ですけどね…。

受かるかどうかも判らないオーディションのためになけなしのお小遣い全部はたいて原作買ったりする描写
(落選フラグだなぁ(^血^;))を挿んだりして、いよいよ「決戦の場」、オーディションへ。再び1秒程度のさりげ
ないカットですが、コピーペラ数枚程度のオーディション用台本が真っ赤になるほど芝居解釈が書き込まれた
懸命さが泣かせます。本作、目を皿のようにして観ていないと、その真価を見誤りますよ。コレが理解出来るアナ
タは、本物の「通」です。…結果は、予想通り失敗。その"理由"も、ちゃんと作内に描かれてます。アナタは気付かれ
ました?…主人公、それぞれのシーンの感情表現に打ち込むあまりに、キャラに一貫性が無くなっちゃってる
(ソレを表現出来る(本作の)声優さんも上手いですが(^へ^;))。落選続きでもケーキ食べて、元気出して。同時
に、事務所の「査定」「足切り」なんてシビアな話も出て来て。コレだって「一生懸命な青春」なんだ、というテーマ
が手堅く。その軽い絵柄に似合わず、けっこ通好みの作品ですコレ。コレが「つまらない」という意見は、堂々と
言わない方がイイですかもよ(笑)。
オーディションは不調、唯一のレギュラーは爆死(大笑いしちまった(^血^;))。…でも、1話から伏線がありまし
たが、ケンカしてる彼女らの見苦しさ(笑)がラジオに使えそうだ…とニヤリのプロデューサー。見ているヒトは
見ている。今回のEDは「さよなら絶望先生」。イキナリのパンクロックで爆笑しちまった!!(^四^)
ああ…1話で「本作は御かんそ書き諦めます」としましたが、思えば【ろこどる】を応援出来なかった分、応援しな
くちゃ…という気になって来ました。だって、質が安定してます。フラフラしてないトコは【ろこどる】と同じ。

○「モンスター娘のいる日常」・2話
二番目の怪物娘はハーピー。…ッて、これ「むろみさん」のハーピーと全く同じキャラやンけ!!吉原達矢
監督、本作の誘いが来た時どう思われたんだろ。「あぁ、オレは人外キャラ専門監督として運命付けられたのか?」
…とか思われたのかな(^血^;)。あ、お話の方はギャグよりも色ボケにシフトしてて、アタシは面白くなかったです。
「非人間型キャラ」の扱いが…。もりやまゆうじ監督コンテなのでアイデア以外は一級なんですが…ケンタウルス
が「トースト咥えて四つ角で正面衝突」を再現しようとして突進してくるトコなんか、もっと笑わせられると思う
んですが。ちゅーか、オバQでもケロロ軍曹でもイカちゃんでもイイですが、"非人間型キャラ"が人間と一緒に
街中で行動する時は、もっと「異物感」を強調しきゃイケナいと思うんです。ソレがケンタウルスなんか「下半身が
ウマなだけの普通の女の子」として演出されてて、アタシは今イチだったざんす。むろみさんは、けっこ"エタイ
の知れなさ"が出てたと思うんですがなぁ。ゴカイうまかっちゃん!例えばケンタウルスなら、主人公と一緒に
ぱっかぽっこお散歩してても、同一フレームに収まらないのでやたらPANUP、PANDOWNを繰り返す、なんてカメラ
ワークだけでもユカイさは出せると思うんですけど。カメラが「ホレホレどーよ、この二人?」と言ってる感覚。
こーゆーネタは事務的にやって欲しく無いです…"ノリ"が全て。まぁ、でもこれからスライム系とか一ツ目とか
出て来れば(出て来るらしい)もっとメチャクチャになるでしょ。
結論。この2話は、面白さという尺度では「俺、ツインテールになります」辺りにも負けている、と思いました。
「これはゾンビですか!?」ぐらいにまでなれ、とは言いませんが、とにかく、その、もうちょっと…。

7/16、5:15AM、付記。
○「俺物語」・13~15話
3本ほどあっぱっぱ話が続いたので、ココのトコロは感動話の連続。13話はテーマ描写回、意外に用意周到に仕組
まれた本作の構造を活写。本作において武男と大和は、単なる「象徴」だったんスね…。ちょっと言いたいコトが
多過ぎて、書き切れないのが辛いッス。そして14話、砂川姉の失恋回。本作の「恋愛」というモノに対するテーマが
出て大感動でもやっぱ、最後は「武男モテモテ」というギャグでオトす。ホント面白いです。15話は体育祭話。
「あずまんが」のちよちゃんと榊みたいな顛末で武男に惚れちゃった女登場。ソレを知ってガ~ンとなる大和が
「ガルパン」1話のみほそっくりで笑っちまった(^血^)。しかしそんな恋の機微など意にも解さない武男に、大和
&砂川が「武男はしょうが無いよ」と語りつつ見上げる抜けるような青空…。作者が「描きたかったこと」が現れて
ます。何度も書きますけど、本作こそが本当の「マンガの面白さ」ッスよねえ…。一つ言いたいコトがあります…。
本作の面白さが判らないヒトは、"送り手側"になどなれませんマンガでもゲームでもラノベでも同様。
でも高橋ナツコさんの脚本密度が濃過ぎて、演出はタイヘンそうでした(笑)。>15話

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7/17、4:40AM、付記。
○「がっこうぐらし」・2話
アヴァン。あ、そか、シャベルちゃんが語り手になれば、ちゃんと「フツーの作品の文法」になれるんだ。コンテは
1話と同じ監督の手によるモノなので短い尺を有効に使う手腕が確か。本作、音響もイイですよね。まァソレは
ホラー作の絶対必要条件なんですが…"先輩"が牙を剥くトコの虫の羽音のような、苦悶の呻きのようなS.E.も、
アヴァンラストカットのゴーッという街のザワメキも期待通り。その後にお気楽極楽なOPが始まると、おもチろ
くて身悶えしちゃう(^血^)。で…OP明けはゆきの視界に戻り、女教師めぐねぇもいます。このヒト霊なのか、ゆき
の願望なのか定かでないトコが本作の面白さですが、ジブンの好みとしては…最後の最後に霊だった、って方が
泣かせてくれそうで好きですかなぁ。…しかし、こんなカットの隅々まで「人任せに出来ない」微細なニュアンス
を制御しなきゃならない作品、大変そうです。監督の手を離れて各話演出に移ったらどうなっちゃうんだろう…
そんな意欲作に挑戦されてるトコも、1話で絶賛した理由なんですが。うん…シャベルちゃん(くるみ)が見回り
(兼ゾンビ狩り)に赴くシーンも、極度に不気味さや陰惨さを強調せず、フラットに演出してある。今後、各話演出
の手に舵が渡された際への配慮という側面も大きいのではないでしょうか、コレ。ムロン、ゆきの幻覚パートと
並べた際に浮き過ぎないように、というスロットル調整がメインの理由でしょうけど(アタシはその辺ギャップ
を極端に出してくれた方が好みなんですが、ソレだと先鋭的過ぎて深夜アニメ客層は離れちゃうかも知れない)
…いずれにしてもそんな気配りが行き届き、ネタ良し、狙い良し、ホントに面白い作品が現れてくれたモンです。

あ!めぐねぇに"意思"がある、って暗喩がふられた!楽しみな夏休みの予定を語るゆきから目を逸らす芝居。
うう~んイイですねぇ~。「シックス・センス」もロメロ御大の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(白黒版)も
だ・い・好・き!なジブンの琴線にビンビン来ます(*^o^*)。こんなモノがきらら系萌え路線
から現れてくれるとはなぁ
。アニメファンがまず絶賛を持って迎えるべきは、こんな「意欲的
かつ斬新な発想」であるコトは間違い無いでしょ。
「ガルパン」だってそうでした。その次が「のんのんびより」
のような「作家のやりたいコトが明晰な作品」。敢えて萌え関連に例を絞ってます。萌え関連だけだって、こんな
に巾があるのだ。で、ゆきの発案(?)によりみんなで肝試しという名の物資調達に出発。う~ん、ココで出て来た
めぐねぇの発言を見てると、彼女はゆきの狂った頭の中に残る理性(超自我)が自身の行動を戒めてるようにも
見える。でもその直後、一同に無視されてガ~ンとなってるし(^血^)。ホント、どっちなんだろう(笑)。あははは、
高枝切りバサミの「It isn't a tool to choke someone」の説明で笑っちまった(^四^)。確かにゾンビ対策には、
こんな距離をおける武器は重宝するでしょうなぁ。ゆきを叱りながらも、結局うンまい棒を歩き食いする彼女ら
が、軽いギャグになりつつも「コイツら、まだまだコドモです」という描写になっててイイですね…。そんなコド
モらが彼女らで"家族ごっこ"(くるみ父親、りーさん母親役)やってるトコも、彼女らが内面、この極限状況下で
心底欲しているモノが良く表されてて泣かせます…。「意欲的作品」てのは、得てしてこーゆーモンですね…。

お待ちかねのオバケ登場。ああ…目の前を行くゾンビを見たゆきの「めぐねぇ…今の…」の声は、朗らかな仮面の
下から恐怖の絶叫が飛び出しそうな、ブレーカーが落ちかかってる芝居で聞きたかった気もする…あ、でもこの
場面はめぐねぇが護ってるから、ゆきの妄想世界の中(現実ではない)、という判断でこの芝居でイイのか。ああ
…こーゆー作品は、芝居解釈一つ取っても大変です。妄想世界でめぐねぇの胸に抱かれた彼女の姿は「怯えて母
親にしがみ付くコドモ」のいたいけさが出ていて萌えられもしますが、現実世界では独り体育座りで膝を抱えて
固くなっているのだろう…と想像すると、手足の先まで冷たくなる感覚もして。砂糖菓子にくるまれた超ビター
フレーバー。こういうのを「上手い料理」というのでしょう…。ゾンビ退治が終わり、全員でありもしない虚空に
顧問の名を呼び頭を下げている情景を想像すると、コレがいかに奇怪で残酷で生きた心地もしない状況かが身
に迫って来ます。しかし…一同にその存在を(形式的にも)認めてもらってウレシがってるめぐねぇの姿を観て
いると、あぁ望み通り、本作は救いの無いバッドエンドではなく「泣かせる」方向で終わってくれそうかな?…と
言う気もして…いやでもソコはニトロプラス、そんな安直な期待に易々と応じるようなマネはせんでしょうね
まだまだ2話です。まだ2話であるコトにオドロキ。もう通常の作品の5、6話分も観た気がする…。この先の展開が
楽しみです。ラストは、先に狂ってしまえたゆきがどんなに楽か、ソレを護るくるみがどんなにズタボロか…を
描いて終わってゆきます。狂ってしまいたいのはコッチだ。しかし…独りでは生きる心の支えを失ってしまいそ
うなこの状況で、「護らなければならないもの」がいてくれるのがどんなに心の支えになるか、を描いて2話終了。
萌えモノとしか思えない、寄り添い手を繋ぎ眠る二人の少女の図。その彼女らの間に置かれた、奇妙なシャベル。
まだ本作未見のヒトは、この図を見て「ナニ?このシャベル(笑)」と思うコトでしょうね。実は、そのシャベルが、
本作の重要な象徴なのだ。 ガッチリ首位キープ、先頭集団爆走中です。このまま行っちゃえ!!

7/17、16:00、付記。
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「がっこうぐらし」2話、2周目観ました。本作が放送された直後は、他のどーでもイイ類いの作品を観る気が無く
なっちゃって困る。しかし…1話でアレだけショッキングなコトやっちゃったから、2話からどうするんだ?…
なんて声がネットで出てもおりましたが、そんなのはどこ吹く風。期待通り死を目前にした極限状況と、ゆきの
甘々な妄想セカイが程好く交錯し、ヒッジョーにイゴコチがイイ(^ω^)。テーマも深けりゃ、考察出来る部分も
程好く。今回気になったのは、1話ではクラスメイト全員がいた教室(他のクラスも)で授業を受けていたゆきが
めぐねぇと二人切りの授業になり、しかも彼女がソレを「喜んでいる」コト。おまけに周囲の情景も、1話の幸福が
いっぱいのフツーの学園風景ではなく、「廃墟」が侵食して来て。コレは…悲惨な現実を彼女自身「認め」始めてい
る…?そして、ソレを「喜んで」るってコトは、ひょっとして…彼女の中に残る「健康な」生存欲求が、死の恐怖と
危険を正常に認知したがっている、というコトでイイのか…?それとも全く逆に、ジブンの好みのオカルト方面
解釈で行くと…あのひしめいてた全校生徒たちはこの時点でこの世の物で無くなり(成仏し)、しかしめぐねぇ
だけはゆきを護りに残ってくれている…なんて想像しても泣かせますね。まァ、いずれの方向で解釈したって、
楽しめて良い良い(^ω^)。観るたびに発見があるのは、揺るぎもしない「良い作品」の証し。今期は、本作でしょう。
★ネットの「海外の感想」なんかを観ても、国内の我々と全く同じ反応を示していて楽しめますね(^ω^)。
 あと、もう一つ。本作観てから、「のんのんびより」1期3話を観直したら、世界が繋がってるみたいでオモシロ
 かったです(笑)。恐怖ビデオ観る話。本作で精神ダメージ食らった向きは、イイカンジに復帰出来ますよ(笑)。

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○「城下町のダンデライオン」・3話
前回2話の御かんそで「3話まで観てみます。3話がダメだったら、謝ります」と書いた本作。…前々期の「デンキ街
の本屋さん」みたいに大期待したのに失敗作で終わるのはイヤだなぁ…と思って観るのが億劫だったんですが
…観ました。ハイ、「取り敢えずは」謝らなくても済んだみたいです。相変わらず設定紹介ばかりで、ソレが有効に
使われる「事件」に発展しない…このままじゃ設定紹介してるだけで1クール終わっちゃうんじゃない?という
カンジでしたが、「王家家族」「特殊能力」という設定は活かしたホームドラマなってました。「WORKING!」より軽く
2、30年はセンスが古いホームドラマですが…「吉永さん家のガーゴイル」辺りと同時期にやってたら、ホッと出
来そうなセン。「ガーゴイル」好きでした。というコトは、本作もその頃に観ていたらファンになっていたに相違
無いのだ。でも…このままズルズルと続いてゆくのかなぁ…。ソレを毎週観続けるのはイヤだなぁ…。ラストで
スカウトしたのが王族の娘だと知れて、その辺の建売住宅の世帯主に「陛下!」と土下座する芸能事務所社員、
そして「アイドル?うん、いーよー♪」と軽~い「国王」。この辺の「奇妙さ」を、毎週強力に押し出してくれる作品
かな?と思ってたんですけど。

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7/18、18:25、付記。
○「GATE(ゲート)自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」・3話
コンテ:河合滋樹、京極尚彦、松本顕吾(アクション)各氏。作画監督御二人、原画22名、第二原画発注16社(^へ^;)
…と相変わらずタイヘンそうですが、万策尽きずに頑張って下さってます。
炎竜との会戦を前にして、ロリキャラやらチョーさん声のユカイな魔導師爺さんやらの御登場。コレは原作通り
でしょうし、監督は本作を「ラブライブ」なんかを観てる層に観て欲しいのだろう…とは1話時点から言って来た
コトなので悪くないと思います。言語の違いの乗り越え方、魔導師の視点で初めて異民族を見る際の見せ方(当
たり前のように難民に混ざって支援してる)なども順当、こんな過程を描いてこそ「異世界モノ」と呼べるのだ…
「異世界」をカワイいねーちゃんが大挙して押し寄せる便利な四次元ポケット、程度にナメてかかり糞作を量産
してた過去に比べればコレだけでも清清しい。「難民はお荷物」という現実(自衛隊は国際救助隊では無い)、ソレ
に対し人道派女性下士官にツッコマせて感情のバランスを取るなど、浦畑氏脚本の足取りも堅実だと思います。
ははあ…この部隊はあくまで先遣隊であり(だから旧型装備しか持ってないのか(^o^;))、日本政府は"特地"と
全面戦争に持ち込むつもりは無い…と説明されました。そりゃそんな余力も予算も無いでしょうね。「過剰防衛」
は議会が許さないし(日本国民はもう「銀座事件みたいな惨禍が起きなければそれでイイ」という考えでしょう)、
統括政府も無い小国群相手に全面戦争を仕掛けられるワケも無い。むしろ侵略して来た"帝国"だけを屈服させ、
領地の割譲を受け貿易を糸口に文化侵略した方が遥かに効率がイイ。こんな田舎、文明の産物が入ってくれば
みんな夢中になるに決まっている。戦争なんて人命と物資の無駄遣いでしかない。戦後復旧にいくら掛かると
思ってんだ(笑)…なんてトコなんじゃないでしょ~か?(アタシは「アニメだけを」評価したいので、原作の設定
情報などはなるべくシャットアウトしてます…書いてるのは「アニメから推測可能な情報」だけです。ですので
もし誤解とかあっても後ろ指ささないでね(笑))。うん…。相変わらず物語は面白いと思います。ちなみにまた
6行だけジブン語り。アタシは「面白いモノ、意欲的なモノ」を評価したいと思ってるだけで、本作のイデオロギー
に賛同しているワケではない…とは1、2話感想で書きました。「面白さ」だけが基準。しかし、多くの勘定や損得で
「(己にとって)面白い、面白くない」を叫ぶ多くの人々が同様に思ってくれるとは限らない。こんな"火付け""火消
し"ステマが大手を振ってまかり通る現状じゃあ…。まぁ、そんな時節でもありますので、ジブンにとって「面白い
か、そうでないか」をコレからも掲示し続けたいと思います。こーゆー姿勢を見失うと「面白さの芽」は、みーんな
焼け野原になっちゃうよ…。そうなった時に餓死するのはファンダムの方です。ああ、また余談が長い…(^へ^;)。
感想の続き。ゴスロリ魔法神官少女(笑)の登場も(今の所)悪くないと思います(監督の方針を考えれば)。ンで…
炎竜のお出まし。おお、火炎攻撃の直前に喉が発光し牙の間から漏れ出す炎など、「ガメラ」「ゴジラ」を踏襲して
下さってるカンジで好印象(^ω^)。怪獣映画は、なんかしら「見せ方のアイデア」が無いとね。戦闘は少々物足り
無い…ちゅーか「最低限」だった気もしますが、セルライク3DCGの見せ方もナカナカ、最初に「小銃弾は効かない」
と見せておいて…欲を言えばココで「ガメラ大怪獣空中決戦」のギャオスみたいに、「高速で動き回る巨大生物に
命中させるように現代高火力兵器は出来ていない」というトコが観たかったですが…しかし神官娘の魔法との
共同作戦で対戦車弾がマグレ当たり、というオチも納得出来て良かったです。ンで…。最後は、ちょっと都合イイ
ような気もしますが(^血^;)、難民たちと束の間の心の交流を果たしてお別れ。ヒダリのヒトは「自衛隊が美しく
描かれ過ぎ」なんてツッコむかも知れませんが、本作は「政治的背景と現場の兵士たちの思いは全く別の話だ」
描かれてますのでアタシは無問題。無邪気な層は「自衛隊、カッコイイ!」と素直に観るでしょうし、文句言うの
はそのどちらでもない中間層に限られるんじゃないでしょうか?その「中間層の数」が問題ですがね~(^~^;)。
…浦畑氏にお願い。アタシは本作の、この政治的バックボーンに惹かれてますので、ソレが無くなると途端に観れ
なくなると思います。しかし監督の狙っている客層に「ウルサい」と思われちゃうとマズい。「たった一言で背景
を感じさせる」、今のような含ませ方がベストだと思います。今のチョーシを決して絶やさぬようお願いします。
相変わらず「観るのが楽しみな作品」であり続けて下さってます。(今のトコロ)「惚れ込む」域までは行きません
し、制作は重荷だと思いますが…「ガルパン」再放送の引き立て役にならないようゼヒお気張りになって下さい。

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7/19、16:20、付記。
○「WORKING!!!」・3話
2期が微かに1期と演出方法が違ったように、この3期も前2期と違います。でも「WORKING!」はいつでも「WORKING!」。
そのテイストはガッチリとキープ。まぁ、「この空気を作り出せない演出家」には任せられませんわな、本作。
しかし今期は1話完結ではなく「連続モノ」の風采を帯びて来ている!?2話の丑の刻参りと山田の頭撫で撫での
ネタが引っ張られるとは思わなかった(^血^;)。なんか、より「日常感」を出そうとされているような気がします。
本作観ていると、「舞台演劇だなぁ(^ω^)」と思う時があります。ついに八千代を飲みに誘った佐藤、その二人の
後方を恋の妖精妖怪の如くはしゃぎつつ通過する相馬。舞台で生身の人間が演じても楽しそう。ああ、そういや
舞台劇にもなったんでしたっけ以前…なんてハナシはともかく、世間知らずの八千代、"飲みの作法"のコーチを
誰かに頼りますわな。ソコにいるのはトーゼン小鳥遊三女・梢ですわな。この日に限って小鳥遊も見放しますわ
な。ヒデェ(笑)。コレの連続が本作です(^血^;)。こーゆー人間の絡め方が出来ないと、日常コメディなんて描け
ません。「あずまんが」や「けいおん!」は、まだコレに近いコトが出来てたと思うんスがね…。あ、ニヘラと淫蕩に
笑い「頑張ってェ♪」の梢に「頑張ります!」と応えた八千代の後には、もう少しだけイヤーな間が欲しかった!

一方、ワグナリア一家の末っ子である山田の方も色気づいた…とは言わんわなこりゃ。でも障害だらけの伊波や
八千代よりは将来性あるかも。そのうち「誰か男の人とぴとっ!とくっ付きたいです!」なんて思い始めたらシメ
たモノ(やめろ>(^へ^;))。で、撫で撫での代わりにいつものチョップをもらいました。「失恋超初級編」とも言え
ますかね、"コドモ"山田の。あァカワイいカワイい(^血^)。一方、八千代の戸惑いの方は怪人ども相手ばかりだと
収集つかないので、本作唯一の常識人・松本が入ってシメました。う~ん、今回スゴく本作らしくて面白いんです
が、キャラ紹介は一切ナシなので今期からの新規顧客獲得は捨ててますね?1期からのファンに対する「終章」な
のかも知れません、このシリーズ…と思ってたら、なんと!!!!佐藤と八千代、突然の進展!!!…その直前
まで、まさに相馬の望み通りの光景(笑)が展開されてたのに、サスガにいつまでもフワフワと蝶々のような彼女
に「この花は、俺が摘んでやらなきゃダメだ」と思ったんでしょう、きっと。抱擁シーンの直前、ムーディなピアノ
曲BGMが、長い長い青春ドタバタだったこの物語の「終わり」が近いことを象徴するかのようです。勘違い、行き違
い、思い込みの漫才。青春漫才。楽しい5年がけの3クールでした。しかしソレももうエンドマークが近付いて来た
ようです。テーマが「恋愛」ならば、決着は付けなくてはなりません。…ソレは、この微笑ましい怪人たちの"青春
の足踏み"からの卒業でもあるのでしょう。…そうか、コレをやるためにこの3期の企画が立ったのか!!!!コレは
残すトコロあと10話、決して観逃せなくなりました!!!…「ちゃんと終わる」シリーズなんて、久しぶりだよ!!

うわ~~ッ本作を好きでいて良かったッ!お、オレ、最後の最後のエンディングに「SOMEONE ELSE」が流されたら
泣いちゃいそうだよ(笑)…(^四^、)! 急展開のコンテは、ムロン鎌倉由美監督直接の手によるモノでした。

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特別。政治ニュース。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月14日(火)18時20分30秒
返信・引用
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★「GATE」が放映されたコトもあり、ジブンの(エンタメ分野以外での)この辺の現状に関するスタンスを明らか
 にするため、本掲示板では珍しい政治関連ニュース抜粋。

【「この喧嘩買うしかない」学者vs安倍政権】
http://www.nikkansports.com/general/news/1493226.html

(2015年6月16日19時41分)
「安全保障関連法案に反対する声明に賛同する学者の数が3000人を超えた。
 憲法研究者の「意見」との指摘をきっかけに広がった動きは、学者の見解を軽視するかのような政治家の発言
が出たこともあって、さらにボルテージが上がっている。
 「学者の言うとおりにして平和が守れるかと喧嘩を売ってきた。この喧嘩は買うしかない」と山口二郎法政大
教授(政治学)が語気を強めた。分野を横断した学者でつくる「安全保障関連法案に反対する学者の会」が15日
に東京都内で開いた記者会見。ノーベル賞受賞者の益川敏英氏も呼び掛け人になっている。
 衆院憲法審査会で4日、長谷部恭男早稲田大教授や小林節慶応大名誉教授らが法案を違憲と明言。これを受け
高村正彦自民党副総裁など与党側は「憲法学者の言う通りにしていたら今の自衛隊はなく、日本の平和と安全は
絶対守れない」「学者は(憲法条文の)字面に拘泥している」などと発言。これが学者たちを強く刺激している。
 山口氏は会見で「憲法学者が字面に拘泥するのは当たり前。数学者が『1+1=2』にこだわるのと同じだ」
「学者は権力を批判することが仕事の一部」と語った。
 青井未帆学習院大教授(憲法学)も「政府がやりたいから(解釈を)変えるということがあっては、憲法が紙切れ
になってしまう」と強い危機感を表明した。
 15日午後3時時点で2678人だった賛同する学者は16日午後3時に3476人に。反対の輪は広がっ
ている。
学者への、政府や自民党の「ご都合主義」的な対応も、不満が高まる大きな要因になっている。
 15日に日本記者クラブなどで会見した長谷部氏は「今の与党議員は(自分たちに)都合が良いことを言った
ときは専門家、悪いときは素人と言う」と不快感をあらわに。小林氏も12日に都内であった集会で「私もかつて
自民党の会合などに呼ばれたが、結論が合えば『先生、さすがです』。そうでないと『あんたねえ』『政治は現実
なんだよ』と言われる」と憤った。(共同)」

【陸自教科書に記載:「派遣反対勢力は無力化の必要」】
http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015070201001713.html
(2015年7月2日 共同通信)
「陸上自衛隊の教科書に、国内で海外派遣に反対し妨害しようとする組織や個人に対して「十分な保全が必要」
との記載があることが2日、分かった。保全は「情報活動を無力化する機能」と定義されており、その活動には
「敵部隊の撃滅や施設機材の破壊」も含まれていた。自衛隊の監視差し止めを求める訴訟の原告側弁護団が、
実際に使用されている「情報化運用(試行案)」と「情報」の二つの教科書を入手。仙台市で記者会見して明らか
にした。原告側は国に対し、海外派遣に反対する一般市民も武力で排除される対象になるのか明らかにする
よう求める書面を仙台高裁に提出した」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【沖縄戦元隊員証言、護郷隊少年兵が互いに制裁 友達を射殺する少年たち】
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244607-storytopic-280.html (琉球新報)

【米兵に食料をもらった2歳、4歳女児「スパイ」とされ手榴弾処刑/沖縄戦】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015062202000122.html
 (東京新聞)

☆↑コレが追い詰められた旧帝国軍の赤裸々な実態。ISISや浅間山荘赤軍派を笑えはしない。
 戦争をすれば、こうなる。私も、貴方も。負け戦にならなければいい、なんていうものではない。
 現代戦は、泥沼化すれば容易に女子供に爆弾を抱かせて特攻させるゲリラ戦にもなる。そうなれば
 対照が一般住民といえど殲滅戦になる。特に今のネトウヨを気取る若い層など、自分の身を守るため
 なら容易に女子供に向け引き金を引く。彼らに銃を握らせてはならない。
 しかし現実に脅威はあるのだから、油断は禁物。特に、中国には野心がある。防備を忘れてはならない。
 軍備はあくまで抑止力に留めるべきである。核の抑止力がある限り、あちらも全面戦争には踏み切れない。

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★「ガルパン」の楽しみ方。(1)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月13日(月)13時07分43秒
返信・引用
  ハイ!!!東京(TX)でも新番組・「ガールズ&パンツァー」の放映が始ま
りました!!
モチロン録画しますよ(白目)!!
未見のヒトは寄ってらっしゃい!!底抜けに明るく楽し
め、さらに手に汗握って応援出来る作品だよ!!

ニトロプラス作品みたいに「そう思わせて騙すつもりなんでしょう?」なんて気を回す必要も無いよ
(笑)!!
最後まで明るく楽しく、そしてノリノリだよ!!!キャラも全員個性豊かで、絶対惚れられるコが見つかるよ!!!

