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(無題)

 投稿者:アリス  投稿日:2009年 1月13日(火)23時53分24秒
返信・引用
  もうけだけしかないなしゅごきゃらあれだけ駄作とは同人誌がオリジナルか。少しましなアニメやれ全く見当たらない。  

日曜朝(1/11)アニメの御かんそ。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2009年 1月12日(月)06時46分17秒
返信・引用 編集済
  ●(★)今週(1/11)の「ピポパ」・「ズット@イッショ」。
本日はプー消滅祭りです
やっぱ「鉄腕アトム」だ(笑)。いや、ティプトリーJr.の「たった一つの冴えたやり方」?(^血^;)

思えば40年前に手塚御大は、アトムに「恐怖心というものが判らない」存在だからこそ、真の献身といった
ものが描けるのだ…という設定を背負わせ、最後には太陽活動の異変という全地球規模の危機を救うために
自己破壊の運命を与えましたが…今、21世紀になってもこういった「恐怖心を持たない故に純粋な存在」が
初めて感じた他者への愛情…それがために消えてゆく、という展開は無条件で強力!胸に残りますね!
やっぱり、このテのキャラはどんな世代の、どんな嗜好の観客にも甚大な作用を及ぼします。
日曜朝児童向けに幼女キャラあり!

しかし、「どれみ♪」の勝負回にも匹敵するモノスゴイ詰め込みぶり(笑)の脚本で、コレを演出するのは大変
だったろうなぁ、と思うだす。重要な伏線の回収も多々あったので、コレ2本に分けた方が判り易かったん
じゃないかなぁ、という箇所も無いではなかったですが…回想でサイレント・オブ・ワンミニット後のネット
を修復したのがセイレーンだった、なんて辺りが判り難かった、とか…しかしソレは、「どれみ♪」にも顕著
な事でしたけど、詰め込み過ぎは「あれも描きたい、これも伝えたい」というスタッフの創意の現れです。
一方、本作の強みである情緒の盛り上げは万全で、泣かせる泣かせる!!!
ピット役白石涼子さんの身を裂くような慟哭も気合入っていてGOOD!!!

風間とオペレーターとの間に肉体関係があった事まで描いちゃって、見た目は幼児向け日曜朝アニメなのに、
ホントすげェわ本作品の懐の深さ(笑)。
しかし…そんな風間カップルも含め、DR.フォレスト発狂の原因は妻の死であった事が明かされたり、んで
プーがコピーごと消去プログラムに身を委ねる選択をしたのも「みんなが大好きだったから」。泣かせます。
「互いの気持ち、その愛情や相克や、更にはその行く末までもシッカリと描く」。そこで初めてドラマは説得
力をもって観る者の胸に響き、さらにはSFなどのファンタジーにも厚みとリアリティが増してゆく。カタチ
だけSFをきどる作品にはナカナカ出来ない実直な描写をやったからこそ「ピポパ」は快作となった訳で…。

プーはこのまま永遠に消滅ってセンが濃厚ですが…タイムカプセルなんて泣かせの布石まで打ってあるし…
でも、まぁ、その辺りはスタッフの判断にお任せ。あたしゃどっちでもイイです。本音を言うとガキどもの
トラウマになるくらいにわんわん泣かせて欲しいッてのがあるけど、更に本音を言うなら正直、何らかの形
での再生があるならホッとする、なんて気持ちも無くもなかったり(笑)。何らかの「小さな救い」がある、
ってシメ方が推奨、でしょうかね?
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1/14 5:30AM、付記。
あ〜。いま思ったんだけど、プーがタイムカプセルに遺した物って、別に「泣かせの布石」だとは限らん
ですわなぁ?こうなる事を本能的に見越して、予め復活するべき自分の種(圧縮された自己展開アーカイブ
とか…(笑))を仕込んでおいた、なんてのも考えられるかも。主人公を明確に立たせるために、少年期
との訣別…幼い日に仲良く遊んだ旧友との相克や、失ってはならない大切なものの喪失、これらが本筋、
だから「プーはこのまま消滅」が正しい流れ、安直に戻るようでは克服すべき逆境が説得力を失う、
という判断だったのですが…でも、本作の明朗にして夢いっぱいの基本文法に照らせば、「失っては
ならない大切なもの」に気付きさえすれば再び「光」と「希望」は帰ってくる、なんて描き方も可能
かも知んない。さてスタッフ諸氏は、この辺りどのように判断されるんでしょうか。楽しみですねッ♪!
==================================================================================================
1/14 17:00、付記。
○今週(1/11)の「イナズマイレブン」・「来たぜ!全国大会!!」
張り切って、颯爽とグラウンドに出て行くチームの中でただ一人、多分部室の男臭さにヘキエキしていた
のだろう夏未嬢萌えス!豪炎寺に心の迷いをズバッと指摘されて、キッ!と睨み返す風丸、凛々しス!
ノリも良く心厚き人格者だった理事長、頼もしス!風丸一途で女の子にしか見えない陸上部宮坂、やばス!
陸上部帰還を快諾してくれない風丸の態度にプンむくれてる仕草もかーいくてやばス!なんかやばス!
…とか思ってたら理事長の負傷。夏未嬢を気遣うつもりでも、若さ故に不吉なニュアンスを言葉端に込め
ちゃう円堂に対し、聖母のような微笑で元気付ける秋…この娘は、旧友の轢死という過去を背負っている
から、こんな時に他人がどんなに不安か、どんな言葉をかけてもらいたいか判っている…きっといっぱい
いっぱい、泣いたんだろうなァ…とか、そんなキャラの内面にも思い及んで、真剣に萌えられる。これが
「心の動きや、その繋がりをキチンと描いている、描くべき描写をバックレない作品」です。
でた〜ァ身の毛もよだつ恐るべき陰謀、その名も『Project Z』!ぷ、ぷろじぇくとぜっと!わ、笑っちゃ
いけない、笑っちゃ! (楽しそうだな>(^へ^;))(そりゃもぉ楽しいよ〜「イナズマイレブン」観るのは!)
試合前後の中継ぎ話に積み重ねられる芝居や筋立ての消化も、作品に惚れれば楽しくて仕方がない。これも
「やるべき事をやっている」作品であればこそ。
ンにしても不安そうに居たたまれなくなっちゃってる世宇子中のプラカードガール萌えス!萌えス!
==================================================================================================
1/15 19:30、付記。
○今週(1/11)の「マイメロ」。
王子のニプレス星のかけら。いや、ここまでスポンサーさんやTVの前の純真な良いコ達に対して
通り魔みたいなネタをしかけなきゃ「マイメロ」とは呼べません。観ちゃった良いコ達は
狂犬にでも噛まれたと思って諦めるようにな!!
 マイメロはやめてくれ、と泣きたくなるようないらん
事をし、メロママは言葉の凶刃を放つ。そう、この作品の基本構造。コレがなきゃだわ。やっぱ江夏脚本
に限る!1期からそうだったけど「マイメロ」の面白さの根本は、キャラに対する「イヤガラセ心理劇」なのだ。
後から参入の浦沢氏が外形だけなぞるようなアシライの話になっちゃうのも、致し方なし。例え天才でも。
==================================================================================================
1/16 3:20AM、付記。
深夜にフと目が覚めたので何かやってねぇかな、とTVをつけてみる。「クラナド」とかゆーのをやってた。
5秒で視聴終了。バカじゃねぇのか?そのうちに裏で「ダイバスター」が始まった。グラビアアイドル
いぢめにエビの天ぷらの天ぷらの天ぷらを食わせる、という末期的なネタをやってる。まァこの番組は
始まった時からずっと末期的だし、コッチの方がちゃんと人間の観る「下らない深夜番組」で遥かにマシ。
ンでそのまた後に「黒神」とかゆーのを観る。ああ、コッチは構成:吉田玲子さんだけあって、狙いは
良く判る。…しかしこの脚本…謎の娘がこの世の奇怪な真実(という設定)を公園のベンチでくっちゃ
べりだす辺り、狂人だか新興宗教だか、もっともっと狂気と薄ら寒さ、非現実感を出せたんじゃない
かなぁ…。深夜番組に相応しい、気持ち悪いイカガワシさを、ずっとずっと出せたんじゃないかなぁ…。
それが単に、切れ味良い作画だけがウリのサイキックバトルものになっちゃう演出は、ちょっと…。
まァ「クラ」なんとやらよりは、比べる必要もないほどマシそーですが。でもオレは観なくてもイイなぁ。
 

今度は「トライダーG7」のこと、とか。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2009年 1月10日(土)16時13分51秒
返信・引用
  まぁ、深夜にやってる作品群の中にも、アタシの言う深夜"アビベ"以外にも、ちゃんとした内容のある
作品もあるんでしょうけどねー。例えば笹本の旦那の薦めてくれた「RD潜脳調査室」とか…。しかし
昨今は病弱な折(笑)、観る体力が続かなくてイカンわ…
「現行作品に文句ばっかつけやがって」と思ってるお人は、まァアタシの事は「小うるさい抵抗勢力」と
でも思っておいて下さい。政治でも何でも「変革期」には、その流れに抗おうとする、トラッドなスタイ
ルにこだわる抵抗勢力が現れるものです。ただ、昨今のアニメ界の抱える現状においては、その抵抗勢力
…「失ってはならない重要な物を再確認しよう」とする考えの方が絶対に正しい、という確信はあります
けどねー。
昨今、表現技術は目覚しい物があります。とくに作画とCGIは、世界最高峰レベルに行き着こうとして
いる、いや既に行き着いた、と称して過言では無いでしょう。でもその分、映画表現の根本、基礎となる
スキルが置き忘れられてる感があります…必要な表現を取りこぼさず編み上げられた「痒い所に手が届く」
脚本や、作家性と才能と人間性とお笑いセンスを持ち合わせ観客を唸らせるシーンアイデアを創出できる
演出…。もしこれが昭和泡沫ロボレス氾造期の様な、本当にその辺の制作担当にコンテ切らせてたような
素人仕事の横行する時期なら仕方が無いですが、今は才能ある人達がいっぱい出ているのに…。

その昔、富野監督がガンダムを発表した時にも、それに呼応するかのように「抵抗勢力」的な作品が現れ
たりもしました。1スタの作る「ガンダム」に対抗?し、同じサンライズ2スタの作った「トライダーG7」
のような、純然とした幼年齢向けスーパーロボット物、みたいな。まぁサンライズはコレ以降も、メインを
張る富野ガンダム、高橋ボトムズの他にも、「ママ4」とか「アイアンリーガー」とか、意欲的な児童向け
番組を出し続けていたのですが…「トライダーG7」、好きな作品ではありました。凄惨な世界大戦で何十億
というオーダーでの死人が出る「ガンダム」に対して、その作品は「ちょっと待て。コッチへ行っちゃって
イイのか?本当にイイのか!?流れる前に立ち止まって考えてみようぜ」と叫んでいるような、そんな印象
を受けたものです。阿鼻叫喚の地獄絵図でティーンの目をくらますような作品じゃなく、幼児達の心のオト
モダチになれるような作品造り。…しかし結局、残念な事に「トライダー」ではダメでした。「トライダー」
では「ガンダム」の向こうを張れませんでした。無敵ロボを有するのがその辺の一民間企業、という着想は
良かったのですが、零細企業が何の理由も無く巨大ロボを所有し当たり前のように小学生がそれを操縦して
いちゃ、ガキどもは納得してくれません。彼等の瞳を輝かせる事は出来ません。そのロボが公園のお砂場から
発進しちゃダメなんです。それで「子供達の夢を作ったぞ!」と納得しちゃダメなんです。ガキどもは大人が
考えるよりも即物的でドラスティックな描写を好むものです。
もし私が「トライダー」を作る僥倖に恵まれたなら、G7を所有する竹尾工務店は、とんでもねえ大金持ちの
コングロマリットにします。物語冒頭は、小学生の主人公が冗談のような、しかし納得出来る理由でソレを
相続&経営取締役に就いちゃうことでセレブ生活&巨大権力&無敵の巨人を手に入れるシンデレラ物語で、
即物的なガキ視聴者の気を惹いて。そして周囲のいじめっ子はモチロン、大人世界の判らず屋…具体的には
無敵のG7を徴用しようとする軍のお偉いさんに対して財力に物を言わせ、そしてちょっとしたトンチで鼻を
あかす、大人をやり込める展開も必要でしょう。「子供が無敵のパワーを手に入れる快感」とは、そういう
物だと思います。さらには最初は主人公にやたらと張り合いたがった軍のエースパイロット(20代後半)が
主人公にやり込められている内に、次第に彼を認めて心強い味方になっていってくれる、新右衛門さん的
キャラも欲しい。(結局「一休さん」じゃねェか>(^血^;)) そうして地球防衛の最前線で身体を張って己の
責任を果たす内に、世界のリーダーとなるべき資質も現してゆく、という黄金展開…。「子供の夢を創る」
のなら、ココまでやらなきゃダメでしょう。
「コレでいいよね、気楽に行こうぜ、子供らはきっと判ってくれる…」。それじゃダメなんです。
まぁ、渾身全力のシリーズを例えば4クール作るのはいかに大変な事か判っているつもりではありますので、
全ての児童向けがそうあるべき、というつもりはありません…何年かに一度、そういう「勝負する作品」が
現れてくれればいい、とだけ思っているのですが…。でも、そういう作品が現れないと結局、無自覚な時代
の流れに押し流されてしまう。
この辺の「G7に出来なかったこと」を、その10年後、同じサンライズで見事にやってのけた作品があります。
ガキどもが無敵のパワーを手に入れ大人をやり込める快感、日常の風景に子供達の操る巨人が居る事の理由
付けをこなし、友情、成長、様々な「必要とされる描写」を楽しく描いた作品。それが「絶対無敵ライジン
オー」を皮切りとするエルドランシリーズです。
「ライジンオー」も、今観るとへにゃへにゃな出来のエピソードも多々あるんでしょうけど…でも楽しかった。
本当に、好きです。シリーズ後半で、敵侵略異次元人に地球防衛組の正体を、ガキらしくニコニコとバラし
ちゃう場面なんて、ゾクゾクもんでした。本当に今でも、本当に、本当に、大好きな作品です。

しかし、やっぱり「どれみ♪」でしょう。本気になってガキどもの相手をしてやるつもりならやらなければな
らない事、描かなければいけない描写は、それこそ4クールのシリーズでも足りないくらいあります。
「どれみ♪」を観なさい。4クール×4年間及び劇場版2本、さらにOVA13本。その間、描かなければいけ
ない事、伝えなければいけない真摯な内容が一時も枯れる事は無かったのだから、これはホンモノです。
へにゃへにゃな出来になりそうなローテ回は、アホなコメディや夢多きファンタジーでごまかし子供達の
興味を損なわずに、そして度々定期的に廻ってくる勝負回…監督級スタッフ担当回では、目もくらむような
傑作を出し続けたんだから…ホントにイイ。やっぱり、「どれみ♪」に尽きます。
「どれみ♪」は15、30、40話などの、いわゆるキリ番に勝負回を持って来る全体構成だったから、初見の人
にも傑作が拾い易い。未見の方々は、この辺りの話数を拾い観してみる事をお勧めします。してみろったら。
今すぐしてみろったら!

