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週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、12月3週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年12月19日(金)23時29分4秒
返信・引用 編集済
  ==============================================
☆本日、月刊戦車道・第6号(最終号)が届きました。
 そーいや夏に端末が壊れてからコレに連載してる「聖グロリアーナ×黒森峰への道」への御かんそも書い
てなかったなぁ、と思い、秋期アニメ作品の御かんそも落ち着くコトだし、年末年始にはいっちょ夏から中断
してた「アンツィオ戦」OVA(パッケージ版)・月刊戦車道・完全設定資料集などの
御かんそ入れを始めたいと思います。本掲示板の年末年始は「ガルパン」
年越しです


☆「ガルパン」追加情報。
関西地区の方、おめッとさん!!年明け1月からABCで「ガルパン」再放送始まるそうですぜ!!
http://asahi.co.jp/anime/girls_und_panzer/

コレに合わせてAT-X、などでも新年早々再放送開始するそうですよ。しかし…バンビジュが積極的に地上波
再放送したりレンタルビデオ屋に品置いたりしてくれりゃ、確実にもっと一般層に「ガルパン」ファンの裾野
を拡げられたと思うんですがなぁ…多分「ガルパン」などを餌に配信サービスのバンチャを売り出そうとして
たんじゃないか?と思うけど…もし、そんな軌道に乗るか判らんモノを後押しする手駒として「ガルパン」が
使われたんだとしたら、なんかもっと大きく育つ樹なのにド素人農園主が苗木の段階で抜いちゃったみたいで、
スッゲー腹立つ。まぁ、今からでも遅くはないです。首都圏でも再放送やって下さい。

==============================================

★週一ペースでちょぼちょぼ続ける「今はコレが精いっぱい」御かんそ、12月3週め。
☆今週は「寄生獣」が無い…

○「ヤマノススメ セカンドシーズン」・23話
美術も、編集もBGMも劇場版クラスでした。全編をそのまま繋いで劇場のスクリーンにかけたら、
きっと相当に感動出来ると思います。映像マジック。こんなろりろりのキャラなのに(笑)。アタシ、"様式美"
が好きで…いつものフォーマットを崩してOPを省略し、ラストの一番イイシーンで静かにスタッフロールが
流れ始めたりするとソレだけでジ~ンとなっちゃう傾向があるんですが(^へ^;)(最終回効果ってヤツ?)、
本エピソードの朝日が昇ってからの情景の連続には、むしろスタッフテロップが邪魔に感じちゃうくらい、
息を止めて魅入ってました。気合の入ったレイアウト・美術と編集の妙技。「のんのん」の1話アヴァンで感じ
たのと同じモノです。素晴らしい仕事に、眼福です。最高画質のBDで手元に残したい作品。…次回、最終回。

○「デンキ街の本屋さん」・12話
アヴァンから泥酔し電車の中で先走りリバースを吹き駅前の茂みに未消化の居酒屋の料理を吐き戻す美少女
ヒロインなんて、ほぼ前代未聞でしょう(^血^;)。コレでこそ先生ちゃん!コレでこそ「デンキ街」(笑)!本作、
妙なトコがリアルなんですよね(笑)。女の子と飲みに行ったコトが無い童貞諸氏には判らないかも知れない
ですけど…「デュフデュフ」だの、海雄の部屋でゴキブリのように這いずり回るなど、「わたモテ」のもこっちにすら
似たセンでカワイいカワイい(^血^)。そして、オタク童貞・オタク処女同士の恐る恐るの接触。なんか「いかにも
ありそう」ッてカンジしません?…いや、あるんですよ実際、こーゆー純情ラブコメみたいな(ゲロは吐くけど)
たどたどしい接触から始まる関係。ナンパや出会い系じゃなく、可愛らしい、微笑ましい男女関係のハッテン。
青春時代にのみ許される、最高の幸福。コレこそが本作の持つ「もげそうでもげない」魅力。コミケなどの同人
サークルは、大学のサークル活動と一緒。20歳以上の男女が一つ部屋で作業してて、何も無い、なんてコトは無い。
女のコの方が「意識しない」なんて出来ない。ハーレムギャルゲのような、あるはずも無いウソッパチでは無く、
オタク社会の中でも必ずあります。アタシが本作(原作)のファンになったのは、お下劣変態ギャグをやりつつも
こーゆー描くべきことをシッカリ描いてるから。本作を観て「いいなぁ。よぉし、オレも次のコミケで好きな
同人誌描いてるサークルの女子に声かけてみようか」…とか思うヒトはセーフです。過剰反応してケナシ出す
ヒトは一生エロゲが恋人、でしょう。そーゆー「人種の違い」を選り分けるフルイのようでもありました、本作。
最終回は先生ちゃんと海雄の恋の行方が主題だったので、キャプは↓先生ちゃん中心に。

海雄に「空気読んでると、自分が空気になっちゃいますぞ」と諭したカメ子、その、当のカメ子の恋の行方は…?
ああ…。誤魔化すためにシャッターを切る、その手元で揺れる、カントクにもらったカメのストラップが切ない
…そんな、ちょっとしんみりする一コマでマトメたんですね。きっとカメ子の秘めた思いは、実らないでしょう。
でも恋は恋。そんなキュンとする痛みも織り交ぜ、満開の桜が揺れる中で宴会は続きます。ああ…イイですね…。
甘くて切ない♪私の心~♪齧って逃げたコ♪誰だ~♪ …とか、悦にいっていたら…。
先週の12話、そして今週・最終回のココまでは全く遜色無い、「デンキ街の本屋さん」をアニメ化するなら、こう!
という見本のような、素晴らしい仕上がりでした。しかし、ソコに至るまでの過程は…「どうしてこんな表現に
するんだろう?」と首を傾げるような、奇妙な内容になっていました。「一体どうしてこうなったんだろう…?
脚本も演出も実力充分なヒトが関わってるのに。制作スタジオのシンエイ側との歩調が合っていないのかな?
…いや、判らない…」とか(先週までの御かんそに書いた通り)ジブンもいぶかしんでいたのですが。…そのナゾ
は今回、長いEDの後、やり逃げのように付加された
(笑)Cパートで全て明かされるコトとなりました。まさか、
そんな理由だったとは…
(^へ^;)。…Cパート、道行く綺麗なお姉さんに頬を染める純な少年と、変態さながら
の奇怪な朝礼を行うとらのあな社員たちの対比。あ~、そうか。本作の迷走は、監修に下がった森脇真琴の代わり
に監督に就任した佐藤まさふみ氏の、こういった作品内容に対する抵抗が原因だったんですか~。ああああ。
先々週のバレンタインチョコ造りで「このバカさ加減は、この少女たちの"本当の姿"ではありません。あくまで
寸劇コントを"演じてる"だけです」というアツカイにしてあった時点で気付くべきだったかもしれない(^へ^;)。
ジブンは、中高生に粗悪な危険ドラッグを売りさばいて"覇権を狙う"などとウソブくKADOKAWAラノベなどに
比べれば、本作の原作は充分シャレになってると思うんですけどなぁ(「ギャグじゃん」の一言で片付く、と思っ
てます)。…しかし、そういうコトなら異論はありませんです。「どこまでがセーフ」かなどはそのヒトの考えに
よりますが、こういったKADOKAWA商法に抵抗して下さるのでしたら賛成も致しますし、応援を捧げたいです。
本作、残念ながら失敗作ではあります。しかしその"失敗"は、制作者自らが堂々と御自分の作家性に照らし
"選択した結果"だったのだとすれば、ジブンは逆に頼もしく見え、尊敬も致します。佐藤まさふみ監督のコレ
からのご活躍が楽しみです。言うなれば"誇り高き失敗作"とでも言うのでしょうか…?
本作の真価を味わってみたいという方は、原作を直接読まれて下さい。面白いですよ。

○「SHIROBAKO」・11話
先週のアフレコアップでの、打ち上げ気分もつかの間。いよいよ「えくそだすっ」最終話・13話の原画バラ撒きが
始まりました!何度もココに書きました通り、こうしてスケジュールが逼迫するとEDスタッフロールに原動画
担当者や協力スタジオの名が増えていくワケッすね。しかしモノが最終話じゃ、木佐が言ったように同時並行し
て作ってる新番組の作画がカブッて大変なんじゃないの?終章とシリーズ導入、どっちも手が抜けないし…と
思った方は、ご慧眼。そうなんスよタイヘンなんスよ。こんなふーに急に作業が激務になったりするのがアニメ
界。逆に監督・木下のようにスケジュールを遅らす部署が出て、急に暇になったりするのもアニメ界。しかしその
間も休んだりするワケにはいきません。絵麻ちゃんがやってたように別話数の救援をしたり、他のスタジオの
バラ出し仕事を請けたりして常に稼ぎ続けていないと生活出来ない…そうやって融通し合って何とか破局を
防いでいるのがアニメ界。だから、なるたけ制作猶予期間は長く取って、早い内から作画INしたい…そうやって
作業のピークをズラせば互いに融通も利き易くなる…とはいうものの、カツカツの制作期間しか与えられず、
どこもヒーヒー言ってるのが業界の現状。そうやって、「百姓は生かさず殺さず」とばかりに労働力だけ搾り取り、
売り上げは全部かっぱいで行く製作委員会制度が問題の根本です。しかし悲しいかな、自社出資で製作委員会
(版権者)に食い込めるアニメスタジオは殆ど無い…。自分たちが作った作品なのに版権が持てないどころか、
1クールに1本なんて濫造作品の氾濫によってヒット作の寿命も短く、観客は次々に別作品に目移りしてゆく。
その度に新企画を立ち上げる。まるで焼き畑農業。そうしている間に土地は痩せ細り、農夫は疲弊してゆく…。
心あるファン諸氏は、己が惚れ込んだ作品の展開が続いている間はキョロキョロ目移りせずに愛し続けるよう
に致しましょう。
なに、「本当に自分が心の底からハマれる作品」なんて2,3年に一本程度しか出やしない、期待を
掛けたってソコソコどまりの作品が殆どなんだから。
なんつってる間に…原画を求めて駆け回る宮森。「ぷるキュー」の悪名は業界中に鳴り響いてますなぁ(^血^;)。
彼女が追い詰まった時に始まるロロ・ミムジーの寸劇も増えて来ました。そんな激務の中でも、ボンズザ・ボーン
社長の「君、やりたい事あるの?」という問いと、作画から演出に移った男の言葉が彼女の身に染みていって…。
そう、こんなキツい業界でやり抜く原動力はただ一つ、「やりたい"夢"があるか?」に他ならない…しかし状況が
そんな"夢"を壊そうとする。本作、意図的に、深刻なシーンを(一見)ギャグに見える演出でカバーしております。
が、このミムジーが現実をニヒルに突きつける心、ロロが夢を諦めまいとする心…二つの心の彼女の中での鬩ぎ
合いだと見ると、相当に泣けます。そして、あても無く小雪舞うクリスマスの街角をさすらう制作進行の少女…。
泣かせる。その間にも、弱小スタジオ・ムサニ所属の人々の温かみが描かれ…また、新たな危機も描かれて。ああ、
矢野が辞めたがっていたのは、家族絡みか…。「ガルパン」でいえば麻子ですね。矢野、予定よりも早く戦線離脱。
しかし同時に、新規採用者たちも入って来て…宮森、早くも"上役"に。こんな新陳代謝の目まぐるしい業界で、
人々の温かみ、真剣さも描くと同時に「新規採用者はどんな人物か?」「宮森は、あのビッグネーム(笑)に原画の
仕事を頼めるのか?」など、牽引力のあるネタも散りばめられ。非常に入り組んだ、味わいのある脚本です。
貴方は、その内容の全てを咀嚼出来ておられますか?きっとおられてますよね?面白いですわ

しかし、問題の13話クライマックス、馬群のシーン…(^へ^;)上空からの馬群大俯瞰から回り込みクレーン撮影
でカメラが寄って行って、馬上のキャラクターアップまで行くって…まるで「ガルパン」1話1カット目だよ(笑)。

○「甘城ブリリアントパーク」・12話
御かんそ書き辛い…。そもそも本作の原作、ナニが"売り"になってた商品なんでしょう?なんか爆笑出来たのは
ピンク猫だけだったような…?(今回も、彼だけは爆笑出来ました) しかし、パーク買収を目論むイヤミな会社
員が悪魔の化身だった、という暗喩にはタップリ共感出来ました。結局この社会、ドロドロの悪意を持つ者の
勝ちなんでしょうかねえ。お話の中だけに限らず…。いやいや、業界全体、まだまだこれから。

  ♪宝の山さえ 見劣りする何かを 幾つになっても キョロキョロ寄り道♪
  ♪命をかけても 見つけだしたいものは きれいな瞳なのかもね♪
  ♪お金も欲しいけれど お金じゃ買えないものも欲しい♪
  ♪ねえ 分けてくれよ あげたりもらったりすれば 豪華なはず♪
  (宮崎駿「劇場版・名探偵ホームズ」挿入歌「冒険のアリバイ」より)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
12/20、20:40付記
○「結城友奈は勇者である」・11話
モノスゲー頑張っておられます(゚四゚;)。今期、ココへ来てゼンブ本作が持って行ったカンジ
ですね。この終章に乗り遅れないで良かった。…こーゆー展開を観て「引っ張られますなァ(^血^)」とか斜に
構えたり、「辛過ぎて観てらんないよォ」とか目を背けたりしてはなりませぬ。コレこそが、作家側が「今まで
コレこそを見せたくて苦労して作って来た」モノだから。
含蓄もある作品です。車椅子ちゃんの言った「私たちは満開を繰り返して、身体の機能を失いながら戦い続けて、
いつか大切な友達や身体の機能も失って…ボロボロになって…それでも戦い続けて…」という言葉。受け取り
ようによっては「いつ果てるとも知れぬ苦行に挑むアニメ制作者の漏らす本音」と取るコトも出来ますけど…
「新世界より」的モノの見方で解釈するなら、コレって「人生そのもの」なのかも知れません。やがては
誰も例外なくボロボロになり、そして友奈の言葉を借りれば「友達と一緒にいられなくなる」。それこそが
人生の真実。
そこへ、ニボシちゃんからの問い掛けと、彼女の解答が示されて…。「ならば、友奈、貴方はどう
したい?」「私はもう、大赦の"道具"であることを辞める。勇者部の一員として(自分の意思で、みんなのために)
戦う」。見始めた時点ではまさか、「人生の意味を問う」テーマにまで行き着くとは思わなかった。
構成技術(テーマの訴え方)も見事です。車椅子ちゃんが狂ってしまった直後、「私、彼女が苦しんでいたのを
知ってた」という主人公の呻きと共に、コレまで描かれて来た伏線描写…彼女の苦しみようの数々を次々と
列挙してみせる説得力のあるシリーズ構成と、描写の数々。例えば、世に絶望する者は「カワイい少女たちが
生贄に捧げられるなんて、そんな世界は認めない!」という逃げ口上で自分の忌避を肯定しようとしますが、
そうはさせない…最も弱弱しく、傷ついている部長妹ちゃんが諦めずに戦う姿を見せることで「生きる事
の本質」
を問い質します。
そして…ニボシちゃん一世一代の見せ場。歌舞伎のような名乗り上げもイキオイ付きますけど、ココはその後
の…単に「帰りマン」のウルトラ五つの誓い的(笑)な無邪気なJCたちの、遊びのような部活動ルールとばかり
思っていた「勇者部五ヶ条」。ソレを叫ぶことで、さらに雄弁にテーマへ迫ります。「一つ、挨拶はきちんと」
「一つ、なるべく諦めない」「一つ、よく寝てよく食べる」「一つ、悩んだら相談」「一つ、なせば大抵
なんとかなる」…これらが全て、余りにも純に、素直に、天真爛漫に生きている彼女らの"生きる"
ことの信条=「やがては等しく滅び行く人生への解答」だったとは!こりゃヤラレた!
泣かされた!深いです、本作!
…そしてやがて、視覚も聴覚も、もぎ取られてしまうニボシちゃん。
コレって…あまりにも美しく"自己犠牲"を説いた「まどか☆マギカ」の終章と…ある意味対照的とさえ言える
位置にあるかも知れない、死ぬことの残酷さ"の抽出表現ですよね。単に光の欠片になって消え去ってッ
ちゃうより、遥かに残酷かも。だからこそ、彼女たちがすごした楽しい時間…ソレを描いて来た意味
が弾けます。単なるおナミダ頂戴、だと思っているヒトは浅い、浅過ぎ。"死"と対比させるコトに
よってキャッキャウフフがコレほど重大な意味性を持つコトとなった
作品を私は過去、知りません!!

テーマ的に見るなら本作、単なるアリキタリな「世界を滅亡から救う勇者モノ」じゃありませんでした。どっちか
というと…アタシが「日本最高のアニメ演出家」と信じる高畑勲監督が昭和43年に描かれた処女作・「太陽の王子
ホルスの大冒険」にも似た…「永遠の死か、やがて滅び行く生命か選択する」物語でした。そ~か~車椅子ちゃん
はヒルダだったんか~(笑)。同時に、先週の御かんそで書いた「類型的なデザイン、ネタで"当てに行っている"」
だの、「そんな企画を出すプロデューサー、企画作家が出ても仕方が無い」だのといった失言、非礼を詫びます。
済いませんでした。まさか、こんなキッチリした深い作品だとは思いませんでした。完敗です。
コレなら最終回も大丈夫だ、と思います。この時点で大傑作確定
しょう。'14年秋期は「結城友奈」が大勝利を収める結果となりました

___________________

12/23、1:45AM付記。
○「蟲師 続章」・20話
TV版は、今回で最終回です。本当に本当に長い間、お疲れ様でした、有難う御座いました。劇場版、観ます。
さて、では最終回の内容は…。
コンテは、桜井弘明監督でした。千年もの、気の遠くなるような時の流れを生きた、一本の巨樹の話でした。
物語の着想は、天変地異の前に竹の花が咲く、などの俗説。
2期6話「花惑い」と対をなすような…「樹の心」の物語です。
あの、「花惑い」の桜の樹は、きっと雌株(桜に雌雄があるとするなら)…"女"だったのでしょう。
だから人間の娘を食らってまで、己を愛してくれた男の一族と添い遂げようとした。
では、今回の杉の巨木はどうでしょうか。千年もの間、周囲の移り変わりを見守って来た老木。
己の死期を悟ると、蓄えて来た光脈筋のパワーを周囲に分け与え、焼けた山の再生を促た「山の長老」。
彼にとって、人間の存在とはどのようなものに見えていたのでしょうか。
彼は森を再生する際、人間にも己の身体を糧として分け与えたのでしょうか。それとも老婆の言うように
「怒っていた」のでしょうか。それは、判りません。ギンコの言うように、樹にはそもそもそんな意識など無い
のかも知れません。
しかし蟲の力を得て「樹の記憶」を垣間見た男は、天変地異の到来を察し、村を救いました。
人間は、自然の摂理のままに生きる動植物と違い、自然を加工し、利用し、己の利益のために使います。
しかし、千年という途方も無い時間を生きた大樹にとっては、そんな人間の行いも、巨大な流転の中の一部に
過ぎなかったのかも知れません。
では、現代のように、山丸一つ伐採し、開墾し、切り崩して農地や住宅地にしてしまうような人間の行いを
見た際に、樹は果たして、どう思うのでしょうか。樹は、応えません。何も告げること無く、物語は終わります。
そして、こうしてこの大作もまた、終わっていきます。すべては、在るがままに在るだけ。
足掛け10年の歳月をかけ、途切れ途切れに紡がれて来た大作が今、終焉を迎えました。有難う御座いました。

○「繰繰れ!コックリさん」・12話
Aパート。こないだの少女の霊と楓の樹の話と同じように、クリスマスにかこつけた幽霊譚。コレ観て、貴方は
「最終回だし、作品の印象を残さないといけないから原作からイイ話を選んで泣かせに来た、ってだけだろ?
物語の内容は殆ど動かないじゃん「コックリさん」って」…とか思いました?違います。ソレでは見方が
浅い、浅過ぎ。
作品全体の物語は確実に動いてますし、今回のエピソードも見事にシゴトしてます。
ソレは"働きかける"というコト…こひなの心に。幽霊の男がが成仏した後、こひなとコッ
クリが手を繋いでいるのがその証拠。
シリーズ冒頭の頃はこんな光景、思いもよりませんでした。単に
「仲良くなった」というだけではなく…決して明示的ではありませんが、静かに、さり気なく、少女の心は"人
形"から脱しつつあります。
本作を軽んじる観客は、きっと「こひなが変わって来た」ことに気付いていない
(気付けない)のでしょう。「物語を読み込むチカラ」「キャラの挙動を観察する眼」さえあれば誰だって気付け
るコトだと思うんですがねぇ。その類いのヒトは、物語を味わう味覚が鈍感なのかも知れません。例えば今回
も、前コマ明けのAパート頭でこひなはコックリの袖をつかんではいますが、コレは多分アヴァンの最後で、
男が人間では無いと気付いた上での警戒感からでしょう。男と娘が会話できた時にコックリが涙ぐんでいた
のも、単に涙モロイ彼を見せて和ませるだけの軽ギャグでは無いでしょう。観直してみて下さい。ちゃん
と、仔細に描写されているコトが判ります。
努々(ユメユメ)、本作を軽んじてはなりませぬ。そりゃ
傑作になりますよ、「WORKING!」の平池監督作品なのですから。


…こひなは今日、これまで父親に放っておかれて一人ぼっちだった、そして今度は本当に独りぼっちになって
しまう少女の、つかの間の幸福そうな笑顔を見ました。さらに、そんな娘を独り残して、永遠に去って行かなけ
ればならない男の寂しげな笑顔を見ました。…そして、なぜコックリが初対面の男にアソコまで親身にしたの
か、彼の真意に気付いた時……きっと彼女は、自然に彼の手を握ったのでしょう。コックリが来てから、
彼女は色んなものを見て来ました。バカ騒ぎさえも、「楽しい仲間(笑)に囲まれた"幸福なひと時"」でした。妖怪
に消化されたりもしたけどな(^血^;)。しかし…さり気なく、さり気なく…彼女は、変わりつつあります。コレに
感動せんでナニに感動せいというのか!!本作をナメちゃいけませんよ、決してナメちゃいけません!!

(感動してムキになっている(笑))

Bパート。クリスマスが終わって、年越しへ。また毎度のドタバタを描きながらも、「"クズを消せ"と命じられたら、
狗神はこひな以外のこの世の全てを消す」「100%煩悩で出来ているので除夜の鐘でこの世から消える」などの
キャラ描写も着実にこなされているトコに注目。そして唐突に…1話でチラ見された過去のコックリの「約束」
(こひなの前世?)がカットインされて、そのまま主題歌が流れるエンディングスタッフロールに突入。「えッ?
コレでシリーズ終わり?」と思ってしまいそうですが、「それぞれのキャラ関係…相変わらずコックリおかんに
逆らう悪ガキ二匹+一人、ソレに対してあくまで真面目なオカン」「狗神の怨念はまだまだ深刻」「神前に真面目
に手を合わせるようになったこひな(心の中ではどーせカプ麺のコトとか祈ってんだろーけど(^血^;))」、ンで
「コックリが抱えるコレからの展開の予感」…と「今日もこんなです」というキャラの輪を描きつつ終わってゆき
ます。本作らしく、とてもトラッド(^血^)。同時に「オレ本作が本当に好きだ」と思い知らされるシメ方。
まだ原作が連載進行中のアニメ化作品最終回としては、最良のカタチでは無いでしょうか。唯一残念だったのは
ジメ子関連が登場回だけで終わり、その後彼女へのアプローチが無かったコトですか。まぁ、登場回で推測した
「彼女はコックリたちがこひなの前から去った場合に、こひなが帰ってゆくべき"受け皿"となるのではないか」
という読み、この分だと多分当たってるんじゃない?と思われますので、その辺りは原作読めばイイでしょう。

そんで最後はキャラ全員集合で、それぞれの「新年の願い」を独白し、再びドタバタでコックリの胃炎を悪化させ
「また(ニギヤカな)新年の始まり始まり」でフィナーレ。既に「こひなは変わりつつある」予兆は描かれて
ますので、テーマの回収も充分ではないでしょーか。実にカワイく、内容もあり、魅力に溢れた作品で
した。やはり「ジブンは今期、BDを買うとしたら本作だ」とした表明、間違ってませんでしたよ!!!
願わくば2期が観たい!!こひなとアニマルモードの三匹を見続けたい!!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
12/23 05:20AM、付記。
●「烈車戦隊トッキュウジャー」
「トッキュウジャー」はコレまで一本も欠かさず毎週視聴しているのですが、「キラキラ星」のエピソードから
「あれ…?当初の企画から路線変更したのかな…?」と思い、息を詰めて見守って来ました。そしたら…!
先週~今週と、とんでもねーコトになってます!!!モノスゲードラマチック!!まさかノア婦人だけでなく、
シュバルツまでこんなトコで死んぢゃうとは!この後枠の「仮面ライダー」が年長向けハードなシリーズを
標榜する中、幼年向けのナンデモアリ路線でやって来た「戦隊」が、まさか不調(だと聞く)「ドライブ」を追い
落とすイキオイでハードになろうとは思わなかった!今回の渦中の人物だったザラム=アキラはモチロン、
死んだシュバルツ、ソレを慕うグリッタ、「光」を求めながらも狂ってゆく皇帝ゼッドなどの敵方まで含めて
キャラ全員にドラマがある!そして…単にハードになっただけでなく、コチラがシリーズ当初から期待してた
「戦うイマジネーション」のスローガンの元に組み立てられて来た五人のドラマ…幼少期に「何かあったのか?」
と推察される物語ラインも同時に復活して来た!ま、まさか五人の故郷"昴ヶ浜"の『秘密基地』が、敵シャドウ
ラインの本拠地…「闇を生み出す中心地」だったとは!ま、まさか…まさか、まさかとは思うけど…ひょっとして
シャドウラインを生み出してたのは、トッキュウジャー五人自身だったのか!!?
…だなぁ~んて。まだ判りませ
んけど、こりゃスゲえ「戦隊」になるかもよ!!?アタシの一番好きな「戦隊」である「デカレンジャー」はもとより、
小林靖子さんの最高傑作とも謳われる「シンケンジャー」をも超える戦隊シリーズの金字塔が出ちゃうかも!!?!?
…繰り返しますが、まだ判りませんけど。ンにしても戦隊シリーズって、登場ロボの合体玩具がどんなにダサく
ても、ソレとまったく無関係に盛り上がる傾向がありますなぁ(笑)。
_______________________________________________

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12/20、20:40付記
★めでたいクリスマス、やがて新年を迎える時期でもありますし、来るべき2015年への覚悟を示すためにも、
 ココんとこスクラップしていたニュースを貼っておきます。めでたくない、めでたくない。

【被ばく線量:上限の引き上げ検討 規制委】(毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20141211k0000m040071000c.html
2014年12月10日 19時58分
「原子力規制委員会は10日、原子力施設で重大事故が発生した際、事故対応に支障をきたすとして、
作業員の被ばく線量の上限を、現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトを軸に引き上げ
を検討することを決めた。田中俊一委員長は同日の記者会見で「覚悟をもって事前に準備しておくことで、
無駄な被ばく量を防いで事態に対処できる」と話した」

↑原発作業員は年5ミリSV以上の被曝で罹患すると白血病の労災認定が降ります。
実際に労災が降りた例もありますが、多くの作業員が労災基準を知らされず、無保障で死んだ
者が一説によれば過去1万人も
(?)いるとのことです。何度もここで書きました通り、被曝症は
確率論です。たったの年/5ミリSVでも発症する時はします。"死の宝くじ"を引くと思って下さい。


【福島第一原発事故 東京湾の放射能汚染】(週刊実話)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141110/Weeklyjn_6968.html
2014年11月10日 15時00分
原発から約200キロも離れた東京湾の汚染が今、深刻になっていることがわかった。
 京都大学防災研究所の研究グループがまとめた予測によると、東京湾の放射能汚染は2014年3月に最も高く、
湾の北部で局地的に泥1キロ当たり4000ベクレルに達するというシミュレーション結果が出ていた。
 「さらに先ごろ、一部報道機関が専門家の協力を得て調査した結果、千葉の花見川河口で1000ベクレルを
超える泥が採取され、荒川河口でも400ベクレル、多摩川河口でも基準値超えのものが採取されたのです」
 ジャーナリストの窪田順生氏が言う。
「こればかりは対策の講じようがない。東京湾に入った放射性物質で小魚が汚染され、それを大きな魚が
捕食し生物濃縮が進んでいく。東京湾は太平洋に面している福島沖と違って希釈されにくい。東京の人は
福島の犠牲のもとに繁栄してきたが、因果応報といえるかもしれません」

【福島事故 放出セシウム 隅田川底土 続く蓄積】(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014121990070212.html
2014年12月19日 07時03分
 東京電力福島第一原発事故の放射能汚染問題で、本紙が新たに東京の都心部を流れる隅田川の底土を
調査したところ、かなり高い濃度の放射性セシウムが長期的にたまり続ける可能性の高いことが分かった。
 十月から十二月にかけ、隅田川最上流部の岩淵水門(東京都北区)から日の出桟橋(港区)まで八地点
(橋では左右両岸)で底土を採取。
 その結果、荒川は河口域で一キログラム当たり三〇〇ベクレルを超える汚染が確認されたが、さかのぼって
いくと濃度が急速に低下。河口部から約十七キロの江北橋(足立区)では一〇〇ベクレルを下回り、もっと
上流部では五〇ベクレルを下回るレベルだった(詳細は分析中)。
 一方、隅田川は一四六~三七八ベクレルと全般的に濃度が高く、浅草周辺などの中流域が高かった。水が
よどみやすい蛇行部の内側は濃度が高くなる傾向も確認された。
 測定結果について、独協医科大の木村真三准教授(放射線衛生学)は「水量と流れのある荒川は、放射性
物質が一気に河口部まで運ばれた。隅田川は流れも緩く、大雨で徐々に海に運ばれていくとしても、濃度が
下がるには長い年月がかかる。今後は半減期が三十年と長いセシウム137が汚染の中心となる。市民が
底土に触れる機会は少ないだろうが、水がよどむ部分や河口域がどうなっていくのか、監視が重要になる」
と分析した。

↑新聞記事は「底土に触れなければ安全」というように書いてはおりますが、これからの危険は生態濃縮にある
ことをお忘れなく。底土に住む貝類、環虫類を食べた底魚、それを捕食する大型魚へと汚染は濃縮進行します。
'14年夏には、ひたちなか市のスズキ(河口に住む代表的捕食魚)から1000bq/kgの汚染が確認されております。
また、どこの調査もセシウムしか問題にしていない…というか以外の汚染物質は国が調査させない現状ですが、
海産物の汚染で最も危険なのはストロンチウムであることもお忘れなく。β線源のストロンチウムは骨に沈着
し、骨髄性ガンを引き起こします。習慣的摂取による骨肉種、白血病などの発ガンピークは5年~30年後くらい
です。最も激痛、苦痛がひどいガンです。'14年までは急性被爆症状である急性心筋梗塞、脳梗塞などでの死者が
多かったですが、これからはいよいよチェルノブイリでも食習慣による慢性的被爆症状が激化し、目に見えて
死者が増えていった事故後4~5年の時期が来ます。あなたの身の回りの人々…知人、家族、恋人などが罹患し
ないよう、食生活に気を配って下さい。まぁ、長生きするために。必ずしもそうなるワケじゃないです。しかし
国は、こういった事態を一切公表しませんし、情報を封殺し続けてます
「美味しんぼ」の内容くらいで、あんなに過敏に、マスコミ総動員で叩きに来るのがその雄弁な証明でしょう。
かといって、どうするコトも出来ませんけど。「結城友奈」風に言えば、例え大赦が大嘘をついていたとしても、
車椅子ちゃんのように「全てを終わらせてしまう」ので無ければ、我々には今のこの崩れかかった社会を維持
してゆく選択肢しかありません。それなのに何故"暴く"のかというと、あたしゃウソが嫌いだからです。なぜ
自分、もしくは東日本の人々が死んでゆくのか、その"理由"くらいは知っておきたいものです。

☆一つヒント。海は陸上と違い立体的地形ですし魚類は移動しますので、無論まったく汚染の無い魚もいます。
 一概に危険、という訳でもありません。なるたけ沖合いの魚を食べましょう。最も危険なのは河口付近です。

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週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、12月2週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年12月11日(木)17時16分33秒
返信・引用 編集済
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★「ガルパン」関連。
8月25日と古いニュースですし、弐尉マルコ氏単行本の帯に寄稿されてたりして世の「ガルパン」ファンの間
ではモハヤ常識なんでしょうけど、アタシはちょうど端末が壊れネットから遠ざかっていた時期にあたる
ので↓この絵は知らなかった!悔しいので、今更ながら貼ります。
秋本治氏に続き池上遼一氏まで「ガルパン」におハマリになられたようで

↓以下、あんこうニュースtogetterより。
https://twitter.com/ankounews/status/503897953346392065/photo/1
「池上遼一先生という聖域まで虜にするさおりんマジサンクチュアリ」
「うおおおおお!?さおりんマジ傷追い人!!」
「クライング・フリーウーマン(何が?」
「ガルパンは、各界の重鎮ほど良くハマると言う説が、ここでも実証(^ ^; 」

ジブンもやっぱ、「I・餓男」あたりより「クライング・フリーマン」か「傷追い人」辺りでしょうかな~(^へ^;)。
小林厳文・秋本治・池上遼一という錚々たるメンバーの「ガルパン」アンソロジーが読みたい。
さ、さいとうたかを氏のさおりん…(想像している)。小島剛夕氏の左衛門佐やおりょう…(想像している)。

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☆ところで毎年のこと、この時期恒例NHK「ロボコン」を観てます。
「ロボコン」は地区予選から観るに限る。大方が時間の無駄だけど、地区予選こそ面白い珍品が出て来る…という
ワケで九州・中国・近畿・関東・東海北陸地区予選だけ飛ばし飛ばし観ました。この大会、「対決」の競技性が薄まり
何よりも競技判定が主観によるトコが大きくなり「スポーツ」としての爽快感が無くなってから惰性で観てるん
ですけど、毎度のコト出題されるコースの要求は「ナルホド」といったカンジ。今年のお題は「崩れやすいモノを
ガタガタ道を越えて運ぶ」。高専生たちはどこも優れたテクノロジーを持ち頑張ってんだけど、最初の角材を並
べたガタガタ道で近視眼的にセンサーを使った複雑な機構とか披露しようとしてんのは押し並べてダメ。脚を
引っ掛けたり引っ込めたりしてる内にタイムアップ。"目的"は何なのか大局的に見るべきだ…という出題意図
はナットク出来ました。多くのトコが平常走行の主脚を引っ込め腹部のクロウラーで進む…という変形方法を
取る中、中国地区のブワブワの浮き輪をタイヤにした装置が難なく越えてっちゃうのが大笑い。しかしソレより
九州地区がダントツで強い。車輪にトゲトゲを立たせ、そのトゲトゲが角材に接触するとパタパタ車輪に収納
される装置や、装甲車で見かける一軸三輪の風車みたいな車輪をガチャガチャ回転させる装置が圧倒的に強い。
もう一つの出題のキモ・崩れ易い搬送物(そば屋の出前のセイロ)を安定保持する機構も、センサーやジャイロで
傾きを補正しようとしてんのはダメ。急な加減速や衝撃に対応し切れない。原始的にヤジロベーみたいな機構を
採用した装置、もしくはさらに原始的に人力操作で(笑)バランスを取ろうとしてる装置の方が堅実…という、
毎年お馴染みの皮肉な結果が出てました。こんな辺りは全てのシゴトに通じて言えるコトですね。3DCGなんか
でも「テクノロジーに寄り掛かろう」とする試みは失敗する。「機械なんてツールだ」と悟り、デジタルがダメなら
アナログに移行する大局観を持ってるヤツが勝つ。…なんてなトコで、月末の全国大会放映が楽しみどすえ。

あ、そーいやフジの「リアルロボットバトル」もモチロン観ました。コチラはいよいよ競技者がのめり込んで(笑)
マトモな戦闘が出来るロボットが増えて来てコレからが楽しみになって来たかな、とゆートコ。自慢のマスター
スレイブ制御型メカを宣伝しに来た大学教授が負けてリベンジを誓ってたので、来年どんなのを出して来るか
楽しみ。しかしどの出場者さんも、破産しないように気を付けなさいよ~(笑)。

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★週一のペースちょぼちょぼ続ける「今はコレが精いっぱい」御かんそ、12月2週め。

○「寄生獣・セイの確率」・11話
アヴァンは総毛立ったッしょ?こうでなきゃねえ。続くAパートイントロはギャグかと思いましたけど(^血^;)。
でも、その後の…犬の社会に紛れ込んだ狼に雌仔犬二匹がじゃれ付くようなシーンで、本作の"深み"はちゃん
と描かれます。何故、雌は危険なニオイのする雄に惹かれるのか?人間も動物だから、本能には逆らえない…
しかしそんな人間が野生を粗方捨てて失ったもの、得たものはナニ?…そんな思索を促しながら、少女の純な
思いと怪物が人肉を貪るサマが同列で描かれる。ホント面白い原作です。だから作画はチョイ乱れても、演出が
見誤なければちゃんと面白くなる。で…"後藤"とその手下登場、ヤクザを殲滅するシーンでは原画も上手い方
が入られてハクリョク充分。さらに市長選に立候補する"広川"。アタシ連載当時、この"戦闘実験"と立候補の
コンボで身体全体がワナワナ慄えましたよ。イカちゃんにはこんな侵略ムリでゲソ。思索、純愛、駆け引き、
暴力、ホラー、そして戦慄の展開。本作の原作には"マンガの面白さ"全てが詰まってます
未だに本作の
"火消し"を試みるゴロツキさん方は、もう"結果"は出ちゃってるんだから諦めなさい。…うわあ!"島田秀雄"
の石田彰だけでなく、"広川"は水島裕!"後藤"は井上和彦!怪物どもみんな、昭和のスター男優さんばっかり
じゃん(^四^;)!こーゆートコもオモシロい。で、次週はお休みですね。制作猶予が出来て良い良い。
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12/12、22:15付記。
○「ヤマノススメ セカンドシーズン」・22話
この、美麗なレイアウト・美術も、BGMも劇場版なみの15分番組も、残すところあと2話のみ。最後の谷川岳登山
です。キャラの歩みも演出の足取りも堅実、着実。主役の二人が幼い頃の思い出を取り戻しつつあります。
感動させられる予感がして来ました。登山と宇宙開発は「高みに登る」感覚が良いですね。キャラもクラクラ
するほどかーいーけど、「萌えだけではない」どこかを目指して、さぁ、あともう一息。終わるのが惜しいです。

○「デンキ街の本屋さん」・11話
今回も原作の良さを崩すコト無く面白かったッス。トホホ感動の幼少期思い出話、毎度の先生ちゃん
イジリのギャグ編、そして腐ガール初めてのキス…の豪華三品立てコース。

担当はシリーズ構成ライター脚本、稲垣隆行監督コンテ…というコト無い布陣で、ナニも文句無い仕上がり
でした。とはいえ…↑このオリジナル企画もやれる旗艦級戦力を投入したワリには、何だかノリが足りない?
ような気もしたのもまた事実で…。このスタッフ様方で、この原作のネタだったらもっともっと面白くなった
ハズだ…アタシはそう思えたのですが…本作、一体どういうワケなんでしょう…何だか最高のプロドライバー
と混じりッ気ナシの燃料を搭載したのに、エンジンの回転数が上がらない?みたいな感触がするような…。
コレは…やはり萌えスケベモノ(エロモノではない)は初めてのシンエイとの足並みが揃ってないんでしょう
か…?判りません。ナゾです。1本目、幼き日のエロ本Gメンのエロに興味津々の様子、「私の秘密教えてあげる!
実はメガネなの!」とか子供らしい好意の示し方とか、その「好意をどう示していいモノやら判らない」幼さが
間違って「私、エロ本大好き!」なんて間違った方向(笑)へ行っちゃうとか、もうちょっと作画演技に気合こめて
描いていただければ…スゲー可愛かったと思うんですがなぁ。「エロ本とBL本の交換で始まる純愛だってある
のだ(笑)」という本作ならではの重要なアプローチ(笑)、充分に80点クラスの笑いとナミダの仕上がりでは
あったのですが…出来れば100点満点で観たかった、というのは原作ファンの身勝手な思い込みなのでしょうか。

2本目は全く原作通りの駆け出し女性漫画家赤ッ恥観察日記。コンテは全く問題無し、しかしもっともっと先生
ちゃんのみっともカワイさを強調出来たような…そして3本目。シリーズ全体のクライマックスの一つと言って
イイ見せ場でしたので、ココはもう少しコンテも、腐ガールの感情の爆発を(本気で)盛り上げた後、「LimeCat」の
オトシを鮮やかにキメて下さったらスゲー笑えたんじゃないかと思うんですが…。総じて、制作陣のノリとネタ
へののめり込みがもう一息あれば素晴らしいモノになったのに、なんか事務的作業で済ませられちゃったよう
な…そんな気がするのですが…。コレもやはり原作カワイさのあまりのヤブニラミなんでしょうか…。
でも最初に書いた通り、問題無くオモシロかったですおお、次週はお花見で最終回ですか?