しかし、「ガルパン」は確かに戦車オタ・ミリマニアで無いとどこが面白いのか判り辛いマニアックな側面があり
ます。ジブンだって本放映当時にはミリには疎くて、「口径」の意味や「昼飯の角度」なんて言葉も全然知りません
でした。何もかも「ガルパン」観てからです、興味を覚え知り始めたのは。
とゆーワケで、今回からココでは週一御かんその合間に、本放映時にココに上げてたアタシのナマの御かんそや
二次ネタなどを再録しつつ、当時を振り返りながら「本作を楽しむために最低限知っておいて欲しいこと」など
を書いてゆきたいと思います。
=================================================================================================
─序文─
東京では新たに局を変えTXで放映された「ガールズ&パンツァー」ですが、「あんまり評判なんで今回初めて観て
みたけど、1話に関してはアレ?こんなモンなの?」と思われた方もいたかも知れませんね…。ソコですよ、
ソコ
本放映時にも、聞けばそうやって「なんだコレ?」と思って切っちゃったヒトが、意外と多かったみたい
です(結局円盤は、6巻で30万枚+OVA5万枚売れたそうですが)。そーゆーヒト達は、その後4話を過ぎる頃から、
遠雷の轟きの如く立つ評判のどよめきに気付いて後から視聴し「あーッ!乗り遅れた!」と気付き、悔しい思い
をされたみたいですがね。一体どうしてそんなコトになったんでしょう?そのナゾを解いてみたい気がします。
…というワケで、今回、毎週この時間には本放映当時('12年秋)の自分の御かんそ投稿や、その後何度も観直し
て書き溜めた解説感想などを編集の上、再録して行きたいと思います。題して『「ガルパン」の楽しみ方』


★「ガルパン」の楽しみ方。(1)
なぜ「ガルパン」はこんなにも、戦車戦を観ていてどきどきワクワクするのでしょう。…ソレは、まるでサッカー
のゴールポスト際の鬩ぎ合いのように、刹那に繰り広げられるギリの勝負の、息を飲む迫力!という観せ方も
大きな要因でしょう。偏執狂的なまでに細部まで気が配られたミリメカの再現度とソレに注がれる愛情、という
のも重要だと思います。…しかし、ソレだけでしょうか?ソレだけで、多くの大の大人が(各界の著名な作家氏…
秋本治氏や池上遼一氏なども含めて)うぉんうぉん興奮して夢中になっちゃったりするもんでしょうか?
ズバリ、言います。「ガルパン」がこんなに面白いコトの秘訣はズバリ『臨場感』ですこの「臨場感」
というモノは、積み重ねが無いと現れてくれるモノではありません。アナタが友達に手を引かれ、見知らぬスタ
ジアムに入った瞬間に目に飛び込んで来たのがボクシングの試合だったとしましょう。「うわ、スゴイね!」とは
思うでしょう。しかし横で熱狂している友達ほどのめり込めるでしょうか?ソレは、その選手の生い立ちや過去
の苦杯を舐めた経歴、相手選手との因縁を観て来た経験を持つ者とは、受ける感銘に雲泥の開きがあるのではな
いでしょうか?"物語"にも、ソレが言えるんです。この例え話の内で、アナタには追い付けない興奮のルツボに
友達を叩き込んだモノ…ソレは「経験」です。大洗女子の生徒たちは、何も知らない状態で「戦車と対面する」コト
から戦車道を始めます。そのボロッちい外観に落胆し、鉄と油の臭いの感想を述べ、実際にシートに腰を下ろし
始動させるのに四苦八苦、きゃーきゃーワメキながら初操縦に大騒ぎ。そして、その凶暴な破壊力を秘めた戦車
砲が目覚めた際の閃光・轟音に茫然。鋼鉄の巨躯が驀進する力感に魅了されます。そして隊列の取り方、照準の合
わせ方…と一つ一つ覚えてゆき、やがて戦車を己の身体と同様に扱えるように馴染んでゆきます。だからこそ
全ての物語が終わった際に、オンボロの量産型Ⅳ号戦車を、まるで自分の"第二の身体"かのように、
観客も感じられるのです
(いかん、泣けて来た(^血^;))この、初めて出逢うマシンに乗り込み、四苦八苦して
操り、初めての勝利に身震いする…。そんな過程を「ガルパン」は全て描いてます。だから
こそなんです、この物語に心底燃えられるのは。
…昨今は簡便な娯楽が流行り、ユーザーが入り込み易いように
作中の世界観からキャラの性格や属性、状況まで全てセリフやナレーションで説明しちゃう簡便な導入が多い
ですね。まぁ、入り込んで行った先の内容が面白いのならソレもアリかも知れません。しかし、そんな簡便な文法
に慣れ、1話を観た際にそんな「説明」が提供されないと、「なんでえ、内容がねえじゃん」とか言っちゃうような
ヒト。そんなタイプが、この1話に乗り切れず、真価を見誤ってしまったんじゃないでしょうか?いえ、既に
"情報"は綿密に伝えられ始めてます。戦車と出逢い、ソレを操るまでの"体験"という過程を踏ん
。一種の「別人生シミュレータ」。
綿密に作られた物語には、そのような機能があります。しかしこの"機能"は、
物語の中心人物に、まず観客のアナタを同調させるトコロから始めないと働きません。ソレをやっているのが、
この1話です。
アタシが好きな作品では「モーレツ宇宙海賊」なども同じ部類。アレの1話を観た時点では、まさか
その先があんな気宇壮大な物語になるなんて見抜けたヒトはいないでしょう。そんな目くるめくスペースオペラ
も、突然その只中に放り込まれたのでは、↑上のボクシングの例えと同じように「ふぅん」で終わってしまいます。
まず、「等身大の女子高生の生活」から始める。そして徐々に、天地がひっくり返るような大冒険に連れ出してゆく。
…コレ、「ガルパン」も「モーパイ」も同じです。だからこそ、そんな大冒険を、
まるで我が身のコトのように感じられる…
だからなんです、昨今横行している「1話で何も
かもを主人公の独白で説明しちゃう」ラノベ原作作品に対し難色を示してるのは。いや、上にも書いた通り、「中に
入れば」面白い作品もあります。しかしその多くは、身体がワナワナと震えるような本物の興奮と感動を味あわせ
てくれないように見受けられます。
…野球のような複雑なスポーツの真価を味わうには、まずキャッチボールくら
いは出来ないと話にならない。ルールも覚えなきゃならない。野球部に入っても、まず最初にやらされるのは走り込
み。ボールに触らせてももらえない。だからこそ、後に「本物の」感動を味わえるコトになる…。繰り返しになりますが、
ソレをやっているのが、この1話です。とにかく、物語を最後まで観てみて下さい。最後まで観て、再びこの1話ラスト
シーンに戻って観ると、メッチャクチャ泣けます。保証します。セリフ全部覚えます(笑)。「これより戦車道の授業を
開始する!」「あの…戦車は、ティーガーですか、それとも…」「え~と?なんだったかな?」「なにコレ…」「ボロボロ…」
「ありえな~い」…。「これからめくるめく大冒険が始まるんだ」「コイツら血を分け
合った仲間になってゆくんだ」
という予感が壮大に盛り上がる「戦車道アンセムです!」の旋律!
そして、全長7.6kmの大洗学園艦を一気に引く大ドリーバック…!

このラストシーンで傑作を予感出来たヒト、アナタはアニメ鑑賞のプロだ(笑)!!
プラモ買い集め始めます。関連グッズが何だって欲しくなります。いてもたってもいられなくなって大洗に行っ
ちゃいます。全部保証致します。とにかく、シリーズ最後まで観てみて下さい。

★さて、ではココで『初見感想時、アタシがどんな風に本作を迎えていたか』を思い出すために当時の投稿を
 コピペしてみましょう。

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秋期改変期のアニメ御かんそ。10/09~ (1)   投稿者:ゆ~さく   投稿日:2012年10月 8日(月)16時56分3秒

○「ガールズ&パンツァー」・1話
本作も月曜深夜でしたか。今期はアタシ、この月曜深夜が主戦場になりそうなヨカン?…早速観てみましょう。
上手いッ!!サスガ!!…超長回しの1カット目、ペリスコープから覗いた主観だけで「戦場のダイナ
ミックさと臨場感」「少女がソレに乗る意外性」「ミョーな戦車
(ピンクのヤツ、「バレー部復活」と
書かれたヤツ、戦国マニアらしきヤツ)でジョーダン世界である事を説明」「大体のメイン人物の
顔見せ」と、ココまでやっちゃいます!!


「うぽって」に足りなかった技術が全部あります。「うぽって」の方は人物と"銃"である属性が乖離してトツゼン
都合良く"生身の"女の子に戻ったりしちゃうもんだから「シャレとして完成しなかった」んですよなぁ。企画が
欲張り過ぎだったんですよ…原作者が作った"ジョーダン"を膨らませて「萌え売り」まで満たそうだなんてのは。
一方コチラは手応え充分。突如日常パートに飛躍して戦闘シーンとの違和感を出すテク、ドアの鍵を掛け忘れ
かける描写で「まだこの街に来て間が無い」こと、頭上を一瞬通過するカモメで「海が近い街であること」なんて
周囲の環境をテキパキと描いてゆきます。水島監督らしく「セリフで説明しない」画面情報密度が濃い!

ナルホド、"戦車"は武芸、それも現実世界の薙刀みたいに"女子に似合う"武道なのね(笑)。それで二次大戦中
の古めかしいのばっかり出て来るのか。あの頃の戦車は初期の航空機や宇宙船と同じで、なるべく小さい体格
の者が搭乗者に好まれたって言いますしなぁ。…でも、背景社会には少々キナ臭い雰囲気も?漂ってる気もし
ます。体育館に集まった生徒の中でも何人か、生徒会の用意したプロパガンダ映像にコロッとその気になって
瞳輝かせちゃったりしてんのもいるし(笑)。バンビジュ企画でもあるし…どこまで右傾化(笑)の方向に引っ張
られるか、そしてソレを水島監督・吉田玲子構成コンビがどのようにバランスを取りマトメるかも注目ですね。
まァ、主人公が「なぜ戦車に乗りたくないか」の理由も描かれましたし(親友2人に語った「家元での落ちこぼれ」
という以上に、一瞬フラッシュバックした溺れる記憶の方が重要でしょう)、勇壮ながらも爽やかに盛り上がる
BGMから察するに困難克服の"スポーツモノ"の基調で攻められるのはキマリなんじゃないでしょうか。
「ストパン」みたいに実際に前線に出たりするこたァないでしょ(^血^;)。将来的にはどうなのか知りませんが。
ラスト1カット、カメラが街からドンドン引いてゆくとソコには…のビックリ描写も効果充分!あれ…コレを
観ると、準戦時下だったりもするのかなぁ?まぁ…多分「異歴史モノ」なんじゃあないかと思いますがね…。
…何にせよ、コレは間違いなく今期の注目作でしょう!!
         
「ストパン」ほどヒットするかどうかは判りません…アッチには「ネウロイ」というヒジョーに魅力的な敵がいま
したし、毎回のミッション(脚本)も「彼女らにしか出来ない作戦」が良く考えられてました。コチラは取り合え
ず友情と困難を乗り越える「人間ドラマ」のセンで迫るしかないのでは、と思います。ムロンのこと、予想通り
毎回録画・御かんそ書き決定作品

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★まぁ、トーゼンのコトながら↑1話からガッツリ食い付いております。b(^四^)
 そして↓次には、放映終了後、一昨年('13)の夏に書いていた「今、再び「ガルパン」を観直してみよう!」
 御かんその中から作品解釈において重要だと思われる部分を抜き出すカタチで再録したいと思います。

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「今、再び「ガルパン」を観直してみよう!!」御かんそ。(1) 投稿日:2013年 8月13日(火)18時58分22秒
○1話
今となっては懐かしく、ファンなら誰もがナミダにぢむだろうイントロ。「荒野で戦車に乗る少女達」の姿を
出会い頭にブツケて面食らわせる本シリーズ"序章"。始動したⅣ号の視界に入って来るのは金ピカ戦車、幟
を立てたハデなヤツ…とチンドン屋行列のような珍妙な光景。「戦車と少女」。強烈な"コントラスト"が示さ
れます。で、主役メカ・Ⅳ号からモゾモゾと主役5人が顔を出して。「Ⅳ号はハッチが多いので全員が顔を出せ
る」という車体特徴で主役メカに選ばれた、と聞きますが…というコトは最初からこの"登場時の見せ方"は
監督の脳裏にはガッチリ組まれていたのだ。また「隊長は自信無さげ」「コイツらナニか"やらなきゃならない
理由"があるらしい」とも説明されて。…まだ始まって2分半、この短い時間でミッチリ"1枚絵による説明"と
"布石"は打たれてます。
いやァ"面白い作品"ってのは開始早々から面白いモンですね(^血^)!!

朝。目覚ましに飛び起き、反射的に布団をたたむ動作で「このコはどんなキビシい家庭で育てられて来たん
だ?軍隊か(゚ぺ;)?」と観客に疑問を提示。アタシは、放映当時に「みほの"コンビニマニア"という設定は、
学校から直帰を命ぜられ稽古稽古の毎日。女の子らしい自由な夢想の時間が持てるのは、帰路で寄り道する
コンビニの中だけだったのではないか?」…と書かせていただきました。こういう「作家が語りかけて来る」
声は、この1話の時点でソコココに潜まされています。そういう"声"を聞き落とした(もしくは聞く気が無か
った)ヒトが、本作を1話切りしたのではないでしょうか?みほの「級友の誕生日を全部覚える」という奇行(笑)
は「友達付き合いに慣れていない」…という描写なんでしょうけれど…今になれば、こんな奇異な行動の理由
も判るような気がします。「敵を知らば百戦危うからず」という教育で戦車のスペックデータを暗記させられ
続けた結果、友達作りにもそんな"予習"で臨んでしまったんじゃないか?(^o^;)とか考えると「巨人の星」の
"野球ロボット"星飛雄馬を思い出したりも。本作「キャプテン」だけでなく「巨人の星」でもあったのか(^血^;)。
ポツリと漏らす「前の学校では"頼りない"と叱られてばかりいた」という、彼女の本音。自分が背負って来た
武道には辛く厳しく、悲しい事しかなかった…という不幸な境遇。しかしコレが後の74アイスのシーンでは
「お母さんもお姉ちゃんも、私の気持ちなんかちっとも考えてくれなくて…」と「彼女の抱える反目は「庇護
される子供の立場のモノだ」
とも明確に描かれます…"成長譚"。いったん飛び出した飛雄馬が再び野球で
一徹に勝負を挑む物語。けっこ"構造"は骨太なんですよね。ソレを明確にそうと感じさせないのが上手いッ!

話が前後しますが、生徒会が教室に現れる直前、みほに「友達になってくれてホントに嬉しかった!」と告げ
られ、目線を逸らす沙織の芝居。↑コレ、どう思われます?最初は「率直に言われてテレただけだろう」…と
受け取ってたんですが…全編観た後だと「沙織はとにかく"目"で演技する」と知れましたから(この後再録する
「沙織と麻子」の項を参照されて下さい)…何か意味があるのかも知れません。放映当時ネットで言われていた
「沙織と華は当初、生徒会の直接または間接的な差し金でみほに接近したのではないか?」という憶測の論拠。
生徒会の企み自体は知らなかったワケだから「転校生は我が校にとって重要人物だから仲良くしてやってね!」
ぐらいにそそのかされて。ところがその後振るわれる横暴とみほの激しいショックを見て「こうなるとは思わ
なかった」と、二人は"責任"を感じてしまったのではないか。「最初は半分義務感で友達になったけど、相手が
心の底から大喜びする姿を見て"この子ホントにイイ子なんだ"と悟り、なんだか"悪い事をしてる"ような気分
になった」…ソレが、出会ったばかりである沙織と華に必死にみほを擁護させる"動機付け"になった…そんな
ファンならではの憶測も楽しいですね(^血^)。「このままじゃ生徒会の片棒を担いであのコをドツボにハメる
コトになっちゃう!半分私達の責任だよ!放っておけないよ!」…彼女の内でそのような心の動きがあったの
だ、(笑)と仮定すると、この尺ギチギチ超詰め込み作品では…その方法が「最短時間で3人の中を急速に発展
させ、そう簡単に離れられない"関係"を結ばせる」には最適な展開であるようにも思えますかも。吉田玲子氏
脚本作品です。観客にキャラの心のアヤを慮らせ、「このコの心の動きはこうだろう」「いや、そうじゃない!」
など、ファンに語り合わせる「含みのある」描写はお手の物です(笑)。"気分に流される年頃"を描いた軽いタッ
チのコメディ…と思わせておいて、実は観るヒトが観ればちゃんと"スポ根モノ"の流れになっている、という
複素的な構造を孕んだ作品でもありますす。決して"内容が薄く"などありません1話切りしたムキは、
本気で本作を観て無かっただけだろう、と思ってます(笑)。で…戦車道履修者全員集合場面で、遠くからみほ
を見つめる優花里の憧れの目。もし大洗校が戦車道を復活させなかったら…この二人は永遠に見知らぬ他人
のままだったかも知れない
と思うと…なんか胸がギューッと引き絞られる思いがしますね。さらに、ラストの
学園艦がその全貌を現す壮大なカメラドリーバック。これから目くるめく大冒険が始まるんだ!との予感
を孕んだサイッコーの演出です
(^血^)!本作ファンになってから、この1話ラストを見返して泣けない者は
いないでしょう!!アタシなんぞ毎度ボロボロ泣けます。

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★まぁ、↑1昨年の時点では本作を愛するあまりイロイロと掘り下げ憶測や妄想に励んじゃってますが…(^血^;)、
 ソレはご勘弁下さい、この頃はホントにそうやってOVA「アンツィオ戦」を待つよりなかったんだもん(笑)。
 しかし↑アタシの憶測も必ずしも「本編にのめり込みすぎたマニアの暇にあかせた妄想だ」とばかりも言い
 切れません。↑吉田玲子氏脚本の妙、キャラ描写を断片的に描くコトによりそれぞれの関係に思いを馳せさ
 せるチカラがある…とゆーのは「けいおん!」ファンなら良くご存知のコトでしょう。特に、↑チラッと述べて
 いる「沙織と麻子の関係」とかね…。(沙織と麻子が過去にケンカした、とゆーのはアタシは間違い無いモノと
 思っております)
 しかし、そのよーにキャラの関係の奥まであーだこーだと掘り下げるのは、いわゆる「燃料」補給の無い時期
 のファンのお遊び。晴れて全国ネットで再([新])放送が始まり、今回の1クールが終了する頃には劇場版も
 公開される…という晴れ晴れしいこの時期には、敢えてそんなアソビに興じる必要も無いでしょう。
 「ガルパン」を観る上で「知っておいた方が良い知識」というのは、他にたくさんあります。以後、本記事『ガル
 パンの楽しみ方』では、そんな、初見の方々が感じる疑問や興味について、アタシの知る限りで解説などを
 付け加えていってみたいと思います。よろしければTV放送の本編と合わせてお楽しみ下さい。

 

2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(4)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月10日(金)16時42分53秒
返信・引用 編集済
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☆「ガルパン」関連。
この投稿の「ガルパン」関係は、次↑の投稿で少し大きな記事を用意してるのでカンタンに。ちょっと叫びます。
ああッやっぱり週末、大洗に行けなくなっちまったよう!!通院日だったんだけ
ど他に日取り変更申請したヒトがいて「今からじゃもうダメ」って言われちまったよう!!行ける
ヒトはお、オレの分まで楽しんで来てくれ!!
ウスヤの串カツ食ってくれ丸五さんの海鮮丼食ってくれ大
進さんのカツオ定食も魚松さんのアナゴ天丼も食ってくれオレはまだ行けてないガルパン喫茶パンツァーフォ
ー登ってくれガルパンギャラリー楽しんでくれ肴屋本店や大洗ホテル満喫してくれお好み焼き・道さんの跡地
がどうなったか見て来てくれ潮騒の湯で汗を流してサッパリした後は夕刻の潮風に吹かれほろ酔い加減でムー
ンリバー聞いてくれああッ羨ましくなんか無いぞコンチクショー悔しい悔しい悔しい恨んでやる呪ってやる
祟ってやるあらいっぺ様ヤツらにどうか御神罰を!いあ!いあ!

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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(4)

☆1週間経ちました。まだまだ、なんかしら新番組始まりますねえ…。

●「がっこうぐらし」・1話
なんだ、今期も芳文社系やるんか。きららフォワード連載、原作はニトロプラスのヒト…?きららで「原作」…?
ニトロプラス?…うわあ!ゾンビモノか!?そりゃ観てみなくちゃ。本作もメガホンは新進気鋭、安藤正臣監督。
シリーズ構成:原作者。脚本は…なんだ、聞いたコトの無い名前のヒトばっかりだ…と思ったら、うわぁ!コレ
全員ゲームシナリオライターやライトノベル作家!?そりゃ変り種だ。コレこそ変り種だ。それにしても芳文社
でこんな企画が立つとは…あ、そーか「まど☆マギ」からの流れか。芳文社も大ヒットが欲しいでしょうもんね。
「きんモザ」や「ごちうさ」辺りに頼り続けるのより明日があるのではないか?と考えます。で、観てみました…。
なんだこりゃ、面白ぇ!!!
…本題の御かんそに入る前に、ちょっとマクラに、ジブンとしてのこの界隈
(萌えモノ関連)についての考えを。
ちなみに、ジブンが「きんモザ」「ごちうさ」などに対して煮え切らない態度を取るのは、"作家"(あくまでアニメ
側の)が自分の"何"を見せたくて作っているのか、その"声"が聞こえないからです。時に「きんモザ」は…まるで
原作四コマを、そのままコンテに書き写すようなおシゴトぶり…。その点、「のんのんびより」は"作家"の「声」が
聞こえまくり…ッてのはお判りになるッしょ?同じような日常萌えモノでも、ソコには決定的な差異があるん
です。一般的に"萌えコメディ"描写なんてのは、少し才能があれば誰にだって出来ます。しかしソレやらされて
る作家の方は、「俺がコレやってるコトに何らかの意味はあるのか!!?」という思いがつのってゆくばかり。ソコ
に「意味はあるんだよ」という仕掛けを施してご覧なさい、タチマチ「単なる萌え漫才」にも気合の火が灯ります。
"傑作"を生み出すには作家の"やり甲斐"が必要なんですよ。まさにソコなんです。
ジブンがKADOKAWAがシカケる中坊のチンポ咥えて1かい100えんの乞食商法を執拗にコキ下ろしているのは…。
だから「エロがイカんと言っているのではない」と、何度も何度も何度も何度も…。あんなのを作家側に「やれ!」
と要求するのは、女衒が借金抱えた女をソープに沈めるのとなんも変わりないじゃないですか。アニメ作家側
の"創意"と"やり甲斐"はドコに行ってしまうのだ!?
KADOKAWAは、そんなコトしか考えてません。だから、いざ
大勝負に出てもアニメ版「艦これ」みたいの作っちまうんだよ…。ああ、また余談が長過ぎ。いい加減にします。
で、(やっと)本作への御かんそです。(長い!>(^へ^;))
その辺の「単にシゴトでやってる」萌え日常モノより、そんな(形式的な)萌え漫才描写も数段上手い。コレだけ
で、単なる萌え日常だとしても褒めちゃいそう。しかし…。本作はそんなモノでは納まりません。アヴァンから
主人公の瞳に宿るそこはかとない異常さ、学校に犬を連れ込む違和感、何でシャベル持ってるの?廊下に設えら
れたバリケードはナニ?何で食事が非常食みたいんなの?…などの符丁を入れておき、園芸部の畑の隅っこに
立てられた十字架…なんてなトコロで不気味に高鳴る風の音。「文法の切り替え」も入念で確かな足取りDEATH。
コレなら、ロリキャラの頬っぺにザートラシく紅潮ブラシをかけ、その「生身の艶やかさ」を強調するのも、着替
えなどで下着姿を見せびらかすのも、下心しかない視聴層に「いくらでも妄想してね!」と擦り寄るのでは無く
「"死"を前にした"生きるもの"の華やぎとぷにゅぷにゅの温もり」を強調するためだ…との必然性ありまくり。

そして最後に、明かされる真実…。
主人公のアホ行動は、ああ、やっぱりどこか狂ってたのか、と判ります。この時点で、未だに「こんなメンヘラじゃ
萌えられねーよ!」だなんて言ってるヤツは、ソレこそ大ウツケでしょう…そんなヤツはゾンビに食われちまえ。
ソレまでの彼女の(まだ平和ないつもの生活をしているつもりの)行動で、「キャラの中で最も心が弱く、優しい
コだったんだ」と判るじゃないですか。コワレてしまってからも、ソレは変わりません。彼女のセリフにテーマ
織り込まれてます。彼女らでヌくコトを考えてズボンを降ろしかけてたヒトは、その込められたテーマに気付か
れました?…アナタは、気付かれましたよね?ウツケの類いじゃないですよね?(例えズボン降ろしてても(笑))
犬を探しに行くシーンで彼女がトートツに言う「みんな大好きだよ!」。Aパート途中の彼女のモノローグにも、
全部意味があります。「最近、学校が好きだ!学校ってスゴいよ!なんでもあって、まるで一つの国みたい!」…。
彼女がソレまでの"日常"をどんなに愛していたか、友達も、ペットの犬も、何事も無い日常もどんなに好きだっ
たのかも判ります。こんな、弱く、優しく、無邪気なコだったら、この状況に追い込まれたらコワレてしまっても
無理は無いでしょうさ。「何事も無い日常のかけがえの無さ」を描く方向性は、何も「のんのんびより」みたいなの
ばかりとは限りません。全く逆説的に、こんな方向から描くコトだって出来るんです。
本作、意外中の意外!!今期の台風の目玉かも!!!
それとも、あっけなく失敗するかも。そのどちらの可能性もあるから、こりゃもぉゼッタイ観逃せませんわ!

「失敗」の可能性は、本作が、「萌えファンに一種の"イヤガラセ"をしてやる構造だった」場合。具体的に言うと
まだ平和なつもりで頭ピヨピヨしてる主人公を含め、一人また一人と彼女らを殺してゆく嗜虐性を満足させる
「作家側の趣味性」を優先させてしまった場合。コレ、「響け!ユーフォニアム」のシリーズ冒頭でココに書いた
「作家側が"自分たちがどんなに苦しいか、負けずに頑張っているか"を描いただけで満足してしまってはなら
ない」とした意見(杞憂でしたが)にも似ています。こーゆー作家側の「動機」「趣味性」は作品にとって、無くては
ならない、必要不可欠の「燃料」そのものなのですが…問題は、例え彼女らを殺すにしたって、嗜虐性を満足させ
るだけで終わってしまうのでは無くソコで何らかのテーマを謳い上げて下さるかです。その部分に関しては
十中八九大丈夫そう、と受け取りました。アタシ、今回1話の主人公のモノローグで泣きました。死を間近にした
ヒヨコが夢の中で微笑みと共に語った、「楽しかったな。みんな、ありがとう。みんな、大好き」。こんな泣けるモノ
は無いじゃありませんか
(笑)。あたしゃ今期は「のんのんびより」と本作、同時に楽しむコトにしますわ!!
うう~~~ゾクゾクする(笑)(笑)。バーホ-ベンの「ロボコップ」(旧作)の好きなトコは「本編の殆どを通して
主人公が死体である」という一種のゾンビモノっぽいトコなんですが、本作は最初から主人公がキチ○イ(笑)
で、その彼女のコワレた精神を通した世界から始まる…そしてその絵面は、まさしくキャッキャウフフの萌え日常!!!
うわ~~~~~~~ッ!!こんな作品、初めてだ!!!!!!!!!!!(笑)。ホンキで応援致します!!!
…とはいえ、萌えファンがコレを飲み込めるほど頭が回り、順応性が高いとも思っていませんが…。彼らは非常に保守的…ちゅーか己が寄り掛かった世界を信じ、守り抜こう
とします。大傑作青春SF「放課後のプレアデス」を、最後まで魔女っ子モノだ、というレーベルに頑なに固執したりしてたし。「絵面以上のコト」を受け付けません、基本的に。

そうだ、そんな萌えファンに、最後に一言だけお伝えしときたいと思います。本作の内容、コレ『現実』ですよ。
ゾンビ=東日本大震災の津波、に置き換え可能。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
7/10、19:20、付記。
酒のツマミに、2周目観てみた。心霊モノ好きなアタシとしては、太郎丸を連れ帰って部室で話してる最中に
めぐねぇ教師が現れてたしなめるトコロ。彼女と会話してるゆきを微笑ましく見つめるりーさんと彼女の間に
「めぐみ先生、来てるの?」「え?やだよぉりーさん、ここにいるじゃな~い」「そうね!」みたいな会話があっても
良かった。…なんて考えてると、「みんなに内緒で家に帰ろうとしたこと」を謝るゆきのシーンになり…ソレが
あの「みんな大好き!」のセリフに繋がるワケだけど…ソコでまた、胸がぎゅう~ッと締め付けられた
そうか、このコは狂った頭の奥のどこかで「家に帰りたいよう!お父さん、お母さん!」…と思っているのだ。ソレ
だけに、例えばココで↑上のような会話があったとすれば、「りーさんにはめぐねぇ先生が見えてないのかな?」
と一瞬疑ったゆきの心が瞬間現実に近づき、↑こんなセリフを口走らせたのかも…なんて、ジブン独自の脳内
解釈が進んで進んで(苦笑)いてもたっても(笑)いられなくなっちまう(^四^;)。想像が、イメージが膨らんで
止まらなくなる…願わくば2話以降もこんな「観客の想像力を暴走させるような」ストーリーラインであって
欲しい。まぁ、この1話が出ただけで、競馬に例えればゲートオープンと同時に猛ダッシュ、「うしおととら」など
が走る先頭集団に並んだ…ぐらいの目覚ましいスタートダッシュであったと思いますが。
あと、↑初見御かんそを、ちょっと訂正。アタシ初見の時は主人公・ゆきに感情移入するあまり「4人の中で一番
優しい」ニュアンスで書きましたが、ソレはハッキリ否定しときます。4人の中で一番「か弱い」だけであって、
「優しい」のは他の3人ですね。ソレが2周目にはグイグイ胸に染み込みましたよ。
さて…。この先は、どんな物語になるんでしょ。行き着くテーマは、この主人公を立てたからには「エイリアン9」
みたいなセンになるんじゃないのかな、なんて思いますけど…。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○「アクエリオンロゴス」・2話(冒頭だけ)
↑上からの流れで、冒頭だけ観てみました。「ぬああああああ(^四^;)」ッてカンジでした。あ、「アルジュナ」…!
小説で読んだら面白いかも知れないネタだけど、ソレがこの絵じゃ…。アフレコスタジオの空気どうなんだろ。
まさか、河森さんの「アクエリオン」が、その前の萌えアニメ(に見えるモノ)に大敗を喫するとは…。