そして、現在は「イナズマイレブン」がある。なんて嬉しい事でしょう。
ガキどもがTVの前で正座ジャンプをしながら待ち受けるような作品が観たいんだ。
昼休みの校庭で「デスゾーン!」「なんのっゴッドハンドぉ!」とか叫んでいるのが見たいんだ。
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「キャシャーンSins」のこと。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2009年 1月 8日(木)20時26分31秒
返信・引用 編集済
  「キャシャーンSins」の話をします。
「おジャ魔女どれみ♪」を大傑作に仕立てた五十嵐監督は現在「ソウルイーター」をやっていらっしゃるけど、
その一方で二年目「♯」で組んでいたW監督の山内重保氏の作品。
実は9話「滅びの谷に咲く花」を観た時に『これ…「キャシャーン」でも何でもないんじゃないか?ひょっと
して私小説的隠喩?』と感じたその正体を突き止めようと、新春特別一挙配信をやっているGyaoで観ました。
ギリギリセーフ。配信は1/9まででした。で…観た御かんそは…
「滅亡のただ中で、機械人に身をやつした少年が戦い続ける冥府魔道」という設定だけいただいた私的戯曲に
なってる。滅亡一歩手前の薄明の舞台で、機械人形同士が人間の真似をして語り合い、時に引き裂き合う。
セリフが一々詩的で、啓示的。まるで現代版人形浄瑠璃だ。2話なんか、スゲえ。地獄の入り口で、鬼と戦う
阿修羅を見た餓鬼どもが奈落に堕ちたくないばかりに、その霊力に群がり食い殺そうとする情景。イヤハヤ。
ソレ以降も登場キャラが多かれ少なかれ全員キチガイだし死んだ魚の目してるし。ナントモカントモ。
暗喩的で舞台じみたセリフ、そして背景美術も、この作品全てが一種の心象風景、観念の世界である事を明示
してる。そしてその内容で、何を「象徴」しているのかと言えば…コレ、押井監督の「イノセンス」なんかと
同じく(とアタシは判断してるんだけど)、アニメ界全体の「自省」を内包してるんじゃないですか…。
お客に対しても、その殆どは通じない前衛劇。その暗喩が読み取れるのは、どちらかというと送り手側の連中
の方。「夜飛ぶ虫は月へ向かう。笑わない月と落ちてゆく虫けら。お前はまだルナを探しているのか!?」
こんなセリフが身に迫ってくるのは、徹夜続きで作画机に齧り付いている連中の方なのではないでしょうか。
「客の欲望を満たし、商品を売ることを生業とする」仕事に、そんな仕込みを入れる行為の是非は別として…
しかし…「ムシキング」の時もそうだったけど…こんな、よく言えば大胆不敵、悪く言えば食品偽装みたいな
ヤリクチで作家性の注入をやっちゃって…怒られないのかなぁ?…毎度思うんだけど…山内監督、一体どんな
魔法を使っておられるのかなぁ…。ひょっとして魔法でも何でもないのかなぁ。「いつ終わってもいい」って
作り方なのかなぁ…。これが宮崎翁みたいな「勝てる闘い」なのであれば絶賛しますけど…。 …。  …。
これが「マイメロ」だったら、作中でどんなにサンリオに対してのイヤガラセ(笑)を仕掛けようと大笑いして
見ていられるけど(なんかサンリオの方も好意的だって小耳に挟みましたし)…こちらは…何だか恐くなっちゃ
うよ…。 …。
4話はスゲエ良かった。闘いしか知らない少女ソフィーナ(声:はづきっち)のイメージ元はコレ"娼婦"ですね?
>高橋ナツコ様。ブライキングボスの元側近が巨大な刀を見せ付けるのは、ペニスの象徴?しかしこの例えに
則ると、二人の闘いにキャシャーンが乱入する下りは、ベッドに飛び込んできたキャシャーンが「アッー!」
(バカ言ってんじゃない>(^血^;))
声の出演がやたらと「どれみ♪」と被ってるってのは誰もが感じるトコでしょうけど…伊藤尚住氏、玉川達文氏
など、過去楽しいコメディを見せて下さった方々の渾身のアクション演出作画なども拝めて、眼福眼福!
8話なんぞは本編中で「あ〜コレ大和屋さん脚本だなぁ…(^。^;)」と判った。懐かしき「どれみ♪」大和屋脚本・
山内演出での暴走(笑)回・「もっと」13話「夢の船にのりたい!」とかと全くアジが一緒だ。

とか何とか、個々の仕事人諸氏への賛辞はあるものの、この作品全体への御かんそは、総じて言えば12話まで
鑑賞した現在のところ「恐くなっちゃう」です。色んな意味で。で、最後に、↓アタシから一言。

ルナは、死んでなんかいないよ。誰も、殺さなかったよ。ただ今はちょっと、行方不明なだけだよ。
必ず、帰って来るよ。俺も、ずっと探してるし。

==================================================================================================
 

RESと、新年の「イナズマ」。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2009年 1月 6日(火)11時12分29秒
返信・引用 編集済
  明けましておめでとう御座います。最近、「シルバー王女ってどんなデザインだっけ?」と脳裏に
描こうとしてみても、浮かんでくるのはプーだったりする(笑)ゆ〜さくです。ホント似てるよなァ
あの二人。3頭身赤スモック幼女キャラがいないようでは日曜朝児童向け番組とは呼べん!

それはそうとへのへの茂平次さん、御返事遅れて済いません。里帰りとかしておりました。

> カキコ拝読させて頂きました。旧来のノリが戻ってきたようで、本当に嬉しく読ませて頂きました。
> そうですか、「ピポパ」に「イナズマイレブン」に「あさたろう」ですか。

本当に嬉しいッス(*^ω^*)。まるで10年前の日曜朝が戻ってきたみたいですねぇ。

> 小生も、「深夜にアニメなど観るよりは早起きしてアニメを見るべきだ」、とかねがね周囲に言い
> 続けてきたのですが、同志が少のうございましてがっかりしておりました。

どうしたって子供は、秋空に映える錦秋の絶景よりも、ピカピカした原色ビニールのオモチャに先に
手を伸ばすものです。しかし過去の事を思い出します。ガキの頃、美形キャラの出る泡沫ロボレスに
夢中で他の作品を軽視する傾向のあった婦女子の卵連中に「バカヤロ「宝島」や「未来少年コナン」
の良さが判らないようなヤツがアニメ語るな!」と怒ったら連中、次の週から真面目に観始めて、そ
のうちに惹き込まれてゆきました。頑張りましょう、啓蒙(爆笑)。
しかし深夜アビベも一応、どんなだかチラ観してはいるんですけどねぇ。でも語るべき物が無くて。
「狂乱家族」は1話観て「ダメかな…」と思ったけど「まかでみ」の1話は「あ、何かやる気?」と
感じました、とか「ヒャッコ」に対しては「どんな名プレイヤーも監督職に就いたら1年生からやり
直し。大変そうですねぇ…」と今後へ期待する旨を明かしたりとか、言うべき事はあるものの、そん
なんこんなトコで一人で言ってたからってどうなるもんでもないし、書くなら他に書かなきゃならな
い事の方が沢山あるし。深夜アビベに付き合ったからといって、これといった獲る物はありません。
まぁ趣味の範囲でなら、その人の勝手ですけど。アタシも「ましまろencore」はアマゾンでポチッ
ちゃいましたよ(照笑)。でもあくまで趣味なので、御かんそとかは書きません。
==================================================================================================
んで、「イナズマイレブン」の話。
「イナズマイレブン」を面白くしているテクニックの一つは、その絶妙の「バランス感覚」だと
思います。そーいや似たようなテクを持った作品を、深夜アニメで思い出した。「十兵衛ちゃん」。
アレも凄まじいシリアスと、表面上のゲラゲラ笑えるギャグ表現との両立を目指した作品だった
けど…似た物を感じますねぇ。剣豪同士の激闘を描きたい。本物の剣術の凄味「神の戦い」の領域
を描きたい。しかしそれはコンマ何秒の刹那に剣豪がどんな複雑な技やトリックを仕掛けているか、
分解し、そこに至るまでの経緯なども「解説」しなければならない作業。そんな物、アニメで描い
たって面白くなる訳がない。それは論理的説明の出来る小説など、いわゆる紙媒体に向いた仕事。
表面的なアクションが持ち味のフィルムには向かない。ならばどうするか。「コレだけスゴい事を
しているんだぜ!」というその「印象」だけを、怪獣同士の激闘みたいな超常現象で見せちゃえ。
それが「十兵衛ちゃん」でした。そのシリアスなんだかSFなんだか大マジなんだかオフザケなん
だかわからないショウアップ、その中で気付かないうちにテーマを呑み下させられ、いつの間にか
泣かされてしまっている。その構造が同じ!
基調は大マジでなきゃいけない。しかし必殺技はガキどもが目を見張り、大人に対しては「反則
だろ?」との声が出ないほど、笑える馬鹿馬鹿しさを通すこと。そして幻想なのか超常現象なのか、
グレーゾーンを維持すべし。リアルでもSFでもいけない。泣ける人間ドラマがなきゃいけない。
しかし悪の総帥はこどもサッカーリーグ支配を目論まなきゃいけない。刑事さんは人生をかけて
ソレを追ってなきゃならない(笑)。矛盾が気にならないほどノリで押し切らなきゃいけない。しかし
いつでも泣かせ芝居に持っていけるよう、マジの基調は揺るぎなく。だがソレが少しでも押し付け
っぽくなると、今度は「バカがつくほど朗らか」が味の必殺技パートが浮いてしまう。…この細い
パスラインを通す、絶妙なドリブル回し。この演出のバランス感覚。
さすがは過去「大運動会」などを経験してきた秋山勝仁監督、この辺のサジ加減は絶妙であります。
なんつってもネリリ星人が襲来しても、あの「冗談とマジの両立」の基調は崩れなかったもんね!
そーいや小田部羊一画集と同梱で主題歌CD買った。やっぱイイ、最高!2コーラス目の後で、
お約束でブルースに転調して瞬間、辛かった日々の事を歌いこむけど、それはあくまで「必要な
段取り」としてサクッと済ませて直後のクライマックスを盛り上げてゆく構成。「何がこの歌に
とって最も歌い上げるべき部分か、そしてそのために必要な段取りは何で、どの程度か」判って
いる人の手による曲造り。この辺にも共通したスピリッツが見て取れます。

「イナズマイレブン」、超常現象の応酬となる試合そのものは別として、そのファンタジーが立脚
するべき基盤となるドラマの方は非常にオーソドックス、この国でこれまでヒットしてきた過去の
傑作の数々…「アタックNo.1」やら「サインはV!」やら「キャプ翼」やら、そのテの一群と同様
な展開でくるもの、とお見受けしました。ならば必殺技と同様に人間ドラマの方もインフレは必定、
想定読者層が子供なら、この掲示板でも「児童層視聴者は本来ドラスティックな描写を好むもの」
としてきた自分の主張とも合致するものですが…そのうち「ジュン判っているのよ、あなた骨肉腫
ね!」などの展開も待ち受けているのではないか?と予想します(笑)。ソコこそが本当にこのバラ
ンス感覚、絶妙なパス回しが要求される勝負の局面。しかしこのスタッフ様方なら、きっとこの素
晴らしき児童向け作品を最良の状態に仕上げて下さることでしょう。うああッ期待しますッ!
現代で、この辺りの泣かせ&根性ノリがどの程度通用するか、というサジ加減の尺度には映画「フラ
ガール」辺りが参考になると思うです。あの映画もキチンと受けましたよね、現代でも。

==================================================================================================
○今週は「ピポパ」が無い。
○今週(1/4)の「イナズマイレブン」。
川原で語る土門と木野マネージャーのシーン。「俺…このチームが好きだ!サッカーが好きだったん
だ…!」こんなセリフが効くのも10話と、そしてこないだの14話の後を引いてるから。この二人は、
目の前で轢死した旧友への思いを共に抱いてる訳で…この辺りをおろそかにせず、単純な構造なれど
一歩一歩地道に積んでいくから、試合での必殺技応酬はナンデモアリ超次元無礼講状態となる。
それが「イナズマイレブン」です!
ヨボヨボ旧イレブンが急に我を取り戻しちゃう過程は、ちっとだけ通過儀礼的でしたけど…でも
今回もアツいッ!風丸と影野に、やっと出番が巡ってきた。この調子で、ドラマを走らせながら
各メンバーの描写も細かく織り込んでいくんでしょう。期待してますよぉォォォォ!(*^四^*)
==================================================================================================
 

ご無沙汰しております

 投稿者:へのへの茂平次  投稿日:2008年12月31日(水)23時58分21秒
返信・引用
  仕事と、有明方面の準備などで(笑)、なかなか書き込みが出来ず失礼致しました。
ゆ〜さくさまのカキコ嬉しく拝読させて頂きました。不遜な申し方ですが、旧来のノリが戻ってきたようで、本当に嬉しく読ませて頂きました。
そうですか、「ピポパ」に「イナズマイレブン」に「あさたろう」ですか。このところ、新番には特別に言及はされておられず、勝手に悶々としていたのですが(失礼!)、やはり押さえる所は押さえてらっしゃるのだなぁ、と感心致しました。小生も、「深夜にアニメなど観るよりは早起きしてアニメを見るべきだ」、とかねがね周囲に言い続けてきたのですが、同志が少のうございましてがっかりしておりました。

いつのまにか、そろそろ除夜の鐘がなる頃ですね。小生自身もそうでしたが、ゆーさくさまにおかれましても、いろいろなことのあった1年と思います。来年はどれみの放映開始10周年の節目!こちらの掲示板でも、何か応援すべきイベントが立ち上がるのでは、と心中密かに期待しておるのですが、いかがでしょうか?(笑)ゆーさくさまの更なるご活躍に期待しております。良いお年をお迎えください。

(・・あれ、今気づいたのですが、そうすると来年はメモルたちと出会ってから25年、という年でもあるわけですね。いやぁ、わしらが年をとる訳じゃて(笑))
 

日曜朝アニメの御かんそ、とか。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月29日(月)14時58分4秒
返信・引用 編集済
  ○今週(12/28)の「ピポパ」
これだけジックリと互いの気持ちを描き、思い出もたっぷりと作って、んで次回予告のセリフが
「みんないつまでも仲良しで、どこでも一緒だからね!」「プーね、みんなのこと、大好き!」
…ときたもんだ。あははは(笑)。盛り上がりますね。プーは現代版アトム?核融合抑制装置、抱く?
予告最後のプーの、←何とも、ふや〜とたるんだ笑顔が逆に泣かせるのォ。

○今週(12/28)の「イナズマイレブン」
ホラ来た。もォ常人には理解し切れない必殺技ラリー!!!(笑)
鬼道兄妹の情愛、土門との友情、こんな段取りをホップ、ステップ、とキチンと書いていくから、
クライマックスのジャンプは何やったってイイ。モハヤ何が何だか判らなくて大笑い(笑)です!
ミサイルみたいに飛ばされいっしょけんめゴッドハンドつついたのに消し飛ばされるペンギンカワイソス!
制作スタッフの方々は「毎度主題歌で盛り上げるやり方はマンネリになるかな?」と思われている
かも知れませんが、むしろココはまだまだ押して、ガキどもに「あの、主題歌がかかってやたら
盛り上がるアニメね?」と、本作の「ショウスタイル」を記憶に植え付けるべきだと思う。
○「マイメロ」は、今週もハズレ。
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12/30 23:00、付記。
今年も年末のお楽しみNHK「ROBOCON」を楽しんだ。今年のお題は『二足歩行』。例年の試合形式に
あった「攻撃、防御、そして妨害」の概念が無くなっちゃったので番組自体は少々ピリッとしない
ものになったけど、でも大会理念にのっとれば有意義だったと思う。ここを出発点にスリリングな
試合に育ってくれれば言う事なし。
大賞を射止めたチームは予想通りの結果だったけど、応援していた沖縄高専が優勝してくれたので
嬉しい。沖縄高専の恐竜型ロボット、なにがイイって、鳥脚型を採用したのはアソコだけだったん
ですよ、鳥脚型。人間型の、膝が進行方向に向けて曲がるスタイルは、前方に重心がかかると前に
つんのめって倒れる。しかし膝が逆方向に曲がる鳥脚型は、前につんのめっても倒れない。
美しい二足歩行と安定性、スピードを追求した結果、一番完成されたスタイルに辿り着けたチーム
が沖縄高専だったと思う。ナイスファイト!
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12/31 10:00AM、付記。
「小田部羊一アニメーション画集」を買った。ちょっと、その一部を引用してみましょう。
尊敬する大家の著作物の無断引用は気が引けるけど、税込み14700円も払ったし、コレを
機会に手に入れる気になる人もいるかも知れないし、あくまで「善意の引用」の範囲で。

いや…日本のアニメってのは、この方たち…宮崎監督はじめ…が東映に在籍していた時代から、
おにゃのこの持つ"生命のつやめき"ちゅーか"ぷに"ちゅーか、そーゆー表現と不可分だったんだ
なぁ、と思って…。なんですか、コレが日本アニメにおける「萌えの原点」ッてヤツですか?

しかしこの本、さすがはなみきたかし氏編集、アニメーターズレした内容(笑)。「どうぶつ宝島」の
出航シーンのコマ撮りスチルを連続掲載したページなんて、その価値はアニメーターか、もしくは
よっぽど美術センスのある鑑賞者にしか判らんでしょう。もし目にした機会に「スゲエ!」と思った
なら、そんなキミはすぐアニメーターになれ(笑)。
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1/1 22:00、付記。
MXの新春特別放映「銀河鉄道999」を観た。しばらくぶりに細かいシーンを再検証する程度のつもりで
観始めたのに、そのあまりの面白さにグイグイ引き込まれて、全編息を詰めて観通しちまった。
恥を怖れずハッキリと言うけど、日本映画界が手に入れた「名画」の一つと数えても、差し支えないと思う。
いや、マジで。テーマも明快にして豊か、大人になって観返すとよりハッキリと伝わってくる、そこここの
描写に忍ばされた「人の生き様の含蓄」も潤沢だ。
公開当時、本作が老若男女、あらゆる世代に広く受け入れられ、記憶に刻み込まれる大ヒットとなった事を
誇らしく思う。それは時期的に、着火点となったのは「ヤマト」の代替物を求めていたファン層の流れと
不可分であったとは思うけど…でも結果として、この映画をスルーしなかった、万雷の拍手をもって迎え入れ
られたのは、日本アニメの観客層が「正常な審美眼」を持っていた由縁ではないかと思えて、それがあるなら
日本アニメ界、映画界はこの先もずっと安泰だ、と胸を撫で下ろしたくなる。
今になって観てみるとドラマツルギー的に無茶な所、設定上の矛盾もあるけど、この映画そのものが一つの
巨大な「幻想」なのだから無理なく呑み下せる。
現代メカアニメの、(うわべだけ)ハードに偏った描写に慣れちゃった観客には宇宙戦艦司令塔のてっぺんで
生身で舵輪を握る男の姿なんかに笑っちゃうかも知れないけど、いや、この映画自体が「少年期から青年期へと
旅立つ男の心象風景」、それを印象派的に描いた「巨大な幻想」ですから。「旅立とうとする少年の心」に
SFの衣を着せたカリカチュアですから。問題ナシ。ハードSFファンの私が言うのだから間違いない(笑)。

ガラスの少女・クレアの美しさ、儚さは…松本零士氏の描く女性ッてのはみんな同じ顔(笑)だから、こればっ
かりは伝わりにくいかも知れないけどコレ、現代にも通じる、ハイエンドな作画で可愛い少女の姿に描き直し
たら、モノスゴイ泣かせると思うよ。いや、ベタベタな萌えキャラやエロフィギュア風に描いちゃったら興ざ
め極北状態(笑)ですので、才能ある作画士の手で、可憐な「透き通ったガラスの人形である」トコロを幻想的
に、詩的に、思いを込めて描いていただければ。そんじょそこらの深夜アニメが100本たばになってかかっても
かなわないくらい萌え、泣かせると思うよ。「萌え」とは本来、そんな被写体、観念のモチーフを具象化する
ためにあるべき概念なのではないか?とか思えちゃったり(笑)。「今、どんな少女がオタクに受けるのか」…
なんて愚にもつかない性根でエロゲーの箱絵を並べて、そのおにゃのこ絵の最大公約数的な中間点を取った
キャラをヒロインに据えて「これなら売れるかな?」なんてやってる素人ゲス商売は、すぐに成り立たなく
なります。保証。どうせやるなら、こんな「誰も見たことのない、少女の美しさを活写する概念」で作られた
個性的、新境地のキャラを登場させて、そこからクレアちゃん透明フィギュア大ヒット、で逆に透明レジン製
フィギュアのムーブメントが起こる、なんてなトコまでやってみせんかい。え?聞いてるのか?ブシロード。