○「SHIROBAKO」・10話
コレまで「蟲師」のように、演出と編集にミッチリした密度と緊迫感があった本作、今回はちょっとユル目?
でしたか?でも模式図的な演出を使ったりして判り易く、物語も「えくそだすっ」コンテ脱稿とアフレコ完了
という一応の節目を向かえてイイ句読点となってました。さぁ、ココからが本当の地獄だ…(^血^;)。
今回のテーマは「転進」。CGオペレータの美沙ちゃんもイイ労働条件の会社に辞表を提出したけど…え~ッ
デスクの本田もムサニ辞めちゃうのォ!!?
コレまで「確実にこのヒトがムサニの要、運行の中心の"車軸"
です」という描写が重ねられて来てたから、こ、こりゃイタい。いたたた。ソレで彼の夢を「ケーキ屋さんになり
たい」とかいう、一見世迷言めいたモノにしてたのか。まさか本気だったとは!…というサプライズ効果もタッ
プリに「いち抜けた」宣言。こうして"中心軸"を失ったムサニに残るは…あ~っ!進行頭の矢野(金髪ツインテ
ちゃん)まで「先越された」とか言い出してる!そ、それで彼女のキャラも本田のように頼り甲斐のあるタイプ
でなく、どちらかと言うと影薄く描かれてたのか…(観客がキャラに情を移すと引っ込め辛くなっちゃうし)?
こりゃ最初に先輩の進行・落合が別スタジオに引き抜かれた時に気付いておくべきだったか…!コレじゃ宮森
孤立しちゃうじゃん!…まぁ、こうなってしまうのも仕方がありません。一生机に齧り付く作画畑と違って、
制作班はとにかく意欲と体力だけが勝負。エネルギッシュな若さを持っていないと務まりません。だからみんな、
時が来ると"アガリ"を迎えてゆく…。うッわー。こんなキツい展開になるとは思わなかった…!
…まぁ、ソレでもとにかく目先は「えくそだすっ」最終話を仕上げるしかない。その地獄の中で、最後に本田や
矢野の助けを得て彼女は一人前になってゆくのでしょう。「たかが一本・1クールのアニメを制作する部署に
立つというコトが、どれほどの重圧か」。そうか…。本作、「1本のアニメ作品の重み」を描こうとしているのかも
知れません…。ともあれ、今回主人公に捧げられた「お前は最終的に何がやりたい?」という言葉、およびスケ
ジュール管理の迷宮回廊を走りつつ「私も考えなきゃ…!」と呟いたセリフ、また対比される美沙の「物語を作
りたい」という一途な思いから察するに、将来宮森も演出畑へ行くモノだと思うんですけどなあ。ああ…しかし
彼女の回想のカタチで挿入された「アンデスチャック」の最終回内容が「一度丸焼けになった小屋に涙し、奮起
して新しい小屋を建設する」
なんてな絵だったトコを観ると、コレが彼女の行く末の不吉な暗示(笑)であった
りしませんように…と祈るばかりです(^へ^;)。とにかく完全オリジナルの本作、先行きが読めません…!
物語内容でなく、実際の「SHIROBAKO」制作状況の方も今回は作画監督6人、原画勢18人、二原15人。動画も専門の
制作を立て、バラ撒いてるみたいです。総力戦の様相を呈して来ました。頑張れ…"アニメ界の良心"、P.A.WORKS。
そーいや、今回はフリー作監・原画も集めての作打ちとか、最終回アフレコ終了後打ち上げ(スタジオスタッフ
のみ)とか、アニメ界の細かいデティールも描かれました。声優さんにとっても、特に売り出し中の者にはこー
いった飲み会はよい顔繋ぎになります。宴席で意欲を見せたり、ノリの良いベシャリを見せたりすれば「このコ
アドリブが期待出来そうかな」と覚えてもらえるかも知れない。この辺りは、フツーの企業なんかと変わりませ
んね。作品全体の打ち上げと違ってアフレコ単位のは、どこの作品もやってるとゆーワケでもないようですが。

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12/14、23:00付記。
今期、アニメ御かんそは「今はコレが精一杯」として、非常に限られた本数のみに絞って書いて来ましたが…
なんか、アタシの選んだモノの内ではパッとしたのが無いような。「この作家様なら大丈夫!」とスタッフ布陣
で選んだモノは、なんか「デンキ街」も「繰繰コク」も「出来るコトをやっている」ってカンジですし…「蟲師」は
静かに、静かに着地しようとしていますし…「甘城」はあんなチョーシ(^へ^;)ですし…(笑)。で、「今期は皆様
お疲れかなぁ…」と諦めかけていたんですが、ココへ来て未見のままパスしていたモノの内で、なんか評判が
イイらしいので、この日曜日にポッと時間が空いた隙に今更ながら飛ばし飛ばしみてみたモノがあります。
○「結城友奈は勇者である」
最初は↑このタイトルと「勇者部」という設定を聞いただけで、「あ~またアタマの足りない子ちゃん向けラノ
ベ原作か」と思って1話も観なかったんですが、コレ上江州脚本×岸監督作品だったんスね。上江州脚本は組み
立てが論理的で「今何をやっているか」がスルスル伝わって来るので、飛ばし飛ばし観ても問題無かったッス。
企画そのものは「まど☆マギ」の焼き直しのようなセン、導入も設定を長々と口でベラベラ説明しちゃうラノベ
ノリ、「プリキュア」か「ビビドレ」風の集団戦闘ヒロインモノ、敵は使徒っぽくソレとの交戦方法もパンチ、巨大
な斬撃、束縛、後方支援…と戦闘ラノベ系のテンプレ、「まど☆マギ」の杏子そっくりの4人目登場、その声と性格
は飛鳥ラングレーそのもの。最初の内こそ「二匹目のドジョウ狙い企画で観るべき新しいモノは無いか…」とか
思っていたんですが、しかしサスガ上江州×岸コンビ作品、決して飽きさせるコト無く進め、各話演出や作画陣
もシッカリ支えて迫力充分、さらにこのコンビ作品らしく、キャッキャウフフの日常パートを描いてても「このコたち、
タダでは済みませんぜ」…という不吉な予兆も忍ばせておく周到さ。総じて上江州×岸コンビの「まど☆マギ」
+「なのは」路線…?」という受け取り方で観ておりました。「企画自体は凡庸だけど、頑張ってる?」…と思って。
しかし最新の10話で「この世界の正体」が明かされる段になると、途端にこのコンビの作家性が鮮明に出て来て。
「Devil Survivor 2」にも似た終末観がイイね(^血^)!ッてカンジもしますし、「「まどか☆マギカ」は自己犠牲
を悲しくも美しく描いてたけど、本当に「"みんなのために犠牲になる"とはこういうコトだ」…と身体の機能を
一つ一つもぎ取る残酷さで作家としての反論を示したような気もしますし、企業の思惑の中ですり減らされて
ゆくアニメ作家たちの悲哀を描いた寓話としても観られるような気も?しますし、ナニよりも「右翼的趣味の
設定作家が書いた自己陶酔世界かな?(^へ^;)」と感じられたこの世界の宗教観が、実は伏線だった!と明かす
タネアカシは、何もかもがストンと腑に落ちるカンジでした。ジブンは右翼思想の中で特攻賛美を描いたよう
な作品には吐き気を覚えるんですが(「さらば宇宙戦艦ヤマト」とかね(笑))、この持って行き方なら…ちょっと
ヒネクレたモノの見方ですが、「二次大戦中に「みんなを守るためだ」と信じて散り、しかし真実は敗戦を長引か
せるため使われた手駒の一つに過ぎなかった、んで敗戦で結局ナニにもならなかった」兵士たちの霊に捧げる
挽歌」として観てもナットクいく気がします。「ミギもヒダリも深く頷きこうべを垂れる悲しさ」。「大人として
の冷静な常識」があるんですよこの御二人の作家様には。とてもナットク出来るハナシ運びでした(10話まで)。
この御二人の作品の内では、「蒼き鋼のアルペジオ」ほど長持ちするネタでは無いかも知れませんが、ゼヒとも
「売れて欲しい作品」になりました。次期の「暗殺教室」にも期待致します。それにしても、猛烈に働かれますね…。

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○「蟲師 続章」・19話
↑上では「静かに、静かに終わろうとしている」だなんて知ったようなコトを書きましたが、とんでもない。
「蟲師」がそんなにアッサリ終わるはずも無いですし、人間の恩讐というモノが、そんな唯々諾々とこの世の
流転の中に片付いてくれるはずもありませんでした。おぞましい、ある意味、まことに「本作らしい」一本。
2期では6話「花惑い」にも近い…いや、それをも上回る…まさに身の毛もよだつ、そして後味の悪い話でした。
本来、本作はこのように「恐ろしさ」を描く物語が多いです。村全体が全滅するような凄惨な話もありました。
終章に差し掛かった本作では「肉親の死」という題材が執拗に反復されます。それも「失いたくなかった息子を
失う母親」から「間接的に息子を殺してしまいたかった母親」へ、そして今回はついに「肉親同士の殺意の応酬」
へと…まるで肉親という最も近しい人間関係の中にも渦巻く愛憎の坩堝のただ中へといざなうかのように。
これまで幾話も、幾話も「蟲のもたらす惨禍に抗い、翻弄され、時に生命を落とす…そんな人々の生きざま」を
描いて来た本作。しかしその終章ではとうとう、そんな人々の「心の本質」にまで迫ろうとするかのような勢い
です。「漫画の中の文芸作」ですね「蟲師」は。
物語は"怪異譚"というより、まるで殺人推理劇のように進行します。しかしやがて待ち構えるおぞましい終劇
のため、「生きた人間の皮膚に寄生し菌糸を伸ばす苔類」「それに覆われた身体」という、夢に出て来そうなほど
ゾッとするイメージを予めあしらっておき、やがてそのイメージと同様に「蝕まれた心」へと観客を誘導する
構成。男が本当に蝕まれていたのは「身体」で無く「心」だったのかも知れません。しかし男をそう仕向けたのは
蟲ではなく「人間の心」そのもの。それも「愛情」。愛する娘を殺したのは同様に仲の良かった弟だった…そして
弟は兄を慕うあまりに娘の死因を言い出せず、芝居を打った。それを聴かされた時に兄は弟を殺し、やがてその
"死"に引っ張られるように己も自滅する。…最も可哀想なのは残された弟の息子。父親が草に分解され、泥に
なりつつある骸を目撃し、「自分を父の代わりと思ってくれ」と言ってくれた伯父を愛そうとし、しかし父親を
殺したのは伯父本人であり、あまっさえ自分をも手に掛けようとした…自分を息子同様に育ててくれたのも、
その罪の意識から逃れるための自己欺瞞だった、と知らされる。そんな体験をするとは…これが大人なら仏門
に下るような道も見出せるでしょうが、子供の時にこんな凄まじい思いをさせられちゃ…今は、この子の将来
が、そんな因果の泥沼に引き擦り込まれないよう祈るばかりです。しかし、そんな地獄を招いたのは、今回は蟲
ではありません。「人間の心」そのもの。そして、何の救いももたらされません。これで、おしまい。
昔の村社会でも、こんな殺人劇は幾度と無く繰り返され、その度に神隠しのせいにされた事例なんか数限り無く
あったのでしょうね。…ジブンは今回の話を観て、沖縄の竹富島に残る伝説を思い出していました。宮崎駿氏の
初監督作品「未来少年コナン」の理想郷・ハイハーバーのモデルとなった島。珊瑚と花々に彩られた、夢のように
美しい小世界です。しかし耕地面積が少なく、人口増加のたびに「選り分け」が行われたそうです。それは誰に
でも公平に、ある日前触れも無く島の中央で銅鑼の音が鳴らされる。その音を聞いた者は、必死に村に戻る…
そして定員がいっぱいになり、それまでに戻れなかった者は老若男女問わず首を斬ってしまったそうです。
この話を聞いた際、ジブンは「ああ、この掟は村の権力者のいいように使われたような部分もあるんだろうなぁ
…気に食わない者が遠く漁に出ている際を狙って銅鑼を鳴らすとか」と思いました。夢のように美しい島・ハイ
ハーバーでもそうです。「にゃんぱすー♪」なんて言ってられるのは衣食住が満ち足りた現代だからこそ。
人間は悠久の未来まで、こうした「人間の心」そのものと戦い続けなければならないのでしょう。
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12/16、2:00AM付記。
そうだ。ただ、「結城友奈」の気に入らないトコロが一つありましたので、ソレを付記しときたいと思います。
上江州×岸コンビ両氏の頑張り、働きに関わらず、企画側が「こんなネタがウケているようだからソレらの
寄せ集めで行こう」
と、既視感のあるパーツを寄せ集め、個性も創意も無く「当てに行って」いるところ。
この作品のキャラ集合絵を見せられても、パッと見に「あ、新しい作品だ」と見分けが付かないし、惹かれない。
類型的なタイトル、類型的なキャラ、類型的的な作品世界、類型的なネタ。ステマを積極的に使うのも気に入ら
ない。この作品で目新しいのは、美術設定くらい?(メカデザインも頑張ってますけど、コレはどの作品も頑張っ
ちゃってるので…)コレでは脚本や監督、そして作画陣がいかに頑張ろうと、その他多くの凡作群のイメージに
埋まって新鮮味が薄れるし、将来的にも「アッと驚く、観たコトも無いような作品」が出にくくなってしまう。
ファンダムに爆発的に迎えられ、二次創作にも傑作が頻出した「まどか☆マギカ」に比べて、本作は火の付きが
悪いように見受けられるのは、そういった点にあるのか、と思う。いや、しかしコレ、ある程度仕方の無いところ
はあるのかも知れません。既に長きに渡って1クールに一本、などというキチガイじみた本数を作り続けさせら
れスタッフの創意も体力も擦り切れきっている昨今、余裕も休みも無くケツを叩かれ「新作を、新作を!売れる
モノを、売れるモノを!」とせっつき回されるばかりでは、余裕の無い企画・製作期間で「キャラはアレで、作品
世界はコレの類型で、あのセンでこのセンで」と企てるプロデューサーや企画作家(この場合、上江州氏のコト
ではありません)が出ても仕方が無いのかも知れない。近年はKADOKAWAラノベ系企画はモチロンのこと、芳文
社の萌え漫画群も、確実にこの"類型化病"に陥っているように見える。
やっぱ"萌え企画"ってダメかも知れない。ジブンは「深夜アニメ帯の顧客層にカネを出させた上で、制作陣の
作家意欲・創意も満たせるシゴト、その双方を天秤に掛けるならある程度、この枠組みの中でモノを作ってゆく
しかないだろう。そうすりゃ「まどか☆マギカ」みたいに「この類型を逆に利用して、観客をギャッといわせる
モノを作ってやろう」」と試みる企ても出るかも知れない…と思って、「「ゆゆ式」は見事、「キルミー」「のんのん」
は◎、「きんモザ」「ごちうさ」はダメ」…とか言って来た(笑)んですが、そもそもこーいった顧客層は脳の同じ
部位に同じ刺激、同じ快感を求め続けますし…。ソレ言ったらKADOKAWAラノベ企画はもっとダメだ。何も生み
出さないどころか、業界全体を活性化させる「新機軸」の芽を潰して回っている。やはりKADOKAWAはロクなコト
しねえ(笑)。まぁ、「結城友奈」は二匹目のドジョウを狙いながらも何とかなりましたけど、コレは特異な例で…。
で、毎度のコトながら我田引水的誘導で同じ主張を繰り返すコトとなります(笑)が、やっぱ「ガルパン」
がイイんですよ
萌え客層のニーズ(笑)を満たした上で、スタッフ陣の「戦車戦が描きたい
んじゃァ!!」
というミリマニアならではの"創意"を怒涛のイキオイで走らせた結果、あのような
爽快な作品が出来上がったワケで。
「萌え企画はダメだ」ナドという声が出始めれば、そう遠くなくジャンルは衰退
します。ラノベが売れなくなったのと同様に。そうならないために"類型化"
だけは避けるようにして下さい

以上、そう但し書きをつけた上で、「結城友奈」はイイです(笑)。「織田信奈」がイイ、と言った時と同じキモチ。
あ、「シンフォギア」が出た時にも似てるかも知れない。

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○「繰繰れ!コックリさん」・11話
お、オ、面白い(^血^)。昭和の素直さと平成のアブノーマルが見事に融合(笑)。可愛くもヒネクレつつ
素直で変態!!
メッチャぷりちーだしグロだし倒錯三昧だしエリクサーはジェネリックだしコックりさん
は育児疲れで過去最大のストレス溜めるし乳児はカニバリズムだしタマは乳児死体愛好家だし、こひなは
再び消化されるし、さらに女装美少年化してこひなに唾吐き捨てられるコックりさん最大のピーンチ(笑)!
なんか声優陣もスゴくタノシソーに演じておられるし(特に小野氏と中田氏)(^血^)!!

ヒッジョーに単純な話に見えても、全ての性的倒錯(笑)とカワイい魅力がドロドロに融合…じゃない、
笑わせつつもキッチリ物語全体の帰結も描く周到さ!!ついにこひな、コックリへの"愛情"を吐露!!
やったー♪!!\(^四^)/こひなが素直になった♪素直になった♪!!
コレが平池監督作品なのです!!変態バカ騒ぎを描いてても、全体のテーマは描き切るのです!!

…ッて、コレ「作家」として当たり前のコトなんですけどね。世に溢れる他の凡作が、そんな「当たり前のコト」
をもアヤフヤにし過ぎ。平池監督が選ぶ原作が、そしてその手掛ける作品が、「訴えること」無く終わるコトなど
あり得ぬのです。コレこそ、きっと「作家性の帰結」とでも呼ぶべきものなのでせう。
今まで散々イタブり、ワガママを言い、からかい、甘え尽くしてきたウルサいおかん。そんな彼が自分のコトを
忘れて「何か別の存在になってしまう」と感じた時…"人形"の殻を破って現れた彼女の本心は、ただ、
その袖をギュッとつかむコトだけでした。ソレだけで充分です。ソレで充分です。"人形"が、ついにその
「己の意思」で動き出した瞬間です。もうこの時点から、彼女は"人形"ではなくなりました。


…こんな物語ラインを見ていると、アタシは、フと池端隆史監督の「ぽてまよ」を思い出したりもします。
アレもカワイさと性的倒錯と素直なキャラと流血ギャグがゴチャマゼになった作品(笑)でした。しかし、似て
います…アチラも、キッチリとテーマのある流れでした。単なるペド変態さん向けコメディではありませんで
した。しかし…ソレだけに作品の終幕はキッチリシメてもらわなければならないはずでした。出版元からの
「いつでも2期をやれる終わり方にしといてネ!」…だなんていう、思い上がった欲張りな要求があってあんな
終わり方になったのか、それは判りません。しかし…。主人公・素直がみかんという「救い」を見つけた時点で、
ぽては死ななければならなかった。一度殺しかけたのですから、キッチリ「死んで」もらわなければならなかっ
たでしょう。ソレでこそ作品の「意味性」が浮き立つとゆーモノです。テーマを描き切った後、「死んでから生き
返らす」方法なんて、いくらでもあるのですから。素直には、二度目の「別れ」を体験させなければならなかった。

今思い返しても、残念で堪らない作品です。しかし、好きでした。ドラマのように~♪るっふるんふん♪

そして…。次回、本作も最終回。サブタイトルは「DESTINY!」なのです。素直さを垣間見せたこひなに、一体どんな
「運命」が訪れるというのでせうか。次回「繰繰れ!コックリさん」、その終幕。コレだけは決して観逃せぬのです。
ジブンは今期御かんそを扱って来た作品の中で、やはりBDを買うとしたら本作になりそうなのです。
たりらりらりら♪DANCE DANCE DANCE!♪ けもけもけも けもけもけ~♪
 
 

週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、12月初週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年12月 6日(土)00時34分58秒
返信・引用 編集済
     ★週一のペースちょぼちょぼ続ける「今はコレが精いっぱい」御かんそ、12月の始め。

○「寄生獣・セイの確率」・10話
どうも、先週危惧した「1週分の制作の巻き」が入ったコトによる悪影響が出て来た?…ような気がします?
なんか海外作画のような…もっさりとした作画の演技。人間に擬態出来なくなったパラサイト"島田秀雄"
の作画なんてユーモラスで、時として笑いたくなっちゃうほどで。…EDスタッフロールを観ると作画監督
6人、原画17人、第二原画6人。協力スタジオに"drop"の名が。検索すると、ココは国外業務委託の日本窓口会社
なんだそうです。…あ~。「SHIROBAKO」を観ている方なら、制作スタッフ様方がどんな状況に襲われているか
薄々お判りになるんじゃないでしょうか?
演出は悪くなかったと思います。コンテは普段より大人し目で、コレといった技術も見られませんでしたが…
(コンテマンが女性のせい?)、本作は、まるで昔の名作モノや日常学園ドラマの作法の中で惨事が起こる、と
いう文法がキモですし、毎回見せ場になると監督が(きっと)コンテ直しや編集でシメて下さってるのでしょう、
"島田"が村野の3組を襲う下りや、ラスト決着の剛速球(笑)の場面は、いつも通り迫力が出てました。…しかし
やはり、今回は主人公の周囲で最悪の大惨事が起こる回だったので…ココにチカラを注いで欲しかったなぁ、
という原作ファンとしての遣る瀬無い気持ちはあります。されど、思い起こせば…自分がよく「感銘を受けた
玄人好みのSF作」として名を頻出させる「新世界より」の中盤のクズレ方は、こんなモンじゃなかった(^血^;)。
当時、何度心臓が締め付けられるような思いを味わったコトか(笑)。けれどその苦しみを乗り切ったおかげで、
終章間際は慄然とするようなテーマを描き切ってくれました。その時の舞い上がるような高揚感。本作も、アレ
と同等のモノを味わえるだろう、と固く信じています。当時、御一緒に「新世界」観ていた方は「観ててよかった!」
と思ったッしょ?制作の遅れは、正月特番が入る年末年始で取り戻せるのでは?…その際はスタッフ様方、元日
も休めないコトになりそうですけどなぁ…。まぁ今回に限っては、原作を直接読まれた方が受ける衝撃は大きい
かも知れません。連載当時、膝が震えましたよあたしゃ。転がる男女生徒の死骸描写がリアルでなぁ。…そして
やはり、惨殺シーン以上にチカラを入れて欲しかったのは…ラスト、一緒に登校する新一と村野のビミョーな
雰囲気です。こーゆー場面が他の作品には無い本作ならではのキモだと思いますので、「新一の身体の変化に
疑念を抱き始めている、しかしソレでも好きだし感謝してる…そして、言い出せない」村野の気持ちはしっとり
余韻を込めて描いて欲しかったです。…この辺りは、アニメ版の「急ぎ足過ぎる」構成の難点が再び現れた、って
カンジでしょうか?
でもやっぱ本作、面白いッしょ?ラストの、髪の毛を抜き合う仲良しJS…というほのぼのとした描写で、、その
裏に潜む社会不安を描くリアリズム。まさに2014年現在、連載当時から数えて20年後の未来を予測したような
作品ではありませんか。度続く地震、我が子を殺す親、そして急性癌でバタバタ倒れる人々。現実の方がコワい。
…ソレにしても本作に対する"火消し"ステマ攻勢も、ヒドいですなぁ(笑)。

○「デンキ街の本屋さん」・10話
傑作です!(^四^)久々に原作のアジを損なわない、ギャグツカミ→マジな恋愛シーンへの流れ、という
本作ならではの正規のコース料理を味あわせていただけました(^o^)!本作に関しては、4話の段階で「なんか
観たトコ下品なギャグをなるたけ排し「フツーの純情ラブコメ」路線にされようとなさってるカンジ…?」とか
「つもりんコーチでチョコ造りに挑戦する話、アレ相当笑えたので(4人娘がバカ過ぎるキライはありますが)
4話でやっちゃっても良かったんでは…」とか書いてたんですが、そーですか、やっぱり「恋愛路線をやるため
には女子連のキャラがバカ過ぎて基調の切り替えが難しい」ので脚色を加えてたんですか。その証しに冒頭の
チョコ造り挑戦、あくまで野外ステージでやっていたコントであり、4人娘の本来の精神構造とは別です…との
表明が来ました。…別にこんなのは、例えば森脇監督のような優秀な演出家なら作内のニュアンスの切り替えで
「ココまではジョーダン、ココからマジです」といくらでも観客に伝えられるモンだと思うんですがねぇ。やはり
森脇監督が「監修」のポストに退いちゃうと、そーゆー"腹芸"も効かなくなりますか…。なんてコレまでの経緯を
幾分残念に思ってても、ソコは気に入ってる可愛らしい作品。カメ子の恋も、フツーの萌えモノだと単なる萌え
描写で終わっちゃいそーなトコを、裏につもりんのチクッと来る痛みを織り交ぜるコトで一本道にしません…
こーゆートコを見てると「ホラ、イイ作品でしょ!?」と知らぬヒトに勧めたくなっちゃうんですよなぁ。

今回は、ギャグとマジ恋愛のブレンドも絶妙。カメ子やつもりんの思いもシットリと絡ませた上でギャグも入れ、
そして非オタんとカントクのネカフェで一夜、のシーンはココぞ!とばかりにチカラを入れて来られました。
思いのヒトに触れられたい、抱かれたいシャワー上がりの肌をチラ見せする演出が、この上なく上品な色気で。
こうでなくっちゃイケナかったんスよ「デンキ街の本屋さん」は…とナットクする、完成されたサジ加減でした。
先週書きましたように、さもしいエロは入れちゃイケナい。かといって下世話なギャグもハズシちゃイケナい。
けっこデリケートな、難しい原作だと思います。…しかし森脇監督作なら、きっと!…と信じた1話時点での期待
が、ココに来てようやく満たされた思いです!…クライマックス、身体は受け入れ態勢OKでも、カントクの心
をキチンと確かめた上でなければ抱かれるワケには…とハッキリ口にする非オタんの処女ならではの純真さ。
他のブースはエロゲ欲しさに徹夜しているオタ客層で満員のアキバのネカフェでも、こんな純情な恋がある。
ココの叙情性抜群の盛り上げ、サイコーでした!!さらにコレでもか!と重ねられるオチは「一方の幸福と
一方の涙」。そーですよ下世話なギャグで覆っててもコレがあるのが「デンキ街」なんですよ!!!
イッコの文句の付け所も無い、「「デンキ街」の完成品」を今回こそ拝ませていただけました!!
…初回からコレなら、絶対にBD買ってました。
今、主題歌「齧りかけの林檎」聴きながら涙ぐんでます。

○「SHIROBAKO」・9話
12/7、23:15付記。
毎度のコト、ドーナツ五人組のそれぞれの現状から。初めてCGオペレータの美沙ちゃんにスポットが当たりま
した!「ZooParkStory」の動物CGに憧れた、とのコト。動物がやりたいのか…。今回はこのコのエピソードかな?
と思いきや、次は新人声優・しずかのガヤデビューへ。さらに社長とラインPは今やってる仕事の次回作受注を
取って来る交渉に奔走。戦闘・萌え・友情と三拍子揃った原作を獲得出来りゃヒットも望めるんでしょうけど、
「原作を愛する気持ちは誰にも負けない最高のアニメ化スタッフが仕事を請け負える」とは限らない、というの
が社会の実情。一方、初めてで緊張しっぱなしのしずか、張り切って作品のDVDレンタルして全話観て、バイトの
休みを二日も取ってまで練習したのに、本番のスタジオではマイクとの距離感(録音された際の音場における
キャラの位置)がつかめない。笑われて、大勢の後ろに縮こまり、己の今…"役者"というより"効果音係"に近い
現実を噛み締めます。い、痛い、コレは心がイタい。…そんな、様々な人々の群像劇本作はその回が
どんなテーマになり、誰が主役になるのか、成功するのか失敗するのか五里霧中です。ソコがイイんですよ!
最近、こんな「先の読めなくて次回が凄く気になる」作品に出会えました?アタシは久しぶりです。「先が気に
なってつい観ちゃう」テクなら岡田麿里さんなどが得意だと思いますが、本作はソレとはまた違ったハラハラ
するカンジ。「仲の良い友達が命綱無しの綱渡りやってんのを見守る」みたいな?そしてこのような、断片的な
各々の描写が連ねられる脚本に、各回に一つずつ、通底しているテーマがあります。今回は、"苦労"
目指す"希望"への遠い道程。抱いた夢と遥かに遠い現状を噛み締めさせられる毎日。私に這い上がれるのかな…。
将来安泰な椅子を手に入れたのに、ソレを蹴ってまで夢を追っていいのかな。ひょっとして、凄くバカな夢を
描いてるんじゃないだろうか。…「夢を追うシゴト」をテーマに据える以上、絶対描か
なきゃいけない"現状"。本作のテーマは「初心」と"夢"そのものです。ソレを輝かせるために、対比さ
れる"現実"は絶対に描かれなきゃなりません。
…ソコのアナタ、「苦労ばかり見させられても楽しくない」な
んて言ってるようじゃ本作は観れませんよ。宝石の原石は、その本当の輝きを身に付けるまでに必ずヤスリで
磨かれなければなりません。その"輝き"が見届けられる日を楽しみに彼女らを応援するのが本作。しずか
が二度目の挫折を味わう時、もらったガヤセリフ
(「頑張ってー!」「諦めないでー!」など)が同時に彼女への応援歌にもなってるコトに注視して下さい。
本作は、ソコまで「脚本意図が読める」観客向け作品です。あぁ、胸が熱くな
って来た!!

しかし、そんな"ストレス"ばかり描いていちゃ娯楽作品になりません。今回はどんな、「アニメ制作をやってて
良かったコト、嬉しかったコト」が描かれるのかなぁ、と見守っていたら…Bパートをカッ攫って行ったのは
監督だ~ッ!「えくそだすっ」最終話コンテ、ついに脱肛いや脱稿ッ!やっと上がッた~!!!
ジブンはこのシーンで、本作始まって以来4度目のナミダが滲みました。
「感動した」とゆーより"ウレシ涙"
です。頭を抱え悩み込んだ作家の元に「創作の天使」が舞い降りて来る瞬間。錆付いた重い扉が動き、その
向こう側のまばゆい光が目に飛び込んで来る…その高揚感。作家のみが手にするコトが出来る苦労の果ての
ご褒美。…得られたクライマックスのイメージは、この監督…ちゅーか(現実の)水島監督らしく
メチャクチャ
(笑)なモンでしたが、イキオイにさえ乗れば何でもアリだ!!暴徒化するファンだ
ろーがカウボーイだろーが行け行け行っちゃえ!!好き放題やっちゃえ!!"ノリ"こそが作家と
観客を繋ぐ心の架け橋よ!!
…完成後のそのノリを観客が受け入れてくれるかどーかはまだワカ
ランけどな!!
(特にオリジナル作品である本作は先が読めませんし(^血^;)。

ともあれ、やっと「えくそだすっ」、完成に向け動き出したー!!(観てるコッチまで)長かったー(笑)!!
その分、宮森や絵麻にオソロシい程の仕事量が後詰めになってるんですがね。ああ…忍び寄る最終話の轟き…。
脚本は吉田玲子女史、妙なノリがあって現実と幻想が交錯する(笑)コンテはオールマイティベテラン演出家・
湖山禎崇氏でした!サブタイ前、ツカミの宮森の幻覚(笑)で原動画の縫いぐるみたちに「絶対ムリ!」と叱られ
るシーン、子娘どもがファミレスの窓外に見る宝船の幻覚などが愉快。いや笑っちゃいられないんだけど(笑)。
そーいや若き監督の混乱した脳内を交通整理し、求めていた最終地点を思い出すよう誘導してやるベテラン
脚本家の存在感も忘れるワケにはいきません。自分からグイグイ物語を引っ張る脚本家氏も大勢おられますが、
こういった燻し銀の縁の下の力持ちがいてくれなきゃ若い才能は育たない…まさに、昨今の吉田玲子さんの
働きぶりを地で行くようなキャラ。さりげなくモバイルメモツール広げる様子を見せて自然に「プロです」と
示すトコなんざイイですねぇ。しかし考えてみれば、こんな軽く見飛ばしちゃうような1カットにもキーの一つ
一つを描画して貼り込んでる美沙みたいな部署のヒトがいるかと思うと、今更ながらトンでもねえなアニメの
作業ってのは…。コレがもう少しでも複雑なオブジェクトになると、もう貼り込みじゃ無理になってCGチーム
の出番、そしてCGと手描きの同期までしなきゃならなくなる。本作を観て、その途方も無い煩雑さ…賽の河原
の石積みのような(笑)苦役の実態を知って、その職務内容に恐れおののいたヒトも多いでしょう。ついでに、
今回のお話を観て「監督無能」とか「期日通りに上げろよ」とか言ってる方々にもヒトコト。多分アナタ方は
、一生エンタティメントの現場とは無縁の人種でしょう。あの、最後に監督が閃いた"イメージ"と"アイデア"。
アレが無ければ、絶対に面白い創作物は仕上がりませんだから周囲の人物たちがアソコまでヒヤヒヤ
してるんです(笑)。でなければ殴ってでも言うコト聞かせますよ。ソレで「面白いモノ」が仕上がるのだったら。
ソレこそが"才能"。"作家"という職種へのパスポート。ああ…本作、「解説すれば判ってもらえるだろう」「そして
面白さも感じてもらえるだろう」デティールが多過ぎて、御かんその字数じゃ足りない。
さらについでですが、美沙が己の夢を語ったセリフ・「子供も大人も楽しめる、元気になれる作品」。
ソレって「ガルパン」そのものじゃん!!!


○「甘城ブリリアントパーク」・10話
今回のアヴァンで、ようやく「ショウビズの素晴らしさ」の片鱗が描かれたような気がします。今までずっと、
コイツら「"ショウ"がやりたくて人間界に来たワケではない」し、「ショボいパーク経営が上手くいかない」
描写の連続でしたし、偉そうな主人公が有能なアイデアを示すワケでもなく「経営改善の手駒は棚ボタ式に
転がり込む」だけでしたし…(主人公の行動に見せ場がなく空っぽに見える)。で、姫君の悲劇的境遇が描かれ。
…なんか、京アニ自体が危機に瀕しているのかなぁ?…それでこの、「"危機"がやたらと強調される」作中の
雰囲気は、スタッフ諸氏の「暗喩的独白」(愚痴とも言う)が出て来ちゃっているのかなぁ?…だなんて根拠も
無い感触まで?感じちゃったりも?(笑) でも、もし、仮に、仮のハナシですよ、京アニさんが優れた原作に恵まれ
なくてヒット作を求めて喘いでいるのだとしたら…愚痴が出る(?)のも致し方無い気もします。その昔、タツ
ノコプロも吉田竜夫というクリエイターの才能だけを頼りに経営していたので、その内に作品は悲劇的内容
ばかりになり、氏の死去と共に潰えました。現代で言えば、ジブリもそんなカンジでしょうか?…どこか外部
から優れたフリー脚本家、演出家など助っ人を連れて来ないと…。本作でパーク建て直しに呼ばれた主人公の
ように…? ↓ついでに。
現代の深夜アニメシーンは、既に限界を超えていると思います。この発狂したかのような異常な製作本数
(バブルとも呼ばれる)に、既に観客の方が疲れ切って全話チェックしてるヒトなど殆どいない状態。制作
現場がどんな状況になっているかなど「SHIROBAKO」観るまでもなく誰にでも判るでしょう。「自分の目で見て
チェックする」コトが出来ないから観客層はまとめサイトなどの批評情報に頼り、いとも簡単にステマに
引っ掛かる。そして製作親会社はアニメスタジオを経営不振に追い込み、自社商品の宣伝媒体に陥れよう
とする。…誰も「ショウビズを守ろう」となどしてません。コチラの方がずっと"危機的状況"です。
_________

12/8、17:50付記。
☆済いません、今週は出かける用事があったので、全体的に御かんそ遅れてました。
○「蟲師 続章」・15話
こりゃ重い…。
毎度お馴染み、本作「蟲師」の着想の取っ掛かり…それは民間伝承に由来するトコロが大きいですが、今回は
「雷が臍を取りに来る」という迷信によるものでした。臍。臍って何だろう?…親子の繋がり。その昔、息子が
母親の胎内にいたという証し。雷が、それを獲りに来る。…なんか、細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」
の対極に来るような話、また前回の愛する息子を失った母親エピソードと対を成すような、両極端の話です。
「子殺しをする母親。彼女は何故、我が子を愛せないのだろう?」という普遍的疑問から「こういう場合もある
かも知れない」という着想に、「雷を寄せ、それに打たれたがる子供がいる。何故だろう?」というイメージが
重なって。「雷を呼ぶ子供は、家のすぐ傍で、しかし屋敷そのものには危害が及ばぬ範囲で、常に雷に打たれた
がっていたのは何故か」「彼が、己と母親の繋がりだった臍の緒を携帯していたのは何故か。そしてギンコに
それがあれば呪われた体質から脱却出来る、と勧められても拒んだのは何故か」…そのように、断片的な問い
かけで構成された物語でした。…実の母親に(間接的に)殺されそうになった息子。そんな彼の視線から逃れ
たがり、逃れたがり、最後にはいっそあなたの雷で殺して、とまでせがんだ母親。何の解決も無ければ、救いも
無い。…もしあの日、木に縛り続けられた子供が雷に打たれて死んでしまっても母親は淡々と生きるでしょう
し、二度目の我が子が産まれれば、その子も殺しに掛かるかも知れません。そして苦しみながら、死ぬまで生き
続けるでしょう。そして、そんな女の生き様を内包しつつも、そ知らぬ顔でこの世は回り続けるでしょう。時折、
そんな「母親に愛されなかった子供たち」の「何故?何故?」という問いを代弁するかのように、雷鳴を轟かせな
がら。なんの"罰"も無ければ"救い"も与えられない…。全てが在るがままに在るだけ。振り返って、「もしこの
母親に嫌悪を感じるなら、貴方は両親に愛されて育ったのね。幸福ね」という問い掛けも内包しながら。

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☆ところで「FURY」についてですが、済いません、ジブン、アレから少し考えを改めました。
あの映画を反芻してる内に、「あ、違うかも…コレ"戦争映画"じゃなく、むしろそのフリをして寓意
的に描かれた『父と子の寓話』なのかも知れない」
と思い始めました。
マザーグースの詩みたいに、「死」で彩られたテーマ性の高いおとぎ話。
だとすれば、「史実に基づいた」印象の薄い…あの、妙にリアリティやスケール感の無い、まるで「夢の中で
起きた出来事」みたいな、奇妙にフワフワした文法やタッチも頷けます。ブラピ演じるドンが貧相な性能の
量産品戦車を「我が家だ」なんて呼んで、"息子"を一人残しソコに骨を埋めようとしたのも判る。アレ、
"ホームドラマ"なのかも
(笑)
。しかし、だとしたら「本物のティーガーが動く!そして本物のシャー
マンとの一騎打ち!」だなんて呼び込みで、しかも一部「ガルパン」をパクッてまで(笑)「二次大戦戦史に
基づくリアルな戦争映画」のフリをして語るとは…随分と手の込んだコトをしたモンです(^四^;)。その
センで考えると、むしろガッカリさせられちゃうのはミリオタ諸氏の方かも…?もしコレが仮にホント
だったとするなら、せっかく「戦史通りの」シャーマン対ティーガーが見られる!と期待したのに。「安土
桃山時代を描く一大戦国絵巻!」との触れ込みと合戦の残虐描写で話題を呼んだ映画が、まさか徳川家康・
信康のホームドラマだったなんて誰も思わないよ(笑)。
父の教え「女を抱け。犯すのではなく、優しく。人生の分岐点が来たら、そこが自分の死に場所か考えろ。そうと
     悟った場合は"家"を守って死ね。もしそうじゃないと思うなら、土に潜って死んだフリをしろ」
あ~。やっぱり"戦争映画"じゃないかも(^へ^;)。

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12/9、3:40AM付記。
○「繰繰れ!コックリさん」・話
先週、「あら…?」とだけ書いて御かんそパスさせていただいたのは、つまらないと思ったからでもなく作品が
が嫌いになったからでもなく(むしろ作品愛は高まってます。主題歌買ったくらいですし)、金崎監督コンテと
という「ココで勝負掛けずにいつ掛ける!」という絶好のチャンス回になんでこんな昭和ネタ持ってくンの!?
…という"謎"が噴出したからです。いや、原作にあるネタなんでしょうが…それにしたって毛生え薬でモジャ
モジャとか、構ってもらいたくて書き置き残して家出とか(^血^;)…スゲー昭和(笑)。金崎監督はそんな脚本を、
お得意のセンスで上手くマトメられた(サスガ!)上に、狗神のキャラの重要描写、またこひなの精神病理構造も
明らかになって来る(悪気があるワケではなく、ヒトと接しないから"他人の痛みが判らない"だけ)という必要
な回で、全く問題無い楽しいエピソードだったんですが…BGM一つ取っても、「悪フザケしてんの!?(^血^;)」
とツッコミたくなる昭和演歌調(笑)だとか、この昭和イズム攻勢、監督には何か意図があってのコト
なのかなぁ!!?
…と、ちょっと立ち止まってみたくなったから。…果たしてこの謎は最終回までに明かされ
るんでしょうか。で、今週のお話は…と観てみれば。
「神様はじめました」「いなりこんこん」でした(^四^;)。イキナリ出て来た美少女幽霊の悲恋譚。設定は
最近良く観る基本に忠実なヤツですし(アタシは、かぐや姫の「あの人の手紙」を思い出し「うわァ、またしても
昭和だ(^血^;)」とかウメイておりました(笑))、死を超えた一途な恋の話…をクリスマスツリーの飾りの如く
変態ギャグの数々で覆った…ようにも見える内容です。でもギャグが笑わせ、また「慕い人は、気付かぬ内に
ずっと傍にいた」というオチが非常に効いていて。あの二人は、やがて楓の樹が枯れる時に…一緒に成仏する
のでしょうね。それまで赤々とした紅葉の炎を燃やし続けながら…と感動させ、そしてココからが大事。全編
構成の中でも、キャラに重要な影響を与える事件でした
ラスト、楓の樹と共に佇む少女の絵(背景に
狗神が大気圏再突入で燃え尽きる流れ星が入れ込んでるのがワロタ(^血^))からEDイントロIN、そしてEDの
最初の絵が真紅の楓の落ち葉に包まれて何事か想うこひなと狗神の絵ですよ。この繋ぎ方、意味
ありますゼッタイ。
自分らの思いを全うし(愛を貫き)、やがてこの世から消え去ってゆく楓の樹と少女の霊。
その残した色鮮やかな落ち葉の床に埋もれて、己を人形と思い込む少女と、世界の全てに恨みを抱く動物例は、
何を思う?…やはり今回も、こひなの(ついでに狗神の)心のケアに必要なエピソードでした
この物語、毎回フザケてばかりいるフリして「不必要なエピソード」は一本もありませんわ。

今回は、ED曲"This Merry-Go-Round Song"のために作られた一本でしょう。観終わった後、
"This Merry-Go-Round Song"(発売されました)を聴いてみて下さい。スゲー心に染みますよ。
…なんだ、やっぱり(信じた通り)文句無いイイ作品じゃん。


 

「FURY」観て来ました。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年12月 2日(火)17時26分22秒
返信・引用 編集済
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映画「FURY」を観て来ましたよ