○「城下町のダンデライオン」・2話
「がっこうぐらし」とは好対照、1話では「気負わずに酒のお供にでも気楽に観れるモノを探してるヒトは本作で
しょう」とした本作。1話はタイヘンおキニでしたが、さて2話は。観ました…。あれ…?世界観と設定説明ばっか
で面白くない…?なんだろ?こんな、いかにも「アホな事件起こしまくりますよ。そのための"王族"設定であり、
特殊能力ですよ」と言わんばかりの土台の設え方なら、毎回毎回事件を起こす→オチ、の連続で来られるだろう、
構成は吉田玲子さんだし、まずハズされないのでは…と踏んでたんですがなぁ。なんか、出来の悪い部活ラノベ
モノみたい。ちゅ~か、この程度なら「GJ部」とか「俺ツイ」とかの方が遥かに面白い…?あれれ?あれれれれれ?
ちゅーか、つまんない?観てらんないレベル?仲睦まじい兄妹の下校を見て「同棲してんのーッ!?」と驚くとか
…ご、50年前のセンス…?なんだこりゃ?ひょっとしてコレ原作、面白くない!?「家庭内王族選挙」とか「特殊
能力」とか、いかにも使い出のありそうなネタ並べといて、そんなん全然使わないまま終わっちまったよ2話!!!
まるで、路上パフォーマーがフラフープとかダンベルとか南京玉スダレとかいっぱい自分の前に並べるから
ほほう、ソレを組み合わせて何を始めるのかな(^ω^)、と観てたらそんなんゼンゼン関係無く初恋物語紙芝居
(ソレも詰まんないの)始められたような気分…!?うあああああ。本作、1話御かんそでも「副監督制でどこまで
品質を保てるか、予算は?人的リソースは?」…とか心配してたけど、そんなレベルじゃねーや。根本からオカ
シい。
うわァ、こりゃまいった。飛び付いたのは間違いでしたか。ちょ、ちょっと本作については保留にさせとい
て下さい。3話まで観てみます。3話がまたダメだったら、謝ります。うわァ…。こんなコトってあるのかぁ…。
コレまで出会いがしらに「お?」と思って御かんそ書いた作品は、どんなに目立たない小品でも【ろこどる】
とか「レーカン!」とか、「売れはしないけど悪くない作品でしょ!?」と主張出来る仕上がりになってたの
ばっかりだったのに…。まぁ、こんなコトもありますか。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
7/11、5:45AM、付記。
○「GATE(ゲート)自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」・2話
先週の本作への追加御かんそで、このテの右化傾向作品を称して"臭い"と言ったコトに対する弁明を、最初に。
アタシ自身は、"臭い"="美味い"だと思ってるんですがね。現実にも"臭い"食べ物が好きです。ブルーチーズ、
納豆、アンチョビ、ニンニク…しかしコレらの品を、顔をしかめて「よく食べられるわね、こんなの」というヒトも
多いのは御承知ですね?けれど「ニンニクを生齧りするなんて信じられない!」なんて言うオサレな女性もソレ
をオリーブオイル、トマトと絡ませるだけで「美味しい!」と目を見張るイタリアンに早変わり。このテの食材は、
臭みを感じさせないよう調理してやるのが絶対必要なんです。コレらは、他の上品な食材とは比べ物に
ならないスーパーホームランをカッ飛ばすチカラ
を秘めてます。ソレを万人に認められるように引き出して
やらなくてはならない。でないと悔しいじゃないですか、こんなに美味しいのに。繰り返しになりますが、この
「"アク"を取り去り、美味しさだけを引き出す」調理がバツグンに上手かったのが水島シェフの「ガルパン」と
いう料理だった
、とも書きました。さて本作、そんな水島シェフの仕事に追い付けるでしょうか。
アヴァン、"特地"側…「帝国」サイドの事情が描かれます。ああ、親切設計だ(^ω^)。"戦争原理"はアチラもコチラ
も共通していると解説が入り…この経緯、太平洋戦争に突入した旧帝国日本と大差無い、と思わせてくれます。
戦争は、アホなネトウヨがいきり立つ「隣の国が気にいらねー!」なんて理由では始まりません(笑)ので、「軍靴
の音が聞こえる」なんて気にしてる方は御安心を。"特地"側も、割拠する戦国の世に突破口を見い出そうとして
"GATE"を開いたようです。多分、こーゆー「会戦に至った政治的経緯」などの背景も緻密に描いて作品に一本背骨
を通すのが原作の魅力なのでは?とにかく、この「ファンタジー世界の戦国自衛隊」なんてアイデアを、通過儀礼
しか描けないナンチャッテ作家が取らなくてまだ良かった、と思ってますよアタイは。
で…。"特地"側の思想はモロ中世戦国型だ、と描かれてから二次会戦へ。なんか「機甲界ガリアン」みたい(^ω^)。
ああ!もう日本側は既に"特地"の言語も調べてたのか!サスガ現代諜報、ホンキになると行動が早い(^へ^)。
肝心の戦闘描写は…。ううん、ココ(異文明同士の遭遇会戦)こそが作品のキモですので、シッカリ見せて欲しか
った…。枚数も使わないし、PANで全体を見せるような演出から苦しい台所事情は判ります。でも…ココこそは
「アニメ作家の慣れ」で描いて欲しくは無かった。目を凝らすと遥か遠方の岡で金属の櫓の首が回ってて閃光が
走ると、直接手を触れもしないのに姿も無く飛来するものが火山のように爆裂する…そんな異形のモノ
と遭遇した戦慄
を描いて欲しかった。例えば、今「宇宙戦争」をリメイクするにしたって得体の知れない
マーシャン・ウォーマシンの登場の恐ろしさと無敵ぶりにはたっぷり尺をかけるッしょ?岡本喜八風に万単位
の死者数だけをテロップで示したって観客が戦慄する、ッてワケでもないッスよ…。こーゆートコを端折るの
は"アク取り"とは言いません。"美味しいトコ"も切り落としちゃってる。
やっぱ、ミリの魅力はミリ好きの作家
様にしか描けないのでしょうか…。「想像力の勝負」ですので、そんなコトはあって欲しくない、と思うんですが。
ああ、この無謀な作戦は近隣諸侯に対する「粛清」の一種だったンか。そう、「戦争が起きるとき」ッてのは為政者
の「国内外への締め付け」である場合も多いです。本作…戦闘場面は通過儀礼的に描いて、政治劇の方に重点を回
すおつもり?それじゃ「ガリアン」というより「ダグラム」か…(^へ^;)。皇帝が愛娘を火中へ送り込むのは「イデ
オン」かなァ(笑)?とか笑って観てました。カララ様、おさらば!…おお、ココで改めて米国側の意図も明かされ
ました。やっぱ基本的にアタシの原作上の日米関係描写についての解釈は間違ってなかったようです。要する
にコチラ側の事情としては、日米間の資源と領土の奪い合いですね。主人公が偵察がてら"特地"住民との「交流」
を命じられたのも、「仲良くしたい」なんて理由からじゃないです。「日本は、この地を"領土"に加えたがっている
から」
(現場(前線兵)の思いは別にして)。満州か、ココは(^血^;)。その辺の筋立ては、タイヘン真摯でイイんです
が…でも描写が全然重々しくなく、「おシゴト的」に済ませちゃってるアニメ側の制作は何とかならんもんか…。
以前から表明してる通りアタシは戦争絶対反対派ですが、こーゆー事柄から目を逸らしたってイイコトは無い
ッスよ。むしろ真剣に描けばけ描くほど良い。まぁ、1話御かんそで書いた通り、監督はこの物語をミリオタでは
なく「ラブライブなんかを観てる層」に見て欲しいんでしょうけど…。あはは、特務部隊が進攻する道すがらに
ストーンヘンジが見える。こーゆー小ネタはイイッスね(^血^)。自衛官にオタが結構いるッてのは半ば常識に
なって来つつありますし、魔法少女アニメの主題歌を唄いながら進軍しちゃうのも悪くないッス。「フルメタル・
ジャケット」で米軍小隊が「ミッキーマウス・マーチ」を唄いながら進軍するのと変わり無い。古参兵のオヤジさん
がキングギドラの例えを持ち出すなんてのも。臨場感が増します。…で、そんな描写とバランスを取るかのよう
に"帝国"側の焦土作戦を目撃する、と…。うん、この辺の描写を観ていると、少なくとも"物語は"面白いです、
確実に
ファンタジー世界を自衛隊装甲車が進むユニークな絵だけでも楽しめます。…でも演出と作画のリソ
ースはもっと割いて欲しい…というのが2話の感想でしょうか。EDのスタッフロールを観ると今にも万策尽きそう、
というのも判るんですけど…「ガルパン」はやっぱ上手かった」という結論に落ち着くのを
阻止するためにも、ゼヒお気張りになられて下さい
来週は炎竜との遭遇、接近戦になるみたいです。

7/13、5:50AM、付記。
◎「監獄学園」・1話
楽しみにしていた水島努監督の新作。生視聴しようと目覚まし掛けといたんだけど、起きても眠くて眠くて
録画が動いてるのを確かめて二度寝した。本作観てる夢を見た。なんか「ギャグマンガ日和」みたいだった(笑)。
で、今、録画観てます。まァ、トーゼン面白いですわ(^血^)
バイオレンスシーンに入ってからの笑わせられ方は、毎度の「ドクロちゃん」「大魔法峠」のセンなんですが、
「おめェらどいつもこいつもオラオラオラオラァ!!」ッてカンジだった↑前2作に比べると、今回は「大人の
優しさ」がこもっているような流血バイオレンス
(笑)です。少なくとも、アタシにはそう見えました。

この方は「客層を見る」監督だと思ってます(見なきゃショウビズなんて、いやいや客商売なんて出来ないんです
がね…)。「ドクロちゃん」「魔法峠」は、例えるならステージ上に上がったパンクロッカーが「てめェらみんな豚野
郎だ!まとめて焼却炉に放り込むぞコンチクショー!」とガナッてるみたいなセンのギャグでした。「じょしらく」
になると、コレが今度は客席で無く世間一般に向けてギターをへし折りドラムを蹴破り、放送禁止用語を大声で
歌うような作品でした(浅く観ている方は「えッ?アレが!?」とお思いになられるでしょうが、そうです。アブナ
いネタ山盛りです(笑))。ソレが今度は、例えるなら…暗いステージに静かに座り、椅子に座ってアコースティッ
クギターを取り「お×△こ~~パックリベチョベチョ憧れのお×△こ~」と歌って客席を笑いの渦に巻き込むよ
うな作品。(例えが判りにきーッ>(^血^;))。ムロンやってるコトはバイオレンス(笑)なんですが、「観客との接し
方」の話です。シッカリ「観客の方」を向かれてます。「アザゼルさん」と同系統、マトモなヒト向けの作品ですね。
この監督様の上手いトコロは…どんな説明的なシーンでも手際良く楽しく観せちゃうコト。続けて観客の反応
を見つつ絶妙のタイミングで望みのモノを出してゆくこと。…まるで威勢良く、腕もバツグンの寿司職人です。
「御自分のタッチ・方法論」が完成されてるので揺ぎ無い。こーいった傾向は、大地丙太郎監督時代からギャグを
専門にやられるお方に顕著でした。
オトコども5人の中で一番キモいメガネ(意外と義理堅かったりする)の演技を千葉茂氏風にアシラうなんて、
ああやっぱり「うる星やつら」のメガネというキャラの、若さならではのイキオイでボタンを掛け違えたまま
理屈で突っ走る人間味は、このお方の胸にも響いていたのかなァ?なんて想像出来てウレシかったりも。
いつもどーり講談社系、ヤングマガジン連載原作、構成:横手美智子氏、制作:J.C.STAFF。

○「WORKING!!!」・2話
のっけからですが、「WORKING!」は萌えズレしたヒトには判りませんかも。人間関係のドラマです。しかも1、2期
はアニメ…とゆーよりも実写ファミリードラマのノリでした。アタシはソコが好きだったんですが…萌えモノ
だけを観て来たような層がそのつもりで入ると、まず理解出来ないのでは。「萌えモノの決まり事」なんて、ココ
には無いです。無くてサッパリ。スガスガしい。一言で言っちゃうと…「高橋留美子が書いたサザエさん」?ッて
カンジ。悪さした山田を追う小鳥遊なんて、カツオを追うサザエそっくり。誤解に次ぐ誤解でコジレる人間関係
のコメディ、しかもネタは「男女関係のカマの掛け合い」。「マトモなヒトのためのライトコメディ」です。こんな
コト言わなきゃならないのが悲しいですが。さて、2話はどうでしょう。
小鳥遊家のお話。"峰岸"という、観客も初めて聞く名に一同ゲンナリする空気が、一番若く、その名を知らない
なずなの目から見た「家族の肖像」になってます。まさにファミリードラマ…「私以外の家族が、全員私の知らな
いヒトのコトを話してる!」という経験は誰にだってあるでしょ?"日常モノ"と言っといてこーゆーシチュを
描かないから、深夜アニメはどんどんオタクだけのモノになって、市場を切り詰めてっちゃうんですよなぁ…。
だから、ジブンは意地でも本作を応援し続けますよ、ええ。うあああ、峰岸は長女・一枝の離婚相手だったンか!

ココまでで「演出上手いなぁ、ちゃんと繊細なホームドラマの空気出てる」…と思い、ED観てみたら…おわ~ッ!
秋山勝仁監督コンテ!!
今期の「WORKING!」は「イナズマイレブン」のチームが乗っ取ったか!ソレなら安心だ!
頼もしき御経験があり、創意も失わない作家…本作に持って来いです!まァ、キャラもみんな変人や怪人なんで
「イナズマ」のスタッフにも合ってますかも(笑)。アレも怪人揃い(ナカミは真剣そのもの)でしたモンね(笑)。
しかし構成は幾分マニアックだ(^Д^;)。Bパートはイキナリ杏子の舎弟・美月が丑の刻参りしてるトコから。…
こんなん初見観客に判るかいッ(笑)(笑)!…で、ワグナリアでは息をしているだけでトラブルを呼ぶ生物・山田
による小鳥遊のメガネ破壊…小ネタが多い回だ。こーゆー「ドラマが進展しない」日常回こそ演出家が頼りです。
ヘタッぴなコンテマンの仕事だと、きっと観ていられなくなりますよ、コレ。まぁ、一見何事も無いかのように
見えて小鳥遊家(主に梢)とワグナリア一同の接近、小鳥遊―伊波と八千代―佐藤は相変わらずです、なんて必要
な描写は散りばめてあります。「この内容じゃ3期からの御新規客は付かんぞ…(^△^;)」と幾分心配になりつつ
も、こーゆーのを積み重ねながら事件を起こすからこそホンモノの「日常感」が出るワケで。正式なEDが付きまし
た。コレもダンスホールで近付きつ戻りつしてる一同、橋の途中でタムロしてる絵、なそ象徴的なコンテで上手。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○「GOD EATER」・1話
観ました。監督は…劇場版「空の境界」「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」の平尾隆之監督!「ヨヨネネ」好きです!
やって♪来たぞ♪ヨヨさ~~んです♪!ほいッ! 脚本制作/制作は投稿情報があったようにUFOTable。
あ~ッ!このせいで遅れてたのか!!コレ殆ど全部3DCGですね!!?キメの立ちポーズなどに
は手描きも使っている印象ですが…スゲエや、もう全く全然と言ってイイほど違和感無い。「アルペジオ」
辺りから、また格段に進歩されました、セルライクCGワークス。こりゃスゲエや。いよいよ「大変革」の鳴動
が聞こえて来ましたかね、日本アニメ界。
この技術が完成すれば、今回の画面でも使われていたようにアニ
メーション演出で必須の、しかし手描き作画が苦手とするスローモーション、派手な3D回り込みなど使いた
い放題!いや、ソレこそ無限大に演出の可能性が拡がります。しかし…スゲえスゲえと画面を観てても、CMで
流れる「攻殻機動隊」の画面を観ちゃうと、リアルモノでは…やっぱまだ表現の深さは手描きにかなわないなぁ、
と再確認出来たりも。まだ2,3段階進化が必要でしょうか…(作画陣の根の詰め方にもよりますが)。「えとたま」
のような萌え3頭身キャラなら、もうちょっとで違和感無く芝居させられそうなんですが。あと…お話は、原作
ゲームストーリーを「再現する」おシゴトとして、そんなキビシい枠組みの中でアニメ作家が『全力のコトを』
やった、ってカンジでした。「脚本制作」ってどんな役職?昔の呼び名で言えばタツノコの「文芸」みたいなモノ?
まぁ、ゲームの物語に忠実にアニメにリライトするシゴトなんでしょうね。…アタシは元来「手作りの」アニメが
好きな方なんで(例え"筆"がエンピツからCGに置き換わっても)、ちょっと観ていて窮屈な印象がしましたかね?
という感想です。しかし画面は凄いッ!また一つ日本アニメの無限の未来が拓けそうですね!

◎「干物妹!うまるちゃん」・1話
ヤングジャンプ連載原作。だいぶステマがウルサかったですが、ハイアベレージなあおしまたかし氏脚本+太田
雅彦監督コンビの作、とあって期待しておりました。キャラ(特にデフォルメ等身)はメッチャクチャカワイい!
ハッキリ言ってツボヒット。けれどヤンジャン連載当時、アタシは一度も「面白い」と感じなかった?…ちゅーか
何をやってんだか良く判らなかったんですわ、この原作。さて…アニメ化仕上がりの方はどんなんでしょうか。
観ました。感想。「「うまるちゃん」って面白かった?」「うまるがかわいい」。太田あおしまコンビの「イカちゃん」
だ、と思えばイイんじゃ無いでしょうか。そういえばイカちゃんも原作は大して面白くなかった(失礼)ですよね。

「海を守るため地上を侵略しに来たイカの属性を持つ臆病な侵略者」「表向きは完璧美少女、家では干物の甘えん
坊妹」。どちらもその一点を支えに、後は「かわいい、かわいい、ああかわいい」とキャラを愛でる作品。イカちゃん
の方(1期)はまがりなりにも天才・水島努のオリジナルギャグがちょこちょこ入ったのが救いになってたので、
同程度にギャグがやれるこのお二人にも意欲的にオリジナルギャグを入れていって欲しいんですが…(そした
ら積極的に応援致します)、でももし集英社から「原作の逸脱は僅かでも許さん!」とか言われちゃってるのだと
したらイヤだなぁ。それでも今をときめく一大巨匠・水島努もイカちゃんという通過点を通った、と考えて、この
お二人もコレを上向きの通過点だと思えばよろしいのでは。なにもかもナチュラルに、「フツーの少年マンガ」で
あった所がどうにも憎めなかったイカちゃんと違って、コッチはかすかーに「ゲーム漬けの引きニートの歓心を
誘う」ようなニュアンスがあるよーなないよーな?トコロがちょっと気にも掛かりますが、その分キャラがカワ
イいので行って来いでしょう。感想は書きませんが(書きようが無い(^血^;))、うまるの可愛さのみを鑑賞する
ために毎週録画します。ヒットするかどうかは判りません。執拗なステマが逆効果に働いたかも?でも才能ある
このコンビの明日のためにイカちゃん程度には売れて欲しい。

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☆RES。
○あるんさん
はい、判りました。観てみます。…とはいったものの…。あれ…?EPG番組表では当日、「2話」ってなってる?
あれ…?1話はどこいったんだ…?な、なんだかワカラン…意味がわかんない。ホント、どうなってるの?

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(無題)

 投稿者:あるん  投稿日:2015年 7月 8日(水)00時49分21秒
返信・引用
  いつも感想楽しみに見ています。
GOD EATERはufotableさんがこの前手がけていた「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」で力を出し切ってしまったのでしょう。
Fateの時も終始気合の入った作画でしたから(どんな感じだったかはニコニコ動画で無料公開されているプロローグを見て頂ければ)楽しみにしていたのですが、とても残念です。
より良いものになる溜めだと思い第一話を待ってます。
 

2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(3)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月 7日(火)19時12分15秒
返信・引用 編集済
  ★↓下の投稿は、わずか1~2日で消費しちゃったよ…コレだから新番組放映期間は…
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☆「ガルパン」関連。
さて、↓下に書いた通り、今週末には大洗町イベントを控え、その夜(日曜)には再放送
も始まろうという良き日に、またまたウレシいお報せが。
【大洗町のPR「ガルパン」ポスターが関東エリアJR各駅に出没!】
今度はJR東日本とコラボだ!!
海水浴場・大洗をPRするみほたちのポスターが
来週アナタの使う駅に貼り出されるかも知れないぞ!!

約340枚、7/9(木)より順次貼り出し、期間は1週間とのこと。範囲は東京都、神奈川県、埼玉県、
千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、福島県、長野県。7/9から1週間はJRの駅ではスタスタ通り過
ぎないで、貼り出されてるポスターを全部チェックしよう!!見つけたアナタはラッキーだ!!


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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(3)

●「のんのんびよりりぴーと」・1話
この世の桃源郷をド田舎に住む4人の少女(+α)によって描く「幻想理想郷へご招待」作品…と斬って捨てられ
そうな内容ではありますが、ソコをマジメに描く川面真也監督の演出力によって、「人間の本当に正しく幸福な
生活とはこうではないか?」…と問い掛けるような内容になってるかも知れないと思えなくも無いような深み
があったりしなかったりするかも知れない作品。大袈裟に言えば萌え界の「サザエさん」・現代の「赤毛のアン」?
「ナニコレ珍百景」で、子供が女の子1人しかいない島の話やったりすると、なんか胸締め付けられるような、そこ
にドラマが生まれそうな思いがしたりするっしょ?…実際はそこに暮らす人々の苦労を知りもしない身勝手な
イメージのおっ被せなんでしょうがさ。…大まかに言えば、そのような魅力です。…ただ、ちょっと気になるのは
原作が期待したほど、面白くなかったコト…。ODA付き単行本7巻、買ってみたんだけど…新幹線に乗るだけで
も大事件の彼女らが始めて空港に行き、飛行機に乗り、沖縄まで行く、という大山鳴動天変地異級のイベントを
扱ってるのに、盛り上がりませんでした。…こーゆー原作をアニメ化するのは大変そうだなぁ…川面監督が意欲
とやり甲斐を感じて仕事して下さってんならイイけど…なんか2期副題の「りぴーと」ってのが気になる…「こん
なモノいくら作っても同じコトじゃん?」という意図が込められてるような気がして…(考え過ぎだ>(^血^;))。
さて、気になるその内容は。 ああ…。期待通りでした…。

ジブンが本作で好きなキャラは、れんげとひかげ(福圓さんだし"新幹線"が面白かったから)。その二人がたっ
ぷり拝めて眼福じゃ。…幼稚園なんかあるわきゃない、初めての登校路。初めてのバス通学。道に枝で線を引く
のも勇者なら当然の心構え。この先は未知の領域なのだ。実況したら楽しそうね。でも実況しなくても、様々な
思いがよぎります。明日入学の女の子が初登校の道筋に引いた、一本の線。彼女の"初めて"の証し。イカン、もう
泣けて来る(笑)。不安と憧れ、でもまだ自分には教室入室の資格が無い…あと1日は。それがどんなに長いか…。
れんげにはれんげの、そしてひかげにはひかげの旅立ち。れんげの木の枝の剣に対し、ひかげはケータイ。共に
"勇者"を守るもの。さあ、未来へ向けて!…と感傷的になったトコに、オチをつけてくれるのがひかげ。役柄は
相変わらずだ(笑)。「まだ一本もアンテナ立ったことないのにーっ!」で笑わされちまった。やっぱこのコ好き。
…ああ、そうだった。本作には吉田玲子さんがいて下さったのだった。…アタシが(ソレまで萌えモノに難色を
示していたのに)「けいおん!」ファンになったのは2期20話(遅い>(^血^;))、「あッそーか!コレって"親"(作家)
の目から見た"子供たち"の物語なんだ!」…と気付いた時から。そんな「けいおん!」と同じです。れんげを見守る
周囲の眼が、ひかげ、一穂、夏海・小鞠…とバトンタッチされながらも、常にその背後にキャラを通して見つめる
作家の暖かい眼差しがあります。本作を観ているとナントモ穏やかな気持ちになるのは、その由縁でしょう。
だからこの村は…永遠に平和なのだ。平和に決まっている。何の事件も起こらない。「"親"の願い」が、そのまま
カタチになって現れた世界なのだから。

ああ、↑上で書いた邪推など、やはり勝手な思い過ごしでした…。(あんたソレばっかりやん>(^血^;))…こんな
ホントに「なんでもない」シチュエーションに思いを込め、丹念に盛り上げて下さいます、川面真也監督。最後の
校歌斉唱で、ジブンは田舎の分校の統廃合がどんなにソコの人々にとって寂しいコトか、胸に沁み込みました。
無くしちゃ、イケナいなぁ…。出来るコトなら。でも、ひかげが東京に出てゆくのを止めるコトは出来ない…。
こんな環境から都会に出て来て今回を観た方は、かなりキたんじゃないですか?今回の話。思わず故郷に電話
掛けたりして。ああ、ジブンは、こんな"作家"…川面監督と吉田玲子さんの「思い」さえ観れれば、充分満足です。
でも、毎回こんな内容じゃ観客が浄化され切っちゃってBD売れません(笑)から、次回からは漫才も蛍の暴走も
観れますでしょうさ。 ああ、旭丘分校校歌作詞、川面監督ご本人なのね…。
ここまで書いちゃったのだから、ついでに少しだけジブン語りを。ジブンは、産まれも育ちも東京の真ん中です。
小さい頃、よく麻布十番から六本木に上がる途中の丘の上の釣り堀に行ってました。ソコは滾々と泉の湧き出る
トコロで、道路脇の側溝(ドブ)もキレイな水が流れ金魚やハヤが住んでました。汚ッたない東京に住んでいた
ジブンは、「キレイなトコロだなぁ」とお気に入りでした。大人になって地方に移り住み、しばらくして東京に帰
った時に「そうだ、アソコに行ってみよう」と思い立ち訪れてみたら、ソコは六本木ヒルズになってました(笑)。
その時、「ああ、あの金魚もハヤも、みんな死んじまったんだなぁ」と申し訳ないキブンになりました。だからかも
知れません、ジブンが本作に憧れるのは。本作の監督は、作品を確実に「そんなキブンにさせるように」作って下
さってます。ジブンが本作を気に入ったのは、ロリコンだからじゃないです(完全否定はしませんが)(笑)。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
7/8、16:05、付記。
○「それが声優!」・1話
ホンモノの声優さんが原作で声優界の内情をコメディにした同人誌が自費出版され、ソレがアニメ化の運びと
なった変り種。「変り種」とは言っても、コレからこーゆータイプの企画が増えて来るかも知れませんね。チャン
スが拡がり良きコト。博史池畠監督作品、横手美智子氏構成、制作:GONZO。へえ、博史池畠監督ってジブンの好き
な作品で名前よくお見かけするからもう長いのかと思ったら、監督は「農業ムスメ」「ロボットガールズZ」に続い
て3作目?さあ本作、果たして第二の「SHIROBAKO」となり得ますか!
おお!上手い!アヴァンから、スゲー高品位作画が突如丸チョンのコンテ撮映像になって笑えるし、直後マイク
前の入れ替わりも枚数かけて丁寧に描き、ンでカメラ主観でマイク前に立つ臨場感もナカナカ!等身低いマン
ガ絵だけど野沢雅子さんも似てる(^血^)。ヤケクソムチャクチャなOP主題歌こそ「あ、池端さんだ」(^へ^;)ッて
カンジ、「ロボットガールズZ」をさらにヒドくしたよーなセン。好きです、こーゆーの。あ、ちなみに「ロボガZ」
ではダブラスちゃんが好きです。すぐ鼻血出すし(^血^)。なんて話はともかく、未見のヒトに「どんな作品なの?」
と問われれば、「SHIROBAKO」でしずかが初オーディションでシクジるシーンあったじゃない?アレをコメディに
したセン。全く同じ失敗やらかします。でもコッチは気軽に笑えるカワイい作品。ところがナメたモンじゃなくて。

「SHIROBAKO」まだ観足りないッてヒト、声優に興味あるヒトはコレ、ゼッタイ観た方がイイです。
原作のチカラでしょう、仕事に出かける前に着衣が衣擦れノイズを立てないかチェックするとか、新人は、とに
かく一に挨拶!二にも挨拶!とか、描写はとにかくリアル。当たり前ですね、現場のヒトの原作を元に、現場に
いるヒトが作ってるんだから。ギャグもほのぼの。野沢さん御本人は手からナントカ波出さないから。主人公が
ペットロボットキャラのたった一言「ピポー」のセリフ(だけ)にズコズコ役造りを始めるトコは笑っちまった。
音響監督のスゲーアバウトな演技指導、「ボサツオン」の専門用語(笑)とかも。そのくせ真摯な部分もちゃんと
あります。主人公が最後にフられて言えなかったセリフ、彼女が「なぜ言えなかったか」を考えるとコレすッげー
リアルです。解説するととんでもなく長くなるので、ココでは割愛ですが…。
※代わりにちょっと僭越ながら、50ヶ所近くのアフレコ現場を取材したジブンから、アフレコ裏話。
 コレは極端な例ですが、今回の主人公のようにズブのド新人が来た時、そのセリフが例えば「悲しげな」ニュ
 アンスだった場合なら、音響監督はドンドンドンドン指示を出して彼女を弱れさせ、涙声になったトコロの
 声を拾って「ハイ、いただきました」にするコトだってあります(極端な例です)。アフレコは真剣勝負です。
ああ…ホントだったら本作は毎回御かんそ書いて、こんなふーにアタシの方からも見聞きしたハナシなども
書き添えたりしたら面白そうなのに、今期はホントに余裕が無いです。諦めるしかないです。くそー。くそー。
ああ、コレ本編観ながら書いてんだけど、ED途中で「残酷な天使のテーゼ」が流れ始めたトコロでブッとフかされ
ちまった!…コレ、ひょっとして毎回ED作り変えるつもり!?…本作、意外な話題作ですかもよ!?

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ちょっと、書いてる内にムカムカして来たので、書きます。今期の(今期に限らないけど)このキチガイじみた
制作本数、ゼッタイ間違いだ。力作揃いで目移りするような状況…と言っちゃえば聞こえはイイけど、こうして
他の作品の御かんそ書いてても…
「あぁ、今期は余裕が無いので、「シンフォギア」についてはココでは放置にな
りそう…」とか考えてる内に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。あの1話の頑張りぶり、以前の「キルラキル」
と同じ程度に大盛り上がりしても妥当なほどなのに。こうして、スタッフ諸氏が血反吐吐きながら頑張っても、
この制作数の激流に流され忘れ去られてゆく。それではスタッフの頑張りは、一体なんだったのだ?この束の間
の"繁栄"を支えるネタのリソースだって決して無限では無いのに、こんなバカスカ浪費してたら、たちまち枯渇
するぞ。こんな短い期間に集中させなければ、どれも充分話題になるような力作ばかりなのに。あぁ、腹が立つ。
こんなじゃ、こんな混乱期に横から現れて、他の作品が頑張ってるのに内容の無い抜きエロだけで収益をかすめ
とってやろうとするような愚作が現れたらソレだけでブッ叩いちまいそう。かなり溜まってます。


★あ、ついでに。「御かんそ書こうにも余裕が無い、余裕が無い」と言ってるのは、新番組「ガールズ&パンツァー」
 ッてのが始まっちまうからです。どうもこの作品、今からオレのアンテナにピッピーンと来るんだよね(笑)。

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○「モンスター娘のいる日常」・1話
月刊COMICリュウ連載原作。略称"もんむす"。Wikiによると2ちゃん半角二次元板モンスター娘スレに投稿して
いた成人向け1ページ漫画が元になって→連載→アニメ化の運びになった、とのコト。へえ~。↑上のと並んで、
夢があってイイおハナシ。「波打際のむろみさん」「夜ノヤッターマン」の吉原達矢監督作品、ふでやすかずゆき氏
構成・脚本。おお、コッチもお若い気鋭監督。「むろみさん」好きです(^o^)!制作はラルケ。どんなのでしょうか…
のっけから笑わされちまった(^血^;)。はい、コレならエロツカミやっても問題ナシですね!!!
一口で言って大バカヤローです
(笑)。ちゅーか『こんなのでイイんだよ、こんなので』。
シチュエーション自体が"シャレ"
(及びイヤガラセ(笑))になってるのでちっとも「みっともなく」
無い。まァ「むろみさん」をさらにエゲツ無い方向へ発展させただけなんスけどね
(笑)
。「シッポが性
感帯」ッてのまで同じじゃん!いや~なるべきヒトがアニメ化担当になられたモノだ
(笑)ああ…。もし「ニャ
ル子さん」がココまで面白ければ、アタシもアレをあんなに叩かないで済んだのに…と思いますわ。むろみさんと
一緒で、下半身がヘビなので思いを遂げられず台所のシンクに連続ヘッドバットかましてる主人公に合わせて
バカ笑いしちまった(^血^;)。一種のケモモノとして観れます。むしろ、「えとたま」で物足りなかった「ケモ娘デザ
インにしたのに、何でもっとケモ属性を採り入れなかったんだろう?」という疑問まで満たされる思い(アタシ、
「えとたま」御かんそ1話で「ネコブームなんだから、もっとネコ属性付ければイイのに」と書きました)。おまけに
掲載誌が「リュウ」なコトもあってか、ちょっとSFテイストも入って。多種族間交流法が出来たといっても"禁則
事項"や随する監視や罰則規定もあるとか。コレくらい枠組みがあって、そんで彼女の方にも「抱くのはイバラの
道、死を覚悟しなきゃ抱けない」程度の障害があってこそ、初めてソレは「シモの世話商品」から「シャレのキツい
エンタティメント」へとクラスチェンジ出来るんです。「うる星やつら」になれるんです。コレくらいはやっても
らわなくちゃなぁ…。うん、やっぱ「ニャル子」はダメですわ。本作ならオッケー!(^血^)b 「ダーリンなら、ナニ
されてもイイもん…」とか言いながら、ウロコに覆われたアナコンダ並みの胴体が首を、胴体を!ぐあああああ!
肋骨が、頚椎が!…こうですよ。こうでなくっちゃ(笑)。うん、まだ世間にも異種族差別意識があるので、主人公
カップルの純な思いも際立たせられる…最後の主人公の、彼女の悲しみを背負った怒りの鉄拳は拍手喝采!!!
そして最初は敵だった監視官の女も、最後は二人の味方になってくれる…と。うん。ジブンももしこーゆーの描く
としたらこう描きたいですし、読みたいです。でも普段やってるコトの"絵"は、日本ANIMEファンの外国人からも
「Oh!Fuck'n JAP HEN-TAI!」とかアキレられそーなアリサマ(笑)。うん…ココまでやって、初めて"シャレ"になる
んですよなぁ。あ、いや、ブッチャケ言いましてコレ、米国のそのテのファン("FURvert"といいます。ググッてみて
下さい)からも大反響を呼ぶ(笑)と思いますよ、ええ。
まァ、ともあれ当時に「むろみさん」を推してたジブンは正しかった(^血^)!
OP・ED観るとさらに様々なタイプの女の子が出て来るみたいで、どんなヒドいコト(笑)になるのか楽しみです。
ジブンは本作の御かんそは書きませんが、多分毎週観ると思います…ああッ!ED直後、ウロコのお手入れしてる
ラミア娘を盗撮してるCMがまた、ヒデー(笑)(笑)!!