惑星メーテルとの最終決戦に臨むアルカディア号の艦橋で、一瞬出た佐渡船医の腕に抱かれていたミーくんの、
シアワセそうな笑顔が泣かせるのォ。

公開当時には「この映画を傑作に仕立てたのは結局、誰なんだろう?りんたろう監督?それとも監修の市川昆
監督?」とか疑問に思ってたんですけど、今になって観返してみれば、やはり松本零士氏の力による所が大き
かったんだろうなぁ、とは誰もが感じる部分では御座いましょう。

1979年・東映アニメーション作品。
 

イキナリ「巨人の星」(笑)。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月23日(火)08時47分47秒
返信・引用 編集済
  今朝、東京MXでの早朝「巨人の星」一挙再放送が最終回を迎えた。
この枠、観易かった。用事などで見逃す事もない。この枠、どんどん活用していただきたい。

「巨人の星」、面白かった。現代のセンスで観てみると笑っちゃうような描写、技術力の足り
ないおマヌーな表現、多々あるものの今回の再放送で、何故この作品が当時の日本人に大ウケ
だったのか、よりハッキリと知る事が出来た。何故当時の少年達が、最大視聴率36%も取る
ほどに惹き付けられたのか…様々な要因もあるだろうけど、まずそれは「内容があったから」
だ、と思う。そのテーマは…古舘伊知郎がプロレスを称して「過激なセンチメンタリズム」と
言ってのけた、それと同じ。
「悲しいまでに戦う事しか知らない、戦う事でしか生命をまっとうできなかった男たち」の物語。
息子を立派な男に育て上げる事しか出来ない父と、与えられた逆境を一途に乗り越え、最後には
玉砕していった息子。同じ梶原一騎原作の「あしたのジョー」と同様。「燃え尽きて真っ白な灰に
なるまで」戦った男たちの物語。この男たちが何と戦っていたのかって、己を捕縛する己自身の
「肉体の檻」と戦っていたんでしょうな、きっと。
下↓の投稿で触れたので、再び蒸し返しちゃうけど、思えば東映さんも過去、様々なヒット作を
作り続けてきました。その中には、オレ個人の判断に限って言えば「何でガキの頃はこんなモノ
が良かったんだろう?」と、今にして思えば首をひねっちゃうような物もあります。子供騙しの、
画面が賑やかでガチャガチャやってるだけのヤツ。「デビルマン」「花の子ルンルン」etc。でも
それは、アレですな、「内容のある作品」が世に出る、その間隙を縫って、これといった作品が
世に出ない期間に「代替物」としてもて囃された「フィラー」だったんでしょうな、一種の。
昔は「これといった作品が無かった」のでは決して無い。むしろ大昔の作品こそ、つたない技術、
予算、人材といった制限の中で「何を描くか」のピントは研ぎ澄まされていたんだなぁ、という
事は何も今更問いただすまでも無く、宮崎高畑コンビ東映在籍時代の作品などを観てもアキラカ。
今回の「巨人の星」再放送なんかを観ても、それが判っちゃったのが収穫でした。
まぁ梶原一騎センセ御本人は、色々オモシロな御方だった様子で、その辺りの逸話は詳しい方達に
お任せしますが。

んで、この枠、明日からは何を流すのかなぁ、と思えば…おお〜ッ!「はれぶた」だって!
朝っぱらから浦沢脚本、ナベシン演出の極北が(笑)!いいじゃん♪この枠!これからも観続けよう。
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12/25 12:30、付記。
「巨人の星」で、若い頃から少しも変わらない古谷徹氏の声を聞いていたら「あ〜アムロって、モロ
"現代版内向的飛雄馬"として作られたキャラだったのかも知れないなぁ?どちらも自分勝手に悩んで、
脱走とかするし…」と思っていたら、フと「ガンダム」に考えが及びました。「ガンダム」の話など。
「ガンダム」。初代に限ります。自分は「Z」以降なら、見る価値があったのは、富野氏自身が関わ
った「V」「∀」だけ。あ、「G」は大大々大好き(笑)。でもアレは「ガンダム」じゃなくて「ガン
ダムのパロ」ですね。
初代「ガンダム」や「ヤマト」(コレもムロン初代に限る)がアニメ界に対し果たした功績って、何で
しょう?初めて「SFイズム」をアニメに持ち込んだ事が画期的?いえいえ日本TVアニメの開闢が
「鉄腕アトム」だった事からも判る通り、黎明期のTVアニメ界は大変なSFブームでした。今から
観ても「W3(ワンダースリー)」などは何処へ出しても恥ずかしくないSFですし「スーパージェッター」
の脚本は筒井康隆、豊田有恒などのSF作家が執筆していました。しかし、その後粗製濫造ロボレス
アニメがメチャクチャにしちゃったSF市場を、「ワープなどの基礎SF理論」「電波干渉により
有線兵器や有視界戦闘の方が有効、などのミリタリー設定」等で再構築した、その功績は絶大です。
考えてもみて下さい、出来損ないの玩具の落書きみたいなロボットが無限おっぱいミサイル撃ってる
だけだったTVアニメにおいて「未だ太陽系を出た事の無かった人類が異星人の託した未知のエンジ
ンの設計図を元に銀河系の伴星雲・大マゼラン雲まで14万8千光年、孤立無援の航海に出る」「月軌道
上を舞台に人類が体験する幾度目かの世界大戦、その主役は人型汎用兵器」などの胸躍るSFイメージ
を現出せしめたのですから、その功績は計り知れないですし、苦労も相当のものだった事でしょう。
しかしこれらの作品は、その「SFイメージ」だけで面白くなったのではありません。それらはあく
まで設定の魅力、観客を引っ掛けるフックのようなものです。いくら素材が目新しくても肝心の料理
の味がマズかったのではお客が居つくはずもありません。この2作品が果たしたいつまでも語り伝え
られるべき本当の功績、それは「面白かったこと」です。
初代「ガンダム」は全部好きですけど、けっこ好きな異色エピソードがあります。14話「時間よとま
れ」ってヤツ。このお話、若い連中に聞いても何処が面白いのか判らない様子で最悪の駄作「ククル
スドアンの島」と並び称されたりもするんですけど、とんでもない。昔から映画を観てきた世代には
判ります。「あ〜コレは2次大戦のよもやま話だ」と。戦っている敵軍にも、主人公等と歳の変わら
ない少年兵達がいた。それも戦力が飛行バイクのみのはぐれ部隊。彼らの視点で主人公側への攻撃を
描いてみよう、という物語。主人公側は、仕掛けられた爆弾を必死になって外し、そして去ってゆく
だけ。攻撃失敗した敵国少年兵達も、それを見送るだけ。このエピソードに「ガンダム」という作品
の「基調」「ベースになっている味」が良く出ていたと思います。
同様のエピソードは「ヤマト」にも見受けられます。「ヤマト」は敵艦隊に向けて波動砲ブッ放して
いただけの作品じゃありません。14話「西暦2200年の発進!!」では、銀河系から外へ出る宇宙海峡が
嵐で通れず(爆笑)足止めを喰らい、乗組員はイライラして喧嘩をし、敵補給艦が通りがかっても無益
な殺生はせずに見逃してやり、海峡突破の暁にはお祝いにお餅を突く(笑)という「航海モノ」である
本作の基調が良く表された一本でした。ここから明らかな通り「ヤマト」という作品は「海軍モノ」
です。振り返ってみれば「ガンダム」の基調は陸軍モノ、歩兵モノだったのではないでしょうか。
どっちの作品も、その根底に流れる面白さは「2次大戦よもやま話」だったのだ、と思います。
私は日帝右翼大嫌い、というイデオロギーですが「面白いフィクション」は無条件でイイものです。
きっとこれらの作品は、戦地から戻った帰還兵達が、故郷の子らに、己の体験から良かった事だけ
を抜き出して語った土産話…子供達が、まだ見ぬ土地で「実際に繰り広げられた」大冒険の話を手
に汗握って聞いた、その時の胸踊るワクワク。世代的に、そんなものが土台になっていたのではな
いでしょうか。彼らの世代にとっては、まだ秘密裏に建造された世界最大級の無敵戦艦も実在して
いましたし、戦地から持ち帰られた体験譚…それは手に汗握る冒険や悲しさ辛さ、虚しさ恐怖まで
含めて、それこそ圧倒的な「リアル」だったのでしょう。彼等は兵士達の体験談から、その「良い
部分」だけを聞き集めて、自分のものとした。だからその「面白さの土台」は揺ぎ無い。それには
かないません。現代の世代が、どんなに必死に想像力を振り絞ったとしても作品を面白くする方向
性は…バルキリーやマクロス級がカッチョ良く変形して、システマチックな操縦インターフェイス
が細かく描写されて、ランカちゃんがおぱんちゅ見せる程度のもの。結局、幼い頃に押入れの中を
宇宙空間に見立ててガンプラを手に遊んだ、あの想像力のみが「元手」になっているのですから…
どんなに最高の技術を持ったアーティストがハイエンドなCGを用いても「面白さ」ではかないま
せん。「実際の体験が元になったリアル」の持つ「重さ、ディテール」には、負い付けません。

この文章を読んで、まさか「よぉしそれなら2次大戦物を作ってやろうか」だなんて思い立つ人も
いないと思うけど、もしいたらソレは本物のおバカちゃんです。押入れの中で遊ぶガンプラが田宮
模型のティーゲルになるだけのこと。
大体「今、どんなものが客に受けるのかなぁ」なんて考えてる時点で負けなんでしょうね、きっと。
松本零士氏も富野監督も、そんな事考えるより先に描きたい事、描くべき欲求、面白いネタが後から
後から別府温泉の湧出量以上に湧いて出ちゃって困っていたはずです。でも、二人とも描きたいのは
戦争モノ。客にそれを飲み下させるためには、細心の注意を払った。そこで初めて客を意識した。
初めから客の顔色を窺ってネタを考えるなんてのは、温泉も湧いていないのに旅館を建てるような物
です。客なんて来るわけない。

「マクロス」について、ちょっと弁護しておきます。「ヤマト」「ガンダム」は前述↑の通り、SF
の味付けをしてはいるものの、その面白さの根幹は「2次大戦モノ」だ、としました。しかし「マク
ロス」こそ日本で初めてSFを描こう、初めて「コレはSFです」と言える作品創りを目指した、と
言えると思います。でも不遇でしたね〜。あの、初めて敵巨大異星人の戦艦にバルキリー2機で突入
するという、全巻の内でも最もセンスオブワンダーに溢れたキモのお話「ファースト・コンタクト」
からして、ほとんど放送事故といっていい仕上がりのフィルムでしたし…。
劇場版は文句ナシ。でもその後、シリーズを負うごとに「何が"マクロスイズム"なんだろう?」と
自問するような内容になっていったのは周知の通り。「7」は、「ガンダム」でいうなら「G」みた
いな一種ヤケクソな感じが出ていて好きでした。
「マクロス」の良さは「日本で初めて純粋にSFをやろうとしたこと」。「俺たちはSFがやりたい
んだ!」という「初心」そのものが"マクロスイズム"だ、と称してよろしいのではないでしょうか?

今、何が「我々の世代に描けること」なんだろう?
何が「描きたくて描きたくて、困っちゃうほど噴き出してくるもの」なんだろう?

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12/27 5:00AM、付記。
昨今気になっていた点を、ちょっと整理できた気がします。
今年に入ってから大量死を扱うメカアニメなんかが増えたけどコレらに関しては、自分は価値を認め
られなかった。「コードギアス」なんぞはキワモノですよ、キワモノ。しかし自分は、何も良い子の
観るTVアニメでジェノサイドを扱うのはけしからんザマス、と唱えている訳じゃない。富野監督の
ヒドいヤリクチ、例えば「ザンボット3」での人間爆弾ネタ…主人公の幼馴染の不良少年の一人が
敵異星人に爆弾を仕込まれてて、同じく人間爆弾にされちゃった避難民の群れの中で、嫌だよう怖い
よ母ちゃん、いい子になるから助けてくれよう、ドッカーン☆!とかのアレ…いや、ヒドかった(笑)。
ヒドかったけれど、あれはアリだったのではないか、と思う。
富野監督の描く内容は、↑前述の文章で触れた通り、前世代から伝えられた重々しい「実際に起こった
歴史上の事件と、そこに生きた人間達の生き様」が下敷きになっている、と思う。だから戦争ネタなど
を描いても、説得力がある。腹は立たない。グイグイと引き込まれる。こーゆーモノは大好きだ。
富野監督のやろうとしていた事。それは一言で言えば劇場版「ザブングル」の主題歌歌詞になるのでは、
と思う。引用すると「口移しで お前に 愛の代わりに 生命のありか 教えてあげる」。
本物の、その時代に生きていた人間の生き様、死に様。過酷な運命の中で、いかに人が生き、憎み、
愛し、食べ、子を残したか、それら全てをシッカリと咀嚼し「自分のものとして」いたから、そこ
から描く物…それが例え戯画のような児童向けロボアニメへの翻案であっても…にも充分な重みと
説得力が感じられた。
振り返ってみれば今年は、この掲示板で「コードギアス」はキワモノ、「マクロスF」は面白かった
けれどゲテモノ、という悪口を書きました。書いた直後に「まだ放送中の作品に、こんな酷い論調で
アヤ付けちゃって、悪かったかな?」と思わないでもなかったんですが、今にして思えば、ちっとも
悪くなんかないや。「ギアス」も「マクF」も、大量死等の歴史認識を、ちっとも「自分のもの」と
出来ない、浮ついた状態で、口先だけでネタにしてんだもん。観客を引き付けるネタが、他に考え付
かないのでコレに手を出しました、そんな了見がミエミエなんだもん。もし本当に才能がある表現者
なら、帰りが遅い我が子を心配して夕刻の街に探しに出る母親、そんな情景だけでも引き込み、感動
させられる。そんな実直な仕事をするのよりも先に、コドモがムキになって背伸びして、死体が折り
重なった酸鼻極まる情景を日曜夕方に、露悪趣味的にチン見せしてるだけなんだもん。
押入れの中でガンプラで遊んでいた子供が、流行りモノ的ファッションで大量死を扱ってみました。
そんな、みっともなさを感じます。ああ、アレだ。「ナデシコ」での、相川脚本。火星植民地を全滅
させた直後に「キスして…」とほざかせた、あのクソ脚本。アレに感じる臭気と一緒だ。
「人格」。戦争や大量死を扱うなら、それらの事実を確実に咀嚼し「自分のもの」とするくらいの
大きな人格と経験、真摯な人間性。その結論がミギに行こうがヒダリに行こうが、最低限そんなヒト
としての大きさを身に付けた以降で無いと、ウカウカと手を出しちゃいけません。過去の死んだ者
たちに対して失礼ですし、自らの底の浅さを露呈する結果となります。

…「ガンダム00」? なにをいまさら(嘲笑)。
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12/28 7:30、付記。
ネットを通じて笹本の旦那に紹介してもらった、アニドウが出した「小田部羊一アニメーション画集」買おうか
なぁ、どうしようかなぁ、たたたたたたた、高価いッ!とか迷っている内に、フと「ハイジ」の名場面が脳裏に
浮かんできた。↑上で書いた「幼子を心配して街に探しに出る母親」的シーンの話。アルプスの山々の中で自然に
抱かれて育った子が、大都会に連れてこられて、その閉塞環境に精神をヤラレていくシチュエーションでの、突端
の描写。普通の人ならばなんでもない、ごく日常の風景が、この子にとっては、どんなに不安で、心が押し潰され
るようなものだったか、という説得力を観客に与えなければならない重要なシーン。現代のアニメ演出家は、こんな
シーンをコンテに書き起こせるだろうか?
大都会の邸宅に押し込められた、最初の朝、目覚めてもそこは墓場の玄室のような薄暗い石牢。窓に背が届かない。
窓辺に椅子を持ってきて乗っても、今度は窓の鎧戸が開かない。優しい執事が開けてくれて、ようやく陽の光が
射し込む。「山羊は目を覚ましたかしら、小鳥たちは来たかしら」と心に刺さるセリフをつぶやきながら身を乗り
出した少女の眼前に広がるのは、墓場のような石造りの壁の群れ。ただそれだけ。このシチュエーションは、コレ
だけでは終わらせない。時間が経ってシーンを重ねて、それでもなお、この少女の「緑の山々を見たい」という
気持ちは狂おしくつのっていたのだ、という描写は、ある日街へ出た場面で、再び重ねて観客に強調される。街の
高い塔に気付いて、しきりにそこに登りたがっている少女。ようやく塔のてっぺんまで昇って、そこで初めて、
街の果てまで見回しても山の陰すら周辺には見当たらないことが判って「此処には何も無いわ!何も無いわ!」と
絶望の声を上げる。…少女が異質な環境に適応出来ない、その小さな心の閉塞感、そんな些細な描写に、これほどの
手間と尺をかけるのである。いや、些細などではない。これが当の本人にとっては、どれほど残酷なシチュエー
ションであることか、演出家は身を切られるほど辛く感情移入して(また心の一方ではサディスティックな快感も
少なからず感じつつ?)、その技術の粋を尽くして描こうとしているのである。
道端の、ともすれば咲いている事にも気付かないような野花。その花に吹くそよ風が、当の花、本人にとっては
どんな大事か、そんなミニマムな視点について、大の大人が心血を注いで、観客の心を揺り動かそうとする。そんな
スタンスが、真の「アニメーションの演出」ではなかったか。