ホントは、混んでる映画館はイヤなので(昨日は東京は「映画の日」だったので割り当てられた狭いハコは
全回満員御礼でした)、もっと空いてからでイイや…前売り券(「ガルパン」ファイルケース目当てで買った
ので)あるから、どうせ必ず観に行くんだし…とかノンビリ構えてたんですけど、ネットを見てみると!!!
↓以下は、昨日の時点で「フューリー ガルパン」のワードでネット検索してみた結果です。
こんなに「ガルパン」と絡めて話題になってるんじゃ、すぐ観ないワケにはいかんでしょ
(^血^)。

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●(Yahoo映画・ユーザーレビューより)
「余計な推測ですが、おそらくこれは日本のアニメ「ガールズ・アンド・パンツァー」の戦車の
戦闘シーンにインスピレーションされて造られた映画なのでしょう。それだけにティーガーvs
シャーマンの「まんまガルパン」の山場以外は、ストーリーが練られていない印象でした」
●(以下、某まとめサイトより)
「ガルパンのパクり」
「タイミングを考えるとガルパン意識しているよなあ」
「ガルパンより見ごたえないってどういうことよ」
「どっかで見た構図とおもったらガルパン最終回のあれか」
「何かあまりリアルじゃないなまだガルパンの方がリアルだな」
「ガルパンではM3でティーガー撃破してたような気がするけど エレファントだったかしら」
「そのへんガルパンは確かに凄かった
 戦車戦の映像化でやったら面白そうなこと全部やっただろ的なとこあったな」
「ガルパンってそんなに面白いの?見ようとしたけどあのアニメ独特の萌えキャラに
うわキツイわってなってギブアップしたんだけどそんな面白いなら見てみたいな」
「リアルに表現したら地味とか重厚感がないとか言われるんだからやってらんないよな
 レストア品が動いてる動画みたり総火演見れば本物はとてつもなく地味なのくらいわかるだろ
 ガルパンくらいの脚色つけてやっと絵になる」
●(以下、Twitterタイムラインより)
「フューリーはガルパンを観て作ったと言われても納得する」
「フューリー観て思ったのだけど、ガルパンの戦車描写ってしっかりしてたんやなあと」
「ガルパン観た後のフューリーのギャップヤバい」
「ガルパン好きな人は言われなくてもフューリー観ると思うけど、これが本物の戦車道だという
 ブラピの叫びを聞くために観るべきだと思う」
「フューリーちゃっかりガルパンとコラボってるらしいからマジで迷惑なんですが…
 ガルパンのイメージ損ねんでって」
「フューリー、ガルパンのコラボに釣られて見に行くと見せられるのはガルパンはガルパンでも
 蛸壺屋のガルパンだから気を付けた方が良いですよ」
「フューリー観てきた。はい。ガルパンを最初から観直そうかな」
「フューリー号とティーガー戦車の戦闘マジでもう1回見てぇwww
 砲弾が頭の上ちょっとかすめただけで首もげるとかあれガルパンじゃ絶対できねえよ」
「フューリー観てガルパンの西住みほさんの担当してるポジションがいかにヤバイか再認識した」
「なんか真面目に楽しんでいる人には申し訳ないけど
フューリー観た収穫は「ガルパンをまた楽しめそうだな」でした」
「特殊なカーボンによる防御一切なしでガルパンやったらどうなるかってのを見せてくれるのが
 フューリーですよ。ブラピだけにガチンコのファイトクラブですよ」
「FURYフューリー見た。ガルパンの後で見ると戦車が暴力機械で有ることを再認識するなあ」
「「フューリー」ドラマとしての新しいものは無かったけど、戦車をメインに据えた戦闘シーンは
 流石の大迫力。平地での機動戦闘から市街地戦、敵も戦車に対戦車砲に歩兵と選り取り見取り。
 あと前方機銃がメチャ活躍するのでガルパンでの出番の少なさに涙を呑んだ機銃マニアは是非」
「ガルパン戦車戦を見過ぎたのか、フューリーは物足りんかったのじゃ・・・」
「フューリー観てきた。ガルパン観てたお陰でティーガーが出て来た時の絶望感とか凄かった」
「フューリー、ガルパン気分で観に行くと後悔するみたいで、行くかどうか迷う」
「メンズ版ガルパンみたいな気持ちで「フューリー」見に行ったらショック受けるだろうな」
「映画『フューリー』ティーガー戦が熱かった。圧倒的な強キャラ感。まさに街道で出会った虎。
 仲間がどんどん喰い殺されていく感じ。そして、ガルパンでも散々見た背面装甲を狙ってく感じ。
 やっぱ戦車戦の醍醐味なんだな。ジークフリートの背中みたいだな」
「フューリー」それこそキネ旬対談でも触れられてたし、予告の時点でもっぽいって言われててたけど、
 ティーガー戦の戦い方が本当にまんまガルパンラストの一騎打ちでびっくりした。前からじゃ抜けない
 からっていうのは自然な考え方なんだろうけど、制作陣が実はガルパンを見てたのか疑ってしまう程w」
「リアル戦車道と言うより戦死道だった。観る前にはガルパンの秋山殿にコメンタリーして貰いたいなー
 とか甘っちょろい事妄想してたけど酷たらし過ぎてピュアな秋山殿にはとても観せられない(^_^;)」
「フューリーは戦争で、ガルパンは戦車道だからなぁ……バンブーブレードと柳生十兵衛みたいなもんよ」
「今日観てきましたが、戦車もので明るい作品はガルパンだけだと悟った」
「フューリーの戦車戦に特に違和感なく見れたのはガルパンである程度見慣れてしまった感あるって
 いうか、ガルパンの戦車内描写って実はかなり緻密に描いてたんじゃないのか…?」
「改めて感心したのはガルパンの凄さは戦車戦のエンタメ性を損なわず実際の戦場から航空機、歩兵(と
 対戦車兵器)地雷など不条理な死をもたらす要素を注意深く取り除いた点にあるのだな、と改めて思ったり」
「ガルパンでの戦車知識しかないけど、フューリーの車中の描写が、ガルパンとそっくりだった」
「「あ、この戦車ガルパンで見たやつだ」とわかってしまった自分に衝撃を受けた」
「フューリーは程良い劇場版ガルパンへの繋ぎの映画だった」
「ちなみにガルパン全話見たけど戦車のことはまったく判らない母親でもフューリーの対ティーガー戦が
 なぜ ああいう無茶ぶりをしたのかとか戦闘シーンにおける基本的な情報は理解できていたのでフュー
 リーの事前予習としてガルパンは優秀です()」
「フューリーみてガルパンはすげえなって思った」
「フューリー版ガルパン「チョコバー作戦です!」」
「フューリー版ガルパン「死んだふり作戦です!」(相手チームの隊員を引きずりながら)」
「フューリー版ガルパン「敵兵の死体を燃やすです!」」
「やべぇ、フューリー、バカにしてたけど、クッソ面白かったわ(笑)
 ただし、戦車戦闘はほとんどないので、ガルパンで戦車に興味持った人とか要注意かな。
 120分源文漫画、ただし、ハリウッドに金もらって米軍主役で描きました、という。
 いや、俺、戦争好きなんだな、と思った。楽しかった」
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長くなりましたが、以上です。
まぁ、↑上を読むと判っているヒトもおられるみたいだけど、未だによく観もしないで生半可な思い込み
で語っているヒトも多いみたいなので、ココで今更ながら声を大にして叫んでおきたいです。
「FURY」は"戦車道"じゃないし「ガルパン」も"戦争"じゃない!!!
"戦車道"は女子高生が戦車を使って行う「武道
(スポーツ)」なの!!
だから
戦争の惨たらしさや、陰湿な悪意や、獣性を剥き出しにした人間の蛮行などとは無縁なの!!

ソコんトコの発想(発明)がスゴかったの!「ガルパン」という作品は!
↓特に、このTweet。見ず知らずの方のTweetを勝手にコピペしてこんなトコで取り沙汰すなんて我ながら
ナニやってんだ(笑)ッて気も致します(^へ^;)が、未だに「ガルパン」という作品をナメてたり、「ガルパン」
ファンの気質を頭ッからオタクステレオタイプで決め付けるような色眼鏡には辛抱ならない~~~~!

> 「ガルパンを好きな人は、こういう映画も観て欲しいです。大洗に通うだけじゃなくて。(笑)

…この↑一言に対して、「ガルパン」ファンを(僭越ながら)代表して、返答。 …すぅ(息を吸い込む音)
「ガルパン」ファンは皆そんなコト百も承知だッてんだよ!!!
「戦車戦が非常に緻密に描かれてる」と判るようなミリファン、そして
「戦争はイヤずら」と思ってても現実の戦争の悲惨さも熟知してて
「誰も死なない、傷付かない戦争があったらどんなに楽しいだろ
う」と思ってるようなヤツが見事にその「理想」を抽出してくれ
たのでハマッたんだよ!
萌えだけなんかで「ガルパン」にハマるかよ!
「ガルパン」ファンナメてんじゃねーぞ!!!

ぜいぜいぜいぜい(笑)。
思わず激高しちまいましたが(^血^;)…このハナシ、あともう少しだけ続けさせて下さい(笑)。…ココで
重要なのは、↑上で収録させていただいたTwitterタイムライン上の最後のご意見。「俺、戦争好きなん
だな、と思った」
ってヤツ。コレが、「ガルパン」を語る上でも重要なポイントではないかと思ってます。
アナタ「FURY」観て、その余りの惨たらしさに震撼しつつも対戦車砲の砲火が交錯する中、塹壕を蹴散らし
突進するシャーマン隊には「戦車、強えぇ!」と手に汗握ったでしょ?ティーガーとの一騎打ちには、思わず
我を忘れて見入ったでしょ?…人間は、「戦争が楽しい」んですよ特に、ソレが「勝てる
戦争」なら。まず、その現実を肯定しなきゃ何も始まりませんしかし…でもアナタやっぱり、カワ
イいみほや優花里や佳利奈ちゃんがキューポラから♪顔出して♪たらアタマ粉砕されたり顔面半分吹ッ飛ばさ
れた死体になったり大洗女子揃って穴に投げ込まれて燃やされちゃったりするのは見るのもイヤでしょ(笑)?
この二律背反、表裏一体の矛盾。ソコに唯一のスカッと来る"解答"を見事に示して見せた作品こそ
が「ガルパン」なんですよ!「戦車を使ったスポーツ」という前代未聞の設定によって。
「誰も死なない、傷付かない戦争があったら、こんなに楽しいモノは無い」

でも「武道」ですから、「涙を超える根性」も「仲間との一致団結」も「苦闘の中での成長」も描けます。
人間の闘争心を、正しいカタチで発散させる「武道」「スポーツ」の素晴らしさ。国同士が平和裏に競う
オリンピックなどにも通じる精神ですね。でも空砲を使った模擬戦じゃ今イチしまらない。
ソコで縦横無尽にウソをつけるフィクションの出番、実戦さながらのハクリョクある映像が"本気"
のスタッフ諸氏の才能とアイデアによって、また自由闊達な「ジョーダン基調」によって花開きます!!!
コレこそが「アニメの本懐」!!!
未だ「ガルパン」を知らないヒト。貴方は単に食わず嫌いしているだけなのでは無いでしょうか。
「FURY」観た機会に「ガルパン」も観て下さい。腹の底から興奮し、笑え、描写の緻密さと迫力に
驚き、最期には知らず知らずの内に、あのろりろりな
(笑)少女たちを本気になって応援して
いる己に気付く…そんな作品です。どうか観飛ばさずに、ひとつ本腰を入れて観てみて下さい。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
まァ、「FURY」にかこつけた「ガルパン」賛辞はこの位にして(笑)…以下は「FURY」のみに絞った御かんそです。
ジブンは、過去に観た中で、「凄惨な戦争の現実」を描いた系映画の中で三本の指に挙げるのは、まず「炎628」
と「キリング・フィールド」、そいで「プライベート・ライアン」です。前者2本は正確に言えば「戦争」そのものを
描いた映画ではないですが、あの慄然とするカンジは並の戦争映画を遥かに超えてます。この3本に比べると
…「地獄の黙示録」ですら、なんかピンボケに思えちゃう(コッポラ得意のテーマ性の深い観念的映画なので、
「ナマの戦場の現実を見せ付ける」スタイルと比べるコト自体違う、とも思えますが…)。「プラトーン」?甘い
甘い。大洗のあんこう焼きより甘い(笑)。同じようなトコ行くとキューブリックの「フルメタル・ジャケット」
も、なんか現代センスで描かれたドキュメンタリタッチで「戦場の現実を描くだけで終わっちゃったかな?」
…ちゅーカンジ。「ハンバーガー・ヒル」はテーマ自体が主観的過ぎるのでパス。そんなトコでしょーか。そんな
アタシ自身の「戦場の現実をつき付ける」系映画への過去の経験とスタンスを明かしましたトコで、…では。
「ガルパン」は別にして、ようやっと一映画観客として観た「FURY」の御かんそを書きます。

観て「泣いた。感動した。この映画から受けた感銘を大切にして生きたいと心に決めた」とおっしゃられる
方もいるコトでしょうから、「あくまで一個人の我が侭勝手な意見です。意にそぐわないと思われた方は、
笑い飛ばして下さい」…と但し書をつけた上で。毎度ながら、ネタバレ等は一切気にしませんので御注意。
そんな、てぇした映画でもなかったです。「本年度アカデミー賞最有力候補!」という
煽り文句は、どこのスカタン宣伝マンが入れたフカシだ?ちゅ~カンジ。
(どーせKADOKAWA社員だろ)
それでも2時間15分、一時も退屈せずに楽しめました。コレ「娯楽作」です。
なんたってこの時代にホンモノのティーガーとイージー8の一騎打ちを
見れたというだけで絶大な価値アリ
(笑)。戦車ファンは必見!!でしょう!!

さらに「戦争入門テキスト」としてはとッても判り易い(笑)造りでした。「歩兵部隊進軍に何故戦車が必要か、
どのように使うのか」「"前線を押し進める"というシチュエーションは具体的にどんなおシゴトをするのか」
「横隊進軍の際に対戦車砲で狙われた際の臨場感」とか、まるで教科書の絵解きのように判り易~く描かれて、
誰が観ても楽しめるようになってました。「地獄の黙示録」のように「人間の本質に迫る」ナドというテーマは
ありゃせんです(笑)。ムズカシく考える必要一切ナシ。娯楽作として楽しまれて下さい。酸鼻極まる光景
も頻出しますが、ジブンが思うには「本物の戦争の惨たらしさ」には、まだまだまだまだ程遠い。
で…。映画の仕上がりとして「そんな大した作品じゃない」と判断したのは、おもに脚本面です。映画としての
スケールは"小品"ってカンジ。ホンモノの戦車などを用意した功績は、まさに映画史に残る!偉業ですけど、
ソレ以後はセットとエキストラで何とかした…ってトコ?物語的にもある小隊の1、2日の戦闘を追った、と
いう規模でシチュエーションも最初の進軍、村の制圧とドイツ娘との場面、そして十字路…と3シーンのみ。
ブラピのヒロイズムを描くために、入隊間も無い少年兵を「観客側の主観」として配置。まず最初に「平穏時
の倫理観・善悪の基準」の提供者として反抗させ、徐々に「戦場での現実」へと導入される案内役として機能。
全体が"フィクション"です。"フィクション"だから敗戦色濃いドイツの防衛線にイキナリティーガーや
士気高いSS中隊が出て来ても構わないし、「ドイツ娘を犯す」シーンでも他のメンバーを悪者にして、ブラピ
と少年兵だけイイ子ちゃんになっても構わない。「戦車の主観位置」のカメラで横隊進軍するシーンは、マジ
で戦争シミュレーションゲームのようでメチャ楽し。ソコから徐々に「戦争での現実」を少年(と同時に観客)
に突き付け、最後はハリウッド映画毎度お馴染み「父と息子」のテーマでシメる…といった具合で。十字路の
シーンでは、アタシは「ヤンキーは"アラモ砦"好きだなぁ(^o^)」…と思いつつ観てました。この時点で映画が
与える"観客への負荷"は…「スターシップ・トゥルーパーズ」とそんな違わない?とジブンは思ったのですが、
どうでしょうか。
戦闘描写も、人間はバタバタミンチになりますけど、そんな凄惨…というほどでもなく、むしろ上品。その辺
はブラピ主演だというコトに配慮したんでしょうか(^o^)?どちらかというと大昔の娯楽戦争活劇「コンバ
ット」系のように…最初に殺される米軍兵に偽装してた独軍のおっちゃん以外は、大概が「照準内の標的」と
して楽しめる様に配慮されてました。実際の戦場での戦闘というモノは、そんなにアッサリ片付くモノでも、
簡単に死ねるモノでもないです。
この映画でも、SSが見せしめに行った自国民の虐殺死体吊り下げとか印象
に残った凄惨なシーンはありますが…あんなコトは追い詰められればどこの国だってやりますよ。別にナチ
だけが取り立てて異常だった、というワケでもありません。ソンミ村虐殺、ルワンダ虐殺、ポルポト政権下の
虐殺、スターリンの大粛清、文化大革命、南京虐殺…。「この国だけは聖域」なんて国なんてありません。「本当
に戦争の凄惨さ、悲惨さを描いた作品」が観てみたい!という向きは「炎628」でも観れ。…とまぁ、「"映画"と
しての仕上がり」については歯に衣着せぬ物言いで書いちゃいましたが…アタシは充分楽しみましたので、
ソコはハッキリお伝えしときたいです。88mmの火線、巨神兵のビームみてえ!ティーガーもシャーマンも思った
以上に砲塔旋回速度速えぇ速えぇ!!特攻英雄譚ではなく「俺たちはマシンだ」という諦観泣か
せるー!!そんでパンツァーファウストで袋叩きだキャッホー!!
…また、「コレが初めて観る"凄惨な戦場"を描いた
映画だ」という若い層には、タイヘンに良い"体験"になったのではないかなぁ…とも思います。「フィクション
っぽい脚本」や「描写の上品さ」はともかく、「戦争って、こうです」…という"現実"の片鱗を見せて
くれる映画でもありました。お金出して観る価値は充分!にあります。保証します。

しかしソレでもオラァ「ガルパン」が描いた"理想"の方が好きですし、映像作品
としてみてもちっとも見劣りしない…どころか、潤沢なアイデアと怒涛の
作り込みで「お客をトコトンまで楽しませる」エンタティナーとしてアッパレな姿勢は
「ガルパン」の方が遥かに上だった、というのが観た上での
正直な感想です


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12/3、15:20付記。日記。
★今日の東京地方は、素晴らしい青空です。この抜けるような青空に向けて13時22分、
小惑星探査往還機"はやぶさ2"搭載のH-IIAロケット26号機が射ち上げられました。
離昇、軌道投入成功!!1時間47分後、"はやぶさ2"分離も成功!!

(ロケットが無事に飛んだからって"成功"とは限りません。第二段点火、軌道投入と切り離しの成功で
初めて"はやぶさ2"の出発、と言えます。今回は1周待っての切り離し成功報告も実況されました!)

見よ!!コレが日本宇宙航空技術の"実力"だ!!!
さあ、全行程6年間、総飛行距離52億4千万kmという途方も無い宇宙の旅の始まりです。
お兄ちゃんが満身創痍になったように、この先、辛い事も、苦しい事もあるでしょう。
でもきっと無事で、"おみやげ"を落とさずに還って来るんだよ。6年後、"故郷"の惑星
で待っているよ。さあ、未だ人類が到達し得ない他の天体への往還計画…その2度目の
挑戦が始まりました。頑張れ。頑張れ。"はやぶさ2"、頑張れ。元気に無事で、きっと戻れ。

…射ち上げ中継をJAXAのストリーミング中継で観ていたんだけど(同じコトはニコ生中継でもやって
たんだけど、ニコと違って全画面表示に出来るし、追い出される心配ないし(笑))…"はやぶさ"計画概要
説明ナレーションが矢島正明さんで感動した~~(^四^)!判っておられる!こーでなくっちゃね!

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週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、11月最終週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月27日(木)19時46分48秒
返信・引用 編集済
  ★週一のペースちょぼちょぼ続ける「今はコレが精いっぱい」御かんそ、11月の終わり。

○「寄生獣・セイの確率」・8/9話
ななななんと、今回の放送は2本立て!年末特別番組の放送予定組み換えでもあったんですかね?…普段、特別
番組などで1週お休みが空いたりすると悔しいながらも「コレでスタッフ様方に1週分余裕が出来るε=(^o^;)」
とホッとしたりもするモンですが、この場合は…後々にイヤな影響がでたりしないかドキドキ…ってのは、昨今
「SHIROBAKO」みてる御仁なら判っていただけるコトでしょう。
8話。カッコ良くなった新一、例のDQNとリターンマッチ。スゴい上手い原画さんが入られて迫力満点!…で、この
辺りで注目して欲しいのは、コレは「カッコ良くなった新一のヒロイズムを描く」シチュでも何でも無い、という
コトです。むしろ逆。…この原作者氏、日常を舞台にしたシリアスな人間ドラマを描かれて来た方です。針のよう
に鋭敏な感覚を持った女子連、信じていた"日常"が崩れ去り、同時に最愛の者を奪って行った不条理が呑み込め
ず酒に溺れる父。「この世に"怪物"はいた」「それが妻を食った」。常識人がそんなモノ飲み込めるはずがありませ
ん。そんな「人間」を描くのが本作のテーマです。気をつけて鑑賞されて下さい、漫然と観てると本作の「本題」を
捕り逃します…なんて書いてても、このすぐ後に来るシーンを観ればよほどニブい御仁でも気付かれますよね。
ハイ、「死んだ仔犬をゴミ箱に捨てる」シーン。ココも本作の「名場面」の一つです。彼が手に入れた野生動物なみ
の身体能力・感覚と引き換えに失いつつあるものとは何?…ワタシ個人の解釈ですが、本作、一種の「戦場モノ」
と看做すコトも出来ると思います。戦場で人間性を失う者、苦しみつつも手放さない者。ソレらを戦場で描くと
「何もかも戦争がイケナイんだ!」の一言で片付けられてしまう。そうじゃない、原因も結果も「人間の中」にある。
だから本作は、惨劇を敢えて"日常"の中で描く…何も判らずに怪物に屠られる人々の中で、彼独りきりが"戦場"
にいるワケで…。自然界は動物の"楽園"などではない。動物は常に戦争状態の只中にある。何度も名を出す作品、
ですが「新世界より」辺りとも近いテーマを持った物語かも知れない…そのように思ってます。総じてアタマの
巡りの良いヒト向けだと思います、どちらも。
"島田秀雄"登場。「人間を殺さずに生きてゆけるか実験している。"共存"の道もあるかも知れない」…との提言。
アナタでしたらこの"提言"、どう思われます?嘘だというコトは、ラストまで観れば判ります。では、この"提言"
の本当の意味とは…?ヒントはイカちゃんから。「わたしが人類を征服出来なかったのは、どうしてでゲソ?」
イカちゃんがアホの子でよかった(笑)。
9話。ついに公安が動き出しました。しかし社会的混乱を恐れ、「人喰い捕食獣が数千匹ほど社会に紛れている
だけ」と、現状放置の構え。今更ながら、この原作者氏の慧眼に感服致します…現実社会が、本作とそっくり同じ
動きをしたではありませんか、ここの所。「影響があるとしても、全国民の発ガン率が50%から51%に上がるだけ
だ。これが健康な国ならともかく日本の国民発ガン率は世界一。集団訴訟を起こされても因果関係など立証出来
っこない」。…何度も言ってます通り、1億3千万人の1%といえば百三十万人なんですけどね。百三十万人。ナチ
のホロコーストなみだ(笑)。…それにしても、優れた漫画家ってのは、ホントセンス鋭いですわ。だから雁野哲氏
のように、政府から嫌われる(笑)。まぁ、とはいえ本作においては致し方無し。現代の魔女狩りになってしまって
は困る。ホラー映画「遊星からの物体X」とかを観ていただければお判りの通り、人間は容易にそうなり得ます。
ホラ、本作独特の「恐さ」が、だんだん呑み込めて来たッしょ…?
で、同時に…DQN娘ほど勘は鋭くないものの、絵描きならではのセンスで島田秀雄の「作り物っぽさ」に気が付い
ちゃうメガネちゃん。カワイい子ですね。好み。そして、新一の一挙手一投足の変わりように傷ついちゃう村野。
…本作はそんな、ヘタをすれば地続きで萌え学園ラブコメにでも出来そうな"日常"の風景の中で進行します…。
DQNどもを黙らせた後、校門で待ってた村野との一瞬の心の通い合い…かと思ったら、その背後に忍び寄る島田
の影に、血相を変える新一。ココのシーン、思わず息を呑んで画面に釘付けになったッしょ?コレが本作の
アジです。アナタもゼヒ、本作は「深く」味わってみて下さい。安直なアクションホラーなどでは
得られない"戦慄"がココにはあります。

村野の「君、変わったよ」というセリフに、ケロッと(微笑み混じりで)「無理などしていない」と言ってのける新一。
そう感じているのは、本心なのでしょう。なぜなら、「変わったと感じる」部分を失ってしまったから。イライラ
して怒号を発します。"失って"しまったものが何なのか、今となっては判らない。ベトナム帰還兵モノにも似て。
そして…ラストには、さらに戦慄するシーンが待ち受けて。もう解説の必要も無いでしょうから、ナマのまま、
貴方の中にある「人間性」を全開にしたままで本作を味わってみて下さい。コワいからって、昨今の
ホラーゲームなどを多数プレイした経験に縋って「グロは見慣れたよ♪」なんていうポーズに逃げ込まないで
下さい。「経験したコトの無い戦慄」を味わうことなく看過してしまっては勿体無いです。そう…例えば村野や
メガネちゃんを、「けいおん!」とかの好きな萌えモノのキャラと同じ目線で感情移入して追ってみる、っての
はどーよ。こーゆー「ホンモノの」作品を逃げずに、正面から受け止める経験を積んでおけば、蛸壺の同人マンガ
ごときで動揺するコトも無くなると思うんですがねえ~~~~~

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
11/28、16:45付記。
○「デンキ街の本屋さん」・9話
ああ、もう9話…。このまま「片付けられ」ちゃうんでしょうか、本作。
お…Aパートはマジなラブコメ基調で、非オタんの心模様を描く様子。細やかでイイ演出…。しかしこうなると、
「今イチ」と判じた3話での、あの足並みの乱れがボディブローのように効いて来ます。彼女のキャラについて、
アソコであんなゾンザイな描かれ方をしたおかげで、このシチュも心に染み難い。転じて今回は脚本・演出とも
万全です。脚本は待ってました!の江夏由結さん、コンテは福田道生氏。コレこそ万能お助けコンテマン・福田氏
の実力ですよなぁ…。ドアの施錠を一々アップにする象徴的演出、二人きりで過ごす一夜のしっとりしたムード。
揺ぎ無き確かな足取り。コレでこそ「映像作品」。ああ…。このレベルが全シリーズ通されていたらなぁ…。コレを
観ると本作、「真面目なラブコメ」でしょ?ソレが2話みたいなお下劣ギャグ(笑)と同居してんのが楽しいんです
よ(原作は)。「繰繰コク」の、根は素直なのにその上を超ヒネクレ変態ギャグで覆うアレと構造的に全く一緒です。
「繰繰コク」が作品自体でツンデレやってるとするなら、本作(原作)は…純情ハートフルおゲレツ!!?
Bパート。再び送られて来た写メの風邪証拠写真、熱が上がってVサイン出す指にも力が無くなってんのがワロタ。
で、お話は非オタんの女子力を盗もうとお見舞いに来た先生ちゃんの漫才を一くさりやった後、クリスマス編へ。
あの「マイメロ」で"バレンタインタコ"を書かれた江夏氏らしく、大ッ変に大バカヤロー様(笑)な脚本で
御座いました
(^血^)。
子供がカメさんの本をもらって「お父さんのと同じだね!」「前は象さんだったのよ!」と
和む仲良しファミリーの図がナントモハートウォーミングなおゲレツさで。きっとこの本、横山まさみち氏の
「やる気まんまん」みたいな内容なんだろうなぁ(笑)。しかし…やはり本作、編集や曲選などの演出以下の工程
で、ノリが薄いような?気もします。コレは…無根拠の憶測ですが、萌えモノに縁が無かったシンエイサイドの
制作陣が付いて来ていないんでしょうか?「バカ」を演じるなら、イキオイで押し切らないと。やる気無く演じ
ちゃうと、みっともないハメになります。ココのシーンは問題無く笑えましたが、出来ればもう一声…ヤケクソ
のジングルベルとかで涙、涙、感動的に(笑)盛り上げて、最後はモテない男女の「ハッピーエロスマース!」の
気勢(奇声)がアキバに轟く、くらいまでやって欲しかった(笑)。このくらいの仕上がりですと、今期だと「ツイ
ンテール」「異能バトル」あたりと何も変わらないどころか…ヘタしたら総合得点で負けてるかも…。

○「SHIROBAKO」・8話
今週の空いている時間に、本作「SHIROBAKO」1~7話を一気観しました。三度泣きました。度々お勧め
している通り本作、観直せば観直すほど登場人物たちのドラマが呑み込めて感動出来ます。
ゼヒお試しを。
…いや、「泣いた」というのは初見時に書いた御かんそと全く同じ…2話でキャラ"あるぴん"
をスタッフ全員が共有してゆく瞬間、3話ラストの作画丸リテイクで見違えるような芝居になった"あるぴん"、
そして6話IDEPON展で遠藤と下柳が志を等しくしてゆく過程なんですが…観るたびに受ける感動も深まって
ゆきます。
特に2話、弁舌を振るう監督・木下を見つめる主人公・宮森の熱い視線を注意深く見て下さい。
ソレだけで、胸に熱いモノがこみ上げて来て感動出来ますよ(モノ造りを志した者なら)
ただしジブン、御かんそで大間違いを二度も書いてた、というコトも再確認しました(苦笑)。。
作画監督・原画・動画チェックなど女性スタッフが多いので、それぞれの名をまだ覚え切れてなくて瀬川・井口・
安原(絵麻)を取り違えたりしてました(^へ^:)。こんな辺りは現在、昨今の投稿タイトルを「今はコレが"精一杯"
御かんそ」ナドとしている通り、各作品を1回観るのが限度なので許してつかぁさい。もう2回観たので大丈夫…
だと思います(^四^;)。ああ、そーいや主題歌「COLORFUL BOX」も、もう発売してんですなぁ。買っちゃいそう。
…さて、では今週の「SHIROBAKO」は。
あ~。こりゃ"絵の仕事"をしたコト無い者、まして働いた事の無い者には判らない話ですかも。
そんな観客には、「散歩に行ったら心が晴れて、先輩原画の模写で頑張れるようになれました」
…なんてハナシに見えるかも知れませんなあ(^血^;)。

(将来の)"夢"というキーワードが重ねられます。そして、ソレには遠く及ばずもがいている現在の状況の対比。
アヴァン。老原画家がめくる絵麻の仕事(下書き)。あー熊だよコレじゃ(笑)。そーか、「上手く描けない」のがバレ
るのがコワくて相談出来なかったのね。「恥」にも「弱み」にもなりますもんね。しかも先週のお話で「この業界は
ダメになったヤツから辞めてゆくサバイバルだ」というコトは彼女も良く判っている。「描けないものがあるな
んて知れたら、"落伍組"の烙印を押されるかも知れない」。その恐怖は、己が今いる立場が良く判っているという
事。しかし…今回は「それでは、周囲にいる者は皆、隙あらば自分を追い落とそうとする"敵"なのか?」…という
内容になるんですかね?宮森姉の墨田区観光(のフリして「好きなコトで食えない」社会人の苦しさに触れる)
シーンの後、「君は何のために描くんだ?」…という問いが投げかけられても、今はまだ目の前の仕事を欠損無く
仕上げるコトしか考えられない絵麻…。「夢」…。あの原画遅らせまくる木佐にも、タローにすら"夢"があった。
そんな絵麻を(爺さんに頼まれて)"散歩"に連れ出す井口。一方、ドーナツ組で脚本の勉強をしているみどりは、
宮森姉に連れ回されている間に「普段では出来ない体験」をし、さらに日頃の鬱憤を発散しようとしてる彼女を
"観察"する事に発見を見出していて。その口から「心の財産」という言葉が発せられました。同じコトバでもコレ
彼女と宮森姉では内容が違います。
宮森姉は、変わり映えしない日々に立ち向かってゆくためのストレス
発散。彼女の場合、温泉旅行や酒だって"財産"でしょう。しかし、みどりの場合は違います、「心の引き出しを
増やし、そこにたっぷりと"原材料"を蓄えておく」という事。
…彼女、着々と脚本化デビューの準備を
整えつつあるようです。「ひだまり」の沙英みたい(笑)。この時点で、こんなに「己のしておくべき事」が判って
いるだなんて…彼女、ひょっとしたら物凄く有能かも知れない?やがて、己で養った"翼"を拡げる時が来るのが
楽しみですね。「SHIROBAKO」シリーズ後半が待ち遠しい!
…井口は、行き詰った絵麻へ与えるヒントとして彼女に「過去の先輩の仕事を真似ろ(そのまま模写しろ)」と
勧めました。そう、アニメを良く観る者だったら、過去のアニメ作品で「ネコの描写が上手かった回」の一つや
二つは思い付くでしょう。その記憶が「財産」。そして棚を引っ掻き回してその作品の録画が出て来たら、ソレも
「財産」。ワタクシなどの例で恐縮ですが、若い頃に「船」を描かなきゃいけない仕事をいただいた時に、東京湾
に停泊している船をスケッチしに出かけました。イロイロ観察してると「あッあれがベンチレータか!」だの
「甲板のクレーンはこう動くんだ!」とか判って来ます。そんな"取っ掛かり"が出来ると、船を描くのがそんなに
恐くなくなりました。昨日までの絵麻は、そんな"取っ掛かり"が記憶に何も無くて闇の中でもがいていた状態。
みどりが着々と心に「物語の原材料」を蓄えつつあるのと同様に、絵麻が今しておくべきコトは、そういった
「財産」を記憶に蓄えておく事です。…そうそう、ネコの足は人間のようにグローバルには動かない。犬もネコも
基本的に「犬かき」の動作しか出来ない。ただし猫はネズミを捕らえる必要上、犬よりは肩が左右に広がる範囲
が大きい。身体を伸ばして跳躍した時、後ろ足が着地するのよりも先に、もう既に片方の前足は前に蹴り出して
いる。ネコ飼ってれば、こんな絵は心の中のビデオに焼き付いているのですが…ソレがダメなら、野良猫をスケ
ッチする。スケッチに出かける暇が無いなら、先輩の原画を模写する。…若き頃の井口がムサニの倉庫で見つけ
た"宝物"。…ソレは、あまたの先輩たちが、今の絵麻のように悩み、苦しんで導き出した、各々の「解答」でした。。

コレも思い出話で恐縮ですが、アニメーターやってた頃、ソコの社長に吉田竜夫直筆のキャシャーンのアクシ
ョンポーズスケッチを見せられて「あーッ!」と声を上げたコトがあります。「コピーさせて下さい!」と頼ん
だら「ダメだ」と断られました。今思えば、アレもあの社長の「財産」だったのでしょう。その晩は、心に焼き付
いたあの"絵"をどうにか再現出来ないモノか、と四苦八苦してデッサンを重ねてました。今はイイなぁ、イイ
絵を見たら右クリックだけで保存出来るんだもん(笑)。
様々な「対比」がある脚本でした。しかしそれぞれの苦しみ方は違っても、…机から片時も顔を上げない絵麻の
頑張りを、(その"絵"だけではどうにも地味(笑)で伝わらないので)ラストに姉貴が代弁します。帰郷する姉。
ストレスを全て発散出来たワケではない。新しい展望が開けたワケでも無い。…それでも、「まぁ、頑張んべ」。
あるアニメーターがインタビューに応えて言っていました。「作画の仕事は"コレで良い"という終着点が無い」。
コレ、どんなにコワい言葉かお判りになります?…絵麻の、この現在の苦しみは、作画を続ける限り一生続く
というコトです。…ソレでも、アニメが好きな者はアニメ制作に身を投じます。何故でしょう?…それこそが、
この四苦八苦の修羅場ドタバタが続く内に、やがてその中から現れて来る最終的なテーマとなるのでしょう。
どんどんドーナツ♪どーんと行こー♪ 現在「繰繰コク」と並んで、週で一番楽しみな作品です。

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★ついでに、ココで釈明しときます。
「Gのレコンギスタ」という注目作がやってるのにソレについて書かないのは、1,2話を観た際に「ああ!ダメだ
本作、「内容を理解したければ1話につき2,3回繰り返して観なさい」という造りになってる!」と感じたから。
オマケに過去の「ガンダム」全作品との関連性まであるというし…ちょっと、今の「これが精一杯」体勢下では
無理です(^へ^;)。時間が出来た時に拝見したいです。こんなコト言ってると「キングゲイナー」の時みたいに
取り逃がすんだよなぁ…それでも今は、時間が無いです。
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11/30、17:20、付記。
○「甘城ブリリアントパーク」・9話
KADOKAWAはひょっとして、こーゆーつまらない…もとい「アニメ化に向かない」原作を無理やりあてがって
京アニに負債を背負わせ、将来的に自社傘下に組み込む腹づもりなんじゃねェの?…と思ったりなんだり。
バンダイがサンライズを子会社化したように。おかげで、サンライズからは自由な発想の企画が出て来なく
なりましたね。来年以降、京アニがKADOKAWAの子会社化、なんてなコトになったら…
つまりは、そーゆーコトなんじゃないですかね
(笑)。


○「蟲師 続章」・15話
先週の御かんそで「本作の語り納めは静かに、静かに閉じられようとしています」だの「(本作も)いよいよ
ゴールが見えて来ました」だの悦に入って(笑)書いて来ました。そしたら…。今回は再び悲惨な、「ギンコが
救えなかった」系の話です。…コレまで本作は「悲惨な死」というものを、それはそれは惨たらしく度重ねて
描いて来ました。一村全滅した話もあります。固く愛を誓い合った二人が共に死に、物言わぬ彫像のような
姿を留めるのみになった悲話もあります。本来残酷な物語が数多いです、「蟲師」という作品は。…しかし。
今回は全シリーズの最終章の中で、そんな「最愛の者の死」も…静かに、静かに…。本作最大のテーマ・「生」と
「死」、そして「万物の流転」という大きな流れに絡めて語られます。
コレ以上無いほどカンペキ!という芝居を聞かせてくれた母子の声は、息子が藩めぐみさん。ホンモノの
(演技の天才的な)子役の声かと思った。…サスガは潘恵子さんの娘さん。サラブレッドですなぁ。このヒト
は、流転の早い声優界でも生き残ってゆくヒトだと思います。そして…母親の不安も狼狽も、ラスト、水に
語りかけるその胸の内の消せぬ愛情をも吐き出すように演じてくれた母親役は…折笠冨美子さんッ!
サスガ!!
「苺ましまろ」の美羽、「ぱにぽにだっしゅ」のマホ子などギャグキャラをやっておられた頃から
「このヒトはずっと役者として残ってゆく方だ」とおもっていましたよッ!!  …で。
今回のモチーフは「河童伝説」。物語の結末は…本作という傑作の風情も個性も一時無視して、非常に大雑把
な物言いで書くならば…「千の風になって」を映像化したような読後感でした。しかし本作は、あの歌曲以上
に生命のテーマも、息子の「死」に抗った母親の思いも愛情も苦悩も、懐に内包したまま巨大な流転を描きます。
つい昨日まで抱き、頭を撫で、その温もりも肌の臭いも、甘える声も瞳輝かせて駆け寄る姿も見せ、感じさせ
てくれていたはずの愛する者が、突如煙のように消え失せてしまう…それこそ紛れも無くこの世の"理"です。
あの子は、どこへ行ってしまったんだろう。…どこにいるの?今どこにいるの?尋ねても、もう答えは返って
来ません。愛する夫も、そして村の者に忌み嫌われながらも守り育てた我が子も、失ってしまった女。やがて
彼女自身もまた、夫と子が去った大きな流転の仲に飲み込まれていく事となるのでしょう。…それが人間。
いやそれがこの世の万物、全てのもの。これを書いているワタシも、…そして貴方もやがて、そうなります。
一足早く、水に、風に、雲になった子。今、現実に「形を取って目の前にいる愛するもの」が堪らなく愛おしくも
なり、また、この生命ある惑星の巨大な営みに思いを馳せたくもなります。
「蟲師」という作品は、鑑賞後に感動に任せ「詩」が書きたくなります。何か同様のテーマを持った歌曲・楽曲
を引っ張り出して聴きたくなります。ジブンは1期の頃から、本作の感想を書くに当たっては、ナニヤラ
ポエムめいた文体になりましたし(笑)、上条恒彦「誰かが風の中で」を「本作に合っているぞ!聞け、聞け!」
とか勧めたりもして来ました。それだけ、この物語は…優れた「詩」「音楽」「小説」等に近い深みと味わいを
持った稀有な連載マンガ作品であり、週一アニメだった、と言えるのではないかと思います。いや、確実に
そう断じる事が出来るポテンシャル("文学的価値"と言いたいトコロだけど、こんな掲示板でそんな大仰
な言い方をしちゃうと嘘っぽくなるので自重)は持っていました。世界に誇る日本映像文化の収穫の一つだ
と思います。…しかし、それももう、終わりが近いようです。雨。風。霧。光と闇。水の流れ、森のざわめき、春の
陽炎、夏の日照り、秋の実り、冬の凍え。苔、魚、羽虫、鳥、そして人々の営み。それら万物の振る舞い全てに…
この作家は様々な「生命以前の形無き物」の影を捉え、アニメはそれを視覚化して伝えて来てくれました。
それに翻弄され、抗い、悲しみ、そして幸福を噛み締める人々の姿も。その長く、膨大な作業も…とうとう、
今期で完成を向かえる事となるようです。足掛け10年にも渡る長い長い作業、本当に有難う御座いました。
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12/2、8:30AM付記。
○「繰繰れ!コックリさん」・9話
あら…?