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7/2、5:10AM、付記。
○「六花の勇者」
「中二病」の続編か!?…と思ったら違うみたい。集英社スーパーダッシュ文庫のラノベ!?…へえ。「狼と香辛料」
「ヨスガノソラ」の高橋丈夫監督、構成・脚本とも浦畑達彦氏…働かれます…パッショーネという聞いたこと無い
スタジオ制作。もうコレ以上勘弁してくれ…と思いながらも、ああ、また上手い…頑張られてる…!!
導入のモノの数秒で、この国の通貨も出て来るし、号砲を鳴らす古めかしい臼砲で技術レベルも判る。事実上
「ナンデモアリ」のファンタジーは、こーゆー描写から始めないと作品世界に入り込むコトすら出来ゃしない。
「ケイオスドラゴン」が(無視したのか、それともそんなコトが必要だ、とも思わなかったのか)スルーしたコトを
やっとられます。こーゆーのが「作品をどこまで深く描いて下さるか」の指標になります。ちゅーか、「世界観を
描く」コトから始めないと「手抜きの逃げ道」にしかなりゃしないでしょ!?ファンタジーなんて…。一時期前の
ラノベ原作なんて、どいつもこいつも"ファンタジー"を糞作を造る逃げ口上にしてましたもんなぁ。ああ、また
余談が…本題です。格闘シーンもカメラドリーの回り込みとスローモーションを組み合わせた模範的コンテに
爆発物を上手く使うアイデアも練り込み、迫力満点(^四^)。ああ…でも、作画が監督&作監のコントロールから
離れると、途端に粗くなったりもしてます…。こーゆーのがコワいんですよなぁ、1クールを高品位で走り抜けら
れる体力があるかどうか判らない元請けは…。ED観ると、海外発注みたい?…じゃ、ジャカルタ!?うあああ、1話
から作画監督補佐含め9人、第二原画発注海外含め19社…!!し、心臓に悪い…(TДT;)。作家に才能があっても、
スタッフが優秀でも、それでもアニメ制作は水物…。ど、どうか最後まで万策尽きませんように…!いや、しかし
「SHIROBAKO」観れば判るように、こーゆーのは満身創痍になっても「イイ物を仕上げよう」とされてるスタジオ
の根性と必死の努力の表れなんです。
みゃーもりみたいなヒトが歯を食いしばって頑張ったに違いないのです。
ソコのトコロをどうか、どうか決してお忘れなく…。大洗女子を応援する気持ちで。アレを仕上げたアクタスだ
って、無名スタジオだったんですから。ああ…やっぱり丁寧だ。主人公とヒロインの地下牢での会話で、二人の
間を阻んだ鉄格子を3DCGにされたりして臨場感増し増し。さらに…土台となる物語の方は!…まさにコレこそ
"王道"と呼ぶに相応しい内容!
「魔神を倒す勇者譚が」ではありません。個性の強い撥ねッ返りの主人公
を立て、ソイツに感情移入させつつ「最強の勇者団」が1人、また1人と集い、次第に彼らの集団劇になってゆく
という展開が…です!
"王道"というのは「数百年経っても色褪せない古典中の古典」というイミです。「三銃士」
か「南総里見八犬伝」か「白浪五人男」か。…しかしその"勇者団"のリーダーをウサ耳メイド姫様にしちゃうアシ
ライが今風(^血^;)。いえいえ、こーゆー脚色こそフットワークの軽い証し。ジブンがパッと見にはベタベタの
「織田信奈の野望」を応援してたのも、その辺からです。…最後の最後、華々しい協奏曲と共に主人公と王女が
胸を張って"六花の紋章"を見せ合うシーンは胸が昂まりましたよ!!
(^血^)…
ワクワクします。こーゆーのこそ上手く完成すれば「ワクワクする物語の見本」となってくれるかも知れない、
大切な「物語の新芽」です。
ファンなら大事に守り育てたいもの。どうか、どうかまた一つ、傑作がこの世に現れ
ますように…!今期は、「もしかしたら大バケするかも知れない"王道"枠」として、「赤髪の白雪姫」と本作を
チェックです。

○「オーバーロード」
またKADOKAWAエンターブレインの、「SAO」の焼き直しみたいなの。でも制作マッドハウス。ああ、素通り出来ない
…「どれみ♪」の頃からアタシにとってはお馴染み、伊藤尚往監督作品、構成・脚本:菅原雪絵氏。
ああ…もう…。伊藤尚往監督はファンですが、「仮想世界オンラインRPGシステムの事である」だの「ユグドラシル
ソレは」だの勿体ぶったナレーションが流れ始めた時点で「もう沢山だよ」と叫びたい気分
KADOKAWA系の企画ってのはいつまでもコレか…。監督も作画チームも頑張っておられます。本作の戦闘は3DCG
使ったスケルトン軍団が見応えあり、その後、得体の知れないドロドロとガイコツ将軍が話し合ってるチャット
ルームのシーンなんかも面白い絵。しかし…。KADOKAWAらしい、「リアルより仮想現実に執着するのはそんなに
悪いコトか!?」…みたいなゲーマーの歓心を煽るようなツカミが、また鼻についてなぁ。そーゆーのは判らない
ようにやれよ。だから「覇権を取りますよ!」だの「すごい物量だったでしょ!?」だの言っちゃうんだよ。バカ…
まぁ企業側のオモワクは別として、現代を彩るネトゲというモノの面白さをリアルタイムで記しておこう、みた
いなライブ感覚の発信・記録としての価値はあると思います、この原作には。でも…自分の尊敬する知り合いの
人気マンガ家が「時事ネタは"腐る"からやっちゃダメだ」と言ってました。…そう、こんなネタは、ブームが過ぎ
去れば何の意味も無くなる。10年後には「ドコが面白かったのか」も思い出せなくなる…「現代の"最先端"を行っ
ている」と思っている層は、"王道ネタ"のコトを「古臭くオーソドックスだけど安心出来るモノ」みたいな言い方
をしますが、ソレこそ勘違いです。10年経てば通用しなくなるのは、本作みたいなネタの方。逆に百年経っても
面白さが変わらないのが"王道"と呼ばれるモノです。「アクセル・ワールド」みたいに、「あくまでネトゲは出発点
であり、その後仮想現実をテーマにしたSFになってゆく」展開なのなら価値はあるんですがね…。と思い、「本作
にその価値はあるのかな!?」と確かめたくて観ていたんですが…ああ、ダメだ。NPCキャラと絡み出した時点
で、観るのがアホらしくなった。臭ェんだよ、糞KADOKAWA…伊藤尚往監督のおシゴトは、万全だった
と思います。孤独なゲーマーがNPC相手に独り遊んでるアホ臭さも、そこはかとない微笑ましさも出てました。

○「空戦魔導士候補生の教官」
もォ、タイトル聞いただけでウンザリするKADOKAWA系ラノベ…今度は「魔法科高校の劣等生」の焼き直しみたい
なのかよ…どうしてドレもコレも同じよ~な企画ばっかなんだよ!…と思ったら、あああああ稲垣隆行監督
作品!!
コレも観なきゃならんのか…!放っておかせてくれよう。構成:山口宏氏、制作はディオメディア。
稲垣監督は、「ジュエルペットサンシャイン」以来のファンです。ファンであるコトは、いつまでも変わらないと
思います。しかし…アヴァンから…。コレ、↑上のと同じ仮想現実世界じゃないんでしょ!?傷付けば血を流し、
弾が当たれば死ぬ実戦なんでしょ!?!!なんで…こんな…フワフワした…中坊が授業中ノートに書き遊んだ
妄想みたいな…OPで戦ってる主人公の絵も、へっぴり腰で阿波踊りやってるようにしか見えんよ…ああ…!
最近のKADOKAWA系作品に共通して言えるコト。スタッフの皆さん、もうゼンゼンやる気
無いですね!!?
と思って観ていたら…ああ~やっぱりだ!「IS」系偽装ハーレムモノ
じゃねーかコレ!!
…あらかた、美少女育成シミュレーションをオーギョーに戦闘で飾り立てた糞ゲーム
企画が同時にあって、企画に沿った仕様書をアニメ作家に発注しているんでしょうさ。そんな仕事で
張り切って傑作を生むスタッフがいるなら見てみたいわ!コレ喜んじゃ
ってるようなコには、慎んでバカの称号を差し上げましょう
。あ~女生徒の
顔もダッチワイフみたいだし。初対面の第一声が「私の美しさに見とれたのか!?私は女神の生まれ変わりだ
からな!この美貌に惚れていいのは私だけだ!」だってよ!ぎゃははははは!ソレで会う女ごとに
下半身さらして「変態だ~!」と叫ばれる天丼だってよ!こ、コレに身を乗り出して観入っちゃってるような
ヤツいるの!?!!いたら正真正銘、知的障害だよ
(笑)。そんなヤツに言ってやる。バ~カバ~カ
稲垣監督は、早く片付けちゃって下さい。作家の皆さん、KADOKAWAのシゴトを請けるとHP吸い取られますよ。

○「純情ロマンチカ」
3期。すいませんすいません、もうホント勘弁して下さい。前のを観てない続き物はダメッス…。

☆ああ…。MXでは、その次の枠で「STEINS;GATE」やるんだ…。でももうホント、観てる余裕無いよ…。

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★ああ、またタグ容量が切れた。
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2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(2)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月 6日(月)16時57分58秒
返信・引用 編集済
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☆「ガルパン」関連。
↓前回書きました「7月11日(土)・12日(日)に迫った大洗町「海の月間」イベント、「ガルパン」関連の参加
内容がやっと公表されました」ッて記事、アタシとんでもない思い違いをしてました。御免なさい。
ゴメンなさい。参加内容はもうとっくの6月中に公表され、ソレもとんでもなく豪華なモノ
でした!!!
…しょ、しょうが無いじゃんかようぅ~。手術入院してたんだからよう~。今からでも書きます。
当日は海上保安庁とのコラボだけでなく第4埠頭ステージで
ラジオ「うさぎさんチーム訓練中!」の公開録音があります!!
【◇カーニバル52 ラジオ「ウサギさんチーム、訓練中!」公開録音】

http://girls-und-panzer.jp/carnival.html
参加者は総勢8名という超豪華版!!!

【日程】7月11日(土) 13時30分~
【場所】大洗港第4埠頭 ステージ(大洗町)※入場無料
【出演】竹内仁美(澤梓役)・中里望(山郷あゆみ役)・多田このみ(坂口佳利奈役)・山岡ゆり(宇津木優季役)・
    秋奈(大野あや役)
ゲスト:吉岡麻耶(近藤妙子/アンチョビ役)・桐村まり(河西しのぶ役)・中村桜(佐々木あけび役)
なんと!ウサギさんチームにバレー部(及びアンチョビも!!)加えたサブメンバー
の集結だ!!!
(歴女隊が涙を飲んだか(^血^;))

あいたたたた。ラジオ番組内で言ってた「公開録音がある」ッて、コレのコトだったのか。なんですぐ結び付けて
考えなかった、オレ。くくく…。いくら入院してたとはいえ、「ガルパン」ファンとして、あるまじき失態…ッ!!
しかも!!!当日は物販も超豪華!!!
http://girls-und-panzer.jp/pro_goods_711.html


夏らしく「ガルパン」甚平さん(笑)とうちわのセット(笑)!!痛傘に撥水トートバッグ×3種!!「ガルパン」校章
カステラ!!
(笑)
(先着700名にみほ&秋山どの浴衣クリアファイル付き) 迷彩メガネケースに夏らしくビーチ
サンダル(チームマークが隠れてる柄が凝ってる!)!!るるぶガールズ&パンツァー売りにJTBパブリッシング
さんも店を出す!!その横ではオンキョー&パイオニアさんが「ガルパン」ワイヤレス携帯スピーカー!エン
スカイ
さんは各キャラうちわセットと…うmy棒&Bigカツの駄菓子セット!!おまけに…風鈴(笑)だー!!(笑)
春の海楽フェスタで行列を作った笠間焼からは、あんこうチーム専用カレー皿徹甲流弾型スプーン付き!!

か、カステラ…(^四^;)!!ビーサン…!!風鈴…(笑)!!いつもの笠間焼…!!
おまけに、毎度の大洗商工会の方のテント村屋台もいつもの通りハナヤカに美味しそーなニオイにみちるんで
しょうし…こ、コレ、あんこう祭や海楽フェスタ並みの一大「ガルパン」祭りじゃん!あ~ッ口惜しや!!なんで
もっとちゃんと調べて書かなかった、オレ!も、もう今日
(7/6)から数えて6日後じゃん!!ど、ど、どうする!!?
行くのか!?!行けるのか、オレ!!?!(経済的に(笑)) もし行けなくて物販売切れたら血の涙流すぞ、オレ!!!

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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(2)

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○「GATE(ゲート)自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」
★今期の話題作・「GATE」について、ちょっと補足を入れときます。
「GATE」ですが…
こーゆー作品ってのは、とにかく作家の極端な右翼思想とかがある場合、そーゆーのが一般に受け入れられる
上での耐え難い"アク"でしてね。好きなヒトは「アクも味のうちだ」なんて言うかも知れんですけど、一般層には
とてもとても我慢出来るモンじゃない。すごいニオイだもん。そんなアクを見事に抜ききって美味しさだけ取り
出した
のが、水島シェフの「ガルパン」という傑作料理の、実に見事なトコでありましてね。アレはホントに完璧
な調理でした。ホント、綺麗サッパリ"アク"を取り除いたその上で"美味しさ"を際立たせて見せたもん。
しかし…アタシは原作未読なので知らんのですが、この原作の持っている"アク"は相当にキョーレツなモン
だろうと踏みます…そんな"アク"を取り去ってみれば、本作の持つ底力はメッチャ強烈だろう、とも思ってま
す。なんたってアイデアが凄い。「戦国自衛隊」をファンタジー世界でやる、なんてのだけでも実に魅力的な発想
だけど、ソレを補う設定が上手い。実に上手い。"GATE"を離れ小島とかでなく、東京の中心地に開かせたのが上手
い。コレによって中国その他は(米軍の庇護によって)手が出せない。しかしその米国に対しても、「コレは"他国
軍の侵略"ではなく不穏分子による"テロ活動"だから純粋な国内問題だ」と言い張れる。コレが今の安部政権の
ような政党だったら確実にそう主張するでしょうよ、日本の見果てぬ夢だった「広大な領土」と「豊かな資源」が
転がり込んで来たのかも知れないんだもん。米国も、そう言われちゃうと取り敢えず表向き日本のメンツを立て
るしかなく、裏で「アチラの情報は全部よこせ、逐一報告しろ」というセンで手を打ち、その代わり日本側が劣勢
だったらいつでも「支援派遣」の名目で大挙して雪崩れ込めるように虎視眈々と狙ってる状態(実際は、米国は
そんな甘いモンでも、日本側の独立性もそんな強いモンでも無いだろうと思いますけどね…)。この原作は、そう
いう突然現れた"新たな土地"の解釈によって、「表向きはベッタリな日米の関係の実相」まで描こうとしている
んじゃないの?違うの?あたしゃ原作未読なので知らんのですが(個人としては別に読む気も無いですし…)。
そんなハードな政治的駆け引きで、この綱渡りな日本という小国の立ち位置も文芸的に浮き彫りにしといた上
で、TOWやAPFSDS弾によるドラゴンとの戦闘。ゾクゾクするじゃありませんか。こんな…今の時点でのアタシの
予想が当たっているとするなら、、KADOKAWAの「魔法科高校の劣等生」なんてコドモの妄想が鼻息で吹き飛ぶよう
な、ハリウッド映画級のアイデアですよ…。フィクションに携わる者は全員、コレは「ヤラレた!」と思わなきゃ
ならないくらいの。(ホントのトコはどうだか知りませんよ?先を観ましょう)
…で、こんな大御馳走だけれど"巨大な"、それも"臭い"食材を前にして、シェフの御登場です。コレを世に送り
出すには、その強烈な"アク"の部分を全部取り去り、しかしその食材を良く知っている原作ファンをナットク
させ得るほど「美味しい部分」は余さず切り出さなきゃならない。ココで"アク"を取り去るために、"臭み"の元
となっているモツなどの部位をバッサバッサ切り捨てるのには大賛成です。原作ファンが「あ~!ソコが一番
オイシいトコなのに~!」とか叫んでも、聞く必要ありません。一般層が全員、アンタらみたいな"臭いもの"が
好きなワケじゃないんだ。換骨奪胎、大いに結構。ヒットを望むなら、ソレは絶対必要な工程です。…けれども、
この原作が秘めている"可能性"は、(もしその"価値"がカンペキに引き出されるならば)きっと相当に"美味
しい"
でしょう。ソレは完全同意します。
その部分については、共に乾杯しましょう。>原作ファン諸氏
アタシは、京極尚彦監督という、この間まで甘い甘いお菓子を作っていたパティシエが、今回シェフの座に就か
れたコトを歓迎します。とにかく、大切なのはポピュラリティ。この、Web小説という「海から上がったばかりの
"野生の"食材」を、多くのヒトの口に合うように切り刻んで見せて欲しい。…そしてちょっと、コレは少々冒険
ですが、ココで…ケチな一傍観者としての、ジブンの個人的な下心(笑)も述べてみたいと思います。…あんまり
右翼的背景思想を漏らさず抱えたまま"見事な大傑作"に仕上げられ、何も考えない若い連中の右翼化傾向に
歯止めが掛からなくなるのも困る。
今の日本の現状では、ミリタリという"ネタの宝庫"は「ガルパン」程度に留め
ておくのが一番イイんだ。そういった意味で…「ガルパン」は、ホントに見事だった。舌を捲くほど見事だった。
あんな綺麗な"アク取り"は、他に見たコトが無い。謎カーボンバンザイ。「人が死なない戦争」バンザイ。「戦争の
面白さ」は、フィクションの内に留めておくのが最善なんですよね…。
というワケで、書いて来た通り…ヒジョーに極私的な欲望(笑)を敢えて曝すならば、アタシにとって本作「GATE」
は、成功しても失敗してもOKな作品なんです。成功して
(ヤバいネタが一般層にも快く迎え入れられる程度に
抑えられつつ)、かつ面白さも損なわれないならソレは最高、万々歳。しかし失敗するならソレはソレで再放送
の「ガルパン」観りゃ「水島監督ってホント上手いんだなぁ」と再確認出来るし、またいずれこんなネタ映画界
などが放っておくハズもないでしょう。日本がやらなくても、ハリウッドが横からカッさらいますよ。

どっちにしても損無し。だからこのアニメ化は、OKなんです。
さて、こんな「調理するにはアクが多過ぎる、巨大クジラ」を前にして、こないだまで甘いお菓子を作っていた
パティシエ氏は、どんな包丁捌きを見せて下さるのでしょうか。そーゆーイミで1話御かんそでは「京極監督、
一世一代の勝負のときです」と書かせていただきました。「興味津々」とも書きました。冷酷なようですが、ココ
に情を挿んでも仕方が無いほどの真剣勝負なんです、実は。…ご本人の「思想性の深さ」が、試されます。
浦畑達彦氏がご一緒だから、ある程度のトコまでは大丈夫だろうと踏んでるんですが…。水島監督みたいに
「強い心と信念」で臨んで下さいね…。地雷原ですよ、このネタは。駆け抜けられれば、戦果も大きいですけど…。

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7/7、4:45AM、付記。

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○「ガッチャマンクラウズ インサイト」
「コレは観よう」と思ってたんですが、東京でももう既に放送しちゃってたんですね…(日テレか…)。すっかり
観落としてました。1期は好きで、御かんそもマジメに書いてたのに…。ああもう、チキショー!こんな本数やっ
てたら、とても全部追えたモンじゃねッつ~んだよ!キチガイ沙汰だよホントに、この本数は!!!

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○「赤髪の白雪姫」
LaLa DX連載原作、王子様とか出て来る王宮ファンタジー、とのコト。制作はボンズ、構成:赤尾でこ氏、「花咲く
いろは」「絶園のテンペスト」の安藤真裕監督作品。…済いません、今期はこーゆーの観てる余裕無く…。
でも、今夜だけは…ちょうど深夜起きてたので、1話は観てみました。ちょっとセリフは説明的でカタいですが、
演出はすッごく堅実です。現代深夜アニメの絵なのに、演出力だけでちゃんと「心温まる"おとぎ話"の文体」に
なってます。「ディズニーでも導入はこうするんじゃないか!?」ッてカンジ。美術もそう手間が掛かってるワケ
じゃないのに、美しいBGMとレイアウト・気合の入った編集だけで、なんかホッ…とした気分にさせられちゃう。
個人的に言えば、例えるなら岩崎良明監督の「エスカ&ロジーのアトリエ」に求めて得られなかったモノが満たさ
れるカンジ!?女性層だけでなく、「いたいけな女の子をマジメに愛したい」向き(「ARIA」ファンとか)は観ると
イイですかもよ、コレ。
ああ…ホント丁寧だ。王子が持ち歩く剣の扱い一つでもその重みが出るように、凄く気を
使って作画されてるのが判ります。「気位は高いけど聡明な王子」と「権威に負けてない真っ直ぐな心を持つ娘」
の恋…と、キャラ設計も確実で、その表現(演出)も万全。ヘタッぴなスタッフにヘキエキしてるプロデューサー
なんか、「ああッこの演出力がウチのスタジオにも欲しい!」とうらやんじゃうホドなんじゃないでしょうか!?
うお~、キャラが枚数掛けて芝居するする。最後に王子が剣の紋章を見せて身分を明かす場面の高揚感も抜群。
どうしよう…。同じような傾向の「心温まる物語を観たい」ッて欲求を満たすのなら、「のんのんびより」を観る
よりコッチ観る方が、アニメ鑑賞者としても創意ある行為かも…。いずれにしても女性ファンは絶対に
観逃せないでしょ、コレ。アナタが女性なら必ず観て下さい。一発でホッ♥としちゃうのは約束。

ED、早見沙織さんの朗々とした歌声もスゴいなぁ。こんな、島本須美さんの再来のようなヒトに「俺妹」のキチガイ
女なんか演らせるのが、どんな失礼なコトだったか、コッチまで寒気がしちゃうほどですよ。ああ、ソレ言ったら
花澤香菜さんも同じか。

○「To LOVEる ダークネス2nd」
観ません。l

●「てーきゅう」(5期)・1話
おお!今期は5期に続けて3期、2本の放送なんだ(^四^)!サスガに1本だけだと印象に残らないんですよなぁ、
この、目にも止まらない(文字通り)ローレンツ短縮起こしそうな超高速ギャグ(笑)。ムロン全話録画です。
はい、相変わらず1話から飛ばしまくり(笑)。出会いがしらに「カンボジアに行くぞー!!」と怒鳴られてもよ(笑)。
うん、前科持ちのまりもは出国審査顔パスは無理だね。まりもじゃなくても無理だけどね。そんなアヴァン(23秒)
の後は…キター!!来ちゃったよ新主題歌「Qunka!」!!花澤香奈さんが生命垂れ流して歌います!! こ、
コレは花澤さんの汚名にはなりません
(きっと)!むしろ輝かしきキャリアの一つです(たぶん)!!
だって「てーきゅう」は現代最先端ギャグ番組だから!さァ考える前に歌え踊れ腰を振ってキャホー!!

♪夢と希望を巴投げ~♪うをーホーリーぱーんち!!♪狐色になるまで揚げて♪フライドパンツの完成やー!!♪

内容は…ああイカン、どんな「てーきゅう」に慣れたつもりでも高速過ぎていくらプレイバックしても聞き取れ
んよ(^血^;)。辛うじて「パスポート申請に行ったらまりもが即逮捕されてその後無事交付されてどの辺が無事
に交付!!?」ッてくらいか(苦笑)。聞き取れればゼッタイ面白いコト言ってそーなんだけどなぁ(苦笑)。セリフの
聞き取りは「てーきゅう」ファンの根競べだ!(どんな番組だ(^血^;))その後の内容は、フツーに楽しいカンボジ
ア入国。あァ、轟雷右衛門とマイケルも付いて来た。この二人もレギュラーなるンか(苦笑)。観光編だから、後に
BDで通して観たら楽しそうね。で、抱き合わせの3期1話は…スキー編(^ω^)。いよいよコイツら死にまくります
よお楽しみに!!「てーきゅう」を楽しみたかったら、とにかく観続けるコト!!そのうちゼッタイキモチ良くなる
から!!イタいのは最初の内だけだから!!


○「ミリオンドール」
アース・スターのウェブコミック。アイドルモノではなく、アイドルオタク実録モノなんだって。川口敬一郎監督
作品、脚本:村上桃子氏…。とてもとても、観てる余裕ありません。
でも本日(7/7。あ、七夕だ)は深夜生視聴してるので、「てーきゅう」からの流れで観てみました。…。こーゆーの
観ると、つくづくああ、【ろこどる】もっと応援したかった、あの時端末がコワレてたのがすッげー痛い、とか
思います。あ、本作の内容ですか?川口敬一郎監督のギャグセンスは相変わらず、DDオタの描き方で笑っちま
った。しかし…予算が少ないのか、主人公アイドルのダンスで数秒だけショボい3DCG(ボカロMMDみたいの)と
オタダンスにちょっと枚数使った後は、殆ど止め絵とスライディング…。この枠って…そりゃ、常識で考えれば
スズメの涙みたいな予算しか付きませんわなぁ。だから「てーきゅう」は中無しのパカパカ作画で頑張ってんだ
し(ソレでアソコまで笑わせてくれるから、やっぱ「てーきゅう」大好きです)…しかし…そう思うと…やっぱり
…「ヤマノススメ」の緻密な画面って、アレ殆ど手弁当で頑張ってたの!!?

○「実は私は」
週刊少年チャンピオン連載原作、ラブコメとは言いつつギャグ要素が強いらしい。イカちゃん2期や「サーバント
×サービス」でおなじみ・山本靖貴監督作品、構成:山下憲一氏。トムス・エンタテインメント制作…というトコロ
からして、現代アニメ客層には用がなさげなオーソドックスなセンになりそう?普段なら1話が面白ければ観る
んですが、御免なさい、今は余裕がありません、カンベンして下さい…。

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★たった今、「のんのんびより」を生視聴しようとテレ東つけてたら…
"新番組・「ガールズ&パンツァー」"ッてのの番宣が入った~!!(ちゃんと
[新番組]ってなってた
(笑))えッ、なになに!!?ナニコレ!?"戦車"と"美少女"?!!どう
せゲテモノだろ!!ふ~ん、7/12
(日)からかぁ。まぁ、オレの肥えたおメガネに
かかるかどうかは疑問だけどね!!いッちょ観てみッかな(笑)!!


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★ちくしょー!チョーシ乗って書き込んでたらこんな早い内に、もう1投稿内のタグ容量が切れたー!

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2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(1)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 7月 3日(金)06時24分19秒
返信・引用 編集済
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☆「ガルパン」関連。
7/3、15:00、付記。
★現時点でもう来週末7月11日(土)・12日(日)に迫った大洗町「海の月間」イベント、毎年恒例となった
 護衛艦ちくまやらPAC3やら94式水際地雷敷設装置やら87式偵察警戒車やら96式装輪装甲車やら一般公開
 されるイベントですが、この日の「ガルパン」関連の参加内容がやっと公表されました。
 今回は海自ではなく、海上保安庁とのコラボで巡視船あかぎにみほと杏のPOPが登場!!!
【海保が「ガルパン」とコラボ「海のもしもは118番」マリンレジャーシーズンの事故防止呼びかけ】
http://www.sankei.com/life/news/150703/lif1507030006-n1.html
(産経新聞ニュース)
そして!!ココからが重要!!この日配られる海保の海の安全を呼びかけるリーフレットは
みほと杏の特別「ガルパン」仕様とのコト!!↓また出たよ「ガルパン」の限定リーフレット!!

この日、ココでしか貰えないオリジナル絵柄だ!!欲しいヒトは、来週末は大洗で海水浴だ!!

コレで自治体はおろか茨城交通・臨海鉄道をはじめ自衛隊、商船三井、茨城空港、海上保安庁、日本旅行、るるぶ、
サンケイスポーツ、サンクス、サンクス絡みでグリコ…ナドナドとの企業・組織とのコラボは果たしたワケだ。
ま、まだか!?まだコラボしてない企業は無いか!?!!?(白目)
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☆2015年・夏アニメ御かんそ…7月。(1)

うあああああああ。もう今日(7/3)から夏アニメ、始まっちゃうのかぁ……。なんか北京ダックの気分だ(笑)。
まぁ、よっぽど「観たい!」と思ったモノ以外は、観ないと思うんですが。個人的に今は、ちょっとやるコトがある
ので。あと、もう片方の目の手術も近い内にあるだろうし…
あたしゃ今は最低、アニメは10月の劇場版「リトルウィッチ・アカデミア」、そんで11月の劇場版「ガルパン」さえ
拝めれば、ソレでケッコーざます。
今期は、「コレは!」と思った作品以外は、バシバシ切っていくざます。でも、良さそうかどうかも取り敢えず観て
みなくちゃハナシにならない…。
以下、「あ、マトモかも」と思っても「観ない」と決めたモノは、ちゃんとその理由も書きます。「観る価値ナシ」と
思えば、そう書きます。
ココで一つ、ちょっとホンネをいっちゃうと…。アタシがココでこんなトチ狂ったマネを続けているのは、ステ
マ攻勢やまとめサイトとの連携で"悪貨"を"良貨"と言いくるめるような詐欺商売を仕掛ける側、そしてそんな
詐欺師に踊らされ、レミング大暴走のような狂乱を始めたくてウズウズしている"シロアリ"層さんがたの前で、
せめてもの抵抗を示すためです。代表的なのがKADOKAWA関連。「覇権を取りますよ!」だの、「すごい物量だったで
しょ!?」だの、自分で言っちゃってますもんなぁ、アソコは…。
「面白いモノ」を「面白い」と、フツーに言うために。

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○「ケイオスドラゴン 赤竜戦役」・1話
カオス・プロジェクトの新作。TOHO animation・星海社・セガネットワークス。TRPGモノらしい…ソシャゲ化前提
かぁ。OP/ED作家の松根マサト氏初監督作品。シリーズ構成:小太刀右京、構成補:會川昇両氏。SILVER LINK制作。
ネタは…10代向けの、歴史やイデオロギーなどに関する暗喩を込めつつも作中世界の作りこみは「ファンタジー
です」の一点張りで逃げる、いつものアレ?…一度くらい「本格的ファンタジー」と呼べるくらい作り込んだモノ
が観たいなぁ。この手のヤツって、みんな背景がRPGで見た町景のカキワリみたいなのね。「舞台装置」以上の意味
は無い。脚本は…。あ~。セリフは"芝居"よりも"説明"を優先するゲームシナリオそのもの。演出は…無意味な
切り返しとPANが多いですか?作画は…1話から「外注回か?(^血^;)」ッてカンジ。登場人物の目がガンダムみた
い。結局、このテの作品ってのは…メディアミックスプロジェクト宣材の一つになりゃイイんですかなぁ…。
Bパート、観ませんでした。

○「アクエリオンロゴス」
ムロン、サテライトの「アクエリオン」。「アルジュナ」の頃から河森監督と組まれてた佐藤英一監督作品(「キス
ダム」「ノブフー」)。河森監督なら、また何か新しいアイデア入れて来られるのでしょうけど、「アクエリオン」
シリーズは1期を観ただけなので、今からじゃ乗れない…。悪いモノにはならないだろうコトは先刻承知です。

○「乱歩奇譚Game of Laplace」
ノイタミナ枠。あッ、岸誠二監督、今期は2作掛け持ちなんだ!コチラはシリーズ構成:上江洲誠氏とのいつもの
コンビ。フツーに探偵モノで、乱歩リスペクト。ノイタミナの「コナン」「金田一」?岸-上江洲コンビの御二人なら
ハズされないでしょう。女性客層取り込めそうだし。でもジブンは観てる余裕ナシ…。

○「青春×機関銃」・1話
月刊Gファンタジー連載原作。サバゲモノらしい(またか…>(^へ^;))。よく名前をお見かけするプロ演出家・中野
英明氏初監督作品?シリーズ構成:古怒田健志氏、ブレインズ・ベース制作。中野監督のオシゴトは「ミルキィ
ホームズ」「むろみさん」ナドでアタシも好きなので興味はそそられますが、観てる余裕は無さそう…。1話だけ。
あははは、脚色は20世紀のアホ明朗少年マンガの基調を現代の絵でやってるカンジ。キライじゃ無いですけど、
現代客層相手だと「退屈だ」とか思われちゃうかなぁ?と思って観ていたら…こ、コレ、お話の骨子は…ホスト、
男に間違えられるヒロイン、店の調度品の弁償費用…「桜蘭高校ホスト部」じぇねーか!すげぇ、腐女子様向けの
サバゲモノなんて初めてだ(^血^;)。が、頑張って下さい(苦笑)。

●「城下町のダンデライオン」・1話
まんがタイムきららミラク連載原作。ミラクか…。吉田玲子氏脚本は期待が持てそうですが…秋田谷典昭監督
(「バクマン。」)・福島利規副監督とWクレジットされてる。副監督制しいてる作品は…(^血^;)。でも、観てみな
きゃ判断も出来ません。観ました…あ、設定は面白い(^血^)ただの大家族日常モノかと思ったら全員王族
で、兄妹で王位継承争いするんだって!現代深夜アニメには、こんなハメをハズシた設定の方が合いますかも。
我が国の皇族ご一家も、こんなふーに庶民派かつ跡目争いとかやってくれたらオモシロいのに(コラコラ>(^血^;))。
こんな設定なら、出来れば超能力とかで無くカネや権謀術数や武力で争ってくれた方が好みですけど、ソコは
原作者のお好みと言うコトで。映像化の方は演出も良好。引ったくり犯(ゼンゼン国民に敬愛されて無い(^へ^;))
を実力排除した後のTVニュースで、主人公の方が↓(人見知り癖で)犯人みたいな絵になってるトコでゲラゲラ
笑わされちまった。次女の能力「物質生成」で、「でも生成した品に見合う金額が口座から自動引き落とし」という
説明でもまた一笑い(^四^)。長男の瞬間移動でスカート剥ぎ取られて↓パンツ丸出しなのに縫いぐるみで隠す
上品演出も「エロツカミでなくほのぼのギャグで勝負します」との表明に感じて高感度高し!こーゆーの好き!