「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」を見なさい。この国が手に入れた黄金の収穫、演出の教科書だ。
やっぱり買おう…。「小田部羊一アニメーション画集」。
 

ココは、種々雑多な日記みたいのを書く投稿。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月17日(水)06時29分57秒
返信・引用 編集済
  今朝6時のニュースでは、ヒルトンレストランの食材産地偽装に対して、やくみつるなんかが出てきて
「買う方も制裁を加えないと…こんな悪質な業者に対しては、お取潰しで構わないと思うんですよね」
とかやってた。このレストランは「産直品が手に入らない場合は、同等品を使っても構わないと思って
いた」と言っているそうだから、これは偽装というより不見識、と見るべき問題だろう。代替品でもイイ
肉使ってたんだろうし。それを「叩き潰せ!」とばかりの扇動役に使われたやくみつるも滑稽だけど、
相手がイ○ン系SCだと制裁は加えないんですかぁ?
お取潰しを扇動しないんですかぁ? ヒュ〜ヒュ〜♪

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みえのひとさん、別にスルーとかしてないですぜ。7つぐらい下↓の投稿で観ている事は臭わせてますし、
今回の御かんそはあくまで「触りまで」だと明記してますし。=============================================================================================
12/19 7:50AM、付記。
今朝のニュースでは、みのもんたが「食品リコール保険」なるものが発売される、と紹介していた。
多少溜息交じりに(笑)。食品偽装が発覚した際に、その回収費用、お詫び広告費などを保障する商品
なのだそーだ。
ははァ、松阪市SCの問題とはちょっと離れるけど、どうやらこの辺りでのマスコミのビジネスモデルが
何だか仄見えて来たような気がしますですね〜。
ヤクザのシノギと一緒だね(笑)。食品偽装がやりにくくなるのは社会的にも意味のある、結構な事ざんすが。
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12/21 6:00AM、付記。
ポッと時間が空いたので…そうだ「あさたろう」について、つらつらと考えた事でも付記しておきます。
ヒマだしな〜!(笑)
私はモチロン好きですが…作品内容もキッチリ「大切な伝えるべきこと」を押さえていますし、義理人情
浪花節、「日本人の大切な心の温かさ」の根幹に戻ろう、という基本精神は、アタシの唱える「児童向け
作品への回帰」=「アニメ製作にあたっての地面の再確認」などのイデオロギー(笑)とも合致して好感度
高し!
ただ、「どれみ♪」放映時からココで繰り返し願ってきた「児童向け作品を輝かしく現代に蘇らせる」と
いう作品。それにはこの情報氾濫のさなかにあっても流されない輝き…ガキどもが「放送開始前から
TVの前でワクワク待ち受ける」「放映後は、嬉しさのあまり膝を抱えてコロコロ転げまわっちゃう」、
そんな魅力が是非とも必要、としてきましたんで…その辺どうでしょ?
「どれみ♪」は、見事にソレを成し得た作品でした。なんたってこのオレが生き証人だ。放映時、土曜を
夜勤シフトにして夜明けからご馳走ビール用意万端で待ち受けるほどだったんだぞコノヤロー。
(アンタはガキじゃないしソレは特殊な個人嗜好によるものですね!>(^血^;))
「イナズマイレブン」も、その片鱗があるので讃えるワケです。あの2話4話は、ガキどもも絶対に
喜んだ事でしょう。…んで「あさたろう」も、実はそのレベルに行き着ける作品だとは思うのですが…
事実、素晴らしい出来のエピソードもありましたし…しかし、東映さんですから〜(笑)。
あの才気と描くべきものを持ち合わせたスタッフ諸氏が、何処まで弾け切れるのか、ソレは東映さん
次第、といったところなんじゃないでしょうか?
同じ時間帯で「ガイキング」がやってた時、今から思えば「イナズマイレブン」と同じようなその演出
方針…「友情や逆境などの段取りをキッチリ踏まえてから、ここぞ!のオヤクソクを主題歌で盛り上げ
万全の技術力で描写する」…というやり方が非常に自分の理想に近かったんで、無責任にココで褒め上
げてた頃を思い出します。当時、はしゃぎつつも「何で東映さん、こんな早朝からこんな気張った作品
作ってんのかな?税金対策?(^ω^)」…とか呑気に構えてて、いざDVD発売が発表される段になって
「わァ!東映さん本気で売るつもりなんだ!」と気付いて慌てて御かんそをトーンダウンした、そんな
経緯もあったり。大体アタシの論調に則れば「ソウルイーター」以外でしたら、今本気でバックアップ
に走らなくてはならない作品は、「あさたろう」ではなく、まず「のらみみ」でしょう。
しかし過去、あの良心的作品「ガーゴイル」に対して「DVDは買いません」と表明してから以来、
よほどの事が無い限りはもう、大はしゃぎは出来ないカラダになってしまいました(苦笑)。ああ…。
「ガーゴイル」は特殊な作品だった…。あれは買えない。買うほどの作品じゃない。でも、捨てられ
た子猫を見捨てて立ち去った後のような苦しさ、後ろ髪を引かれる切なさを感じる…あの作品には…。
だんだん論調がズレて、考えた事の羅列になってきた。ならばさらに脱線して↓以後は東映さんに対し
自分が思っている事のつぶやきでも書きましょう。
東映さんって、高畑宮崎コンビがおん出た頃の昔から「才能ある者にレーベル(枠)を立ち上げさせ、
後はその枠で惰性で作る」ってのを生業としてきたな〜、と思う。永井豪の才能で「マジンガーZ」
「ゲッターロボ」などのロボレスを自社レーベルとした後は、クソ下らない泡沫三流作を作り続けた。
そのロボレス物も限界まで来たと見るや、今度は松本零士に手を伸ばした。石ノ森章太郎に「秘密
戦隊ゴレンジャー」を立ち上げさせた後は、戦隊モノを自社レーベルにしちゃった。本作を秘密組織
同士の弔い合戦物、として立ち上げたかったのだろう石ノ森氏としては、その後のどうしようもない
アホ作品となった「ゴレンジャー」は、観ていてやり切れなかった事で御座いましょう。ただアタシ、
ココで表明しておきますが、後半で弔い合戦を忘れて、機関車仮面がしゅっぽっぽしゅっぽっぽ走り
回るようになっちゃった「ゴレンジャー」も嫌いではありません。良い意味での「子供騙し」に拘り
続ける、あの駄菓子屋感覚。「下らねえ作家性など犬に食わせろ、子供が喜びゃ何でもアリ」な姿勢
は、「仮面の忍者赤影」などの昔から、その企業方針に貫かれてきました。それは、決して「観客で
ある子供の前から逃げない」という事。そうして作られた作品は幼き日を思い起こせば、常に傍らに
あった「懐かしき心の故郷」になり得ます。そういった東映作品は、大好きですが。でもその路線も
「子供騙しだと知りつつも才能を捧げてくれる気鋭のスタッフ」の血を吸ってこそ成り立つ商売です
わな〜。枠の立ち上げの客寄せパンダに使われた方は腹立つだろうし。だからアタシ、関PDが立ち
上げ「夢クレ」「どれみ♪」で最大視聴率13%にまで育ったあの枠を台無しにした(笑)「ぷ離宮あ」は
噛み付き続けますよ(笑)ファンとして。ただ、アレもまた、アレで育った子供には幼い日の思い出に
なり得るんでしょうね〜。
以上、東映さんに対しての雑感でした。さて、こんな土壌で「あさたろう」のスタッフ諸氏は、どこ
まで弾けて下さいますでしょうか。
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12/21 10:30AM、付記
○今週(12/21)の「ピポパ」。
「人間の『本体』って何処にある?」って話になってきた。それは肉体ではなく、記憶の蓄積なのでも
なくゴースト(魂)。児童向けなのに根底の哲学は「攻殻」なみなのがスゲー(笑)!…とか思ってたら、
おおおおお量産型プー大量投入ッ!お話も泣かせるし、こんなん観てると「コレクターユイ」だとか
「ロックマンエクゼ」だとか「ウェブダイバー」だとかがサイバーネタを名乗ってたのがオカシくな
っちゃいますね。qある意味「ジーンダイバー」他VW3部作に近い香りもする児童向けSFです。
○今週(12/21)の「イナズマイレブン」。
人殺しも辞さないオソロシーこどもサッカーリーグです。ウレシくて笑っちゃう(笑)。本作、エルド
ランシリーズとかいうよりは、アレですな『本気で作った「レッツアンドゴー」』ってトコかも。次週、
帝国戦決勝。皇帝ペンギンって何だ!
○今週の「マイメロ」はハズレ回でした。違うスタッフによる別番組といっていいくらい。この脚本、
昔の東映不条理ドラマチームなら面白く仕上げたかもしれないですねぇ。ゾンザイな着ぐるみのトナ
カイが目出し帽かぶってバールのような物でシャッターこじ開けてメリークリスマ〜ス♪とか。
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死体汁については

 投稿者:みえのひと  投稿日:2008年12月17日(水)01時18分59秒
返信・引用
  ふつうに六時のローカルニュースで
「ねえ今どんな気分?」
と買い物客に嫌なインタビューしてましたが


それはともかく守備範囲は児童向けっちゅうお人が
「ねぎぼうずのあさたろう」をスルーするのはあまりにもったいないとおもいます
 

Re: ご無沙汰2

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月16日(火)17時51分0秒
返信・引用
  > No.1037[元記事へ]

>  んじゃ、それを元手にみんなで集って宴会ということでどうだ?

あい〜。アタシの方は↑ハンドルクリックのメアド、生きとりますんで〜〜〜。

>  三重の腐乱死体はネットじゃ話題になってるけど、周りじゃ話にもなってないなあ@札幌。

この事件、凄く面白いよ。
○絶対に申し開きの出来ない、異常、非常識、面目丸潰れ信用ガタ落ちな不祥事だということ
○保健所、地元警察、TV、雑誌等全マスコミに軒並み圧力をかけられる意志が動いている
以上の2点が面白い。
現在、信頼に足る報道機関は一部の新聞だけだという事が如実に示されたという収穫もあったけど、
○キレイさっぱりマスコミが口をつぐみ、それどころか保健所まで不自然かつ非常識な判断を示し
 た事で、傍で見ていても大掛かりな影響力を持った隠蔽意志が介在している事がモロ見え!
○しかし腐乱死体が1ヶ月浮いていた、という事実はどう粉飾しても誤魔化せない、大きな影響力
 を持った団体が突付かれても反論のしようが無いガラ開きの脇腹を曝したというおマヌーな姿!
社会の「腐敗」を、見事に一枚絵にしてみせた…腐乱死体水を利用客全員に飲ませていた、それを
「無いこと」として雲隠れしようとしている構造が、同時に情報網の腐敗という社会汚染の風刺画
としても象徴的に斬って落としてGOOD JOB !でした。
そーいやRESの途中で何ですが今12/16 17:10、日テレ夕方ニュースでは中国産米の偽装問題で
「曖昧な証言で偽装を誤魔化していたのが私達の総力取材で明らかになった!」とか華々しく謳い
上げていた。
叩き返してこない業者が相手だとハイエナのように
袋叩きにするのに、松阪市SCの場合は何で問題無い
って言い張るの!? ねぇ〜ねぇ〜ねぇ〜どうしてぇ〜?

あ、失礼しました。RESに戻ります(笑)。
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>  好きで見てるアニメの感想なんだからさ、義務感なんかなしに見たものを次々にやってきゃいいと思うが。

暖かい示唆、有難う御座います。お言葉に甘えて、最近書きたかった秋番組のインプレッション
などを、ちょっとだけ、触りだけ。
アタシの守備範囲は、やはり児童向け作品。しかも最近は土日朝などの児童向け時間帯が勢いを
取り戻しつつあって、嬉しい限り。この秋は、やはり「ピポパ」「イナズマイレブン」でしょ。
「ピポパ」は1話を観て『あ〜企画書内容が目に見えるような作品だなぁ…「ロックマンエクゼ」
とかの内容を濃くしたようなモン?』と思っちまってしばらくパスしていたんだけど、入院中にフと
観てみた回がプー初登場大ピンチのシーンだったという運命的邂逅(笑)。なかなか丁寧に作られた
児童向けサイバーモノで、楽しんでるッス。んで、この秋新番では「イナズマイレブン」でしょお。
「ドッジ弾平」系統の低年齢向けおバカ必殺技炸裂系、アレの完成形、と言ってもいい熱血モノ。
高校生以上が鼻で笑うようなアホくさいノリを、大の大人が心血注いで最高の技術を持ち寄って
カタチにする…それこそが本掲示板が推奨してきた「どれみ♪」イズム、『真の児童向け』です。
おぢさんは「赤き血のイレブン」やら「アストロ球団」やらで育ったしね。「ミスター味っ子」や
「グランダー武蔵」のナベシン演出回なんかも大好きだしね(笑)。エルドランシリーズや「メダ
ロット」に通じるような香りもするし…とにかく、涙が出ちゃうくらいにノリの良い主題歌、と
いう一点だけでも観てみる価値アリです。問題は演出。2話や4話のクライマックスみたいのを
やるには、けっこ緻密な編集が必要…でも、ずっと観続けてれば、必ずまたあんなのを拝ませて
下さる事でしょう。
「ぷ離宮あ」なんぞはモチロン、こんなんが始まっちゃモハヤ「鬼太郎」なんぞも観る必要ナシ。
さらに「ONE PIECE」は、特に宇多監督演出回が文句無く好きだったけど「マイメロ」の裏に来ら
れちゃ、ソッチ優先するのは仕方の無い決定事項。アタシの中じゃ日曜朝の東映系VSテレ東系は
テレ東系の完勝でごんす。
 

ご無沙汰2

 投稿者:笹本祐一  投稿日:2008年12月16日(火)00時44分25秒
返信・引用
  >B-17の搭乗費

 じゃなくてB25だ。んじゃ、それを元手にみんなで集って宴会ということでどうだ?

 三重の腐乱死体はネットじゃ話題になってるけど、周りじゃ話にもなってないなあ@札幌。

 好きで見てるアニメの感想なんだからさ、義務感なんかなしに見たものを次々にやってきゃいいと思うが。
 

Re: ご無沙汰

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月13日(土)12時04分29秒
返信・引用 編集済
  おお〜っ!「作家にとって必要なものなんたらかんたら」なんて独り言をつぶやいていた矢先に、
本職の作家様からの書き込みぢゃあ。
御元気ですか〜。皆様、お変わりありませんか〜。懐かしくてナミダ出そうです(笑)。
私のほうはあんまり元気じゃありません(笑)。でも相変わらず温泉浴びに行くし、酒も飲んでる。
量は気にしながら、血行が良くなる程度で。でも、この一杯のビールが有難いのぉ。んぐんぐ。
そーいや旦那方と行った九州がサイコーだったので、あたしゃアレからもう3回も行っちゃったよ。
観てよし食べて良しお湯良しドライブに良しロケット観て良し。九州、よろしおましたなぁ。

>  RD潜脳調査室かなあ。 もし未見ならお薦め。

アタシの方はアニメ御かんその続き書くなら、まず「ソウルイーター」御かんその続き書かなくちゃ、
なんだけど…。なんか、漠然となんだけど、書きにくい…

ところで、松阪市ショッピングセンターの腐乱死体入り飲料水の件は、旦那の周りでも評判になって
ました〜?