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週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、11月3週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月23日(日)16時11分49秒
返信・引用 編集済
  ★週一のペースちょぼちょぼ続ける「今はコレが精いっぱい」御かんそ、今週分。

○「寄生獣・セイの確率」
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☆まずは、「ガルパン」にカマケて少々遅くなっちゃったRESからです。
○通りすがりさん
> 突っ込みなので無視してもらって構いませんが寄生獣は6話終了の時点で2巻の終わりくらいですよ
> 全10巻なので今のペースで2クールギリギリ消化できるかどうかって感じです

ハイ、ソレはアタシも「本作は2クール作だった」と知れた際に、驚くのと同時に「あぁ、ソレならシリーズ全体
の配分として、今のペースでキッチリ全体が収まるくらいかなぁ」と感じておりました。…済いませんが、ちょ
っとこの問題に関しては保留にさせて下さい。実はアタシも…原作の大ファンとしては「喫茶店のシーン」や
「母さんの帰宅」シーンには「もっと尺の効かせようがあったのではないか」とは思っているんです。…しかし
原作を愛する余り、原作を少しでも改変すると「アニメ版は糞だ!」と過剰反応してワメく層はキライですし、
今はさらにソレに乗じて本作の"火消し"を謀る連中がネット上に跋扈している状況ですので(ドコから金を
もらってんだか(笑))…アタシの基本姿勢は、あくまで「スタッフサイドは無能じゃない。ちゃんとシゴトして
いる」というスタンスを維持します。通りすがりさんとアタシの現時点での論点は「本作の全体構成配分は
成功だったか、失敗だったか」というコトになりそうですが、ソレはシリーズが終了してからの検証、という
コトにさせていただきたく。今は各話一本ずつの仕上がりを見て行きたいです。
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○で。本編御かんそ。 7話「暗夜行路」
時間が押してるので、簡潔に済ませます。岬の対決シーン、息を詰めて見守ったッ
しょ?決着が付くまでは他のコト考えられなかったッしょ?…つまり、
本作の演出は「キッチリ仕事している」んですよ
今回は作画も良好、この「ただ戦っている
だけではない」作品の戦闘シーンを盛り上げて下さいました。母の顔面が化け物に変化する際に眼を伏せ見な
いようにする新一。そんな彼を嘲笑うかのように、身を起こした怪物にブランとぶら下がる母の"生きた死体"。
主人公の"激怒"。愛する者を殺された人間の、魂の底からの悲しみ。また、新一に加勢する、優柔不断なだけか
と思われた男の優しさ、人間性。「君が殺しちゃいけない!」。描くべきコトを描いています。そして…コレは原作
の領分ですが、逆転のアイデアも秀逸…観る物を納得させ、物語に惹き込みます。コレは「ただ戦うだけの物語」
ではありません。描くのは「人間性とは何か?」と問うテーマです。そのために、人間の持つ「情」も「涙」もキッチリ
描いた後、残酷な死を訪れさせ、また極限状況にも追い込みます。ただ単にグロテスクな残虐シーンと、主人公の
ヒロイズムを描くための作品ではありません。怪物ホラー作ですが、そのテーマは味わい深いで
す。だから20年以上も「傑作だ!!」と讃えられ続けて来たワケで…


○「デンキ街の本屋さん」・8話
先生ちゃん役/津田美波さんの幼児化ぶり、「や~だぁ~」とダダをこねる際のニュアンスがスゴくイイ(^血^)!
こーゆー時、ただ「可愛げをアピールして自分の名を覚えてもらおう」とする新人さんは「やめちまえ!」と思い
ますけど、この方は「自分のこのシーンの仕事は"笑わせる"ことだ」と判っておられる。その上で、可愛げとみっ
ともなさの間の絶妙なバランスを狙い打って来てくれる。ご本人が「このキャラ、可愛いな」と思っていなけりゃ
出来ないコトだと思います。…そう、本作の女性キャラって"可愛い"んですよろりろりだって言ってん
じゃ無いぞ(笑)。アタシが嫌いな「カキワリPOPが突っ立ってしゃべってるだけみたいな」ラノベ系キャラと真逆
で、独特の"生々しさ"があります。ホントです。アタシ、同人作業や駆け出しのプロやってて本作の先生ちゃん
みたいに幼児退行しちゃう女性、幾人も見たコトあります。大好きな作業とはいえ、幾晩も徹夜して腰は痛いし
目は霞むし。ついこの間まで親に身の回りのコトやってもらって、自分は楽しんでさえいりゃ良かったマンガ
を自分で描くとなると、こんなに辛いモノとは思わなかった。さらに、こんなシゴト自分に務まるんだろうか…
という不安に押し潰されそうになって「もぉやだぁ~」とゴロゴロ転がりだしちゃう(笑)。そんなコが目の前に
いたら、モノスゲー可愛いでしょ?思わず抱いちゃうでしょ(笑)?…なんてハナシはともかく(^血^)、そう、
身につまされる、とゆーか、思わず「頑張れ!手を動かしてればいつかは終わる!」と励ましたくなる、とゆーか…。
本作、このろりろりな絵柄とはウラハラに、「自活を始めたばかりの20代以上向け」の作品かも知れません。まだ
親の懐で精神的ニート決め込んでる10代には、このキャラの"けなげさ""可愛さ"は判らないかも?単なるアタ
マの残念なヒトに見えるかも?…とか思ってます。まぁ、本作(原作)の良さはソレだけでなく、ギャグが笑える
とゆートコが一番大きい
んですが…嘘だと思ったら原作読んでみて下さい。…ただ一つ言えるコトは…一緒
に同人作業とかマンガ描きとかやってれば、こーゆーコ現実に大勢います。
妄想で無く。ウソまみれの
ギャルゲやエロラノベで無く。こーゆー「けなげで可愛いコ」って、実在(笑)します。いってみりゃコミケサークル
参加者の1/2がそのテアイです
(笑)
最近は容姿のイイ子も多いし。

予兆もナシにCMの間にイキナリ挿入された「Lime Cat2,3」には大笑い(^四^)!!殆どドクロちゃんやがな!
一本目「2」の終わらせ方には「え~ッ!!」と声を上げてました。腐ガールはこーでなくちゃ(笑)!でも、この
腐ガールも(原作では)メッチャカワイいんですよ…アニメ版がその辺りフォローして下さるとイイんですが…。
で、CM明けCパート(笑)…出ましたラフ神(^血^)!このギャグ好きなんだ!「先生ちゃんの人間離れした女子力
の低さ」の派生ネタなので、前回7話を観てなきゃ通じないでしょーけど。ラフ神呼び出すまでに、「意識してる
コトを悟られたくない」という明確な芝居を挿んだ方が判り易かったでしょうかね?…で、その後も大好きな
「よーしよしよし」のシーン!ああ…原作で好きだった「けしからんひおっぱいはここか?ここか?」 「よーし
よしよしよし」のセリフもカットされちゃった。ムツゴロウさんに見つかるとヤバいのかな?ソレはイイんで
すけど…総じてこのアニメ版、ジブンの思うトコでは露骨なエロに振り過ぎです。「デンキ街」のエロってのは
こーじゃないんですよ!もっとこう、自然に…ギャグにまぎれて、「ワイワイ遊んでる内にオカシなコトになる」
みたいな…な~んて、ジブンが仕事請け負ったのでもないのに、他人様の仕事に文句言ってもしょーがないコト。
ラストのオトシ方だけは、この「エロ本屋勤めなのに、恋愛事情は小学生のごっこ遊びみたいないじましさ」と
いう本作のコンセプトに合っていたように思います。とにかく原作未読者は、漫喫ででも読んでみて下さい。

○「SHIROBAKO」・7話
先週までの危機をどうにかこうにか脱して、やれ一息…じゃ無い!「一息」もクソも無い!今度は進行メンバー
が一人戦線離脱して、「えくそだすっ」最終話の担当が宮森に回って来ちゃった!あちゃー。…ちなみに、「最終
話の作業がどんなにタイヘンか」ッてのは、気楽にアニメ作品を観てる若い層のアナタにも漠然と感じられて
るんじゃないでしょうか。スケジュールの余裕はソレまでの制作工程で使い果たし、放映日までケツカッチン。
しかし内容は盛り上げないと、観客はナットクしない。ソフトが売れない。その一本だけで「失敗作」の烙印を
押される事態だってあり得る。そんな、恐怖の「最終回」…大抵のアニメ作品はシリーズ終了が近くなるにつれ、
EDスタッフロールの一原・二原(原画マン)の数がみるみる膨れ上がってゆくのに、アナタもお気付きなのでは
ないでしょうか。アレは(多くの場合)納品が間に合わなくなって、声の掛けられる"助っ人"描き手に、片っ端
から発注しているんです。宮森は、そんな地獄の発注・管理の最前線に立たされるコトとなるのだ…。ああ、ああ、
心臓に悪い(笑)。この"地獄"が「SHIROBAKO」第一章・「えくそだすっ」編のクライマックスなんでしょうかね?
場面変わって、あの日ドーナツに誓った仲間の一人・原画の瀬川が、演出・田中に認められ、「キャラクターデザ
インをやらないか」というハナシが持ち上がりました。同時に宮森は彼に「監督にならないんですか」と尋ねて
ます。このシーンは「スケジュール遅延の恐ろしさ」を描くのが目的ですが、「彼女らはやがて"上"を目指す」と
いう予兆が忍ばされていて…。やがて本作最終章では、あの日の仲間5人が一人前になった姿で結集し、一本の
「自分たちの」作品に挑む事となるんでしょうかね…ああ…そんな場面で主題歌「COLORFUL BOX」聞いたら、オレ
号泣しちゃうかも。…いや、泣く。絶対泣く
(笑)。
その後の、瀬川が老原画家に諭されるシーンは…コレは「苦労して絵を上達させ」「それで飯を食った」ヒトに
しか判らないかも知れません。シリアスです。若き苦悩。しかし、さらに将来的には「老い」の衰えもある。スポ
ーツ選手や野生動物と同じサバイバルです。そしてみんな、やがては"上がり"を迎えてゆく…("上がり"は、
アニメ界の隠語です)。そういった事柄も、本作は包み隠さず曝露します。真摯な作品。真面目なアニメ観客
の方は、絶対観て下さい、本作。
さらに、そんな「苦悩」から起こるアニメ業界・作画分野で最も忌み嫌われる
語句が、立て続けに二つも襲い掛かりました。「リテイク」。「作画崩壊」。うあああああああああああああ!
作画監督・瀬川が語る「動画が溶ける」。こりゃまた重い言葉。そう、現代アニメでは原画家がどんなに良い絵を
描いても、ソレが直接TV画面に出るコトは無いんです。必ず「動画」という他人の手を経て出力される。その動画
マンにヘタレた絵を描かせないためには、原画家が「気合を込めて描く」しかないんです。動画マンが「スゴい
絵だ!この絵の品質を落としちゃならない!」と思うくらいに。ソレと同様に脚本家は演出に口出し出来ませんし、
演出は自分で絵は描けない。互いに"気合い"で結び付き合っていないと、バラバラに崩壊してしまう。ソレが
「アニメ制作」。ソレが"無"から何かを生み出すということ。ツールがCGになったって、全く同じコトです。
…屋上のシーンは余りに辛くて、息を詰めて観てました。宮森に「お前の"明日"はどっちだ」という明確な問い
かけが成されましたが、それよりも…小道具として、あの"誓いのドーナツ"が非常に上手い使われ方をして。
"ドーナツ"を手放しちゃったら、他の誰かがいただき。"ドーナツ"を維持するのは、並大抵のコトではない。
「魔女の宅急便」のウルスラは「描いて描いて描きまくる。描いてもダメなら、描くのをやめる」と言ってました
が、いいなぁ、フリー芸術家は。ひと時でも「やめる」コトが出来て。アニメーターは、ソレすら出来ません。走り
続けるしかない。…今回はオブラートにくるむ事が出来ない、物凄くシリアスな"真実"が、一つ語られました。
こんな事書くと、制作関係者諸氏は「こんなもんシリアスでも何でもねぇよ!いいか、シリアスなのはな…」と
意気込まれるかも知れませんが、現代深夜アニメ観客層を相手に語るのであれば、コレくらいが限度なのでは
ないでしょうか。プロスポーツなら戦力外通告とか払い下げトレードとか、観客の方もその厳しさは重々承知
の上ですが、アニメ観客は基本的に「夢に浸って」ますから。

○「甘城ブリリアントパーク」
先々週あたりから、ガゼン面白くなって来ました。ピンク猫がそのゲス度合いを全開にすると面白い。笑っち
まう(^血^)。特にプール回(笑)。…しかし…この面白さってのは、毎度の…ダメな原作を与えられた劇団員が、
どうにか舞台上の身体を張ったバカ騒ぎで盛り上げようとされているかのようだった、あの「日常」方式の
ように見えます。(それでも、「日常」は面白かったですが。バカ子×ツインテ子の対決と、特に東雲研究所絡み
については文句は全くありません。3人(一人+一体+一匹)のキャラは良く出来てたと思う) …とにかく御苦労
お察し致します。で、今回も…本題の遊園地再建と全然関係無い、ソレもあかほりさとる脚本時代から定番の
入れ替わりネタなんですが、入れ替わり要員が順調にヒドくなってく過程には「うわァ次はいよいよピンク猫
だ!」…とか言って笑っちまった(^血^)。このピンク猫、R-18同人エロパロに欠くべからざるキャラですな~(笑)。
その昔、遊園地のリスの着ぐるみのままソコに遊びに来た女を楽屋に連れ込んで(着ぐるみのまま)ヤッてた男
ッてのがニュースになってたけど、ソレに近いカンジがするので動物形態のまま描いてくれ。>エロ同人作家
笑わせていただきました。けど、ど~も京アニのこのライン…「中二病」「たまこまーけっと」辺りは除いて…は、
脚本・演出・作画とも充分な実力派作家が揃ってんのに、なんか企画・原作に恵まれない?…そんな気もしてます。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
11/24、23:40付記。
○「蟲師 続章」・16話
「蟲師」、終章。苛烈で、残酷で、恐ろしい物語をも紡いで来た本作の語り納めは…静かに、静かに閉じられよう
としています。しかし本作お馴染みのモチーフは、今回も連ねられて…。1期2話「瞼の光」のスイのように幽閉
された少女に対し、同じく1期17話「虚繭取り」の綺・緒姉妹のように、血を分けた者同士の交感が救いの手と
なって。美しい光脈筋の輝き、その妖しさに取り憑かれる者、という役どころは2期1話「野末の宴」の父親にも
似て。そして今回の着想は「神隠し」&「座敷童子」です。異界へと落ちてしまった少女の視界から見ると、中空
に浮かぶ"現世"の光が、まるで月のようにも見える…クライマックス、その"月"の中に煙が吸い込まれるのと
同時に、見覚えのある者たちの顔が覗き、それが「井戸の出口」であった、と明かされる…まるで不思議な昔話
を鮮やかに現代映像作品にリライトしました、と言わんばかりの視覚イメージ。「亜空間に落ちる」…という
題材は円谷モノクロ時代の特撮番組・「ウルトラQ」のシリーズ終章でも重ねられました(27話「206便消滅す」,
最終話「あけてくれ!」)。そう考えると、ああ本作、現代の「ウルトラQ」なのかも知れない(笑)…なんて思いも
よぎりますが、子供時代に聞かされた不思議な怪談としてもポピュラーなイメージでもありますよね。神隠し
に遭った子供がまだ同じ家の中にいて、声もすれば足音も響くのに姿は見えない…なんてな怪談は、どこの
地方にもあります。あれが本当に起きた怪異だとするならば、一体その子供は、どこに「落ちて」しまったんだ
ろう。本作は「蟲の起こす自然現象」という視点から、主人公ギンコの目を通して、その謎に迫ります。
井戸から立ち上る"煙"。こんなモノはフツーの作品、フツーの監督ならばいくらでも…CGだろうが実写取り
込みだろうが、効率的にチャッチャと始末してしまうもの。しかし本作ではそうは行きません。"ガス"でも
"陽炎"でもない、何か"異質"な…まるで生きているかのように蠢き、ねっとりした"手触り"すらも感じられ
そうなモノでなければならない。この"煙"、すべて手描きのフルアニメーションです。2期8話「風巻立つ」に登場
した夥しい蛇状の蟲・呼蟲の群れと同様、全部手描きです。CGに任せてしまっては、そのおどろおどろし
い"異質さ"が出せない。この辺はまだ、「脳内で想像した質感・動きを直接手で描く」手描きアニメーターに
しか出来ない仕事ですね。御見事でした。
前回「光の緒」は桜井弘明監督、そして今回は大地丙太郎監督によるコンテでした。共に一時代を築かれた、
ジブンの尊敬する二監督…(ジブンにとっては、今でも佐藤竜雄監督を加えて「赤ずきんチャチャ」三監督、
なのですが…)その御二人の介添えを得て、本作は(きっと)長濱監督ご自身の手により終章へと足を運ぶ
こととなるのでしょう。
現代の味わい深き怪異譚・「蟲師」も、いよいよゴールが見えて来ました。貴方はどのキャラ・どの物語・どの
蟲が好きですか?ジブンは…キャラは1期15話「春と嘯く」のすず・ミハル姉弟、物語は1期11話「やまねむる」
ですかなぁ…。好きな蟲は…コレはもう迷いもなくダントツで1期21話「綿胞子」の綿吐でしょう。「異種知的
生命体」とよべる蟲はアレだけ(^血^)。「ワレラノカチダ」。なんか「寄生獣」のパラサイトにも似てるカンジ。

○「繰繰れ!コックリさん」・8話
いいなぁ禁酒のお供消毒用エタノール。それなら禁煙のお供マリファナとか、博打から足を洗ううには絶好の
FX投資とかもアリだね!…で、狸の姦計を真に受けた市松家一行、呪いを解きに群馬県四万温泉へ(バス停の
ショットだけで「あ、四万だ(^o^)」と判った温泉マニアのワタシ)。本作、素直で純真なコックりさんを人間・
アヤカシとも寄ってたかって嬲る(笑)という構図が定着して来ましたww。騙されてんのも知らんとニコニコ
上機嫌のコックりさんの満面の笑みが心に刺さるわ(笑)♪。スタッフ一行様、取材旅行に行かれたんですかね。
宿泊はどこだったのかな?やまぐち館?積善館?…おお!たむらじゃん!いいトコ泊まりましたなぁ!ココ
って七つの風呂を持ち、隣の別館グランドホテルも含めれば10ヵ所もの湯巡りが楽しめるんだよね!ネコも
温泉マニアだったんだ♪気が合いそう♪!ジブン、ネコあやすの大得意だし♪どこかにいないかなぁ、タマ。
あれ?ココの露天ってのは川原に剥き出し(対岸から丸見え)の上、混浴のハズなんだけど…(露天はもう一つ
あるけどそっちはセマい)。あ、ああ、取材旅行に行ったワケじゃないんスか。忙しいアニメスタッフ諸氏は一泊
旅行の時間の余裕もありませんかなぁ…コラ!ソコの!良い子は水着で温泉に入っちゃいけません!不衛生
です!温泉の流儀に従って、ちゃんと全裸で!タオルを湯に浸けるのも禁止!おまけに四万の湯は無色透明
だからナニもかもが丸見えだぜ♪!…な~んて言っててもソコは上品な児童向け基調の「繰繰コク」、過度に
モロ出しにして湯気で隠し、ビーチク見たけりゃBD買え!…なんてゲスな商法はムロン致しません。「楽しさ」
を描く方がよっぽど重要。ちゅ~かこの演出、完全に昭和児童向け(「うる星やつら」とか)調なんスけど(^血^;)。
しかし、ソコは現代の原作。女アツカイ慣れしたタヌキとのミョーな雰囲気にモツレ込ませて腐向けのニーズ
もガッチリキープですわ(笑)。「ただし年増には無効」には大笑い(^血^)。…とか何とかやってても…キツネと
タヌキの腐れ縁の友情、そしてギャグを装いつつ痴情にまみれた中年男(笑)からコックりさんを守ろうと後を
つけるこひなの行動を見せるとか、根底に「暖かいもの」を感じさせるのは本作ならでは。サスガは!!
平池芳正監督の仕事と、その氏が選ばれた原作です。

そして、ムーディに盛り上げる二匹の友情だかなんだか
(オヤジはカッコイイし表面的見た目は正しく
男女恋愛に見えるトコがミソ(笑))で情感を高めた後のイキナリのオトシには大爆笑!!
ホラ!!本作、やっぱオモシロかったッしょ!!?「平池監督作にハズレは無い」と読んだ放映開始当時の
BET、大アタリでしたyo!!!

イイ気分で観終わった後、主題歌「DISCOけもけもけ」(買いました)を無限リピートしつつキャプ編集するのが
サイコーに心地イイ!ジブンが「コレは面白くなりそう」と踏んだ作品が期待通り面白くなってゆくのを見る
のはサイコーですね!

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「ガルパン」放映開始当時の思い出御かんそ再録企画!!(2)

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月21日(金)12時39分18秒
返信・引用
  あんこう祭で「ガルパン」ファン魂に火が付き、さらに一部ネット上で「いつ「ガルパン」にハマッた?」
なぁんて話題が出ているのを見つけて、ジブンも「「ガルパン」放映開始当時の御かんそを再録
してみよう」と思い立った、題して実録!!ジブンはこのようにして
「ガルパン」にハマッた!!
思い出企画、第2稿。今回はいよいよ「ガルパン」のみの
御かんそに絞って、2~4話時のジブンの惹かれっぷりに注目したいと思います。さぁ、2012年
10月の放映開始時にジャンプ…!!


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投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月16日(火)05時34分7秒

☆今週のアニメ御かんそ。10/16~ (1)

10/16 17:30、付記。
☆さて今週も、今期アタシにとっては最も楽しみな月曜深夜(東京圏)がやってまいりました。ちなみに、
 「ナントカ荘のペットな彼女」については"肯定的放置"が決定しましたので、御かんそは書きません。

○「ガールズ&パンツァー」・2話
面白ゅろう御座いました(*^四^*)!!

OPが付きました。OPとは観客、ついでにスタッフや企画製作者にも「どんな作品か」「目指すコンセプトは
どんな感覚か」を周知させる、という機能も持たされる短編映像。それが、とことんサワヤカな主題歌に
乗せ夏の青空のように明るくイキオイのある映像で魅せます!!本作がどこへ向かおうとしてるのかは如実
ですね。「戦争モノ」ではゼンゼン無いですねコレ(笑)。「スポ根モノ」です。「ストライクウィッチーズ」より
「咲-Saki-」に近いセン?まぁ、背景社会には何がしかのシカケがあるのかも知れませんけど。
とにかく、のっけから少女がウジャウジャ出て来る作品。それぞれのチームのキャラ付け、短い描写・セリフ
でどんな連中か描けるか…という脚本・演出の手際が問題になって来ます。そこはベテラン吉田玲子脚本・
水島監督作品ですからドーンと空母に乗ったつもりで楽しんで大丈夫でしょう!!
「咲-Saki-」は地域で対戦チームを分け、それぞれ酷薄か?アットホームか?化け物揃いかという「集団の
個性」で色分けしておりました。本作はそれぞれの集団の"趣味"でチームの特色を描いてゆくらしき模様。
↓取り敢えず↓歴女が集まったチームと、ナニを勘違いしたのかバレー部復活のため結集した↓スポ根集団。
             真ん中のチーム(?)が↓未だ謎?まだ出て来てない?

サブタイ明け↑のっけから4人目のメンバーが仲間に入りたそーに木陰からニコニコこっちを見ているという
サクッと手際の良いカット運び。マンガでも扉をめくった1コマ目から、こんな手際の良いコマ運びを描ける
ヒトはあまりいません。主人公の才能と、この4人目の知識がチームの"財産"となってゆくのかな?で、この
コが誘う戦車ミリタリー関係専門店。これが「けいおん!」でいえばムギの親の会社系列の楽器店、てトコロ?
"BATTLE ZONE"とは懐かしい(^ω^)。ATARIの名作でした。ベクタースキャンのゲーム、味があったんだけど
なぁ。このコの歌う鼻歌がまた「博士の異常な愛情」マーチとは、こりゃまたマニアック(^血^)。きっとこの
コ、戦車砲弾の弾頭に"Hi There!"とか描いてるに違いない(笑)。さらに、5人目メンバー・超低血圧少女との
出会いは至極フツーに通学路で救援。それぞれに、戦車を動かす適材適所の才能を持ってるんでしょうね。
ンで、陸上自衛隊最新型主力戦車10式によるエアボーンで派手に学園長の車轢き潰しながら教官到着。
ブッ潰れた車を見て生徒会役員が呟く「ポテチ…」の一言が、ナントモ吉田脚本らしい(^血^)。

直ちに模擬戦開始が宣言されて。ンなムチャな!(^o^;)…と思いそうなトコロですが、まず「乗って、動かす。
そして動かすのに苦労する」描写から始めないと娯楽作は始まらない!判っておられます、この監督・脚本様。
正規の訓練を受けて動かせるようになりました、じゃ面白くも何とも無い。「ラグ輪」のように初めて乗って
イキナリ動かしちゃうのも興醒め。初めてマジンガーZに乗った兜甲児は暴走の挙句、町をブッ壊しました。
アムロはマニュアル片手にモビルスーツに乗りました。そういった一見ムチャに見える"段取り"があってこそ、
あたかも自分が共に動かしているような「臨場感」が生まれるワケで。ホントは自動車教習所でも廃車寸前の車
使ってガンガンぶつけた方が、車幅感覚なんかすぐ身に付くんだ!てなワケで嬢ちゃんたち戦闘開始!ケータ
イで操縦方法検索してるウサギさん(1年生)チーム、樹にぶつかって「根性~!」とか言ってるアヒルさん(バレ
ー部)チーム、悦に入ってるカバさん(歴女)チーム。その中でもバレー部と歴女チームが主人公らのⅣ号戦車
を挟撃!さあどうなる、初めての砲戦試合!…あぁ、こんなふーに実弾ブッ放してやり合っても誰も怪我一つ
しない"戦争"があったら、楽しいでしょうなぁ。唯一残念なのは、綿密な取材に基いている作品の様子なので
戦車の内部も精細に描写してくれたら…というトコですが、それはまァ週一TVアニメの作業限界を超えてる
ので我慢。いつか人気が出て、仮に劇場版でも作られる事になったら…ゼヒ期待しましょう。
(編注。ココで、↑不遜にも「残念」とか「我慢」とか書いちゃってる戦車内部のインテリア描写についての記述は、
ジブンの間違いです。当時はホント済いませんでした。「ガルパン」の戦車内部構造描写は物凄く綿密だってコトは、アクタス刊・「「ガールズ&パンツァー」ミリタリーワークス集」(今回のあんこう祭でも販売ブースにスゲー長蛇の列が出来てましたね)とか買われた方は、その余りにも精微なレイアウトに目を見張られたコトと思います。しかし本作では、そんな精緻に描かれたせっかくのデティールを、画面の色味を押さえるために塗り潰しちゃうんです。当時はそんな「えーッ!!?」と愕然とするようなゼータクをやってるとは露知らず…漠然と「観たまま」で脊髄反射的に書いちまいました。アタシの不徳の致すトコロです。この、「本作はパッと見では判断が付かないトコでスゴい細かい仕事をしている」という驚愕の(笑)事実は、御かんそを続ける内に、キャプ画像を色調補正して現れる「隠されていた真実のデティール」などを見つけるだに、ジブンもガクガクブルブルしてゆくコトとなります)
オフィシャルHPのキャラクター紹介サウンドドラマのBGMで流れてる、5人が可愛く歌うミリタリーマーチ・
「これが私達の戦車道」がイイ(*^o^*)。なんか「モーパイ」の、むくつけき海賊の歌をコムスメどもが歌うノリ
にも近いモノがあって。CD買っちゃうかも!今期深夜枠、一番楽しみな作品です(*^四^*)!!

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投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月22日(月)01時26分30秒

☆今週のアニメ御かんそ。10/22~ (1)

☆さて、今日は楽しい「ガルパン」の日。「ガールズ&パンツァー」のどこが面白いかって、説明に苦慮してる
方はいませんか?その一つは「戦車に乗って砲戦を楽しむ臨場感が描けている」という事ではないでしょうか。
例えば「バイク乗っている臨場感を描け」という仕事の場合、貴方はどうしますか?「イグニッションを入れ、
クラッチを切りながらギアをローに。スロットル回せば発進」…なんていう"手順"を描いただけで「バイク
に乗る臨場感が描けた!」と思います?違いますよね。そーゆー方は「段取りで仕事をする人」。バイク乗り
なら思い切りバンクして突っ込んだカーブの先が複合カーブで、さらに内側へのヘアピンになっていた時な
んかは「うひー!」と思うでしょ?その「うひー!」を描く事。驚いた事に、コレをリアルに描くとバイクなど
乗った事の無い人にも通じます。ロボットモノでも「体長40mの巨躯を操作するとはどういう事か」…なんて
「ロボット操縦のリアル」を追及した人は、あまりいませんでした。「ロボティクスノーツ」とかがそーゆー辺
りを攻めてくれると嬉しいのですが。ともあれ今のトコロ「ガルパン」は、「戦車に乗って撃ち合う楽しさ」が
充分に描けていると思います。けれど、誰も死なない。だから楽しい!キャラもカワイい!「絵的な面白さ」
もありますよね。凶悪な戦闘車輌にヒヨコの群れがぴィぴィ♪乗ってるカンジ。ヒヨコ戦車。その上、今後
はスポ根的要素も入って来る事が予想されますから今コレに期待せんでナニに期待するッ!てなモンで。
さてそんな今週の「ガルパン」は?
○「ガールズ&パンツァー」・3話「試合、やります!」
観入っちまいました!面白い!出し惜しみしない!!

↑上で書いた「臨場感」の話は視聴前に本作への解釈を固めるために書いたメモ書きですが、その"期待"を
モロに実現して下さったカンジ
です!敵チームに追われて逃げ込んだ木造吊り橋。キャタピラが踏む板の
心許無い感触が、まるで自分の足の裏ででもあるかのように感じて。転輪が接触して切れる軸策、思うよう
に行かない戦車の操縦と、「落ちる~!」という恐怖感を同時に描き、さらにソコへ迫る両岸からの挟撃~!
生徒会もバレー部・歴女チームの動きに加担して、Ⅳ号隊を追い込む事に決めたようです。その後に続く1年
生隊が「とりあえず付いてこー♪」とお気楽なのが楽しい(^血^)!

橋の上で立ち往生という、本来なら絶好の標的・絶体絶命になる状況が逆に功を奏しました!嬢ちゃんがた
初心者だから、障害物の無い一直線上で…西部劇の早撃ち決闘みたいに正面から撃ち合っちゃう(笑)。…と
なれば固定砲の突撃砲はモチロン、移動してるモノより固定砲座の方が照準は付け易い。初弾命中後、轟音
と衝撃波に呆然としてる他の連中を尻目に、早くも次弾装填に掛かっている主人公。コマンダーハッチから
の視界だけで周囲状況を的確に判断、など身に付いた経験と持って生まれた適性とを自然に示してゆきます。
主人公の指示で、ニワカに固まってゆくチームワーク。生徒会はサスガで側面方向から撃って来ましたが、
間一髪!Ⅳ型の砲撃の方が紙一重で勝った!ヤラレた生徒会長も、何だか満足げ。思惑通りなんでしょうね。
(編注。まだこの時点ではアタシ、ミリ関係は全くの門外漢でしたので記事のソコココ、細かいトコにに誤解や
間違った解釈が見て取れます(^Д^;)。まだ本作のコトをナメてますね。作品自体には満足していても、アタシ
が本作のミリ描写解釈について「コレはナメられない!」と真っ青になったのは、この直後…ネットを巡回してて
見つけたミリマニアの方の説明で「この時点でⅢ突からの直撃に撃破判定白旗が立たなかったのは
意味がある」
だの、4話で「八九式の直撃を食らったマチルダが轟然と火を噴いたのは、後尾燃料
増槽に着弾したから。コレでは本体には傷一つ付かない」
ナドの"真相"を知ってからです。ソレ以来ミリ
マニアの方たちの解説を読み漁って、本作が2倍も3倍も楽しめるようになりました。ミリマニアの
方々、有難う!!
)(しかし、いやホント、ズブのトーシロだったんスよミリ方面は(^へ^;)。なんたって「砲の
火力は砲弾重量と炸薬量でキマるんだろ?砲身長なんて弾道を安定させる程度の意味しかないんだろ?」…
とか思ってたくらいで(赤面)。「ガルパン」を観てから(付け焼刃ですが)その方面を勉強し、そのおかげで
放映終了までに、本作をトコトン楽しみ尽くすコトが出来ました!!親切なミリマニア様方のおかげです!)

ウサギさんチームが転進しようとしてスタックする直前、「ピキュ」と玩具のアヒル踏んだようなS.E.が入り
ましたけど…希望ですが1年生チームは毎回ヘタレで、試合の度に尻尾巻いて逃げようとして、その都度
この音鳴らしてくれたりしたらウレシい(*^血^*)!!!か、カワイい!ピキュ!ピキュピキュ♪
大浴場のシーンでアタシは本作に猛然とハマる事に決めました!キャラの名前、辞書登録しよ!
(編注。別に欲情したからじゃないです(笑)。芝居が細やかだったから。)
西住みほ。主人公。武部沙織。明るく元気で、チームの人間的まとめ役。五十鈴華。華道。おしとやかに
見えて砲ブッ放すとジンジン。秋山優花里。戦車オタ。ジブンはこのコです(^血^)。本来、こーゆーいか
にも「オタクの貴方と話が通じ易そうなコですよー」というキャラは苦手なんですが、挙動もデザインも抜群
なので負け。冷泉麻子。超低血圧の天才。以後、ハマると決めた作品のキャラは、ちゃんと名前で呼びます。
これが昂じると主題歌・サントラCD購入。ソコまで行けば、BD全巻購入は目の前です。このまま行ってくれ!
ここまででまだAパート!!なんとまァ尻尾まで餡子がギッチリだぜこの鯛焼き!

で、Bパートは愛車の飾り付けと訓練シーン。「けいおん!」の作家らしく、戦車の中を居心地の良い「少女達
の巣」にしちゃいます(笑)。重油とグリースの臭いがヒドいだろうからデオドラントも必須だね!でも砲を
ブッ放したら硝煙の臭いで鼻も効かなくなっちゃうだろうけどな!
で、またサクッと初の練習試合・聖グロリアーナ学園との対決へ話は進みます。車長が集まった作戦会議で、
生徒会役員(メガネ)の立てた作戦に脊髄反射で「よしッ!」と燃えてるバレー部の脳筋ぶり、フッとほくそ
笑んでる歴女、「すごーい♪」と大袈裟に感動してる1年生、それぞれのトホホな反応が笑わせて(^四^)。で、
あわれナシクズシに小隊長に任命されちゃうみほ。生徒会長、スジガキ通りッすな(笑)。負けたら大洗名物
アンコウ踊りだ!そのまま吊るし切りにされて土鍋でドブ汁にされちゃうかも知れないぞ!負けられないぞ!
で、またまたサクッと試合当日の朝。余計な周辺描写はアッサリ捨て、本題のみに集中するので飽きないし、
コレならBD購入時にも「この回は要らないなぁ」と迷う事が無さそう!つーかコレ、続けて観たらサイコー
に面白いんじゃね?
超低血圧の操縦手を起こしに、早朝の住宅街を蹂躙して来る戦車(笑)。空砲を撃っても
町の人々はノンキなモノ。こうして、物語を進めるついでに世界観も描いてゆきます。大して意味の無い
作品世界設定をダラダラセリフで説明しちゃう、なんてのは愚の骨頂。そんなモノに価値などありません。
「セリフで明示的に説明されなきゃ判らない」タイプの人ってのは、頭脳の応用力が足りないんでしょうね。
空母都市"大洗"、何かの社会的事情があって国民を洋上生活させてるモノかと思いきや"学園都市"なのか!?
グロリアーナ学園の空母学園都市、デケえ!マクロスよりデケえぞコレ!まぁ、この辺りで察しのイイ観客
には「背景の社会設定は取り敢えず今のトコロ掘り下げて考える必要は無い」という事は伝わります。ナニか
シカケがあるのなら、既に臭わされている。ソレが無いという事は、「少年少女を健全明朗に育成するため、
敢えて洋上生活させてる」程度に思っときゃイイんでしょう。「シャレだよ♪ジョーダンだよ♪」で済む範疇。
そして、さあ、試合開始だ!台地上に陣形を張って待ち構える両チーム、一斉に飛び出します。これで1話
のアヴァンに繋がるワケですね。という事は、構成的に言って次回が本作序盤のクライマックスでしょう。
戦力も戦術も絶対に勝る強豪相手に、さぁどう戦う大洗女子戦車チーム!!

次週がこんなに待ち遠しいのは「モーパイ」以来だ(*^▽^*)!!!
初の校外対抗試合、どうなりますかねぇ?予想するなら試合は主人公の機転でイイ所まで持ち込めるんだ
けど、ソコへあの過去の溺れるトラウマが甦って惜敗、結局アンコウ踊りはやらされるモノと見た(笑)。

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投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月28日(日)12時26分43秒

☆今週のアニメ御かんそ。10/29~ (1)

10/30 10:30AM、付記。
☆今日から月曜をムリヤリ夜型にシフトしました。「モーレツ宇宙海賊」と同じく
 「ガールズ&パンツァー」、リアルタイム生視聴します!!!

しかしこうなると、いよいよ↓先週分御かんそRESコーナーで書いたような、あんこうチームねんどろいど
セットの登場に期待がかかりますね!コマンダーハッチのみほだけじゃ寂しい、全ハッチから5人が顔出し
てる情景のセットが欲しいし、もしヒットしたなら更に「みんなで楽しく野営セット」に続いて「野営セット
2・覗かないで!テントの中セット」とか「遠足は楽しいね!行軍セット」とか全員姉さん被りに割烹着、モッ
プ雑巾持ちでⅣ号を磨いてる「いつもありがとねⅣ号!整備セット」とかバズーカ砲持ってよろけたり転んで
泣いたりしてる「突撃セット」とか、ねんどろいどのバージョンにも夢が拡がります。でもソレには何はとも
あれヒットしてもらわにゃ。ヒットして!!!(祈願)とか何とか書いてる間に…
放映時間キタ━━(゚∀゚)━━!!「モーパイ」も「ガルパン」も、自分トコの局が最速放映で有難い有難い有難い。
リアルタイム視聴するほどのめり込んだ作品が自分トコだけ遅かったりすると居ても立ってもいられなくな
りますもんなぁ…。さてコーヒー淹れて、お茶菓子用意して…。

○「ガールズ&パンツァー」・4話「隊長、がんばります!」
OP歌い出しとサビんトコで既にジワッとなってるジブン(^へ^;)。好きになった作品って、こーですよね。
いよいよ試合開始!全車発進と同時に発せられる、みほの作戦再確認に各車チーム各員が一斉に応えます。
この全員の期待と信頼を一人で背負っている…のっけから隊長としての"責任"が(セリフで"説明"しちゃう
んじゃなく自然に、実感を伴って)描かれます。真摯な作品ですね。この描写で苦戦の先行きが見えたよう
な気もしますが(^血^;)。ううッどうなるんだろう。この「どうなるんだろう」という感覚を味あわせてくれる
作品が、他にありますか!?ありますか!!?(落ち着け落ち着け、どうどうどう>(^o^;))「モーパイ」以来ですよ!

相手側聖グロ学園隊も、一斉にエンジンに火を入れる!前進!と、ココで1話アヴァンへ繋げるワケッスね。
1話では画面外OFFゼリフだった「ソコは戦術と腕かな…」「はいッ!」というみほと優花里の掛け合いが、共に
どんな顔して言っていたのか描かれるのがウレシい。みほの表情は、実際↑観てみると1話アヴァンで受けた
印象よりも自信無いさげ?にも見えます。ソレに応えて満面の笑みで返す優花里。この笑顔。西住流に寄せ
る絶対の信頼と憧れ。この笑顔を背負って戦う事になるのだ…"隊長"という役職の責任・重みが観客にソレと
意識させずに伝わります。コレが映像作品!で、ご期待通り1話アヴァンの再描写をしながらも、なぜ華が
初弾をハズシたのかの詳細にも触れられて。「実際に動く戦車に精密照準をしたコトが無かったから」なんで
すね?こーゆーのは実戦で弾を食らいながらでなきゃ覚えない。なんだか生徒会長の目論見も見えた?気が
1・します。この試合、もしかして最初から"負け"が想定されたカード!?…で、そんな絶対有利な聖グロ側、
紅茶を一滴もこぼさず追撃!着弾!飛び散る岩塊!こりゃ沙織が心配するまでもなくアブナいわ(^血^;)。
しかし初見で「ナニ?!このコたち殺し合ってるの!?」と戸惑う観客に対しても、軽く説明は入れて。直撃を
食らっても車内は安全。コマンダーのコは相当の経験がある。着実ですねぇ。一方、待機中にやってた遊び
を中断させられて不満げなヒヨコどもの様子なども描いて、彼女らがまだゼンゼン物見遊山気分であるコト
にも触れておきます。あ~こりゃ負けるわ(^o^;)。
案の定みほの"こそこそ作戦"は血気にはやった生徒会書記・桃の誤射で失敗!まぁ、それで無くとも↓稜線
の上に居るスゲー目立つ車体群はバレバレですけど(笑)。聖グロ側は悠然と散開、台地を包囲・挟撃!