この原作、買いますかも。今期、気負わずに酒のお供にでも気楽に観れるモノを探してるヒトは本作でしょう。
こんなちゃんと笑える作品はこんな深い枠じゃなく、もっと浅い時間に放映してフツーの客層にも観て欲しい
なぁ。視聴決定です…けど、副監督制でどこまで品質を保てるか、予算は?人的リソースは?…ナドの不安材料
も無いワケではないので、作品の成否は今のトコロ先を観た上で、と但し書きの上で…。

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7/4、5:15AM、付記。
○「うしおととら」
言うまでも無い名作のアニメ化。来年までかけて(途中中断も入れて)3クールやるんだそうです。
西村聡監督、「TRIGUN」「はじめの一歩」以来、満を持してのメガホン。構成は井上敏樹氏に原作・藤田和日郎氏も
名を連ねる…という本気のアニメ化の構え。少なくともこのメンツなら原作のテイストを損なわないモノには
絶対なるでしょう。
しかし…アタシは超メジャー原作のアニメ化作に御かんそ書くのは鬼門だ、としているのは
いつもの通りでして…。過去、初見で観た荒木哲郎監督の「DEATH NOTE」の時に、面白かったんでヨロコんでたら
アレでも原作ファンにとってはまだまだまだまだ満足出来るモノではなかったという…あの件以来懲りてます
ので、今回もパスさせていただきとう御座います。原作ファンも、原作に興味があったのでこの機会にどんな話
なのか観てみようかな、というヒトもゼヒご覧になってみて下さい。熱く、泣ける作品です。
荒木哲郎監督も、その後は「進撃の巨人」作られたんだから、「DEATH NOTE」も決して悪いアニメ化ではなかったと
思うんですけど…ホント、人気作のアニメ化って難しい。
★ちょっとだけ観てみました。
ああ…やっぱり「心正し"本物の"少年マンガ」はイイ。ソレを、渾身の御技で映像に結晶化させるアニメ制作側
の仕事も負けないくらいイイ。サイコーです。素晴らしき魅力。
…そう、少年マンガらしいおヤクソクな展開を
する時ッてのは、観客を有無をも言わさぬ気迫で黙らせなきゃならない。ソレでこそ"おヤクソク"は"王道"
へと返り咲く。「進撃の巨人」と同じくらい気迫のこもった仕事でした。しかも本作はソコにギャグも、心締め
付けられる"友情"のドラマも入って行くんですから…堪りません。本来なら、アタシみたいなのが最も喜んで
御かんそ書くべき作品は、本作みたいのなのでしょう。どうしようかなあ…観ちゃおうかなぁ。いや…あんまり
マトモな作品ばかり取り沙汰していると、「このヒトは俺たちとカンケー無い世界のヒトだ」と思われちゃう。…
やっぱりアタシは、この今の"ドブさらい"(と呼んでいる行為)を続けるのが似合ってるんだと思いますわ。

○「ウルトラスーパーアニメタイム」
東京MXの独自企画?短編アニメ3本立てとは、なんか昔に東映がやってた「みぃファぷー」みたいな…(^へ^;)。
まぁ、「てーきゅう」と同じで、低予算作にも挑戦の機会が与えられるのは良いコトです。大洗女子がポンコツ
戦車隊で全国大会に乗り込んだのを思い出しちゃうみたいで(笑)。…しかし、そんな弱小校が勝てるかどうか
も、ひとえに隊長…西住みほのような優れた指揮官がいてくれるかどうか、に掛かってるんですよなぁ。
・「ミス・モノクローム-The Animation-2」
岩崎良明監督、構成・脚本:ふでやすかずゆき氏。…ハイ、ふでやすかずゆき氏のシチュエーション造りと漫才
芝居は相変わらずイイ感じッス。岩崎監督のベタっぽいセンス(失礼)がソレにブレーキ掛けてる感(?)はある
かも知れませんが…ふでやす氏、このような10分企画に不釣合いなビッグ・ネームだと思うんですが…?
・「うーさーのその日暮らし 夢幻編」
わーッ、「うーさー」3期は水島精二監督なんだ!なんでこんなビッグネームが10分番組やってるんだ、この枠!
「うーさー」は相変わらず「うーさー」でした(笑)。今回のコラボは円谷。
・「わかば*ガール」
まんがタイムきららMAX連載、「きんモザ」の原悠衣氏原作。「NARUTO」作画・「涼宮ハルヒ」演出補佐などの渡邊政治
氏初監督作品。シリーズ構成・脚本:花田十輝氏…あ、またビッグネームが(^へ^;)。で…けっこ心地良いセンス。
きらら系萌えモノってのは、本来こんな目がチカチカするような非現実的色彩の中で展開されるべきだと思う
ッス。明確に「お菓子です」と主張するような世界。30分コレだと耐えられませんけど…「のんのんびより」みたい
にその尺を使って「するべきこと」があるならともかく(「のんのん」の場合は"田舎の時間"の描写)…本来はこん
な風に10分程度に小さくまとまった方が、粗も目立たないんじゃないですかなぁ…「ヤマノススメ」とかと同様
に。あ、内容は毎度の原悠衣氏のアレでした(笑)。「きんモザ」ファンは息が継げて良かったね(^▽^)。結論です
が、ジブンはこの30分は観ません。でも、その時間にポコッと暇になったような時に観るのに好適そうな楽しさ。

●「GATE(ゲート)自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」・1話
今期の話題作の一つでしょう。
投稿小説サイトから単行本化されたWeb小説原作。同じ出版社(アルファポリス)からコミカライズも刊行。
いわずと知れた「ラブライブ!」の京極尚彦監督作品、構成は「MASTERキートン」「MONSTER」「咲-Saki-」「ブラック・
ブレット」の浦畑達彦氏、ミリタリー監修:鈴木貴昭・金子賢一両氏、A-1 Pictures制作。ミリタリ設定だけでも
観れるモノになりそう?…問題は監督・作画までミリタリ好きが揃った「ガルパン」と比べて、京極監督がどの
程度までミリタリの見せ方を心得ておられるか、に掛かって来ますか…?「ラブライブ!」で(カタチだけでも)
高まった評判を定着させ得るか。京極監督、一世一代の勝負のときです。固唾を呑んで見守ります。
(ちなみにアタシは、「ラブライブ!」は、そんな大した作品だとは思ってません…毎度褒めてるのは、あのライブ
シーンの3Dと2Dの手品のような切り替えです。まるでマジックショウでした。構成の方は、なんつーか(^へ^;))
ヨタ話はこのくらいにして…。「ジブンなら、このシーンどう描いて欲しいだろう」と思いつつ観てみました。
京極監督は、一枚絵で象徴的に見せるのが上手い。銀座の街路に捨てられたソフトクリームで「驕慢な繁栄」を
描くとか。でも…やっぱアニメ的な、「"個人"を追う」カメラ。「艦これ」(アニメ版)の草川監督の見せ方とかでも
思ったんですが、こーゆーのはミリタリモノには合わないんじゃないですかなぁ?戦場では"個人"を追う視点
では「描けないモノ」があるッスよ…とか思いながら観てたんですが、うん…やっぱり、アニメ作家が「御自分の
経験則の範囲で」出来る最大のコトをやってる、ってカンジ。面白いです。こーゆー題材の時に右翼系作家氏が
見失いがちな「個人としての善悪の視点」も、ちゃんとあります。ダイナミズムがある分、アニメ版「艦これ」より
は遥かに立派…でも「全体の視界」に乏しい?"GATE"から最初の一匹の竜が飛び出すカット、そして自衛隊車輌
の展開…平成「ガメラ」の金子修介監督なら嬉々として(笑)描いて下さるんだろうなぁ、とか思ったりなんだり。
やっぱりミリタリモノでもレースモノでも麻雀モノでも「ソレを好きな」作家でなきゃやっちゃダメですよね…
自衛隊に緊急出動要請が(その時は法整備が整ってるとかで、議決抜きで)かかる過程とか、「銀座」という皇居の
目と鼻の先に一個大隊が現れた場合の緊急展開詳細とか、特に白昼の銀座に74式が御登場まします超異常事態
は…"本気"で作るなら、あんまり「フツーのアニメの文法」でかかって欲しくなかった気もします。しかし…。
Bパートを観ていて、何だかそんな疑念
(笑)が徐々に氷解してゆく自分を感じました。そうか…京極監督は
あくまでこの物語を"一個人の視点"で描かれたいんだ、と。それが監督の"答え"なのでしょう
"客層"を
見た結果でもある、といえるのでは。本作はミリマニア向けではなく、あくまで「ラブライブ!」を観ているよう
な層に観て欲しいんでしょう。「ガルパン」が戦車戦の世界を敢えて女の子で埋め尽くして見せたのと同じ。
"出発点"をどう捉えるかです本作の"出発点"はミリマニアでは無くあくまで「アニメを観ている客層」で
あり、ソコに「こんな異常事態が起きたらキミはどうする?」と語り掛けるのが狙いなんでしょう。また、頑なに
「一個人の視点」から離れないコトで、逆に監督の「個人として、この物語の成り行きを見守りたい」と考えておら
れるような?「視点」が感じられます。この視点が大切なんですよ。それを失ったコトで糞作になっ
てしまったのが「艦これ」
(アニメ版)です。言うなればコレは、「GATE」という原作を見た京極尚彦という個人の
視界
を覗いた物語、とでも思えばイイのでは。…そう感じられたのが、「政府は"特別地域"を"領土内"と定めた
(武力攻撃を仕返す"侵攻意図"がある)」「米国は日本政府に協力を惜しまない(ウチにもちょっとカマセろ)」とか、
スゲーハードボイルドな(笑)政治意図が語られるTVニュースの場面で、主人公が「コレまで幻想だったはずの」
オタクグッズを眺めてる描写。監督の"視点"はブレてないと思います。面白くなるかならないかは別ですし、コレ
を「よし」とするかしないかも観客のアナタ次第で180度分かれるでしょう。…そんな作品。コレなら逆に、ガゼン
ジブンは興味が湧いて来ました。視聴決定です。
…果たして京極監督という"個人"が、ドコまでこの物語を"咀嚼"
して下さるのか。「失敗の可能性」も充分にありますが…それをも含めて興味津々。ラストシーン、フンプンと漂う
キナ臭さと共に、未知の世界へ、現代人類技術の最強に近い装備を携えて進む…というワクワクは充分に出ていて、
コレはフツーのアニメ客層にも「あ、面白そう?」と感じてもらえただろうと思います。鈴木・金子両氏の軍事デ
ティールも、浦畑達彦氏脚本の硬派な良さも存分発揮されていて期待値は充分です!!…あとは京極監督次第…。
しかしコレ、絶対に隣国から「日本の侵攻意図が象徴された映画だ!」とか、メチャ叩かれますよね(^へ^;)。
ソレも含みで、バンダイとしてはチョーハツしたいんでしょうけど…ま、でもKADOKAWAより"ショウビズという
モノ"が分かってるカンジ。

7/4、17:10、付記。
○「Classroom☆Crisis」・1話
「学級危機」ッてなんだ?…と思ったら完全オリジナルの宇宙学園企業モノらしい。待ってました、「ガンダム
ビルドファイターズ」の長崎健司監督作品!キャラデザもサスガのかんざきひろ氏、可愛い。でも今回は「俺妹」
みたいなアザトいセンじゃなく、もっと日常よりのカンジ?アニメーションディレクターという副監督制を
しいてるけど、コレは「GBF」でコンビだった石野聡氏。しかしLay-duceという初耳のスタジオ制作、構成・脚本は
「冴えない彼女の育てかた」原作者の丸戸史明氏が同作以来2度目のアニメ脚本挑戦…というトコロで、なんだか
先行きの見えなさそーなカンジも漂いますが…どうなんでしょ。 観ました。 …。
話運びは、一口に言って「判り難い」。最初の内は、「いやしくも「ガンダムビルドファイターズ」の監督様なのだ
から、富野監督が「Gのレコンギスタ」を意図的に「1本に付き2,3周観ないと判らない」造りにしたのと一緒で、
「集中して観てくれ」ってコトなのかな?」とか「でも今は…運悪く購買層のムードが、優れた作品…「ユリ熊嵐」
も「放課後のプレアデス」も拒否するような、ファンとしての創意も意気込みも沈滞した時期だから…どうなん
だろう…」とか思って観てました。SF描写の方も、コレは「面白ければ"アリ"だろう」と思ってました。小惑星
鉱山労働者がまんま炭鉱夫だったり、遠心重力コロニーがまんま長崎・軍艦島(笑)だったり、軌道空間を噴射式
推進系で直線移動するし(ナニか裏設定があるのかも知れませんが、軌道モノをマジメに描いてる作家が怒り
そう…(^血^;))、あまっさえ重力制御ありそうなのに小惑星表面滑走路に胴体着陸するし。コレが描いてるのが
「ガンダムビルドファイターズ」の作家様でなく、臆面もなくヨタを並べた上でその代わりに観せてくれるのが
「面白さ」ではなく「IS」のようなイカレ桃色ザレゴトだったら脳の血管全部ブチギレ状態になるトコロでした
が、長崎監督でしたらその代償に描いて下さるのは「爽快さ」に違いない!でも…本作は、あんま海外のSFファ
ンに観て欲しくないなぁ…あいつら、きっと「日本SFアニメはナンチャッテだ!」とか言うよ…とか思ったり
しつつ。でも…最後まで観ました…。観たら…。…うううううううう?
物語の狙いは、「"カネ"をテーマに若い連中("高校生"という設定は関係無いと思います)を"社員"にしてシゴト
のキビシさ・達成感を教えてやろう」というコトだろう、と判るのですが…「身代金運びのタイムリミットのため
宇宙最速のマシンを潰す」ッて1話のシカケ…コレ…'70年代…「ルパン三世」二作目(赤ルパン)みたいなハナシ
ですよね…。「(赤)ルパン」みたいに最初から「肩肘張ってると疲れるよ~ん♪」みたいな作品基調でしたらソレ
もアリなんでしょうけど(それでも「(赤)ルパン」でさえ、「コレしか方法は無い!他に何の交通手段も無いんだ!」
というお膳立ては施すと思うんですが…)、でもコレは表面上「スタイリッシュSF」の格好ですし…「ナンデモ
アリ」なのだったら、「スペース☆ダンディ」みたいに最初から「ナンデモアリだから!」と表明しなくちゃ…。
なんか、コンセプトの段階から重大なボタンの掛け違いがあるような気がします。問題は…作家氏ですか…?
ひょっとして長崎監督、今回は貧乏クジ引かれましたかね…?済いませんが、アタシは視聴パスさせていただき
とう御座います…。こういう御かんそ書きって、後味悪い…。

○「食戟のソーマ」・14話
前番組の後枠だったので生で観ました(^ω^)。相変わらず面白いッス。やっぱ本作、「アニメ作家の物語」の
暗喩としても観れそうな(?)フンイキ。監督って、今回の創真がやったようなコトやらなきゃならんのだなぁ…
(パフォーマンスではなく、限られた時間での最善の仕事というイミで)。もしかして裏「SHIROBAKO」?(笑)
例えば前期では失敗作の部類の「えとたま」が最後に見せてくれた「意地」って、このようなコトだと思うッス。
昨今のアニメファンの嗜好からすれば地味ではあるモノの、本当に「面白い」って、きっとこーゆー地道な仕事
なんですよね…。

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7/4、22:45、付記。
☆「艦これ」の次は「IS」も再放送やる、と聞いてたのでココんトコその名を口に出してたんですがね…。
 くだらねえ、くだらねえ。あ~~~くッだらねえッ。
○「美の巨人たち」
その裏でこんなイイ番組やってるんだから、コッチ観ればいいのに。こーゆーのやってくれるからTXは侮れ
ん。いや、普段は知的でマジメな美術番組なんですが。でも時折、あくまで「美術」のスタンスでコッチ業界よりの
題材も(あくまで真面目に)扱ってくれるから面白い。葛飾北斎晩年の虎図を「まるでディズニーなんですよ」と
目を細めて語る高畑勲を観た時はウレシかった。で、今回の題材は成田亨。福クン演じる放映当時回想ドラマも、
ちゃんと実相寺カメラワーク再現してたり(^血^)スタッフも楽しそう。成田氏の仕事って…ホント、美術ですよ
ねえ。どんなデザイナーも、「あの域に到達したい」と思ってるコトでしょう。なんたって科学考証もロクに出来
なかった時代に、「形態」と「フォルム」だけでセンス・オブ・ワンダーを描き表しちゃうんだもん。そういえば怪獣
を殺すコトで"救済"するウルトラマンの硬質な、しかし慈愛を湛えた微笑みは、弥勒菩薩像に似てる。

○「デュラララ!!×2転」
済いません、1期は取り逃がしちまいましたんで、今更乗っかれず…。

7/5、14:50、付記。
○「Charlotte」・1話
Key・アニプレ・P.A.Worksのオリジナル。書籍化は電撃。超能力生徒会モノらしい(またか…>(^血^;))。「Angel
Beats!」の第2弾みたいな布陣?原作・脚本:keyの麻枝准氏、「STAR DRIVER 輝きのタクト」「キャプテンアース」の
監督補佐・浅井義之氏初監督作品。 「Angel Beats!」の夢よもう一度!…というトコロでしょうか。コレこそ観て
みなきゃ判んない。観ました…
作品文法は思ったよりリアル。主人公は姑息で傲慢で、腐臭がして来そうなヤなヤツ。昔懐かしいアリスソフト
のランス系?(プレイしたコトは無いですが)まぁ、そんなキャラ設計も「アクセル・ワールド」のチビデブ・ハル
ユキの裏返しみたいなモンで、彼同様、ココを出発点に"男"になってゆくような筋立てなんでしょう。姑息さは
軽いギャグとしてアシラワレてますし、ムロン"罰"も受けます(笑える)。彼に"罰"を与える能力者のヒジョーに
メーワクなESPの描写は、例の「どんなベタネタも本気でブッ倒すつもりで描けば"王道"になる」というセンに
近いハデッぷり。作画も良好。ああ…主人公はツゴー良く親別居で、ヘンな語尾で喋る美少女妹との二人暮らし
…ッて、モロにKey客層向けのアシライだよ。ふぅん、こんなエロゲーマー層の貪欲な全能感を満足させるテアイ
の作風も、「本気で」作ればある程度満足のいく仕上がりになるんですなぁ…とか思ってると、まるでバランスを
取るかのように主人公はフラれ、その卑小な自尊心も(適度に)突き崩されオモシロい(^血^)。そう思ってみれば
主人公の「ハブられるぞ」「シスコンに思われるだろ」なんて神経質な物言いも、現代の10代客層にフレンドリー
な空気をアシラエたいのだなぁ、とその意図が判って来ます。サスガP.A.Works作品、ハズシません。こんなセン
でKey客層の望むようなモノを、あくまで真面目に作っていけばカネも入るし彼らが過度に道にハズレる(笑)
コトも無いかも知れないですし(ちなみに意図的に「道をハズサセよう」としてる企業がKADOKAWAです)、万々歳
ですね。アタシはとてもコレも観るヨユーは無いですが、陰から応援致しますです。ヒットするとイイですね。

●「WORKING!!!」・1話
待ってましたッ(^血^)、第3期!!!山田が観れる♪山田が観れる♪一家に一つ、山田をどうぞ!!(^四^)
監督は…ずっと「イナズマイレブン」シリーズの監督補佐を勤めてこられた鎌倉由実氏初監督作品。構成作家は
吉岡たかを氏で変わらず…制作もムロンA-1 Pictures…ん?平池芳正監督も大槻敦史監督も今回はノータッチ
なんでしょうか…?ちょ、ちょっと不安も残りますけど、「WORKING!」なら観ますよ!ワグナリアの連中、元気に
してたかな?…1カット目から…おお、懐かしの赤い屋根!最初は山田の頭頂部からだ!皿割って「ケガしてま
せんよ~!」の第1声も何だかウレシゲ(^ω^)。そしてこの店に巣食う変人どもを一通り紹介する一連のシーン
で、ぽぷらは案内役で後頭部しか映さないので「あ、シーンのシメは彼女のアップで「ワグナリアへようこそ!」
だな(^へ^)」…と待ってたら期待通りだし。「WORKING!」がまた始まったー!!!(^四^)…キャラデザタッチは少々
異なるモノの、中途に2期5話の回想を入れても浮かない程度。その後のキャラ紹介ゾーンは少し説明的でしたが、
過去、最もアニメファンの記憶に残ってるだろう「カタナシ君が女の子さらって来たー!けーさつ!けーさつ!」
のシーンに関連付けるなど堅実。欲を言えば、も少しだけ編集に気合込めて欲しい?というトコロでしょうか?
「WORKING!」はキャラの誤解に次ぐ誤解がコジれ、ソレが(観客に対する)何の説明も無く進行するドラマ(説明が
あっちゃ台無し)ですので、キャラの相互不理解から発するミョーな空気感は出していただかないと…映像作品
なんだから、編集。間。…とかヨケーなコト考えてたら、「コママンガ的な1枚絵によるオトシ」で、そんな魅力は
着実に描いていただけました。でも、1期2期は明確に「TVドラマの作法」で進む演出が心地良かったので、ソコは
「意図的に」でもアニメライクな平面的見せ方は避けていただきたい…とかなんとか、欲は出ちゃいます。その
辺はファンですので、どうかご勘弁を…とかなんとか言ってる偏屈者も、その後盛り上がる面白さにナットク!

女性演出家らしく、小鳥遊に背負われた幼女の勝利の嘲笑にガ~ンとショックを受けるぽぷらとかオモシロ(笑)。
1話は「キャラ紹介」(オリジナル脚本?)の一本…?コレでは本作のフクザツ怪奇な人間関係を紹介し切れないの
で、今からでも乗っかりたいヒトは1期・2期をどうぞ…原作よりアニメがイイと思います。…アタシ、失礼ながら、
カリノ氏の原作読んでも「この原作から良くアソコまで読み取ったなぁ」としか思いませんでした(笑)(アタシの
読解力が無いッてだけですよ)。酒の肴にサイコー、ゲラゲラ笑えるハッピーコメディです(^四^)…とかナントカ
ゴチャゴチャ要らんコト考えながら観てた旧作ファンも…音尾の奥さん捕獲!!という緊急事態(笑)には思わず
腰を浮かしましたよ!!
奥さん、茂みの中でどうやって3日生きてたんだ(笑)…と思ったら、ああやっぱり煙のよう
に消え失せた(^四^;)。人間じゃないのかなぁ~~(笑)。それにしても寄生生物・山田、初のお手柄!…と思ったら、
やっぱりムリだったね、ドンマイ!でも今度は山田もOPの仲間に入れてもらったよ!ヨカッタネ!…と思ったら、
あ、ラストカットでまたハブカレてやんの(笑)。ハイ、正真正銘の「WORKING!!」でした!アタシは今期はコレです!

7/5、19:45、付記。
◎「戦姫絶唱シンフォギアGX」・1話
伊藤達文監督が血飛沫飛び散るような激闘を拝ませて下さった1期の後を継ぎ、2期と同じ小野勝巳監督、構成/
脚本:金子彰史氏で変わらず。しかし小野監督、今期も2本掛け持ちなんだ…どちらかに重点が偏らないのかな?
と心配もしちゃいます。果たして結果はどうなんでしょう…? …。 ハイ、観ました。
異端技術搭載墜落宇宙船を救援するため発射されるSLBM…なんて時点で「あ、中に載ってるな(^血^)」と判るの
が「シンフォギア」。いや~ハデハデな登場。しかも歌うぞ(笑)!人間の生命どころか全部守るために歌うぞッ!
コレが「シンフォギア」だ!よーするに「勇者王ガオガイガー」の美少女版、言うならば。こんな"正しい心"を血管
ブチ切れんばかりにケレン味ドッサリ!焦がしニンニク10倍増し増し激熱濃縮とんこつ味で流し込んでくれる
美少女モノなんて他に無いよ(^血^)!まさに本作だけの"個性"、真似出来る者はいません。しかし「カラコルム
山脈をダルマ落としみたいにブチ割ってその中を突き抜けます」と書かれた脚本を最初に見たスタッフ陣、どう
思ったんだろ(^血^;)。悠木碧嬢の歌もヤケクソで、モハヤガナッてるだけだし(笑)!これが「シンフォギア」だ!

「キルラキル」辺りと双璧を成す濃さ。1話の初っ端からコレやるのが本作ですね!シャトルや潜水艦などのメカ
デザもナカナカ、セリフ回しも面白い。出て来る悪役女も「ジョジョ」みたいなヘンなポーズ。今期もイケそう?
あたしゃ、ホントはもっと洗練されて知的なSF作が好きです。けれど「"血"と"心"が通った作品」はソレ以上に
好きですッ!
…しかしこんな戦闘アクションもライブシーンも頑張っちゃって(作画枚数だけでなく、音と動き
をピッタリ同期させる作業って、すッごく面倒なんですよ…)制作大丈夫なんでしょうか…とコッチがオロオロ
しちゃうような作品が「シンフォギア」。うわわ!すぐその後もタンクローリーが転落大破するわフルアニメの
戦闘アクションするわ…スゲエです。この熱気と、有無をも言わさぬ緊張感!!スゲエッスよスゲエッスよ!!
この作品作ってる方全員に「アニキと呼ばせて下さい!」なんて言いたくなるような頑張りぶり!矢も盾も堪ら
本作、全話録画です!…残念ながら今期、ジブンのトコはこんな力作の御かんそ全話分書いてるような余裕が
無いのがスゲー悔しいですが、こんな血みどろの渾身作が放映されてるのにソレを記録に留めないなんてアニメ
ファンではありません。後は、ただただ制作が破綻しないように、天に祈るだけッス…!

○「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」・1話
ガガガ文庫のラノベ。「変態王子と笑わない猫」の鈴木洋平監督作品、構成作家こそ横谷昌宏氏で安心出来そうな
んですが…どうなんだろう。「変猫」は1話でゲラゲラ笑わされて「あッコレならオッケーだ!(^四^)」と手放しで
ヨロコンだんですが、今回は…?原作次第ですかなぁ…。
あはははは、アキレた作品だ(^血^)!…鈴木監督の采配が活きてます!コレ、原作はどんな雰囲気なんだか知り
ませんけど…ヘタにおフザケ調&ケーハクなセンで映像化したら、観るに堪えない見苦しいだけのモノが出来
上がると思うんスよね。ソレを大マジメに描くコトで敢えて浮き立つアホッぷり!!「ドロロンえん魔くん」の
世界にけっこう仮面が出てもフツーだけど「攻殻機動隊」の世界にけっこう仮面が出たら大笑い。そーゆーコト。
「ダイミダラー」のノリに近いですかね?主人公の憧れの生徒会長を、意図的に生々しいカンジでなく碧眼銀髪
の生身っぽくないデザインにしたのも、あッは~ンうッふ~ン♪なシチュエーションに突入した際、過度に下卑
たカンジにしないようになんでしょ?コレ。声が松来未祐さんであるコトも、なんかイイ声聞かせてくれそう?
アチコチに入る「見せられないよ」レイヤーも、円盤で取れてみても信楽焼のタヌキのキンタマだとか、ハエの
交尾だとか、返って健全(どうなってんだ?)(笑)。最後に講堂銀幕大写しのハエの交尾教育映画(笑)には声を
上げて笑わされちまった(^四^;)。コレが鈴木監督のセンスですね。ちょっと水島監督に近いモノを感じたりも
(「アザゼルさん」「ドクロちゃん」あたりと)。ラストカット、校庭いっぱいに描かれたお万個マークだけは、TVで
観せられないのが残念でしたね。ジブンもギャグエロマンガ描いた時に、ページいっぱいにお万個マーク描いて
次のページに「警察のヒト、コレでボクもブラックリストに加えてね!」と描いてやったコトがありますよ(笑)。
…だから、毎度ジブンがギャルゲ・エロゲ系アニメにカンカンになって怒ってるのは「エロがイカン」と言ってる
んじゃないんだってコトは…いや、そんなハナシはどーでもイイッス。「ダイミダラー」と同じくらい推奨作。

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○「VENUS PROJECT」
100人以上いるアイドルがダンス対決するらしい(うわァ)。メディアミックスで、ゲームの方が先に出たらしい。
アニメは作画畑出身・中山岳洋氏初監督作。…今期は初監督が多いなぁ。脚本:雑破業氏。…う~ん。観ません。

○「GOD EATER」
なんか、検索すると1話から放映延期してるとか何とか。今回のは急遽作られた特集番組だとか。なんなんだろ。

○「GANGSTA.」
コミック@バンチ連載原作。「ガサラキ」キャラデザの村瀬修功監督、シリーズディレクター初見浩一氏…という
2監督体制。済いません、観ません。

☆なんだ、日曜深夜は(ジブンは)観るものナシかぁ。…ちょっとホッとするのはなぜなんだろう?