12/15 7:30AM、付記。
あああああああそうだそうだそうだ、後から思い出した。
カリフォルニア・チノのPLANE OF FAME、あそこの復元大戦機体験飛行で、旦那が立て替えてくれた
B-17の搭乗費、あれ払うぞ。
 

ご無沙汰

 投稿者:笹本祐一  投稿日:2008年12月13日(土)01時48分38秒
返信・引用
   元気?
 久しぶりに見に来たら、最近の書き込みがあって安心したりして。

 最近のアニメで唸ったのは電脳コイル以降だとRD潜脳調査室かなあ。
 考え抜かれた未来社会を当たり前のように描いて見せたという点で、二つとも背筋を伸ばして見てましたですよ。もし未見ならお薦め。
 

漠然と考えた事ですが。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月11日(木)18時12分4秒
返信・引用
  フと思ったこと。
「ポニョ」の内容や、TV特番で紹介された宮崎翁の仕事振りなどを観ていて、ちょっと気付いた事
がありまして。最近アニメで目の覚めるような傑作が出ないのは何故だろう?漫画では依然、チラ
ホラ出ているというのに…と考えていたんですけど…
これは一つには、アニメが集団作業であること、そしてその集団を文句の一つも出ないほど押し込
める事の出来る個性の強い監督が出なくなったこと、が挙げられるのではないか…と。
作家というのは、その内面の構造、生理、性癖、事の善し悪しの判断から偏愛妄想などまで臆せず
開示し、他人の脳に押し付ける行為。そこで、傍にいる他人のチャチャ、「この描写はおかしく
ないですか?」「最近の女子高生はこんなセリフ吐きませんよ」などの諫言に一々己を曲げていて
は、その切っ先は切れ味を落としてしまう。間違ったこと、曲がったことも含めて、偽らず開示し
なければならない…ここで世間が、その内容を認可し、公に受け入れてくれるかどうかは、ひとえ
にその作家の持つ「人間性」と「常識」が大きなファクターとして関わってくる事になるのだけど
…ココではソレはまた別の話として…とにかく「個性」のナイフの切っ先を鈍らせてはならない。
そう思う。
「蟲師」や「かみちゅ!」が傑作足りえたのは舛成監督や長濱監督の個性の発露を周囲のスタッフ
が尊重し、そして氏らも死に物狂いの頑張りを示して、フィルムの1フレーム1フレームに己の
「個性」を焼き込んだから、では無かったろうか。
庵野監督は間違いなく天才だと思う。そして「エヴァ」は鑑賞者の好き嫌いに関わらず、傑作で
ある事は間違いない。私はハッキリ言ってキライだけど。でも、旧TV〜旧劇場版にかけて一連
の作品として、これ以上足すものも引くものもないほどに完成されている。それは間違いない。
しかし、あのラスト。
聞けば庵野監督はTV版の製作途中で、エヴァの設定…エントリープラグのEVAの胎内での位置
を示して「これは自閉症児が母親の子宮で戦う物語」なんたらかんたら…を主演女優陣に話した際、
女優達から「吐きそう…」と言われた、その体験がラストの展開に大きくかかわった、とか何とか。
監督自身がその、女優陣のサジェッションに対して「有難う」と礼を述べているので、多かれ少な
かれそんな行きがかりはあったのだろう。しかし、この体験が無かったとしたなら、監督はラスト
で「エヴァ」を、どんな方向に引っ張っていったのだろう?それも観てみたい。
女性観客の反応といえば…そうだ、また一つ思い当たった。
ティム・バートン。大好きな監督ではあるのだけれど、以前に、ソレまでとうって変わって前向き
なラブストーリーの要素を盛り込んだ作品「スリーピー・ホロウ」を発表した時。周りからは女性
客の、賛辞が聞こえてきた。「バートンが、初めてマトモな映画を撮った!」と。しかし自分は
思っていた。「違う!ダメだ、こっちじゃない!」と。バートン監督の大事な大事な「個性」が、
ごっそり抜け落ちていたような気がして。あの味、あの「屈折」の味。…まぁ、その後監督は
「チャーリーとチョコレート工場」で、初期の「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」みたいな
男女双方から暖かく迎え入れられ御自分も落ち着ける場所を見出した様子で、それはめでたいで
すが…(「チャーリー〜」以後は、まだ未見)。でも悪戯小僧が脳内に住んでいるオトナとしては、
「マーズ・アタック!」みたいな遠慮の無いヤリタイホーダイも、また観てみたいなぁ。
さて、そして宮崎監督の、仕事における姿勢。
「魔女宅」制作の際に、若い女性スタッフから「女の子は、こんな考え方はしません!」と文句
をつけられた時に「君は、若い女の子の考える事も判らないのか?」とやり返した、と聞くのは
有名な話ですが…今回もその信念、制作姿勢は相変わらずの御様子で…「ポニョ」特番の中でも、
「子供二人を置いて介護施設に戻るのはおかしい」と主張したスタッフに「それは何も出来ない
者のいう事だ」とか、やり返しておられましたね。
この、鉄壁の主張。それこそが「作家性」。作家にとって欠くべからざるもの、姿勢、でしょう。
映画作りの方向性においても、周囲のスポンサーサイド、利権団体などからは様々な牽制、圧力、
揶揄、工作などがあっただろう事は、考えるまでもないこと。しかしそんなからめ手には決して
屈せずに「世の中の平均的な家庭が平和の夢に酔う一時のファンタジーを作ってりゃいいんだ!」
とのクライアント要求…制作費を供出し、製作クレジットに名を連ねているのだから要求して当然、
と企業側が考える業務命令…しかしその実、ただ一人の才能に巨大な企業団体が群がり、甘い汁を
出させようと締め上げているだけの恐喝構造…に対して、「ポニョ」みたいな「一見幼児向けファ
ンタジーに見えるけど実は、その内面は寓話性に富んだ文芸作品」を創っちゃう。
この反骨気質、絶対に己を信じ、曲がった事には絶対に屈しないという気骨、鋼鉄の意志。
これが、こんなトコで好きな事を書いてる俺なんかも含めて、現代の世代に足りない物ではないか、
と思えます。そしてまた、時を経ようと「作家」というものに求められるべき資質、と考えます。
少なくとも五十嵐監督、舛成監督、長濱監督、細田監督も、ココで褒め称えてきた作家さん達は
その「才能」も「熱意」「仕事量」も揺ぎ無く、さらの作家にとって重要な試金石となる「人間
性」も「精神」も、誰からも異議が差し挟まれる事の無いほどに澄んだもの、と御見受けします。
誰が何と言おうと、どんなチャチャが入っても、己を噴き出させて好きなだけ描いちゃえ。

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それはそーと…。
先月末、あまりに天気が良いのと、今年は紅葉の当たり年と聞いたのとで辛抱堪らなくなり、
紅葉狩りに行ってきました。その時の写真が綺麗だったので、いちお記念に貼っつけときましょ。

ヘロヘロになったけど、行って良かった。でも、やっぱ公共機関だけでは、身体にこたえたなぁ。
好きに動き回る事も出来ないし…やっぱレンタの方がイイや。伊豆は生き帰りの渋滞に巻き込ま
れるのが嫌だし都市部の運転も不安なので無理してバスとか使ったけど、次からは三島辺りまで
新幹線で出て、駅レンタ借りよう。これ最強。

お湯も良ござんした。
 

ああ… ダメだ… (笑)

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月 7日(日)07時01分34秒
返信・引用 編集済
  見るつもり無かったのに今朝方、またしても「どれみ♪」の夢を見ちまった…。
どっか学年全員で林間学校だか何だか合宿に行った先で、一組のカップル(画面には出てこなかった
が多分、森川と伊集院さっちゃん辺り)が相思相愛なので、教会でキスさせて永遠の愛を誓わせ
ちゃえ、とか女子連がつるんでやってた。
「え〜ッ!! だって、いいの…?お、おうちの方とかに相談してからの方が…」
「おうちの人に反対されたらどうするの!!まず最初にキセージジツを作っておくべきよ!!」
「は…はづきちゃん、ダイタン…」
「そーよそーよ!! もし反対されたら、私たち全員が団結して協力するわよ!!」

とかなんとか。
ああ…。どうにもこうにも、「どれみ♪」は抜けんなあ…(苦笑)。
本当に見ちまったから、抗いようも無い。ああ…。あ、「あさたろう」が始まるか…

P.S.。マグロ〜〜の〜〜♪解体ショ〜〜〜♪ チクショー、朝から声上げて爆笑させられ
ちまったぢゃねーか。思ったとおり解体担当はピアノちゃんWITHチェーンソーだし(笑)。
ここんトコ福本演出ばっかで、ハズレねー。
 

不謹慎なお話ですが。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年12月 5日(金)07時59分14秒
返信・引用 編集済
  今朝の早朝ニュース報道で観て初めて知ったけど、あの例の、三重県松坂市のショッピングセンターの
給水タンクから腐乱死体が揚りました、ってニュース。
死体の人は気の毒だし、この1ヶ月間にこの施設を利用しちゃったお客さん方には悪いとは思うけど、
あえてフラチ外道モード前回で書きます。この掲示板は、「どれみ♪」とかをネタに楽しく遊んでいた頃は
「楽しさ」が最優先課題だったから、利用者の心証を考えて遠慮してはいたけど、モハヤその必要も無い。
大笑いだ
…いや、死者をバカにしているのでもないし、この施設のお客たちをおちょくっているのでもないけど、
この狂った状況に大笑い(笑)。
家族揃って買い物に行った、ジングルベルの流れる大型総合ショッピングモール。着ぐるみのサンタさん
に風船をもらって、クリスマスプレゼントの下見をした後は、みんなでお食事。
パパは死体腐乱水入りコーヒー、ママは死体腐乱水入りラーメン、ボクは死体腐乱水茹でスパゲティ。
しかもコレ、事件が発覚してから報道したのは地元ローカル紙と地方局だけで、2ちゃん速板とかが騒ぎ
出したおかげで全国放送も引き摺られるカタチで触れ始めたんだって?本来なら、こんなスゲエ刺戟的な
ネタ、TVのワイドショーが放って置くはずが無い。視聴者が追加情報を欲しないはずが無い。しかしこの
ショッピングモールの経営母体は、全国民放共通の超お得意様スポンサー。
火消しに走り回ってる人達がいたんでしょうかね(笑)?
しかし今後、TVのワイドショーがこの事件に喰らい付くか、それとも何事も無かったかのように触れずに
通すかで、この企業団体から局側に要請or配慮があったかどうかが火を見るよりも明らかに
なっちゃう
とゆー、タイヘンにオモシロイ事態に、大笑い。
下手に隠そう、火消しをしようとすればするほど、その企業の隠蔽体質が表に出ちゃう、おマヌケな
ジョーキョーに、大笑い。
しかしまぁ、可哀想なのはテナントの飲食店だな。施設側は100%安全確実なインフラを供給してくれて
いるものと信じて、高価いテナント料を払ってまで出店していたんだろうになぁ(^血^;)。

イ○ン、お客様感謝デー♪(笑)(笑)(笑)

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14:00、追記。
病院行って帰ってきたら、またムカムカと怒りがこみ上げてきたので、また書き込むでしゅ。
そう、あのミートホープから始まって、赤福、船場吉兆。これらの企業は嘘をついていたのだから
言い訳のしようも無い。しかし、毒物を売っていた訳ではない。問題の根本は品質の詐称であって、
腐乱した人間の死体を原材料に混ぜていた訳ではない。それらの企業をスケープゴートにして、
大はしゃぎしていたマスコミ。その裏にどんな表に出ない意図が介在していたのかは知る由も無い
が、鬼の首を取ったような叩きっぷりでした。さらに、メタミドホスやらなんやらが中国産原材料
から検出されたら、そりゃあもうヒステリックな狂乱状態。これについては中国産食材には確かに
リスクは存在するだろうし、国内生産者保護のためのバッシングキャンペーン、という側面もあろう。
事実、毒物は含まれていた訳だし。しかし最初の生協の冷凍ギョーザはともかく、後の混入物質は
基準値を上回ったという程度のもの。健康被害にまでは達していない。
それを金切り声で「今、私たちの食の安全が奪われている!それを奪う者には、正義の鉄槌を!」
と喧伝し、国民の不安感を煽り立て、日本国中をピリピリした食に対する不信感の渦に引き込み
まくってきたマスコミ。
それが今度は「健康被害はありません!!水に毒性はありません!!」と、
豹変する。腐乱死体入りの水を飲ませていたのに。
そんな態度が通じるとでも思っているのか


キチンと報道しないと、こりゃあとてもじゃないけどバランス取れませんぜ。
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12/6 9:00、付記。
今朝のニュースでは、飛騨牛偽装問題の責任者逮捕で「問題発覚してからも事実を隠蔽しようとして
いたのが許せない!」とかやってた。何やらかんやら、もっともらしい用語で飾り立てて。
叩き返してこない中小企業が違反をすると、市中引き回し打ち首獄門みたいな扱いをするのに、
なんでイオ○やジャ○コがらみの企業だと、こんな大変な事件をイッコも扱わなくなるの?
ねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーどうして?

ねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇー
ねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーねぇーどうして?(笑)(笑)(笑)(笑)
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12/7 9:00、付記。
はい、昨日今日、週末のニュースワイドでもこの問題、自分の知る限りイッコも触れられませんでしたね♪
ゴシップが主で、主婦客層の衆目にさらされる平日午前のワイドショーと違って、週末のニュースワイドや
討論番組は真面目に、筋道だって、起きた事件の何が問題か、問題は無いというのなら果たして本当に
無かったのか、堂々と検証するチャンスだというのに。
何か、ほじくり返すと困った事でもあるんでしょうかね〜。施設側が言うように本当に水質に問題は無かった、
不純物は利用客の口までは届いていません、というのなら、堂々と科学的にソコを主張すれば良いのに。
なんでTVはどこも判を押したように、おしを決め込んじゃってるの?何か、突っ込むと困る事でもあるの?
なんで、その辺のインチキ社長が食品の質を偽装したぐらいで
鬼悪魔畜生扱い石投げ打ち一家離散首吊りまで行くところまで
追い込むのに、相手が○オンやジャス○だと押し黙っちゃうの?

ねぇねぇ、なんで?どぉーしてぇ〜?
ねぇねぇねぇ。どぉ〜〜してえぇぇ〜〜?
どんどんどん♪ぱふーぱふー♪

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同じく10:40、付記。
TBSだけが、おざなりに30秒ほど流したな〜。あはは。「タンクは洗浄」「水質に問題無し」という部分だけ、
目立つような編集で。この機会に、ココで明記しておきましょう。ソースは↓です。ネットの朝日、中日。
http://www.asahi.com/national/update/1204/NGY200812030010.html
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008120402000249.html
タンクの洗浄、検査をしたのは、遺体発見後です
遺体は、死後推定1ヶ月。腐乱しています。この間、遺体が浸かって
いた期間、タンクの水は一般水道水として施設全体に供給
されていました

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12/8 8:00、付記。
はい、だんまり決め込みましたね。不自然といえばあまりにも不自然。
このマスコミの一斉沈黙が雄弁過ぎッちゅ〜か、普段は狂ったように
微量の殺虫剤の混入とかを騒ぎ立ててんのに、こんな重大事件に
対して押し黙る事で問題の施設とマスコミに
何らかの密接な関係があるだろう
事を吐露してしまいました(笑)

なんともはや、お粗末な顛末でござーますことですなぁ。
千葉県の女児殺害犯逮捕、のニュースなどで目くらましなど出来るものか。
…しかし、…実際に女児は殺されているのだから早く解決はして欲しいが…この犯人…知恵遅れ
なんでしょ?不気味だなぁ…。犯人が不気味なんじゃなくって…。なんか、あまりにも一般市民が
「こんな犯人像であって欲しい」と願うだろう、そんな姿にガチでハマり過ぎてて、気持ち悪い…
 

「ポニョ」第7回目の鑑賞、終了。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月28日(金)21時25分29秒
返信・引用
  11/21(金)、まだ劇場公開ロングランしてくれているので「ポニョ」第7回鑑賞に行ってきました。
夏の終わりに病状悪化し、やがて入院するハメになった時には「ああ、これでDVD出るまでは
お別れか…」と思ったんだけど、このロングラン。有難や。ならばもう一度観なきゃなんめえ。
毎度の品川のシネコン、まだ意外なほど大きいスクリーンで上映してた。でも昼下がりの上映回、
客は5組でした。カップル一組、後は全員30代以上、いかにもクリエータ系って風体のオヤジ客層。

で、観ました。
自分はコレまでこの映画を「芸術作」だと思っていました。論理性も整合性もスッ飛ばして、感覚
のみで描いたモノだと思っていたから。しかし違った。本作、どっちかってっと「芸術作」よりも
「文芸作」だと思う。論理も帰結も作品内に、キチンとある。ただし、
「説明」というモノをすべてスッ飛ばしている
「何故こうなったのか」「観客に何をどう思って欲しくてこの描写になったのか」という「本来なら
創り手として当然構築されなければならない観客との了解事項を得るための説明」を全部省略して
しまっている。
「ポニョが何故宗介に惚れたか」なんてのは序の口。コレがハリウッド映画なら、世界中の人々に
我が事のように感じてもらうために、主人公の境遇、感情、決意、信念に感情移入させるべくシク
マレた脚本上、演出上のネタ、トリック。そのシカケを四苦八苦して発案、検討する段取り…ソレ
は創作者ならば誰もが不可避の過程、猟師が落とし穴を掘り、獲物に気付かれないように落ち葉で
上手く隠すような、腕の見せ場でもあり悩み所でもある作業工程なのだが…ソレを一切バックレて
しまっている。
宗介がポニョに水を掛けられても怒らない事に、どんな意味があるというのか。そして彼女が喋った
時の、彼のわななくような喜び。人間の身体を得、自由の奔流に乗って愛する者の元へ駆けつける
生命の弾け散る喜び。そして、この二人の再会、抱擁…すべて「何故そうなったのか」という説明を
省き、結果だけ示してある。
…それを「芸術作」と呼ぶのかも知れないが?…いずれにせよ、コレが70というお歳になるまで、
常に最前線の激戦地で戦い抜いてきた労兵の行き着いた結論なんでしょう。もうこのお人は「説明」
するのは止めたんでしょう。「判らない奴には、どう説明したって判らない。しかし判るヤツには
"結果"だけ示したって、判るハズだ」。
同時にしソレは、常に氏と対極の立場であり続けた日本アニメ演出界至高の人物・高畑勲監督への
挑戦かも知れない、なんてな穿った物の見方も出来得るかも…ですが、ココではそんな事しません。
本来、演出家の仕事は、観客を「説得」する事だ、と思っています、私も。およそ古今東西、人類
の知りえた知識経験則あらゆる手練手管を用いて寝首を掻こうとする敵対者の心情を懐柔し、己の
主張を呑み下させる事。そのためには、相手がグゥの音も出ないほどに、その構造は論理的整合性
を備えている事。それがベストだと思っていました。
しかし、今回創られた映画は、そんな「論理による説得」の構造は、捨て去っています。
それは絵画のように…とは自分も初回感想の時分から述べてはいましたが、言い換えれば、それは
「音楽のように」。
この映画は、一見筋道だった「物語」のように見えて、その実は感覚的に何かを伝えようとする
パフォーマンスの集成です。叙情的なPVが寄り合って、全体的に物語のようなカタチを取って
いる、と思えば良いかも知れない。それはあたかも、稚魚の群れが身を寄せ合って大魚に擬態する
かのように。…あれ、こう書いちゃうと本作「芸術作」に近い、ってな物言いになっちゃうのか。
まァ、そんなカテゴライズ、意味無いかも知れません本作には。(どっちなんだ>(^四^;))
夢のように美しい、懐かしくも目を見張るような、この世の輝き、彩りに包まれた世界を、大好きな
女の子と共に玩具のボートで船出してゆく際の胸の高鳴り、打ち震えるような「生の感触」に酔い、
その後に邂逅する不思議な"夢"の数々に、素直に己の姿を映し出せば良いのです。ただそれだけ。
この映画、DVDが出たらプレーヤにタイマー設定でもして、目が覚めて間もない薄暮の時間、ベ
ッドの中で夢うつつの状態で見聞きすると良いかも知んない。自分は若い頃、そうやって中島みゆき
を偶然聞いちまったら、イキナリその歌い込まれているモノが直接心の中に飛び込んできちまって、
起き上がってもビシャビシャ泣いていて…ソレ以来、中島みゆきには一目置くようになった、という
経験を持っています。そんな鑑賞の仕方をしたなら、何かが、突然に判るかも知れない。そんな映画。
本作の持つテーマ。
この映画のテーマは「生と、そしてソレに対比させるための死」だと思っていました。確かにソレ
がメインテーマ。しかし、テーマは他に、もう一つあります。それは「ファンタジーと現実」。
この映画、全体がソレこそ徹頭徹尾、生きたまま即身成仏で訪れる極楽浄土、みたいな甘美な"夢"
なんだけど、その中に奇妙な不協和音のように、"現実"の隙間風が吹き込んできます。そのように
仕組んである。…それは全体の、夢のように不整合で不安定な構造…あえて「架空世界の説得力」
「虚構のリアリズム」を破壊するかのような造りから始まって、「夢の世界」であるはずなのに
人面魚を恐れる老婆であったり、目の前に迫ってくるガードレールだったり、そして登場人物が
劇中で脈絡も無く歌いだす別の映画の主題歌、そんな些細な事でもあったり。
夢の中へ吹き込む不協和音。やがてその「不吉な予感」は、人間の肉体を得たポニョが嵐を伴って
やって来る、破滅的な脅威とシンクロするように創ってあって。
彼女の巻き起こす嵐。アレは、明るく楽しく、恐ろしく、なまめかしく暴力的に、けたたましく
かき鳴らされる「生命のアラーム音」なんだろう、と思いました。
今回の鑑賞で、私は自分なりに、すべて理解出来たつもりです。
リサカーのハラハラさせられるような暴走と、クライマックスの宗介の柵の上走り、この二つは
呼応している。「生きるとはどういう事か」ということ。そして我々の何事も無い日常の中にも、
コレまでの宮崎作品の登場人物になぞらえるなら、ルパンやコナンのような超人性を発露すべき
瞬間はいくらでも潜んでいる、と言うこと。この辺り「流浪雲」なんかにも近い結論かも?ですね。
そしてラストのマンマーレの華々しいセリフ「世界のほころびは閉じられました!」。
世界のほころびを招いていたのはポニョではなく我々自身だったのだ、と言うこと。それはオタク
でもあり、さらにジブリ世界という安全神話が崩れると血相変えて怒り狂う主婦ファン層だったり。