初めて経験する集中砲火に一同混乱!我を失ったり、動揺して泣き出したり。あろうコトか1年生隊などは
愛車を捨てて逃げ出しちゃいます(^血^;)!ココはジブンの好みとしては、3話の「逃げよ逃げよ~(ピキュ♪)」
が可愛かったのでアレもう一度やって、逃げ出して崖にぶつかって動けなくなったトコロを間髪入れずボコ
ボコ、など天丼ギャグとしても扱って欲しかったですかね?…なんて勝手なコト考えてる内にも、動揺して
る隊列の中で生徒会隊はちゃんと後退してる(我を失ってるのは砲撃手だけ(笑))けど、キャタピラがハズレ
て脱落…など、着実に描写は進みます。でも、総じてココのシーンは1~3話と違って少々コンテが"段取り"
的…?本来の水島監督コンテなら、楽しい中にも集中砲撃を喰らう"恐怖"なども織り交ぜて「あァこりゃコワ
いわ(^血^;)。1年生組が泣き出すのもムリは無い」などという"説得力"まで出して下さるんじゃないかなぁ?
…とか(この時点ではココが「見せ場」だと思い込んでいたので)余計なコト考えながら観てました、
ココまでは!!しかしココからが本番でした!!!みほの発令で生き残ったバレー部、
歴女隊、Ⅳ号が隊列を組みなおし後退。うわァ街中入るか!!「もっとこそこそ作戦」ッて
市街戦の事か!!こう来たか(^四^;)!!
確かに少ない火力・圧倒的不利な状況ではゲリ
ラ戦に持ち込むしか無い。あの物量に物言わすアメさんでもベトナム・アフガニスタン・イラクとゲリラ戦法
には大苦戦してんだから。(しッかし学習しませんなアメさんも(^ー^;))。しかしサスガ。ショウとして、
見事に観客を納得させるギミックを用意して下さいます!
「戦車による市街地砲撃戦」とは特撮映画
制作スタッフがやりたくてやりたくて"怪獣"という仮想敵を繰り出してまで挑んできたコト。アニメなら
いつだってやれるのに、どうしてコレまでやる人がいなかったんでしょ。…あまりにも濫造されたロボット
モノが原因ですね。いつの間にか「ロボットが市街地で戦う"絵"」が当たり前の手垢まみれになってしまった。
本来、「前線が市街まで入り込んで来る」という状況は大変な異常事態のハズ。その"異常"を描けるヒトが
冨野監督くらいしかいなかった(余談ですが、アタシが「ラグ輪」や「AGE」の1話を観て「こうじゃない!」怒った
のはこのアタリが主な理由です)。本作は、その"異常さ"をちゃんと描いてくれます。「ジョーダン
世界です、コレは"試合"です"お祭り"です」という特殊設定によって!!うわァ面白い!!薬屋
店頭の幟に紛れて三突が、立体駐車場に八九式が潜んでる作戦には大洗いや大笑い(*^四^*)!
しかし息つく間も与えず、幟が丸見えなのにも気付かずに侵攻した三突は塀ごと串刺し直撃、
白旗!八九式の貧弱な火力ではマチルダの重装甲には通じず
(ちゃんと装甲の薄いエンジンルームを
狙ってましたけど)袋のネズミ、被弾沈黙!!
(編注。↑上で書いたように、この後にネット巡回して「マチルダへの着弾は後部増槽に当たったので派手に
爆炎は上がっても本体は無傷」だったのだ、と知りましたこの時点では、。爆炎は単なる誇張演出だとばかり
思ってた。ホントにもォ、「ガルパン」てやつァ…(^四^;)!)

一輌切りになっちゃったⅣ号、追撃を受けます!!ここでさらに畳み込むように1話アヴァン
に続く本作CG作画陣の桧舞台!↑この入り組んだ大洗市街地の3D背景モデル、GoogleEarthか
実景取材かを参考に実景と同じに作り込んでるでしょ!!この御かんそ書きが終わったら早速
GoogleEarthで大洗を散歩して"バーチャル聖地巡礼"を楽しんでみよう!!
多分、大洗マリンタ
ワーからそんな離れてないトコだと思います。こういった入り組んだ街路は、海の近くの港町に多いですし。
しかし…もしコレがホントに大洗町の実景通りに作るなんて手の込んだ事をなさってるんなら実に羨ましい
ぞ大洗町民!
ジブンが暮らしてる町に戦車が走って戦闘してるトコを拝めるなんて!「わー!オレが良く行く
定食屋がコナゴナ!メシ食ってたりしてないだろうなオレ!大丈夫かバラバラになってないかオレ!」とか
言って背筋がウズウズするキミョーな興奮が味わえる事でしょうよ!(ちょっと思い出話。遥か大昔、旧日劇
が取り壊されマリオンに建て替えられる直前、記念上映された初代「ゴジラ」で画面の中の日劇が炎上する場面
では日劇場内にいた観客全員が大拍手(笑)でした(^血^)!)…で、善戦虚しく行き止まりに追い込まれるⅣ号!
絶体絶命!と、そこへ救援の騎兵隊のように駆け込んでくる生徒会隊!救いの一撃、喰らえ至近距離砲撃弾!

見事ハズレ!!ボコボコにされてる(笑)!その隙を突いて一発カマシながら脇道へ離脱するⅣ号!(あたしゃ
兵器には詳しく無いんですが、画面を良く観るとマチルダの砲塔旋回速度よりもⅣ号のソレが勝って先手を
取れているように見えます。中戦車で積載砲の軽いⅣ号は、こーゆー時に重戦車よりも有利なんでしょうか
ね?) この辺りからのみほの表情に注目して下さい。すっかり面構えが変わり、目が据わって来てます(笑)。
西住の血か…。そして追い込んで来る敵チームの虚(また裏道に逃げ込んでいると思ってる)を突き、今度は
大通り端っこの死角で待ち構え!早く視界を得ようと大通りに駆け込んで来る敵車の出鼻を叩く!一輌撃破!
ただちに離脱、逃げ出した…という姿を敢えて見せておいて回頭、「相手はヒット&アウェイで逃げているに
違いない」とナメて駆け込んで来る二輌目にも同じ位置で狙撃、立て続けに撃破!アイデアがいっぱい
だ(*^四^*)!!
小隊ごとの近接戦になった際にいかに狐のように騙しすかす"戦術"が重要か、何故アメさん
がコソコソ逃げ隠れするベトコンやアラブゲリラに手を焼いているのか、何故あんなにアイアンマンを欲し
がっているのか(笑)が画面を観ているだけで伝わります!こりゃ傑作だ!!!ンで、最後は重
戦車チャーチルとの一騎討ち!一撃喰らわせて急速離脱、逃げ出した…と思わせておいて反転、突撃!西部
劇荒野の決闘のような正面同士の撃ち合い!…かと思いきや全速力で敵背部、車輌側面に回り込み近接砲撃!

窮鼠猫を噛む、飛び掛って驚かすヤケクソの捨て身戦法か…と思わせておいて(ムロン大会準優勝経験のある
相手はそんな"気合"など通用しない事は判っている)、なんと全速力での突進は相手側砲塔の旋回速
度より速く後方に回り込むための加速度を得るためだった!
…という二段構えのサプライズ!回り
込みフェンダーが触れそうな距離での撃ち合い、Ⅳ号の砲撃が早いかチャーチルの砲塔旋回が早いか!ボク
シングで言えばクロスカウンターだ!…しかし眼前での砲撃もチャーチルの重装甲にあと一歩及ばず!
敢え無く惜敗~ッ!!おッもしれぇ~!!!
え~ッココまででAパートォ!?すっかり見入ってた!

Bパート。コレだけ善戦しても、負けは負け。傷だらけで搬送されていく愛車群の前でしょんぼり立ち尽くす
Ⅳ号隊。聖グロ学園側も、ワザとらしい「感心した」「やるわね」なんて言葉はココでは使いません。ライバル
はライバル。そして生徒会から下されるあんこう踊り断行の処刑宣言(^血^;)。約束通りやらされ
ますあんこう踊り。ボディスーツかい(笑)。こりゃ恥ずかしい!

しかし武士の情けか、それとも監督は既にこのコ達に情が移って娘のように思っているのか、生き恥さらす
シーンはごく短時間に留めてやります。また、一緒に恥をかいてやる生徒会長・杏の(ウレシげにも見える)
頼もしき上役(?)ぶり。どうやら、このコの内面もすっかり見えて来ましたね。策士にして有能、部下思い。
しかし学園存亡(?)の責任も負ってる(?)模様で…このコも、何か「背負っているもの」があるみたいです。

さらに、物語の展開は矢継ぎ早で。フツーのユルいスポ根ものなら落胆してる一同に、ココで街の人々から
「良く食い下がったぞ!」「見事だった」「応援してるわよ!」等の声援が飛ぶなどのホッと息を付く間を与えそう
なモンですが、新たな問題発生。華の家庭事情。麻子にも何かありそうです。ナルホド。「大食い」「砲撃で
ジンジン」や「超低血圧」等では、この二人のキャラ付けは弱いかな?と思ってましたが主人公が立つための
人的ドラマの提供者になるんですね。そんでもってイキナリ舞台は全国大会へ!!やって来ました
M4シャーマン、米軍戦車隊!!とんでもなく速いぞ展開!!
「尺が余って余って仕方が無い」作品に
この頑張りを見せてやりたい!物語が尺からこぼれ落ちそうだ!…でも、コレでこそ「BD買いたいけど要らな
い詰め物みたいなエピソードが多過ぎる。なんか欲しいのはガンダムなのにボールやサラミスまで抱き合わ
せで買わされてるみたいでシャクだ!」なんてな悩みとは完全に無縁に、心置きなく全巻買えそう。でも萌え
オタ好みの日常パートが少なくて食指が動かない、なんてヒトのためには円盤全巻に付録で日常キャッキャウフフ
シーン揃いのOVAが付くそうですし。なんて"内容"がギッチリ詰まったプロジェクトなんでしょうか!!
…ハイ。判りました。
文句無くBD購入決定!1巻予約完了ッ!
まだ全巻ではありませんが、今後良く出来たエピソードが1本でも出たら即座にロン!!の
国士無双一三面待ち状態です!!気分が昂じたら今週中にでも全巻ポチッちゃうかも知れません!!!

さらにプラッツ製の1/35Ⅳ号キットも、こりゃ買わなきゃなるめえ。この冬は弁天丸と一緒にプラモ作りだ!

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…ハイ、「ジブンはこうして「ガルパン」にハマッた!!!」…のあらましは以上です。
もう、大した解説もシメの言葉も要りませんね。「面白いモノは面白い」
。ソレだけです。しかし、この
時点での、ジブンのこの「期待」は、やがて「驚愕」にまで膨らんでゆく事となります。あの9話…!!そして、
そして、3ヶ月間の渇望に耐えてあの11話を迎えた時の興奮!!大興奮!!!さらに期待と不安の入り混じ
った動悸を抱えつつ、水戸先行オールナイトで1日だけ早く観た、あの最終話…!!モハヤ「ガルパン」ファンには説明の
必要すら無いでしょう。こうしてジブンは、本作にハマッたワケです。そして現在もなお、「ガルパン」漬けです。

 

「ガルパン」放映開始当時の思い出御かんそ再録企画!!

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月20日(木)18時11分29秒
返信・引用 編集済
  あんこう祭で、「ガルパン」ファン魂が燃え上がりました
このタイミングで、ネットを巡回してみたら…「いつ「ガルパン」にハマッた?」なんて話題が出て
いて。触発されて、ジブンも「ガルパン」放映開始当時の本掲示板ログを遡って読んでみました。
すると、コレが意外なほど面白い。当時他にどんな作品がやっていたのか、
その中で自分はどう本作にのめりこんでいったのか…そんな状況や
過程が如実に窺えます
。ココで記念に、その頃の己の投稿を再録してみたいと思います。
題して実録!!ジブンはこのようにして「ガルパン」にハマり
ました!!

取り敢えず第一稿目は、当事…'12年秋期新番組放映開始時の他番組も含んだ定期御かんそ
投稿をゴッソリ載せてみたいと思います。「当時の深夜アニメシーンの雰囲気」を思い出すために。
興味無い作品の御かんそについては、読み飛ばされて下さい。…ソレにしても…当時、2012年
10月ッてのは様々な意欲作、異色作が同時にスタート切っていたんですなぁ…。そりゃこの歴史的
大傑作・「ガルパン」を取り逃すヒトも多くなるとゆーモンですわ。


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投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年 9月30日(日)17時54分47秒

☆秋期新番組アニメの御かんそ。(2)

○「ひだまりスケッチ×ハニカム」・1話
さて、萌えアニメ全否定体制だった当時から、本作に対してだけは「まぁイイんでねえッスか?」と態度軟化
させて来た理由。いよいよ4期放送開始に当たって、再び軽くソレを説明する時が来たようです。
本作での一番の萌えキャラって誰だと思います?ゆの?宮子?…いえいえ、作者でしょ(笑)。あの屋根
の上にいる緑色のヤツ。アレが「わーい♪4期だー♪」と喜んでる姿を想像したら、もォ何でもイイから「良か
ったね♪(^_^)」と許せる気になっちゃう(笑)。それだけ作風が"素直"なんですよ、この作者。共学なのに
男が出て来ない、女子高生がタムロしてて男話や恋バナがちっとも出ない…「けいおん!」にも同様の事が言
える不自然さ。コレは「けいおん!」に関しては「"親の欲目"から見たコドモ達の物語なのだ」と見る事でナッ
トクしましたが、本作については…昔から言ってた事ですが…「作者は、幼少の頃に読んだ少女マンガ誌の
"学園ニコニコ仲良しマンガ"を再現してるだけだ」という解釈をしとります。ひだまり荘が「閉鎖された少女
の楽園」である理由もキャラの性格…内向的だったり(ゆの)、身近な男に興味なかったり(宮子)、仲の良過
ぎる同性がいたり(沙英×ヒロ)で説明されていますし…彼女ら、真面目。「目指すべきモノがあって親元を
離れ頑張ってる」。よって親は出て来ませんが、周囲の大人達から"保護"されてる、という構図も時として
臭わされ。そういった"保護された"『合宿生活』。あの時期だけの「女の園」(笑)は、夢を目指して飛び立つ
までの「ヒヨコ小屋」でもあり…。真面目な彼女らの性格もあって、だからあの「夢空間は維持」されてるワケ
で。そんなひだまり荘をそういった「揺籠」にしているのはあの屋根の上にいる緑色のヤツです(笑)。きっと
"護っている"のでしょう、アソコを。あの緑色のヤツはああいった仲良し空間が好きなんじゃないでしょう
か?だからコチラも、そんなあの緑色のヤツが好きですし、描く作品も好きです。男にもいますよね、気の
合う仲間とあまりにも楽しい高校時代を過ごしたのだろう、そんな思い出をネタにマンガ描くヒト。ソレと
同じなのでは。以上、本作だけを別枠扱いする理由でした。…ただし。本作未見のヒトに一言、付け加えと
きます。内容は正直言って、大して面白くないです(爆笑)。でもなんか、目を細めて観ちゃうんですよね。

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投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月 8日(月)16時56分3秒

☆秋期改変期のアニメ御かんそ。10/09~ (1)

10/9 16:00、付記。
○「さくら荘のペットな彼女」・1話
糞電撃ラノベアニメの新作。シリーズ構成・岡田麿里氏、監督は「メイプルストーリー」の助監とか「青い文学
シリーズ」の幾つかとか監督されてたいしづかあきこという方。監督はどんな作家様なのか存じ上げませんが
…脚本の方は「こじか」みたいなセンになるんじゃね?相当にストレートなエロ表現で釣っておいて、ナニカ
仕込んで来るとか(笑)。「こじか」は結局あの最終回で「ああ、コレをやるならアリだ」と認めましたし、何か
仕掛けるなら初回からその「片鱗」ちゅ~か「前触れ」みたいなモンは感じるハズだ…そう思って観てみました。
あ~。…なんか…豚用配合飼料の組成を調べて「穀物、米糠、油粕、脱脂粉乳…どんぐりやサツマイモも加え
豚さんは液状の飼料を好むからお粥状にすればイイ訳ね」とか言いながら作った最大公約数的飼料を樋に注ぎ
「さあ、召し上がれ」とか言われてるみたい(^へ^;)。ブヒブヒ鳴きながら飛び付く豚さん方に混じってオレも
餌樋に顔突っ込むのか?と考えると悲しくなっちまう(苦笑)。アヴァン+OPの尺を使って説明された作品解説
もなぁ…登場人物一覧から主人公の自己紹介まで全部セリフで説明しちゃうのね…。コレを観て豚さん方が
「ふんふん。判り易い」とか頷いてて、転じて「モーパイ」みたいな一切説明無しでカメラが主役の行動に付き
添う事でゆっくり物語に導入してゆくタイプの作品を観て「"内容"が無いじゃん!意味ねェよ!」…とか言っち
ゃうのかも知れない、と思うと…何ともバカバカしく、情けなくなって来ちゃう。岡田脚本ならナニカ仕込
むかも知れない、と思いつつも…悲しくなって来て。電撃原作は所詮…とか思いながら観ていました。
しかし導入が終わると、どうやらこのチームの"作家性"みたいなモンも出て来て。踏切の遮断機が上がるのを
ジックリFollwPAN-UPで見せ「何事かが始まる」予兆を描くとか、商店街の地元夫婦に励まされるとかの描写か
ら「貴方は何色になりたい?」「退屈な日々は"自分がそうさせていた"んだ(意訳)」といういうセリフの連続で
「テーマはある」事は伝わって来ました。…コレはひょっとして、ツカミのエロ萌えとテーマ性のあるパートを
交互に仕込まれるおつもりですかね?例えば「カンピオーネ」はソレで失敗しましたが…アレはエロ以外の戦闘
パートを支える実力がスタッフ諸氏に無かったからで…本作の女性コンビなら細やかな演出で、そんな試みも
両立させてくれますかね?
本作への対処、決定。観ません。しかしコレなら叩かなくても大丈夫、観客を"どこか"へ誘導してくれそう?
その"期待"をこめた上での"放置"です。岡田脚本ならあたしゃ「テンペスト」だけで手一杯だぁよ(苦笑)。まぁ、
しかし…このゆったりしたペースに顧客さん方が付いて来てくれるのかどうかは知りませんが…。「じらす」
「やきもきさせる」描写が"快感"に変換されるのは女性客層だけで…。このテの作品の顧客さん方はメイン
ディッシュが出されるまでの前菜やスープを楽しんでくれたりしません。腹を空かせば厨房まで殴り込んで
来ます。その辺り、どう転がりますか…。

○「ガールズ&パンツァー」・1話
本作も月曜深夜でしたか。今期はアタシ、この月曜深夜が主戦場になりそうなヨカン?…早速観てみましょう。
上手いッ!!サスガ!!…超長回しの1カット目、ペリスコープから覗いた主観
だけで「戦場のダイナミックさと臨場感」「少女がソレに乗る意外性」「ミョーな戦車
(ピンクの
ヤツ、「バレー部復活」と書かれたヤツ、戦国マニアらしきヤツ)でジョーダン世界である事を説明」
「大体のメイン人物の顔見せ」と、ココまでやっちゃいます!!


「うぽって」に足りなかった技術が全部あります。「うぽって」の方は人物と"銃"である属性が乖離してトツゼン
都合良く"生身の"女の子に戻ったりしちゃうもんだから「シャレとして完成しなかった」んですよなぁ。企画が
欲張り過ぎだったんですよ…原作者が作った"ジョーダン"を膨らませて「萌え売り」まで満たそうだなんてのは。
一方コチラは手応え充分。突如日常パートに飛躍して戦闘シーンとの違和感を出すテク、ドアの鍵を掛け忘れ
かける描写で「まだこの街に来て間が無い」こと、頭上を一瞬通過するカモメで「海が近い街であること」なんて
周囲の環境をテキパキと描いてゆきます。水島監督らしく「セリフで説明しない」画面内情報密度が濃い!

ナルホド、"戦車"は武芸、それも現実世界の薙刀みたいに"女子に似合う"武道なのね(笑)。それで二次大戦中
の古めかしいのばっかり出て来るのか。あの頃の戦車は初期の航空機や宇宙船と同じで、なるべく小さい体格
の者が搭乗者に好まれたって言いますしなぁ。…でも、背景社会には少々キナ臭い雰囲気も?漂ってる気もし
ます。体育館に集まった生徒の中でも何人か、生徒会の用意したプロパガンダ映像にコロッとその気になって
瞳輝かせちゃったりしてんのもいるし(笑)。バンビジュ企画でもあるし…どこまで右傾化(笑)の方向に引っ張
られるか、そしてソレを水島監督・吉田玲子構成コンビがどのようにバランスを取りマトメるかも注目ですね。
まァ、主人公が「なぜ戦車に乗りたくないか」の理由も描かれましたし(親友2人に語った「家元での落ちこぼれ」
という以上に、一瞬フラッシュバックした溺れる記憶の方が重要でしょう)、勇壮ながらも爽やかに盛り上がる
BGMから察するに困難克服の"スポーツモノ"の基調で攻められるのはキマリなんじゃないでしょうか。
「ストパン」みたいに実際に前線に出たりするこたァないでしょ(^血^;)。将来的にはどうなのか知りませんが。
ラスト1カット、カメラが街からドンドン引いてゆくとソコには…のビックリ描写も効果充分!あれ…コレを
観ると、準戦時下だったりもするのかなぁ?まぁ…多分「異歴史モノ」なんじゃあないかと思いますがね…。
へーッ!ソフトは来月発売かぁ!随分前から作ってたんですなぁ。こりゃ質の維持も、そんな心配しなくても
良さげ?…何にせよ、コレは間違いなく今期の注目作でしょう!!
            
「ストパン」ほどヒットするかどうかは判りません…アッチには「ネウロイ」というヒジョーに魅力的な敵がいま
したし、毎回のミッション(脚本)も「彼女らにしか出来ない作戦」が良く考えられてました。コチラは取り合え
ず友情と困難を乗り越える「人間ドラマ」のセンで迫るしかないのでは、と思います。ムロンのこと、予想通り
毎回録画・御かんそ書き決定作品。

○「となりの怪物くん」・2話
ご丁寧に先週ラストのキスの直後、もんじゃのバカ食いから描いてゆきます(笑)。そして軽いコントに乗せて
主人公の心の変化を追って行く青春恋愛…とゆーよりは思春期の胸の痛み?コレは女も男も楽しんで観れます
ね(^o^)。バックに流れる雰囲気もどことなく爽やかで…恋愛モノというより、イイ青春(思春期)映画です。
で、ヒロインには野球少年、怪物野郎にはネットバカ少女、という取り巻きが付きました。作品世界が膨らん
で来ましたね。まだ恋のワヤクチャがテーマになるのか、このまま"個と外界の断絶"のテーマのままで行くの
かは判りませんが…怪物野郎の奇行が1話に比べて薄いのだけは少し残念かな?とか言って観てたら、ありゃ、
2話にしてもう主人公は男と正面から向き合っちゃうのか。今後はどんな話に転んで行くのかな?
ネットバカ少女の声の演技、カワイい!しかも適度に情けなくて放っておけないような愛嬌もあって上手い!
声は種崎敦美ッてヒトでした。アニメは「あっちこっち」でデビューしたてのニューフェイスみたいなんだけど、
良くニュアンスをつかんで来られます。なんか広橋涼さんに近い声質と演技。

10/10 23:40、付記。
○「神様はじめました」・2話「神様、ねらわれる」
小娘の身で神格を身に付けてしまったためアヤカシに狙われる…結局「西遊記」なのねコレ。猿や豚やカッパ
でなく、美しき妖狐や化け烏の美青年が美少女三蔵法師を護るご近所での冒険譚。それならオタ男性層にも
楽しんで観れます。相変わらず主人公・奈々生の可愛げ↓は気合入れて描かれてますし。

アイドルにデレてスチャラカになるみっとも無い姿も大地監督らしいb(^血^)。

鞍馬登場シーンの↑やたらザートラシー(ゾンザイな)ポーズも、常に背後に持ち歌が流れるケーハクさも、
ついでに教室で巴衛が設える宴席の取って付けたような浮き加減も、コレ全部ギャグ。
(注:少々中略します。ダラダラとイロイロ書いてはいるけど、さして意味は無いので)
しかし「一枚絵でオトすマンガ文法」というのは'90年代の流行で、今は芝居の連続でドンドン押してかない
と観客は己から自発的にノッて来てくれないかも知れない…?今の観客ってのは至れり尽くせり、ツッコミ
まで同一画面内で用意されてないと、自分からツッコむような自発的観覧力はあまりありませんから…。
そんな観客相手には、あの大地監督の得意技であったブルドーザのような押せ押せの力押し演出が有効だと
思うんスが…とか考えてました。その上で2周目を観ました。違う。違いますね。コレ、意図的で
しょう。"児童向け文法"でしょうコレ。

監督は「児童向けを作りたい」んじゃないでしょうか
本作の「噛んで含めるように一歩一歩説明してゆく」語り口。コレは、幼児にも通じます。だとしたら、
本作をなぜ日曜朝や夕方5時に放映しないのかという企画の問題。そっちの方が重大事に
なって来ます。本作"深夜枠アニメ"じゃないです。日曜朝か土曜夕方5時枠で放映されてる
番組だと思って観て下さい

やれやれ、自分なりの解釈が整って少し安心したε=(^o^;)。これからはペースを保って観て行けそう~。
巴衛も鞍馬も元は"動物霊"(的なモノ)だから傲慢でガキッぽく、「人の心を察せられない」のが基本姿勢な
ワケね。この辺もこのテの作品では定番のキャラ付けですね。500年前に書かれた「西遊記」の昔から。また
そのザートラシーキャラ付けのオチとして、烏のみっともない正体を明かすのはトーゼンですね…と思って
たらダチョウですか。ンで三蔵法師に生命を救われて改心するという500年前からのテッパンお約束コース。
児童向け大好きだから楽しい(^血^)!また、今回のコンテは児童向けを常に支えて来て下さった佐山聖子さん
でした!!
ああ…しかし放送枠が日曜朝7時頃だったら、「夢色パティシエール」の時みたいに心置きなく思う存分ハマ
れるのに…この放送枠じゃ「貧乏神が!」と同様の反響になっちゃうかも…なんて思うと、悔しくて堪らない。
今の業界、ホントに危機に瀕してます。「放送出来ない」なんて窮状は、過去には有り得なかった。
時期的に、各局が一斉にアニメ企画から手を引く事はありましたけど…。それでもすぐに、何らかの新機軸
作品が出て持ち直したモンです。今のトンネル、長過ぎて出口が見えない…。

○「超速変形ジャイロゼッター」・2話「ロゼッタグラフィーの秘密」
上記↑のような理由もあり、「この時代に何とか児童向けを作ろう!」とする試みは、無条件で応援致します。
それにしても正しき児童向けは観ていてホント心がホッとしますねぇ。主人公カケルの性格もざっくばらん
で正直で、アタシの一番好きな児童向けロボモノ「絶対無敵ライジンオー」の主人公・仁を思い出したりもして
なごみます。(「ライジンオー」面白いから、機会があったら絶対観て下さい!滑り出しより後半に傑作アリ)

で。司令室に連れて来られたりんね。イイ大人が秘密基地ゴッコしてます(笑)。「あ、校長」「私の事は総司
令と呼んでくれたまえ!」「りんね君を呼んだのは他でも無い!」…ヤな予感が(^血^;)。「君こそが二人目の
ジャイロゼッタードライバーなのだ!」 で、出た~~!\(^四^;)/ ムチャクチャやりやがるこの大人達!
あ、"予言"なんスか(^o^;)。「予言にはまだ不確かな部分もある」んスか。う~んイイですねェ、このノリに
任せてどっちの方向へも転がしてゆけそうなゾンザイさもといフレキシビリティ(笑)!いや、マジで。本来、
こんなふーな「ガキが喜ぶならナンデモアリ」、思い付き(ノリ)によってどっちへも持って行けそうな設定が
正しいんスよ。設定で雁字搦めになっちゃう児童向けなんて愚の骨頂。ノリが全てッ!!(味皇か東方不敗の
ような決然とした口調で)。しかし社会の様々なポジションから子供達を見つめる大人たちの群像も描いて、
こりゃ期待してよろしいですかも?で、軽くバンダイ関連商品の紹介をした後はりんねの戸惑いへ。主人公
の単刀直入なヒロイズムと注射が怖いガキぶりも入れて、テンポ良く観れます。さらにはりんね兄の見守る
目。話の作り込みはテキトー(笑)ですが"ハート"がありますかも…?この「のほほん地球防衛アニメ」には。
…で、狙われたのもりんねだ!敵の何がやりたいのか意味不明の侵略も、アホが指令出してるんじゃ仕方が
無いぞ(笑)!そこへ安直に颯爽とヒーロー見参!流れるようなAC繋ぎ、加速するBGMに乗せカメラワークでも
盛り上げ変形バンクへと!直後ローラーダッシュによる疾走感も軽快。ンでりんねの決意、プリウス変形!
「ハイブリッドレーザーキャノン!」なんじゃそりゃ(笑)電力で無くピストン押し込んで水鉄砲みたい
に発射する機構がそうなの?"腕力"でレーザー励起してんだ、うう~むスゲエ。

変形後の姿は白いエプロンドレスかと思ったけど看護婦だったのね。で、アワレ二人は一つ屋根の下にブチ
込まれ。設定は、シリアスにやろうと思えばいくらでも出来る…「ザンボット3」や「エヴァ」みたいに「必要が
あって子供を前線に立たせる」話なのに、どっちかってッとお風呂場でのカチ合いやみんなでピクニックに
行く話とか期待出来るカンジ?…とまァ今はこうして喜んでますが、本作が成功するかどうかはひとえに
「ドラマを描く尺を確保出来るか」にかかってます。「プリキュア」みたいに5体のジャイロゼッターを毎回全部
出せ、見せ場も等分に!なんて要求が掛かったら最悪です。子供達のドラマが観れなくなったら視聴終了しま
す。「MRR(マシンロボレスキュー)」みたいな悲劇は二度と観たくない…やはり諸悪の根源はバンダイですか?

○「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」・1話
「ジャイロゼッター」観て、久々に深呼吸する空気が美味く感じられてるトコなのに、次に録画されてるの
はコレか…。メディアファクトリー・ランティス・SMCの毎度の糞ラノベアニメ化監督は川口敬一郎。
この手の商品で検証すべき問題は、観客の中高生に「何を与えたくて造っているのか」。
企画企業・制作者の「狙い」。
はぁー。前期の「この中に一人妹」と同じく、今回も狂人がヒロイン
なのね。明確にエロ。(中略) 「妹が倒錯し、兄に欲情してしまってモーションを掛けて来る」、もしくは
「発狂し色情狂になった女に欲情する」、そんな破滅的なシチュエーションも否定はしない。実の兄に欲情し
変態を見る目付きで振り返られたらどうしよう、と恐怖と情愛の間で乱れる心。そーゆー"人間"相手だから
興奮もするし、描く価値もある。もし「狂人に欲情する」アニメを作りたいのなら、なぜ真っ向からそうしな
い?涎をダラダラ垂らし股間を犬のように擦り付けて来る妹。単なる欲情だけの肉塊。興奮すると思うぜ?
破滅的で、文学性も出せるかも知れない。何故そうしない?答えは簡単。ターゲットの中高生が「こんな
キチガイには欲情出来ない」と拒絶するのが判ってるからだ。だからスロットルを操作し「顧客の望みの物」
に近付ける。で、出来上がったモノがコレだ。「大好きだ」と兄に言われ、倒れ込んで腕に抱かれた"妹"の、
口をぽっかり空けたダッチワイフのような顔これが「望みのモノに近付けた」結果だとすれば、この
商品の顧客どもは、この女を「マトモな女だ」と思っているのだ信じられない事に。そしてそれに乗じる
企業は、そんな客層を見て「コレは金になる」と察し(ry)
(…だなんて、毎度のコトながらモノスゴく口汚く罵ってます(^o^;)。ちょっと、ジブンでもいたたまれないほど
(笑)ヒドい物言いなので割愛させていただきます。本稿の目的は「KADOKAWAとその顧客叩き」ではありません)

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10/11 18:00、付記。
○「新世界より」・2話
純朴な児童向け、腐敗の極みの糞尿風俗、そして遠未来恐怖モノ…とアップダウンが激しくて酔いそう。
で、本作。1話では「劇場版クラスだ!」と食い付きましたが、今回の…本来はOPが入るべき尺を潰してまで
詰め込まれた皇帝着位のシーンを観て、少々不安になりました。こんな重要なシーンをゾンザイに片付け
ちゃうの!?コレもまた「ソードアートオンライン」と同じパターン?「監督が手を下した"1話だけ"の
ショウウインドウサンプルと実品にスゲエ落差がある場末の食堂方式!?
…とか。(笑)
でもソレは杞憂、本編は1話と同じペースでした。
本編。サイキック運動会、NHK「ロボコン」をまんまやってます。ゴールを塞いで妨害するとか、意外なハプ
ニングで勝敗が決するとか(^血^)。簡単なオブジェクトを動かすだけのCG班の仕事で間をもたせ、その分
手描きの枚数節約で人物を動かす余裕も生まれる…制作陣も考えておられる。審判やってる教師は声だけだ
とイイ人に聞こえるけど顔は尊氏みたいでイカガワシい。意図的に対立を煽ってるようにも見える?…で、
勝つために手段を選ばない2班の少年の後を追ってゆく犬の姿を一瞬垣間見せる事で「不吉な予兆」を描いて。
上手い!その2班の少年は行方をくらまし…また、彼以外にも「消えている」生徒がいる様子。一方で主人公
は川原で"異形"の生命を救い。この"異形"も人の手の管理の下にあるっぽい?面白いです。観れます
こんな「不気味な空気感」を描く作品…平和に見えて、その裏には亡者渦巻く煉獄が横たわるような違和感を
漂わす未来の物語…まるで前期の「人類は衰退しました」と同じカードの裏表のよう。このような「空気感」で
勝負する作品なら、ゼヒ劇場版でミッチリ編集に気合を込めた「完全版」の形で観てみたかった気もしますが、
劇場の前で誰も足を止めないんじゃ話にならない。むしろ、絶滅に瀕している深夜枠地上波放送作品の中で
「こんな内容のありそうな作品が流れている」僥倖の方に目を向けるべきでしょう。…なんか「人衰」と同じく、
ムショーに原作読みたくなって来ました。本作を「面白い」と感じられるヒトは、マトモな"読解力"を持った
"人間"さまだと思います。

○「中二病でも恋がしたい」・2話
思えば、実を言うとあたしゃ「らきすた」のオタクちびっこ主人公はダメだったんですが…顧客層が自己投影
し一時の免罪気分に酔う美少女アバターキャラ…でも観ていて「ボケに対するツッコミで、もしコイツの奇行
に一々ツッコむ"蓼食う虫も好き好き"的な相手役男がいれば微笑ましく見えるだろうな」とは思ってました。
元来、こーゆー「咲-saki-」のタコスみたいなキャラは好きです。現実にはいないか、もしいたらその彼女は
演技してますが。でもこのレベルなら「キチガイ女のポルノ」みたいな腐敗ぶりには遠く及ばない「マンガ」の
範疇です。「描くべきこと」がちゃんとありますから。"ツッコミ"(常識的視点の提供者)さえいてくれたら、
どんな"狂気"(ボケ)だって「漫才」の構造に落とし込めます。それで"腐れ縁的仲"になってくならイイでは
ありませんか。面白い。微笑ましい(^o^)
「漫才の成否基準」はあくまで「笑えるか否か」ですが…それも花田十輝氏脚本なら大丈夫。原作にあるセリフ
だかどうだか知りませんが、今回最も笑ったのは「世界の果てはココ…だって地球は丸いんだモン!」という
パターン崩しセリフ。それまでの中二病ボケを飛び出し「ひょッとして全部ワザとやってんのかオマエ!?」と
いうメタノリが入りました(^血^)!この脚本力があれば大丈夫。ココで、残る問題は「原作がどっちの方向
に向かうか」なんですが…。ハーレムラノベで良くあるパターン、「寄って来る女・女・女ども、全員一皮剥い
たらオタクだった、TVの前のキミと同じ同類パラダイスだった」というマトメ方をされるのが最低・最悪で…。
それだと周到に「キミはありのまま…臭いオタクのまんまで、成長しなくてもイイんだよ」と顧客の顎の下を
撫でる「俺妹」型・豚おだて商品へと誘導された事になってしまう…しかし!今回観ていて、猫飼い
少女が行動を共にしつつ単純に「楽しいね~♪」とはしゃいでいる姿に「あ、コレ「けいおん!」式で、「結局
全員"遊びたいだけ"のコドモだったんだよ!」という罪の無い方向でマトメる可能性もアリだなぁ」と思い
ました。
クライマックス、意味不明に盛り上がるサイキックバトルの描写で「あ、姉の持ってるのはおタマだな(^血^)」
と判りました(笑)。アタシの好みでは「ダークマターブレイズ!メルガルブラスト!」とか世迷言繰り延べなが
ら(それでも語尾は微かにオビエで震えてて)、カメラが引いてみればうが~うが~ムキになって傘振り回し
てるのをおでこを手一本で押さえられてる、なんて図式が好き(^血^)なんですが…そこまでみっともなくし
ちゃうのはペケなんでしょう、萌え路線的に(笑)。ソレで萌えられるヤツはロリコンですわな(^血^;)。
そんな漫才やってても六花を応援したり、「いやキメラが…」なんて言っちゃうとか次第にペースに連れ込ま
れてる主人公を描いておくのも自然なアシライで。そしてラスト、オチとして描かれたのは主人公が仕舞っ
ておいたモデルガンを引っ張り出し「少しくらいはイイか…」と呟く、ちょっと胸がキュンとなる描写。顧客
のオタ客層に対し「お前の気持ち、判るぜ」と「最大限の好意」をもって接してやるのなら…本作が"正解"で
しょう。それは「俺妹」等では決してありません。アチラは肩を抱いてフレンドリーに接する
フリをした詐欺師の腕、詐欺師の舌です
…本作1話の御かんそでは「本作を成功させるためには
制作者は一瞬も"正気"を失ってはならない」
と書きました。取りも直さず、ソレは「制作者は"大人"で
なければならない」という事です。騙すのでは無く。カタるのでは無く。今回2話を観ていて、「あ、コレ
「俺妹」と非常に近いオタ趣味を背景にした男女付き合いを描いていても、全く違う結果に辿り着いてくれ
る可能性もあるかも知れない、ソレも明るく楽しく」と思えて来ましたので、ガゼン興味が湧いて来ました。
「リトバス」と同じく、どっちへ転ぶのか、勝つのか負けるのか(決して商業的にでは無く"作品価値的"に)
が読めない。ということは、最後まで観てみないと判断付きません。御かんそ書きます。そのセンのノリ
で観るなら、六花カワイい(^血^)。

○「めだかボックス」の2期が始まりました。分割2クール作だったんですね。御かんそは書きません。
 でも観ます、半袖見たさに。また、彼女の"本性"がどう描かれるのかに興味あって。
10/11 20:00、付記。
○「めだかボックスアブノーマル」・1話
実際に録画分を観ました。スゲー面白ぇでもこの面白さは、深夜枠観客には判らないでしょう。

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10/11 22:50、付記。
○「ジュエルペット きら☆デコッ!」・27話「ジャイアント宇宙大戦デコ~!」
先週土曜の録画分を、今頃になって観ました。新番組全チェックなんか始めたら、どうにもこうにも…。
アヴァン、先週の続きで焼きそばパン買いにパシらされてるイヌ。店主(セイウチ)が巨大な焼きそばパン出
して来て「でかいよ~!」との意味無しセリフ、そして首尾良くブツを手に入れたイヌが「炭水化物に炭水化物
~♪」と踊るシーンで「あれ?桜井監督コンテじゃね?」と気付きました。EDチェック。アタリ!
こないだの金崎貴臣監督に続き、劇場版終わらせた桜井監督が入って来られた!!
4年続いた「ジュエルペット」シリーズの最高峰になるかも、「きら☆デコッ」!!

で、張り切って観てみました。
「ミルホ」ン時と全く同じヨタノリ・投げオチじゃね~か!!(^血^;)
22分間続くヨッパライの譫妄幻覚みたいなモノスゲーヨタの連続でした(^血^;)。なぜだか沢城みゆきさん
がとてもウレシそーに演じておられた(笑)。コレで良い子達にジュエルポッドダイヤモンド始め関連商品が
売れるんだかなんだかオジサン心配になって来ちゃう(笑)。

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投稿者:ゆ~さく 投稿日:2012年10月 8日(月)16時56分43秒

☆秋期改変期のアニメ御かんそ。10/09~ (2)

10/12 21:30、付記。
☆こ、この上さらに「ノイタミナ」枠2本も始まっちゃうのか。た、助けて。へるぷ。コレ以上小さじ一杯も
 食えまへん。ゲップの一つも出まへん降参でふ。まるでわんこそば。蕎麦をゆっくり味わう暇も無い~。

○「PSYCHO-PASSサイコパス」・1話
あ~虚淵玄氏の原案を「踊る大捜査線」のチーフ演出家が料理するオリジナル作品!「ノイタミナ」枠
はこーゆーハナシをやらなきゃならなかったんだよ!と言いたくなるほどの勝負企画!!こ、こりゃ
観ない訳には行きまへん。コレを素通りするようじゃアニメを評する資格はありまへん。しかし「ひだまり」
と同じ日に放映すんのかコレを。アップダウン激し過ぎてゲロ吐きそう…!
「攻殻機動隊」的近未来。雰囲気は「ブレードランナー」。"心"…精神状態の即時チェック技術が開発されたら
しい…まるで「デカレンジャー」の"ジャッジメント"。アタシも"犯罪係数"なんてモンが実測出来るなら即!
今の官僚や財界人を計ってみたいモンだッ!と思いますが、しかし街頭チェッカーで常時監視され、異常が
発見されれば直ちに人格治療が施される超管理社会。こりゃ管理されるのはコッチだわ(^血^;)。陰鬱な雨
の中をのっそりと到着する護送車、稼動状態になる小道具…と実写的演出でエンタティメントと設定解説を
同時にこなし。"人喰い狼"が"猟犬"として使われる、なんてのは「ニューヨーク1997」の昔からありますが…
「全てが真新しければイイ」というモンでも無く。観客が付いて来れない。「魔法少女」のテンプレから恐怖へ
導いていった作家らしい語り口?"銃"が発声するのは「志向性音声」?それとも「思考性」?そんな辺りからも
設定解釈が変わって来ます。後者なら全国民チップ埋め込まれてそう…なんてのはともかく、新人嬢ちゃん
がフと銃口を向けてみた、一見頼もしげに見える先輩オヤジ執行官に出る"異常"反応。「家畜化された"犬"
の社会に潜む"狼"」の物語ですか?押井監督辺りが好きそう?(^へ^)「本当に彼等は"異常者"と呼べるのか?」
「"人間性"とは何か?」とかいうセン?…いや、違うかもです。社会が「平和」「正常」を望む余り、軽微な"兆候"
から"異常者"を増産してゆく…そして"狂気"は伝染する。"羊"だって一皮剥けば"狼"に変貌する…と語って
おきつつ、オヤジさんのセリフ。「明日は我が身だぜお譲ちゃん…そもそも何で俺らが執行官なんかにされた
のか…と」エレベータの到着で掻き消された←このセリフ。重要ですね(^血^)。とても判り易い。

"設定"と"状況"は判り易く説明されました。しかしこんなのは"本題"では無いでしょう。本題はヒロインの
「中に」潜んでいるのでしょうね…いや、虚淵脚本は安直な読みの裏をかいて来るので判りませんけど(^o^;)。
余談。オッサンの腕に当たっただけで身体全体を破裂させたドミネーターエリミネートモード。どんな設定
でしょ。アタシなら「強力な炸薬を封入した時限溶融性ナノカプセルを無数に打ち込み、血行に乗せて身体
全体を破壊してゆくマイクロ爆薬注入弾」とでもしますかなぁ。こーゆーのは凶悪であればあるほど面白い。
そんなドミネーターの声は日高のり子さん。ゴーセイな"小道具"だ(^血^;)。
コレは観ないワケには行かないでしょう。テーマに行き着くまで目が離せません。
しかし、参った…。「新世界より」や「テンペスト」辺りにとんでもねえライバルが出現しちゃったモンです…。
とてもじゃないけどアタシも、その全部を観ている余裕なんかありまへん。どれかを切らなきゃイケナい…
どれを切るのか…。うううう。

○「ロボティクス・ノーツ」・1話
「STEINS;GATE」の続編らしき?ゲーム原作作品。監督は野村和也という方。「戦国BASARA」に続いて2本目の
監督作品?構成は花田十輝氏。一体何本に関わるおつもりか(^血^;)。で、コッチは↑上のと打って変わっ
たオタク層向け、もうウンザリするほど見飽きた部活モノ…しかし「ロボ部」。ちゃんと「目指している目標」
がある上に「WORKING!!」や京アニに近いセンのスッキリ爽やか、温かみのあるキャラデザと、細やかな演技。
ちゃんと「描くべきこと」がある作品なら腹も立つワケありませぬ。でも…。ハナシはスゲーシンプル、1話
の内容も説明だけ。「ロボ作ってます」「大会優勝を要求されました」コレだけ。花田氏らしいギャグツカミも
シャアの真似するくらい。こんなゆったりした物語なら、ソレを見せてゆく演出力に全てが掛かって来るの
ですが…「素直」「正直」ではあるものの、コレといった目を惹くワザも無く…。"ゆったり"は別にイイんです
"ゆったり"は。でも上手い監督なら、その中にも何かしら「作家の声無き声」は入れ組んで来るもので…ソレ
がアタシには、今回は聞き取れませんでした。コレじゃ、この深夜枠戦国時代に流すには、ちょっと弱いん
じゃないでしょうか…。他に何も無ければ結構気に入るだろう「あざとさの無い天真爛漫な」傾向の作品なん
ですが、こんなウンカの如き本数が流されてる現状では、観ている時間も無く…。化けたら悔しがります。

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★以上、'12年秋期・10月アタマ新番組作品群のおもだった御かんそを
 列挙してみました。以後は、↑次の投稿で「ガルパン」のみに絞って
 2~4話御かんそを再録してみたいと思います。

 

今年も大洗あんこう祭に行って来たぜ~!!!