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「プレアデス」つらつら見直し週間。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 6月30日(火)16時53分7秒
返信・引用 編集済
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☆最終回で、感動のあまり宣言しちゃった「プレアデス」つらつら観直し週間ですが、予定に反して野放図に
 膨らんじゃってます。本作、2周目に入ると…どんなに細かく編み込んであったか知れて、アレも言いたい、
 コレもコレも状態になるコトが判りました。サスガ、Youtube版から4年の準備期間をかけただけのコトは
 ありますね。考えてみりゃ、見応えのある傑作が出る時には既存の企画製作の枠組みを超えた充分な準備・
 制作期間が与えられていたように思います。「まどか☆マギカ」は東日本大震災の影響で終章放送が1ヶ月
 延びました。「モーレツ宇宙海賊」は放映開始が半年ズレ込んだコトによって放送前に制作完了してました。
 「ガルパン」はご存知の通り放送順延で、そんな「制作期間の余裕」をムリヤリむしり取ったカタチです。イイ
 作品を作るには、充分余裕を持った制作期間が絶対に必要なんですよ。予算は仕方無いとしたって企画製作
 サイドは、制作の余裕をも制作スタッフから奪い、締め上げるコトによって傑作が生まれる機会をみすみす
 潰している
、と思いますわ。…なんてなマクラ話はこのくらいにして。 そんなワケで2投稿目。

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○6話。
アヴァンから、イキナリ内容がギッチリです。本作、ホントに1秒とて無駄な尺・描写がありません。まず、すばる
がこの放課後時空を気に入って留まっていたいと願っているコトを、あおいとの語らいの中で示し。次いで空に
現れた光の帯を見る角マントで、彼が普段どこにいてどんな状態かに触れておき。前コマ明けのっけから今度は
プレアデス星人(仮)たちの重要な設定解説。「起こり得る可能性を任意に選択出来るテクノロジー」…。言うまで
も無く本作SFマインドの中核を成し、同時にテーマそのものにも化ける着想・アイデアの部分…。本当に良い
作品は、物語の「主題」と「最も面白いトコロ」が分離したりしません。本作や「ガルパン」が、その好例です─。

スケールを増す彼女らの星巡りアドベンチャーは、今回は中休みで…夜、無人の校舎内での"欠片"奪い合い!と
いう趣向で話は進みますが、「いいタイミングで捕獲した!」と思った"欠片"が実はトロイの木馬だった!とか
警戒機構が働いて全員緊急変身!ついに敵が本拠地へ攻め込んで来たー!
とか、なんか「エヴァ」の一番面白
かった辺りを思い出すような盛り上げ。絵的には中一少女さんたちがキャーキャードタバタ校舎内を駈けずり
回るだけ、ッてのも微笑ましく(^ω^)。…しかし同時に温室みなととの物語は、大きく動いて。放映時に「シリー
ズ中間点、全編通して重要な一本でしょう」と予想した通り…間違い無く本作のメインストーリーラインです。
角マントみなとから匿われるカタチで温室みなとの胸に飛び込んだすばる。そして温室を捨てて「時を進める」
決意をする温室みなと…。アタシ放映時には、なんでコイツが「時間を進めよう」と思ったのか釈然としなかった
んですわ。見返すと、すばるが持ち込んだ角マントのイヤリングに共鳴し苦しんだ後「君を困らせる"友達"にも
興味が湧いて来た」「僕も変われるかな」と述べつつ立ってます。直接の契機は"良心"か…。「星が君をここへ導い
たのなら、そろそろ僕も応えるべき時なのかも知れない」。例え自分がどうなろうと、外へ出て結果を見てみた
い、と思う心が、彼の中でも熟していたのでしょう…例え"死"が待っていようとも。そして…「前に(流星観測に
誘われた時に)応えなかったのは、君を拒絶した訳じゃない」と告げ、御守りに一輪の花を彼女に捧げます。この
小さな花も、彼が立ち去った後に残ったあの不思議な花も、元はと言えば…コレまで彼を守って来た、「捨てられ
た"可能性"の結晶」
。本作は…とにかく、「この世で花咲かせられなかった無念の"可能性"」に対して、尋常じゃ
ない「思いやり」が込められているのが判ります…。
角マントみなとが温室に入って来て、自分の"分身"である
イヤリングを手にして、その発する瘴気に「ウッ」とたじろぐ描写…この温室は、彼の持つ「良心」で満たされた
部屋だったんですね。しかし…同時に、未来を恐れる彼が「時を止めた」部屋でもある。いずれ出て行かなければ
ならない…けれど、どうあっても「この世で満たされなかった"可能性"の怨念」を別世界に解き放ってやりたい
角マントみなとのチカラは強大。破壊される校舎、迫り来るプレアデス人(仮)宇宙船の地球との衝突。…そんな
中で、温室みなとがすばるに託した一輪の小さな花…彼の捧げた「良心」が光を放ち…。
廃墟と化しつつある温室で交わされる、彼同士の会話…「お前は…誰だ」「誰?僕は…」なんて掛け合いの結論は、
2周目を観ている今なら、答えを出すまでも無いですね。「僕は…君だ」。

7/1、6:00AM、付記。ああ、もう7月か…。「ガルパン」劇場版まであとたった4ヶ月ちょっと(笑)!
─7/1、16:55。この項、読み返したら冗長だったので、少し編集しました─
○7話。
言うまでも無い、すばる×あおいの仲直り回(200万℃の高温プラズマの中で)。同時に、1話というのっけから
振られた「きっとそれ、別のあたしだよ」という謎のセリフの回収も行われます。この辺りから、そろそろ設定的
には付いて来れなくなるヒトも出るかも知れませんね(笑)。最後まで理解出来たアナタは、立派なSF者です!
本編。みなとの温室が破棄された後に残っていたお花を愛でるすばる。この花…元はと言えば病床の彼が育てた
「破棄された"可能性"のキラキラ」です。行方をくらました彼との"絆"を絶ちたくなく、そんな「名残」を甲斐甲斐
しく世話するすばる。…いちご牛乳飲みながらぽろぽろ涙まで流します。同時に…これまでお姉さんぶる対象だと
思っていた彼女が、自分を追い抜いて、どこか知らない場所に行ってしまう気がして気後れするあおい。そして…
すばるは園芸みなとと御対面。「転校生だ」というコトですが、既に友達まで作って。温室の時の記憶は無いみたい
…ですが、この描写は、この時点ですばるが「この人はみなと君?それとも別人?」…と考えあぐねていたからでは
ないでしょうか…?彼女が勇気を出して"可能性"を引き寄せなければ、二人の時間線は交差しない。ラストシーン
で、すばるが勇気を出して一歩踏み込み『扉を開ける』コトで彼は「すばると関係ないみなと」から「あの時の
みなと」へと変貌します。このコトから、この時点での彼がまだ複数の時間線にまたがった「曖昧な」存在である
コトが判る?…かのように思います。
一方、彼女らは部室の窓から直接、太陽近傍軌道へと。彗星狩りだ~!…ココまでの時点で、太陽系惑星で最も
反射率の低い(暗い)地質を持つ水星が太陽並みにギラギラ輝いているコトで、どんな過酷(笑)な環境かは描か
れてるんですが…プレアデス星人(仮)の技術レベルは凄まじく、プロミネンスと接触しそうになっても「アレは
ちょっと熱いぞ~!」程度で済んでるのがスゲエ(^血^;)。アナタ、ココで笑えました?アタシはゲラゲラ笑い
ながら観てたんですが。通じませんですかねぇ~?ああ…ある者にとっては宝の山でも、別の者にとっては意味
を成さない。ホントに…SFのような「趣味のセカイ」を広く受け入れてもらうのは難しいです。

どんな物質でも瞬時に蒸発させる灼熱プラズマ地獄の中、またしてもすばるに助けられ、スネるあおい(^血^;)。
その後の、「二人の歩む時間線が別れてしまった」コトについての下りは…2周目なら簡単に判断がつきますね。
初見では、ちょっと考えないと判らなかったなんて…アタシ自身も本作に対して"油断"してたのかも知れませ
ん。魔女っ子アニメ、4年逢わずば刮目して観よ。…現実世界で二人の運命が別れてしまったのは、この「成長」の
時期に…互いに己を自覚して、悩んだ結果でした。あおいはそのプライドに対してヘタレな自分に我慢ならず、
常に「変わりたい」と思っていた。一方、すばるは「誰かに世話を焼かれてばかりの自分はイヤだ」と思っていた。
そんな二人は各々の時間線で離別した後に…この200万℃の業火の中で、「子供の頃のカンケイ」ではなく…互い
に少しだけ成長した姿で、再び手を取り合います。ジュブナイルですねぇ…(T▽T;)。
『分かってる。どこにいても、どんなに変わっても、すばるはすばるだし、私は私だ』
この、あおいの言葉。最終章の後だとキョーレツに沁みますね。全てが終わって現実の時間線に戻った後、すばる
の周囲に集まったのは…ひかる、いつき、ななこのみで…あおいだけは元の時間線通り、別の学校に行ったまま
でしたね。しかもライバルまでくっ付いてるし(笑)。中学1年で「別の学校」というのは、タイヘンな障害。二人は
このまま、疎遠になってしまうんでしょうか?それとも成長したすばるの「想い」によって、ヨリを戻すんでしょ
うか?…ソレについては「どちらの可能性もある」とだけ告げて、本作は終わっていきました。本作の舞台、この
多数の時間線が混乱した「放課後の時間」は…広義に言って"夢"のようなモノです。その"夢"の中で、二人はココ
で本当の気持ちを確かめ合うコトが出来ました。果たして"夢"の記憶は、現実に戻っても残っているんでしょう
か。ラストシーン、二人が別れ際に、互いに持つキーホルダーを見せ合う三叉路の演出がヒジョーに象徴的です。

7/1、16:15、付記。
○8話。
例のウラシマ効果を使った「時間」テーマの一作。本編はそこら中がSFマインドのカタマリですが、その中でも
いわゆる「SFらしいSF」。なかなか詩的なななこのエピソードでもあり、彼女と会長との馴れ初めなど重要な設定
描写もありますが、ちょっとまた字数を食い過ぎてますので…ココは思い切りよく彼女のトラウマドラマには
触れずに問題のタイムパラドックス処理解釈にだけ絞って書きます。本編内容御かんそは↓下の放映時投稿を
読まれて下さい。物語の方だけでもイイ話なので、SF設定の方だけ取り沙汰すのは、ちと勿体無いんですが…。

で、↓見直し感想2話分でも軽く触れましたが、過去に戻ったら起こるはずのタイムパラドックスをどう説明する
かですが…アタシの、今の時点での推測は以下の通りです。本作の時空間は、主観者の観測次第でどうとでもなっ
ちゃうのではないか。
作中の舞台となっている混乱時空は、タイムパラドックスが起きる「一本の時間線」のみで
存在するのでもなければ、パラレルワールドのように世界Aから世界Bへ移動者が跳躍すると、元の世界Aの方
では本人が消えてしまうものでもない。彼女ら自身が観測してる"主観"が中心なのであって、アパテから帰って
来た5人の帰着点が、例え「ななこが出発する前」の時間だろうと…ななこが出発しアパテを太陽化した時間線は
(外部から観測すれば)重合して存在する。「複数の"可能性"が重なり合って存在」して構わないし、逆に言えば
ソレらを同時に占有出来るのが、会長から「この宇宙の理(コトワリ)を逸脱した」状態にされた、今の彼女ら。無限に
枝分かれした"可能性"にまたがっているので、個々の"主観"に矛盾さえなければ個の時間がループしてようが
構わない。
クリスマスイルミネーションを楽しんだ4人は、今度はななこを加えた5人で同じ時間を楽しむこと
になるだろう(実際は悲しいコトに、その季節を迎える前に、この「放課後」時空は終わっちゃいましたが…)。
くまで"中心"は彼女らであり、その都合のイイように観測され、変容するのは
(彼女らにとって)宇宙の方
例え未来から過去に戻ろうと、その時点にいる本人と未来から来た本人、2人が同時存在しちゃうワケではなく、
常に本人は本人であり("主観"を提供する中心は彼女らなので)、周囲の時間の方が彼女らを中心に「彼女が1人
であった場合」「2人であった場合」の"可能性"を重合させて進む。未来から過去にジャンプした場合、その出発
点の"未来"では彼女らの存在は忽然と消えてしまうのでもなく、消えてしまうのは、その"未来"の方。"主観"を
提供する「世界の中心」は彼女らの方なので、ソコから観測者がいなくなれば、(あくまで彼女
らにとって)「無い」のと同じ
ムロン、こんな神のようなチカラが波及するのは、彼女らが"観測"
出来る範囲だけ。"可能性選択力"を与えられたのが5人だけだから。そうして幾千幾万もの「失われた可能性」
を振り捨てつつ、進んでゆく
のがこの、本作のプレアデス人(仮)のテクノロジーなのではないか。「廃棄された
"可能性"のキラキラ」ってのは、彼ら(及び彼女ら)が"可能性選択力"を行使した時に(人間だけの活動の場合
より余計に)生産される排気ガス(笑)みたいなモノなのではないか(^血^;)…ジブンは、そのように考えました。
ムロン、"主観"が複数ある場合は、それら複数の"可能性"が重合して存在します。すばるとあおいのキーホルダ
ーが二つに分裂したのがソレ。一つの場面に観測者が複数いる場合、双方の世界が若干異なるのは、"可能性"選
択者が複数存在するから。…「異なった世界線に飛び移る」のではなく、"可能性"観測者の主観次第でいくらでも
変容する「曖昧な」世界が彼女らの状態だ、とするのが本作の宇宙なのではないか、と。そして…物語の最後には、
この「曖昧さ」が最大の救いにもなる…。そんなシカケも設えられていたのではないか?…そのように感じてい
るのですが。実際、よく練られていると思いますよ…。
コレはあくまでアタシの推論であって、10人いれば10通りの解釈がある、ソレが…観測者次第で様々なカタチに
変容する「多次元的な」(笑)構造を持つ本作の魅力であり、薫り高き「幻想」のアジなのだろう、と思っています。

重要なセリフは…「1人になっても、皆で一緒だった記憶は消えないんだ…想い出は…無くならない…」ですね。
コレ↑はななこが人間としての、己の心の働きを言った言葉なので本作の「多元重合時間内での記憶の保存」に
言及したモノではありませんが、重大な示唆ではあるだろうと思います。
あと一つ。ななこが会長の形を今の姿に"確定"させる前の、虹色の光みたいな姿。コレ、「実際のプレアデス人
(仮)はこんな実体の無い、神様みたいなモノだ」と言ってんでは無く、放映時にも書きましたけど「多次元に
またがって存在してる状態なので、この世界からは正確に観測・知覚出来ない」のではないか、と思ってます。

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○「響け!ユーフォニアム」・12話(終)
幕引きの後、吹奏楽版「DREAM SOLISTER」が流れ始めた時点でナミダぼろぼろ出ました。ソレだけです。百万言の
セリフを並べ立てるよりも「雄弁な寡黙さ」を持つ作品でした。コレはトーゼン2期やってくれなくちゃ、ですわ。

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7/3、18:40、悔しい付記。
☆お詫びとお断り
あ~ッ!!!
今EPG観てみたら、もう今夜から、夏の新番組始まっちゃうのかよう!!!
早過ぎる。早過ぎる!早過ぎるッちゅ~のッ!!今週1週間くらいはあるだろうと思ってたのに…
くそッ。くそッくそッ。判断が甘かった。こんなコトなら「プレアデス」つらつら御かんそ、もっとトバシて短めに
切り上げておくんだった。
済いません、御かんその途中ですが、この辺で一時中断、とさせて頂きたく存じます。
く、悔しい。メッチャクチャ悔しい。
でも、まぁ、「コレだけはどうしても!」と思って書いた8話タイムパラドックス解釈、ソコまでは辿り着けただけ
でもよし、とするべきですかなぁ…。
夏の新番組が思ったほど問題作(イイ意味でも悪い意味でも)が少なく、時間が余りましたら、ココに残りの9話
~12話分感想を付け足していくかも知れません。まるっきり自己満足ですが、コレだけはやっておきたい…。
「プレアデス」には、ゼヒ今年の星雲賞取って欲しいので…。

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「プレアデス」つらつら見直し週間。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 6月27日(土)18時14分32秒
返信・引用 編集済
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済いません、夕べ(6/26夜)は…「プレアデス」最終回で突きつけられたテーマにガ~ンとなって、
「なんとか二人を逢わせてやりたい!逢ってもらわなくちゃ困る!」
…と躍起になって、御かんそ最後のトコは、
あのような(幾分)恣意的な書き方をしちまいました。「すばるには放課後時空の記憶は朧げにしかない」という
ニュアンスをもっと的確に書くべきでした。いや正直言って、モノの見事に心掻き乱されちまいました(苦笑)
いかんなぁ、本作の価値を知るどころか無知・感受性の無さを棚に上げ鼻で笑う連中が多いので、さんざっぱら
挑発的(笑)な物言いで書いて来たのに、最後の最後で狂乱しちまっちゃ…(^血^;)。…ゼンゼン冷静じゃない。
いや、すばるに記憶があろうと無かろーと、御かんその大意はちっとも変わらないのですが…アレだけ大見得を
切ったテマエもあり、修正点は修正しときます。
まぁ、ココを読まれている方は、心を穿つようなイイ作品に出会うとアタシは冷静でも何でもなくなる、という
コトはよくご存知のコトだろうと思われますが。「ガルパン」最終話の時は、あんなに身も世も無く発狂してた
もんなぁ。いや~あの時も狂いましたなぁ。狂った狂った(苦笑)。アタシが発狂する作品は、イイ作品です(笑)。
…というコトは、「プレアデス」は「ガルパン」と同程度にハマる
価値がある作品だと言うコトなのだ…BD、全巻買います

実を言うと、ちょ~っと「認めたくないなァ(^血^;)」とゆートコロもありまして…あったんですわ。「ガルパン」
劇場版公開時期が延びたので、なんとか11月までジブンの状態を「ガルパン」漬けのままに保ちたい…というの
が第一。それにカネが無くて(笑)。コレで、夏期はBD買うほど好きな「WORKING!」3期(今度の監督は鎌倉由美さん
だよ!)に水島監督の「監獄学園」、BD買うまではしないだろうけど楽しみにしてる作品に「のんのんびより」2期、
太田×あおしまコンビは「うまるちゃん」、他にも…おお!京極監督は自衛隊異世界モノかぁ!「ラブライブ」で
フヤケた作家性を引き締めるおつもりかな(^ω^)?とか、ああ、小野監督が今回は上江州氏とのコンビではなく
「シンフォギア」やるのかぁ!…とか、話題作揃いじゃない?「ココで全巻購入級作品に出られちゃ困る!!」
…なんてなエゴイスティックなホンネがあったんですわ。でも、こーなっちゃ仕方が無い。傑作が出たら
潔く身銭は切らなきゃならない。たった今、尼にBD発注しました。
ムロン初回限定版です。へえ~。尼で
初回限定だとBDとDVD、値段変わらないんだ。
うううう。同じく「買う」と宣言した「えとたま」6巻も、来月には出ちゃうのかぁ…。は、早過ぎる。早いちゅ~の!

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★とまァ、これくらいハマッちまったコトは確定しましたので、夏期作品を待つ間の1週間は…
 「プレアデス」つらつら観直し週間にしたいと思います。2週目以降は、尚のコト泣かされそうだ。

 その間、もし「ユーフォニアム」最終回が傑作だったら、ソチラの御かんそにも傾注するかも…

6/28、20:10、付記。
○1話。
まず、すばるとあおいのすれ違いから。本編中だと、すばるにエラソーにしてたあおい、新しいガッコでは赤髪の
連れ添い(最終回でイーッしたコ)の尻に敷かれてんのね(笑)…で、独りぼっちのすばるに被せてナレーション。
最終回最後のソレと全く同じ。本作のテーマです。要約すると「一見楽しげに群れている星々も一つ一つは離れた
距離、孤独な存在です」
ということ…。本作をチラ見しただけで、単純に「ああ、少女の成長モノね」と片付けてる
ヒトはいませんか?違いますね。ソレは確かに物語の大枠ですが、「プレアデス」は単にソレだけの作品ではない
コトは、最終回で涙したアナタならよく判っておられるハズ。
…実に多くの示唆に富んだジュブナイルです。
そしてみなとの温室へ。病床みなとの"夢"が可能性のキラキラによって実体化した空間。すばるが名乗っても、
彼はその名前に興味は無い様子…ココでの重要セリフは、彼の「君は星を見なかったかい?」でしょう。この"星"
がどの星のコトを指しているのか…直前に「誰でも入れる場所じゃない」というセリフがありますので、コレは
宇宙船爆発を見た(心に"欠片"が飛び込んだ)ヒトだね?…という意味の問いだろうとジブンは判断しました。
夢の中で生きている温室みなとは、ココでは迷い込んで来た少女も自分と同様の存在か?と思っているのでは。
で、のちのコス研部室での一同との出会い。ははあ、2周目だと、何故あおいがすばるを常に下に見たがっていた
かも判り易くなりますね。けっこコンプレックスいっぱいなんだ、このコ。カワイいカワイい(^血^)。…次いで、
いよいよ1度目のエンジンの"欠片"回収。ゴタゴタの中ですばるとあおいの記憶が食い違っているコトの確認。
回収に失敗した後、「変わりたかったんだ…私は…」とのあおいの呟きにピン!と感じるトコロのあるすばる…
「きっとそれ、別のあたしだよ…」とまで言っちゃいます。まるで「夢の中の出来事」のように事態が進行しますの
で、こんな直感的に通じ合っちゃうような特殊な文脈も堂々とまかり通る…幻想的文法の良いトコロです。弱点
は、文学的経験が乏しく感受性が鈍い観客には意味を成さないだろうコト(笑)。付いてけない層はいますわね。

本放映時御かんそ当時、ジブンは「宮沢賢治の童話世界にも共通するような、目もくらむメルヘン世界。そんな
アジの作品が、このネタが枯渇した感のある深夜アニメ界に現れてくれるとは…
」と悦に入ってました(笑)。
その時点では、まさかこんな壮大なスケールの、そしてあんな堂々たるテーマを謳い上げる作品になろうとまで
は思っていませんでした。最終回で、こんなショックを受けるだろうなんてコトも。アニメ観客は万事塞翁が馬。
TVの前の一観客が、己の望み通りに作品の"可能性"を確定させる事なんて出来ない。出来ちゃ面白くも無い。
あと一つ重要なのは、最後に襲って来て"欠片"の大部分を奪ってゆく黒いモヤモヤ…病床みなとから遊離した
執着と怨念…が、すばるの体当たりによって角マントの姿となるコト。モヤモヤをみなとに似た姿に"確定"さ
せたのはすばる自身だったのか!!


○2話。
放映当時御かんそで、「今期は、本作でねェッスか?」と春期アニメの評価傾向を決定付けた2話です。
放映中にも書きましたが、本作のスゴいのは全12本全編ギッチギチで、必要無い描写が1秒も無いトコ。サクッと
混乱した複合時空間の説明開始。「あおいちゃん、その制服似合うね?」「すばるもな」という会話から、あおいの
時間線ではすばるの方が別の学校の制服を着ているコトが判ります。さらに重要なのは…二人が一つの机を取
り合い、級友たちが「そこあおいの席じゃない?」「すばるのだろ?」と曖昧な反応をするコトで、「本作は単純な
パラレルワールドでは無く、分岐した"可能性"が再統合された混乱時空である」…と示される描写。
今になって
思えば判るコトですが、本人たちの主観時間が無造作に拠り合わさっているので矛盾も出る。が、そこ
は双方の
(主観の)辻褄合わせで(当人同士が)馴染ませてゆく
…という基本設定がキッチリ示されてます。
この設定なら…例えば、本編中のSF描写で非常に重要だった8話、『何故ななこは帰って来た出発時間で
タイムパラドックスを無視出来たのか』という謎も説明出来ます。観測する本人がいなく
なれば"主観"が存在しないのでその"可能性"分岐は無くなる
ということ。本作、
時空の神が設えたパラレルワールドなどではありません。『あくまで"主観"を提供する「生きるものの意識」が
認識する世界』同士のよじれ合い。
『世界を認識(下手すりゃ"存在")させるのは観測
者当人の"主観"だ』
とする「実存SF」です。そんなトコを、こんなシリーズのっけから、ソレも机担いで
飛び込んで来るいつき、なんてJC日常ほのぼの漫才でスンナリと、確実に、観客に印象付けてみせるのが巧み。
─ななこのタイムパラドックス設定に関しては、8話でもっと詳しくジブンの解釈を述べさせていただきます─
で…すばるが飛び込んで来たコトで発生した時空矛盾に関しては、あおいが「今度のはまた違うんだよ!あ~!
もうどういったらイイんだ~!」と悩んでます。同じ過去の時間線を共有してたのは彼女らだけだもんね(^血^)。
その後会長との会話の内容、「呼び出す"協力者"は一人だったはずなのに5人も出て来ちゃった」という下りは…
「ナゼ1人のハズが5人になったのか」という部分が重要なのではなく、様々な妨害で分断されながらも(笑)「5人
の"可能性"が重なり合った状態」という、本作特有の時空混乱
についての語り出しに使われてます。…いよいよ
ココから始まるんですね、本作固有の重要な概念・「可能性」というモノについての朗々たる謳い上げが…。
5人が「変身すると他者には見えなくなる」なんてな「どう見ても魔法だろ(^血^;)」としか思えないような設定も
ソレ以降の数々の描写で、「この宇宙の理(コトワリ)を逸脱した存在になるから常人("可能性"を確定した存在)には
知覚出来なくなる」
のだ、と説明が付けられました。マジで…この辺りの本作の持つ「幻想とSF概念の融合」は
実に見事ですわ。しかし…その後の特訓(構成としては5人のパーソナリティの説明)から、みなととの2度目の
出会いまで、こんな序盤の2話からして、既に尺ギュウ詰めですね。なんて密度の濃い作品…。ああ…。みなとが
すばるの割れたプロテクタフィルタを欲しがるのは、彼の持つ「壊れて、捨てられた"可能性"」に対する執着から
だったんですね…。密度が濃いだけでなく、その各々に深い意味があります…。いちご牛乳を巡ってのすばると
あおい双方の反応、そして温室みなとの与える示唆は、本作の最も味わい深いラインの一つですので、アタシの
解釈を細々と語るのはヤボというモンでしょう。皆様各々で、存分にお味わい下さい。非常に重要なトコです。
すばるとあおいが高空に見る巨大な"星"。…ココでは、会長が「太陽の周囲を回ってる宇宙船だ」と説明した、と
語られてます。コレに関しても、その後の描写を見守ります。…スゲエ。「謎」と「語りかけ」が、てんこ盛りだ…。
…そして、ソレまで互いの「変化」を恐がっていた二人が、奇跡を呼んだ序盤の名場面!インメルマンタ-ン!

放映時、「ああ!本作、やっぱり宮沢賢治だったのか!」…と大感激した記憶も新しい、本作に強烈に惹かれ始めた
キッカケのシーンです。…よく観ると、「一つのソレが二つに分裂した」ように見えた二重連星系のように互い
の周囲を回転する二つの"欠片"、一方側(青いヤツ)の方は、1話で奪ったソレを、角マントみなとが投げて妨害に
使った1個だったのね。ソレじゃ「コレは僕のものだ!」と主張して取り返しに掛かるのもある意味スジは通って
るのか。ああ…。2話までもEDの尺まで使って物語が寿司詰めですわ。…何度観返しても楽しめそうな作品です。

6/29、0:10AM、付記。
○3話。
「可能性の選択」を辞めてしまった温室みなとから分離した角マントみなとは、自分はまだ魔法使いのつもりで
いるようです。確かに強力。5人娘たちより遥かに早く、エルナトとキラキラ集めをしていたワケですから"欠片"
の所有権を主張するのも彼個人としては当然の流れかも。…対する5人娘の方では、会長から早速、彼女らの持つ
"可能性"についての説明。…放映時には、コレ単なる作品テーマに連なる観念的ハゲマシの言葉かと思ってたら
テーマと設定・双方を支える本作の中核となる思想体系だとは思わなかった(笑)彼女らは「一千兆
分の一を実現する可能性でもありながら、同時にポンコツ」という重複した存在。そう説かれて…すばるはショ
ックを受けます。「ポンコツでもある」という事実が重過ぎる。押し潰されそう…一方で「可能性の選択」を辞めて
しまった温室みなとは、そんな苦悩と無関係。だから客観的な示唆も与えられる。…ココでみなとは、行く先々の
ドアで彼のいる温室を開けてしまう、すばるの「ドアを開く力」を「星の導き」だと言ってます。…ソレってナニ?
…会長が与えた"可能性"の選択力?それともすばる自身の才能?
…設定解釈としても面白くなって来ました。

そしてこの回は、設定開設やテーマ関係の描写はソコソコに、本作のもう一方の側面・ダイナミックな冒険
ロマンが花咲くスペクタクル!!
(同時に水着回でもあり)深海から超高空、そして高度400kmの低軌道空間へ
…ハナヤカな水着姿で繰り広げられる素晴らしき未知への跳躍…こんな心躍る「冒険の喜び」がその後、
月、土星、太陽、さらにその先…まで突き進んでゆくとは思わなかった!!
(^四^)その高揚感たるや、
素晴らしいモノがありました
ああ…ロマンですねぇ。アタシが思うには、人型殺人兵器のボコり合いなんて
のより遥かにロマンですよ("戦争"は"戦争"で、マジメに描きさえすりゃソレこそロマンの宝庫なんですがね)。
角マントは、すばるの必殺回転ヒップアタックでイッパツで気圧され。彼も、どうやら彼女にはタジタジの様子。
ムロン本作は、そんな表面的な描写には留まらず…。最後にはED分の尺で、テーマも回収されます。会長の言う
「生まれた時から、何の可能性も選択肢も持たない者も沢山いる」というセリフが、最後にこんなに重要になる
とは思わなかった。ハナヤカな水着回でも、本作のハードな思想基調は忍ばされます。そして、「("可能性"の無限
の泉である)君たちと出会えて本当に幸運だ!」…というセリフも、この時会長はホントに嬉しかったんだなぁ、
と後から気付かせてくれます。なんたって「"可能性"の袋小路」に追い込まれた彼らの種族が救われるかも知れ
なくなって来たんですもんね、彼女らという"可能性"の出現によって。「何の形にもなってない」彼女らによって。

 ̄ ̄ ̄ ̄
☆ヤバい…3話まででこんなに書いちゃってるぞ…。ちょっとこの観直し御かんそ書き、ちょっとやそっとじゃ
 終わらないかも…。観直してみたら、こんなに書くべきコトがあったなんてジブン自身も思わなかったッス…

 ̄ ̄ ̄ ̄
6/29、16:50、付記。
○4話。
各キャラエピソードの始まり。まずは、ひかる回。同時に、ムーディな宇宙ロマンを謳い上げる回でもあり。舞台
は月上空。本作は毎回、その回を象徴するイメージボード的な1枚の"絵"がありますが、今回は↓コレでしょう。

『歌う惑星』ムーディですねえ…。いや、単にロマンチックなだけでなく…作中のひかると、その家族
のドラマに乗せて「地球から放送されている様々な音楽は、その全てが演奏者の…周囲の、遠方の、
大切な人々に向け放たれた"想い"だ」
というテーマが美しい曲と、ファンタジックな絵によって表わされ
ています。女性脚本家らしい、シリーズ中1,2を争うハートフルメルヘンな一本。こういう"美しさ"も本作の魅力。
でも今回から、太陽系の諸天体に様々な狼藉(笑)を働くコトになるコムスメさんがた、今回は超音速引き起こし
で海面に艦砲射撃のような水柱を立たせ…ひかるの夢の中のコトではありますが、月をメープルシロップ漬け
にして食っちゃいます(笑)。そういや木星を見た際の感想も「美味しそう」とか言ってたなぁコイツら(^へ^;)。
しかし…そんなコメディタッチの中にも、重要(であるだろう)な伏線が…そんなひかるが見ていた夢の内容が、
すばるの意識に波及する
描写。確実にしてますね。ソレどころか…放映時にも書いてましたが、ひかるの両親が
「月にいるかも知れない我が子に向けてピアノ曲に託した思いを電波搬送する」だなんて「狂ったか(^へ^;)」と
でも言いたくなるようなトンデモ展開も、コレは彼女の"思い"が混乱時空を通して両親に届いた結果でしょう。
この(彼女らの)「"可能性"が重なり合った混乱時空」の中では、本人が見た夢の内容まで仲間や「大切なヒト」
にまで伝播しちゃうみたいです。…コレ、凄く重要な布石でしょう…終章へ向けて