マンマーレという象徴は、地球のすべての生物の総意識集合体"ガイア"のようなものだ、と思う。
ならば、その"ガイア"の願いとは、何か。それはすべての生物の安寧、絶対安全、夢のような幸福、
そんな物は望んではいない。極楽浄土など、欲してはいない。では、その望むものとは、何か。
ラストで、主婦層観客の代表・象徴なのであろう登場人物・リサは、そのグランマンマーレと心を
通わせ、互いに感謝の言葉を述べ合う。
そして主人公・宗介は、すべての災厄と生命の輝きを共に携えてやって来た少女とキスを交わす。
そんな映画なのでしょう。今回の鑑賞で、ようやく私は自分なりの結論に辿り着きました。

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(最後の?)湯治に行ってきました。(4)

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月23日(日)12時23分24秒
返信・引用
  ○11/3 曇り時々雨
今日は身体をいたわるための湯治専門日と設定して、妙見の湯をブラブラ湯巡りするつもりで
予定を立てていたんだけど、どうやらココの湯は、優しい肌触りが身上のまろやか系だと知れた
ので、もうちょっと薬効が期待出来るようなキョーレツ系の湯にも浸かりたい。妙見の湯は析出
物が多いと聞いたので何かソレっぽい成分でも含まれてるかな?と期待したんだけど、どうも
短期間で何らかの劇的効果が見込めるようなお湯ではないみたいだ。肌触りなどの浴感は極上!
なんですけど。ゆっくりするには良いけど、この限られた期間内で少しでも身体に良い収穫を
残して帰ろうと思ったなら、どっか別の、温泉様の威光を信じない異教徒どもにも「どうじゃ
コレが温泉様のパワーじゃ、恐れ入ったか!」と胸を張れるような、いっちょキッツいのを浴び
たいもんだ。こんな強力な湯の郷なんだもの。
という訳で、霧島からはちょっと離れた山奥に向かいます。ナビの言う事を信じて高速使って
大回りして行ったけど、復路で気付いたら霧島直通の山間部、すぐ傍までピカピカな道が開通
してやんの。ナビの情報が古い。霧島中心街からもココ、わりとすぐです。
栗野岳温泉南州館
雨混じりなので山霧に包まれた、ウッソーたる深山。そこに開かれた秘湯宿。来て良かった!
ココは外せなかった!もし寄らないで帰っていたら後悔するトコだった!
源泉が点在する山の斜面一帯を裏庭にして、幾つかの建物が増殖した一軒宿。風呂も、敷地内
の3ヶ所に散在。1ヶ所の入浴だと300円、全部巡ると600円。薦められるまま、まず最も強力
だという明礬泉の"竹の湯"へ向かう。深山幽谷、異界へいざなうかのような深い霧に包まれた
湯屋のたたずまい、スゲー絵になるなぁ…。

内部はブロックで組まれた重厚な石造りで、昼なお薄暗い。もうもうたる湯気で浴室内の写真
は撮れませんでした。床は泥でヌルヌル、湯色も泥水っぽい。その味は塩辛く、更にすっぱい。
温泉の持ち得る、様々な刺激分を併せ持った湯だ。脚を浸けると…途端にコレまで感じた事も
無いような感触がした。ムワーッというか、ジーンというか…。でも肌触りの良い湯だな、
湯加減もほど良く…と思っていたら…ものの3分もしないうちに、ズーン!! 凄い湯疲れが来た。
こんな"強い"湯は初めてだ。思い返してみれば群馬県草津も青森県酸ヶ湯も強い。北海道川湯や
秋田県玉川は更に強かった。しかしそれらの強さの方向は強酸性…特に川湯や玉川は"肌に来る"
強さだ。ココは違う。ボディブローの様に身体の内側に効いてくる。この湯、泥が身体を包んで
優しくいたわるようなフリをするけど、その実、酸性度はかなり強い。目にしみる。鼻に入ると
ツ〜ンとくる。ふんわりと抱くフリをして、その実みぞおちにパンチをくれるようなものだ。
フラフラにされた。今の自分の体調だと平衡感覚がオカシくなった。湯舟の縁に座り込み、しば
らくヘッドバンキングみたいに頭を振りながら休憩(苦笑)。(アヤシイ>(^〜^;))
入浴中のおっちゃんに聞いた所だと、日によっては浴槽底にモノスゴイ量の泥が沈殿し…
女性はソレを泥パックに使うんだそうだ。この酸性の泥を化粧水代わりに使うとは…強いなぁ、
鹿児島のおばちゃんら!
ついでココのメインの浴室"桜湯"へ。コチラは少々大きめの、旅館の内湯。白濁硫黄泉だけど
酸気も強くなく、優しいぬる湯…だと思いきや、チョーシこいて湯に身を任せてるとドスーンと
湯疲れがくるのは同じだ。優しげに見えて"竹の湯"と同じコンタンだなオメーは(*^四^*)。
ココへ連泊で湯治に行く人は湯当たりは覚悟の上、ですね。それだけ効きそう!
源泉は、その湯屋の裏手。宿の裏山に地獄(湧出地域)があり、ココはそれらを独占している。
山と宿とを隔てる裏手の石垣から、既にしゅうしゅう、ガスと湯気が噴き出し…その脇には、
3つ目の湯屋である人間様用の天然蒸気サウナと、食材のトリさん用の蒸し釜が仲良く並ぶ。
おばちゃんが釜の蓋取って見せてくれたけどイイ匂い!スゲーうまそー。電話予約しておけば
テイクアウトも出来る様子で、ソレだけを目当てに訪れる人もいるらしい。今度訪れる機会に
恵まれるとしたなら、絶対食いたいなぁ…。
たっぷりと「コレこそ温泉の真髄!」という強い湯を味わった。さて、それではねぐらの妙見
へ帰って最終日の夕刻は、あそこの湯を巡るとするか…と引き返したんだけど…ありゃあ。
栗野岳の強い湯でフラフラんなって長湯し過ぎた。午後3時、訪れるつもりだった温泉街一番
の高級宿・石原荘は外来受付時間終了。縁が薄かったか〜。代わりに道を下って、貸切風呂が
あるという"どさんこ"の駐車場が空いてたので飛び込んでみる。
○妙見温泉 味の宿どさんこ
ココ、何で屋号が"どさんこ"なのかなぁ?と思ったら…↑オフィシャルHP参照。ロビー片隅、
御土産コーナーの品揃えも、夕張メロンやら蟹ラーメンやら日高昆布やら…どこなんだココは。
オレはドコヘ来たんだ(笑)。
川原沿いの2000円の貸切露天は使用中。内湯は無眺望だというので、その間を取って4つある
家族風呂の一つを借りる。

湯房棟には家族風呂が4つ横並び。浴室のアメニティも、ドライヤーからアロエ塩とかまで
色々取り揃えてあって女性客が喜びそうなカンジ。でも、さすが妙見、膨大な析出物でカラン
が固まりかけててお湯があまり出ない…。こんな湯と付き合ってゆくのは大変だろうなぁ。
小さな湯船に潤沢にかけ流される湯は妙見らしい、ジワーとしみてくるささ濁り。ベランダの
カメ風呂は、大の男は全身浸けるのは無理。でも川の眺望はサイコー、加水用のポンプ式井戸
とか、演出もナカナカ。この小さなカメに身を沈めると、かけ流しの湯がどざざざーっと溢れ、
けっこゼータクな気分でした(*^o^*)。

さて今夜は同じ妙見温泉でも、気分転換に宿を替えてある。今度の宿はメインストリート沿い、
昔、高度成長期に繁盛したものの、現在は規模縮小して素泊まり宿をやってるトコ。
○妙見温泉 素泊まりの宿きらく温泉
部屋は手狭なものの清潔!冷蔵庫は無いけど浴衣、ティッシュ、お茶セットなどは取り揃って。
文句無し!さて薄暗い、人気の無い館内を突っ切って内湯へ…。深夜に真っ暗だったら、なんか
出そうだなぁ(笑)。内湯の写真もボケて↓心霊写真みたいになっちゃった(笑)ので、詳細が見たい
人はオフィシャルHPでも覗いてみて下さい。

昭和高度経済成長期の頃、そのまんまの大浴場…40人くらいは浸かれそう…いにしえの隆盛を
誇った頃は、ココが団体客や修学旅行生で一杯になったんだろうなぁ…。お湯は、妙見の他の
宿に比べて多少薄め?みたいに感じたけど、カランやシャワーの代わりに流れるクラシカルな
石組みの洗い湯樋もドガドガ、怒涛の勢いの打たせ湯もダガダガ、スゴい湯量がかけ流される。
24時間入浴可って言ってたが…自分の他は3組くらいしか客はいないのに、ずっとこの状態か…。
こんなのをみると、ああコレが本来の温泉の姿なんだなぁ、と思えてくる。揚湯ポンプやボイ
ラーの燃料代が惜しくて深夜には湯を抜いちゃうトコなんか、古来本来の「温泉」とは呼べな
いんじゃないか?と言う気がしてくる。まぁ、限られた湯量でも貴重な、薬効卓越の湯が湧く
トコもあるから一概には言えませんけど。
早朝は宿裏手の非常階段から、裏山へと渡された中空渡り階段を経て露天風呂へ。
「お手軽素泊まり宿泊所」だなんてとんでもない、やはり40人は浸かれそうな立派な露天が!
ああ…夕べは疲れて寝ちまったけど、お前は一晩中、絶え間なくかけ流しの湯を溢れさせて、
こうしてこのオレを、ただただ待っていてくれたんだね…!(キュン>(*^ω^*))
析出物の膨大な妙見の湯と付き合って行くのは大変だろうに、清掃もキチッとしてます。
湯質も、内湯よりも濃いカンジ。最初、脚を浸けると微かに引き締まる感触がし、その後に
優しく包み込まれる、ささ濁りの湯。周囲を取り囲む山々、朝霧が杉木立のまにまに漂い、
良い雰囲気…。ココで今回の、霧島界隈の湯を浴び倒した湯治行を締めくくりました。
妙見温泉は安価く連泊して、気軽に湯治や湯巡りをしたい人にイイかも。宿はみな川沿いに
一列に並んでるし、どこへ泊まってもそれなり良さそう。でも商店が少なくて夜6時を回ると
街道沿いでさえ真っ暗になっちゃうのがなー(^〜^;)。まァ食材の買い出しでしたら、ちょっと
車を飛ばしてすぐ下の隼人の町まで降りれば、ソレこそスーパーでもホカ弁でもありますけど。

明朝、帰る段になって、快晴。山々を覆うベールのような朝霧に、さんさんと朝日が刺し込む、
夢のような美景の中を空港へ。今回の旅はホント満足でした。この付近は舌なめずりしそうな
イイ湯が鈴なりで…以前の訪問では大雨にたたられて泣く泣くパスしたスポットもあったんで
すけど、その殆どにもリベンジ出来た。今回もスパ・ゴッドに感謝、です。

(終)
 

(最後の?)湯治に行ってきました。(3)

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月15日(土)04時07分26秒
返信・引用
  ○11/2 曇り時々雨、薄日
今日は泥湯だと聞く、さくらさくら温泉へ。九州には、とにかく個性的な温泉がいっぱいだ。
漠然と「泥湯」だと聞いただけで行ってみよう、と思い立ったんだけど、着いてみると随分と
印象が違う。この辺りの中心的観光拠点である、大規模な道の駅のほど近く、設備の整った
近代的な日帰り入浴施設でした。もっとひなびたトコかと思ってた。
さくらさくら温泉
レストランに芝生の庭、敷地奥には人口滝まで設えて…滞在したい客向けに用意された宿泊棟
も、可愛らしいロッジやペンション風(↑上記オフィシャルHP参照)。昔からの温泉地の人達は
「モダンで清潔!」と思うのかも知れないけど、都市部から来ると、その入浴棟はベッドタウン
によくあるお手軽保養のスーパー銭湯の良く出来たヤツ、みたいな印象で「え?」と思っちゃう。
でもソコは霧島。そのお湯は真似しようと思っても決して出来ないモノでした。

泉質は微かな硫黄臭、塩化物味。一見すると白濁硫黄泉に見えるけど、実は違う。灰を溶かした
水みたい。適度なぬる湯…かと思いきや不思議な事に、長く浸かっても暖まらない。湯口から
投入される湯は熱いのに、その周囲では、ぬる湯になってしまっているという奇妙な現象を発見。
放熱率の高い湯なのかな?セメントの水溶液に浸かってるようなモン?んで、露天に併設された
呼び物の泥パックは…。湯舟の横の石枡から鉱泥をすくい取って…まさにセメントを身体に塗っ
てるような感触。3年前に体験した別府健康センターの泥湯みたいな得体の知れない気持ち悪さ
(^血^;)は無い。雨混じりで、結構冷えるのに泥を塗った上半身はほとんど寒さなど感じず。
浴後は…肌が発熱するとか筋肉が弛緩するとかいった自覚効果は一切無いけど、内臓疾患由来の
肩こりが酷かった患部が微かにジ〜ンとして筋肉がピクピクと痙攣しているのが判る。効くかな?
あとお肌は見事にツルツル、なめらかです。
首都圏によくある健康ランド、お手軽な保養の名目で家族連れを集客して食事などで金を落とさ
せよう、なんて施設は鼻で笑っちゃうけど、こんな超強力な湯の郷でそんな代物をこさえたとこ
で生き残れようはずも無い。ココ、外観はおしゃれなスーツを着こなしていても、それを脱げば
中身は筋肉隆々の薩摩隼人!ッてな印象のスポットでした。実に好感(*^o^*)!