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月17日(月)20時41分45秒
返信・引用
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16日日曜、大洗あんこう祭へ行って来ましたよ。

主催者側発表の来場者数は去年と同じ10万人。

しかしながら午前中、商店街は去年ほどの混みようではなかった様子。町内宿泊者数のわりに、出足が鈍い?
転じてマリンタワー前広場は早朝からのステージ前占拠組や物販への行列多数、トークショー開催中の
人ごみは去年と同等か、ソレ以上!(ジブンはトークショウ中、タワー前広場を半周して去年と比較した
ので間違いないです。広場ステージ側、黄色い屋根の出店テント群最後尾(段差のあるトコ)近辺まで満員
電車並みに身動き取れない状態でした。去年は親子連れなども混じってたけど、今年は殆どが「ガルパン」
ファン)来訪者群の流れの特徴は…ステージが引けると同時に(BLUE HAWKSの演奏聞かないで)引き上げ
る者無数、その勢いはコミケ会場の如し。ネットの報告を読むと、物販テント村へも多くの人数が流れたみ
たいです。以上の動向から…今年は初参加者が多く、その大部分は声優トークショウと物販
があんこう祭り「ガルパン」イベントの中心だと思っているのではないか?という結論を出
しました。ダメですよ!!!大洗町に「ガルパン」を持ち込んだのは、まいわい市場の常盤氏、
次いで曲松~髷釜の商店街商工会の人々であり、「大洗ならではのオモシロいコト」
やってるのもその方たちだってコトを知らなくちゃ!!
みほ肖像入りあんこう焼きやスタンプラ
リー、キャラPOPご町内かくれんぼ…と"手造り"から膨らんでいったのが"大洗ガルパンランド"なんですから。
幸いにしてステージショウ終了後は商店街の方も激混みだった様子ですけど…まさか商店街の方の催しを
知らないでそのまま駅に向かっちゃった人はいないでしょうね?それだと、大洗「ガルパン」祭の60~
70%を見逃したコトになりますよ!!!
…いや、まさかそんなヒトはいないでしょうけど…
商店街方面のサワギ(笑)は↓以下のようなアリサマでした。
まずは、毎度おなじみ茨城交通ガルパンバス展示…かと思いきや!!こ、今年はその先頭に、新しい車輌が!!
ハイデッカー観光バスだ~!!!
つ、ついに路線バスだけでなく観光バスまで作っちまった!!しかもボディに
「大洗へ行こう!」と書いてあるというコトは…!このバス、どこかから大洗町内への直接アクセス兼用
として使われるのは間違いないでしょう!一体ドコから発着するコトになるのかな?茨城空港?東京駅!?

ついでは↑お馴染みの大洗町内を練り歩いたり展示されたりの戦車群!!今年はお馴染み金村アーミー
工業さんの3/2Ⅳ号の横に、新参のCV33が横付けだー!!!
可愛い!よく出来てる!履帯も1枚1枚
手組みで、動輪の懸架装置もよく再現されてて今にも動きそう!動かないのかな?…と思ったら、何でも
「動力部が間に合わなかった」というハナシのようで…?という事は、コイツも直に動くコトになるのか!
春の海楽フェスタが楽しみだ!で、毎度ご町内をゴロゴロ徘徊してた(笑)ヘッツァーは、今年は↑Ⅲ突に
改装されてました!内部フレームはヘッツァーのまんまだそうです。で…。お次はいよいよ御町内痛車コ
ンテスト会場へ!↓一番左のは独軍無人自走地雷・1/1ゴリアテモックアップ。こりゃまたよく出来てる!
で、まずは痛チャリ・痛バイクコーナーから。今年はカッコイイ仕上げのモノも、ウケ狙いの装飾も花盛り!

も…↑もふもふウサギさんバイク…(^四^;)!サイドカーを↑CV33にしてるのもあって、何だかワカラン。
ホント何だかワカラン(笑)(笑)!一般車輌の展示は、去年と同じく愛あるモノ・ハイセンスなモノ・ミリ
趣味全開のモノと、今年もそれぞれの趣向を凝らして大盛況でやんした。ジブンは仕上がりのいいモノも
好きだけど、いかにも「手造り!」ってカンジの自筆イラストで作品愛をヒョーゲンしたモノがさらに好き!
↑上のちびキャラ・ちびⅣ号ボンネットも、↓下の二頭身うさぎさんズもイイ!さらにルーフいっぱいに
ギャグタッチ歴女チームを描いてるのもあって、コレがまた良かった!上手い!誰が描いた絵なのかなぁ。

本格レーサーにマットビハイクルに…と見て回ってたら…!こ、これ!↑コレには意表を突かれた!
たぶん全国初、痛トラック!!このテがあったか(笑)!!
全国のトラック業の方々にはきっと
アニメファンも多いでしょうから、このテのヤツ流行り出して欲しいなー。大昔のデコトラ(画像検索して
みて)みたいにギンギンギラギラにアニメメカやら美少女キャラ飾り立てたヤツ。そんなのが街道走ってた
らしばらく併走しちゃう(笑)。で…最後は商店街のランドマーク・肴屋本店さん駐車場に鎮座まします、あの
「ナニコレ珍百景」にも登録された、岐阜のチームが御自分たちだけで作った↓現代独軍空挺車輌・1/1ヴィー
ゼル!コレはスゴい!細部までホンモノと見まごう出来!ムロン自走出来て、機動性も抜群!(超信地旋回
などの機動展示の際の動画も撮って、久々に動画貼り付けるか…と思ったんですが、既にネット中に動画が
上がってたのでジブンは止めました。観たい方は検索すればすぐ観られると思います) やはりコイツが今回
の商店街展示の目玉になったカンジで、たちまちコスプレ女子が寄って来て記念撮影大会に!(角川がよく
やるシコミなんかではなく、全くの自発参加です)ちなみに、女子たちが持っているのがコイツの屋根に据え
付けられるランチャーから発射される地対空スティンガーミサイル。このヴィーゼルってのは装備ポッドの
換装で機銃装備の歩兵支援タイプから対戦車ミサイル装備まで出来るそうだけど、今回は対空支援タイプに
してみました、とチームの方に聞きました。小さいのにバカに出来ない、頼もしい(恐ろしい)やっちゃ。

最後は↑聖グロ・サンダース・プラウダに黒森峰、そしてアンツィオまで!コスプレ女子が揃いに揃った状態
での大記念撮影大会!!す、スゲえ!!まるでホントに「ガルパン」の世界がこの地上に現れたみたいだ!!いや、それもそのはず、ココは不可能を可能にする大洗"ガルパンランド"なのです!!二次元を三次元に現れさせるのなんか朝飯前!!オマケにこの周囲は出店も多く、美味いモノもいっぱい!!大洗は
北関東一の食い倒れの町でもあるのですよ!!
楽しい、楽しい、楽しいな~。
今年も大洗"ガルパンランド"はメッチャ楽しかったですよ!!

おみやげは、けんしん駐車場の"茨城フードフェスタ"で目当てだったスペアリブやら常盤牛串焼きなどを
ゴッソリ買って帰りました。スペアリブ、去年のと違う。去年はトレーラー屋台みたいので売ってた骨無し
串打ちのヤツだったんだけど、今年のはよく見る骨付き丸焼き。でもオーブンで暖め直せばメチャんまッ!

最後に、愛ある「ガルパン」ファン諸氏に捧げる賛歌を。誰も知ってるヒトはいないだろうけど、好きな歌なので。
第1作「サイボーグ009」(モノクロ版)EDより、「戦い終わって」。(https://www.youtube.com/watch?v=n_WYf1xzCzs)
戦後時代(笑)のアニメらしく、軍歌調なのが意外と「ガルパン」ファンのムードに合ってるかも、と思って(笑)。

赤い夕焼け 燃えるマリンタワー 祭りが終わって (来年の)夏を夢見る
(劇場版)封切り後再び みんなでここに集まろう ああ我ら ガルパン道 夏待つ戦士
星降る大洗 あがる あんこう花火 祭りが終わって 
(来年の)夏を夢見る
(劇場版)封切り後再び みんなでここに座ろう ああ我ら ガルパン道 愛ある戦士


…ハイ、歌詞にも込めて書いた通り、「ガルパン」劇場版公開は(予定)来年('15)夏とのコトです(笑)。
ココでガッカリせず、思わず(ある意味)ホッとするのが「ガルパン」道戦士。なんてったって、コレである程度
素晴らしい仕上がりが約束されたようなモンですからなー。そう、「ガルパン」ファンは知っている。
コレまで総集編のたびに、そして封切り延長のたびに、その年月を掛けた分、凄いモノ
仕上がったのを見て来たから!!━ソレが「ガルパン」。「あ、アレがまた
来るんだ!!」
という一種の"手応え"をビンビン感じた、そんな今年のあんこう祭でした!!


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(無題)

 投稿者:通りすがり  投稿日:2014年11月17日(月)00時51分53秒
返信・引用
  突っ込みなので無視してもらって構いませんが寄生獣は6話終了の時点で2巻の終わりくらいですよ
全10巻なので今のペースで2クールギリギリ消化できるかどうかって感じです
 

週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、11月2週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月12日(水)02時43分44秒
返信・引用 編集済
  ★「ガルパン」関連。
↓ファインモールド公式さんのTweetより。場所は今津駐屯地だそうです。
↓しゃ、しゃちほこさんチーム……(^四^;)!!
https://twitter.com/goshikiken/status/531662589344743424/photo/1
現代日本だと2世代ほど前の型番だけど、戦車道参加車輌のうちでは何よりも強いぞ!ティーガーⅡよりも
IS-2よりもヤークトティーガーよりも強いぞ!105mmライフル砲にレーザー測距儀、電算射撃管制装置装備!
APFSDS弾の貫徹力は400~500mm!うわァそんなん使われたらどこのガッコだって勝てねェや!ずるっこだ!
でもこの時代のモノはまだ複合装甲は用いられていないので、数で囲まれてフクロにされたら、けっこイイ
勝負になるかも。日本の戦車は防衛思想型で、「侵入してくる相手を隠れたトコから狙い撃ち」が戦術ですので。
しかし、平気で戦闘可能な実車が中古市場に大量に流れ、ソレを女子高生が試合に使ってるような世界です
からなァ「ガルパン」は…(^血^;)。こんなのも街道沿いの中古戦車ディーラーに払い下げ品が「車検付き50万
即決!」とかいって並んでたりするんだろうなぁ(笑)。そんなんに乗って暴れだしたヤーサンやヨッパライが
警察軍に追われて戦車道試合場に紛れ込んで来た…なんて外伝ストーリーも面白そうだけど、シャレで済ま
ない状況になったら、とにかく仲間に怪我させないように!という判断をするでしょうね、みほは。そうそう、
いくら武道で全国大会優勝したからって、学生がヤッパ持った本職さんにケンカ売るなんてバカのすること。
お巡りさんに任せましょう…でも、本当に誰かが狙われて大ピンチ!警察隊も間に合わない!…なんて局面
になったら、至近距離の物陰から履帯とか狙って、とにかく相手の行動力を殺ぐ行動に出るかも知れませんね、
彼女ほ。「撃ったら後退!相手の視界に入ったら終わりです!回り込んで下さい!」とか言って。なんせあんこう
チーム他の四人の生命が懸かってるから顔面蒼白になるほど真剣そのもの。あ、そーゆーのも面白そう(^血^)。
「ガルパン」外伝・「相手は74式です!」な~んて。…とかいう夢想までしちゃいます、この2枚の写真から(笑)。

11/12、4:10AM付記。
☆ああ、ああ、ダメだ、想像が止まらない(笑)。
Ⅳ号にヤラレた履帯を修理しに2,3人車外へ出ている74式、その間砲塔は左右に旋回し周囲を睨み付けている。
その隙に近くの丘陵の上に登り、稜線からコソッと砲塔だけ出すⅣ号。74式は履帯修理に手間取っている。
「今がチャンスです西住どの!マウスの時みたいに上から撃ち降ろせば…」
「撃ちません。相手が車内に入るまでは危険過ぎます」
「試合じゃないんだ。説得の通じる相手じゃない。もたもたしているとこちら側に被害が出るぞ」
冷静な麻子の意見に対し、それでも「撃ちません!」と、決然と言い放つみほ。しんとするⅣ号車内。
にっこり微笑む華。「自信がおありなんですね、みほさん…」
74式は再び起動し、威嚇のためか周囲をめくら滅法撃ち始める。それを見たみほ。
「はい…。けど、皆さんを危ない目に合わせてしまうかも知れません。それでも私に付いて来てくれますか?」
「もちろんであります!」「(ニッコリ頷く華)」「あれをやっつけたらTVのトップニュースだよ!男の子たちから
サイン攻めになったらどうしよぉ~」「当たり前だ。早く命令しろ」
仲間の頼もしい信頼を受け、みほ、命令。「華さん、エンジングリルを狙って。撃てッ!」
Ⅳ号砲撃、しかし弾かれる。相手側の射線を知るや姿勢制御装置で車体を傾かせ、撃ち上げ姿勢を取る74式。
「全速後退っ!斜めに!」 悲鳴に近いみほの命令に、背後の茂みに尻から突っ込むⅣ号。その直後、それまでいた
稜線に74式からの弾道曲射砲撃が着弾。手応えが無いのを知り、さらに砲身仰角を微調整する74式。
「補正射撃が来ます!転回、離脱して下さい!」 茂みから飛び出すように離脱するⅣ号、直後にその周囲に1発、
2発と着弾。「ふわぁ、何という正確な射撃と装填の速さ…!」 己自身も装填しつつも、目を丸くする優花里。
さあ、こんな怪物のような現代戦車を相手にどう戦う、みほ、Ⅳ号、あんこうチーム!…なぁんてなぁぁ~~。

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11/14、5:00AM付記。
もう明後日に迫った'14大洗あんこう祭、追加情報。
https://twitter.com/Kaccun72/status/532916897906294784
うわーっ!スゲえ!!
金アーミー工業さん、今年はCV33作ったのか!!!しかも以前の足回りはハリボテ感の
あった3/2Ⅳ号と比べ、今回は動輪も履帯もちゃんと組んである…ど、どこまでやるんだこの金網屋さん!
こりゃ是が非でも行かなくちゃだわ!!あんこう祭!!例え金が無くとも
用事があろうともコレを見逃したら「ガルパン」ファンとしちゃ泣くに
泣けない!!!!
…他にも肴屋本店さん前では、1/1ヴィーゼルも展示するんだって…!例の「ナニコレ珍
百景」に出てたアレかな!!?一度見てみたかったんだ!この機会を逃したら、多分もう一生目の前で見る機会
はないぞ!アタシ個人としちゃ去年夏の大洗フェスで自衛隊が特別展示してくれた最新戦車の10式よりも、
こーいった「一般人が気が狂ったような酔狂(笑)で組んだ1/1プラモデルみたいなの」の方がさらに
ウレシイですわ!10式はいずれドコででも見られるでしょうけど、コイツは滅多にお目にかかれない!語り草
になる!!
しかし、毎度…(^o^;) 大洗商店街はお祭り開催日のギリギリまで情報を絞ってて、いざ2~3日前になって開示
して「えーッ!そんなコトやんのーッ!!?」とファンをタマゲさせるサプライズ・アタックが好きだから、ファン
としては右往左往するばかりですわ(^四^;)。特に関西以西在住のファンは寝耳に水で予定が取れなかったり
して大変ですよなぁ…。東北民?新幹線があるじゃないか!北海道民?今夜の"さんふらわあ"に
乗れ!!
(笑)…いやいや、ホント絶対行って損は無いお祭りだと思いますよ。去年の痛車コンテストだって
会場回ってるだけで頭クラクラして来るくらいでしたから。ソレが今年は痛車コンの方も、なんと参加車45台!
けんしん駐車場で催される茨城フードフェスも楽しみ。去年食って目を見張るほど美味かった焼きたてスペア
リブ、絶対また食うぞ!
_______________________________________________

★週一のペースちょぼちょぼ続く「今はコレが精いっぱい」御かんそ、続き。

11/15、22:45付記。
☆あんこう祭に行く前に、幾本かだけ今週(水、木)分の御かんそ、急いで入れてきます。

○「寄生獣・セイの確率」・6話
えーッ本作って1クールじゃ無いの!?!2クールなのォ!!?…と、とと、それじゃ
御免なさい、判らなくなって来た。この詰め込みッぷりは確実に1クールだろ、
と思ってたんですけど…
それじゃあ、なんでこんな急ぎ足のシリーズ構成にしたんでしょ…?
…ソレに関しては今後を観て行くしかないでしょうから、今は静観というコトにさせていただきます。まずは、
未確認な情報を断定口調で書いちゃって済いません。しかし今は、ソレよりも本作の演出について、確実に述べ
ておきたいコトがあります。ソレは本作の演出はマトモだというコトです世紀の変わり
際に生まれた世代にとっては、本作のタッチは少々違和感のある見せ方かも知れません。ソレは判ります。
アタシは"ソレ"について、本掲示板での最初の本作御かんそ(10/25)で「"腹芸"無い演出、観客の情動誘導は
BGMに頼ってる」と書きました。名場面の一つ、3話喫茶店のシーンは「「人間を捕食する怪物と喫茶店で語り
合っちゃう」ジリジリする奇妙な不条理感とかが、あまり出てなかったような…もっと緊迫感ある"間"と
カットワークで見せていただけたら」とも書きました。ソレは決して「演出が無能だ」ナドと言っていたの
ではなく、「あぁこの演出技法、現代の若い層には通じないかも知れない」と思えたからです(その証拠に、
その直後に「本作という歴史的大傑作を知らぬ層にナメられたく無い(笑)」…と書き足しております)。
スタイリッシュじゃない。凝ったカメラワークや華飾的なレイアウトで明示して行く"現代の"演出スタ
イルとは程遠い。しかし、"何もして無い"というワケでは決してありません
現代層に判り易く言えば「見えない演出」とでも申しましょうか?
前回5話の御かんそでは、「新一
がDQNどもにボコにされるシーンは、まるで自分が殴打されているような痛みを感じませんでしたか?
(中略)両親が岬で夕陽を見るシーンからは、息を呑み、我を忘れませんでしたか?」…と念を押しました。
マトモなセンスをしてりゃ、あのシーンは画面に食い入るように吸い寄せられていたコトでしょう、通常
の観客なら。決して現代の細密なカットバックやテクニカルなレイアウトで見せる流行の作品スタイル
ではない…しかし「やるべきコトはキチンとやっている」んです、本作今回クライマックス、母を殺された
怒りに海岸まで走り、次第に人間離れした身体能力を見せてゆく新一のシーンも、惹き込まれましたねェ。
一気にたたみ込まれました。ソレを、己の狭い経験則のみで「テクニックが"絵解き的に"明示されない」=
「演出がダメだ」とか判断すれば、恥をかくコトになります。"テクニック"はこの平素なカット進行の裏に、
確実に忍ばされております。
…何故、このような演出タッチにしたんでしょう?…ソレは「あくまで平素な
"日常空間"の中で惨事が進行するドラマ仕立てにしたい。刺戟的な"アニメっぽさ"を排したい

…という意図からなのではないか?と推し量るコトも出来ます。現代のアニメファンにも通じるスタイリッ
シュな演出で本作を描くコトも出来たでしょう。アタシもそんな「寄生獣」が観てみたかった、という興味も
あります。しかしソレでは喜ぶのはアニメファンばかりであり、一般客層に通じません。ごくフツーの客層は現代
深夜アニメのスタイリッシュな"文法"、アレ判らないんです。
お近くの一般層に聞いてみて下さい。現在流れている多く
の深夜アニメを観せても、帰って来る言葉は「何をやっているのかワカラナイ」が殆どだと思いますよ。「ガル
パン」くらいなら判っても、「まど☆マギ」ともなると、もう判らないんじゃないでしょうか。ラノベ系アニメは言う
までもなく。本作はきっと、そんな「現代深夜アニメが陥ってしまった表現の袋小路」にハマりたく
なかった
のではないでしょうか。ジブンは、そう思ってます。それでもなお「演出が下手だ」というのであれば、
"異常""逸脱している"のは貴方の方です。本作でも、一般客層でもありません。
しかしまァ、ジブンも「「蟲師」くらい原作を大切にして作ってくれたらなァ…」という思いはあります(^o^;)。
この詰め込み過ぎの構成は「?」と思いつつ観てて、今週まで1クールだと思い込んでたくらいですし…(笑)。
ソレについては今後の構成で是非が問えるでしょう。ともあれ、今回は単純な演出論で。「本作の演出は決して
"下手"ではない」というコトだけ言いたくて書きました。

○「デンキ街の本屋さん」・7話
先週宣言しました通り、以降は「本音で」感想書かせていただきます。コチラの方は、なんか勿体無いシリーズ
になっちゃったでしょうか?もう7話…。この時点で、あらかた「勝負はついちゃった」ような気がします。
つもりんとカントクの甘くやるせない痛みのシーンは「よッしゃ!」と叫んで拳を握りつつ観ておりました。
コレをやれるのが「デンキ街の本屋さん」。そんじょそこらのラノベ原作とは違います。
でも…。

3話御かんそで書かせていただきました、「キャラを描く前に男女関係の進展を先に描くのはどーなのよ」と
いう構成への疑問は、未だ払拭されませんです…。本作原作の魅力は「ギャグとキャラの面白さ」です。
ゲラゲラ笑わせ、読者をキャラに惚れさせる。そうしてゆくうちに、「もげそうでもげない」範囲で、徐々に
恋愛関係を進展させる。その目指す最終的な到達点は、読者を「うおおおお俺も彼女作るぞォ!!」という
気に激しくさせるコトです。その間は笑えるギャグでガッチリ顧客をツカンで離さない。…そーいった"戦術"
が、凄く上手くいっていた原作なので惚れました。原作は「やるべきコト」をやられております。ところが本作
(アニメ版)は、その"キャラ惚れ"の過程が抜け落ちてます…腐ガールなんてキャラ紹介だけで、殆ど出オチ状態。
現時点で、本タイトルはアニメ版を観るより原作を読んだ方が遥かに面白いです。
事実なので仕方がありません。嘘だと思ったら原作読んでみて下さい

アタシが自信を持って「面白い!」と言ったモノで、詰まらなかったモノって今まで無かったろう…と思うの
ですが。
(「好き」と表現したモノは省きます。「デンキ街の本屋さん」原作は、自信を持って"面白い"です)
コレは、一体どうしたコトでしょう。スタッフ編成を見た時は「コレは勝ち組企画だろう!」と踏んだんです
けど…。各話脚本・演出にギャグをやれるヒトがいないので、「アニメ版は恋愛主体で行く」という舵取りを
した…?そんなはずはありません。演出・脚本ともギャグ系統の方が揃われておりますし、何より監修といえ
背後には森脇真琴監督が控えておられるのですから、ギャグがやれないはずがありません。
結論は、まだまだ出ません。最終話まで観てみなくては…。本作が成功すれば、萌えファンやハーレムラノベ顧客層を
「オレも彼女欲しい!」という気に素直にさせるのと同時に、「萌え作品の奔流の中でも"何かを"始める」ため
の足掛かりになるかも知れない、と思っていたのですが。やはり「新人監督養成枠」だったんでしょうか…

○「SHIROBAKO」・6話
ちょっと、一言には御かんそ書けません。テーマは「夢」と「責任」。
アタシは明日あんこう祭りに行くので、ちょっとこの大作の細かい御かんそを描いている時間がありません。
一言で言うと、「水島監督、本作を"ライフワーク"にしようとしておられるのか!?」というくらいの内容の
濃さです。ちなみに氏の作られた「ガルパン」は歴史的大傑作ですが、…ファンとしては悔しいです
が、監督はソレをも超えようとなさっているような気合の入れようです。ちなみに、ジブンはあの
作品…「ガールズ&パンツァー」を"歴史的大傑作"と位置付け盲愛しておりますが、「名作」とまで書いた
コトはありません。監督は今、「名作」を生み出そうとされているのかも知れません。
アニメ界の"今"
を戯画的に描いた現代劇。日々に翻弄されつつ22分の作品を仕上げるスタッフの右往左往ぶりに、さらに「CG
表現と手描き表現の軋轢」とか、「"芝居"という表現世界を目指す先輩・後輩の心の通い合い」とか、現代で生きる
表現者たちが現在進行形で接する様々な問題や事件などの頑張りようが絡められています。
「伝説巨神イデポン」、「(うる星やつら)ビューティドリーマー」、「山はりねずみアンデスチャック」。それぞれ
のキャラが「この業界に入ろう。モノを作ろう」と心に決めるキッカケとなった過去の作家たちの傑作・名作の
数々の名が出て来ました。主人公・宮森にとって、一瞬フラッシュバックしたあの「アンデスチャック」の一場面
は、それほど大切なモノだったんだ。そう思うと、あの場面も心に染みて来ますね…。
本作、繰り返し観てみて下さい。4話御かんその時点で「このタイミングで1話アヴァンを観直すと泣けた」
と書きましたが、構成的にそのように作られています。ゼヒ観直してみて下さい。

作画監督・瀬川、「ビューティフル・ドリーマー」で業界入りを決意したとは、思索派だなぁ(笑)。あの作品の公開
当時、アタシは「なにかありそうに装ってるだけの思わせぶりな作品だろ」と切り捨てる当時の仲間を前にして
「違うもん!全編を通じて"夢"であって、作品タイトルが最後に出て来る意味も判ったもん!最後の最後に鳴る
始業ベルの意味も判ったもん!」…とか主張しておりました(笑)。今では、当時の仲間のうち一人は児童向け系
アニメの監督になり、もう一人は「○○ァ」の作画監督とかされております。
「ビューティフル・ドリーマー」の方は今観てもワケ判んいかも知れませんが(「うる星やつら」を先に観ておく
必要があるので)、「イデオン」の方は接触編・発動編の2本の映画版を観るだけで充分ですので未見の方は観て
みて下さい。コレぞ富野世界の真骨頂、とでも言うべきモノスゲー(笑)作品です。間違いなく"名作"です。主題
歌「復活のイデオン」「コスモスに君と」をアレンジしたBGMと、湖川作画になってっちゃうキャラ絵に大笑い。
ラストは、遠藤が徹夜で仕上げた爆発カットの原画が無音で流されます。毎度ながら、…必殺の効果的演出。
観た後、特に業界人に…「何か語らせずにはおかない」、そんな作品です。脚本はやはり、吉田玲子女史でした。
水嶋監督との相性、凄くイイんじゃないでしょうか。>吉田女史

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11/19、20:30付記。
○「妖怪ウォッチ」・44話
今週の「妖怪ウォッチ」もオモシロかったどすえ。ガルパンあんこう祭が入ったので詳しい御かんそはパス
やけど、フミちゃんの盛大なコワレ方(笑)とCパートのオチがよろしはりました。「妖怪ウォッチ」はん、気張
られはりますなぁ。

○「蟲師 続章」・15話
今回も何ともいえない余韻の残る、素晴らしい話でした。これまで本作は残酷な運命、取り返しのつかない
過ち、奇怪で忌まわしい出来事なども多く描いて来ましたが…ここ終章へ近付き、そんなこの世の過酷な理
(ことわり)に翻弄されつつも、懸命に生きる人々…いや人々だけではない、この世の在りとあらゆる命ある
ものの営み、儚くも美しいその生き様を、静かに、たおやかに謳い上げるパートに入って来た?かのようにも
思えます。今回も、様々なイメージが混然と綾なされて…。例えば、13話「残り紅」は「世のボケ老人はどこかへ
"帰ろう"としていると聞く。一体どこへ"帰る"というのか?」という導入から、「夕陽の中での影踏み」という
イメージ、そして子供たちが好む怪談「とりかえっこ」という題材を駆使して、素晴らしい一篇の"詩"を綾なさ
れました。今回、使われた題材は「天女伝説」というイメージに「母から子へ、生命の受け渡し」「自然に手を加え、
モノを作る人々」という…本作「蟲師」お馴染みのモチーフを盛り込み、最後には暖かき母子の生命の通い合い、
母親の無償の愛、というテーマに辿り着いて。こーゆー物語の場合、本作では母親の方は死んでしまうパター
ンが多かったですが…今回は両者とも、健やかに息づいて。「良かった、良かったなぁ(´д`)」…と物語の中の
他人の息災に心からホッとできる幸福を味わいました。…現代の名作アニメ「蟲師」、全編の終了が近いです。

○「繰繰れ!コックリさん」・7話
OPで目立っていた、あの化け猫娘が出て来ました。てっきりコックリさんに惚れるのかと思いきや、コイツも
こひな狙いかい!完全にこひなの逆ハーレムですなコレは。でも、まァ、このコも殆ど出オチキャラみたいな
アツカイになりそうでしょうか?本作(原作)のサブキャラは出オチ系通行人が多い?…ッてのは中村くんが
出て来た時点でそんな雰囲気でしたし。唯一、「役割」がありそうなキャラってッたらジメ子だけでしょ。あのコ
は、もしコックリさんらケモどもがこひなの傍を去ってゆく日が来るとするのなら、彼女の「帰るべき場所」に
なる。なんてハナシはともかく…今週も面白かった!!(^血^)ヒネたギャグの勢いとホラーじみたブキミさ、
さらにこひなやケモどものカワイさがベストマッチング!「アニメらしいアニメ」になっとりましたどすえ。
こひなの”変化”の方は、「人形」として扱われるコトに異論は無いモノの、「自分の"名"を奪われる=アイデンテ
ィティを剥奪される」際には強い抵抗を示しました。限定版カプ麺1個で釣られる軽いプライドでした(笑)が、
それでも"己の存在"というモノに執着が出て来た?意にそぐわない扱いを受けた際には強力なコンボ技(笑)
を駆使し自力でネコ撃退して脱出するし!ネコジャラシ振っても猫が反応しない時は、床を這わせてまるで
生き物かのように"演技"させると効果バツグン…とは、原作者の方ネコ飼っておられますかね?(^_^) とも
あれまた一歩、彼女のリハビリが進んだようにも見えますかね?

で、Bパートは市松家代々に伝わる性根の腐れ切った呪い(笑)によりコックリさん女体化。そーだね、数百年も
生きた物の怪でも女体化一度もしたコト無かったら「生娘」だねソレは(笑)。しかし「三丁目のタマ」だの「3K」
だの「関白宣言」だの…(^д^;)原作者のヒトいくつなんだコレ(笑)。まァ昨今の「妖怪ウォッチ」よりは若向け
でしょーか(笑)。

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週一ペースちょぼちょぼ御かんそ、11月1週分。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年11月 6日(木)20時38分28秒
返信・引用 編集済
  ★週一のペースで一投稿、後に付記1回…のペースでちょぼちょぼ続けている秋期アニメに対する
 「今はコレが精いっぱい」御かんそ、続けます。「ガルパン」の記事も書きたいんですけど… ああ、
 そいや「FURY」のCM(秋山優花里ナレバージョン)は無事.tsで手に入りましたわ。…ジブンとしては
 「よくわかる自衛隊」と同様、「わーッ皆さんティーガーですよM4ですよ!コレ本物なんですよ動いて
 ますよわーッ一騎打ちいぃぃスゴいぃぃぃあっ!」(ブツッ)…みたいにいつものチョーシで錯乱して
 欲しかった(笑)のでありますが映画の内容がシリアスらしいのでソコは配慮も必要でありましょう。
 よそ行き口調の優花里もカワイい(^ω^)。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○「うぇいくあっぷがーるZOO!」
最近観始めました。コレ山本寛監督は関わってんだかどうだか知らないけど、「戦勇!」を思い出しちゃう
ようなノリ。2話、メンバーの中でも海棲類の二人がぷかぁと浮かんで最後まで死んでるのがイイ(^血^)。
「ギャグが判っている」方のシゴトを拝見するとホッとします。ゼヒこのまま、キツいノリを最後まで通し
ていただきたく。3話は今イチでした。「WuG」は沈みつつあるタイトルなので、御油断めさりませぬよう…

○「寄生獣・セイの確率」・5話
5話、ご覧になりました?…では、お判りのコトでしょう。コレが本作の持つ揺ぎ無き
"価値"です。普段から人間の持つ愛情、感情、激情、心の通い合いなどに
思いを巡らせて来た作家が「死を前にした"極限状況"」を描くからこそ
こうなる
中二病が完治し切ってない(笑)ような作家がアタマの中だけで考えた「設定」「概念」
「価値基準」のみで問いかけようとする擬似SFアクション作などとは違います…そんな作品に「価値が無い」
と言っているワケでは決してないです…全てが「本作みたいになれ」と言っているワケではない(笑)。しかし、
それでも本作は"格"が違う。このアニメ版が初見の方にも、今回こそはそう感じて
いただけたのではないでしょうか。こーゆーようなシーンの積み重ねを観て、原作ファンはかねて
より「歴史的傑作だ」と述べて来たワケなんスよ。
演出がスタイリッシュじゃない?怪物
の作画が甘い(ユーモラス過ぎる)?そんなモノは、本作を評じる論点になどなりゃしません。サスガ見せ場
回、演出・作画とも非常に良好でした。新一がDQNどもにボコにされるシーンは、まるで自分が殴打されている
ような痛みを感じませんでしたか?思わず「この場にいる第三者に悟られずにミギーに助けてもらう手はない
ものか?」…ナドと考え巡らせたりしませんでしたか?両親が岬で夕陽を見るシーンからは、息を呑み、我を
忘れませんでしたか?そして…ラストシーンです。「母さんが帰って来た」。…人間の持つ情愛、悩み、悲しみ
、苦悩などを丁寧に描いておく…「"日常ドラマ"として観ても充分に見応えあるレベルにまで作り込んで
おく」
からこそ、破局が訪れた際に、まるで我がコトのように衝撃を受ける。単なる"恐怖モノ"
ではありません、「寄生獣」は。
…サスガに、ココまでたった5話でやっちゃうの
は「勿体無さ過ぎ!」という原作ファンとしての欲目(笑)はあります。歴史的傑作ですから。しかし前回4話の
御かんそでも書いた通り、アニメ版スタッフ様方はホントに良くやられていると思います。この大作を
「1クールに収めろ!」という無茶な企画・製作側の要求に対し、最も悩み、また最も「原作の味を
大切にしたい」と願っているのは他ならぬスタッフ様方なんですから。
新一役/島崎信長氏もマジ懸命
に演じて下さいました。ラストシーンの怒涛のたたみ掛けから、優しく切ないEDテーマに入った時…アナタ
は泣けました?ジブンは泣けました。…ならば、アナタとアタシ、ソレは共に「人間である」
証明
なのかも知れません。
観るだけで、観た時の反応で「鑑賞者が"人間"であるか否か」が判っちゃう(笑)
作品。そんなです。まだ観てない方は、今からでも遅くは無いです、観て下さい。

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11/8、8:10AM付記。
○「デンキ街の本屋さん」・6話
今回、あの2話に引き続いて、やっと面白くなりました。"先生"ちゃんの女子力低過ぎエピソード。
本作に対する御かんそ、コレまでは(3話御かんそ以外)「本作の強みは何といってもギャグ。その"本領"さえ
発揮されれば誰もが"面白い!"と気付くだろ。その"ツボ"を天下のギャグ作家・森脇真琴監督が発揮されない
はずが無い!各話スタッフだって「マイメロ」「ジュエルペット」系から実力派が集ってんだし」…と先読みして、
ヒジョーに柔らかい口調で評して来たのですが…気が付けばもう6話。シリーズ半分過ぎちゃったので、ココ
からは本音を織り交ぜて御かんそ書いていきたいと思います。
今回で以前に触れた、新人賞応募の締め切り徹夜に絡め海雄の「そんな先生さん嫌いです」のシーンが出ました。
本作の「優しくマジな部分」。コレ、「エロクスグリとバカネタやってアキバ層の歓心を誘う作品」じゃない
んです。
ちゃんとテーマもあり、ギャグも笑える原作…ただ、せっかく持ってるもう一方の魅力、キャラの持つ
しょーもない面白さを前面に押し出したコントが大幅に削られてるのが勿体無い…3話で指摘した通り、何故
こんな構成にしたんでしょ…。今回の先生ちゃん女子力低過ぎネタ、面白かったッしょ?ホントはこのように
腐ガールも、カメ子も、先生ちゃんに負けないくらいイイキャラを持ってるんです。
が…3話で指摘した通り、
「それぞれのキャラの「良さ」を描かれる前にイイ雰囲気に なられても……全編の構成台無しですよなぁ…」と
言いたくなる奇妙な見せ方の順番で、おかしなコトになってる(?)ように思います。
エピソードを観るたびに「森脇監督は本作の扱い、下品なギャグをなるたけ排しフツーの純情ラブコメ路線に
されようとされてるのかなぁ?」…とか、「あれ?」とか「アニメ版よりも原作を直接読んだ方がより素直に楽し
めるような気もします」とか、キツい表現でも「本作も、ダメになっちゃうんでしょうか…」なんて物言いに留め
たりとか、柔らかーく接して来たつもりなのですが…ダメだ。それじゃ本作に対する正確なスタンスが伝わら
ない。「SHIROBAKO」ナドを観ると「全ての作品はスタッフが苦労して作られているのだから大切に評さなければ
ならない」…と気を引き締めたりもするのですが、ダメだ。作品にはやはり「成功」「失敗」がありますからソコは
好きな作家様をクサすのを恐れていては正確な"感想"にならない。…繰り返しますが今回のBパート、面白かっ
たッしょ?ホントは、毎回このように先生ちゃんイジリまくり!!あぁ、なんてダメッ娘なんだ!!カワ
イい可愛い(笑)。
森脇監督作でいえばアレですね、「ミルキィホームズ」でどんどんビンボになって醜態(笑)
をキワメる四人娘、アレと同列のネタですね(笑)。シンエイの女性アニメーターや仕上げの皆さんも、けっこ
身につまされた内容だったんじゃないでしょうか(笑)。童貞が喜ぶカキワリPOPみたいなキャラじゃ無くて、
こんなろりろりデザインのキャラがミョーに「生々しい」。コレが本作の"魅力"の一つでもあります…という
センで評したかった。原作には確実に、その程度のポテンシャルがあるのですから。
…今回の内容は面白かったので、逆にこの機会でブッチャケます。本作、(今のトコロ)原作を直接読んだ方
が面白いです。今回のノリがずっと続くカンジ。
…期待を込めて「今のトコロ」なんて言ったって、もう
シリーズ半分過ぎちゃいました。…認めたくないコトですが…本作、やっぱり森脇監督が「監修」の立場で一歩
退くコトによって、一種の「監督不在」に陥ってるんでしょうか?エロ系コメディには初挑戦のシンエイの
元受というコトもあって、スタッフとの連携が取れてない?(根拠ない憶測)…せっかくの先生ちゃんの盗撮
映像公開拷問シーン(笑)も、彼女の反応をマジに「嫌がっている」ように描いちゃって「イジリ倒し」のコント
ニュアンスが、あまり出てなかったようにも感じられます…

○「SHIROBAKO」・5話
先週ラストの「どうなっちゃうんだこのスタジオ!?」…というノリを緊密に継承。「起こった事態」をウヤムヤ
にせずに、一種残酷なまでに綿密に追う克明なリアリズム(笑)。「その場で流れている時間」の1分1秒まで
観客に突き付けるようなリアルなドラマです(笑)。最初の内こそ唐揚げに現実逃避する監督のヨワヨワぶり(笑)
ナドで笑わせたりもしますが、ココで効いて来るのが進行のタローというキャラ。コレまで積み重ねて来たスー
ダラ男ぶりがモロ表面に出て来ます。まぁ、ソコは天下の水島監督脚色ですから、「この男は悪気があるワケでは
なく単にガキなだけ」という一種の"憎めなさ"も描いて観客が怒り出す一歩手前(笑)に留めて来たんですが、
今回ばかりは大炎上まで行きそうなヨカーン。
あああ、3D監督の下柳雄一郎ってキャラ、モロ「ガルパン」3D監督の柳野啓一郎氏じゃん(^血^)!イケメンの
上に超絶有能。この方がいてくれたおかげで「ガルパン」は天下の傑作になった、と言ってイイほど
の人物だとはスタッフインタビューを読んでりゃソコココに出て来ます。ああ…そうか、このヒトが有能過ぎたおかげで
作監の遠藤がシゴト奪われたのか。…こーゆー「仕方の無いコト」って、モノ造り業界ならありますよねえ。ソレ
までガッチリ肩を組みシゴトして来たSFX特技班を、ルーカスのI.L.Mが「夢の映像」を作って来ちゃったおかげ
で切らなきゃならなくなったスピルバーグ監督の遣る瀬無い思いは、「ジュラシックパーク」の中でも暗喩的に
描かれてました(ホントです)。アニメ界でも"セル"という技術が過去のモノになってペイントの部署の方たち
が全員解雇された。でも、そのおかげで制作効率は劇的に加速して現在、コレだけの本数を作れてます。苛烈です
しかし、ココで作監・遠藤の言う「作画のケレン味を出すシーンだろ!」という意見も、また真実です。3D監督の
下柳は「時間さえあれば何でも描ける」とは言ってますが、ソレはこのヒトみたいな才能ある者の場合のコト
で(笑)…凡百の3DチームのシゴトはまだまだTV画面に出すレベルになってない、とは皆様アニメ作品を観て
よく御承知のコトでしょう。不安になるのも致し方無い。遠藤の怒りは己のプライドもありますが、「作品を
イイ物にしたい。ココは他人には任せられない」と信じてのコトでしょう。皆、作品を仕上げるのに懸命です。
しかし、そんなデリケートな部分に塩を擦り込むタロー(笑)。「制作進行の仕事とはナニか」という具体例
が丁寧に示されます。…単なる「伝達・輸送係」では無い。システムを繋ぐ循環系が潤滑剤の役割を果たさなけ
れば良くてエンスト、悪ければ爆発。「己自身が"アニメを作っている"のだ」という自覚を持てるか…その辺り
って、「モノ造り」をしたコトが無い高卒(笑)とかにはピンと来にくいんですよねえ…。本作のヒロインたち…
高校アニ研5人組が若くしてキッチリ物事を見ているのは、そーいった経緯があるからでしょう。それは「遊び」
であっても、「モノ造り」の第一歩。アニメ制作は「好きでなきゃ務まらない」と言われるのは、まさにココ
です。一般社会で行き場の無いオタクが「可愛い女の子を描いてお金もらいたいでちゅー」とか甘い
コンタンで寄り添った業界などでは決して無い。皆、生命削ってまでも"モノ造り"が好きだから頑張っ
てんだ。
なんてハナシはともかく…。
遠藤の3DCG班に対するわだかまりは、大物アニメーター北野三郎(笑)に叱り飛ばされました(^血^;)。次にはどんな
ギョーカイ人が出て来るんだろ。楽しみだなー(笑)。そう、3DCG業界も(下柳のような天才級は別として)、まだ
まだコレからです。タローのような半人前以下の見本のような男も、おいそれと解雇出来ません…人手不足
だから。皆、「走りながら、作品制作しながら」育ててゆくしかない。コレがアニメ業界です。しかし誰も彼も
頑張ってるし、そのドタバタの中から、時として目を見張るような傑作も現れる。…ソレがアニメ業界。
そんな"アニメへの賛歌"です、本作…でも、そんな中でも、タローのスーダラ
ぶりが"賛歌"を"惨禍"に変えるべく着々とその病根を拡げ…手描き作監・遠藤が3D作監・下柳の見事な仕事に
瞳を輝かせている、その最中にも連絡不行き届きで手描きに固執する原画が先に爆発エフェクト上げちゃっ
た!しかもソレは自分の担当する9話!!炎が延焼して来た!!さぁどうする宮森ー!!
ああ、あああ、ああ…心臓に悪い(笑)。ちなみに脚本は吉田玲子女史でした。理路整然とした物語ラインの上に、
タローのクソガキっぷりも、監督の頼りなさも、みんな「笑える」範疇に留められ…しかし事態は「ガルパン」の
黒森峰戦並みに「絶体絶命!」だ、という状況はテキカクに伝えられておりました。…本作完全オリジナルなので、
果たして宮森はこの窮地を凌げるのか、それともホントに作画崩壊回とか出しちゃうのか予想がつかないトコ
がマジ、ドキドキハラハラモン!面白いです。

○「妖怪ウォッチ」・43話
花咲か爺さんって妖怪だったんだ(^血^;)…なんてハナシはともかく、ただウカレ騒ぎをするだけの回でした
がソコは推理モノ仕立てにして上手く導入(Aパートのケータの推理劇何の意味もねえじゃん!…とか言って
はイケマセン、アレは「チョーシに乗ったコドモが遊んでいただけ」です(笑))、そしてオチはイイ話にして、
さらに最後は収拾の付かないバカ騒ぎ…とタイヘンに本作らしい手堅いアシライでした。
見所は何といっても過去最悪のイジラレ方をするフミちゃん!!

