|
|
絵はかわいいしよくうまく動くし、お話もしっかりしていて安心して三話まで楽しく見ることができたのですが、
なぜかDVDもBDも買ってやるぞーって気にまではならない。
何故かなーと思って考えていたら、三話を見返していたところで気づきました。
唯ちゃん、この子、楽器を初めて手にしてコードを学んでそこそこ出来るようになって、
それまでやること、やりたいことを見い出せなかった唯が初めて自分の世界の中で主役になった瞬間、
作品中で恐らく一、二を争う勢いで大きな意味を持つ見せ場がゴッソリ抜けて、さらっと流されちゃってるんです。
今、軽音というネタでアニメをやる以上課されるべき使命、ハルヒで再燃したバンドブームでなく、
憧れのアーティストを追っかけて楽器を持ったり奏法を練習したり音作りを研究したり、
本編中の彼女等と同じ境遇の子にいっちょ自分もやってみるかと思わせるような、
過去学生時代を思い出してオヤジやオバサンが思わずウンチクを語り始めたくなるような、
軽音楽ってモノに感情移入させる仕掛けが抜け落ちているんです。
敷居の高い、音楽への入り口や、練習の仕方、学内外の活動のノウハウ、メンバーがまとまっていく紆余曲折、
多分、音楽を始めてみたいと思ってる子達の一番知りたいこと、抱えるであろう悩みの答えのヒントがふんだんに詰め込まれていくわけでしょうから、
楽器メーカーと提携したりして、キャラクター使用モデルの楽器を出したり、イベントを開いたり、
役に立った分、経済効果として見返りが欲しいと思うのが人情じゃないですか。
こんなあっさりと離れたところから眺めてるような見せ方でいいのかなと。
スタッフの方々はいい仕事はされているのですが、まあ、欲がありませんねえ。
|
|