さて今度は来た道を少し戻って、この界隈で噂の名湯・湯之谷山荘へ。
霧島神宮から霧島温泉の中心地へ向かう国道から折れ、緑滴る林道を少々登った奥。幹線道に
ほど近いのに、ちょっと横道に分け入ればこの辺り、そこいら中から湧き水が溢れ出る深山の郷。
すぐ目の前の林からピイーヨ、ピイーヨと鹿の絶叫が響く他には、さやめく風の音がするだけ。
湯之谷山荘
宿は、いわゆる登山客相手の山小屋風。設備も簡素。しかし↑上記の通りアクセスも良いし、
トイレなんかも清潔。そして湯質の噂に引かれて、大勢の立ち寄り客が詰め掛けてます。

湯屋はガッシリと趣きのある木造り。純粋に湯浴みするためだけの場所だけど、別枠でシャワー
付きカランの並ぶ洗い場もある。しかしココ日曜ということもあって満員御礼、湯の癒しを求め
近隣のおっちゃん、おばちゃんらが引きも切らさずやってくる。旅行人山荘での立ち寄り客層と
違ってココはまさに"泉質そのもののファン"の人達。狭い浴場はなごやかな湯治場風情。こんな
混雑なら閉口なんてするもんですか(^o^)。有難く、うやうやしく混ぜてもらう。
湯は2種類、大きな湯舟の硫黄泉は白濁。硫化水素と硫黄が混ざったような香りのする湯気…
なんかココのは、吸い込むとペパーミントみたいに鼻がスースーする。Phは弱酸性で目にもしみ
ないけど、強力!ピリピリくる。効きそうな湯だ!
その傍に、ちんまりと寄り添うように設えられた一人用の湯舟はココの売りの炭酸泉。妙見温泉
おりはしのキズ湯よりもさらにぬるい、体温以下の微温湯。冷たさをこらえながら身体を沈める
と…身体への泡付きは混雑時という事もあり、さほどでもなかったけど浴槽内で身体をよじった
だけで湯舟じゅう、シュワーッと炭酸の泡が舞い上がる!まるでサイダーに浸かってるみたいだ!
湯上りは何ともいえない未知の感覚。なんかフワフワする。さらに冷えた身体を温めようと硫黄
泉の方に浸かると…先程と全く浴感が違う。それまでピリピリと尖んがっていた湯が優しく包み
込んできて、そのまろみやジンワリといたわるような感触も、より感じられた。
この湯を浴びている内に、手術した跡の周囲の筋肉がジンジンと痺れ、こわばってきた。おおお、
効きそう!?少なくとも温熱−冷却の交互作用による自律神経刺激というだけでは、こうはなら
ないだろう。盛り場のサウナ&水風呂では、良い温泉に匹敵するような効果は絶対に得られない。
隣の親切なおっちゃんに聞いたところでは彼の神経痛も快癒、そして彼の妻に至っては歩けない
ほどだったリウマチに対し、ココの湯にものの2回も浸かっただけで卓効が現れたそうだ。
若い者は、その本質を知りもしないで、すぐに「プラシーボ効果」という聴いてきた言葉を使い
たがるが、半世紀以上にも渡って骨身を酷使し続けてきた農家のおっちゃんらの筋肉疲労をナメ
てはいけない(笑)。実際に効能が感じられるのでなければ…例えば薄っぺらなイメージCMと、
うわべだけ綺麗な施設やムードなどというだけでは、口コミが口コミを呼んで、こんな山小屋の
湯が満員になるなどという事もありはしないだろう。
ココに来る人々は正真正銘、この"湯"そのものに惹かれてやってくるのだ。"湯"の持つ魅力を、
決してあなどってはならない。ココは本当の「温泉のパワー」が感じられる、最高の湯でした。

さて、では次はドコヘ行こう。目移りしちゃうなぁ。眺望が前提のスポットは天候から、諦め。
泉質を目当てに訪れたいスポットは、どこも少々距離があって、帰りが暗くなる。夜道の運転
は避けたい。ならば次点で、個性を売りにしている宿にでも寄ってみようか。
ならば"ワイルドかつアヤシい"と聞く、野々湯温泉へ。どんなトコだか話の種に見てみよう。
霧島から山奥へ入り、田園地帯から山林の中の一本道を、奥へ奥へと分け入った先に、やがて
その姿を現す「地獄の黙示録」のカーツ大佐の村みたいな(笑)帝国。
野々湯温泉
だだっ広い敷地の中にコテージが散らばる、設備の整ったキャンプ場、ってな雰囲気。受付の
母屋は、バーベキューハウス風。湯屋の外見は、どこぞの部族の砦風(笑)ッてなセンだけど、
その中身は広々としたログハウス。室内にも巨石を並べたりして、野趣の演出はバッチシ。
風呂も薄暗くてアヤシー(笑)!

浴室内、参道石段風の階上↑にある和塀の中は、昼間でも真っ暗な天然蒸気サウナになってる。
蒸気源泉の上に直接建てたみたいだけど、洞穴のように奥深い。奥からオヤジさんが出て来た
時には、危うく声を上げそうになった(苦笑)。「アヤシさ」を意識した演出はナカナカ。
お湯は塩化物系の無色透明という、霧島では「何の変哲も無い」に分類されちゃいそうなもの。
関東近県の地下水を沸かしただけみたいな、なんちゃって温泉に比べたら、立派な湯なんです
けどね。しかし、この群雄割拠する温泉戦国地帯で何とか生き延びようと、個性的な宿造りを
目指しているのがわかる。関東でココに近いノリの施設を探すなら、例えば群馬県の宝川温泉
ですかね。アソコもアヤシくて好き(笑)。この近辺ならば新湯温泉新燃荘、アソコをもう少し
オモシロ方向へ振ったカンジ?お湯の質では比べる術もありませんが…でもココはとにかく、
夏休みに家族でロッジキャンプに来たなら、子供が喜びそう。
その辺の過疎地が村興しのために"「温泉」という名だけで客を呼べる"と勘違いして掘削揚湯
・加水加温した、小奇麗なだけで面白味も何もない施設の、なんちゃって温泉。その幻想は、
もう捨てましょう。それは凡庸な深夜アニメのように、熱が引けてみれば飽きられて当然、の
ものです。
温泉とは本来、天才の才能のように「選ばれしもの」の上にのみ天恵のように湧き出でるもの
です。だから貴重。だからアリガタイ。その泉質が優れていれば優れているほど、湯量も豊富
であれば豊富であるだけ、人々は目を輝かせ、賞賛を送るのです。
チンケな"なんちゃって温泉"を祭り上げて客を呼ぼうとする行為は、もう止めにしましょう。
こんな時代でもホンモノの才能、ホンモノの温泉は、確実にあります。
そーゆーモノだけに対して、拍手は送りたいです。
…そして、この野々湯温泉のように、例えお湯は客を呼べるというほどのモノで無くっても、
何とか破れかぶれ寸前の(笑)個性で売ろうとしているようなシブトい人間味のある施設、も。
アヤシいの、好き(^血^)。どっかの団体がらみの施設だったりしたらヤですけどね。

(続く)
 

(無題)

 投稿者:ながの暁斎  投稿日:2008年11月11日(火)01時19分0秒
返信・引用
  お元気そうで安心いたしました。
ながのです。

お引っ越しなどでてんこー先生同様、長年連絡がつかなくなっておりますが、
こちらのメアドいれましたので、
個人的な飲み会・お仕事依頼のご相談先など
ご迷惑でなければ、お教えいただければ幸いです。
 

ちょっと、独り言。

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月10日(月)14時54分7秒
返信・引用
  興味無い人は、読み飛ばしてください。人によっては怒るだろう内容です。

筑紫哲也が、死んでしまった。この一年いろんな方々が亡くなってしまったけど、
コレは大きい。「日本の良識」を支える重要な柱が、また一本、欠けてしまった。

それとは全く関係ない話ですが↓最近、考えていた事。

航自のあの空将。最近ピントがオボロゲになってきつつある事なので、書こうと思います。
忠誠心。この心の働き、それ自体を純粋に考えれば、ソレはとても美しいものだと思う。
猟師がピンチに陥った時に、その愛犬が自分の10倍もある熊に果敢に挑みかかり、猟師に
弾丸を込め直す猶予を与え、彼の命を護って勇敢に戦って死ぬ。コレ自体は、途方も無く
美しい「心の力」だ、と思う。
しかし、ココで結論を急いではいけない。それはどんな場合でも絶対に美しく、間違った
使われ方は成されないのか。過去、成されたことは無かったのか?
オウム真理教。あの信者らも教祖に絶対の忠誠を誓い、身も心も捧げ、現世の有形無形の
私財を全て投げ出して尽くしていた。彼らのその捧げる心に、邪念はあったのだろうか?
同様に今回、「日本の侵略戦争史観はぬれぎぬ」だと主張した、あの空将。
彼の見識は、祖国を愛する余りに出て来た、純粋な奉仕心によるものだろうか?
サティアン内部で、せっせとサリン精製活動に奉仕する信者たちの心に、邪念は無かった
のだろうか?
自分は、オウム信者たちの心中に邪念は、あったと思う。
あの大事件の後、教祖が捕まり教団も解体され、行き場を無くした信者の一人がマスコミに
宛てて発信した言葉の一つ。
「一番傷付いているのは私達だということを、忘れないで下さい。」
ソレは、激しい苦行で身も心も捧げ尽くした上に、更にその上に思想も条件付けされて、
他の判断や表現の道を絶たれてしまったが故の、マインドコントロールの結果としての
身から漏れ出た言葉であっただろう、とは思う。同情すべき点も多々ある。
しかし、この時点で一つ明らかであることは、この信者は、信じていた物が音を立てて
崩壊してゆくという自分の身に降り掛かる不幸を受け止めるだけで精一杯で、その外側の
世界で起きた事態、その反響に対しては、聞いてはいけない事として耳を塞ぎ通していた
のだなぁ、という印象。
あの大事件で犠牲になった人々の、悲しみの叫び、怒り、問いかけ。
サティアンの外の世界の人々が自分たちに対して、どんな目を向け、非難をしていたか。
怒りの声をぶつける事で、サティアンの中で、未だどっちを信じて良いのか判らずにオロ
オロしていた信者達に何を知ってもらいたかったのか。何を伝えたかったのか。
それらに対しては、目をつぶっていたんだなぁ。と。
例え美しい忠誠心に支えられた奉仕的態度を取ってはいても、それらを看過するかしないか、
それを見る事で、これらの人々の内部に邪念はあるかないか、それが判断出来ると思います。

空将と中山、それらを支えようとする人々。オウムと同じようなもの。自分は、そう考えます。
ココまで書いたんだから、ついでに書いちゃえ。
中山みたいな異常人格者が文科省大臣をやっていた、というオモシロイ国・ニッポン。
ロリ者らしい例えを使えば、連続幼女強姦魔が児童養護施設の牧師さんに就任してたような
もんだよな。あれ。オモシレー。狼がもし牧場主に化ける事が出来るのなら、子羊が集う
牧場は狼にとって、まさに神が与えたもうた永久の楽園、てなトコでしょう。
手ェつけられなくて残念だったね。笑ってやる。ははは。
 

(最後の?)湯治に行ってきました。(2)

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月10日(月)01時49分5秒
返信・引用
  ○11/1 快晴
良いお天気なので、早朝から出かける。朝霧に曙光が射し込みキラメく田園風景を楽しみつつ
昨日過ごした霧島ホテルの、その上まで。途中の道沿いには派手に噴煙を上げる硫黄谷源泉が
あるのだが…硫化水素噴出が激し過ぎてか、湧出地内への立ち入りは禁止になってる。端っこ
にガス抜きチムニーが並んでんの、アレが霧島ホテルか、それともコレから行くいわさきホテル
の独占源泉かな?日本最大級の超巨大風呂が掘削揚湯とかでない、自然のままの自噴かけ流し
ッ…てのはホントすげえなぁ。ちゅーか、コレがホントの温泉の姿なのかも知れないなぁ。
霧島いわさきホテル

超大量処理観光ホテル。ここの風呂が早朝から外来入浴を受け付けてるという情報をつかんで
たので、行ってみる。大正解!土曜の朝だけど宿泊客はまだ飯の時間なのだろう、ガラ空き!
誇張で無く200人は入れる超巨大露天を独り占め!ココが未明から利用できるなんて、ネット
が無ければ誰も判らんぞ。風呂の設計思想は霧島ホテルと違って「綺麗でバカでかけりゃイイ
んだろ?」という面白みの無さなんだけど、泉質は一級。ツンと来る硫黄臭も強烈な青白色の
湯がどこまでも溢れ、浴槽の底にも、各所に砂みたいな沈殿物が降り積もる。この湯量、泉質。
ココ、せっかく絶好の立地にありながら立ち木が目隠しして眺望も無いんだけど、でも360°雲
一つ無い、南国の秋の蒼空を独り占めしながらプカプカ浮いてると…ああ…来て良かった…。
こんな湯が、こんな規模で、こんな大量処理ホテルの大浴場に溢れている…。やはり一昨年に
訪れた際の第一印象の通り「霧島、恐るべし!」だ。九州に、霧島あり。

ついで、同じ道を山のてっぺんまで駆け登って、えびの高原まで観光に。紅葉がチラホラ始ま
ってる路肩では草をはむシカさんの親子連れが。森の中からはピイーイ、ピイーイとかん高く
牡鹿も呼びかける。休日朝だけどまだ早いので、他には何の音も響かない、澄んだ高原の冷気。
静かだ…。静かだ…。

高原をさらに登り、紅や黄金に輝く山林が途切れると韓国岳などの火山が連なる火口原。
荒漠たる火成岩の大地に、僅かな松木とススキっ原。忽然と翡翠色の火口湖もあったりする、
凄いロケーション。夢中になって、フラフラのヘロヘロになるまで歩き回っちまった。倒れか
けて、ちと反省。一昨年訪れて感動した新湯温泉新燃荘も、この風光明媚な一帯にある。
休息も必要だし、駐車場にも空きがあったとなりゃ、再訪しない訳にはいかなかろーもん。
今回の入浴で気付いた事は、呼び物の混浴露天…中腰にならなければならないくらい結構
深い…の片隅に、寝湯が出来る浅瀬があったこと。一昨年の時は女性客がいたので遠慮して
気付かなかったわ(*^o^*)。ここで寝っ転がってると…非常な高張性(ようするに濃ゆい)の
湯に、呼吸するごとにフワフワと身体が浮く。白綿のような湯質ともあいまって、まるで
雲の上にいるような心地良さ…。ああ…神さま…どうにかなりそーです…ぶくぶくぶく(笑)。
ただ一つ個人的に残念だったのは、一昨年には有った、露天浴槽底の、あの新雪のように
踏み心地の良かった沈殿物が今回は無くなってた事かな。清掃の後だったんでしょうね。

さて、では次は「旅行人山荘」へ行こう。実は一昨年、霧島ホテルや新燃荘などと一緒に
ターゲットには収めていた宿だけど、あの豪雨&崖崩れで泣く泣く諦めていたのだ。
へッへッへ。リベンジだ。俺は帰ってきたぜチクショー!
山の上から霧島温泉まで駆け下りて、ちょっと辺鄙な一車線道に乗り入れた、その先へ。
旅行人山荘

館内は少々古びているけど、立派な貴賓接待室もあったりする瀟洒な造り。風呂は…。
思ったよりも手狭だけど、露天の開放感は噂にたがわず!晴れた日なら隼人、国分の
町から錦江湾、桜島までドーン!…なんてな眺めなんだろうな、というロケーション!
…雨の後の晴天だからモヤるのは当然かも知れんけど、なーも見えんかった(^血^;)。
気を取り直して泉質は…チラホラと、溶き卵みたいな湯の花が舞う透明硫黄泉でした。
湯上がりの肌触りが良い!
しかしココ、近隣に「いい宿だ!」という評判が広まってるんでしょう、また土曜日
だという事もあいまって、湯の花を見るなり「何だこの白いの!」なんて叫ぶような
若い連中が続々と立ち寄りで押しかけてくるのには、ちょっとだけ閉口。温泉の質が
判らないなら、その辺の水道水みたいな湯の観光ホテルの食事処でロシア産冷凍ガニ
食ってろちゅーの。…まァ自分も彼らと同じ、本来お邪魔虫の立ち寄り湯の身なんで
すけどね…。本来は是非とも泊まりたい所だけど、食物に制限がある身では、残念。
素泊まり自炊扱いがある湯治宿に泊まるしか手立てが無い。
もし↑上記の立ち寄り湯の若者達が、まかり間違ってココを覗いてたら…ただ単に
レジャーのついでにお客として堂々と寄ったのに何でこんな宿と何の関わりも無い
個人ブログで、しかも同じ立場の変なオヤジに文句つけられなきゃならんのだ、と
ご立腹の事でしょーけど、まァ野球を実際にプレイするファンは、フライも取れな
いのに球場に来る連中に「フライを頭に喰らって文句言うくらいならTVで観ろ!」
って怒鳴るじゃない?アレと同じよーなモンだ、ちゅーことでヒトツ。

余談。
地元ローカル局を観ていたら名も知らぬスーパーのCMが、ほのぼのタッチのアニメで
レジのおねーさんが優しい笑顔の萌えキャラで笑った。春に宮城を訪れた際、同様の
ローカルCMのアイス菓子のマスコットキャラが萌え魔女っ子風だったのを見た時と
同様のショーゲキです(笑)。

(続く)
 

(最後の?)湯治に行ってきました。(1)

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月 8日(土)16時17分40秒
返信・引用
  湯治に行ってきました。
今回も書きます、温泉レポート。コレ、絶対に書かずにはいられない。最近判った。訪れた温泉
の写真をベタベタとブログなどに貼って解説するこの行為、ようするに萌えフィギュアをコンプ
した盛大なコレクションを棚に並べてニヤニヤするのと同じ。マニアックな趣味。鉄オタ諸氏の
コレクション嗜好などにも近いのでしょうね。だから「どれみ♪」「かみちゅ!」系列のまったり
ほのぼの作品のファンが突如として温泉レポートを始めたからって、不自然は何もありません。
むしろ必然。さあ「どれみ♪」を観て精神を洗われた後は、温泉に浸かって身体もサッパリさせま
しょう。させましょうったら。

○10/30 東京晴れ
鹿児島行きの機材A300は満席。後で判ったんだけど、丁度この3連休は鹿児島市でおはら祭り
の開催期間。そりゃ満員になるわな。でもA320やB737と違って充分な広さの機体で快適♪快適。
この日の風向きでは北向き離陸だったので、テイクオフ直後に東京都市部を避けるためにグオ
ーッと急旋回、羽田の全貌…後を追って離陸してくるANA機とか巨大なパノラマを一望の下に
俯瞰するスペクタクルも堪能出来て大満足!第1・第2ターミナルの位置関係、初めて判った。
ホントもう、超精密な建築計画ジオラマを、基盤ごと巨人数人が神輿のように抱えてえっさか
ほい、と回してるのをクレーンカメラで撮影したような光景。ええもん見れて気分も高揚!
さて鹿児島空港から妙見温泉までは、すぐ。霧島温泉まで向かう国道に突き当たったら逆方向
に曲がればじきに山間の川沿いに現れる小さな、静かな静かな湯治の郷。いや〜ノドカだ。
自分ん家から羽田までが至近、という条件がデカいので、しこーき、ホントに便利。下手に
長距離バスに乗って草津辺りに行くより遥かに御手軽に身体への負担も軽く、日本本土南端・
鹿児島山間部にまで着いちゃう。理想的な温泉行きワープ機関、キャビンアテンダント付きだ!