ああ、何というフビンな娘じゃ、妖怪ギャグ作品のヒロインなぞに抜擢されたばっかりに…すっかりバラドル
扱いです(笑)。いや、カワイいカワイい!過去最高にカワイい(^血^)!「親には見せられないバラドル仕事を
一生懸命やる美少女」ッてのは何でこう心にクるモノがあるんだろ(笑)。個性的な作画もノリノリでやんした。

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11/8、20:15付記。近況独り言。
急に身辺が「ガルパン」づいて来ちまったぜ~ッ!
こないだの「「ガルパン」完全設定資料集」(ヒトを殴り殺せる重さ)や「月刊戦車道」5号の到着を追うかのよう
に今日は「「ガルパン」絵コンテ集3巻」(本気で殴れば首を脱臼させられる分厚さ)、「らぶらぶパンツァー」3巻、
一迅社の「「ガルパン」コミックアンソロジー SIDE:聖グロリアーナ」が届いちまった。
一迅社のアンソロジー面白かった!才谷屋氏やマルコ氏など一部の「ガルパン」好き作家以外は、あまり
読むトコ無かったメディアファクトリー刊のヤツより断然コッチの方が面白い!!ギャグ描けるヒトが揃って競って
るカンジ!!
皆さんダーちゃんというキャラの使い方が判っておられる!他にも、ダーちゃんの出番は無く
逆にペコちゃんとウサギさんズを絡ませてみるとか、プラウダと絡ませてみたりとか、とにかくパターンを
変え楽しんでる!…コレはアレですかね?メディアファクトリーよりアーススター系の方が抱える作家の層が厚い?
それとも編集さんが有能で声かけられる作家氏が多かった?とにかく楽しませていただいてます!…ンで、
マルコ氏の「らぶらぶ」の方も面白かった!!この方、四コマよりフリースタイル形式の方が段違いに
ノリノリ!アンツィオ×大洗乗り込み合戦の、桃ちゃんのアツカイには声上げて笑わせてもらいました!
「かーしまごと撃っちゃえ」「ムガムガーっ!」(笑)。
ホクホクして読みながら、そーなんだよなー「ガルパン」ってのはハマればこの位面白いネタはジャンジャン
描ける題材なんだよなー…同人誌描きの食い付きが(一部を除いて)人気ほどでも無いのは、本編の迫力ある
戦車戦とミリ専門知識の洪水に気圧されちゃうのかも知れないなー…とか、ニコニコつらつら考えてたら…
来週日曜(11/16)の大洗あんこう祭、車で行ける手筈が整ったぜ~ッ!!
よッしゃー行って来るぜ!!春の海楽フェスタ以来の大洗!!
今回もあんこう花火打ち上がるとか言ってますよ~!!!


★あ、描き下ろしファイルケース付き「FURY」前売り券も、ムロン買いましたですよ。オマケ付き¥1400と、
 前売り券としては適正価格。

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11/10、15:00付記。
○「蟲師 続章」・14話
水路の町。美しく、風雅な情景。水面に映える家々と緑。そんな美術をキーイメージに使い、細密なBGワーク、
綿密なカメラワーク、そして緻密な編集で観客を惹き込みます。水の滴る音。霧。それらモチーフが「心の深層」
の情景と地続きで繋がり…。"水"そのものを描かずとも観客は、そのたおやかで冷たい水のねっとりとした
「流れの質感」までも感じ取り…やがて、心に問題を抱える少女の「心の淀み」にまで直接触れた感触を受ける。
素晴らしいです
これこそ、映像作品の持つ魔法。本来、「見ず知らずの他者」でしか無いはずの、患う
少女の「心の感触」までにも、一足飛びで観客の五感を繋げでしまう。…貴方は、この「体験」を実感出来ました
でしょうか。その、思わず息も止まるような緊迫感、牽引力。感じ取ることが出来ましたでしょうか。出来たなら、
貴方は優れた観客だと思います。出来なかったなら、貴方は映像は観ていても、「何も見ていない」のでは…?
「のんのんびより」1話アヴァンで「あ、この作品は単なる萌えモノなだけじゃない!」と感じたのもココでして。
綿密な背景美術、編集とBGM。場合によって人物など描かなくてもソレだけで、観客を泣かせるコトだって出来
る…こんなコトは、ニコ動などで優れた編集のイメージ動画などを普段から見慣れてるヒトはみんな気付いて
いるコトだろうと思うんですがなぁ。誰しもが、みんな。…てなハナシは置いといて。
娘に憑いた蟲の姿が垣間見える意識の混沌の中で、彼女が発した悲鳴が澪筋(みおすじ)を通って村人全員の
心に届いてしまう…というクライマックスは現代のネット社会の暗喩のようでもある、と思いつつ観てました。
ネットは、普段は隠している人間の心の内を曝け出し繋げる。「悲鳴」をあげ続ける者もいれば、「まんこまんこ」
としか叫ばない者もいるし、「朝鮮人を殺せ!」と怒号を発するだけの異常者もいる。それら人間の「心の内面」を
繋ぐ"澪筋"が技術進歩によって出来てしまったのが現代なのではないか、とか思い及んだりもして…そして
「人間の本当の心の繋がりとは"澪筋"には無い。寂しくなれば直接逢いに行けばよい」。
という意味のギンコのシメ台詞と、相手に直接逢いに来た娘の笑顔で本エピソードは閉じられます。娘に元来
備わっていた以心伝心のチカラは"メール"としての役割しか果たさなくなりました。「蟲師」には珍しく、現代
社会への直接の示唆(?)とも取れる?内容を含んだ一本でした。「蟲師 続章」、素晴らしいレベルで続きます!
いやぁ、ネットはコワい。

○「繰繰れ!コックリさん」・6話
OPが始まるとウキウキ♪して身体を揺らしだしちゃう本作。今期一番楽しみな作品です
アヴァンで蟲が見え出したこひなから、サクッとブラックギャグへ。でもやっぱ基調は児童向け(笑)
平池芳正監督の「ケロロ」「イカちゃん」てトコでしょうか
、本作。そう、佐藤順一監督然り、水島努監督然り、
デキる作家様は皆さん全て児童向け基調ギャグはおやりにならなければならない。例えば岡村天斎監督だって
過去に「メダロット」という傑作があります。本来は夕方枠でやって欲しかったトコですが、ギャグはブラック
だし流血はあるし…(笑)というコトで深夜枠なのも仕方ないかも…昔は「ハレグゥ」だって「あげだま」だって
児童向け枠でやってたんだけどなぁ(笑)。本作のハードルはセールス?女性層がどのくらいケモ三人組を気に
入ってくれるかというトコなんでしょうけど、ソコは平池監督ですから最後は惚れさせてシメて下さるコトと
思います。しかしホント児童向けだ(^四^;)。小ウルサいオカン(笑)に見つからないように内緒でペットを飼う
ハナシって…なんつートラッドな(笑)。でもこーゆー題材こそ「少しでも気が緩むとサムくなる」気を抜けない
トコがありますので、演出のチカラの見せ所。ヘタなケーハク系ラノベ原作などより、よほど上級演出家向けかも知れ
ません。ああ…カプ麺食いたくなって来た。ミニカプ麺でも食べながら観ませう。

ホラ、サスガは平池監督作。シッカリ考えられてます。「三匹がこひなを守り育てている」ニュアンスが明確に
なって来ました。狸と犬のそれぞれのクズッぷりを「コレはコレで本当にクズです(笑)」と描きつつも、こひな
に対する守護の立場(犬は「愛情」、狸は「大人としての仁義」)もまた本当のコトです、と描いて。対するこひなの
方も非常に緩やかながら「人間らしい」面が現れて来てます。小動物(化け物)を可愛がり。アワレなキツネさん
を虐待し(笑)。しかし、オモチャにして連続チョップを浴びせる辺り観ても「気安く接して来つつある」のは
確かでせう。そして、「世の中には"愛情"を受け入れない危険なものもある。対峙するべきはその類の物では
ない」と…こひながこれから向かうべき"道"を守って妖異を始末し(この場合、彼女がようやく可愛いペット
(吸血怪物)に心を開きつつあったのに殺すしかなかった、という"愛情"と"悲しみ"がスパイスになってます)
…代わりに己が呪詛を引き受ける狸。結構なダメージなんでしょう、コレ。変身能力があるのに傷は消えません
から。こひなを囲むこの三匹のケモどもも"化け物"なんですけどね(笑)。でもその"愛情"は?…という構造、
やはり、あさりよしとお「宇宙家族カールビンソン」辺りに似ていると思われます。まァ、'80年代の「カールビン
ソン」のコロナちゃんに比べ、現代的なのはこひなのヒネクレ度合いがハンパ無いとゆートコですけど
(笑)。しかしコレも、「心を固く閉ざしてしまった者を快方に向かわせるためにはソレを救う者の方も"傷"を
負わなくてはならない」
…という示唆になってて。…今後は、この人形娘を救うために三匹が負わなくては
ならない"傷"の方が(直接的でなく、作品構造的に)本作の訴求ドコロになって来るのではないか?…と思われ。
結局、本作のテーマとして行き着く先はEDのラストカット、夕陽の中こひなを囲む三匹の後姿、なんでしょう。
イイ作品です。ソレだけは間違い無いです。さあ、踊ろう。けもけもけも♪けもけもけ~♪

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現在追っている作品(のみ)の御かんそ。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年10月31日(金)21時01分10秒
返信・引用 編集済
  ★週に一度、現在追っている作品(のみ)の御かんそを、ちょぼちょぼと。…今はコレでせいいっぱい…。

○「ヤマノススメ セカンドシーズン」・16話
このエピソードで本作は、傑作になりました。漫然と観てる方には「えーッこんな山へ登る準備の
会話だけのエピソードで、何で!?」…と思われる向きもいるかも知れませんが、そうなんです。
劇場版並みの構成
なったと思います、今回で。富士山登山に挫折した後、「谷川岳に登る」
という再起の小さな目標を確立するまでに周囲を囲む人々の主人公を見つめる目をジックリ描いて
来ました。そしてソレを受けての今回の主人公の決意。さらに先輩・楓の背負う背景を描いた後「レイ
ンコートを受け継ぐ」という軽い"儀式"を経た後に、ついに"思い出の山頂"谷川岳への挑戦が決定。
今回(シリーズ終盤に差し掛かって)のタイミングで新OP・EDへ切り替えるのもスタッフ様方の終章に
懸ける意気込みが伝わって来るか(?)のようで。さあ、「ヤマノススメ」、終章の始まりです。
…週に15分の番組で、劇場版みたいな構成って、やれるんだなぁ。尊敬です。

○「寄生獣 セイの格率」・4話
ハイ、(多分劇場映画宣伝のための)1クール作品(?)といえど…ちゃんと「寄生獣」やられてます。こんな
物体Xみたいな刃物振り回す化け物と孤立した空間で相対したら、大の男だってとにかく逃げ出し武器か
有利な迎撃地形を探すのがフツー。なのに臆病な高校生が決然と、冷静に立ち向かっちゃう…ソレは「新一
がミギーに近付きつつある」からです。ミギーも、彼のアドレナリンの分泌を抑制したりしてるのかも知れ
ません。この場で彼の脳裏にあるのは「逃げれば殺されるだけ」という冷徹な計算と、「同族(人間)を殺して
良いものか?」という倫理上の戸惑いのみ。さらに、どう見ても不利に思える新一・ミギー組の利点は"分業"
と相手の虚を突くトリック…という、大変に理性的なアイデア。そして、トーゼン"田宮良子"は"A"の痕跡を
人間に気取られまいと始末する…個体数が人類に対抗し得るまでは。異種知的生命体との(一時の)共存と
いう、SFとして見ても秀逸な一作。さらに"田宮良子"が去り際に告げた、この捕食種を律する「命令」…。
その際に空へとPANする演出が上手い。第1話アヴァンの「何者かの声」と繋がります。…ソレは、人間が
信じ(ようとす)る"神"などではない…。「地球」が"この種"に与えた"命令"は、「人類を淘汰せよ」…。
なんという"恐怖"
…また、"彼女"が去り際に残す謎の言葉…「お前…僅かに"混じって"るな」。この
アジが本作です
ジブンの好きなSFアニメ作品で言えば「新世界より」辺りと非常に近いです。原作者
はシリアスな日常人間ドラマを得意とされてきた作家でしたので、その"深み"はそんじょそこらの「血ィ
出しゃイイんだろ」と思ってる擬似SF描きなどには決して追い付けないレベル。…お腹を痛めて産んだ、
何よりも大切な我が子が奪い去られた事実に気付く田宮家母親の"情"が、その人生を絶つ結果になる…
なんて辺りも。…劇場映画も、コレくらい原作の味を大切に扱ってくれるかなぁ。扱ってくれたらいいなぁ。
そして…そんな非情な運命は、主人公の家庭にも忍び寄り…。うわァ、もう新一の両親旅行に行っちゃ
うの!急ぎ過ぎ、急ぎ過ぎだァ!勿体無い!!…この天下の傑作を…
ナドとも思いますけど、最近は
「この大作を1クール(?)に収める」というメチャクチャな企画に対して、スタッフ様方は本当に良く
やられている
と思うようになりました。
その証拠に…こんなキツキツの尺の中でも、母の息子に対する
無償の愛情は、たっぷりと時間を取って描かれます。火傷も厭わず、息子を守る母の手…新一がミギーを
宿したのと同じ"右手"ですね。ノック無しでドアを開け、息子に怒鳴り付けられた際の寂しげな瞳の演技
…イイなぁ。そんな息子が抱える異常と、その微妙な"変化"に気付き、涙する"情"と…その」出発の情景も、
たっぷり情感を込めて描いておきます…ドアを出てゆく際の僅かなT.U.が上手い…以下、次週。
急ぎ足で初見者には判り難いアニメ化ですが、スタッフ様方は、ちゃんと物語を大切にして"描く
べきこと"を描かれてます。ソレを見破ってこその「真のアニメファン」。そう言えると思います。


○「デンキ街の本屋さん」・5話
ちなみに、パンツ老師に弟子がパンツディスプレイを披露した後の「ま、小芝居はこのくらいにして…」
というコントのシメフレーズはちゃんと原作からあります。こーゆートコが本作のアジです。「バカ」を
「バカ」として描く。ちなみにこの辺りのニュアンス、アシライは非常に繊細(笑)。ちょっとコンテ切る筆
が滑った(笑)程度で下品にもなり、スベッたりもする。でも受けるチームヘッドが森脇監督なら大丈夫。
で、今回の脚本は…来ました江夏由結さん!マジ「マイメロ」ファミリーの作品ですわコレ!!
羨ましいな~、こんなイイチームにアニメ化してもらえて。いいな、いいな~。>原作者
いや、そんな原作もコレ、エロコントばかりやってるようでいてマトモなんスけどね。今回のパンツ談義
にしたって店員たちは売るため、先生ちゃんは売れるマンガを描くため、という命題の元に取り組んでる
ワケで(努力の方向が間違ってるような気もするけど(笑))。そして、そんな「エロ書店」という舞台の特殊
性を剥いだ根底にあるモノは「恋愛以前純情ラブコメ」です、中学生レベルの(笑)。「WORKING!!」と同じ。

今回もワケのワカランエロドタバタやってるようでいて、後半のソムリエの回想モノクロ映画でキッチリ
シメていただけました。さらに本作最後の重要キャラ・つもりん登場からは…ココはもォ女性脚本家、演出
家の独壇場。別れた男女のビミョーな雰囲気をしっとり描いていただけて、言うことナッシングです。
お判りでしょうか。本作、「エロで釣るケーハクなクスグリ商品」じゃ無いです。
とはいえ、ソコはギャグ作品。
「このまま喪男の立ち入る隙のないリア充世界になっちゃうんじゃないか」
と御心配の貴兄(笑)にも安心してお薦め出来る楽しいイベントが、この先いっぱい。先週リンクを張った
虚構新聞社主・UK氏が本作を評して言われた「もげそうでもげない」というコピーがピッタリです(笑)。
ただ今の所(今の所、です)、「アニメ版よりも原作を直接読んだ方がより素直に楽しめるんじゃないか?」
という雰囲気にはなってるかな?…という気もするのですが、ソレは今後のシリーズ構成次第。…来週は、
先生ちゃんの女子力低過ぎネタですか?

○「SHIROBAKO」・4話
4話は…1話アヴァンで将来を誓い合った高校アニ研の5人のうち、今度は声優ちゃんの話。苦労してます。
この時点で1話アヴァンを観直すだけで、既に泣けます。試してみて下さい。名作の予感!!
1話を観た時にはピンと来なかった(だろう)プロダクションG.I.との深夜のカーチェイスをFollowしてPAN-UP
していった先のタイトルINが、こんなに劇的だったとは…。そして本作がこんなにリアルなドラマ
だったとは、と…登場人物に感情移入した今では改めて感じられます。ゼヒお試しあれ

1~3話は修羅場のドタバタだったので、今回は冒頭から情感たっぷり。電話のシーンの空気感だけで泣か
されそう。ああ…こないだ閉館した吉祥寺バウスシアターが…「ガルパン」上映会でもらったでっかい大洗
校章ステッカーは、こんなに商品が出揃った今でも宝物です…!ああ…制作進行、原画、そして声優…と
判り易い部署から描いてって、5人目は脚本家目指してんだ…!こりゃ5人全員描くのに2クールかかるわ。
みんな、将来の夢を再確認してる際、主人公の進行ちゃんだけが口ごもって…進行やってちゃ将来が見え
ないもんねぇ…そうかコレ伏線だ!!このコ、シリーズ後半ではきっと演出畑に行くんだ!!うわー!!
そんな壮大な物語だとは思わなかった!…本作、アニメファンを自称するなら観なきゃなりません。
「固いハナシだ」なんて言ってパスする輩は、結局「良いモノ」を知るコトなくファン歴を終えるでしょう。

な~んて外野が好きなコト言ってる内に…うわ~作打ち日にコンテ真っ白!作監が降りると言い出した~!
どーなっちゃうんだこのスタジオ(笑)!そしてどーなっちゃうんだ「えくそだすっ」!

○「甘城ブリリアントパーク」・5話
今週は、ギャグ演出が頑張られていて面白かったッス。しかし…。なんも決まってない状態で見切り発車
したんスねぇ? この作品…。最終回だけ頑張っていただければ、何とかカタチにはなると思うんスけど…。
ちょうど今頃、終章のコンテ切られてる頃じゃないかと思うッス。最終回、ゼヒ頑張られて下さい…。

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11/3 13:00、付記。
★「ガルパン」関連。
「月刊 戦車道」5号が届きましたぜ。ああ、「ガルパン」絵コンテ集第3巻、「らぶらぶ」3巻にアンソロジーも
また新しいの出てるし、買わなくちゃなぁ。'15カレンダーと一緒に、尼一括発注かなぁ。
そーいやブラピ主演のシャーマン大かつやく映画「フューリー」の前売り買うと描き下ろしファイルケース
が付いて来るんだって。俺んち、もうファイルケース何枚あるんだ(笑)。劇場に直で行った方がオレ半額で
観られるんだけど…え~ッコレのTV-CMって優花里がナレしてんの!?そりゃ録らなくちゃ!!

★宇宙関連。
米民間宇宙開発企業は、こないだのオービタル・サイエンシズのロケット"アンタレス"爆発に引き続き、
ついにバージン・ギャラクティックの"SpaceShip2"まで爆発しちまった。コレで頼りの綱はスペースX社
だけ。…地球の重力に拮抗するほどの途方も無い推進力…熱量・圧力を定方向に安定させるのが、いかに
難しい技術か。だからフツーは低出力のエンジンを何基か束ねて大型化するんだけど、日本(JAXA)は予算
不足で、ずっと職人的技術で磨き上げた1基のみで勝負して来たんだぞコノヤロー(SRBは付けますけど)。
今月の"はやぶさ2"打ち上げは、てっきり信頼性の高い固体燃料である新開発の"イプシロン"使うのかと
思ったら、アレはM-5("はやぶさ"打ち上げたヤツ)の2/3しかペイロード無いそうで、結局H-IIA使うみたい。
成功しますように。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
○「俺、ツインテールになります」
友人(バカアニメ好き)から薦められたので観てみました。ガガガ文庫原作、「俺妹」の神戸洋行監督の
再起(笑)作。ちなみに1話は既視聴。その時の感想は「ちゃんと"バカ"を"バカ"として描いてる。面白い。
しかし非常に良く似た設定だったら金崎監督の「これはゾンビですか?」の方がコレの数倍面白かった
ので観る必要ないか」…でした。2~4話視聴。2話が辛かった。やっぱラノベとアニメの相性は最悪だ。
どーでもイイ、設定を正確に伝えた上でギャグにして5~6秒で済みそうな解説をベラベラベラベラと…
観ていてあまりに苦痛で、どっかコメ付で観られるトコがあったらこの苦痛も少しは和らぐかも知れな
い、と探したんだけど見つからなかった。中途切り。…しかし3話で、脚本の荒木捻久氏が本作を「戦隊」の
パロにした上でやりたいコトを書く、という最近氏が採られているスタイルに収めるとラクに観られる
ようになりました。ギャグも、「相方のツッコミを呼び込んどいて間髪入れずツッコむ"間"の取り方」が
秀逸(具体的に言うと黒髪ヒロインがバカ女からテイルギアを奪うトコ)。ちゃんと「シャレ」「ジョーダン」
になってる。この時点で感想は「「デート・アライブ」と同程度?同じような絵面で"何者にもならなかった"
「ビビッドレッド・オペレーション」よりはイイ?」…とか思って観てました。で4話、敵将軍との決戦。少々
間延びしたやり取りはあるモノの、「武芸者が人生最高のライバルに出会う」というシチュエーションを
トホホ泣きするくらいしょーも無い設定で描く、という「ギャップ立て」の意味合いは通ってますし、観て
いて「荒川さん、この脚本、暗喩意図込めてるのかなぁ?例えば"ツインテール"を"萌え"全般、心を喰らっ
て生きる敵方組織をKADOKAWAに置き換えて観ても意味が通るような気が…(^血^;)」とか思ってました。
総評。笑えますし意欲的ですし、このテアイの作品・商品の中ではちゃんと作られてると思います。
でもこのテのモノ多過ぎ。今後に渡って観てる暇も、その必要も無い、と
しました。やはり、ケーハク系ラノベ商品は「アニメ作品の原作」に向きませんよ。

まぁ、本作よりも大々的に「面白い!!」と言い放ってる「異能バトルは日常系のなかで」の方を「(非常に
残念そうな態度を示しながらも)観ないと思います」と表明してるくらいですから、本作に対するこの姿勢
はトーゼンのコトかと。だってアチラは大地丙太郎監督各話演出ですからなぁ…。それですら「観ない」。
そんなジブンは、ラノベ原作作品なら、いしづかあつこ監督の「ノーゲーム・ノーライフ」2期を楽しみに
しますわ。あと、たびたび書いてますが「人類は衰退しました」2期やってくれませんかね…。

☆どーでもイイ余談ですが、あの「人衰」の"わたし"ちゃんの、内向的でインドア派でヒネクレた面倒臭がり、
 ご近所付き合いよりも妖精さんを研究してた方が好き、というしょーもない美少女ぶりは、最近では
 「デンキ街の本屋さん」の"先生"のしょーもなさに合い通じるモノがあると思ってますわ。

○「蟲師-続章-」・13話「残り紅」
今回も、素晴らしい…深い余韻の物語でした。…まさに「大人が観るためのアニメ」。
「誰も悪くない」物語。しかし、そんな"悪くない"人々にも、蟲による災厄は降りかかる。寂しくて、怖くて、
「永遠に続く夕焼け」の中から出たくて、見知らぬ少女と入れ替わってしまった影法師少女。そんな少女を
…まるで消えてしまった少女の「代わり」のように娶ってしまった男。そしてそんな二人の幸福を知ってか
知らずか、誰も自分のような目に合わせたくない…と、長い長い時間を夕焼けの中で一人ぼっちで過ごし
続けてきた少女。最後は…そんな二人の少女…共に人生を過ごしその最期を看取った老婆と、今再びこの
世に戻って来た少女のままの姿の幼馴染と…二人の幸福を願い、蟲を引き受け、「永遠に続く夕焼け」の中
に去った男。先週の「香る闇」に非常に似たテイストの、しかし今回は不思議な温かみの残る物語でした。
夕焼け。どこと無く物悲しく、どこと無く暖かい…そんな「永遠に続く夕焼け」の中に、今も男はいるので
しょう。…最初は「アルツハイマーを"蟲の仕業"にする話かな?」と思わせておいて、続く婆さんのボケ
具合やギンコの顔芸も、そしてソレを彩るBGMも、意外にユーモラスに進め…そして最後は、この余韻です。
そんな、またしても美しき珠玉のエピソードが産まれました。「蟲師-続章-」、決して内容が衰えません。

○「繰繰れ!コックリさん」・5話
こひなが場合によって、感情を露わにするようになって来た。サスガに3時間耐久お説教はキツかろう。
で、今回はクラスのいじめッ子(声:金元寿子)のハナシ。声質と演技そしてキャラ設定と使い方はモロ
カチューシャ寄り(笑)。こひなの「花瓶は気にならないのです」との感想を聞いた際、いじめの真意を
問われた際の「えッ」という一声にラブラブ感情を込める金元嬢、いとゆかし(笑)。つか、イカちゃん→
カチューシャ→本作のジメ子、と明確な線が一本引ける金元嬢、アニメスタッフ連に重宝されとります。一時期
の斎藤千和嬢みたいな位置ッスね。「偉そうでいて素直」「純粋さが間違った方向に出る→空回りで自爆」
キャラならこのヒト、みたいな。つーかコレいじめてるのはこひなの方だ(笑)。暴走車が壁に突っ込んで
自爆した場合、どいてくれなかった壁が悪いのか、つーハナシだが(笑)。ンにしても広橋涼嬢と金元寿子
嬢の掛け合いとは何というオレ得(^血^)。山田VSイカちゃんなんて、願っても得られなかった好カード!

Bパートは、こひなのクラスに、新しいおともだちが二人も増えて、一気にニギヤカになりました(^血^)。
本作、やっぱ"児童向け基調"ですわ。首吊りかけたり三角定規の鋭角で手首の血管
切られたりするけどな(笑)。"児童向け"の基本の流れの上に腐向けっぽい美形やらロリキャラ乗せたり、
流血サワギで彩ったりしてる…でも、その根底に流れる基調は"素直"。再び、
何というオレ得(笑)
そーかー、ソレで平池監督は最初から素朴で単調なトーンのBGMを
アシラッたりされていたのか。EDも泣かせるタッチだもんね。ナルホド、ナットク。…そもそもジブン
が本作に惹かれたのは「平池芳正監督作、ヒロインCV/広橋涼」という中の人データからですが、観て
「よッしゃ、期待通り!」と喜んだのは、こーゆーコトだったんですわ。
「深夜のお伽噺(流血入り)」ですわ、コレ。
今回で、EDが完成(?)しました。こひなとそれぞれの物の怪が過ごした1年の"結果"として描かれた"春"
(花見)の絵と、ラストカット、彼女を背後から囲む3匹の絵にジ~ンと来ました。やっぱ秋期、本作が一番
好きです。けもけもけも♪けもけもけ~♪

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「'14秋期深夜アニメ作品、その後の御かんそ」の、そのまた続き。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年10月25日(土)19時00分55秒
返信・引用 編集済
  ●「'14秋期深夜アニメ作品、その後の御かんそ」の、そのまた続き。
↓下の御かんそでは「今期は↓コレらの作品群においても、きっとココでは深く追う事は無いと思います」と
書いたジブンですが、早くも翻します(笑)。理由は、今週の「コックリさん」3話が傑作だったから(笑)。
「放映開始前までは、コレがダントツの期待作」と書いた作品が読み通りに本領発揮し出すと、そりゃもォ嬉しい
モノで!コレについては書かずにいられません!…で、そうやって1作だけ御かんそ書いてみると、他の作品に
ついても…いったん手を付けた分や注目作においては、こりゃまた書かずにいられなく…。
でもやはり今のトコロ、投稿は書くとしても、こんなふーな週間1投稿、くらいのペースになると思います。

○「繰繰れ!コックリさん」・3話
お、面白い。お、おも、面白い(笑)!!そうか、本作も「人物紹介が終わりキャラの関係式が
完成してから始まる物語」でしたか!!─スタッフ諸氏のモクロミとしては「単なるギャグ基調にはしたくない、
テーマがあるから、そんで1,2話でシッカリ"ゆったりした日常の時間の流れ"を作っておいてソコから漫才を
始めたい」…とゆーコトだったんでしょうか!━コレこそ、まさに"日常コメディ"。狗神の群れが月面に
打ち込まれた後のBパート頭、ある種「のんのんびより」的なゆったりした"日常の時間"の中で主人公コケシ
少女・こひなの下校風景からカプ麺隠れ食いまでを描いておくから、振ろうと思えば「このコが抱える深刻な
心の問題」にも(いざとなれば)振るコトも出来るし、ギャグとのギャップも映える。─単なる「安直なお笑い」
にしないからこそ「観客の心に残る一作」になる。コレこそ望まれるべき"ハートフルコメディのカタチ"ですよ!(^四^)
サスガは平池芳正監督!…と思ってたら…わ~!今回のコンテ、金崎貴臣監督じゃん~!
「WORKING!」の平池監督が全脚本切られて、「これはゾンビですか?」の金崎監督が各話コンテ!!
こりゃ豪華だ!コレで面白くならないはずがない!━やっぱ放映開始前に「今期ダントツの期待作」としたの、
間違ってなかったッスよ!!
諸手を挙げて万歳♪けもけもけも♪ けもけもけ~♪
まぁ基本トーンとしては腐向け(笑)方面のアジも入っておりますが、ムロン男子も楽しめる「桜蘭高校ホスト部」
辺りにも近いセン。あるイミ理想です。この「心に問題のある少女をケモノのアヤカシどもが守り育てている」
…という設定、お笑いなんだけど人間的泣き笑い…という基調、どこかで見た覚えのある方はおられません?
アタシとしちゃ、あさりよしとお「宇宙家族カールビンソン」辺りにも近いんじゃないか?、と思うんですがね。
「幼い頃の少女と交わした"約束"を律儀に守り続けるアヤカシ狐」とゆートコは「ぎんぎつね」思い出したりも。
女性層もモチロンですが、そーゆー系が好きな貴方にも確実に!お奨めです!ムロン現代の作品なら、「ハートフル
な芯を彩るためのサディスティックは変態ギャグ」も欠かせません。その辺りも完璧!でせう(笑)。
けもけもけも♪けもけもけ~♪

こひなが壮大な曲に乗せてカプ焼きそばとカニカマについて延々語るカットは、中途で「あ、後ろに流れてる
テロップ全部読むんだ」と気付いた辺りからクスクス笑いがこみ上げ、やがてゲラゲラ止まらなくなった(笑)。
「あ、まだ読むんだ」「結局最後まで読むんかいッ!」というツッコミを観客に強要する、「冗長な尺」をもギャグに
使っちゃう高度なノリ。こーでなくっちゃね!!
ココへ来て広橋涼嬢にも、また一つ代表作が増えて良かった!このテの癖のある少女役は、もォ独壇場でせう。
ああ、検索してたら来年発売の原作単行本9巻特装版付録のコックリさん根付けが無性に欲しくなって来た(笑)。
http://www.jp.square-enix.com/magazine/joker/series/gugure_kokkurisan/book9sp/flier.pdf

○「ガンダムビルドファイターズトライ」
監督は交代したものの、1期の長崎健司監督もコンテ切られ、構成は相変わらず黒田洋介氏の一人脚本の2期。
1期と比べてコロコロ世代向けにシフトしたのか、明るい学園モノ基調で「ガルパン」や「イナズマイレブン」
みたいに対校試合とかやってる導入部。熱血バカ&クールなライバル&ツッコミ役少女、という、まるで戦隊
モノみたいな明瞭なチーム構成でやられてます。これもまた良きかな。アタシは1期のSF調及び陰謀企業と
少年たちの澄んだ瞳の対比…なんてな路線が好きだったんですが、やっぱこの枠は児童向け。観客のガキども
が喜んでくれりゃソレに越したコトは無いですし、やっぱ「ビルドファイターズ」ですから、回を追うごとに
必ずや熱く盛り上がっていって下さるコトでしょう!3話、「ガルパン」でいえば聖グロリアーナみたいな対戦
校・お嬢様学校の太目ツインテちゃんが主人公に惚れちゃう…という三枚目役配置のやり方も堅実で。ゼヒ
このコにはイロイロ引っ掻き回していただきたい!