毎度の、温室みなととの語らいは…ああ、この会話、放映時には意味が判らなかったんだ。「(温室の)ここの花は
咲かないよ。咲くべき時を間違えると枯れるだろう」「でも、きっと(咲けば)綺麗だろうな…」。その後の掛け合い
も殆ど謎掛け(笑)ですが、今になって観直せば…彼は、一歩踏み出せば"己の死"が待っているだけかも知れない
未来
を選択するのを恐れているのだ、と判りました。ソレに対するすばるの応えは…(ひかるの態度への疑問に
引っ掛けて)「どんな花になるのか分っていたら、咲くのを見なくてもいいと思う?」。このセリフが、最終章で…
みなとに「君は残酷だ(苦笑)」と言わしめた、あの彼女の未来への決意に繋がります。端的に言っちゃうとこうです。
『例え死ぬと判っていたとしても、前へ進め』。もっと別のブッチャケた言い方にすれば「死んで元々じゃ
ない?」(笑)。…この「残酷な」テーマは次週、劇中劇の学芸会演劇が語る「王子が姫君に接近さえしなければ、その
願いを聞いてしまい、凶事が訪れる事も無かった」という内容とも合致します。"接近"…本作作中の設定用語で
言い換えれば「お互いの主観時間を交差させる」というコトになるでしょうか…ソレによって「死がもたらされ
るかも知れない」。では、「最初から王子は姫君に接近しなかった方が良かったのだろうか?」。コレが…「プレア
デス」の持つ"成長"以外の大テーマです。ハードですねえ。表向きは中一さんキャッキャウフフ魔女っ子ファンタジーの
フリをして(^血^;)。ココの時点で、本作に萌え癒しを求めて「宇宙ロマンよりも彼女らのキャッキャウフフを眺めてい
たかった」なんて主張するのが、どんなに「何も観ていなかった」コトを明かすアキメクラな表明であるか、判ろ
でしょう。「プレアデス」ナメんな(笑)。本作は、単なる"萌え"を糧に生きるオタクのオモチャではありません。
…まぁ、様々な楽しみ方が出来るように設計されてますので、観客が本作のどこを気に入ろうと、ソレは構わな
いのでしょうけど。角マントとすばるのカンケイについては、「なぜ君はいつも僕の前に立ち塞がる!」という
彼の問いに、「私も何かに導かれたのかも」という彼女の応えがありました。

○5話。
今度はいつき回。放映時はスピーディ・ダイナミックかつコムスメさんがたの可愛さも秀でた演出、モノスゴい
気合の入った作画、彼女らの日常描写と外惑星宇宙ロマンが交錯する豪勢な内容に大喜びしてたエピソード!
クラフト紙人形劇「塔の中の姫君」も良いムードなら、地球5個分の幅の土星の輪を一気にドリーバックしてその
全貌を見せるスペクタクルと↓美麗美術は近年のアニメ全般で見ても出色のモノでしょう。

そこにいつきの「一歩踏み出す」物語も添えられるし、その秘めた強大なパワーで彼女ら、初めての超光速跳躍に
成功するわ(変身後の彼女らの設定は「あたかも存在しているかのように宇宙を錯覚させている=空間に投影
された実体のあるホログラフのようなモノ」、というコトですので「空間跳躍」とはちょっと違うと思われますが
…いずれにせよ、だからこそ超光速状態でも通過する惑星群を肉眼観測出来るワケですね)、行った先の土星の
輪に穴ブチ開けまくる(笑)わ、とにかく気宇壮大。超光速飛行に、直径地球3個分の魔法陣を描いて互いを引き
寄せ合ったり…パワーアップ描写も着実です。会長はココで「"欠片"の本当のパワーはこんなモンじゃない」と
いう旨のコトを言ってますが、その通り、終いにゃブラックホールを裏返すまでになるとは思わなんだ(^へ^;)。
そんな中でも一番「おお~!」と思ったのは、重力摂動を利用して"欠片"を発見するワンアイデア…軌道空間に
おける"重力"の描き方なんですがね。なんてマニア心をくすぐってくれるアニメなんでしょうか!こんな作品
には今年の星雲賞くらいは取ってもらわなくちゃなぁ。
メインテーマに繋がる布石と示唆の方は、↑4話御かんそで書いた劇中劇・「塔の中の姫君」の内容に尽きますね。
温室みなととのシーンは、↑劇で描かれた姫君のイメージとも絡めて一段階進みました。「また星に導かれちゃ
ったみたい…」と温室に入るすばるは、「温室から出た事が無い」とあかす彼を、外に連れ出したいと欲します。
そんな彼女の言葉を受けて「僕は君の夢の中の存在なのかな…」と自嘲する彼ですが、「消える」という言葉を
口に出そうとした瞬間「だめ!!」と制止されました。すばる、有無をも言わせません。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
☆くそ、投稿のタグ容量が尽きちまった…(^o^;)。こんなハズじゃなかった。「つらつら御かんそ」の名の通り、
 全エピソードに軽く触れる程度で済ますつもりだったんだけど…。仕方が無い。こうなってしまっちゃ負け。
 ↑次の投稿に続きます。
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2015年・春アニメ御かんそ…6月。(4)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 6月24日(水)20時46分18秒
返信・引用 編集済
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☆「ガルパン」関連。お絵描き。

「ガルパン」のちびっ子たちはみんな戦車道に積極的
会長やカチューシャはもちろん天才の麻子、超元気な佳利奈ちゃん、赤軍に徴集
(?)されても
気にしてなさげな
(笑)ニーナなど、みんな威勢良く戦車戦を楽しんでる
この子はどうなんだろう
どんな理由で戦車道を履修したんだろう どんな性格をしてるんだろう
ああ劇場版が待ち遠しい


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☆2015年・春アニメ御かんそ…6月。(4)

6/24、23:50、付記。
○「響け!ユーフォニアム」・12話
青春モノですねぇ~(^ω^)ココで、主人公にお鉢が回って来て…この、これといった取り得も無ければ熱血な
やる気も、「けいおん!」の連中みたいな天才級才能も無かった彼女が吹奏部が向かっている全体の流れの「代弁
者」となります。真面目な物語。鼻血なんか垂らしたって、そんなの序の口。運動部の連中は血豆を潰して擦り傷
だらけになって、その上ヘタこいたら重症を負って出場停止になるかも知れない。ヘタレの代表格のマンガ描き
でも、3日完全徹夜(1分の仮眠も無し)すれば幻覚が見えます。机の上のエンピツを見つめて「動け!」と念じれば
エンピツがぴょこんと立って踊り始めます。ホントです。ウソだと思うならやってみろ(笑)。何故ソコまでして
打ち込むのかって?…好きだから。そういう頑張りを一度もしたコトの無いヒトが、このような「頑張る」物語に
拒否反応を示してボクちゃんを甘やかしてくれない京アニなんかダメなんでちゅ~とか言い出すんでしょうね。

物語がこの辺まで差し掛かって来ると、大洗イベントで毎度「ガルパン」BGMを吹奏してくれる大洗高校の全国
大会級マーチングバンド"BLUE HAWKS"
の演奏なんか、正座して聴きたくなっちゃいますね。最初の海楽フェスタ
の時なんか、直後に声優イベントが控えてたので場所取りのために声優オタ層が、講師が「あ、まだ聞いてって
下さい!」と静止するのも顧みずぞろぞろ席を立つシマツで…今思えばアレは何と恥ずかしいマネをしてたん
だろう、と時を捲き戻したくなります(アタシは最後まで聞きましたよ)。そういう、「普段の生活ではナカナカ
思い及ばない己と関係無いジャンルで頑張ってる人々の汗の価値」
を知らしめてくれるのがこのテのドラマの
良さでもあります。別に部活モノに限らず、医者や消防士や弁護士などのドラマ…みんなそうです。「SHIROBAKO」
だって、そんな作品でした。そーゆー作品を興味無いので観ない、ならまだしも、観てから「ボクちゃんの好きな
京アニはこんなんじゃないんでちゅー」とか駄々こねる客層、どうにかならんモンでしょうかね。
大会を前に、前回までの騒ぎを起こしたリボンちゃんやポニーテールさんまでも含めた渦中の人物の仲直りを
パパッと済ませちゃうのは、ちと勿体無かったでしょうか。ここは主人公・久美子や、ペースを乱さないチューバ
の寡黙なアイツなどの熱気にアテラレ「よし、俺もやろう!」「俺も!」と我も我もとエンジンに火が入ってゆく
過程を拝ませて下さったら燃えましたかも…おお、「久美子は使い物になる」と知れて副部長は稽古付けてくれ
たのね。…でもこーいったエモーショナルな盛り上げの部分を軽く済ませちゃうのは、やはり勿体無いですかも
…とか思って観ていたら、おお、そうじゃなかった。その後の最大の「屈曲」、本編で最大の主人公を追い込む場面
を設えるためのシリアス基調でした。…そうか、コレが本作スタッフ様方の「言いたかったこと」ですか。主人公
の感情の昂まりも、ずっと出なかったガチャポンのユーフォ君フィギュアがやって出た、なんて本作らしい処理
で片付けてくれます。…さあ、あと残すは泣いても笑っても一本です。「SHOW BY ROCK!」がやりたくてもやれなか
ったような思いのたけ、最後の大勝負!ソコに挑む思いっきりの盛り上がりを見せてやっていただきたいです。
…ちなみにジブンは本作のコトを、8話以来ずっと「勝った」と表現して来ましたが、ソレは「周囲の雑音に負けず
揺ぎ無く堂々と思うところをやり遂げれば、結果は必ず後から付いて来る」という意味です。

6/25、16:50、付記。
○「俺物語!」・12話
ココ3週スチャラカ話が続いてますが(原作通りなんでしょうけど)、今週は佐山聖子監督のギャグ演出が冴えて
オモシロかった(^血^)!球技大会で武男のクラス優勝を告げるアナウンスが「おめでとー」と気の無い事務的な
ナゲヤリ感を出してた時点で「あ、冴えてる(^四^)」って思いましたよ。武男の怪物性(笑)を描くシーンはベタっ
ぽいですけど、砂川のイヤそーな振り向きとか仮想敵マーク模試のヒトを馬鹿にしきった踊りとかイイカンジ。
この原作者様のセンス…描き文字のモノローグとか、ドコとなく少女マンガ界の大傑作・「動物のお医者さん」を
ホーフツとさせるセン。そんな、武男と大和の空間から発する奇怪な空気(笑)も映像に落とし込んで行きます。
佐山監督って、シリアスもやれますから"空気感"造りはお手の物。大和のツインテまで演技する「動き」で笑わせ
られる
のは水島努監督にも通じる、ホンモノのギャグ作家である印し。優れた少女マンガは優れた演出家にしか
やれませんね…てのは「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」の頃から感じてたコトです。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
6/26、4:40AM、付記。
○「えとたま」・12話(終)
先週、今週の最後の2本で、傑作になっていただけました!!…観続けて来て
良かった
。1、2話で、そのお下品な(笑)ツカミに「観続けるかどうかスレスレです。でもその"正体"を確かめる
ためにも観続けようと思います」なんてナマイキな書き方をしてまで本作に執着してたのは、先週書きましたよう
に…一見「企画書通りのコトをやっている」かのように見えた作品タッチの中に、作家氏の「人間性」のようなモノ
が感じられたから。その予感の通りに…ラストは本作特有のメタノリを使い「キャラなんてブレてナンボ
だよ!!」とか自己肯定を始めちゃうスゲぇシメ方
(笑)
いや~、実に自由奔放な本作らしく(^血^)。
しかし、思ってみると…その奔放さ(ワガママ勝手とも言い換えられる)は主人公・にゃーたん(最終回にして始め
てその名を正式に呼びました)の漂泊無頼ぶりや毎回脈絡無く趣向を凝らして来た対決シーンのナンデモアリぶり、
いきなりキャラを殺したりする(笑)思い付いたらすぐやっちまえイズムなど、作品全体を覆うガチャガチャ基調
と通底してたんだなぁ、全体として「えとたま」という作品の「らしさ」は安定してたんだなぁ、と今更ながら腑に
落ちる思いで(^o^)。モチロン、創り手がやるべきコトをやらずにマトマッたマトマッた♪と主張してても茶番に
なるだけなので、ソコは全力で観客を捻じ伏せに掛かります…超ド迫力バトル!!モノ凄い熱量!!
…そして、その最後を飾るトホホオチ(笑)。コレこそ「えとたま」!!!
…可哀想なコトに親会社・サン
リオが方針転換したコトでか?(根拠はありません)音楽モノであるハズなのにラストで"音楽"をやれなくなっち
ゃった「SHOW BY ROCK!」の無念を晴らさんとするばかりかの全力の最終回でした…ジブン、この
終章2話収録のBD買います
。全話TS録画してあるので買わなくても大丈夫なのですが、白組3DCGIの高
画質なサンプルは残しておきたいし、何よりこんな全力投球を見せてもらっちゃ拍手をするだけでは仁義に悖る。

それにしても…毎週書いて来たコトですが、白組の3DCGはまさしく新時代を切り拓いたと思いますわ。
↑観て下さい。画面に描かれたキャラの目に「生気」と「力」があります。CG
だって"絵"です。"表現"です。だからCGアニメを絵の描けない者に任せてはダメなんです。コンピ
ュータなんて"絵筆"の一形態に過ぎません。そんなコト「ジュラシックパーク」のI.L.Mの時代から
判り切っていたコトではありませんか


…ああ、コンテだけじゃなく演出実作業も追崎史敏御手自らの渾身の一本だったんですね…。そうです、一人の作家
が「コレは俺の作品だ!」とフンドシ締めてタマシイ込めて全力で取り掛かれば、ソレは必ず何らかのカタチで
観る者の心を打つんです
ガチャガチャだろーと人を食ってよーと。今のアニメ界は関わるスタッフ諸氏の生活
を守るために分業化・並列化し過ぎて、作品に叩き込むべき"力"が分散してしまった…。生活を守るためなのでソレ
がイカンとは決して言えませんが、思い出してみて下さい…宮崎駿だろーと出崎統だろーと、富野由悠季でも庵野
秀明でも…時代に名を残す人々の作品は、みんなその御方が全身全霊を傾けているのが判ります。結局観る者の心
を打つのは"一人の人間の全力の思い"なんです。「えとたま」最終話のソレは、紛れ
も無く"全力"でした
。ブレブレだろーとガチャガチャだろーと思い付きだろーとイーカゲンだろーと、
私はその熱量に心打たれました。いや~マトマッたマトマッた♪(笑)。しかし…コレは独り言です
が、今期は「SHOW BY ROCK!」と本作、同系統のカワイイ系CG+2D作品の競合、という予期せぬ事態になりました
が、1話から…なんか「SHOW BY~」には危うい?モノを感じ、一方コチラはイロイロ文句言いながらも…ナゼか切れ
ないでいたんですよね。コレはアタシの"予想"なんかではありません、単なる偶然です。例え担当される作家氏に、
どんな実力があろうとも実制作作業は水物であるコトは「SHIROBAKO」を観るまでも無く世のコトワリ。思わぬトラ
ブルや予算を含めたリソースの枯渇などで制作が尻すぼみに終わるコトなど珍しくもありません。しかし…「SHOW
BY~」は悔しくも力尽きたのに、本作は終章でモリモリ右肩上がりになっていった…。なんか不思議です。スタッフ
様方が渾身の力を発揮して下さったのが勝因であるコトは言うまでも無いのですが、ソレ以外にも…「運の流れ」と
ゆーか、なんか「勝機」をつかむ流れのようなモノが本作にはあったのかも、と思えて仕方がありません。干支神が
味方してくれたんですかね(^ω^)。

…ED後のエピローグは…なんと!3頭身プリティモードではなくアダルトモードでの3DCGIにゃーたんが登場。
コレまでのチンチクリン体型ではなく、立派にフツーの日常モノやSFバトルモノだってこの技術で作れますよ!
…というお披露目をして本作は終わっていきました。にゃーたんと「えとたま」が始めたこの分野の表現手法は、
この先に果てしない未来と輝きが待っているよ、と予感させてくれるかのような希望に満ちた終わり方です。
アタシは絶対、今世紀前半中に全てのアニメはCG作画に置き換わるだろうと思っています。…しかしソレは、
バケツや自動車の作画と同じ、ワイヤーフレームにゾンザイなテクスチャ貼り込んだだけのお粗末なヤッツケ
モデルに動きを割り振っただけの仕事でイイはずもありません。正しき"未来"は「えとたま」の先にありま
す。20年、30年経ってアニメの表現力が桁違いに進化した…そんな未来から歴史を振り返った時、
常にソコには"開祖"として本作・「えとたま」の名があるのです

おお、買うと決めた6巻には、なんか特典映像が付いてるみたいですね。プリティモードスペシャルダンスMV…?
あッコレはカワイい!(^四^) https://youtu.be/5UKfMF9vYjI 買う買う(笑)。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
6/26、20:30、付記。
○「放課後のプレアデス」・12話(終)
はい。泣いても笑っても最終回です。OP無し。イキナリ現宇宙の因果地平線を超えた、その向こう側…いわゆる
「宇宙の果て」から物語は始まります。ココから先は、モハヤ会長にすら何が起きるか見当も付かない、とのコト。
深海、超高空、月、土星、太陽、太陽系外縁空間、銀河団…と渡って来た彼女らの星巡りの旅。最後は、やはり「この
宇宙の断崖絶壁」、ブラックホールです…ちなみに、ついこの2月、太陽の120億倍の質量を持つ超巨大ブラック
ホールが発見されたそうです。「この銀河の中心核はブラックホール化している」と提唱する学者もいますけど、
その通り、銀河自体が重力崩壊しブラックホール化するコトもあるそうで…そんなイメージもGAINAXは「トップ
をねらえ!」で既に映像化してます。数々の偉大な業績を残したガイナ…本作が、その最後の仕事になるかも(?)
知れません。正座して観ましょう。一期一会。我々の時間と、本作作家氏の時間が交差した幸運を肝に銘じつつ。
そして…ガンマ線バースト吹き荒れる降着円盤上でのキス。プロミネンスをかいくぐっての太陽光球面上での
仲良しさん仲直りも「うああああああ(^四^;)」ってカンジでしたが、ココまで来るとモハヤ「スゲエ」を通りこ
してナニがナンダカ
(笑)。ああ…この、本作の持つとんでもないスケールギャップを実感出来る観客が
宇宙マニア程度しかいないだろうコトが返す返すも勿体無い、口惜しい。巨大ブラックホール界面
上での初恋キス。全宇宙規模のマキシムとミニマムの同居
…こんなイメージを実現出来たのは、世界広し
といえど間違いなく本作だけでしょう。「GAINAXが魔女っ子モノを作るとこうなる」…佐伯
監督は、見事にソレを実証してくれました。
白昼堂々、ならぬ事象の断崖上堂々のキス。それを仲良しさんたちに
見られて慌てる13歳さん(^四^;)。このシーンを観て「ブラックホールの重力場を受け流せるなんてとんでもねえ
パワーだな(^へ^;)」…というトコまでは楽しまれてる方々も多いでしょうが、よく観て下さい、彼女ら「インター
ステラー」で描かれたような巨大重力場近傍の時間圧縮さえ無視してます(笑)。ななこがタイムパラドックスを
無視した8話でアタシも「実存SF的設定じゃない?」…という解釈をしましたが、この辺りの設定は10話でみなと
が説明してくれましたね。彼女らの存在は「この宇宙に錯覚させてるだけ」の状態です。モハヤ宇宙の理(コトワリ)を
超えてる上に、本作の多元宇宙はパラレルワールドではなく「無限に枝分かれした"可能性"の海」ですので、
それぞれの主観時間上の観測…本人の主観次第でどうとでもなる。
ああ…。クラークの法則「進み過ぎた
科学は魔法と見分けが~」なんてコトバと同様です。「突き詰めたSFは幻想児童文学と見分け
が付かない」…まさにハードSFと宮沢賢治の世界の21世紀的融合
真夏の夜にBGM・
「月の光」でも流しながらゆったり楽しむのに相応しい、類稀なる空想の美学。ソレが本作です…。アタシは以前、
E.L.Oの「Twilight」を本作の第二主題歌として推す、と書きましたが、今思いついた。「宇宙船サジタリウス」ED
「夢光年」
でもイイかも知んない…まさにSF者の本懐です。いかん…泣けて来た。


ああ、会長、やっぱ昔のみなととの出会いを忘れてたのか(^四^;)。コレだけの超科学を持っていながらヌケてる
のが、なんか藤子・Fの異星人みたい(笑)。「僕は君のアルデバランだ」。その言葉で、ポン!と音を立ててエルナト
の姿に戻っちゃう会長。みなとの主観が、そう書き換えた。その"書き換え"が他の5人にも波及してるので、この
時点で既に「絆」が6人の間に結ばれてるのが判ります。そして…唯一無二の旧友との再会、短い抱擁の後は…。
最後の欠片回収作戦開始!!超重力場で超重力場を裏返すという荒業に
出た~
(笑)!!!
ああ…こんな「ええええええええ(^四^;)」というコーフンを味わえるのがSFファンだけ、
という現状がつくづく勿体無い…!本作を楽しめてるアナタにはお判りですよね?(^ω^)

慣性制御フルパワーで空間静止し重力場に抗いつつも、崩壊を始める宇宙船。拡大するシュバルツシルド半径・
事象の地平線。その向こうは…暗黒の空間。いや、空間ですら無いかも知れない…ああ、やはり。前回11話御かん
その最後で書いた「宇宙の因果律をも越え、その先にある世界までも飛ぶ」との予測の通り…。コレしか解決法
はありませんよね。"可能性"を制御して来たプレアデス星人(仮)と彼女ら、ついに
その"可能性"の枠組みすらも飛び越えます…
暗黒の闇の中で、「次の可能性」に満ちた
別の宇宙を目指す、と宣言する会長エルナト。SFを読まない向きには、なんかキツネに言いくるめられてる(笑)
ようなキモチかも知れませんが…こんなこたぁSFの世界では初歩の概念です。二次大戦が始まった1939年なん
て超大昔、A・E・ヴァン・ヴォクトは「宇宙船ビーグル号の冒険」(アタシが小学生の頃読んで開眼した作品です)
の中で、ビッグ・バンによるこの宇宙開闢の前の宇宙からの生き残りの怪物・イクストルを登場させました。この
宇宙の前の存在だから、現宇宙の物理法則には縛られない。壁を通り抜けて襲って来ます、ヤツぁ。あまりの衝撃
に、当時夢中で下手糞なマンガに描いてたなぁ…。SFって、戦前の大昔からそんなです。人間の想像力を鎖で縛る
事は出来ない。ああ…また「Twilight」が聞きたくなって来たよ…。
そして、みなとがやろうとしていた仕事の真相も明らかに…。「この世で活かされなかった可能性、産まれ
出でなかった生命すらも新しい宇宙に解き放ってやる」ことでした
ああ…。なんて詩的な…。「この世
は、無限の可能性の中から極めて微小な"現実"を確定させてゆく事で成り立っている。しかし、"選ばれなかった
可能性"は何処へ行くのか?」。その可能性は、新しい宇宙で人類の想像など及びもしないような目くるめく異世
界を花開かせるかも知れない。無限の可能性、大いなる未知。プレアデス星人(仮)たちは、そこへ向かいます…。
1話から彼女らが見ていたあの巨大な"星"は…ひょっとして彼女らは、この未来が拓ける「可能性」を観ていたの
かも知れませんね。そして6人の少年少女らは会長の計らいで、無限に枝分かれした可能性の海を逆に遡り、一本
の始まりの"源泉"へと向かいます…。作中では表立って語られませんが、この「可能性の大樹」の枝葉の中には、
先細りになって途絶えてしまっている選択肢も多く見受けられます。「人類の文明だって、この宇宙だってそう
ならないとは限らない、途絶えてしまう可能性もある」という示唆。プレアデス星人(仮)たちは、その「可能性の
袋小路」に迷い込んでしまった種族なのでしょう。根底にある思想は結構ハードです、本作。しかし、そんな彼ら
も、今は救われた…6人の地球の少年少女らの活躍によって。そんな6人は、可能性の始まりへと、そして会長らは
この宇宙の可能性の外へと。それぞれの旅立ちです。6人が辿り着いたのは、そもそもの始まり、最初の生命が誕生
した原初の海でした。何もかも全てが、この海で生命が芽生え…外界を知覚し"自我"を唱えた
時から"可能性"は始まった…ハイ、やはり本作は「実存SF」でしたわ


しかし、エンジンの欠片が全て補完され、宇宙船が完成するとこんなパワーが生まれるとは思わなんだ(^血^;)。
「だったらなんで会長たちは最初からこのパワーを使って別の宇宙を目指さなかったの?」…ですって?そんな
モノ考えるまでも無いじゃないですか。彼等は「可能性の袋小路」に迷い込んだ種族。すばるたちは未だ
大いなる可能性の奔流のただ中にいる"無限の可能性の源泉"です。会長らは、その"可能性
の泉"に頼らざるを得なかったんですよ
。「何者でもなかった」からこそ…彼女らは行き詰った種族に生き
残るすべを与えられた。自分たちの「無限の可能性」をお裾分けするコトで
…あああ。
つくづく、こんな気宇壮大なファンタジーを拝ませてくれたSFアニメ作品は、アタシにとってはNHKのVW3部作
(「ジーンダイバー」など)以来ですわ…。「電脳コイル」「STEINS;GATE」「新世界より」「人類は衰退しました」などの
諸作品と並び、未だ本格SFアニメの命脈は尽きまじ…。そして、彼等の種族を救ってくれた報酬に、「可能性の
枝分かれの、ドコを出発点にしてもイイよ。ドコからだって始められるよ」…という、まさに神のような選択肢を
与えられた彼女ら。わぁ。この特典を使えば恐竜にだってアノマノカリスにだって、いや嫌気性細菌から進化した
鉱物を食べる知的生命にも、ハーピーにもドラゴンにも、全長100kmの大腸菌にもなれるかも知れないんだ(笑)。
…彼女らがもし我々みたいなヤツレた大人だったら、そんな「別の未来」も選択していたかも知れませんね…それ
でも過去、5回に及ぶ地球生命の大絶滅期は乗り越えなきゃならないんでしょうがね。しかし彼女らは違います。
ココで彼女らが"13歳"だという設定年齢が活きて来ます。まだまだ夢開く時。選び取れる可能性は、それこそ
宇宙の星の数ほどもある。そして…"今"が好き。友達が好き。家族が好き。自分が好き。
"今ある"自分の、その先を見つめてみたい
「私は"私"になる!!」

彼女らは、戻ります。このステキな時空混乱、「放課後」の時を終わらせて…学び取って帰って行きました。宇宙開闢
以来の、たった一つ切りの可能性を選び取り、ただ一人の、当たり前の人間の少女として。無限のかけ替え無き可能
性を秘めた、ごく当たり前のちっぽけな生命として。彼女ら、それぞれの"今"に帰ります─。そう決意したその瞬間、
それぞれの主観時間が切り離れ、ポツンと独り切りになる彼女ら。泣かせますねぇ…(^へ^、)。「今握ったはずの手
が、まだ暖かい」というセリフがサイコー。大切な友達は、どこへ行ったのだろう。それぞれ別々の時間に戻っても、
各々自分の時間線を生きている。それだけは確かだ。いつか、また逢えるのかな。その時も、元気でいてくれるかな。
元気で無いはずなんて無いよね。私も、元気でいよう。また逢える日まで─。こうして、彼女らの「魔法使いの時間」
は終わりました。
ラスト…。最後のオチです。先週予測したより、本作は幾分硬派に…アタシの好みの方向で終わっていただけま
した。そうです。こうでなきゃいけません。それが"ジュブナイル"ってモノです。「惨酷な動かし難い真実」を
誤魔化して語ってはいけません。ステキな夢が終わったら、そこには「障害も何もそのままの現実」が待ってい
なければいけません。しかし観客の中では、何かが変わっていて読む前の観客ではない…それが正しき、優れ
たジュブナイルです。本作は見事に、そのハードルを飛び越えていただけました


40億年前、原初の海の渚にて。全ての始まりの時と場。元の、すばるが元いた時間線に戻れば…そこでは、みなとは
昏睡状態で生死の境を彷徨っている。「それでも行こう」と、すばるはその手を取ります。ああ…やはり
この終わり方だ。6話御かんその最後で書いた「物語の終章は…「未来」を選び取るコトで、今のこの時空にいる
5人はお別れになる?…そして、みなとは…この「放課後」の時空の中だけで逢えた、永遠の「初恋の相手」…?」
という予測の方向で間違っていませんでした。そして7話御かんそで、「ひょっとして本作、大傑作かも知れませ
んよ…」と書いた、その通りになりました。…40億年前の巨大な月の下、寄り添う二人。「みなと君は、私と一緒に
行くの!」。固く宣言するすばる。すばるは、彼女の時間線にいる、もう余命いくばくも無いかも知れないみなとを
受け入れる事を誓いました。「私、約束したよ!みなと君を幸福にするって!」。…ひょっとしたら、ここで会長ら
のくれた別々の時間線を選ぶ事も出来たかも知れない。…しかし、絶対に別れたくは無い。第一、ここで
彼女が別の時間を選んでしまったら、彼女の本当の時間で死にかけている
みなとはどうなる?彼は独りきりで、誰にも愛されず死んでゆくしかない。
そんなのは嫌だ…すばるは、自分の時間線の瀕死の彼を
受け入れる!と決めたのでしょう
いや、死ぬとは限らない。「僕に"生きろ"だ
なんて、君はどこまでも惨酷だ…」。彼が苦笑した通り、すばるは彼を死なす気など毛頭ありません。それは"可能
性"次第。本当に愛してくれる相手を見つけた、彼の心持ち次第。きっと、見つけ出す。それまでは、何度でも扉を
開いてやる。そして、彼がどんな重病でも、自分がそんな彼を引き受ける。もし仮に、彼が不幸にして天寿を全う
する事になったとしても─それさえも自分は引き受ける。彼が旅立つその日まで、力の限り幸福にしてやる─。
それが、本当に「人を愛する」ということ…これが、この「放課後の時空」で彼女が学び取った事なのでしょう…。
「混乱時空の中ではなく、真実の時間の中で互いの主観時間線を交わらせ
ること─」
。そういう事なのでしょう。
…何だか、本作から振り返れば…多くの観客が文句言ってた、あの「風立ちぬ」で描かれた、二郎と菜穂子の短い
関係にも心及びます。あの映画も、「肺結核療養中の妻の手を握りながらタバコ吸うとは何というコトだ!」だの、
「二郎はあれで良かったのか?」だの、好き放題言われてましたなぁ。ココを読まれている貴方は、そんな感受性の
鈍感な観客などではありませんよね…?
40億年前の巨大な月が、沈みかける夕陽を覆い隠していきます。アタシは計算してないので判りませんが、月の
周回軌道が低かったというコトは現在よりすっと、その天球上での移動速度は速かったはず。しかしそれが地球
の自転速度をも上回ったのか?…と問われると、アタシには判りません。ひょっとすると地球の自転速度が遅か
ったのかも?…ソレは、誰にも判りません。ともあれ、そんな情景を観ながら…二人は40億年の眠りにつきました。