予約した「おりはし旅館」は秘湯を守る会会員宿。広い日本庭園に歴史のありそうな日本家屋の
本館、数寄屋造りの離れ等が点在する、赴きあるたたずまい。湯治棟「山水館」はこじんまりと
綺麗。トイレと炊事場は別室だけど、部屋は浴衣ハブラシ、2ドア冷蔵庫など完備。TVも大型。

では、まずは宿全体共用の露天風呂へ。妙見のお湯の特質はその「金気味」と「膨大な量の析出
物(含有される温泉成分)」だと聞いてはいたんだけど、まさにそんなカンジ。湯色は青緑薄濁り。
浴感は…一言で言うと「羽根布団のような肌触り」。コレに尽きます。コレまでに浸かったどんな
湯よりもまろやか。寒い冬の日に浸かってたら、いつまでもその母の懐のような湯中から出たく
なくなりそう。
続いて山水館の湯房・ココの売りの湯"キズ湯"へ。新築ピカピカの湯屋は正方形の建物を対角線
で区切り、さらに湯舟も三角形に割った造り。窓外はウッソーとした竹林。注がれる湯は2つ。
キズ湯。冷鉱泉ギリギリのぬる湯。加温アリ。黒サビ色透明、泡のような湯の花が浮遊。強烈な
金気味!古釘のスープにでも浸かっているみたいだ!体温程度の湯は温まるでも冷えるでもなく
不思議な霊気にくるまって漂っているような気になってくる。
竹の湯。露天の湯に近いココ妙見のスタンダードな湯。熱め。キズ湯とコチラを交互に浴びれば
薬効が高まるらしい。春に訪れた鳴子温泉いさぜんの炭酸湯と同じノリですな。キズ湯で冷えた
身体を浸けると、筋肉の奥にまで温泉熱が伝わってきて…ああ…細胞が歓喜に震える…。
しかしこの湯屋…建てたばっかなのに、もう既に浴槽の縁には分厚くコンクリのように温泉成分
が沈着しちゃってるよ…なんという析出物の多さ…茶褐色マーブル模様の、瓦センベイみたいな
析出物の層。たびたびはがさないと、すぐに湯屋が埋もれちゃいそうだな、コレ…。
この新しい湯治棟・山水館、外装はピカピカに真新しいんだけど骨組みは古い建物のままのようで、
床はギシギシでした。別にイイんだけど最終日、ニギヤカな子供連れを真上の部屋に入れられたの
には参った(苦笑)。自分は「ひなびた風情」を求めてきたのだから妙見温泉、実に良かったですが。

○10/31 雨
昨日は大事を取って路線バスで宿に直行したけど、身体も問題ないし、空港までレンタカーを借り
出しに。妙見温泉も入浴券付き乗り放題のバスを走らせたりしているけど、日に5本程度じゃ話に
ならない。やはり広い範囲に一度は訪れてみたい湯が点在しているこの霧島界隈、湯巡りをしよう
と思ったら車は必需です。予約したのは軽だったけど喫煙車両が出払ってるという事で、代わりに
あてがってくれたのが真新しいマーチ!おお、同額で排気量アップ!
自分、正直言って今の今までマーチを軽視していた。レンタの旅では、いつもヴィッツを使うけど…
それは過去に初めてあてがわれた時の初期型に「意外に使える!」と驚いた、その印象が残って
たから。でもそのヴィッツも2代目からはオバサン買い物御用達のフラットな運転感覚になっちゃ
って、峠道はコワい。フィットなんかフラフラして乗ってらんない。マーチなんか、きっともっと
ヒドいんだろう…と思ってたら、意外!カーブではちゃんと内側前輪が踏ん張るし、セカンドレンジ
ベタなら、まるで可愛いスポーツカートみたいにグイ〜ンと小気味いい加速!こんな丸くなっちゃっ
ても日産車か、オマエ!と、ちょっと関心しました。こりゃラッキー。
今回の旅は狭い範囲で湯巡りするだけだから軽でいいや〜とか思ってたんだけど、やっぱりそこは
峠道。馬力があるにこした事は無く。おかげで登坂車線の重量車追越も、危なげなく軽快!でした。

温泉ファンは雨降りの日でも楽しめるのが有難い。さらにココ霧島には完璧全天候型のアミューズ
スポットがあります。そう、こんな日はアソコに行こう。以前に訪れた中では、ココより新湯温泉
新燃荘の方がずっと泉質は上だったのだが…でもココには惹かれてしまう。何度でも訪れたくなる。
霧島ホテル 大庭園風呂

ホテル外観。写真左、奥崖上に見えるのがココと同規模の巨大観光ホテル・いわさき。その手前、
車止めの上の噴煙が源泉の一つ。でもこんなものは数ある源泉の内のたった一つにしか過ぎず。
今回施設内は物凄い湯気で写真は撮れなかったので、見たい人は過去のレポートを読んで下さい。
一昨年の訪問では大雨災害のおかげで心行くまで浴び倒し切れなかったリベンジに、中休憩入れて
4時間以上湯浴みし倒す。この日一日がココ一箇所で潰れた。
まさにココは夢の快楽別天地。オヤジの玉袋品評会絶賛同時開催中の温泉エルドラド。雨模様の
平日でも客は20人位は入っていたみたいだけど、この広い風呂場内に散っちゃえば、まず間近で
出くわす事は無い。こんなヨッパライの夢想みたいな施設には、やっぱバーカウンターがあって
欲しいなぁ。具の無いヤキソバを肴に缶ビール片手で、この怪しげな夢空間にいつまでも浸って
いたいものだ。でもそんなもの無いって事は…きっと今までにも泥酔客が水深1m40の中央大浴槽
底から発見された、なんて事があったんだろうなぁ?(苦笑) 猛烈な圧力でパンパン破裂音を上げ
ながら噴き上がる大噴水を見上げながら、湯煙の中で夢想。この施設に自分が何だか甘酸っぱい
郷愁に近い物を呼び起こされるのは…そう、オヤジ世代になら判るかも知れない例え。いにしえ
の名作プラモデル・イマイのサンダーバード秘密基地。あの中に、小さくなって入っていくかの
ようなワクワクがあるのだ。浴場奥の大湯滝、その裏にも亜熱帯遊歩道が設えられたりしていて
…湯上からも、丁度子供の首まで程度の水深をジャングルクルーズよろしく、カッパやタヌキの
彫像の間隙を縫って奥地にまで分け入れる。巨大なおフロで冒険航海。こんな「子供を喜ばせて
やろう、大人には浮世を忘れる別天地感覚を味わせてやろう」という「客アシライのプロ」が
「楽しんで造った」設計思想を感じるのだ、ココには…

途中、身体を休めるためにいったん着衣。飯を食いに出てみると、ありゃあ。大浴場併設のレ
ストランの営業は土・日だけで、飯を食うならホテルから出るしかないんじゃないか、という。
しょうがないなぁ一食くらい抜くか、と思ってたら、なんと!入場係員のおばちゃんが自分の
オニギリを分けてくれた。ラップでくるんでレンジしてくれた、温かい鮭のオニギリ、いただ
きました。施設は大型でも、ソコで働いている地元の人情は暖ったかだ。おばちゃん、有難う。
(続く)
 

帰着〜

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年11月 5日(水)05時35分48秒
返信・引用
  戻って来ました〜。全体的に良い旅行になりましたけど、でもさすがに帰着後は疲れて、疲れて、寝てた〜。
ご心配戴いた皆様、本当に、本当に、有難う御座いました〜。
へのへの茂平次さん、温かい御言葉、恐縮致します。アタシの病状なぞよりも貴方の、その見ず知らずの
他人に対して気遣う人としての細やかな心配りに、ココ周辺…例えば「どれみ♪」のような作品に惹かれて
論じようとするような連中は、一見ヘンなオトナに見えても、正しく真っ直ぐな精神と感受性を持った
いい観客なのだなぁ、と感じいずにはおれません。
ちょっと我田引水的な言い草ですが、ココでバカ騒ぎをしながらも「どれみ♪」や「かみちゅ!」に
ついて論じていられたのは幸福な時代でしたね。あくまで、今の狂いっぷりから振り返った上で相対的な比較でのハナシですが(笑)。
どーでもイイ話ですけど最近はネットを流し見ても、2ちゃんアニメ板もニコニコのコメも、アタマ
痛くなっちゃうよーなんばっかで、もう読めないや。

ながの氏、どうもどうも、御久しぶり。御言葉を交わすことが出来て、嬉しいッス。
典考氏は、最近でもスタッフロールなどで御名前を見かける事があった?ような気がしておりますが…
貴方も「なにかもう一花」と画策されるような、企画関係の御立場に折られるのでしょうか?
だとしたら、応援しております。是非現在の、行方を見失った業界を導いてやって下さい。

「ポニョ」に関しては…確かに傑作です。
でも一部の観客のロリ者としての感性に、なにか特殊に感じ入るもの、ありませんでした(笑)?
その辺りのヒジョ〜〜に特殊なキリクチでも、一度論じてみたいものですね(^血^)。

「ジブリ博物館」の独占上映内容に関しては…
コレは明らかに、時代に逆行しています。でも「時代に逆行する」事が信念であるようなお人なのです
から、考えがあるのでしょう。「TVアニメなんか必要ないんだ!アニメなんて年に数本、夏休みに
劇場上映する程度の露出率でいいんだ!」…と叫んじゃうくらいのお人ですから(笑)。
「ある限られた場にわざわざ出かけて行かなければ決して見ることが出来ないような作品があっていい」。
そんな考えなんでしょうね。アタシらの世代だって「ホルス」を観るために大学の上映会に、ワクワク
して出かけていったものじゃない?
でも、時代には明らかに逆行している。現在、アニメ関係者の多くは「週の内の、ある決まった時間に、
一定数の人々が一斉に観るからこそ盛り上がるんだ」と唱えている人、多いでしょう。
でもオンデマンドの流れは、絶対に止められない。
一度オンデマンドの便利さを感じてしまったら、もう絶対に後戻りは出来ない。

などなど最近は考えておりまッス。
 

まずは退院おめでとうございます

 投稿者:へのへの茂平次  投稿日:2008年11月 2日(日)20時25分1秒
返信・引用
  お体は予断を許さないとのことですが、待望の書き込みを拝読し、正直ホッと致しました。湯治にお出かけとのこと、旅の息災をお祈りしております。お土産話を楽しみにしておりますね。(アニメ話も(笑))  

お久しぶりです

 投稿者:ながの暁斎  投稿日:2008年11月 1日(土)01時56分40秒
返信・引用
  ながのです。御無沙汰しております。こちらに書き込むことをお許しください。

御健康がすぐれないとのこと、ちょくちょくROMしておりました。

ポニョは傑作でした。
ジブリ美術館の他の短編も意地悪せずに劇場がビデオで一般公開すればいいのにと思います。

宝の持ち腐れですよね。

こちらはOX倒産騒ぎ以来音信不通となっていたてんこー先生と久々に連絡が付き、
なにかもう一花と画策いたしております。

豊島先生と暴走していた青春時代が懐かしいです。

出来ればお見舞いにでも伺いたいのですが…。

何卒御自愛ください。
 

生きとりまっす

 投稿者:ゆ〜さく  投稿日:2008年10月29日(水)21時29分35秒
返信・引用
  へのへの茂平次様、よいこ様、御心遣いいただき本当に有難う御座います。生きとります。退院しました。
でも、病状はもヒトツ。どうやら、特典いっぱいのステキな手帳をいただくことになりそうです。これで
交通費もタダになるぜ♪イエーイ。でも、別にくたばりゃしません。ゼンゼン平気。むしろコレで共済金
がおりる♪わははははは。転んでも♪タダでは♪起きない〜♪
でも、きっとこれからはもう自由気まま、心の赴くままのワガママ旅は出来なくなるでしょうから、ちょっと
また、湯治がてら小旅行に出かけてくるッス。今回は、5泊くらいが限度かなぁ…。
多分、最後の湯治になると思われ。さて、どこに行きましょう。
さすがに今は、まだ行った事もない未知の地に足を踏み入れる気力も、事前下調べを積む余力もない。
どこかコレまでに訪れた土地勘のある場所で、周辺に「もう一度来るぞ!」と思いを残してきた、そんな
魅力的な土地への再訪。今回のテーマは、ソレに決定だ。
交通は、しこーき。身体がヤバいので、数時間も硬く狭い座席に縛り付けられるような列車やバスは論外。
しこーきなら日本国中どこへでも1時間で行ける上に快適。空港からの移動はレンタ。実は視力だけはギリ
矯正で片目0.7まで回復してきた。都市部や高速は危ないけど、田舎道を安全走行なら、もはや問題はない。
しこーきとレンタの組み合わせなら、病持ちの一人旅でもゼンゼンいける。便利だ。コレだ。コレに限る。
さて、ならば、ドコヘ向かおう。
この10年間に訪れた場所を思い出してみると…年に何回も行っている自分の温泉ホームグラウンド・草津や、
心の故郷・伊豆は別にして…これまでに訪れた地で豊かな湯が湧き、土地も人も再訪してみたくなるほどに
魅力的だった地方は…。 自分にとっては、やはり、九州だ。
なんで自分はこんなに九州に惹かれるのだろう。コレまでに訪れた素晴らしい温泉地、北海道も、東北も、
南紀も、「最後にもう一度だけ訪れられるとしたら何処に行く」という設問の前には、九州に負けてしまう。
確かに良いところだ。どこを掘っても優れた湯が湧く上に、魅力的な見所が凝縮している。さらには文化も
充実、僻地ではないので趣向を凝らした魅力的で個性的な宿がいっぱい。しかも物価が安価いので、代金も
良心的。実に素晴らしい観光地だ。何度でも行きたくなるのも、当然。
しかし、ただ、それだけではない。自分にとって、どこか懐かしいのだ、あの土地は…。
なにやら、前世の故郷に帰れたような、そんな甘酸っぱい思いが胸に宿るのだ…。
3年前に訪れた際(旅行記は17画面前を参照)、別府の地で最後に「必ず再訪してやる!」と心に誓った
ものだが…今回は残念ながら、別府は見送り。あそこは『街』だ。「街」を理解するのには、それなりに
長逗留して、そこでの生活者にならなければならない。今回は惜しい事に、その時間がない。街中での車
移動も、今の身では危険だろう。
ならば…一昨年(旅行記は12画面前を参照)に訪れた、鹿児島だ。ココにも自分は九州全域に感じるのと
同じ、妙な郷愁を覚える。以前の訪問では大雨に見舞われ、青空を求めて指宿へと南下してしまったので、
目標に捕らえていた、数々の魅力的な温泉宿のいくつもを取り逃がしてしまっている。
霧島・妙見温泉郷。あそこに行こう。
格安航空券は、代理店によっては、現在旅行出発10日前まで取得可能。宿泊券付きで3万少々だった。
片道\15000ならば全く問題無し。無条件で付属の宿泊券は鹿児島市内のシティホテル。コレは放棄決定。
観光出来るような体力と食事制限が無い胃袋があるなら話は別だけど、今の身体なら市内に用は無い。
宿は、最初、例の超巨大温泉施設を持つ霧島ホテルのシングルビジネスプランを…と考えていたのだけれど、
残念、コレは紅葉の季節の3連休、という事もあってか満室。代わりにひなびた湯治場である妙見温泉の
湯治宿を5泊おさえた。空港も近いし、ココを拠点に車で、この辺り一帯を湯巡りすれば良いだろう。
レンタは軽にした。山道だけど、飛ばさない今はコレで充分。軽なら安価い。4日間免責付きで\18000だ。
さて、準備OK。
一昨年に涙を呑んで見送った妙見温泉や旅行人山荘、あれらの湯を、肌に刻んできてやります。
そんな訳で、またちょっと留守に。
 

ご快癒お祈りしています

 投稿者:よいこ  投稿日:2008年10月21日(火)22時01分48秒
返信・引用
  お久しぶりです。…といっても、昔、サインをいただいたことがあるだけの1ファンなので、ご記憶ではないと思います。
消息をすっかり聞かなくなって、どうされているかと検索してみたら、ここがヒット!…わあ、お元気そうで!と喜んでやってまいりましたら「入院」の文字が。今、ご闘病中なのでしょうか。おまけに「休止宣言」…orz
漫画、アニメへの愛をいつもひしひしと感じさせてくださる方でしたので、過去ログなど読みながら「ああ、やっぱり電脳コイルはツボだったか!」「ナージャも見ていらしたんだなあ」などと思いを馳せました。「ポニョ」は未見で、ちょっと自分が反ジブリ(というか、プロデューサーが嫌い)に走っていたのですが、ゆ〜さくさんがここまで惚れこむのならきっと良い作品に違いないと思いました。

それから、「作品」が読みたいです。
あれから世の中もいろいろありましたが、挑戦的なギャグを交えながら、鋭い視点で斬りつつ自分の「愛」を描ける稀有なあの作家の作品が、見たい。
ロリ、獣姦。世間は「変態」というかもしれない。私も子どもを持つ母親なのでおおっぴらにそれを認めるわけにもいかないけれど、「豊島ゆ〜さく」作品は、一本筋が通った良識を感じさせ、知的で、可愛くて、いやらしくて、おもしろかった!

せめて、ここでの復活とご快癒を祈りつつ、ここをお気に入りの巡回コースに入れ、コメントさせていただきます。
 

ねぎぼうずのあさたろう

 投稿者:へのへの茂平次  投稿日:2008年10月12日(日)08時04分49秒
返信・引用
  面白かったです! やはり、王道ものはいいなぁ・・
ttp://www.toei-anim.co.jp/tv/negibozu/
 

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