○「寄生獣 セイの格率」
1~2話御かんそ。文句ありません、期待通り。1話の時点でミギーに取り憑かれた新一の心の変容が既に始まっ
ているトコを描くとは、あなどれぬ綿密なアニメ化!こりゃ今から、あの「母さんが帰って来る」(原作ファン
ならコレだけで判る)シーンが来るのがワクワクして待ち切れません!…しかし、コレを「東京喰種」の裏枠に
ぶつけて来るとは…日テレもヒドいことをする。
3話御かんそ。随分急いだ構成。え~ッもう"田宮良子"&"A"と逢っちゃうの!!学校での大殺戮シーン、
もうやっちゃうの!!
(しかも生徒の犠牲者は一切出さない改変で)
…と多少面食らいもしますが、でも脚本
自体は問題無いと思われ。1話に続いて冒頭から「新一の心の変容は他者から見ても判るレベル」と描いてます
ので、本作のキモである「ミギーが新一に歩み寄るように、新一もまた"純粋な人間"では無くなってゆく」という
最大のキーポイントはガッチリ堅持。新一の行動が、多少不自然に見える点も、コレで説明出来るでしょう。
でも、演出が…少々詰め込み過ぎの内容を"腹芸"無く進め、観客の情動誘導はBGMに頼ってるカンジでしたので…
「人間を捕食する怪物と喫茶店で語り合っちゃう」本作ならではのジリジリする奇妙な不条理感とかが、あまり
出てなかったような…。「物語全体の意味性」としては充分に総毛立ち手に汗握れるんですが、本作という歴史的
大傑作
を知らぬ観客層にナメられたく無い(笑)という欲が原作ファンにはあり~の…もっと緊迫感ある"間"と
カットワークで見せていただけたら、息継ぐ暇も無い全編コレ名場面となり得る原作ですので、全てのエピ
ソードを大切に扱って欲しい
という欲が、どーしても出ちゃいます…。ひょっとして本作、「映画の宣伝のために
企画スタートした」1クール作なんでしょうか!?…だとしたら、なんとも勿体無い…4クールででもやって欲しい、
世界に誇れる日本マンガの大収穫ですのに…。(主に、企画製作企業サイドに対する愚痴ですねコレは)

○「デンキ街の本屋さん」・4話
よッしゃー!今回は森脇真琴監督脚本、コンテはあの「ジュエルペット」シリーズ最狂(笑)の「サンシャイン」を
手掛けられた稲垣隆行監督ッ!いや、他にも「砂ぼうず」やら「トータル・イクリプス(傑作だった京都壊滅編/1,2話のみ。
この監督氏が抜けられると同時にガタガタに崩れた作品です)」やら、ギャグ作でも「俺の脳内選択肢」やら傑作・
意欲作を多数出されてるんですが(^o^;)、それにしても「サンシャイン」最終回はスゲかった…(遠い目)(笑)。
いや、「ジュエルペット」の狂い方(笑)は、その翌年の森脇監督による「きらデコッ!」もスゲかったんですけどね。
本作のスタッフローテは判らないですけど、ひょっとしたら森脇・稲垣両監督による深夜版「ジュエルペット」の
様相を呈して来たりするかも!!?(希望)ともあれ、やっぱギャグ作はギャグ作家に任せるに限りますわッ!
…と期待して視聴した今回。(スタッフ表の方を先に見ました)。あれ…?
なんか観たトコ森脇監督は本作の扱い、下品なギャグをなるたけ排し「フツーの純情ラブコメ」路線にされよう
となさってるカンジ…?確かに放映枠が22時台と浅いので配慮されようとするなら、その方針も大いにアリかと
思うんですが…(全て浅い枠で中高生にエロゲ推奨作を見せようとするKADOKAWAが悪い)、2話御かんそで書き
ました通り本作のそーいった面は全て「シャレ」「ジョーダン」になってますし、「原作者が頭を痛めて考えた笑い」
なので別に構わんと思うんですが…。アタシも原作は齧った程度にしか読んでないんですが、バレンタイン話
ならつもりんコーチでチョコ造りに挑戦する話、アレ相当笑えたので(4人娘がバカ過ぎるキライはありますが)、
今回のエピソードとまとめて一本にしちゃっても良かったんじゃないですかねぇ?とか思ってたりなんだり。
その代わり稲垣監督は「御自分のギャグ演出で」魅せようとされてます。モン・サン・ミシェルも進撃のホモォも
ワケのワカラン衝撃表現カットの執拗な反復も、全てが稲垣監督タッチで笑わせていただきました(^血^)。
しかし…監督お二人ともこの原作、そんなお好きじゃないんでしょうか?…というような感触を受けてるのも
また事実で…。本作はイイんじゃないでしょうか?どんなお下劣なギャグをやっていても、その根底には常に
「マンガへの愛」が流れてますし(ソレ言ったら「俺妹」だってオタクの肯定とエロゲへの愛があるだろ!…とか
言っちゃうアナタへ。アレは違います。アレは「購買層の歓心を誘う陰湿な客クスグリ」。本作は違う。その証拠は、
すぐ幼児退行して原稿を放り出す先生ちゃんに、海雄が「そんな先生は嫌いです」と断言するシーンがあるトコ)
本作の原作は、イイと思うんですがなぁ。…アナタは、頑固親父を悪者にして「オタクだって立派な"個性"だ!」と
決然と(笑)言い放っちゃう「俺妹」と、「私エロ本大好き人間なんです!」とカミングアウトするエロ本Gメンに全員
涙しつつ拍手で囲む本作、「同じモノ」に見えますか?…ジブンはウンコと黄金ほども開きがあるように感じるん
ですがなぁ。「俺妹」は"掘り進んでも"何もありません。結局「妹を抱きたい」と願うオタク客クスグリがあるだけ。
本作は、バカやってる根底に「笑えるギャグ」も「マンガへの愛」も「真面目に愛し合う心」もあります。2作を比べる
上で主な争点としたいトコロは「金を取れる価値のある"芸"になっているか、それとも単なる"客クスグリ"か」。
2監督様、もしコレがジブンの毎度のヤブニラミでなかったら、本作原作をもっと愛していただけると嬉しいです。
本作原作の持つビミョーな味わいについては検索したら、あの"虚構新聞"社主・UK氏が"ねとらぼ"への寄稿という
カタチで、かなり↓テキカクに評されておりました。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1402/21/news009.html
この際だからハッキリ書いときます。アタシこの原作、好きです。ソレだけの価値があると思う。
"マンガのキャラとして"好きなのはムロン腐ガールとカメ子ですが、"実際に目の前にいたら"好きなキャラは
先生。好きなシーンは(読んだ中では)「あろぱるぱー!」「メンゲャー!!」と「よーしよしよしよしよし」。

○「SHIROBAKO」・3話
前回で決まった、キャラ"あるぴん"の作画リテイク分の作打ちから!う~ン、実にキメ細かいドラマ進行です!
監督の演技指示で得られた声優さんの演技を聞き、「監督が脳内に描いているモノ」をピーンと察する作画監督。
前回では倒れたのに、雑音も耳に入らず一心不乱に"あるぴん"を原画用紙の上に召喚しようとする、その仕事ぶり。
アニメ制作とは、「生命を削る」仕事。「その削った分の"生命"がフィルムに定着し、活き活きとした(書き割りPOP
ではない)キャラとなるのだ」…と、ジブンは思ってます。母親が己の身を削って我が子…"新しい生命"を育てる
姿のような…。我々は、そんなスタッフ諸氏らの「削った分の生命」を観て楽しんでるのです、きっと。
しッかーし!でもその制作現場は現実!"夢の世界"ではない!たちまち襲い来る制作スケジュール遅滞の危機!
ワーッと業界専門用語がまくし立てられますので、コレ多くの観客には「AがBしてる間にDを発注してその間にCが
遅れてワーッ!」と言ってる程度にしか聞こえないでしょうけど、その業務内容を知っているとモノスゴい重圧!
例えて言うなら、ココで言ってる工程は「本社で制作した部品をバラバラに下請け組立工場に回し、その間に不良
品が何台分か出て、その部品を回収&再発注してる間に塗装工程に回す分、完成品検査に回ってる分が何台分か
管理する」ような業務内容です。この芝居やってるシーンは深夜。ソレを明日までにやろうとしているのがこの
シーンの意味、ひいてはアニメ業界です。さらには、ソコに前回みたいに、監督から「この製品は一部設計段階から
見直しだァ!」なんて鶴の一声まで入ったりする。御自分が制作進行やられてるとしたら、と思って観てみて下さい。
フツーならヤケ酒モン。けれど先週、主人公の制作ちゃんは「ソレでもやりましょう!」と瞳輝かせました。ソレだけ
「大好きなアニメをイイ物にしたい!」と心底思っているのでしょう。その思いは皆同じ。最初はブーブー言ってた
スタッフ連も、最後には思いを一つにしましたね。けれどそんな中でも、遅れる原画もいりゃ逃げるヤツさえいる。
制作デスクの心配性は、そんな体験を数知れずしてきた証拠。果たして…と思うまもなく、今度はデータサーバが
ダウンだァ!…もう泣くに泣けん、笑うに笑えん。こうなると、もう「人力」で運ぶしか無いってのはフィルム撮影
だった昔と一緒。いつの時代も、どんな仕事も、"船"の沈没を阻止するのは"ヒトの力"です。
こうして、全員が全力を出し切って、たった一本の30分番組が完パケします。自分の思い通りに動いた"あるぴん"
を観て思わず涙の監督。お疲れさま。…ラストカット、見違えるように"魂"のこもった芝居になった
"あるぴん"の姿で鮮やかなシメ。
誰だ、先週分のコメで「監督無能」「監督戦犯」とか言ってたヤツは(笑)。
本作、全てのアニメファンに視聴義務を負わせて、内容全部観た証明が無いとアニメの感想とか
書けない制度にしたらどうでしょうか(笑)。作画も美麗、芝居も丁寧。すべてのアニメファンに
観る"義務"がある作品です。


○「甘城ブリリアントパーク」・4話
コレは…ヤバいかも…
2話時点の御かんそでは(1話は未見)「(個人的に)文句なく期待作。京アニの"私小説"として観れそう」としました。
3話では「ナニを狙って作られた作品なのか、まだ見えてこない」としました。この場合の「狙う」とは、「どこの層を
狙い、どう"見せる"(ショウアップする)のか」というコトです。今のところ本作は、「主人公の辣腕ぶりで赤字組織を
立て直す一種の企業小説」にも、「現実世界に出て来て戸惑うファンタジー世界住民のチグハグギャグ」にも、「業界
内部事情をブッチャケるヤケクソぶりで笑わせるメタお笑い」にもなってません。2話でアレだけ挑発したんだから、
主人公には何かよっぽど大逆転で(観客をも)アッといわせるアイデアがあるのだろう」と思って観ていたら…今回
でアレはハッタリだったのだと知れガックリ。いくらなんでも、アレだけ偉そうに指図した男が排水ポンプ故障で
「ハッとしちゃ」ダメでしょ「ハッとしちゃ」。観客はその前の「1台を捨て残り2台に部品を回す」命令で「賭けに出た
か…」と思って観てますので、せめて「賭けが裏目に出た…!」くらい言ってくれなきゃおバカにしか見えません…。
しかも彼をスカウトした経営代行までもがプライドを傷付けられヘソを曲げる…という描写で「あーッやべえ!」
と叫んでました。"愚痴"はダメです。"愚痴"はショウにならない。
貴方は、拍手で迎えられ壇上に立った演者が、延々と面白くもない楽屋裏の愚痴を垂れ出したらどう思いますか。
ソレが「ヤケクソの業界内部事情暴露」になってれば笑えるんですけど…コレでは…観客は「どこを楽しんだら」
良いのやら判りません…。コレは本作、ひょっとしたら「京アニ没落の直接の引き鉄」にすらなっちゃいますかも…。
済いません…代わりに「たまこまーけっと」劇場版でも観ます…

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☆10/27 17:40、付記。
○「繰繰れ!コックリさん」・4話
コレを楽しみに、この御かんその終わりに書き足す分のスペースを空けておいたんじゃ!さーて、今週の
「コックリさん」は? …。 じ、児童向けだ、しかも昭和の(笑)。ETは古いでしょETは(笑)!
いや、原作からのネタなんでしょうけど。しかし平池監督の方も、本作のそんな古典的(笑)ノリがお好きなん
でしょうか?コレまでも妙に昭和ほのぼのタッチの素朴なBGMが使われたりしてましたし。今回のタヌキ(声:
中田譲治)がイカサマコイントス持ち掛けるシーンとかも、なんかよっちゃんイカつまみに酎ハイ呑みたくなる
ようなBGMでしたし(笑)。Bパートは、殆ど出オチの中村君で占められ…"妹"が笑いました(笑)。あと、机の上で
怪電波を発してたアヤシゲな装置(笑)。総じてキャラ紹介が主体の(中村君って今後も出て来るの(^へ^;)?)
ツナギのエピソードでしたが、あたしゃ「わたわた言いながら本気で逃げるこひな」が観られたので満足(^血^)。
3話ぐらいの内容のエピソードで全編占められるようならBD購入さえ視界に入れるトコですが、まぁ取り敢えず
主題歌CD買うと思います。耳について離れん(笑)。全コーラス聴きたい。けもけもけも けもけもけ~♪
OP歌ってる3人のノリからしても判りますけど、本作ホント役者さんの芝居がイイ。中田譲治氏演ずる悪びれず
茶目っ気のある糞オヤジッぷり、憎めないどころか何か奥がありそう…とまで感じさせて下さる演技!(いや、
このオヤジはきっと見たままのキャラなんでしょうけど(笑)) 楽しんでます。次に3話みたいなピークが来る
のはいつかな。現在、観ている内では一番楽しみな作品です。

○「山賊の娘ローニャ」
機会があったので、1~4話まで観ました。…ちょっと、一口には言えない作品です。
収穫は、「演出家としての宮崎吾朗氏の才能が如実に現れていたこと」。少々横から撮った舞台劇的ショットが
多かった印象ですし、親父さんや高畑監督なら、同じ尺でもっともっと様々なシカケを施すだろうなぁ…とは
思うものの、「ジブリを引き継ぐ」のではなく「あの頃の「名作モノ」を現代の高画質でもう一度やろう」という
試みは賛成です。そのラインは難なくクリア。「父の愛」「初めて世界を見た小さな生命のわななき」「己の力が
どれ程のものか確かめてみたい躍動美」等々、スルスル伝わって来ました。ジブリ作品と比較して本作を叩く
ヤツは、逆にジブリがやって来たことをちっとも理解してない知ったかぶりさんでしょう。しかし、3D作画に
関しては…「シドニア」のように、思わずギャッと叫んで仰け反るようなレベルではないものの…う~ん。観た
トコ手描きによる新作画と3DCGモデルの演技付けが混在しているみたいですが、「動き」には文句無いものの、
やはり表情だけは手描きで修正入れて欲しかった、と思えるカットがちらほら。手描きと3DCGモデルを手品の
ように入れ替えてた「ラブライブ」ライブシーンの方がまだ上、に思えちゃいました。しかし、そんなサンライズ
の方だって、そんな"手品"みたいなコトやらなきゃ見せられないのですから…3DCG技術もまだまだです。

○「蟲師 続章」後半シリーズ
まァ、この監督氏の作品でハズレが出るはずもないのですが…ちょっと休みを入れて再開した甲斐あって、
あの「ナイフの切っ先のように切れ味鋭い」本作ならではの緊張感が戻って来ましたよ!特に11話「草の茵」!
ホントに、田舎のあずま屋や森の中でおっさんと少年が対話してるだけなのに、何でこんな「呼吸困難になる
ほどの緊張感」が生まれるんだろう。0コンマ1秒ほどの隙もない編集、カット頭から終わりまで的確な意図通り
の作画の芝居。総毛立ちました。これが「蟲師」のアジなんですよなぁ…。お話の方も、師匠・ぬいが常闇に食わ
れた後、ギンコが蟲師としての生涯を歩みだすキッカケになる大変に重要なエピソードでしたので…演出も
気合入りまくり!凄まじい勢いで画面に吸い寄せられ、食い入るように観ちゃいました。ノックアウトです。
12話の「香る闇」も良かった。…アナタは、このエピソードを観てどのように受け取られましたか?「恐ろしさ」?
ジブンは、男が再び時間ループの中に戻ってゆく道を選んだシーンで、「あぁ、それで先に娘を成長させ、嫁に
送り出しておいたのか…」とナットクすると同時に、感じた感慨は「物悲しさ」と「無理もない」という同情でした。
アレで結局、あの夫婦は虫に喰われてしまったワケですが、かといって生き延びたとしても…あんなに深く妻を
愛していたあの男は何をするでもなく、結局思い出の中に生きる老後を過ごし、ただ死んでゆく運命が待つのみ
だったのでは…。それならば、いっそ…。夫婦は「思い出の中の時間」に呑まれて、消えていった。一種の「純愛」。
またしても「全てに立ち向かおうとする欧米人には理解し難いだろう」本作の"残酷な優しさ"が描かれました。
「蟲師 続章」、僅かほどの衰えも見せず快調です。ホント、全エピソード長濱監督御一人でコンテ切られている
なんて信じられない…。傍から見ても「蟲に憑かれたんじゃないか…」とゾッとするほどの気合の入れようです。

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☆10/28 5:00AM、付記。
○「異能バトルは日常系の中で」・4話
深夜に目が覚めたら、始まるトコだったので観ました。
相変わらず、空気感もヘッタクレもなくコスプレ大会などの刹那的ツカミから入る原作の文法が臭くて臭くて
ヘキエキなのですが…ギャグ芝居のニュアンスをテキカクに表現する作画のポージングやタイミングの取り方、
箱に「ハコ」って書いてある意味ナシ小ネタや「どんびき」などのフラッシュカットを挟む"間"の取り方などで
「名のあるギャグ演出家の方の仕事だ」と確信。で、主人公が帰宅して「こないだタイトルがエロかったからとり
あえず録画しといた深夜映画でも観~よお♪」のシーンの演技で「あ、大地監督演出だ」と判りました。ED観れば
ほら、やっぱり。ダバ絵でやったら誰しもが判ったトコでしょうね、ココ(笑)。そうか…大地監督が綿密に各話を
請け負うシリーズだったのですね、やっぱりコレ…。
お話は、ラノベ文法で惹き付けながらも次第にハートフルの方向に持ってゆき、「何か"正しい"コトを語ろう」とする
作家の意図がビンビン感じられました。でも…大地監督みたいな「一般客層を相手にすべき1級作家」は、このテ
の仕事は…例え「試験的に」でも、やられない方がイイのでは…と思うんです。ラノベ客層は、一般の方が思うより
ずっとずっと、ちょっと絶望的なくらいヒネクレています。森脇監督みたいに器用な方だったら、ある程度のウケ
を取りながらも御自分のペースを崩されるコトは無いと思うのですが…あんまり、近寄らない方がイイのでは。
そう思います。同じコトは、特撮脚本から深夜枠に来られた荒川 稔久氏にも感じています。
ホントに、油断なさらない方がイイです、深夜…特にラノベ系客層相手は。下手すると深夜に寝首かかれます。
彼らは、まるで動物のように「俺たちに"御奉仕"してくれているか」「"同族"の臭いがするか」を敏感に察知します。
やはり、「ギャグマンが日和」系の超絶ギャグか…もしくは「神様はじめました」のような、いかにも「大地監督に
うってつけ!」的な仕事を、あの頃の…「こどものおもちゃ」のようなギャグあり、ノリよし、涙ありの堂々正攻法の
エンタティメントに仕上げられて、昨今の「モノは溢れているのに良いモノに巡り合えずに常に飢えている層」に
「"面白い"とは、こーゆーコトだ!」と知らしめてやって欲しい。大地監督には常に、そんな「正攻法」が似合ってる
と思います。もしくは、「くるねこ」のような可愛いらしい小品。ああ…。頭の中に"紗南サンバ"が流れて来た…。
「こどものおもちゃ」は、まさしく「一生忘れられない作品」です。

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☆RES。
へのへの茂平次さん、ホント済いません。お話し相手どころか、掲示板の表示/非表示を決める管理人としての
務めすら果たさないでいて…。でも、ホントしょうがないんです。今のアタシにとって、ネットはマジで魔物です。
ですのでジブン自身、あまり近づかないようにしております。しかし、ソレでもアニメの御かんそは続けたいと
思っている昨今です。アニメには、愛があるから(笑)。

あーッ!trump氏まで!ご心配かけて済いません済いません済いません済いません。
急な"失踪"(家にいたんだけど(^o^;))の理由は書きました通り端末がお亡くなりになったせいなんですが、
ソレ以外にも↑上にもあります通り、「オレは現在、確実にネットジャンキーだ」と自覚したためです。ネトゲや
Twitterと無縁でも、ネットジャンキーにはなる。コレからは付かず離れずのカンケイでネットと付き合おう
と思っている最中です。あー恐ろしや(笑)。
それにしても、春や秋の晴れた早朝には、あのカリフォルニアの空気を思い出しちゃうような昨今であります。
エド氏やエリンちゃん、元気かなぁ。

 

Re: 生きてます。ついでに、昨今のアニメ御かんそ。

 投稿者:Trump  投稿日:2014年10月20日(月)16時00分23秒
返信・引用
  > No.2789[元記事へ]

もー、びっくりしました。
 

Re: ●「'14秋期深夜アニメ作品、その後の御かんそ。

 投稿者:へのへの茂平次  投稿日:2014年10月19日(日)17時29分0秒
返信・引用
  久しぶりに熱のこもった記事を拝読することが出来、健在ぶりに安堵しております。RESなどはゆーさく様のペースで、たとい頂けなかったとしましても一向に構いませぬ。この場で、ときどきでもお見かけできるだけでも嬉しく思います。時節柄、お身体には充分にご留意くださいませ。  

●「'14秋期深夜アニメ作品、その後の御かんそ。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年10月18日(土)19時51分56秒
返信・引用
  ●「'14秋期深夜アニメ作品、その後の御かんそ」

☆復活は表明致しましたが、もう以前のようなペースで御かんそ書くコトは無い、書けない、いや書く余力が無い…
 ッてカンジになっております、今のトコロ。
 「ガンダムビルドファイターズ」「Gのレコンギスタ」「寄生獣」「蟲師 続章」、相変わらず楽しみな大作・意欲作は続々
 放映開始されている今期ではありますが、ジブンは今期はコレら一般作の御かんそは、たぶん書けないモノかと。
 その余力が無いッス…(笑)!
 代わりに、前回↓復活宣言の投稿で触れさせていただいた、オタ層向け萌えコメ作のその後を観た御かんその
 付け足しなどを、ちょいと。一度触れたモノが初見以後どうなったのかは、コレは書いておかないワケには参り
 ませんので。でも今期は、↓コレらの作品群においても、きっとココでは深く追う事は無いと思います。コレ以上
 拡げるコトも…多分、無いモノかと。その暇があったら「ガルパン」について書きますわ。
 そーいやねんどろいどぷち箱買いと、完全設定資料集BOXが届いちまった。お、重いッ…!お、おも、重いッ…!!

○「異能バトルは日常系のなかで」・2話
あ、面白い!!…と思ったら、なんと!!2話コンテは大地丙太郎監督じゃありませんか!!
…ソレじゃ面白くなって当たり前だわ!!
まさか2話からこんな隠し球スタッフを用意して来られるとは!!!…なんて
トコはやはり、さすがTRIGGER、とナットクするべきなんでしょう。萌え系の中じゃ、今期はコレがリードしますかねえ。
アタシとしちゃ…1話・2話とも文句無く面白いですし、1話の時から「面白い」と認めては来ましたですが…どーも、
この、バカの見本のような中二全開の主人公にヒロイン連5人が意味も無く惚れてる、というギャルゲ系ラノベ特有の
ニオイがキツくて…そーゆー「ステーキが食いたいガキにスープも前菜も端折って望みのモノを与える」みたいな
ショーバイのやり方が臭くて臭くてタマランのですが…その肝心大元の"ステーキ"が「美味い」のであれば、別に
文句付けるスジアイはありませんですわなぁ…。TRIGGERも次の大作を手掛ける前に、ツナギの運営資金稼ぎはしな
きゃならないでしょうし…ハイ、本作については文句言いませんです。どーぞ皆様で盛り上がっておくんなまし。
しかし、ジブン自身は以後、観ないと思います。大地丙太郎監督のようなホンモノのエンターティナーがコレを手掛け
られる姿は、まるで一流シェフがデパート屋上の食い放題1500円ビヤガーデンの厨房に立つのを見るみたいなキモチ
で…ナントモ…それじゃ、TRIGGERが本作を請け負ったのは、そのデパートのレストラン街に出展した一流レストラン
がデパート側から「テナントに入っていたければ屋上ビヤガーデンの仕事も請けろ!客一人1500円のコストで!」…と
セマラレたようなモンかいな(笑)。…まぁ、こんなイヤミ言ってても「美味い」のは確かなんですから、コース料理など
食ったコトの無い若い客層が「ココのビヤガーデンの料理は他と違うよ!美味い!」と、"美味さ"に気付いて下されば、
ソレで万々歳なのでしょう。うん…生徒会長がクネクネ去ってった後にドアの隙間にズラッと縦に覗いてるオンナ
どもの顔も、黒板に書く「バーカバーカ」もカワイい。その後の生徒会長の失恋も双方共にマジだし、きっと主人公が
意味も無くハーレムを得ている理由も、回を追うごとに明かされてゆく構成なんでしょう。観ませんけど、推奨作で。

○「デンキ街の本屋さん」・3話
御かんその前に。
ひょっとして御疑問の方もおられるかと思い、「俺妹」と本作のどこが具体的に違うのか、述べておきたいと思います。
本作と「俺妹」は、共にエロゲやエロ本を視聴者に、ある意味「薦める」内容にはなっております。が、ソコを自嘲的
な"ギャグ"で処理するかしないかでウンコと黄金ほども価値が違って来るんです。作者に「常識」があるか無いか
ですね。ヨダレと小便垂れ流す演者を壇上に立てて観客にも「オレたちもアレやろうぜ」と思わせてしまうのか、
それともバカを演じつつも「ツッコミの余地」を残すのか。「ホンモノの知障」と「馬鹿のフリをするコメディアン
にはハッキリ線を引け」というコトです。本作における"ツッコミ"役は多くの場合観客側に一任されてますので、
その違いに気付かれない向きも多いと思われますが、具体的に言えば3話冒頭、クリスマス発売のエロゲに列を
なし「1年ぶりの"嫁"との再会」に純真に瞳輝かす(笑)顧客の群れを「しょうがねーなー(苦笑)」と笑って"許す"
演者側の「大人としてのスタンス」があるかないか、という事。コレが無いとやがて"芸"は滅びます。
ひいては、こんなスタンスがコミケやエロゲなどのイカガワシい文化(笑)を結果として"護る"
事にもなるんです
原作者は、この"スタンス"を通すために懸命に"ギャグ"として処理されてます。
ソコが「俺妹」のような正真正銘の糞商品と違うトコ。この違いが判らないようですと再びジブン怒り狂います(笑)。
やっぱ、マンガ原作が良いですねー。ラノベは余りにもあっけなく"コメディ"と"ポルノ"の境界が無くなっちまう。
ソレは同時に、安直に"現実"と"妄想"の境界を無くす、という事でもある。"妄想"はあくまで"舞台"(ゲーム画面)か、
コミケやアキバの中に封じ込めておかなければなりません。ソレを敢えて大通り(TV放送)に引っ張り出すのなら、
「バカやりまーす♪」と宣言してバカをやる、みたいな「プロとしての興行姿勢」が必須です。「俺妹」にはソレが無い。
本作にはあります。ですので本作は、安心して観られます。以上でよろしいでしょうか。
…で、そんなハナシとは別にして…今回の3話の御かんそですが・・・大変に残念ですが、正直言って今イチでした。
なんでこんな「急な」展開にしたんでしょう。それぞれのキャラの「良さ」を描かれる前に、各々のカプでイイ雰囲気に
なられても…本作はどう見ても「WORKING!」を下敷きにした作品、と思われますのでそのセンで類推しますと、例えば
「WORKING!」の1期3話で小鳥遊と伊波が、八千代と佐藤がイイ仲です、なんて「説明」から入られても…それじゃ全編の
構成台無しですよなぁ。…そりゃあ2話までも1年越しのアキバ運動会のエピソードを一つに統合するとか「端折る」
構成は見られましたけど、その分内容濃くなって、腐ガちゃんの「いやしんぼめー!」「このビッチー!」やらカメ子の
「くださいな♪」やら名セリフも効き、いいペースで来られてただけに…3話でのこの失速はイタい。いたたた。
なんでこんな構成にしたんでしょう。何かアニメスタッフサイドの方で「やりたいこと」でもおありなんでしょうか。
むしろ、脚本が原作のビミョーな雰囲気をゼンゼン「読み込めて」いないようにも感じられるんですが…いや、早計は
禁物…しかし演出も、「ええーッコレホントに福田道生氏コンテ!?」とガクゼンとなっちゃいそーなベタさで…なんか、
全体に「やっつけた」とゆーより「投げた」カンジになっておりました。残念至極ですが、感じた通りの御かんそなので
致し方無いです。
本作も、ダメになっちゃうんでしょうか…いや、季節ごとに新作一本なんてハードスケジュールでスリコギのように
使い潰されてゆく業界全体の方が既に「限界」を越えて久しいと思われますので、しようが無いんでしょうけど…
水島監督のように敢えて「反逆」の姿勢を取らない限り、上部組織の方が「粗製乱造しろ、しろ」と仕向けますもんなぁ。

○「甘城ブリリアントパーク」・3話
「何を狙って作られたのか」がまだ見えていない作品なので、今回のエピソード(3話)が「全体構成の中でどんな役割を
果たす芝居なのか」が判りませんでした。主人公が逆転一発の集客経営を思いつくまでの軋轢とタメ?見守ります。
ヒツジとピンク猫のキャラって、どー見ても「ジュエルペット」シリーズのエンジェラとガーネットですよなぁ(笑)。

○「SHIROBAKO」・2話
ラスト、その場にいるスタッフ全員の中でキャラ"あるぴん"が共有されてゆくシーンで泣き笑いしちまいました。
この前の段階、「3話納品デッド3日前」という状況説明で現場が今、どんな修羅場にあるか実感湧くヒトで無いと感動
出来ないかも知れませんけど…。みんな殆ど寝てません。疲労困憊、服は垢臭く身体は疲労が脂になってドロドロ。
それでも食い下がる。コレこそが"無"から"ナニか"が生み出される瞬間
コレが無ければ、本掲示板で言う「書き割りPOPみたいなキャラによる通過儀礼」のいっちょ上がり、になる
ワケです。
横手美智子氏の脚本、感動しました。素晴らしいリアリティ(笑)と、緻密なセリフのたたみかけによる盛り上げ。
…こーゆー現場って、一種"恋愛"に近いトコあるのかも知れない。自分も相手も、共に己個人の"幻想"を追っている。
ソレが刹那、「重なった」(かの)ように見える瞬間。それって、一種の"錯覚"かも知れない。でもそうやって生み出された
キャラは、ソレを創った者たちの予想を超えて、活き活きと動き出す。目を見張るほどに、活き活きと。まるで本当に
実在しているかのように。その魅力を目撃してしまったら、もうアニメ業界から抜け出せない。昼夜無くスリコギの
ように働かせられ、上前は全て上部企業がハネてゆく、明日の見えない業界なのに。ソレでも"モノ"を作りたくなる。
"アニメーション"の「魔力」。"animate"とは「生命を与える、吹き込む」という意味の単語です。
…先週の予告でポリーに似たキャラが出てたので「似たような動物アニメ作ってんのかなぁ?」と思ってたら、
ホントにポリーでやんの(笑)。「ロッキー!」って叫んでたし(笑)。声は増山江威子さんじゃなかったですけど。
ヒロインの制作進行ちゃんが幼い頃に観ていた番組だったんですね。平成になってから再放送やってたっけ?
あ、MXでやってたか(笑)。なんか今後、その辺りでも泣かせられそう?
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★コラム。
"ポリー"なんて名前が出て来たコトもあって思い出しましたが、今週の「開運!なんでも鑑定団」で戦前・戦後に渡って
活躍された『日本アニメーションの父』政岡憲三氏のコンテ・原画なんて超お宝が出品されて「残ってるトコには
残ってるんだなぁ」とビックリすると共に、感動しました。日本で初めてセルアニメーションを作った開祖。他の者が
「桃太郎・海の荒鷲」なんて戦意高揚アニメ(絵はラクガキ並み)を作ってる最中に見事な自然描写に満ちた詩情溢れる
ファンタジー作・「くもとちゅうりっぷ」とか作られていた神様のようなヒト。現代で申せばロボット戦争モノとジブリ
の競合と申しましょうか(笑)、そのような信念の戦いが太平洋戦争当時にもあったのです。鑑定の結果は、アニドウの
なみきたかし氏が800万円の値を付けておられました。実勢市場価格がどの位になるかは判らんけど、その程度の価値
はあるよなぁ。で、同時に氏の作品がかいつまんで紹介されたんですが(アタシは恥ずかしながら「すて猫トラちゃん」
は未見でして、観るなり「あ~ッ!「こねこのらくがき」の元ネタはコレか!」と叫んでいたクチでした)、氏の作風の特徴
は、その少女と動物の奇妙なナマメカシさだろう、と思っています。顔の造作は、そりゃあもう3/4世紀も経とうという
昔ですから隔世の感がある、コケシみたいな顔立ちなんですが(「キモチ悪い」と感じるヒトさえいるかもしれない)、
てんとう虫幼女の身体つきと演技を観て下さい。とても"艶"っぽい。ジブンは初見当時、嵐の中で蜘蛛に蓑を盗られた
ミノムシの赤ちゃんが別のミノムシ(たぶん異性)の蓑にかくまってもらい、同じ蓑に同衾するカットのウレシゲな
2匹の笑顔にゾクッと感じたりしておりました。この"艶っぽい"子供や動物の描き方は戦後、政岡氏の日本動画が解体
され、新組織"東映動画"へと改組される際に、お弟子である「日本アニメーション黎明期の神様」・森やすじ氏へと引き
継がれます。日本が堂々たる大予算のフルアニメーション長編映画を撮っていた1960年代東映動画黄金期に宮崎駿、
高畑勲、大塚康生、小田部羊一ら錚々たるメンバーに多大なる影響を与えた"大先生"です。貴方は"森やすじ"の名を
ご存知でしょうか?もし"アニメーション研究家"を名乗る人物でこの方の作品を観た事が無い、という者がいたら、
ソイツは正真正銘のニワカです。で、この方のお描きになる動物や子供がまた、とんでもなく可愛らしく、時として
"艶"っぽい。現代においても充分に通じるホンモノの「芸術」の域。ホントにもう、見ている内に何だか悲しくなって
くるくらいに↓可愛いらしい。

そしてTVの普及によって長編アニメーションが成り立たなくなり、東映の才能が散り散りにTVアニメ作品に散った当時、
このお方が作画監督として入られた「山ねずみロッキーチャック」という作品で作られたキャラクターこそが、
そう、今回の「SHIROBAKO」にも出てきた、異様に色っぽい動物少女・ポリーなのであります。独特の、ぽてっとした
前足に赤ちゃんの手先がくっついたような描き方、胴体の柔らかさに背筋の色っぽさ(笑)。いやァもォ、"艶かし
い"とすら言っていいくらいで(作画監督は岡迫亘弘氏と共同で、森やすじ氏は主に動物の動きなどを担当され、
ポリーの持つ異様な色っぽさ(笑)はコチラのお方の仕事かな?…とも思われるんですすが…)。
そして、その後小田部羊一氏は森やすじ氏と別れた先で、より少女の"艶"を加速したキャラクター・ハイジを作ら
れました。同じ東映組であり、ソコでは場面設計をされていた宮崎駿氏のその後は、今さら語るまでも無いでしょう。
さらに、このような"東映動画"(現東映アニメーション)組の動きと並んで、もう一方のビッグネームである手塚治虫氏の
描かれる「少女」と「動物」は…いや、コレはもう言うだけヤボというモノで(笑)。ついこの間、手塚氏秘蔵の半動物
女性のヌードスケッチの数々が公開されましたね。実際はあんなモンじゃ済まなかったらしいですよ(笑)。
日本アニメーションは、実はその開闢から(一種の)"萌え"と共にあったのです。
「くもとちゅうりっぷ」で蜘蛛に襲われ、亀のように甲羅に身体を引っ込めるてんとう虫ちゃんの動きは、その後の
東映長編「わんぱく王子の大蛇退治」でヤマタノオロチに襲われて怯え、後ずさって逃げようとするクシナダの動き
と絶対関連あると思うんだよなぁ、うん。…今のアニメ界では、アソコまで「怯える少女」を気合込めて描こうとされる
方はおられませんね。やっぱ出来るとするなら宮崎御大くらいですか(笑)。作家性のカンケイで、「怯えるコトで
"艶"を振り撒く少女なんて描くか!」と言われると思いますけど。
しかし、二次大戦当時に作られた藝術アニメーションですら、その題材は「てんとう虫幼女をハイエースしようとする
蜘蛛」ッてのは…いや、コレは偶然の産物であって関連性は無いですか(笑)。

☆あ、「アニメセクハラ掲示板」らしい記事が書けた(笑)。
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☆RES。
へのへの茂平次さん、すいませんでした。でも、申し訳ありません、今後もRESは全般に遠くなると思います…。
 

(無題)

 投稿者:通りすがり  投稿日:2014年10月16日(木)06時31分6秒
返信・引用
  魔弾の王と戦姫 第1話「戦場の風姫」www.nicovideo.jp/watch/1412745752佐藤竜雄作品っすよ  

Re: 生きてます。ついでに、昨今のアニメ御かんそ。

 投稿者:へのへの茂平次  投稿日:2014年10月14日(火)18時46分51秒
返信・引用
  お帰りなさい!自分が久々に書き込みをさせて直後から更新がアレでしたもので、正直気を揉んでおりました。(自分も同じような状態で心にもない無沙汰を重ねておりましたので、人の事は言えませんね)また、楽しいお話を拝読できますのを楽しみにしております(^^)時節柄ご自愛を。  

生きてます。ついでに、昨今のアニメ御かんそ。

 投稿者:ゆ~さく  投稿日:2014年10月13日(月)14時57分49秒
返信・引用
  ★生きております。
急に書き込みが途絶えたのは、端末がおシャカになったから(苦笑)。
しかし、もぉいーかげんこんなどーしようもないお節介なネット活動は止めにするかなぁ、
と思っていた矢先のコトでもあったので渡りに船、とばかりに一時は本気でこのまま止める
つもりでおりました。しかし話に聞くと知り合い連中が「豊さんはどうしたんだ、死んだの
か?」と心配している、という声を伝え聞いたので、いちお生きている、というコトだけ
報告までに書き込もう、と現在ネカフェから書き込んでおります。明日には新しい端末が
ウチに来る見通し。

しかし「生きてまーす。ご心配かけて済いませんでした」という報告だけではナントモ
カッコ悪いので、ココはシブトさを見せて昨今のアニメさんの軽い御かんそなどをお書き添え。

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●「'14夏期深夜アニメ作品まとめ御かんそ」
「月刊少女野崎くん」「ばらかもん」「アルドノア・ゼロ」「東京喰種」辺りが高い評価を得た
結果ですが(アタシは、↑この中では「ばらかもん」のファンでした)、目立たないトコでは
「【ろこどる】」なんかも良かったと思っております、ジブン。あーゆー「ごく普通の街の、
ごく普通の少女の可愛らしさをブレずに淡々と、最後まで愛情を込めて楽しく描く」という
コンセプトは、実は「ちゃんとキッチリ作らないと」出せないアジ。例えるなら「くどくなく
あっさり味の、なぜか懐かしくなる味のラーメン」といったトコロでしょーか。そんな
「気取らずも、奇を衒いもしない、くどくないごくフツーの作品」にキュンとしちゃう
今日この頃。最後までミゴトに"フツー"をやり遂げて下さいました。
他には…「ハナヤマタ」も最後まで見事にそんなカンジでしたが、アタシは個人的に
「中学生版「どれみ」だよなぁ、コレ」と想いつつ楽しんでおりました(笑)。
反対に1話の時点では最も盛り上がって期待した「残響のテロル」は、キッチリ作られては
おりましたが…もう少し…もう少し…派手な大風呂敷に対して盛り上がった観客の期待を
埋めて欲しかったカンジだった…でしょうか…「六ヶ所村で日本政府がプルトニウム塊を
作ってた!」なんてシゲキ的かつ挑戦的な題材を導入に使ったのならば…もう少しだけ…
その分、ノイタミナは秋の「PSYCHO-PASS」2期に期待です。
「ヤマノススメ」は視聴継続中。キャラが幼女にしか見えない(笑)コトはともかく、文句ない
です。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

●「'14夏期深夜アニメ作品まとめ御かんそ」
「ガンダム」2作品、堂々たる少年向け娯楽作となった「ガンダムビルドファイターズ」と
なんと!冨野監督直々の御出陣による正式な「ガンダム」シリーズである「レコンギスタ」が
同時公開、更に満を持して「寄生獣」放映開始、加えて「テラフォーマーズ」などの大作SF、
「PSYCHO-PASS」の2期も控える今期。夏期とは打って変わって活況を呈しております。
その中から、アタシが序盤を観たモノ、観る気になったものに限って軽く印象などを。

○「繰繰れ!コックリさん」
放映開始前までは、コレがダントツの期待作。なんたって平池芳正監督ですよ!しかも
コケシみたいなヒロインのCVは広橋涼さん!山田ぢゃねーか!すわ、「WORKING!」再来か!
と期待しておりました!で、フタを開けてみれば…焦らずに、淡々とやられております。
でも面白い。「WORKING!」の方も、原作がいよいよフィナーレを飾ろうとしておりますので、
出来ればコチラの3期が観たかった…という欲もあるトコですが、様々なご事情もあられる
のでしょう、今は本作で大満足です。もふもふもふもふ。
「WORKING!」3期は、OVAで出だして下さったら買います。

○「異能バトルは日常系の中で」・1話
あやうくOPが始まる前までの段階で切るトコでしたが、TRIGGER作品じゃんコレ!
だとしたら、依頼されて止む無く(次の企画までのツナギとして)この仕事を受けられたのか、
それとも原作ラノベに何らかの発展性を含む面白さがあるのか…後者だと思いたいです。
1話は、面白かったです。今後、ただのハーレム糞ラノベの正体を現す可能性もありーの、
それぞれの異能力を組み合わせ、補完し合って戦えば(戦うとするなら)カードバトル系の
面白い展開も期待出来そうな気もしーの。TRIGGERが単なる糞ラノベの仕事を請け負う
はずがない、との期待を込めて見守ります。

○「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」
メカデザインは面白いし、3DCGパートの仕事は悲しくなるほどに頑張られてんですが、
お姫様を凌辱したりレズったりする展開と融和してないっちゅーか…ストーリー上は
必然性あるんでしょーけど…なんか…あんまりスタッフ諸氏が"楽しく"仕事してない
ように感じる、っちゅーか…

○「天体のメソッド」
「あの花」…とまではいかないまでも、岡田麻里脚本の「凪のあすから」みたいなセンを
狙った寓話モノ?というカンジでした。が…すいません、1話を観て、2話冒頭を観た
トコロで1話の内容を全然覚えてない(いられなかった)ジブンに気が付きました。

○「大図書館の羊飼い」
同じく、1話は観たのですが、2話を観てもジブンは1話の内容を思い出せませんでした…。

○「グリザイアの果実」
エロゲ原作だそうですが、2話だけ観たカンジだと真面目にやられて、上手くいくとする
なら何らかのシカケが控えてそうな?ご様子。こんなシゴトでしたら文句付けるイワレも
なく。

○「甘城ブリリアントパーク」
2話しか観てませんが、文句なく(個人的に)期待作!「京アニの"私小説"」として観れそう。
これだけアニメ界が疲弊した現状に対し、歯に衣着せず思いのたけをぶちまけて欲しい
トコロ。経営権譲渡を迫る若き企業担当、ボコボコに殴り倒してやりてえ(笑)。

○「SHIROBAKO」
最終話まで1本も欠かさず、必ず観ます。

○「デンキ街の本屋さん」
(ジブン個人としては)意外な、ホントに意外なアタリ作。
キャラは「ヤマノススメ」と同様、20歳超えてんのにろりろり(苦笑)。でもそんなトコで
気に入ったんじゃないぞ(笑)。
エロコメディなんだけど、あらゆるエロネタがちゃんと「ジョーダン」「シャレ」になってる。
エロで引っかけりゃバカな読者を釣るのなんてラクなモンよ、とナメてる詐欺エロラノベ
作家のシゴトモドキと違い、ちゃんと作者が頭を痛めて「読者を笑わそう」としてる
のが伝わって来る。しかもそれを受けるは森脇真琴監督!コレで文句があろうはずもなく。
アタシが本掲示板で「エロがイカんと言ってるわけじゃない」といいつつ
エロゲ/エロラノベ原作商品を叩き続けていた、その立場から見た
「これなら文句無い」というセンは、まさに本作みたいな作品です。
ちゃんと笑える。そして可愛い。さらに根は真面目に"愛し合う"展開(?)。

でも絵が完全にろりギャグ絵(笑)なので、この作品の価値に気付かない予測センスに乏しい
向きも多いでしょう。絵で判断してはイケマセン。今からでも遅くない、ゼヒ観て下さい。
本作ならどんなに萌えてもOK。萌えつつ、ドキッとする展開になるみたいですよ(笑)。
カメ子が優花里みたいなセンのキャラでかーいー。お話的には完全に「WORKING!」をエロ本屋
に置き換えたみたいな設定なんだけど、腐ガールはある意味ぽぷらより強力なキャラ(笑)!
笑えます。笑えるコトは保証致します。
…でも森脇真琴監督みたいな天才級才能が、このテの仕事で無意味にすり減ってゆくのかなぁ、
というトコに考え及ぶと「このままではイケナイ!」という気も切々と致します…

○「ワールドトリガー」
日曜朝児童向け。児童向けとしてみれば…どんなに頑張ってもカードバトルでダイナシに
されるカード商品宣伝番組にヘキエキしてたトコロだけに…面白い!
決してオタ層向けとして観てはいけません。「少年向けだ」と思ってさえ観れば、まさに
「現代の感覚で作られた少年向け冒険モノ」ってカンジ?コレを児童層が受け入れてくれるか
どうかは未知数ですが。
コレと「トライブクルクル」「烈車戦隊トッキュウジャー」とを合わせた日曜朝6:30~8:00
までが、アタシの現在の児童向けゴールデンタイムです!「仮面ライダードライブ」は、
まだお試し中。三条陸氏脚本だから、どうにかなると思うんですが…
「妖怪ウォッチ」も、ネタ切れ気味の回は出ては来たものの、相変わらず頑張られてますね。
なんなんじゃ"ネタバレリーナ"ちゅーのは!モハヤ妖怪でも何でもない意味不明のモンやがな!
 

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