目が醒めた時には全ての時間が捲き戻り、あの流星雨の日に戻っているすばる。でも割れたコンパスはそのまま。
そして…1話冒頭の展開の通り、再会するあおい。しかし今度は違います。もうあの時の、引っ込み思案のすばる
ではありません。快活に声をかけ…。この時出会ったあおいは、あおいの時間線の彼女ではありません。すばるの
時間線の方の彼女。あのペンダントは、二つに分裂してはいません。ここはすばるの、彼女だけの時間線だから。
しかしすばるは、「そんなこと、どちらでもいい」と思っているようです。あの素晴らしい「放課後の時間」を一緒
に体験したあおいちゃんでなくても、あおいちゃんはあおいちゃんだ。またやり直せばいいんだ─。そんな彼女
に呼応するかのように、新しい友達─凄く見知った顔なのに、何故か初めて逢う友達たちが集まって来ます…。
寂しくなんかない。彼女らは、彼女らだから。ここから始めよう。何度でもドアを開こう─。
そして…ベッドで、病と闘っている少年が一人。夢でも見ているのでしょうか。その目元には涙が。さらに…すば
るの、割れたコンパスが大写しになります。きっと、彼と彼女の"因果"は、結ばれたままなのでしょう。…他の4人
と違って、みなとだけは…すばるが生きている、その彼女の時間線から来た存在だったのかも知れませんね…?
「夜空に浮かぶ星たちは一人ぼっちの寂しさと、巡り会う喜びを繰り返して、長い時の中をすれ違ってゆきます」。
ラストカット。コレまで冒険を綴って来た愛すべき登場人物たちが、それぞれ並列に、肩を並べ…しかし一人
一人別々に立っている絵…で本作は終わってゆきます。それぞれ別々の、本人だけの主観時感を生きている人々。
みんな、それぞれが独り。そこから手を伸ばして主観時間を交わらせるかどうかは、これからの本人次第…。
     「待っててね!!私、必ず見つけるから!!」

                ─「放課後のプレアデス」 終わり─

素晴らしい大傑作でした…BD買わにゃなるめえて


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☆2015年・春アニメ御かんそ…6月。(3)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2015年 6月18日(木)19時06分43秒
返信・引用 編集済
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★「ガルパン」関連。
秋葉総研が本日(6/18)の記事で、噂の"figma Vehicles IV号戦車D型 本戦仕様"を企画した方に
インタビューしてました。なんと、元モデグラ副編集からマックスファクトリーへ行かれた方だ
とのコト!!…いやぁ、例え「直接のキッカケ」とかで無くとも、「ガルパン」が動かす人生ってのは
数多くありますわ。大洗関連だけに留まらず。
【模型メーカーの感じる「ガールズ&パンツァー」商品化の醍醐味・マックスファクトリーインタビュー】
https://akiba-souken.com/article/23955/

「『ガルパン』はIV号戦車が主役だし、脇を固めているのも38(t)だのIII突だの、モデラーから見れば、おなじみ
の戦車ばかり。さらに、それら定番の戦車を奇抜な色で塗装したり、面白いマーキングをしたり、新鮮な気持ちで
作れる。そこが雑誌の企画として面白かったわけで、「アニメとして面白いかどうか?」は、当初は二の次でした。
まさか、最終回で号泣することになるとは、その時は予想すらしてなくて(笑)。モデルグラフィックス誌で最初
に『ガルパン』特集を組んだのは、まだアニメの第4話~第5話を見たあたりでしたから(中略)モデラーの間で
話題性の高まってきたタイミングで、うまくドロップできたと思います。ただ、まさか1週間で品切れになるとは
予想していませんでした。
月刊誌なのに、2回も増刷しましたから」
「当たりそうな作品を、当たるように当てる」……そういう使命も、われわれ模型メーカーには課せられていま
す。そんな大人の事情とは別に、『ガルパン』はまず、figmaで主役5人を出そうと、僕が決めました。第1話を見て、
「これは新しいことをしようとしている!」と直感したからです」


「意気に感ず」というコトバがあります。ソレに近いコトでしょうね。
観て、まず弾かれたように「コレは他のモノと違う!!!」と感じる。いてもたってもいられなくなる。ジブンも
何かしたい、何かしなくちゃ、と思う。みんな、この方と同様です。アタシも、貴方も。大洗の人々も。↑お仕事です
から冷静に語られてますけど、お仕事だけで↑こんなfigma5体を乗せられる巨大走行戦車模型なんて世に出そ
うだなんて思いませんよ(笑)。「面白いコトがやりたい。面白いコトは無いかな」と探し回っていた夢多きオトナ
たちがみんな、「ガルパン」にはピ~ンと来て、最終回にはナミダして、そして持てるチカラを寄せ集めあった…。
イイ話ではありませんか。みんな同じです。(相変わらず「01-戦車道行進曲!パンツァーフォー!」を聞きながら♪)

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☆2015年・春アニメ御かんそ…6月。(3)

6/18、22:15、付記。
○「響け!ユーフォニアム」・11話
イイカンジの二重構造になってます。副部長、やっぱイイキャラデすね。このヒトは、マドンナさんが望むなら、
「あんたは高坂麗奈には勝てない」とスッパリ斬って捨てちゃうでしょう。目指すモノがあるから。そんな目標に
対して嘘はつけないから。真剣。そんな"本音"をおどけたポーズで誤魔化して見せるのは、せめてもの友情。以前
「3年トリオと1年トリオは対比されている」と書きましたが、心底邪気の無い葉月と良い対照位置です。両者とも
おどけているようでいて、意味が違う。目指すモノがあるか無いかの違い。まるで、マグマと温泉です。ぽかぽか
心地良い温泉の地下には、灼熱のマグマの流れがある。その双方が、イイカンジに"両立"されてます。そして…
キャラの内面も、続々と明かされて。意外とマトモだったポニテさんに続き、リボンちゃんの"思い"もまた真剣
だったコトが判明。ちょっと重い去年のゴタゴタの回想の後は、耳に息を吹きかけられ悶えるJK(笑)や、いじら
しい葉月の姿などでなごませ。…もう花田脚本と石原・山田演出、"円熟"のタッグです。コレぞ「京アニ」
…宇治市って、トビケラ(川虫の成虫)なんかも、まだわんさかいるんですねえ。魚も釣れそうだ…東京は節操の
無いベッドタウン開発で、もうダメです。全部ドブになっちゃいました。地方都市はこうならないように御注意。
…なんて句読点を置きながらも…ハイ、無人の教室で下級生に頭を下げる2年生の図。…ココはジブン、「萌え系
ファンはどういう思いでこの場面を観てるんだろうなぁ」と考えてました。きっと「ただ観客をウザがらせるだ
けのよくある裏工作」としか見ないで、「どちらにも退けぬ思いがある。これから、そのどちらか一方が壊れる」と
いうトコまでは見ない向きも多いんでしょうなぁ。…しかし、京アニほどファン層の厚いフィルムメーカーなら
ムロンそんなヒトたちばかりではないでしょう。そういった「真摯な観客」が業界の「良い芽」を守り、育てます。

対決を前にして…ああ…泣かせますわ…。アタシは以前書きましたっけ?…いっぱいいっぱいになりながらも
皆の世話を焼いて回る部長のキャラが好きなんですが…彼女らしい、地味な見せ場が来ました。高校野球と同じ
実力勝負の世界なのだから情の差し挟める余地は無い…なんていってても、ムロンそれだけで済むはずも無く。
もう、吹奏に懸ける青春も今年が最後の二人…しかも去年までは不幸にしてゴタゴタで練習どころでは無かっ
た二人が、この場を立ち去る前に、己の想いを語り合い。さらに1階ロビーでは、ソレと対比される…若き才能ら
が"盟約"を結ぶ様子も描かれ。鉄の女に見えた麗奈の怯え。そりゃそうだ、まだ1年生。…こーゆーのを観て「キマシ
タワー!(^o^)」とかの定型句でしか反応出来ないヒトもいるんでしょうなぁ。とはいえ…ナルホド!こうマトメら
れたんですね!…ジブン、本作については、のっけの1話御かんそから「京アニファンが期待している「娯楽」の
部分は、ドコに求められてゆくのでしょう?」と書きました。2話では僭越にも「もっとも危険なのは「苦しく辛い
努力の課程を経て何らかの"結果"を出したこと」で、描き手側が満足してしまうこと」だ、としました。結果は…
アタシなんぞの杞憂はムロン、余計なお世話でした。表層面だけを観て「キマシ」とか言ってる層にはそのようにも
見え、しかし中心に「熱さ」はキッチリ一本筋を通されたお仕事ぶり。感服致しました。…まぁ、本作の成功は、8話
「"勝ち"ましたね!」と書かせていただいた時から、既に明らかだったコトなのではありますが。
そして、最後の"決闘"の場面は…。ココは、「ストーリー上の山場」「不和と混乱の決着」という物語上の意味だけ
で設えられたシーンではありません。もう結果は判り切っているのに、判定を下せない部員たちに代わり、当事
者のマドンナ本人に「公正な判断」を下させる滝。才能の世界とはかくも厳しいものだ、という表明でもあり…
同時に京アニというクリエイター集団の逃げも隠れもしない"覚悟"を記したシーンだ、ともいえ
るのではないでしょうか。「私たちは決して逃げません。これからも正々堂々、実力で納得させて
みせます」と
次週、最終回。(同日23:00訂正。勘違い。本作は13本でした)
まだまだ物語は序盤の段階で終わりそうですので、コレは2期期待でしょう。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
6/19、16:55、付記。
○「苺ましまろ」(再放送)・12話(最終話)
ハイ、綺麗に終わりました。やっぱ笑える作品ってイイですね。コンテは佐藤卓哉・神戸守両監督の共著でした。
こーゆーのがアタマの中にラインとしてあるから、あたしゃ「きんモザ」や「ごちうさ」と「けいおん!」「ひだまり」
との間に一本明確なラインを引いちゃってるのだと思います。手がけられるスタッフの演出力と作家性の問題。
そう、だから「ゆゆ式」や「キルミー」には相好を崩し、「桜Trick」「幸腹」には難色を示す。…エロがイカんと言って
るんじゃなくって。制作スタッフ様方が、その作品を「自分のものと」されているかどうか。「のんのんびより」2期
はどんななるんでしょうねえ。監督が、やりがいを感じて仕事して下さってるならイイんですけど…

○「えとたま」・11話
監督コンテ(コレ恐らくですが、脚本の粗方もそうなのではないでしょうか)で…やっと"作品"になりました
3DCGパートが滾る熱血と気合いを見せた前回に引き続き、今回は3DCGパートは抜きで…2D手描きパートだけで、
それもコレまでの2D+3DCG体制では考えられなかったほどの枚数をかけて芝居します。作品全体に漂っていた
「作家不在」感、「会議席上で決まったコトをそのままやっているカンジ」など全て吹っ飛ばすようなイキオイで。
こうなると作品がいとおしくなります。コレが観たかった。作家が観客に、常に真摯に「語りかけ」て欲しかった。
別に常にマジで語れ、なんて言ってんではなく…ギャグだって色ボケ路線だって「語りかけ」るコトは出来ます。
イイ例が「てーきゅう」です。あの作品は常に「叫んで」ます。ナニヤラよく判らない意味不明な妄言珍言を(笑)。
そんな「作家の言葉」が欲しかったんです。

現在の深夜アニメ企画は、「キャラを観客のフェティシズムを満たす商品」として売り込む構造が最初にありき、
で始まります。アニメ作家側がソレに迎合しようと反発しようと、ソレに沿うフリをして何か己の作家性をシコ
む裏技を画策しようと。その売り方が悪いといってるんじゃありません。むしろコレ、古来より"マンガ"という
モノの売り方の根本なんです。全てのマンガ…洋の東西を問わず…は、その開闢以来、「キャラを受け手の隣に
居付かせ、忘れられない"友"とする」コトで読者をツカンで来ました。みんなそうです。星飛雄馬だってゴルゴ13
だってケンシロウだってドラえもんだってトトロだって、全てそうです。作家は「己が語る」のではなく、それら
キャラクターを介して「己の理想とするところ」を読者に染み込ませるコトで、強力な説得力を発揮して来た…
しかし、いつの頃からか、その「キャラ売り」だけが独り歩きを始め…やはり、ギャルゲやエロゲが契機だと思い
ますが…"キャラ"の隣から"作家"がいなくなり、ブキミな自動マネキン人形のような商品だけを売り込もうと
するショーバイが横溢し始めた。ジブン、コレが堪らなくイヤなんです。気味が悪い。まるで興行主も演者もいな
くなった劇場で、機械仕掛けで動くカキワリ人形相手に観客が「××ちゃぁーん」とか声援を飛ばしてるような
状態。ましてや、そのうち「ボクと××ちゃんの逢瀬を邪魔するような余計な作者などジャマだ!」とか言い出す
本気でアタマの狂った観客層まで出て来るシマツで。ふなっしーがウケたのは中の人が口八丁手八丁の芸達者
で、身体をコワすほどの体当たり演技をしていたからで…ソレが無ければあんなラクガキみたいなキャラ自体
に、価値なんてあるワケが無い。作品を面白くするのは、すべてが人間が作り出す"芸"であり、そんな作家がキャ
ラを介して語る「思い」です。まぁ、ちょっと良く出来たキャラ人形に場末の温泉の秘宝館みたいなエロパノラマ
を演じさせとくだけで、それなりの入場者は見込めるでしょうがね。そんなんが横行したからと言って心揺らい
でいるようでは、「"マンガ"の意味性」が薄れてしまう。そうなれば世界に冠たる日本のマンガ文化の滅亡です。
本作に話を戻すと、干支神を演じる女優さんがたの演技に「ホントに面白いの?コレ…」とでも感じているかの
ような揺らぎ、心許なさが感じられた時点…4話ですね…で既に、「物語的には未完成の段階で企画が緊急発進
しちゃったのかなぁ…」とか危ぶんでました。でも、そのタッチには不思議と…なにか「作品表面上に出て来ない
作家氏の人間性」のようなモノが感じられ…ネコ子の失われた記憶、という設定がどう使われるのかも気になり
こうして最後まで追っかけさせられました。そして、この終章です。とても真摯に作られてました。役者さんがた
も、この期に至っては気を入れて演じられてました。「この作品に参加したコトは決してマイナスではなかった」
と安心されると共に、ナニか愛着のようなモノも感じられ始めたのではないでしょうか?…アタシもです。
以上は本作の2Dパート、「物語」部分だけに限った御かんそです。本作については3DCGパートを主に
語って来ましたが、ソチラの方はコレまでの言及の通り前代未聞の新時代アニメ技法である
コトは間違いありません
 ソレももう終わり…。じゃあね♪またねと♪今日は過去になる~♪

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☆ニュース。
【「サイボーグ009VSデビルマン」劇場公開が決定!永井豪も絶賛コメント】
http://natalie.mu/comic/news/151110
監督は「真<チェンジ!!>ゲッターロボ 世界最後の日」「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」「新ゲッターロボ 」
の川越淳氏…とのコトで、ああ、コレは来たるべくして現れた企画だなぁ…ちゃんと原作をリスペクトした映画
になるコトは明確だろうけど、でもコレを支える客層ッてのは今どのくらい残ってるんだろ!?…とかのんきに
構えてたんですが…ニュースの、以下の項目を読んで少し顔色が変わりました。
「制作はビーメディアとアクタスが手がける」
え────────────────!?アクタスって劇場版2本を同時進行するような体力あるんですか!?!
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6/20、4:40AM、付記。
○「放課後のプレアデス」・11話
この再ハッきり書かせていただきますが、本作を途中切りして、得意気に「毎回星集めとか意味
不明の同じパターンやってるだけじゃん」とか吹聴していたヒト。…きっと貴方は、「ガルパン」
の面白さも序盤でキャッチ出来ませんでしたね?「艦これ」
(アニメ版)みたいな糞作に引っ掛か
りかけましたね?…つまり、そういうコトです。そんな貴方は、センスがニブいです

…まぁ、「複合次元で枝分かれしてゆく可能性」を題材に扱っている上に「考えオチ」的に謎が振られるので難解
な部分はあると思います。でも、この程度の娯楽には付いて来て欲しい…。せっかくオタクファン層の大好きな
「作品解釈についてワイワイ語り合う」機会が与えられてるんだから。…SF好きのジブンは過去、「新世界より」
という作品を毎回追っていました。制作体制はガタガタで、1クール目終盤辺りの乱れようはそりゃもうヒドい
モノで、当時は格好の叩き対照にされていました。誰もあの作品の価値を認める者などいなかった。それでも諦
めずに追い続け、終盤で慄然とするような物語の全容が現れた時の高揚感。みみっちいマニアの自尊心(苦笑)が
満たされる思いがしましたわ(笑)。オレのアンテナ感度は間違っていなかった!と。アナタはそんな「ホンモノ
を見分ける目」を持ちたくはないですか?ならば、ご自分のセンスを信用しないで下さい。時代の潮流に乗り遅
れまいと鼻を利かせているつもりでいて、結局流されているだけになります。もっと多くの信頼出来る人々の
意見に耳を傾けて下さい。ヒントは、ネットのあちこちに転がってるんですから。自分の耳に心地良い意見だけ
アテにしていると罠にハマりますよ。まとめサイトなんかを"アンテナ"にしてると最悪。確実に騙されますよ。
こんな注意喚起をする必要の無い、本作を楽しめていたアナタは、良きセンスをお持ちの鑑賞者だと思います。
…なんてゴタクはウザがられるだけでしょうから引っ込めて…本題に入ります。
相変わらず、SF…というよりは寓話性の高い文芸童話みたいな文脈で語られます。会長が見えなくなったすば
る。少年みなとがエンジンの欠片捕獲に失敗して「魔法を失った」時と同様…会長らの"資源"は「未だ何者でも無
い」彼女らの未来を選択しようとする豊富な"可能性"の井戸。ソレが本人の意思で収束・限定されれば、トーゼン
"魔法"(プレアデス星人(仮)のテクノロジーによる可能性確定力)の源泉も無くなる。
主人公がこんな状況だってのに、文化祭は待ってはくれない。けなげに気を張り、お客たちを迎え入れる彼女ら。
無邪気に演し物を楽しむお客…の情景は、現在のGAINAXを暗示しているかのようでグッと来ます。でも…今回の
TV版ではずっと沈黙を決め込んでいたSUBARUが今回からスポンサーに付いてくれました。ああ…ブシロードと
かだけじゃなくって、中コマに本作のOP・EDのCMと一緒に一流企業がアイサイトの広告を打ってくれる安心感。
きっとコレからもこんな「正しきパトロン」が現れてくれる機会もあるかも知れません。"可能性"を信じて、"扉"
を開け続けましょう。

すばるだけ"魔法の時間"…「放課後」が終わってしまった。独りだけ置いてけぼりを食らった彼女の前に、まるで
みなとの代わりかのように現れる名も無き男子生徒のゲストキャラが効果的。彼女だけ、時間線を定着させた…
端的に魔法が去って「現実」に戻った、と称しても差し支えないかも知れません。現れた男子生徒は、この先に彼
女が辿ってゆくべき世界線で、その相手になるべく"因果"(縁)を結ばれた相手?…ああ…薫り高き児童文学です。
尺がキツキツなので仕方が無いですが、この「魔法が去った現実」のシーンは…もっともっと「祭が終わった後の
寂しさ」「なにもかも終わってしまったんだ」という寂寞感を演出してくれても良かった。その方が、枯れた花壇
に残っていたみなとの花…という奇跡のシーンが映えます。まだ、世界線は繋がっていた!!"魔法"は去って
はいなかった!!
ああ…児童文学ですね、やっぱり。NHK少年ドラマシリーズみたい。
転じて、まだ"魔法"のただ中にいるエンジンの欠片捜索隊の方は…。欠片を追って銀河系外まで飛ぶために、
ダークエネルギーの斥力効果を使うそうです(笑)。"この宇宙の体温"である黒体輻射3Kの謎を追う内に、
弁証法的に導き出されて来た「真空の持つエネルギー」です。この宇宙は、ニュートン的物理世界で定義される
「真の真空」ではない、というトコロまで現代宇宙論は来ています。乱暴に言えば20世紀の古典SFで予言されて
いた光を伝播する物質「エーテル論」の復活です。'60年代までのSF宇宙船は、この宇宙に満たされたエーテル
を切り裂いて飛ぶように流線型にデザインされていました。「エヴァ」以前のGAINAXの出世作「トップをねらえ!」
の技術設定は、このエーテル宇宙論を基礎に構築されています。エーテル論と同一というワケではありませんが
この最新学説がホントだったら、「何も物質が無い真空」からエネルギーを取り出せる…コレを利用しているの
が「機動戦艦ナデシコ」の相転移エンジンです。そこのアンタ、日本SFアニメをナメてんじゃないぞコラ(笑)。
ネットの科学記事を読んで「太陽系外縁巨大ガス惑星の存在は否定されてるよ」だなんて得意がっても、そんな
学説は10年でモノの見事にひっくり返ります。ソレが人類叡智の最先端を行っているこの分野のオモシロさ…
なんつって、文系脳であるアタシ(数学・物理大の苦手)もインフレーション理論以降はナニがナニヤラ状態なん
ですが(笑)、まぁとにかく過去のSFアニメがやって来たシゴトの数々を知っていれば、「IS」なんてな駄作を
「量子転換なんてコトバだけを軽々しく使いやがって」と鼻で笑えるワケです。なんて風にイキがってても、いつ
ジブンの足元が崩れ去るか判らない最新宇宙論の面白さ(笑)、だったら遊べる内に遊んでおかなきゃ勿体無い。

ともあれ実際に宇宙は膨張し続けている以上、コレらの学説が説明しようとしている事象は現実です。21世紀中
には量子宇宙論の世界で「第2のコペルニクス的転回」が起こると予言されていますよ。お楽しみに。…なんてな
基礎理論の基に天の川銀河を飛び出す宇宙魔女っ子隊。銀河団バブル構造が視認出来る"ボイド"(銀河間空間)
のただ中まで来ました。「ガルパン」がミリタリマニアにしか判らないニヤリとするミリネタを多数含有してる
のと同様に、本作は宇宙マニアがヨロコぶヴィジュアルイメージがいっぱいです(^四^)。コレをヨロコベるヒト
がミリマニアほどの数いないのが、何とも勿体無い…ああ、しかし欠片の遠ざかるスピードは宇宙の空間膨張に
よって光速以上となり、今いる宇宙の因果律から切り離れてしまった。コレではモハヤ追うどころか、観測する
コトも出来ない…。会長が言うには、欠片を12個揃えたコトにより、もはやプレアデス星人(仮)と同等の因果律
干渉力を持っているはずの彼女らでさえ「欠片を捕獲出来る可能性」を引き寄せられないのは、とりもなおさず
彼女ら自身がそうなる「目的を達成して、この"放課後"時空にサヨナラを告げること」を望んでいないからだ、と
のコト。すばると同じですね…。この時空に居座るコトが、将来的にプレアデス星人(仮)らどころか地球自体の
破滅さえ呼ぶ。彼女ら、ついに宇宙の"果て"…因果地平線の先まで行くコトを決意します。ソレが、彼女ら自身が
「己の"可能性"を確定させる」こと…。
どうやら、綺麗に終わりそうです、この物語…。

と同時に、再び物語は核心へ。…そもそも何故すばるは最初に"扉"を開けられたのか、その種明かしが来まし
た。
あおいと交換し、二つに分裂してしまったアクセサリと同じ。幼い頃の(みなとの夢の中の)あの銀河旅行で、
折り紙の星とキラキラの欠片を交換していたから…。くそ、泣かせるじゃねぇの…。少年エルナトとの出会いも、
少女すばるとのデートも、全て病床に伏せる少年みなとが昏睡状態の中で夢見た"可能性"。「可能性を実現させ
得る」
のが本作の"魔法"なのだから、その願いがすばるの時間線を呼び寄せた。しかし昏睡状態に陥ってしまっ
た「現状」は変えるコトが出来ない…だから二人の出会いは、あの銀河旅行も、温室でのデートも、角マントとの
格闘でさえみなとの実体化した"夢"との間で起こったことだった。しかし…結ばれていた"因果"の糸を辿って、
ついにすばるは、その「垣根」を飛び越えます。何度も何度も諦めず扉を開け続けるその姿は、何だか「夏への扉」
を髣髴とさせるようでもあり…ああ、アレも「可能性」の物語でしたっけ…とにかく、可能性がゼロで無い限り、
決して諦めないすばる。とうとう彼のいる時間線を探り当てます。現実の(病床の)
みなととの邂逅
。夢でも幻でもない現実に、目の前にいる彼…人間としては瀕死の状態で
すが…それを認め合うことによって、二人はお互いの"魔法"力を連結します黒いすばる、純白
のみなと。もし、仮に、この先、全てが終わってみなとのいる時間線との因果が切れるのだ、と仮定しても…この時、
二人は「結ばれた」のでしょう。実際は、そんなあまりにもキツい終わり方にはなさらないだろうと思いますが…。
再び他の4人と合流したすばる、そして独り飛ぶみなと。目指すは、宇宙船を完成させる最後の欠片。そして、この
宇宙の因果律をも越え、その先にある世界までも飛びます。ああ、ナルホド…。
次週、「放課後のプレアデス」、最終回。不思議で、どこか懐かしく、エキサイティングで、甘く切ない物語でした。
本当に素晴らしかったのは全編が「必要な描写」で埋め尽くされ、切っても良いシーンが一つも無かったコト。
こんな作品は、滅多にありません。


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6/22、16:35、付記。
○「SHOW BY ROCK!!」・11~12(最終)話
音楽対決じゃないじゃん怪獣決戦じゃん「プリキュア」じゃん(苦笑)ジブンは先週まではまだ最終
回に望みを繋いでいました。どんな風に本作を捉えてたか、参考までにザッと書きはしたモノの投稿までは
しなかった先週分の御かんそを今更ながら↓コピペします。
○11話-----------------------------------
なんで最後に怪獣決戦になっちゃうんだ…(^へ^;)。サンリオの二頭身ニューモンキャラを売るのにしたって、
本作だったらあくまで『歌合戦』で決着付けにゃダメでしょ…。途中までは「コレで洗脳されてたプリティ
クリスタとかも救い出され戦列に加わり、シンガンのライバルのメジャーバンドのアイツらとかも最後には
味方側に転じて協力、全員一丸となり「音楽の素晴らしさ」を旗印に立ち向かえばサイコーのイベントとして
盛り上がるかも!そんな一大セッションを全力で盛り上げていただければその最終回で勝てますかも!」…
とか思って観ていたんですが……ココで本作も、予算・人的リソースの限界が訪れたんでしょうか?尻すぼみ
作品でヒジョーに良く観る「主役以外のキャラはみんな囚われて"観戦者"になっての怪獣バトル」になっちゃ
った…やっぱ深夜・夕方枠同時展開ッてのは、プロジェクトにとってオーバーキャパだったんでしょうか…。
いや、まだ判りません。最終回だけは正々堂々、「音楽を愛する者」たちの熱狂ライブを拝ませていただきたい。
そのために今回はリソースを絞ったのだ、と思いたいです。まだまだ期待します。最終回は五十嵐監督コンテで、
全編歌いっぱなしのスーパーセッションだったら万々歳だ!
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↑こんな風に期待していたんですが。やっぱ五十嵐監督のリリーフは、あの中途の一本だけだったんですね…。
メジャーバンドは途中でどっか行っちゃうし、ダルマ芸者さんたちどころかシンガンのバカどもも何もしない
し…こりゃやっぱ、製作途中で親会社サンリオからの撤退命令が掛かった?…何か他に本来なら計画されてた
(お金のかかる)画面造りが予定されていたんだけど、急遽取り止めでこの締め括りになった?…とか要らん憶
測をアレコレ巡らせちゃいます。もしかして、最後にシンガンの一人が言う「意味が不明で誰の心の琴線も震わ
せておらぬ」というセリフは…この終章に対する自虐ネタでしょうか?…いえ、本作の脚本演出の方々の仕事は
好きです。特に最後、ライバルバンドたちの描写をうっちゃってでも、例の田舎から出て来たイモ高校生グルー
プに固執する(笑)なんてなあたり(^四^)。以前から書いてた通りシンガンも好きになりましたし、社長の漫才も
笑えた。そして何よりも、「本作に捧げた愛情はホンモノである」というコトはEDとその後のエピロー
グからバシバシ伝わって来ました
サンリオさん、大勝負の一大企画・深夜夕方枠同時放映にソシャゲ展開
なんて大攻勢をかけるなら赤字覚悟で最後まで押してくれなくちゃ…せっかく勝利をつかめる実力のあるスタ
ッフ様方を揃えたのに可哀想ですよ…。最終回の一本、たった一本さえリソースを結集した歌え踊れのスーパー
ライブをブチ上げていたら、ソレだけで大逆転勝利出来たかも知れないのに…。いえ、本作の息の根は、まだまだ
止まってないと思います。ミディシティにはいつ再び呼ばれたって良いワケですし、同じスタッフで再び仕切り
直しをして欲しい。

○「血界戦線」
アニメオリジナルのシメに入りましたので、最終話まで感想は控えさせていただきます。
まぁ、とはいえ原作の消化は…出してきたキャラ全員出オチみたいなカンジで(堕落王はどこ行ったんだ(笑))
カタログ的なアニメ化だったなーとは思います。まぁ…多分コレ、原作エピソード一つ一つの分量が長過ぎて、
正式にアニメ化するとしたら「トライガン」みたいに最低2クールからやらなきゃ、なんてカンジで1クールで
アニメ化(原作宣伝展開)かけるには少々ムリな企画だったんじゃねぇッスか?…とか思ってるんですがね。
どうなんでしょ。アタシは原作未読なので、その辺りは判断付きません。まぁ、"カタログ"としてはコレ以上は
世界のどこに任せても望めないほどゴーセイな"カタログ"でした。

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6/2、5:00AM、付記。
○「てーきゅうタイム」・10~12(最終)話
4期の方はさんざ脳が垂れ流すウワゴトのような意味不明のヨタ繰り広げながら「4期終わり!」で終わってい
きました(^血^;)。この辺もまた「てーきゅう」らしい(笑)。でも今回の「てーきゅう」アワーでは、やっぱ「なすの」
の方が愛情こもってたような気がします。なすのやあやのの作画も芝居も気合入っててカワイかった(^ω^)し、
「金持ちネタ」という一見使い古された基本中の基本みたいな土台を用意するコトで、以前にも書いたように
「破壊するためのロジック」が一本作内に通った気がします。なすののカワイさ(陽太の気を惹きたい一心で本人
は大サービスのつもりで意味不明のボケを重ね首を伸ばしサメに食われ屁を吸わせる)もイジラシく描かれて
たし他のメンバー3人や家族の出番も(1分半の作品とは思えないほどに)充実してたし、今回はソフト買うなら
「なすの」の方ですかなぁ。最後の一言も「ひ・と・ま・ず終わり!」とスタッフもいかにもまだ続けたそーな一言で
終わっていきましたし、「なすの」続編希望!とココで声を大にして言っておきます!!!

一方「てーきゅう」本編の方は、やはりコレといったシバリの無い無法地帯ッぷりが魅力ですね(^血^)。ココん
トコの内容では、何と言っても!!2期再放送の野球勝負編前後編でしょお!!!最もノリ
の良い主題歌「メニメニマニマニ」に乗って、この2期最高傑作が花開いたコトにより「てーきゅう」の名が轟いた
ように思っています。何だかワカラナイヤツがイキナリ挑戦して来る、なんだか街角でホンイキ宗教の人に勧誘
されるような導入は、アタシの大好きな「ギャラクシーエンジェル」「サインはブイヨン」と同様。アチラのオチは
最後、エンジェル隊のあまりのデタラメぶりに向こうが「済いません、謝ったら帰ってイイですか」とクジケます
が、コチラはアパッチの機銃掃射で皆殺しにしちゃう(笑)。しかも(カネの力で)勝ったのにわざわざ「テニスで
再勝負よ!」と蒸し返して負けたのが原因で(笑)。コロシアエー!ドチラも似たよーな徹底ロジック破壊ぶりでだ~い
好きですわ♪(^血^)!このイキオイで5期突入じゃー!!!
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